JP2000324193A - 通信装置及びデータバーストの識別方法 - Google Patents

通信装置及びデータバーストの識別方法

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JP2000324193A
JP2000324193A JP2000115894A JP2000115894A JP2000324193A JP 2000324193 A JP2000324193 A JP 2000324193A JP 2000115894 A JP2000115894 A JP 2000115894A JP 2000115894 A JP2000115894 A JP 2000115894A JP 2000324193 A JP2000324193 A JP 2000324193A
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    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
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  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データバーストの種類を容易且つ簡単に識別
することができる。 【解決手段】 遅延部21はIQ復調部13からのデー
タサンプルを遅延する。共役演算部22は遅延されたデ
ータサンプルの共役複素数を求める。乗算部25はデー
タサンプルの共役複素数とIQ復調部13からのデータ
サンプルを乗算する。移動平均計算部26は連続する複
数の乗算値の平均値を求める。自乗計算部23はIQ復
調部13からのデータサンプルの絶対値を二乗する。移
動平均計算部24は連続する複数の自乗値の平均値を求
める。除算部27は移動平均計算部26からの平均値を
移動平均計算部24からの平均値で割り算する。絶対値
部28は除算結果の絶対値を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信装置及びデー
タバーストの識別方法に関し、特に、デジタル通信シス
テムにおいて制御データバースト及びユーザデータバー
ストを送受信する通信装置及び第1の通信装置から送信
される第1の種類のデータバーストと第2の通信装置か
ら送信される第2の種類のデータバーストとを識別する
データバーストの識別方法に関する。本発明の通信装置
は、デジタル通信システムの基地局又は移動端末装置で
ある。第1の通信装置及び第2の通信装置は、それぞれ
基地局及び移動端末装置である。または、2つの移動端
末装置が、直接相互に通信することができる。特に、本
発明は、受信されるデータバーストのトラフィック方向
を識別することができる。
【0002】
【従来の技術】デジタル通信システムにおいて、基地局
は、通常所定のセル内で複数の移動端末装置、すなわち
ユーザ端末装置と通信を行う。基地局から移動端末装置
へのデータの送信は、ダウンリンクといい、移動端末装
置から基地局へのデータの送信は、アップリンクとい
う。ところで、ある通信システムでは、移動端末装置間
でデータバースト(data burst)を直接伝送することがで
きる。制御データと音声データなどのユーザデータの両
方のデータは、データバーストとして伝送される。デー
タバーストを伝送するために、複数の伝送チャンネルが
定められている。伝送チャンネルは、用いられる伝送シ
ステムによって異なっている。しかし、どの通信システ
ムにおいて、同期データ、制御データ及びユーザデータ
を伝送するための伝送チャンネルが、必要とされる。同
期データによって、移動端末装置は、そのタイムフレー
ムを基地局のタイミングに合わせる。制御チャンネル
は、例えば各セルにおいて報知制御データ(broadcast c
ontrol data)を全ての移動端末装置に送信する基地局に
よって用いられる。同期チャンネルは、制御チャンネル
の1部、例えば報知制御チャンネルである。データチャ
ンネルは、ユーザデータを基地局に送信する移動端末装
置及びユーザデータを移動端末装置に送信する基地局に
よって用いられる。
【0003】図8は、主として共通チャンネルからなる
媒体アクセスコントロールチャンネル(media access c
ontrol channel:以下、MACという。)のタイムフレ
ームの構造を示す図である。MACのタイムフレーム構
造は、図8に示すように、各セルにおいて報知制御デー
タを全ての移動端末装置に報知する基地局によって用い
られる報知チャンネル(broadcast control channel:
以下、BCCHという。)などの制御チャンネルと、ユ
ーザデータのアップリンク伝送又はダウンリンク伝送に
用いられるトラフィックチャンネルと、ランダムアクセ
スチャンネル(Random Access Channel:以下、RAC
Hという。)とからなる。RACHは、サービスの要求
を基地局に送信する移動端末装置によって用いられる。
例えば、移動端末装置がユーザデータを基地局に送信す
るデータチャンネルを必要とするとき、移動端末装置
は、サービス要求をRACHを介して基地局に送る。サ
ービス要求を受信する基地局は、サービス要求に応答し
て要求に対する許可又は不許可メッセージを返信する。
【0004】図8に示すように、それぞれのチャンネル
の前方には、トレーニングシーケンス(training sequen
ce)、プリアンブル(preamble)及び/又はヘッダ(heade
r)が設けられている。トレーニングシーケンス、すなわ
ち同期ヘッダは、主として、例えば伝送チャンネルを介
してデータバーストを受信する基地局又は移動端末装置
の受信機で正確な同期を取るために用いられ、伝送され
てくるデータバーストの受信を確実にするとともに、デ
ータの送信に用いられる。例えば、トレーニングシーケ
ンスは、所定数の繰返しパターン、すなわちシンボルか
らなり、各シンボルは、ある数のサンプルからなる。通
常、トレーニングシーケンスにおける全てのシンボル、
すなわち繰返しパターンは同一であり、すなわち同じ形
状又は内容を有している。
【0005】移動通信グローバル方式(Global System
for Mobile Communications:以下、GSM−system)
では、通常のユーザデータバースト、同期バースト及び
ランダムアクセスバーストは、トレーニングシーケンス
を含んでいる。通常のユーザデータバーストでは、トレ
ーニングシーケンスは、タイムスロットの中央に位置
し、26ビットからなる。同期バーストでも、トレーニ
ングシーケンスは、タイムスロットの中央に位置する
が、64ビットからなる。ランダムアクセスバーストで
は、トレーニングシーケンスは、タイムスロットの前部
に位置し、41ビットからなる。この場合、異なる種類
のデータバーストを受信する通信装置は、データバース
トの種類をその異なるトレーニングシーケンスによって
容易に識別でき、ダウンリンクデータバーストとアップ
リンクデータバーストを問題なく識別することができ
る。したがって、移動端末装置は、1つのセルにおいて
基地局から全ての移動端末装置に報知される報知制御デ
ータバーストと、他の移動端末装置から基地局に送信さ
れるユーザデータバースト又はランダムアクセスバース
トとを容易に識別することができる。ところで、異なる
種類のデータバーストに対して異なる長さ又は形状のト
レーニングシーケンスを用いると、受信機は、数多くの
異なる種類のトレーニングシーケンスを処理しなければ
ならず、受信機の回路構成が複雑になる。
【0006】周波数分割多元接続方式(frequency divis
ion multiple access)、時分割多元接続方式(time divi
sion multiple access)又は符号分割多元接続方式(code
division)などのデジタル通信システムにおいて用いら
れる多元接続方式に依存するが、移動端末装置は、デー
タバーストが基地局から送信されたのか、他の移動端末
装置から送信されたのかを識別するのに、有用な周波数
又はコードなどの他の基準を必要とする。他の基準を用
いる場合は、異なる種類のデータバーストに対して、同
一のトレーニングシーケンスを用いることができる。と
ころで、例えば同じキャリア周波数が用いられる時分割
デュープレックスモード(time division duplex mod
e)のように、他に利用できる基準がないときは、異な
る種類のデータバーストに対して同一のトレーニングシ
ーケンスを用いると、移動端末装置は、データバースト
が基地局から送信されているのか、他の移動端末装置か
ら送信されているのかを識別することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した実
情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、デジ
タル通信システムにおける制御データバーストとユーザ
データバーストが伝送される際に、データバーストの種
類を容易且つ簡単に識別することができる通信装置を提
供することである。また、本発明の目的は、デジタル通
信システムにおいて、第1の通信装置から送信される第
1の種類のデータバーストと、第2の通信装置から送信
される第1の種類とは異なる第2の種類のデータバース
