JP2000322218A - 印刷装置 - Google Patents
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- JP2000322218A JP2000322218A JP11127075A JP12707599A JP2000322218A JP 2000322218 A JP2000322218 A JP 2000322218A JP 11127075 A JP11127075 A JP 11127075A JP 12707599 A JP12707599 A JP 12707599A JP 2000322218 A JP2000322218 A JP 2000322218A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のポートからの印刷データの受信、処理
などを行っている際に、いずれかのポートから初期化信
号を受信した場合であっても、印刷データの受信などを
行っているポートに影響を与えないようにする。 【解決手段】 複数の受信ポートから印刷データを受信
したときに1つを主ポート状態とし、残りの受信ポート
を従ポート状態として設定する状態設定手段35、主ポ
ート状態に設定したポートについては受信した印刷デー
タを受信バッファに転送し、これに蓄積した印刷データ
をデータ処理部43によって処理し、従ポート状態に設
定したポートについては受信した印刷データを受信バッ
ファへ転送することのみを行う制御手段35、主ポート
状態、従ポート状態であるポートがそれぞれ処理を行っ
ている際、従ポート状態のポートから初期化信号を受信
したときは、従ポート状態のポートのみを初期化する初
期化制御手段35を設けた。
などを行っている際に、いずれかのポートから初期化信
号を受信した場合であっても、印刷データの受信などを
行っているポートに影響を与えないようにする。 【解決手段】 複数の受信ポートから印刷データを受信
したときに1つを主ポート状態とし、残りの受信ポート
を従ポート状態として設定する状態設定手段35、主ポ
ート状態に設定したポートについては受信した印刷デー
タを受信バッファに転送し、これに蓄積した印刷データ
をデータ処理部43によって処理し、従ポート状態に設
定したポートについては受信した印刷データを受信バッ
ファへ転送することのみを行う制御手段35、主ポート
状態、従ポート状態であるポートがそれぞれ処理を行っ
ている際、従ポート状態のポートから初期化信号を受信
したときは、従ポート状態のポートのみを初期化する初
期化制御手段35を設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等から送信される印刷データを受信するための受信ポ
ートを複数持ち、その受信ポートより受信したデータを
解析処理し、記録紙等の記録媒体に記録する印刷装置に
関する。
タ等から送信される印刷データを受信するための受信ポ
ートを複数持ち、その受信ポートより受信したデータを
解析処理し、記録紙等の記録媒体に記録する印刷装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の受信ポートから受信さ
れた印刷データを単一のデータ処理部で処理した後に印
刷する印刷装置が知られている。このような印刷装置に
は、図11に示すように1つの受信バッファを複数の受
信ポートで共有するものと、図12に示すように印刷装
置が有する受信ポートの数だけ受信バッファを割り当て
るものとがある。
れた印刷データを単一のデータ処理部で処理した後に印
刷する印刷装置が知られている。このような印刷装置に
は、図11に示すように1つの受信バッファを複数の受
信ポートで共有するものと、図12に示すように印刷装
置が有する受信ポートの数だけ受信バッファを割り当て
るものとがある。
【0003】図11に示すような印刷装置は、2つのポ
ートA13,B14に対して受信バッファ21は1つで
ある。このため、ポートA13を介して印刷データが受
信バッファ21に蓄積され、データ処理部18がその印
刷データを読み出して処理を開始するとインタフェース
制御部15はBUSY信号をアクティブにする。
ートA13,B14に対して受信バッファ21は1つで
ある。このため、ポートA13を介して印刷データが受
信バッファ21に蓄積され、データ処理部18がその印
刷データを読み出して処理を開始するとインタフェース
制御部15はBUSY信号をアクティブにする。
【0004】このように、BUSY信号をアクティブに
すると、ポートBは他方のホストコンピュータから送信
される印刷データを受信することはできないため、ポー
トBは1バイトも受信せずに、ポートAを介して受信さ
れた印刷データの印刷処理が終了されるのを待つことに
なる。
すると、ポートBは他方のホストコンピュータから送信
される印刷データを受信することはできないため、ポー
トBは1バイトも受信せずに、ポートAを介して受信さ
れた印刷データの印刷処理が終了されるのを待つことに
なる。
【0005】また、図12に示す受信ポートの数だけ受
信バッファを有する印刷装置では、ホストコンピュータ
11,12から送信される印刷データはそれぞれポート
A13,B14で受信される。そして、ポートA13,
ポートB14でそれぞれ受信された印刷データは、イン
タフェース制御部15を介してそれぞれ受信バッファ1
6,17に送信される。そして、受信バッファ16,1
7で受信された印刷データはデータ処理部18に送られ
てデータが解析処理される。
信バッファを有する印刷装置では、ホストコンピュータ
11,12から送信される印刷データはそれぞれポート
A13,B14で受信される。そして、ポートA13,
ポートB14でそれぞれ受信された印刷データは、イン
タフェース制御部15を介してそれぞれ受信バッファ1
6,17に送信される。そして、受信バッファ16,1
7で受信された印刷データはデータ処理部18に送られ
てデータが解析処理される。
【0006】この印刷装置は、ポート毎に受信バッファ
を有しているため、ポートAから受信された印刷データ
は、インタフェース制御部15を介して受信バッファ1
6に蓄積される。そして、データ処理部18は受信バッ
ファ16に蓄積されている印刷データを取り出して解析
処理した後、印刷処理を行っている。
を有しているため、ポートAから受信された印刷データ
は、インタフェース制御部15を介して受信バッファ1
6に蓄積される。そして、データ処理部18は受信バッ
ファ16に蓄積されている印刷データを取り出して解析
処理した後、印刷処理を行っている。
【0007】このように、データ処理部18において受
信バッファ16に蓄積されている印刷データを処理して
いる最中に、ホストコンピュータ12が印刷データを送
信すると、その印刷データはポートB、インタフェース
制御部15を介して受信バッファ17に蓄積される。
信バッファ16に蓄積されている印刷データを処理して
いる最中に、ホストコンピュータ12が印刷データを送
信すると、その印刷データはポートB、インタフェース
制御部15を介して受信バッファ17に蓄積される。
【0008】ところで、ホストコンピュータは、通常、
オペレータが印刷中のジョブを中止した場合などには、
印刷処理・印刷データの転送を中止し、その直後に印刷
装置に対して初期化信号を送信する。また、ホストコン
