JP4440422B2 - 通信装置及びデータバーストの識別方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置及びデータバーストの識別方法に関し、特に、デジタル通信システムにおいて制御データバースト及びユーザデータバーストを送受信する通信装置及び第1の通信装置から送信される第1の種類のデータバーストと第2の通信装置から送信される第2の種類のデータバーストとを識別するデータバーストの識別方法に関する。本発明の通信装置は、デジタル通信システムの基地局又は移動端末装置である。第1の通信装置及び第2の通信装置は、それぞれ基地局及び移動端末装置である。または、2つの移動端末装置が、直接相互に通信することができる。特に、本発明は、受信されるデータバーストのトラフィック方向を識別することができる。
【0002】
【従来の技術】
デジタル通信システムにおいて、基地局は、通常所定のセル内で複数の移動端末装置、すなわちユーザ端末装置と通信を行う。基地局から移動端末装置へのデータの送信は、ダウンリンクといい、移動端末装置から基地局へのデータの送信は、アップリンクという。ところで、ある通信システムでは、移動端末装置間でデータバースト(data burst)を直接伝送することができる。制御データと音声データなどのユーザデータの両方のデータは、データバーストとして伝送される。データバーストを伝送するために、複数の伝送チャンネルが定められている。伝送チャンネルは、用いられる伝送システムによって異なっている。しかし、どの通信システムにおいて、同期データ、制御データ及びユーザデータを伝送するための伝送チャンネルが、必要とされる。同期データによって、移動端末装置は、そのタイムフレームを基地局のタイミングに合わせる。制御チャンネルは、例えば各セルにおいて報知制御データ(broadcast control data)を全ての移動端末装置に送信する基地局によって用いられる。同期チャンネルは、制御チャンネルの1部、例えば報知制御チャンネルである。データチャンネルは、ユーザデータを基地局に送信する移動端末装置及びユーザデータを移動端末装置に送信する基地局によって用いられる。
【0003】
図8は、主として共通チャンネルからなる媒体アクセスコントロールチャンネル(media access control channel:以下、MACという。)のタイムフレームの構造を示す図である。MACのタイムフレーム構造は、図8に示すように、各セルにおいて報知制御データを全ての移動端末装置に報知する基地局によって用いられる報知チャンネル(broadcast control channel:以下、BCCHという。)などの制御チャンネルと、ユーザデータのアップリンク伝送又はダウンリンク伝送に用いられるトラフィックチャンネルと、ランダムアクセスチャンネル(Random Access Channel:以下、RACHという。)とからなる。RACHは、サービスの要求を基地局に送信する移動端末装置によって用いられる。例えば、移動端末装置がユーザデータを基地局に送信するデータチャンネルを必要とするとき、移動端末装置は、サービス要求をRACHを介して基地局に送る。サービス要求を受信する基地局は、サービス要求に応答して要求に対する許可又は不許可メッセージを返信する。
【0004】
図8に示すように、それぞれのチャンネルの前方には、トレーニングシーケンス(training sequence)、プリアンブル(preamble)及び/又はヘッダ(header)が設けられている。トレーニングシーケンス、すなわち同期ヘッダは、主として、例えば伝送チャンネルを介してデータバーストを受信する基地局又は移動端末装置の受信機で正確な同期を取るために用いられ、伝送されてくるデータバーストの受信を確実にするとともに、データの送信に用いられる。例えば、トレーニングシーケンスは、所定数の繰返しパターン、すなわちシンボルからなり、各シンボルは、ある数のサンプルからなる。通常、トレーニングシーケンスにおける全てのシンボル、すなわち繰返しパターンは同一であり、すなわち同じ形状又は内容を有している。
【0005】
移動通信グローバル方式(Global System for Mobile Communications:以下、GSM−system)では、通常のユーザデータバースト、同期バースト及びランダムアクセスバーストは、トレーニングシーケンスを含んでいる。通常のユーザデータバーストでは、トレーニングシーケンスは、タイムスロットの中央に位置し、26ビットからなる。同期バーストでも、トレーニングシーケンスは、タイムスロットの中央に位置するが、64ビットからなる。ランダムアクセスバーストでは、トレーニングシーケンスは、タイムスロットの前部に位置し、41ビットからなる。この場合、異なる種類のデータバーストを受信する通信装置は、データバーストの種類をその異なるトレーニングシーケンスによって容易に識別でき、ダウンリンクデータバーストとアップリンクデータバーストを問題なく識別することができる。したがって、移動端末装置は、1つのセルにおいて基地局から全ての移動端末装置に報知される報知制御データバーストと、他の移動端末装置から基地局に送信されるユーザデータバースト又はランダムアクセスバーストとを容易に識別することができる。ところで、異なる種類のデータバーストに対して異なる長さ又は形状のトレーニングシーケンスを用いると、受信機は、数多くの異なる種類のトレーニングシーケンスを処理しなければならず、受信機の回路構成が複雑になる。