トとを識別するデータバーストの識別方法を提供するこ
とである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めに、本発明に係る通信装置は、デジタル通信システム
における制御データバースト及びユーザデータバースト
を送受信する通信装置において、第1のトレーニングシ
ーケンスを有する第1の種類のバーストを含むデータバ
ーストと、第2のトレーニングシーケンスを有する上記
第1の種類とは異なる第2の種類のバーストを含むデー
タバーストを受信する受信手段と、受信されたデータバ
ーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果
を出力する相関手段と、データバーストのトレーニング
シーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、受信さ
れたデータバーストの種類を認識する認識手段とを備え
る。
【0009】また、本発明に係るデータバーストの識別
方法は、第1の通信装置から送信される第1のトレーニ
ングシーケンスを有する第1の種類のデータバースト
と、第2の通信装置から送信される第2のトレーニング
シーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種
類のデータバーストとを識別するデータバーストの識別
方法において、データバーストを受信するステップと、
受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求
めて、自動相関結果を出力するステップと、データバー
ストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値
に基づいて、トレーニングシーケンスの種類を認識する
認識ステップとを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信装置及び
データバースト識別方法について、図面を参照しながら
説明する。
【0011】図1は、デジタル通信システムにおける制
御データバースト(control data burst)及びユーザデ
ータバースト(user data burst)を送受信する、本発
明を適用した通信装置の具体的な構成を示すブロック図
である。図1に示すように、通信装置10は、例えば、
デジタル通信システムにおける移動端末装置、基地局、
移動端末装置の一部、又は基地局の一部である。
【0012】通信装置10は、図1に示すように、デジ
タル通信システムの基地局などの送信側からのデータバ
ーストを受信するアンテナ11を備える。アンテナ11
で受信された高周波のデータバーストは高周波部12に
供給され、高周波部12は、高周波のデータバーストを
ベースバンド信号にダウンコンバートして、IQ復調部
13に供給する。IQ復調部13は、ダウンコンバート
された信号を、復調して、得られるデータシーケンスを
相関部20に供給する。相関部20は、データシーケン
スの相関を自動的に求め、得られる自動相関結果を認識
部30に供給する。認識部30は、データバースト中の
トレーニングシーケンス(training sequence)の自動
相関結果の位相値に基づいて、受信されたデータバース
トの種類を認識する。この受信されたデータバーストの
種類情報は、例えば、復号部14に供給され、更にデー
タ処理を行うかどうかを決定するのに用いられる。な
お、通信装置10は、上述した回路以外に、デジタル通
信システムにおける情報を受信し、受信されたデータバ
ーストをユーザが見ることができる又は聴くことができ
る信号に変換し、また、ユーザの音声データ又は書き込
んだデータを他の通信装置に送信するデータバーストに
変換するのに必要な全ての回路を備えるが、図1には、
本発明を説明するのに必要な部分のみを示している。
【0013】本発明を適用した通信装置10は、第1の
種類のデータバーストの第1のトレーニングシーケンス
の自動相関結果と、第1の種類とは異なる第2の種類の
データバーストの第2のトレーニングシーケンスの自動
相関結果とを処理することによって、第1の種類のデー
タバーストと第2の種類のデータバーストを識別するこ
とができる。第1の種類のデータバーストがデジタル通
信システムの基地局から送信され、第2の種類のデータ
バーストが移動端末装置から送信されてきたとき、通信
装置10は、アップリンクデータバーストとダウンリン
クデータバーストを識別し、これに基づいて受信される
データバーストを更に処理するかを決定することができ
る。第1の種類のデータバーストがデジタル通信システ
ムの第1の移動端末装置から送信され、第2の種類のデ
ータバーストが第2の移動端末装置から送信されてきた