ピュータは、OS(オペレーティングシステム)が立ち
上げられたときにも、印刷装置に対して初期化信号を送
信する。
オペレータが印刷中のジョブを中止した場合などには、
印刷処理・印刷データの転送を中止し、その直後に印刷
装置に対して初期化信号を送信する。また、ホストコン
ピュータは、OS(オペレーティングシステム)が立ち
上げられたときにも、印刷装置に対して初期化信号を送
信する。
【0009】このような初期化信号を受信した場合、図
11に示す1つの受信バッファを複数の受信ポートで共
有する印刷装置では、一方のポートから印刷データを受
信中は、BUSY信号がアクティブにされるので、その
一方のポートに接続されたホストコンピュータから初期
化信号を受信しても、他方のポートから印刷データが受
信されることはないので、直ちに初期化を行ってもポー
トBに影響を与えることはない。
11に示す1つの受信バッファを複数の受信ポートで共
有する印刷装置では、一方のポートから印刷データを受
信中は、BUSY信号がアクティブにされるので、その
一方のポートに接続されたホストコンピュータから初期
化信号を受信しても、他方のポートから印刷データが受
信されることはないので、直ちに初期化を行ってもポー
トBに影響を与えることはない。
【0010】ところが、図12に示すポート毎に受信バ
ッファを有している印刷装置においては、いずれか一方
のポートが印刷データ受信中に、他方のポートに接続し
たホストコンピュータから上記初期化信号を受信する
と、直ちに初期化したのでは、一方のポートで印刷デー
タを受信している受信バッファも初期化されてしまい、
受信した印刷データも消されてしまうので、このような
印刷データを保護するために、そのポートが受信中か否
かにかかわらず上記初期化信号を無視するようになって
いた。
ッファを有している印刷装置においては、いずれか一方
のポートが印刷データ受信中に、他方のポートに接続し
たホストコンピュータから上記初期化信号を受信する
と、直ちに初期化したのでは、一方のポートで印刷デー
タを受信している受信バッファも初期化されてしまい、
受信した印刷データも消されてしまうので、このような
印刷データを保護するために、そのポートが受信中か否
かにかかわらず上記初期化信号を無視するようになって
いた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
コンピュータから初期化信号を受信しても、これを無視
する図12に示す印刷装置では、例えばポートAから印
刷データを受信してデータ処理部18において受信バッ
ファ16に蓄積されている印刷データを処理している最
中に、他方のホストコンピュータ12からの印刷データ
をポートBで受信しているとき、この他方のホストコン
ピュータ12でオペレータが印刷中のジョブを途中で中
止しても印刷装置は初期化されないため、それまでポー
トBから受信した中途半端な印刷データが受信バッファ
17内に残ってしまう。
コンピュータから初期化信号を受信しても、これを無視
する図12に示す印刷装置では、例えばポートAから印
刷データを受信してデータ処理部18において受信バッ
ファ16に蓄積されている印刷データを処理している最
中に、他方のホストコンピュータ12からの印刷データ
をポートBで受信しているとき、この他方のホストコン
ピュータ12でオペレータが印刷中のジョブを途中で中
止しても印刷装置は初期化されないため、それまでポー
トBから受信した中途半端な印刷データが受信バッファ
17内に残ってしまう。
【0012】このため、印刷ジョブを中止したホストコ
ンピュータ12から新たに印刷を実行しても、受信バッ
ファ17内に残された中途半端な印刷データの影響で、
次の印刷ジョブが正常に印刷できなくなってしまうとい
う問題があった。
ンピュータ12から新たに印刷を実行しても、受信バッ
ファ17内に残された中途半端な印刷データの影響で、
次の印刷ジョブが正常に印刷できなくなってしまうとい
う問題があった。
【0013】また、上記の場合において、ホストコンピ
ュータ12ではなく、ホストコンピュータ11の印刷ジ
ョブが途中で中止されると、ポートAに印刷データが途
中から送信されなくなってしまうため、印刷装置のデー
タ処理部18は、ポートAに続きの印刷データが送信さ
れると判断して、印刷データが送信されるのを待ち続け
る。その間、他方のポートBから受信された印刷データ
は、その受信バッファ内でデータ処理部18が解放され
るのを待たなければならない。
ュータ12ではなく、ホストコンピュータ11の印刷ジ
ョブが途中で中止されると、ポートAに印刷データが途
中から送信されなくなってしまうため、印刷装置のデー
タ処理部18は、ポートAに続きの印刷データが送信さ
れると判断して、印刷データが送信されるのを待ち続け
る。その間、他方のポートBから受信された印刷データ
は、その受信バッファ内でデータ処理部18が解放され
るのを待たなければならない。
【0014】しかも、データ処理部18を解放するため
には、一定時間データが受信されない場合のためのタイ
ムアウト処理により、ポートが開放されるのを待つか、
途中の印刷データを排出キーなどで強制排出させるか、
最悪な場合、印刷装置の電源再投入するしかない。この
場合、印刷装置の電源再投入を行うと、データ処理部1
8の解放待ちをしているポートBが受信した印刷データ
も消されてしまう。
には、一定時間データが受信されない場合のためのタイ
ムアウト処理により、ポートが開放されるのを待つか、
途中の印刷データを排出キーなどで強制排出させるか、
最悪な場合、印刷装置の電源再投入するしかない。この
場合、印刷装置の電源再投入を行うと、データ処理部1
8の解放待ちをしているポートBが受信した印刷データ
も消されてしまう。
【0015】そこで、本発明は、各ポート毎に受信バッ
ファを有している場合に、各受信ポートのデータ受信状
態によって、いずれかのポートからホストコンピュータ
からの初期化信号を受信した場合における制御方法を変
えることにより、その他のポートに影響を与えることを
防止することができる印刷装置を提供しようとするもの
である。
ファを有している場合に、各受信ポートのデータ受信状
態によって、いずれかのポートからホストコンピュータ
からの初期化信号を受信した場合における制御方法を変
えることにより、その他のポートに影響を与えることを
防止することができる印刷装置を提供しようとするもの
である。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、複
数の受信ポート及びこれら複数の受信ポートから受信さ
れた印刷データを蓄積する受信ポート毎に設けられた受
信バッファを有し、それら複数の受信バッファのうち1
つの受信バッファに蓄積されているデータを処理するデ
ータ処理手段とを備えた印刷装置において、複数の受信
ポートから印刷データを受信したときに、1つを主ポー
ト状態とし、残りの受信ポートを従ポート状態として設
定する状態設定手段と、状態設定手段が主ポート状態に
設定した受信ポートから印刷データを受信した場合は、
その印刷データを対応する受信バッファに転送し、この
受信バッファに蓄積した印刷データを前記データ処理手
段によって処理し、前記状態設定手段が従ポート状態に
設定した受信ポートから印刷データを受信した場合は、