【0006】
周波数分割多元接続方式(frequency division multiple access)、時分割多元接続方式(time division multiple access)又は符号分割多元接続方式(code division)などのデジタル通信システムにおいて用いられる多元接続方式に依存するが、移動端末装置は、データバーストが基地局から送信されたのか、他の移動端末装置から送信されたのかを識別するのに、有用な周波数又はコードなどの他の基準を必要とする。他の基準を用いる場合は、異なる種類のデータバーストに対して、同一のトレーニングシーケンスを用いることができる。ところで、例えば同じキャリア周波数が用いられる時分割デュープレックスモード(time division duplex mode)のように、他に利用できる基準がないときは、異なる種類のデータバーストに対して同一のトレーニングシーケンスを用いると、移動端末装置は、データバーストが基地局から送信されているのか、他の移動端末装置から送信されているのかを識別することができない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、デジタル通信システムにおける制御データバーストとユーザデータバーストが伝送される際に、データバーストの種類を容易且つ簡単に識別することができる通信装置を提供することである。また、本発明の目的は、デジタル通信システムにおいて、第1の通信装置から送信される第1の種類のデータバーストと、第2の通信装置から送信される第1の種類とは異なる第2の種類のデータバーストとを識別するデータバーストの識別方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る通信装置は、デジタル通信システムにおける制御データバースト及びユーザデータバーストを送受信する通信装置において、第1のトレーニングシーケンスを有する第1の種類のバーストを含むデータバーストと、第2のトレーニングシーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種類のバーストを含むデータバーストを受信する受信手段と、受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果を出力する相関手段と、データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、受信されたデータバーストの種類を認識する認識手段とを備える。
【0009】
また、本発明に係るデータバーストの識別方法は、第1の通信装置から送信される第1のトレーニングシーケンスを有する第1の種類のデータバーストと、第2の通信装置から送信される第2のトレーニングシーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種類のデータバーストとを識別するデータバーストの識別方法において、データバーストを受信するステップと、受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果を出力するステップと、データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、トレーニングシーケンスの種類を認識する認識ステップとを有する。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る通信装置及びデータバースト識別方法について、図面を参照しながら説明する。
【0011】
図1は、デジタル通信システムにおける制御データバースト(control data burst)及びユーザデータバースト(user data burst)を送受信する、本発明を適用した通信装置の具体的な構成を示すブロック図である。図1に示すように、通信装置10は、例えば、デジタル通信システムにおける移動端末装置、基地局、移動端末装置の一部、又は基地局の一部である。
【0012】
通信装置10は、図1に示すように、デジタル通信システムの基地局などの送信側からのデータバーストを受信するアンテナ11を備える。アンテナ11で受信された高周波のデータバーストは高周波部12に供給され、高周波部12は、高周波のデータバーストをベースバンド信号にダウンコンバートして、IQ復調部13に供給する。IQ復調部13は、ダウンコンバートされた信号を、復調して、得られるデータシーケンスを相関部20に供給する。相関部20は、データシーケンスの相関を自動的に求め、得られる自動相関結果を認識部30に供給する。認識部30は、データバースト中のトレーニングシーケンス(training sequence)の自動相関結果の位相値に基づいて、受信されたデータバーストの種類を認識する。この受信されたデータバーストの種類情報は、例えば、復号部14に供給され、更にデータ処理を行うかどうかを決定するのに用いられる。なお、通信装置10は、上述した回路以外に、デジタル通信システムにおける情報を受信し、受信されたデータバーストをユーザが見ることができる又は聴くことができる信号に変換し、また、ユーザの音声データ又は書き込んだデータを他の通信装置に送信するデータバーストに変換するのに必要な全ての回路を備えるが、図1には、本発明を説明するのに必要な部分のみを示している。
【0013】