とき、通信装置10は、第1の移動端末装置からのデー
タバーストと第2の移動端末装置からのデータバースト
を識別し、これに基づいて受信されるデータバーストを
更に処理するかを決定することができる。
【0014】図2は、本発明を適用した第1のトレーニ
ングシーケンス及び第2のトレーニングシーケンスの構
造を示す図である。第1のトレーニングシーケンスと第
2のトレーニングシーケンスは、同じ長さ、すなわち同
じ数のパターン又はシンボルs1,s2,...,s
(k−1),s(k)を有し、これによって、各シンボ
ルは、同じサンプル数を有する。第1のトレーニングシ
ーケンスの各シンボルは、互いに同じ、すなわち同じサ
ンプルシーケンス(sample sequence)を有する。下記
の式は、シンボルに対して成立するので、第1のトレー
ニングシーケンスのサンプルに対しても成立する。
【0015】Sk(t)=Sk-1(t) ここで、0≦k≦K、0≦t≦Tである。Kは、トレー
ニングシーケンス内のシンボルの全数であり、Tは、1
つのシンボルの期間、すなわち長さであり、tは、時
刻、すなわちサンプル番号と見なすことができる。サン
プルは、複素値(complex value)を有する。
【0016】第2のトレーニングシーケンスでは、全て
のシンボルは、前のシンボルを逆にしたものである。す
なわち、第2のトレーニングシーケンスのシンボルは、
同じ絶対値を有し、例えば各シンボルの第1、第2、第
3等のサンプルは、同じ絶対値を有する。したがって、
下記の式は、シンボルに対して成立し、第2のトレーニ
ングシーケンスのサンプルに対しても成立する。
【0017】Sk(t)=−Sk-1(t) ここで、0≦k≦K、0≦t≦Tである。Kは、トレー
ニングシーケンス内のシンボルの全数であり、Tは、1
つのシンボルの期間、すなわち長さであり、tは、時
刻、すなわちサンプル番号と見なすことができる。第2
のトレーニングシーケンスは、第1のトレーニングシー
ケンスと同じ長さ、すなわちシンボル数と、第1のトレ
ーニングシーケンスと同じシンボル期間、すなわちサン
プル数を有することができるが、必ずしもそうである必
要はない。第1のトレーニングシーケンスと第2のトレ
ーニングシーケンスのシンボルの内容、すなわち絶対値
は同一であるので、第2のトレーニングシーケンスの全
てのシンボルは、前のシンボルを逆にしたものである。
これは、1つのシンボルの第1、第2、第3等の全ての
サンプルは、前のシンボルの第1、第2、第3等の各サ
ンプル値の極性を逆にしたものであることを意味してい
る。第1のトレーニングシーケンスのシンボルは、互い
に逆にしたものでない。第2のトレーニングシーケンス
のシンボルをこのように逆にすることにより、認識部3
0で実行される自動相関処理において、第1のトレーニ
ングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスに対し
て異なる位相特性を得ることができ、第1のトレーニン
グシーケンスと第2のトレーニングシーケンス、したが
って第1の種類のデータバーストと第2の種類のデータ
バーストを互いに識別することができる。
【0018】なお、本発明は、上述した第2のトレーニ
ングシーケンスのシンボルの極性の反転に限定されるも
のではなく、例えば、第1のトレーニングシーケンスと
第2のトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相差
が得られる限り、第1のトレーニングシーケンスのサン
プルに対応する第2のトレーニングシーケンスの2つお
き、3つおき、・・・のシンボル、あるいは唯一又は2
つのシンボルを逆にするようにしてもよい。また、第1
のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケ
ンスの全てのシンボルが、同じ絶対値を有する必要はな
い。なお、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレ
ーニングシーケンスの全シンボルの絶対値が同じである
と、送信側の生成及び送信回路を、デジタル通信システ
ムの全ての通信装置において用いることができ、データ
バーストの種類に応じて必要とされる変更が少ない。受
信側の受信及び認識機構、例えば本発明を適用した通信
装置10の相関部20、認識部30などは、異なる長さ
のトレーニングシーケンスを処理することができるの
で、デジタル通信システムの全ての通信装置において用
いることができる。例えば、8シンボルの長さを有する
第1のトレーニングシーケンスと6シンボルの長さを有
する第2のトレーニングシーケンスが受信されると、両
方のトレーニングシーケンスは、相関部20において同