その印刷データを対応する受信バッファへ転送すること
のみを行う制御手段と、1つの受信ポートが主ポート状
態であって、他の受信ポートが従ポート状態であると
き、前記制御手段により各受信ポートについてそれぞれ
の制御を行っている際に、従ポート状態である受信ポー
トから初期化信号を受信したときは、当該従ポート状態
である受信ポートのみを初期化する初期化制御手段とを
設けたことを特徴とする印刷装置である。
数の受信ポート及びこれら複数の受信ポートから受信さ
れた印刷データを蓄積する受信ポート毎に設けられた受
信バッファを有し、それら複数の受信バッファのうち1
つの受信バッファに蓄積されているデータを処理するデ
ータ処理手段とを備えた印刷装置において、複数の受信
ポートから印刷データを受信したときに、1つを主ポー
ト状態とし、残りの受信ポートを従ポート状態として設
定する状態設定手段と、状態設定手段が主ポート状態に
設定した受信ポートから印刷データを受信した場合は、
その印刷データを対応する受信バッファに転送し、この
受信バッファに蓄積した印刷データを前記データ処理手
段によって処理し、前記状態設定手段が従ポート状態に
設定した受信ポートから印刷データを受信した場合は、
その印刷データを対応する受信バッファへ転送すること
のみを行う制御手段と、1つの受信ポートが主ポート状
態であって、他の受信ポートが従ポート状態であると
き、前記制御手段により各受信ポートについてそれぞれ
の制御を行っている際に、従ポート状態である受信ポー
トから初期化信号を受信したときは、当該従ポート状態
である受信ポートのみを初期化する初期化制御手段とを
設けたことを特徴とする印刷装置である。
【0017】請求項2の本発明は、前記初期化制御手段
は、1つの受信ポートが主ポート状態であって、他の受
信ポートが従ポート状態であるとき、前記制御手段によ
り各受信ポートについてそれぞれの制御を行っている際
に、主ポート状態である受信ポートから初期化信号を受
信したときは、当該主ポート状態である受信ポートのみ
を初期化することを特徴とする印刷装置である。
は、1つの受信ポートが主ポート状態であって、他の受
信ポートが従ポート状態であるとき、前記制御手段によ
り各受信ポートについてそれぞれの制御を行っている際
に、主ポート状態である受信ポートから初期化信号を受
信したときは、当該主ポート状態である受信ポートのみ
を初期化することを特徴とする印刷装置である。
【0018】請求項3の本発明は、前記初期化制御手段
は、複数の受信ポートのうち、いずれかが主ポート状態
であって、前記制御手段により当該受信ポートについて
制御を行っている際に、未だ印刷データを受信していな
い受信待ち状態である受信ポートから初期化信号を受信
したときは、当該初期化情報を無視して主ポート状態で
ある受信ポートの制御を続行することを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の印刷装置である。
は、複数の受信ポートのうち、いずれかが主ポート状態
であって、前記制御手段により当該受信ポートについて
制御を行っている際に、未だ印刷データを受信していな
い受信待ち状態である受信ポートから初期化信号を受信
したときは、当該初期化情報を無視して主ポート状態で
ある受信ポートの制御を続行することを特徴とする請求
項1又は請求項2記載の印刷装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
ないし図10を参照して説明する。図1は、本発明に係
る印刷装置のシステム構成図で、31はホストコンピュ
ータA、32はホストコンピュータBを示す。このホス
トコンピュータA31とB32はそれぞれ印刷装置の受
信ポートA33、受信ポートB34にそれぞれ接続され
ている。
ないし図10を参照して説明する。図1は、本発明に係
る印刷装置のシステム構成図で、31はホストコンピュ
ータA、32はホストコンピュータBを示す。このホス
トコンピュータA31とB32はそれぞれ印刷装置の受
信ポートA33、受信ポートB34にそれぞれ接続され
ている。
【0020】この受信ポートA33は、DMA(ダイレ
クト・メモリ・アクセス)転送するバイト数が設定され
るDMAカウンタ33aが設けられると共に、この受信
ポートA33に受信された印刷データをDMAカウンタ
33aに設定されているバイト数だけDMA転送するD
MA転送手段33bを備えている。また、受信ポートB
34は、DMA転送するバイト数が設定されるDMAカ
ウンタ34aが設けられると共に、この受信ポートB3
4に受信された印刷データをDMAカウンタ34aに設
定されているバイト数だけDMA転送するDMA転送手
段34bを備えている。
クト・メモリ・アクセス)転送するバイト数が設定され
るDMAカウンタ33aが設けられると共に、この受信
ポートA33に受信された印刷データをDMAカウンタ
33aに設定されているバイト数だけDMA転送するD
MA転送手段33bを備えている。また、受信ポートB
34は、DMA転送するバイト数が設定されるDMAカ
ウンタ34aが設けられると共に、この受信ポートB3
4に受信された印刷データをDMAカウンタ34aに設
定されているバイト数だけDMA転送するDMA転送手
段34bを備えている。
【0021】また、受信ポートA33及びB34の出力
は、それぞれ制御手段・初期化制御手段としてのインタ
フェース制御部35に接続される。インタフェース制御
部35は、CPU(中央処理装置)36、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)37、RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)38から構成されている。
は、それぞれ制御手段・初期化制御手段としてのインタ
フェース制御部35に接続される。インタフェース制御
部35は、CPU(中央処理装置)36、ROM(リー
ド・オンリ・メモリ)37、RAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)38から構成されている。
【0022】なお、CPU36、ROM37、RAM3
8、受信ポートAおよび受信ポートBは状態設定手段を
構成する。
8、受信ポートAおよび受信ポートBは状態設定手段を
構成する。
【0023】上記RAM41には、登録テーブル38a
を有する。この登録テーブル38aには、受信ポートA
33あるいは受信ポートB34がメインポートとして機
能しているかサブポートとして機能しているかのフラグ
が設けられている。具体的には、受信ポートA33ある
いは受信ポートB34がメインポートとして機能してい
る場合には"1"がセットされ、サブポートとして機能し
ている場合には"0"がセットされる。ここで、メインポ
ートとは、受信ポートAあるいはBを介して受信された
印刷データが後述する受信バッファにDMA転送され、
その受信バッファに蓄積された印刷データがデータ処理
部43において、1頁分の印刷データを作成する処理が
行われている場合の受信ポートを意味している。1頁分
の印刷データとは、受信バッファに蓄積された印刷デー
タが1頁分になると、その1頁分の印刷データをビット
マップデータに変換されるが、その変換された1頁分の
印刷データのことを意味している。
を有する。この登録テーブル38aには、受信ポートA