本発明を適用した通信装置10は、第1の種類のデータバーストの第1のトレーニングシーケンスの自動相関結果と、第1の種類とは異なる第2の種類のデータバーストの第2のトレーニングシーケンスの自動相関結果とを処理することによって、第1の種類のデータバーストと第2の種類のデータバーストを識別することができる。第1の種類のデータバーストがデジタル通信システムの基地局から送信され、第2の種類のデータバーストが移動端末装置から送信されてきたとき、通信装置10は、アップリンクデータバーストとダウンリンクデータバーストを識別し、これに基づいて受信されるデータバーストを更に処理するかを決定することができる。第1の種類のデータバーストがデジタル通信システムの第1の移動端末装置から送信され、第2の種類のデータバーストが第2の移動端末装置から送信されてきたとき、通信装置10は、第1の移動端末装置からのデータバーストと第2の移動端末装置からのデータバーストを識別し、これに基づいて受信されるデータバーストを更に処理するかを決定することができる。
【0014】
図2は、本発明を適用した第1のトレーニングシーケンス及び第2のトレーニングシーケンスの構造を示す図である。第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスは、同じ長さ、すなわち同じ数のパターン又はシンボルs1,s2,...,s(k−1),s(k)を有し、これによって、各シンボルは、同じサンプル数を有する。第1のトレーニングシーケンスの各シンボルは、互いに同じ、すなわち同じサンプルシーケンス(sample sequence)を有する。下記の式は、シンボルに対して成立するので、第1のトレーニングシーケンスのサンプルに対しても成立する。
【0015】
k(t)=Sk-1(t)
ここで、0≦k≦K、0≦t≦Tである。Kは、トレーニングシーケンス内のシンボルの全数であり、Tは、1つのシンボルの期間、すなわち長さであり、tは、時刻、すなわちサンプル番号と見なすことができる。サンプルは、複素値(complex value)を有する。
【0016】
第2のトレーニングシーケンスでは、全てのシンボルは、前のシンボルを逆にしたものである。すなわち、第2のトレーニングシーケンスのシンボルは、同じ絶対値を有し、例えば各シンボルの第1、第2、第3等のサンプルは、同じ絶対値を有する。したがって、下記の式は、シンボルに対して成立し、第2のトレーニングシーケンスのサンプルに対しても成立する。
【0017】
k(t)=−Sk-1(t)
ここで、0≦k≦K、0≦t≦Tである。Kは、トレーニングシーケンス内のシンボルの全数であり、Tは、1つのシンボルの期間、すなわち長さであり、tは、時刻、すなわちサンプル番号と見なすことができる。第2のトレーニングシーケンスは、第1のトレーニングシーケンスと同じ長さ、すなわちシンボル数と、第1のトレーニングシーケンスと同じシンボル期間、すなわちサンプル数を有することができるが、必ずしもそうである必要はない。第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスのシンボルの内容、すなわち絶対値は同一であるので、第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルは、前のシンボルを逆にしたものである。これは、1つのシンボルの第1、第2、第3等の全てのサンプルは、前のシンボルの第1、第2、第3等の各サンプル値の極性を逆にしたものであることを意味している。第1のトレーニングシーケンスのシンボルは、互いに逆にしたものでない。第2のトレーニングシーケンスのシンボルをこのように逆にすることにより、認識部30で実行される自動相関処理において、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスに対して異なる位相特性を得ることができ、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンス、したがって第1の種類のデータバーストと第2の種類のデータバーストを互いに識別することができる。
【0018】
なお、本発明は、上述した第2のトレーニングシーケンスのシンボルの極性の反転に限定されるものではなく、例えば、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相差が得られる限り、第1のトレーニングシーケンスのサンプルに対応する第2のトレーニングシーケンスの2つおき、3つおき、・・・のシンボル、あるいは唯一又は2つのシンボルを逆にするようにしてもよい。また、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルが、同じ絶対値を有する必要はない。なお、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスの全シンボルの絶対値が同じであると、送信側の生成及び送信回路を、デジタル通信システムの全ての通信装置において用いることができ、データバーストの種類に応じて必要とされる変更が少ない。受信側の受信及び認識機構、例えば本発明を適用した通信装置10の相関部20、認識部30などは、異なる長さのトレーニングシーケンスを処理することができるので、デジタル通信システムの全ての通信装置において用いることができる。例えば、8シンボルの長さを有する第1のトレーニングシーケンスと6シンボルの長さを有する第2のトレーニングシーケンスが受信されると、両方のトレーニングシーケンスは、相関部20において同じ方法で処理され、相関ピークの振幅(amplitude of correlation peak)と相関ピークの位置(position of correlation peak)は異なることがあるが、認識部30は、自動相関結果の位相情報に基づき、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンスを識別することができる。