じ方法で処理され、相関ピークの振幅(amplitude of c
orrelation peak)と相関ピークの位置(position of c
orrelation peak)は異なることがあるが、認識部30
は、自動相関結果の位相情報に基づき、第1のトレーニ
ングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスを識別
することができる。
【0019】図3は、本発明を適用した通信装置10に
おける受信されたデータバーストの相関を自動的に求め
る相関部20の具体的な構成を示すブロック図である。
【0020】受信されたデータバーストは、IQ復調部
13によって処理され、それに対応する出力データが、
データサンプルの形状で相関部20に供給される。相関
部20は、図3に示すように、IQ復調部13からのデ
ータサンプルを遅延する遅延部21と、遅延されたデー
タサンプルの共役複素数を求める共役演算部22と、デ
ータサンプルの共役複素数とIQ復調部13からのデー
タサンプルを乗算する乗算部25と、連続する複数の乗
算値の平均値を求める移動平均計算部26と、IQ復調
部13からのデータサンプルの絶対値を二乗する自乗計
算部23と、連続する複数の自乗値の平均値を求める移
動平均計算部24と、移動平均計算部26からの平均値
を移動平均計算部24からの平均値で割り算する除算部
27と、除算結果の絶対値を求める絶対値部28とを備
える。
【0021】遅延部21は、IQ復調部13から供給さ
れるデータサンプルを、例えば遅延係数Dac分順次遅延
して、共役演算部22に供給する。共役演算部22は、
遅延されたデータサンプルの共役複素値を求めて、得ら
れる共役複素数データサンプルを乗算部25に供給す
る。乗算部25は、共役複素数データサンプルと、IQ
復調部13からのデータサンプル、すなわち遅延されて
いないデータサンプルとを乗算して、乗算結果(積)を
移動平均計算部26に供給する。ここで、例えば、遅延
部21がデータサンプルを1サンプル分遅延するとき
は、乗算部25は、1サンプル前のデータサンプルの共
役複素値と現在のデータサンプルとを乗算する。移動平
均計算部26は、大きさがWのウィンドウを有し、この
ウィンドウ内に含まれる連続した複数の乗算結果の平均
値x(i)を順次求め、平均値x(i)を除算部27に
供給する。一方、自乗計算部23は、IQ復調部13か
ら供給されるデータサンプルの絶対値を順次二乗して、
得られる自乗値を移動平均計算部24に供給する。移動
平均計算部24は、同じく大きさがWのウィンドウを有
し、このウィンドウ内に含まれる連続した複数の自乗値
の平均値y(i)を順次求め、平均値y(i)を除算部
27に供給する。
【0022】除算部27は、移動平均計算部24からの
平均値x(i)を移動平均計算部26からの平均値y
(i)で割って正規化された値x(i)/y(i)を求
め、これを自動相関結果R(i)として、絶対値部28
及び認識部30に供給する。絶対値部28は、自動相関
結果R(i)の絶対値を求め、得られる絶対値|R
(i)|を出力する。そして、この絶対値|R(i)|
は、正しい相関値のピークを検出するために、閾値と比
較されたり、又はその最大値が検出される。すなわち、
絶対値部28の出力である絶対値|R(i)|は、例え
ばトレーニングシーケンスの最後において、自動相関結
果のピークを示しており、通信装置10は、この絶対値
|R(i)|を用いて正確なタイミングを検出し、デジ
タル通信システムの他の通信装置に同期する。
【0023】また、自動相関結果の自動相関ピーク位置
における複素値は、周波数オフセットを見積もるために
も用いることができる。理想的には、自動相関ピーク位
置は、トレーニングシーケンスの最後のサンプルの時刻
(timepoint)に可能な限り一致させるべきである。ま
た、除算部27の正規化された出力、すなわち自動相関
結果は、認識部30にも供給され、認識部30は、自動
相関結果に基づいて、受信されたデータバーストの種類
を認識する。
【0024】なお、例えば、自乗計算部23、移動平均
計算部24及び除算部27は必ずしも必要ではなく、認
識部30において、正規化されない信号を用いて自動相
関ピークを検出して、受信されたデータバーストの種類
を認識するようにしてもよい。この場合、移動平均計算
部26の出力が自動相関結果となる。
【0025】サンプルが遅延部21によって遅延される
遅延値Dacは、Dac=T/Tsを満たす必要がある。こ
こで、Tsは、デジタル通信システムのサンプリングレ
ートである。また、移動平均値を求めるためのウィンド
ウの大きさWは、W=T×(K−1)/Tsを満たす必
要がある。ここで、Tは、第1のトレーニングシーケン