33あるいは受信ポートB34がメインポートとして機
能しているかサブポートとして機能しているかのフラグ
が設けられている。具体的には、受信ポートA33ある
いは受信ポートB34がメインポートとして機能してい
る場合には"1"がセットされ、サブポートとして機能し
ている場合には"0"がセットされる。ここで、メインポ
ートとは、受信ポートAあるいはBを介して受信された
印刷データが後述する受信バッファにDMA転送され、
その受信バッファに蓄積された印刷データがデータ処理
部43において、1頁分の印刷データを作成する処理が
行われている場合の受信ポートを意味している。1頁分
の印刷データとは、受信バッファに蓄積された印刷デー
タが1頁分になると、その1頁分の印刷データをビット
マップデータに変換されるが、その変換された1頁分の
印刷データのことを意味している。
【0024】上記インタフェース制御部35には、受信
ポートA33からDMA転送される印刷データを蓄積す
る受信バッファ41及び受信ポートB34からDMA転
送される印刷データを蓄積する受信バッファ42が接続
されている。受信バッファ41及び42はそれぞれFI
FO(ファースト・イン・ファースト・アウト)構造で
構成されている。また、受信バッファ41及び42に
は、データ処理手段であるデータ処理部43に接続され
る。このデータ処理部43には印刷機構制御部44が接
続されている。この印刷機構制御部44には、図示しな
い印刷機構が接続される。
ポートA33からDMA転送される印刷データを蓄積す
る受信バッファ41及び受信ポートB34からDMA転
送される印刷データを蓄積する受信バッファ42が接続
されている。受信バッファ41及び42はそれぞれFI
FO(ファースト・イン・ファースト・アウト)構造で
構成されている。また、受信バッファ41及び42に
は、データ処理手段であるデータ処理部43に接続され
る。このデータ処理部43には印刷機構制御部44が接
続されている。この印刷機構制御部44には、図示しな
い印刷機構が接続される。
【0025】上記受信バッファ41,42は、具体的に
は例えば本装置内に設けられた本体RAMなどの読み書
き可能なメモリにおいて必要な領域が確保され、そこに
割当てられる。このメモリには、印刷装置を制御するた
めの変数、フラグなどの領域も割当てられる。本実施の
形態では、図2に示すように上記メモリの領域を電源投
入時およびリセット時に初期化される領域(エリア)
A、電源投入時のみに初期化する領域(エリア)Bの2
つの領域に分割して使用する。
は例えば本装置内に設けられた本体RAMなどの読み書
き可能なメモリにおいて必要な領域が確保され、そこに
割当てられる。このメモリには、印刷装置を制御するた
めの変数、フラグなどの領域も割当てられる。本実施の
形態では、図2に示すように上記メモリの領域を電源投
入時およびリセット時に初期化される領域(エリア)
A、電源投入時のみに初期化する領域(エリア)Bの2
つの領域に分割して使用する。
【0026】例えば、メモリの領域Bには、上記受信バ
ッファ41,42の他、各ポートの状態を表す変数(ポ
ートステータス).受信バイト数を表すカウンタ(受信
カウンタ)、次に受信したデータを受信バッファのどこ
に格納するかを示すポインタ(受信ポインタ)、次にデ
ータ処理部43に渡すデータを指すポインタ(処理ポイ
ンタ)などのポートを制御するためのポインタや変数な
どがそれぞれ各ポートごと定義される。
ッファ41,42の他、各ポートの状態を表す変数(ポ
ートステータス).受信バイト数を表すカウンタ(受信
カウンタ)、次に受信したデータを受信バッファのどこ
に格納するかを示すポインタ(受信ポインタ)、次にデ
ータ処理部43に渡すデータを指すポインタ(処理ポイ
ンタ)などのポートを制御するためのポインタや変数な
どがそれぞれ各ポートごと定義される。
【0027】次に、上記のように構成された本実施の形
態の動作について説明する。まず、印字装置の電源(図
示しない)を投入すると、図3のフローチャートに示す
イニシャライズ処理が開始される。
態の動作について説明する。まず、印字装置の電源(図
示しない)を投入すると、図3のフローチャートに示す
イニシャライズ処理が開始される。
【0028】図3において、CPUなどのハードウエア
の初期化を行う(ステップS1)。続いて、インタフェ
ース制御部35は接続されている受信ポートA33、B
34の状態をチェックする(ステップS2)。続いて、
使用可能な受信ポートに対して上記本体RAMなどのメ
モリの領域Bに2Kバイトの受信バッファを確保する
(ステップS3)。次に、受信ポート以外の必要な初期
化などを行う。例えば、各受信ポートA33及びB34
のDMA転送手段33b,34bを起動し、受信ポート
A33のDMAカウンタ33a及び受信ポートB34の
DMAカウンタ34aにそれぞれ"1"をセットする(ス
テップS4)。
の初期化を行う(ステップS1)。続いて、インタフェ
ース制御部35は接続されている受信ポートA33、B
34の状態をチェックする(ステップS2)。続いて、
使用可能な受信ポートに対して上記本体RAMなどのメ
モリの領域Bに2Kバイトの受信バッファを確保する
(ステップS3)。次に、受信ポート以外の必要な初期
化などを行う。例えば、各受信ポートA33及びB34
のDMA転送手段33b,34bを起動し、受信ポート
A33のDMAカウンタ33a及び受信ポートB34の
DMAカウンタ34aにそれぞれ"1"をセットする(ス
テップS4)。
【0029】そして、各受信ポートA33及びB34に
オンラインステータスを出力することにより、各受信ポ
ートは受信待ち状態としてのデータ受信可能状態(アイ
ドル状態)となる(ステップS5)。こうして各受信ポ
ートA33及びB34のイニシャライズが完了される。
オンラインステータスを出力することにより、各受信ポ
ートは受信待ち状態としてのデータ受信可能状態(アイ
ドル状態)となる(ステップS5)。こうして各受信ポ
ートA33及びB34のイニシャライズが完了される。
【0030】ところで、最初にホストコンピュータA3
1から印刷データが受信ポートA33に印刷データが送
信され、続いてホストコンピュータB32から受信ポー
トB32に印刷データが送信される場合について説明す
る。
1から印刷データが受信ポートA33に印刷データが送
信され、続いてホストコンピュータB32から受信ポー
トB32に印刷データが送信される場合について説明す
る。
【0031】まず、受信ポートA33において、ホスト
コンピュータA31から送信される印刷データの1バイ
トが受信されると、DMA転送手段34bによるDMA
は終了し、図4に示した割り込み処理ルーチンが起動さ
れる。
コンピュータA31から送信される印刷データの1バイ
トが受信されると、DMA転送手段34bによるDMA
は終了し、図4に示した割り込み処理ルーチンが起動さ
れる。
【0032】この割り込み処理ルーチンでは、登録テー
ブル38aを検索し、メインポートとして登録されてい
る受信ポートがあるか判定される(ステップS11)。
ステップS11では、まだメインポートとして登録され
ている受信ポートはないので、「NO」と判定される。
そして、設定手段によって、受信ポートA33がメイン
ポートであることが、登録テーブル38aに登録(設
定)される(ステップS12)。