【0019】
図3は、本発明を適用した通信装置10における受信されたデータバーストの相関を自動的に求める相関部20の具体的な構成を示すブロック図である。
【0020】
受信されたデータバーストは、IQ復調部13によって処理され、それに対応する出力データが、データサンプルの形状で相関部20に供給される。相関部20は、図3に示すように、IQ復調部13からのデータサンプルを遅延する遅延部21と、遅延されたデータサンプルの共役複素数を求める共役演算部22と、データサンプルの共役複素数とIQ復調部13からのデータサンプルを乗算する乗算部25と、連続する複数の乗算値の平均値を求める移動平均計算部26と、IQ復調部13からのデータサンプルの絶対値を二乗する自乗計算部23と、連続する複数の自乗値の平均値を求める移動平均計算部24と、移動平均計算部26からの平均値を移動平均計算部24からの平均値で割り算する除算部27と、除算結果の絶対値を求める絶対値部28とを備える。
【0021】
遅延部21は、IQ復調部13から供給されるデータサンプルを、例えば遅延係数Dac分順次遅延して、共役演算部22に供給する。共役演算部22は、遅延されたデータサンプルの共役複素値を求めて、得られる共役複素数データサンプルを乗算部25に供給する。乗算部25は、共役複素数データサンプルと、IQ復調部13からのデータサンプル、すなわち遅延されていないデータサンプルとを乗算して、乗算結果(積)を移動平均計算部26に供給する。ここで、例えば、遅延部21がデータサンプルを1サンプル分遅延するときは、乗算部25は、1サンプル前のデータサンプルの共役複素値と現在のデータサンプルとを乗算する。移動平均計算部26は、大きさがWのウィンドウを有し、このウィンドウ内に含まれる連続した複数の乗算結果の平均値x(i)を順次求め、平均値x(i)を除算部27に供給する。一方、自乗計算部23は、IQ復調部13から供給されるデータサンプルの絶対値を順次二乗して、得られる自乗値を移動平均計算部24に供給する。移動平均計算部24は、同じく大きさがWのウィンドウを有し、このウィンドウ内に含まれる連続した複数の自乗値の平均値y(i)を順次求め、平均値y(i)を除算部27に供給する。
【0022】
除算部27は、移動平均計算部24からの平均値x(i)を移動平均計算部26からの平均値y(i)で割って正規化された値x(i)/y(i)を求め、これを自動相関結果R(i)として、絶対値部28及び認識部30に供給する。絶対値部28は、自動相関結果R(i)の絶対値を求め、得られる絶対値|R(i)|を出力する。そして、この絶対値|R(i)|は、正しい相関値のピークを検出するために、閾値と比較されたり、又はその最大値が検出される。すなわち、絶対値部28の出力である絶対値|R(i)|は、例えばトレーニングシーケンスの最後において、自動相関結果のピークを示しており、通信装置10は、この絶対値|R(i)|を用いて正確なタイミングを検出し、デジタル通信システムの他の通信装置に同期する。
【0023】
また、自動相関結果の自動相関ピーク位置における複素値は、周波数オフセットを見積もるためにも用いることができる。理想的には、自動相関ピーク位置は、トレーニングシーケンスの最後のサンプルの時刻(timepoint)に可能な限り一致させるべきである。また、除算部27の正規化された出力、すなわち自動相関結果は、認識部30にも供給され、認識部30は、自動相関結果に基づいて、受信されたデータバーストの種類を認識する。
【0024】
なお、例えば、自乗計算部23、移動平均計算部24及び除算部27は必ずしも必要ではなく、認識部30において、正規化されない信号を用いて自動相関ピークを検出して、受信されたデータバーストの種類を認識するようにしてもよい。この場合、移動平均計算部26の出力が自動相関結果となる。
【0025】
サンプルが遅延部21によって遅延される遅延値Dacは、Dac=T/Tsを満たす必要がある。ここで、Tsは、デジタル通信システムのサンプリングレートである。また、移動平均値を求めるためのウィンドウの大きさWは、W=T×(K−1)/Tsを満たす必要がある。ここで、Tは、第1のトレーニングシーケンス及び第2のトレーニングシーケンスにおける1シンボルの長さ(期間)であり、Kは、第1のトレーニングシーケンスと第2のトレーニングシーケンス内におけるシンボルの全数である。さらに、f≦±≦1/4Tを満たす必要があり、fは、デジタル通信システムの最大許容周波数オフセットである。
【0026】
図4は、絶対値部28の出力の具体例を示す図である。図4において、横軸はサンプル数であり、縦軸は振幅又は位相の大きさであり、絶対値部28の出力の振幅Aを実線で示し、位相φを点線で示す。図4に示す具体例では、第1のトレーニングシーケンスを、T/Ts=16、K=6が成立するものとしている。自動相関ピークは、トレーニングシーケンスの最後のサンプル、すなわちサンプル番号が96のときに得られる。図4に示す具体例では、上述したSk(t)=Sk-1(t)式が成立するときである。したがって、トレーニングシーケンスの各シンボルは、同じ形状と同じサンプル内容を有する。除算部27の出力の位相である位相φは、点線で示すように、トレーニングシーケンスの全体の期間中及び自動相関ピークを越えても、ゼロのままである。