ス及び第2のトレーニングシーケンスにおける1シンボ
ルの長さ(期間)であり、Kは、第1のトレーニングシ
ーケンスと第2のトレーニングシーケンス内におけるシ
ンボルの全数である。さらに、f≦±≦1/4Tを満た
す必要があり、fは、デジタル通信システムの最大許容
周波数オフセットである。
【0026】図4は、絶対値部28の出力の具体例を示
す図である。図4において、横軸はサンプル数であり、
縦軸は振幅又は位相の大きさであり、絶対値部28の出
力の振幅Aを実線で示し、位相φを点線で示す。図4に
示す具体例では、第1のトレーニングシーケンスを、T
/Ts=16、K=6が成立するものとしている。自動
相関ピークは、トレーニングシーケンスの最後のサンプ
ル、すなわちサンプル番号が96のときに得られる。図
4に示す具体例では、上述したSk(t)=Sk-1(t)
式が成立するときである。したがって、トレーニングシ
ーケンスの各シンボルは、同じ形状と同じサンプル内容
を有する。除算部27の出力の位相である位相φは、点
線で示すように、トレーニングシーケンスの全体の期間
中及び自動相関ピークを越えても、ゼロのままである。
【0027】図5は、Sk(t)=−Sk-1(t)を満足
する第2のトレーニングシーケンスに対する相関部20
の出力の振幅Aの絶対値と、その位相を示す図である。
この場合、トレーニングシーケンスの各シンボルは、前
のシンボルの極性を逆にしたものである。図5の具体例
では、トレーニングシーケンスを、T/Ts=16、K
=4が成立するものとし、トレーニングシーケンスの最
後のサンプルのサンプル番号は64であり、このときの
振幅Aが自動相関ピークとなる。自動相関ピーク時又は
トレーニングシーケンスの期間中の自動相関結果の位相
φによって、図4に示す第1のトレーニングシーケンス
を明確に識別することができる。
【0028】図4に示す具体例のトレーニングシーケン
スと比較すると、図4に示す具体例では、位相φがトレ
ーニングシーケンスの全期間及び自動相関ピークを越え
てもゼロのままであるのに対し、図5に示す具体例であ
る全てのシンボルが前のシンボルの極性を逆にされたト
レーニングシーケンスの位相φは、トレーニングシーケ
ンス期間とトレーニングシーケンスの終わりに、すなわ
ちサンプル番号が64において極めて異なる位相特性を
示す。したがって、自動相関結果の位相情報に基づき、
異なるトレーニングシーケンスを識別することができる
とともに、データバーストの種類を明確に識別すること
ができる。すなわち、自動相関ピーク前のトレーニング
シーケンス期間中又は自動相関ピーク時の位相値を、識
別に用いることができる。
【0029】図6、図7は、トレーニングシーケンスの
自動相関結果の位相値に基づいてデータバーストの種類
を認識する認識部30の具体的な構成をそれぞれ示すブ
ロック図である。
【0030】認識部30は、図6に示すように、自動相
関結果を実部と虚部に分離する分離部31と、実部の極
性を検出する極性検出部32と、データバーストの種類
を判別する判別部33とを備える。
【0031】分離部31は、除算部27から供給される
正規化された自動相関結果を実部と虚部に分離して、実
部を極性検出部32に供給する。実部の位相の絶対値が
π/2以下のときは、実部の極性は正であり、実部の位
相の絶対値がπ/2より大きく、π未満のときは、実部
の極性値が負であることから、自動相関結果の実部の極
性検出は、単なる位相検出と見なすことができる。した
がって、極性検出部32は、自動相関結果の実部が正又
は負であるという情報を、判別部33に出力する。33
は、極性検出部32からの情報に基づき、受信されるデ
ータバーストの種類を判別して、通信装置10で更なる
処理を行うかを示す制御情報を発生する。図6に示すよ
うに、認識部30の回路構造は、非常に簡単である。
【0032】また、他の実施例として、認識部30は、
図7に示すように、除算部27から供給される正規化さ
れた自動相関結果の位相を検出する位相検出部34と、
検出された位相を閾値と比較する比較部35とを備え
る。位相検出部34は、除算部27から供給される正規
化された自動相関結果の位相を検出し、検出した位相を
比較部35に供給する。すなわち、位相検出部34は、
例えば、自動相関結果の角度を計算し、この角度から位
相値を算出する。比較部35は、この検出された位相を
所定の閾値と比較して、データバーストの種類を判定す
る。なお、この図7に示す回路構成は、図6に示すもの
よりも複雑である。
【0033】上述した実施例からも明らかなように、本
発明では、データバーストの種類に対して極めて簡単な
構成のトレーニングシーケンスを用いることができると
ともに、受信側においてそれらのトレーニングシーケン