ブル38aを検索し、メインポートとして登録されてい
る受信ポートがあるか判定される(ステップS11)。
ステップS11では、まだメインポートとして登録され
ている受信ポートはないので、「NO」と判定される。
そして、設定手段によって、受信ポートA33がメイン
ポートであることが、登録テーブル38aに登録(設
定)される(ステップS12)。
【0033】次に、受信ポートA33に対応する受信バ
ッファ41が満杯になったか否かが判定される(ステッ
プS13)。このステップS13の判定で「NO」と判
定された場合には、受信ポートA33のDMAカウンタ
33aに所定バイト数、つまり「256」がセットさ
れ、割り込み処理が終了される。
ッファ41が満杯になったか否かが判定される(ステッ
プS13)。このステップS13の判定で「NO」と判
定された場合には、受信ポートA33のDMAカウンタ
33aに所定バイト数、つまり「256」がセットさ
れ、割り込み処理が終了される。
【0034】また、このステップS13の判定で「YE
S」と判定された場合には、BUSY信号をアクティブ
にし、ホストコンピュータAからの受信を停止する(ス
テップS13a)。
S」と判定された場合には、BUSY信号をアクティブ
にし、ホストコンピュータAからの受信を停止する(ス
テップS13a)。
【0035】こうして、受信ポートA33の方が最初に
印刷データを受信すると、受信ポートA33が受信ポー
トとして登録テーブル38aに登録される。
印刷データを受信すると、受信ポートA33が受信ポー
トとして登録テーブル38aに登録される。
【0036】図4のフローチャートに示した割り込み処
理が終了した以降、ホストコンピュータA31から受信
ポートA33に送信される印刷データは、256バイト
単位で受信され、インタフェース制御部35を介して受
信バッファ41にDMA転送される。
理が終了した以降、ホストコンピュータA31から受信
ポートA33に送信される印刷データは、256バイト
単位で受信され、インタフェース制御部35を介して受
信バッファ41にDMA転送される。
【0037】次に、データ処理部43の動作について図
5のフローチャートを参照して説明する。上記データ処
理部43は、登録テーブル38aを検索し、この登録テ
ーブル38aにメインポートとして登録されている受信
ポートがあるかが判定される(ステップS21)。前述
したように、受信ポートA33がメインポートとして登
録テーブル38aに登録されているため、「YES」と
判定される。そして、受信ポートA33に対応する受信
バッファ41にデータがあるかが判定される(ステップ
S22)。
5のフローチャートを参照して説明する。上記データ処
理部43は、登録テーブル38aを検索し、この登録テ
ーブル38aにメインポートとして登録されている受信
ポートがあるかが判定される(ステップS21)。前述
したように、受信ポートA33がメインポートとして登
録テーブル38aに登録されているため、「YES」と
判定される。そして、受信ポートA33に対応する受信
バッファ41にデータがあるかが判定される(ステップ
S22)。
【0038】ここで、受信ポートA33から256バイ
ト単位で印刷データがDMA転送されているので、受信
バッファ41には印刷データが蓄積されている。従っ
て、ステップS22の判定において「YES」と判定さ
れるため、受信バッファ41に蓄積されている印刷デー
タが、データ処理部43に取得される(ステップS2
3)。
ト単位で印刷データがDMA転送されているので、受信
バッファ41には印刷データが蓄積されている。従っ
て、ステップS22の判定において「YES」と判定さ
れるため、受信バッファ41に蓄積されている印刷デー
タが、データ処理部43に取得される(ステップS2
3)。
【0039】そして、受信バッファ41から取得された
印刷データは、データ処理部43において、その印刷デ
ータの解析及び処理が行われる(ステップS24)。こ
のステップS24の処理の後にステップS21の処理に
戻る。
印刷データは、データ処理部43において、その印刷デ
ータの解析及び処理が行われる(ステップS24)。こ
のステップS24の処理の後にステップS21の処理に
戻る。
【0040】そして、受信バッファ41に印刷データが
ある限り、受信バッファ41から印刷データの取得がな
され(ステップS23)、データ処理部43によってデ
ータ処理が成される(ステップS24)。
ある限り、受信バッファ41から印刷データの取得がな
され(ステップS23)、データ処理部43によってデ
ータ処理が成される(ステップS24)。
【0041】ところで、受信バッファ41は、FIFO
構造であるため、データ処理部43は、処理が終了した
順に受信バッファ41の領域を順次開放する。従って、
受信バッファ41の領域が順次開放されていくと、受信
バッファ41に蓄積されている印刷データがなくなる場
合がある。このような場合には、ステップS22の判定
で「NO」と判定され、印刷ジョブが終了したかが判定
される(ステップS26)。このステップS26の判定
で「NO」と判定された場合には、図5に示す処理を終
了する。そして、さらに前述したステップS21以降の
処理が繰り返し行われる。
構造であるため、データ処理部43は、処理が終了した
順に受信バッファ41の領域を順次開放する。従って、
受信バッファ41の領域が順次開放されていくと、受信
バッファ41に蓄積されている印刷データがなくなる場
合がある。このような場合には、ステップS22の判定
で「NO」と判定され、印刷ジョブが終了したかが判定
される(ステップS26)。このステップS26の判定
で「NO」と判定された場合には、図5に示す処理を終
了する。そして、さらに前述したステップS21以降の
処理が繰り返し行われる。
【0042】一方、ステップS26の判定で「YES」
と判定された場合には、登録テーブル38aに登録され
ている受信ポートA33がメインポートであることの登
録が削除される。さらに、受信ポートA33のDMAカ
ウンタ33aには「1」が設定される(ステップS2
7)。
と判定された場合には、登録テーブル38aに登録され
ている受信ポートA33がメインポートであることの登
録が削除される。さらに、受信ポートA33のDMAカ
ウンタ33aには「1」が設定される(ステップS2
7)。
【0043】以上のようにして、データ処理部43はメ
インポートとして登録されている受信ポートからDMA
転送された印刷データが蓄積されている受信バッファ4
1から印刷データを取得し、印刷データの解析及び処理
を行っている。
インポートとして登録されている受信ポートからDMA
転送された印刷データが蓄積されている受信バッファ4
1から印刷データを取得し、印刷データの解析及び処理
を行っている。
【0044】ところで、受信ポートA33がメインポー
トとして登録されている間に、受信ポートB34に接続
されるホストコンピュータB32から印刷データが送信
された場合の処理について説明する。
トとして登録されている間に、受信ポートB34に接続
されるホストコンピュータB32から印刷データが送信
された場合の処理について説明する。
【0045】図3のイニシャライズ処理において、DM
Aカウンタ34aには「1」が設定されているため(ア
イドル状態)、受信ポートB34にホストコンピュータ
B32からの印刷データが1バイト受信されると、DM