【0027】
図5は、Sk(t)=−Sk-1(t)を満足する第2のトレーニングシーケンスに対する相関部20の出力の振幅Aの絶対値と、その位相を示す図である。この場合、トレーニングシーケンスの各シンボルは、前のシンボルの極性を逆にしたものである。図5の具体例では、トレーニングシーケンスを、T/Ts=16、K=4が成立するものとし、トレーニングシーケンスの最後のサンプルのサンプル番号は64であり、このときの振幅Aが自動相関ピークとなる。自動相関ピーク時又はトレーニングシーケンスの期間中の自動相関結果の位相φによって、図4に示す第1のトレーニングシーケンスを明確に識別することができる。
【0028】
図4に示す具体例のトレーニングシーケンスと比較すると、図4に示す具体例では、位相φがトレーニングシーケンスの全期間及び自動相関ピークを越えてもゼロのままであるのに対し、図5に示す具体例である全てのシンボルが前のシンボルの極性を逆にされたトレーニングシーケンスの位相φは、トレーニングシーケンス期間とトレーニングシーケンスの終わりに、すなわちサンプル番号が64において極めて異なる位相特性を示す。したがって、自動相関結果の位相情報に基づき、異なるトレーニングシーケンスを識別することができるとともに、データバーストの種類を明確に識別することができる。すなわち、自動相関ピーク前のトレーニングシーケンス期間中又は自動相関ピーク時の位相値を、識別に用いることができる。
【0029】
図6、図7は、トレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいてデータバーストの種類を認識する認識部30の具体的な構成をそれぞれ示すブロック図である。
【0030】
認識部30は、図6に示すように、自動相関結果を実部と虚部に分離する分離部31と、実部の極性を検出する極性検出部32と、データバーストの種類を判別する判別部33とを備える。
【0031】
分離部31は、除算部27から供給される正規化された自動相関結果を実部と虚部に分離して、実部を極性検出部32に供給する。実部の位相の絶対値がπ/2以下のときは、実部の極性は正であり、実部の位相の絶対値がπ/2より大きく、π未満のときは、実部の極性値が負であることから、自動相関結果の実部の極性検出は、単なる位相検出と見なすことができる。したがって、極性検出部32は、自動相関結果の実部が正又は負であるという情報を、判別部33に出力する。33は、極性検出部32からの情報に基づき、受信されるデータバーストの種類を判別して、通信装置10で更なる処理を行うかを示す制御情報を発生する。図6に示すように、認識部30の回路構造は、非常に簡単である。
【0032】
また、他の実施例として、認識部30は、図7に示すように、除算部27から供給される正規化された自動相関結果の位相を検出する位相検出部34と、検出された位相を閾値と比較する比較部35とを備える。位相検出部34は、除算部27から供給される正規化された自動相関結果の位相を検出し、検出した位相を比較部35に供給する。すなわち、位相検出部34は、例えば、自動相関結果の角度を計算し、この角度から位相値を算出する。比較部35は、この検出された位相を所定の閾値と比較して、データバーストの種類を判定する。なお、この図7に示す回路構成は、図6に示すものよりも複雑である。
【0033】
上述した実施例からも明らかなように、本発明では、データバーストの種類に対して極めて簡単な構成のトレーニングシーケンスを用いることができるとともに、受信側においてそれらのトレーニングシーケンスを識別することができる。すなわち、アップリンクトラフィックとダウンリンクトラフィックを識別することができる。また、相関部20は、同期を取るための自動相関ピーク検出に用いられ、また、その位相情報に基づいてデータバーストの種類を識別するのにも用いられる。すなわち、デジタル通信装置の基地局及び移動端末装置の製造コストを安くすることができる。
【0034】
【発明の効果】
本発明は、データバーストを受信し、受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果を出力する。データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、トレーニングシーケンスの種類を認識する。これにより、デジタル通信システムにおける制御データバーストとユーザデータバーストが伝送される際に、データバーストの種類を容易且つ簡単に識別することができる。また、デジタル通信システムにおいて、第1の通信装置から送信される第1の種類のデータバーストと、第2の通信装置から送信される第1の種類とは異なる第2の種類のデータバーストとを識別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル通信システムにおける制御データバースト及びユーザデータバーストを送受信する、本発明を適用した通信装置の具体的な構成を示すブロック図である。
【図2】本発明を適用した第1のトレーニングシーケンス及び第2のトレーニングシーケンスの構造を示す図である。
【図3】本発明を適用した通信装置における受信されたデータバーストの相関を自動的に求める相関部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図4】絶対値部28の出力の具体例を示す図である。
【図5】第2のトレーニングシーケンスに対する相関部の出力の振幅Aの絶対値と、その位相を示す図である。