スを識別することができる。すなわち、アップリンクト
ラフィックとダウンリンクトラフィックを識別すること
ができる。また、相関部20は、同期を取るための自動
相関ピーク検出に用いられ、また、その位相情報に基づ
いてデータバーストの種類を識別するのにも用いられ
る。すなわち、デジタル通信装置の基地局及び移動端末
装置の製造コストを安くすることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、データバーストを受信し、受
信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求め
て、自動相関結果を出力する。データバーストのトレー
ニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、
トレーニングシーケンスの種類を認識する。これによ
り、デジタル通信システムにおける制御データバースト
とユーザデータバーストが伝送される際に、データバー
ストの種類を容易且つ簡単に識別することができる。ま
た、デジタル通信システムにおいて、第1の通信装置か
ら送信される第1の種類のデータバーストと、第2の通
信装置から送信される第1の種類とは異なる第2の種類
のデータバーストとを識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル通信システムにおける制御データバー
スト及びユーザデータバーストを送受信する、本発明を
適用した通信装置の具体的な構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明を適用した第1のトレーニングシーケン
ス及び第2のトレーニングシーケンスの構造を示す図で
ある。
【図3】本発明を適用した通信装置における受信された
データバーストの相関を自動的に求める相関部の具体的
な構成を示すブロック図である。
【図4】絶対値部28の出力の具体例を示す図である。
【図5】第2のトレーニングシーケンスに対する相関部
の出力の振幅Aの絶対値と、その位相を示す図である。
【図6】トレーニングシーケンスの自動相関結果の位相
値に基づいてデータバーストの種類を認識する認識部の
具体的な構成を示すブロック図である。
【図7】認識部の他の具体的な構成を示すブロック図で
ある。
【図8】媒体アクセスコントロールチャンネルのタイム
フレームの構造を示す図である。
【符号の説明】
20 相関部、21 遅延部、23 自乗計算部、24
移動平均計算部、25乗算部、26 移動平均計算
部、27 除算部、28 絶対値部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ドレ ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミッ ト ベシュレンクテル ハフツング シュ トゥットゥガルト テクノロジーセンター 内 (72)発明者 ラルフ ボンケ ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミッ ト ベシュレンクテル ハフツング シュ トゥットゥガルト テクノロジーセンター 内 (72)発明者 ティノ コンシャック ドイツ連邦共和国 ディー−70736 フェ ルバッハシュトゥットゥガルター シュト ラーセ 106 ソニー インターナショナ ル(ヨーロッパ) ゲゼルシャフト ミッ ト ベシュレンクテル ハフツング シュ トゥットゥガルト テクノロジーセンター 内

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル通信システムにおける制御デー
    タバースト及びユーザデータバーストを送受信する通信
    装置において、 第1のトレーニングシーケンスを有する第1の種類のバ
    ーストを含むデータバーストと、第2のトレーニングシ
    ーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種類
    のバーストを含むデータバーストを受信する受信手段
    と、 上記受信されたデータバーストのデータの相関を自動的
    に求めて、自動相関結果を出力する相関手段と、 上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相
    関結果の位相値に基づいて、受信されたデータバースト
    の種類を認識する認識手段とを備える通信装置。
  2. 【請求項2】 上記認識手段は、上記データバーストの
    トレーニングシーケンスの自動相関結果の位相を検出す