A転送手段34bによるDMAが終了され、図4のフロ
ーチャートに示したDMA割り込み処理ルーチンが起動
される。
Aカウンタ34aには「1」が設定されているため(ア
イドル状態)、受信ポートB34にホストコンピュータ
B32からの印刷データが1バイト受信されると、DM
A転送手段34bによるDMAが終了され、図4のフロ
ーチャートに示したDMA割り込み処理ルーチンが起動
される。
【0046】このDMA割り込み処理ルーチンの処理に
ついて再度図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、登録テーブル38aを検索し、メインポートとし
て登録されている受信ポートがあるか判定される(ステ
ップS11)。ここで、受信ポートA33は、すでにメ
インポートとして登録されているため、このステップS
11の判定で「YES」と判定される。
ついて再度図4のフローチャートを参照して説明する。
まず、登録テーブル38aを検索し、メインポートとし
て登録されている受信ポートがあるか判定される(ステ
ップS11)。ここで、受信ポートA33は、すでにメ
インポートとして登録されているため、このステップS
11の判定で「YES」と判定される。
【0047】そして、ホストコンピュータB32からの
印刷データを受信した受信ポートB34がメインポート
であるかが登録テーブル38aを参照して判定される
(ステップS15)。ここで、受信ポートB34はメイ
ンポートではないため、ステップS15の判定で「N
O」と判定され、受信ポートB34がサブポートである
かが判定される(ステップS16)。この時点では、受
信ポートB34はサブポートとしても登録されていない
ため、ここで始めて設定手段によってサブポートとして
登録テーブル38aに登録(設定)される(ステップS
17)。
印刷データを受信した受信ポートB34がメインポート
であるかが登録テーブル38aを参照して判定される
(ステップS15)。ここで、受信ポートB34はメイ
ンポートではないため、ステップS15の判定で「N
O」と判定され、受信ポートB34がサブポートである
かが判定される(ステップS16)。この時点では、受
信ポートB34はサブポートとしても登録されていない
ため、ここで始めて設定手段によってサブポートとして
登録テーブル38aに登録(設定)される(ステップS
17)。
【0048】その後は、S13の処理に移り、上述した
メインポートのときと同様に、受信バッファ42が満杯
になるまで受信を続ける。そして、受信バッファ42が
満杯になるとBUSY信号をアクティブにし、ホストコ
ンピュータAからの受信を停止する(ステップS13
a)。 また、ステップS15で「YES」と判定され
るとステップS13の処理に移る。
メインポートのときと同様に、受信バッファ42が満杯
になるまで受信を続ける。そして、受信バッファ42が
満杯になるとBUSY信号をアクティブにし、ホストコ
ンピュータAからの受信を停止する(ステップS13
a)。 また、ステップS15で「YES」と判定され
るとステップS13の処理に移る。
【0049】ところで、図5のフロチャートで説明した
ように、受信バッファ41のデータが無くなり(ステッ
プS22で「NO」)、データ処理部38内の未処理デ
ータがすべて無くなると(ステップS26で「YE
S」)、インタフェース制御部35はメインポートとし
て登録されていた受信ポートA33の登録を削除し、D
MAカウンタ33aに「1」をセットして受信ポートA
33をアイドル状態にする(ステップS27)。
ように、受信バッファ41のデータが無くなり(ステッ
プS22で「NO」)、データ処理部38内の未処理デ
ータがすべて無くなると(ステップS26で「YE
S」)、インタフェース制御部35はメインポートとし
て登録されていた受信ポートA33の登録を削除し、D
MAカウンタ33aに「1」をセットして受信ポートA
33をアイドル状態にする(ステップS27)。
【0050】また、受信ポートA33がメインポートと
しての登録が削除された後、受信ポートB34は、その
1バイトのDMA転送が終わると、図4のフローチャー
トに示したDMA割り込み処理ルーチンが実行される。
そして、ステップS11の判定で「NO」と判定される
ため、設定手段によって受信ポートB34を登録テーブ
ル38aにメインポートとして登録する処理がなされる
(ステップS12)。さらに、受信バッファ42が満杯
でない場合は(ステップS13で「NO」)、DMAカ
ウンタ34aに「256」がセットされる(ステップS
14)。
しての登録が削除された後、受信ポートB34は、その
1バイトのDMA転送が終わると、図4のフローチャー
トに示したDMA割り込み処理ルーチンが実行される。
そして、ステップS11の判定で「NO」と判定される
ため、設定手段によって受信ポートB34を登録テーブ
ル38aにメインポートとして登録する処理がなされる
(ステップS12)。さらに、受信バッファ42が満杯
でない場合は(ステップS13で「NO」)、DMAカ
ウンタ34aに「256」がセットされる(ステップS
14)。
【0051】従って、受信ポートA33がメインポート
としての登録が削除された後は、受信ポートB34がメ
インポートとして新たに登録される。このため、受信ポ
ートB34からインタフェース制御部35を介して25
6バイト単位で印刷データが受信バッファ42にDMA
転送される。すなわち、受信ポートA33のメインポー
トとしての登録が削除された時点で、サブポートとして
機能している受信ポートB34がある場合には、登録テ
ーブル38aが更新され、そのサブポートとしての登録
がメインポートの登録に変更される。
としての登録が削除された後は、受信ポートB34がメ
インポートとして新たに登録される。このため、受信ポ
ートB34からインタフェース制御部35を介して25
6バイト単位で印刷データが受信バッファ42にDMA
転送される。すなわち、受信ポートA33のメインポー
トとしての登録が削除された時点で、サブポートとして
機能している受信ポートB34がある場合には、登録テ
ーブル38aが更新され、そのサブポートとしての登録
がメインポートの登録に変更される。
【0052】このとき、データ処理部43は、新たにメ
インポートとして登録された受信ポートB34に対応す
る受信バッファ42に、サブポートとして登録されてい
たときに受信されていた印刷データが残っていた場合に
は、受信ポートB34がメインポートとして登録された
直後から受信バッファ42に蓄積されている印刷データ
の解析、処理を行っている。
インポートとして登録された受信ポートB34に対応す
る受信バッファ42に、サブポートとして登録されてい
たときに受信されていた印刷データが残っていた場合に
は、受信ポートB34がメインポートとして登録された
直後から受信バッファ42に蓄積されている印刷データ
の解析、処理を行っている。
【0053】ところで、ホストコンピュータは、通常、
オペレータが印刷中のジョブを中止した場合などには、
印刷処理・印刷データの転送を中止し、その直後に印刷
装置に対して初期化信号を送信する。また、ホストコン
ピュータは、OS(オペレーティングシステム)が立ち
上げられたときにも、印刷装置に対して初期化信号を送
信する。
オペレータが印刷中のジョブを中止した場合などには、