【図6】トレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいてデータバーストの種類を認識する認識部の具体的な構成を示すブロック図である。
【図7】認識部の他の具体的な構成を示すブロック図である。
【図8】媒体アクセスコントロールチャンネルのタイムフレームの構造を示す図である。
【符号の説明】
20 相関部、21 遅延部、23 自乗計算部、24 移動平均計算部、25乗算部、26 移動平均計算部、27 除算部、28 絶対値部

Claims (13)

  1. デジタル通信システムにおける制御データバースト及びユーザデータバーストを送受信する通信装置において、
    第1のトレーニングシーケンスを有する第1の種類のバーストを含むデータバーストと、第2のトレーニングシーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種類のバーストを含むデータバーストを受信する受信手段と、
    上記受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果を出力する相関手段と、
    上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、受信されたデータバーストの種類を認識する認識手段とを備える通信装置。
  2. 上記認識手段は、上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相を検出する検出手段を備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. 上記認識手段は、上記受信されたデータバーストの種類を認識するために、上記検出された位相を所定の位相閾値と比較する比較手段を備えることを特徴とする請求項2記載の通信装置。
  4. 上記認識手段は、上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の実部の極性の値を検出する検出手段と、該極性の値に基づき受信されたデータバーストの種類を決定する決定手段とを備えることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  5. 上記第1のトレーニングシーケンス又は上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルは、それぞれ前のシンボルの極性を逆にしたものであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の通信装置。
  6. 上記第1のトレーニングシーケンス及び上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルは、同じサンプル数を有するとともに、同じ絶対値を有することを特徴とする請求項5記載の通信装置。
  7. 上記デジタル通信システムの移動端末装置であり、上記第1の種類のバーストは、基地局からのダウンリンクデータバーストであり、上記第2の種類のバーストは、別の移動端末装置からのアップリンクデータバーストであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項記載の通信装置。
  8. 第1の通信装置から送信される第1のトレーニングシーケンスを有する第1の種類のデータバーストと、第2の通信装置から送信される第2のトレーニングシーケンスを有する上記第1の種類とは異なる第2の種類のデータバーストとを識別するデータバーストの識別方法において、
    データバーストを受信するステップと、
    上記受信されたデータバーストのデータの相関を自動的に求めて、自動相関結果を出力するステップと、
    上記データバーストのトレーニングシーケンスの自動相関結果の位相値に基づいて、上記トレーニングシーケンスの種類を認識する認識ステップとを有するデータバーストの識別方法。
  9. 上記認識ステップは、上記トレーニングシーケンスの自動相関結果の位相を検出するステップを有することを特徴とする請求項8に記載のデータバーストの識別方法。
  10. 上記認識ステップは、上記受信されたデータバーストの種類を認識するために、上記検出された位相を所定の位相閾値と比較する比較ステップを有することを特徴とする請求項9記載のデータバーストの識別方法。
  11. 上記認識ステップは、上記トレーニングシーケンスの自動相関結果の実部の極性の値を検出する検出ステップと、上記極性の値に基づいて、受信されたデータバーストの種類を決定する決定ステップとを有することを特徴とする請求項8記載のデータバーストの識別方法。
  12. 上記第1のトレーニングシーケンス又は上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルは、それぞれ前のシンボルの極性を逆にしたものであることを特徴とする請求項8乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 上記第1のトレーニングシーケンス及び上記第2のトレーニングシーケンスの全てのシンボルは、同じサンプル数を有するとともに、同じ絶対値を有することを特徴とする請求項12に記載のデータバーストを識別する方法。
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