    る検出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の通
    信装置。
  3. 【請求項3】 上記認識手段は、上記受信されたデータ
    バーストの種類を認識するために、上記検出された位相
    を所定の位相閾値と比較する比較手段を備えることを特
    徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 【請求項4】 上記認識手段は、上記データバーストの
    トレーニングシーケンスの自動相関結果の実部の極性の
    値を検出する検出手段と、該極性の値に基づき受信され
    たデータバーストの種類を決定する決定手段とを備える
    ことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 【請求項5】 上記第1のトレーニングシーケンス又は
    上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボル
    は、それぞれ前のシンボルの極性を逆にしたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の
    通信装置。
  6. 【請求項6】 上記第1のトレーニングシーケンス及び
    上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボル
    は、同じサンプル数を有するとともに、同じ絶対値を有
    することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 【請求項7】 上記デジタル通信システムの移動端末装
    置であり、上記第1の種類のバーストは、基地局からの
    ダウンリンクデータバーストであり、上記第2の種類の
    バーストは、別の移動端末装置からのアップリンクデー
    タバーストであることを特徴とする請求項1乃至6のい
    ずれか1項記載の通信装置。
  8. 【請求項8】 第1の通信装置から送信される第1のト
    レーニングシーケンスを有する第1の種類のデータバー
    ストと、第2の通信装置から送信される第2のトレーニ
    ングシーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2
    の種類のデータバーストとを識別するデータバーストの
    識別方法において、 データバーストを受信するステップと、 上記受信されたデータバーストのデータの相関を自動的
    に求めて、自動相関結果を出力するステップと、 上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相
    関結果の位相値に基づいて、上記トレーニングシーケン
    スの種類を認識する認識ステップとを有するデータバー
    ストの識別方法。
  9. 【請求項9】 上記認識ステップは、上記トレーニング
    シーケンスの自動相関結果の位相を検出するステップを
    有することを特徴とする請求項8に記載のデータバース
    トの識別方法。
  10. 【請求項10】 上記認識ステップは、上記受信された
    データバーストの種類を認識するために、上記検出され
    た位相を所定の位相閾値と比較する比較ステップを有す
    ることを特徴とする請求項9記載のデータバーストの識
    別方法。
  11. 【請求項11】 上記認識ステップは、上記トレーニン
    グシーケンスの自動相関結果の実部の極性の値を検出す
    る検出ステップと、上記極性の値に基づいて、受信され
    たデータバーストの種類を決定する決定ステップとを有
    することを特徴とする請求項8記載のデータバーストの
    識別方法。
  12. 【請求項12】 上記第1のトレーニングシーケンス又
    は上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボル
    は、それぞれ前のシンボルの極性を逆にしたものである
    ことを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 上記第1のトレーニングシーケンス及
    び上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボル
    は、同じサンプル数を有するとともに、同じ絶対値を有
    することを特徴とする請求項12に記載のデータバース
    トを識別する方法。
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