印刷処理・印刷データの転送を中止し、その直後に印刷
装置に対して初期化信号を送信する。また、ホストコン
ピュータは、OS(オペレーティングシステム)が立ち
上げられたときにも、印刷装置に対して初期化信号を送
信する。
【0054】本実施の形態に係る印刷装置がホストコン
ピュータから初期化信号を受信したときの処理につい
て、図6ないし図10を参照しながら説明する。本装置
においては、各受信ポートの状態(アイドル状態、メイ
ンポート状態、サブポート状態)を監視し、図6に示す
ようにホストコンピュータから初期化信号を受信したと
きの各受信ポートの状態の組合せに応じて、異なる処理
(A状態〜D状態の処理)を行うようになっている。
ピュータから初期化信号を受信したときの処理につい
て、図6ないし図10を参照しながら説明する。本装置
においては、各受信ポートの状態(アイドル状態、メイ
ンポート状態、サブポート状態)を監視し、図6に示す
ようにホストコンピュータから初期化信号を受信したと
きの各受信ポートの状態の組合せに応じて、異なる処理
(A状態〜D状態の処理)を行うようになっている。
【0055】なお、各受信ポートの状態は、上記本体メ
モリの受信ポート毎に割当てられた領域に記憶されたポ
ートステータスから判断してもよく、またメインポート
状態又はサブポート状態については登録テーブル38a
を参照し、アイドル状態か否かはオンラインステータス
に基づいて判断してもよい。
モリの受信ポート毎に割当てられた領域に記憶されたポ
ートステータスから判断してもよく、またメインポート
状態又はサブポート状態については登録テーブル38a
を参照し、アイドル状態か否かはオンラインステータス
に基づいて判断してもよい。
【0056】先ず、一方のポートがメインポート状態で
あって、かつ他方のポートがサブポート状態である場合
にサブポート状態であるポートから初期化信号を受信し
た場合(図6に示すA状態)、図7に示すようなA状態
における処理を行う。
あって、かつ他方のポートがサブポート状態である場合
にサブポート状態であるポートから初期化信号を受信し
た場合(図6に示すA状態)、図7に示すようなA状態
における処理を行う。
【0057】すなわち、図2に示すメモリの領域Bに割
当てられているサブポート状態である受信ポートのみの
受信バッファなどを初期化し(ステップS31)、その
受信ポートのDMA転送手段を起動し、DMAカウンタ
に"1"をセットする(ステップS32)。そして、その
受信ポートにオンラインステータスを出力することによ
り、当該受信ポートをデータ受信可能状態(アイドル状
態)にする(ステップS33)。
当てられているサブポート状態である受信ポートのみの
受信バッファなどを初期化し(ステップS31)、その
受信ポートのDMA転送手段を起動し、DMAカウンタ
に"1"をセットする(ステップS32)。そして、その
受信ポートにオンラインステータスを出力することによ
り、当該受信ポートをデータ受信可能状態(アイドル状
態)にする(ステップS33)。
【0058】この場合には、サブポート状態である受信
ポートはその受信バッファで受信した印刷データについ
てのデータ処理部43の処理が未だ開始されておらず、
印刷データの受信のみを行っているため、当該サブポー
トについてのみ初期化すれば足りるからである。
ポートはその受信バッファで受信した印刷データについ
てのデータ処理部43の処理が未だ開始されておらず、
印刷データの受信のみを行っているため、当該サブポー
トについてのみ初期化すれば足りるからである。
【0059】次に、一方のポートがサブポート状態であ
って、かつ他方のポートがメインポート状態である場合
にメインポート状態であるポートから初期化信号を受信
した場合(図6に示すB状態)は、図8に示すようなB
状態における処理を行う。
って、かつ他方のポートがメインポート状態である場合
にメインポート状態であるポートから初期化信号を受信
した場合(図6に示すB状態)は、図8に示すようなB
状態における処理を行う。
【0060】すなわち、図2に示すメモリの領域Bに割
当てられているメインポート状態である受信ポートのみ
の受信バッファなどを初期化し、電源投入時のポート初
期化後の位置(アドレス)までジャンプする(ステップ
41)。これにより、サブポート以外の部分はすべて初
期化されたことになる。
当てられているメインポート状態である受信ポートのみ
の受信バッファなどを初期化し、電源投入時のポート初
期化後の位置(アドレス)までジャンプする(ステップ
41)。これにより、サブポート以外の部分はすべて初
期化されたことになる。
【0061】そして、その受信ポートのDMA転送手段
を起動し、DMAカウンタに"1"をセットする(ステッ
プS42)。そして、その受信ポートにオンラインステ
ータスを出力することにより、当該受信ポートをデータ
受信可能状態(アイドル状態)にする(ステップS4
3)。
を起動し、DMAカウンタに"1"をセットする(ステッ
プS42)。そして、その受信ポートにオンラインステ
ータスを出力することにより、当該受信ポートをデータ
受信可能状態(アイドル状態)にする(ステップS4
3)。
【0062】このとき、サブポートのDMA割り込み処
理ルーチンにおいて受信ポートの状態がチェックされる
と、サブポートのみが存在することになるので、すなわ
ちメインポートの処理が終了してメインポートの登録を
解除したときと同じ状態になるので、登録テーブル38
aが更新され、サブポートとしての登録がメインポート
の登録に変更されて印刷データの受信又はデータ処理部
43による印刷データの処理が続行される。
理ルーチンにおいて受信ポートの状態がチェックされる
と、サブポートのみが存在することになるので、すなわ
ちメインポートの処理が終了してメインポートの登録を
解除したときと同じ状態になるので、登録テーブル38
aが更新され、サブポートとしての登録がメインポート
の登録に変更されて印刷データの受信又はデータ処理部
43による印刷データの処理が続行される。
【0063】次に、一方の受信ポートがメインポート状
態であって、かつ他方の受信ポートがアイドル状態であ
る場合に、アイドル状態である受信ポートから初期化信
号を受信した場合又は各受信ポートの状態がともにアイ
ドル状態である場合にどちらか一方のポートが初期化信
号を受信した場合(図6に示すC状態)、図9に示すよ
うなC状態における処理を行う。
態であって、かつ他方の受信ポートがアイドル状態であ
る場合に、アイドル状態である受信ポートから初期化信
号を受信した場合又は各受信ポートの状態がともにアイ
ドル状態である場合にどちらか一方のポートが初期化信
号を受信した場合(図6に示すC状態)、図9に示すよ
うなC状態における処理を行う。
【0064】すなわち、受信した初期化信号を無視して
処理を続行する(ステップS51)。つまり、前者の場
合は、アイドル状態である受信ポートでは受信した印刷
データ等はなく、既に初期化状態にあるが、メインポー
ト状態である受信ポートの印刷データを保護するため
に、初期化信号を無視するようにしたものである。
処理を続行する(ステップS51)。つまり、前者の場
合は、アイドル状態である受信ポートでは受信した印刷
データ等はなく、既に初期化状態にあるが、メインポー
ト状態である受信ポートの印刷データを保護するため
に、初期化信号を無視するようにしたものである。
【0065】また、後者の場合は、いずれの受信ポート
もアイドル状態であり、既に初期化状態にある点で前者
と同様であるため、初期化信号を無視するようにしてい
る。なお、この後者の場合は、いずれの受信ポートもア
イドル状態であるので、初期化信号を無視する代りに、
すべての受信ポートの完全初期化を行ってもよい。
もアイドル状態であり、既に初期化状態にある点で前者
と同様であるため、初期化信号を無視するようにしてい
る。なお、この後者の場合は、いずれの受信ポートもア
イドル状態であるので、初期化信号を無視する代りに、
すべての受信ポートの完全初期化を行ってもよい。
【0066】次に、一方の受信ポートがアイドル状態で
あって、かつ他方の受信ポートがメインポート状態であ
る場合に、メインポート状態である受信ポートから初期
化信号を受信した場合(図6に示すD状態)、図10に
示すようなD状態における処理を行う。
あって、かつ他方の受信ポートがメインポート状態であ
る場合に、メインポート状態である受信ポートから初期
化信号を受信した場合(図6に示すD状態)、図10に
示すようなD状態における処理を行う。
【0067】すなわち、直ちに完全初期化を行う。具体
的には図3に示す電源投入時におけるイニシャル処理の
ステップ1〜ステップ5の処理を行う。これは、他方の
受信ポートがアイドル状態なので、保護すべき印刷デー
タがないため、完全初期化を行う(ステップS61)よ
うにしたものである。
的には図3に示す電源投入時におけるイニシャル処理の
ステップ1〜ステップ5の処理を行う。これは、他方の
受信ポートがアイドル状態なので、保護すべき印刷デー
タがないため、完全初期化を行う(ステップS61)よ
うにしたものである。
【0068】このような構成の本実施の形態において
は、ホストコンピュータから初期化信号を受信した場
合、そのときの受信ポートの状態に応じて異なる処理が
行われる。
は、ホストコンピュータから初期化信号を受信した場
合、そのときの受信ポートの状態に応じて異なる処理が
行われる。
【0069】例えば一方のポートがメインポート状態で
あって、かつ他方のポートがサブポート状態である場合
にサブポート状態であるポートから初期化信号を受信し
た場合(図6に示すA状態)は、サブポート状態である
受信ポートのみが初期化される。これにより、メインポ
ート状態である受信ポートは影響を受けることなく印刷
データの受信又は処理を続行できる。
あって、かつ他方のポートがサブポート状態である場合
にサブポート状態であるポートから初期化信号を受信し
た場合(図6に示すA状態)は、サブポート状態である
受信ポートのみが初期化される。これにより、メインポ
ート状態である受信ポートは影響を受けることなく印刷
データの受信又は処理を続行できる。
【0070】また、一方のポートがサブポート状態であ
って、かつ他方のポートがメインポート状態である場合
にメインポート状態であるポートから初期化信号を受信
した場合(図6に示すB状態)は、メインポート状態で
ある受信ポートのみが初期化され、データ処理部43が
開放される。このとき、サブポート状態である受信ポー
トはメインポート状態に変更されるので、優先的にデー
タ処理部43によって処理が行われる。これにより、サ
ブポート状態である受信ポートは影響を受けることな
く、しかも優先的に印刷データの受信又は処理を続行で
きる。
って、かつ他方のポートがメインポート状態である場合
にメインポート状態であるポートから初期化信号を受信
した場合(図6に示すB状態)は、メインポート状態で
ある受信ポートのみが初期化され、データ処理部43が
開放される。このとき、サブポート状態である受信ポー
トはメインポート状態に変更されるので、優先的にデー
タ処理部43によって処理が行われる。これにより、サ
ブポート状態である受信ポートは影響を受けることな
く、しかも優先的に印刷データの受信又は処理を続行で
きる。
【0071】また、一方の受信ポートがメインポート状
態であって、かつ他方の受信ポートがアイドル状態であ
る場合にアイドル状態である受信ポートから初期化信号
を受信した場合又は各受信ポートの状態がともにアイド
ル状態である場合にどちらか一方のポートが初期化信号
を受信した場合(図6に示すC状態)は初期化信号が無
視される。これにより、メインポート状態である受信ポ
ートは影響を受けることなく、印刷データの受信又は処
理を続行できる。
態であって、かつ他方の受信ポートがアイドル状態であ
る場合にアイドル状態である受信ポートから初期化信号
を受信した場合又は各受信ポートの状態がともにアイド
ル状態である場合にどちらか一方のポートが初期化信号
を受信した場合(図6に示すC状態)は初期化信号が無
視される。これにより、メインポート状態である受信ポ
ートは影響を受けることなく、印刷データの受信又は処
理を続行できる。
【0072】次に、一方の受信ポートがアイドル状態で
あって、かつ他方の受信ポートがメインポート状態であ
る場合に、メインポート状態である受信ポートから初期
化信号を受信した場合(図6に示すD状態)は、直ちに
完全初期化を行ってすべての受信ポートを初期化する。
あって、かつ他方の受信ポートがメインポート状態であ
る場合に、メインポート状態である受信ポートから初期
化信号を受信した場合(図6に示すD状態)は、直ちに
完全初期化を行ってすべての受信ポートを初期化する。
【0073】このように、ホストコンピュータから初期
化信号を受信した場合、そのときの受信ポートの状態に
応じて異なる処理を行うことによって、受信ポート状態
に応じた的確な初期化処理を行うことができ、印刷デー
タの受信や処理を行っている受信ポートについては、影
響を受けることなく、印刷データの受信や処理を続行す
ることができる。
化信号を受信した場合、そのときの受信ポートの状態に
応じて異なる処理を行うことによって、受信ポート状態
に応じた的確な初期化処理を行うことができ、印刷デー
タの受信や処理を行っている受信ポートについては、影
響を受けることなく、印刷データの受信や処理を続行す
ることができる。
【0074】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、各
ポート毎に受信バッファを有している場合に、各受信ポ
ートのデータ受信状態によって、いずれかのポートから
初期化信号を受信した場合における制御方法を変えるこ
とにより、受信ポートの状態に応じた的確な初期化処理
を行うことができ、印刷データの受信や処理を行ってい
る受信ポートについては、影響を受けることなく、印刷
データの受信や処理を続行することができる。
ポート毎に受信バッファを有している場合に、各受信ポ
ートのデータ受信状態によって、いずれかのポートから
初期化信号を受信した場合における制御方法を変えるこ
とにより、受信ポートの状態に応じた的確な初期化処理
を行うことができ、印刷データの受信や処理を行ってい
る受信ポートについては、影響を受けることなく、印刷
データの受信や処理を続行することができる。
【0075】すなわち、1つの受信ポートが主ポート状
態であって、他の受信ポートが従ポート状態であると
き、各受信ポートについてそれぞれの制御を行っている
際に、従ポート状態である受信ポートから初期化信号を
受信したときは、当該従ポート状態である受信ポートの
みを初期化することによって、主ポート状態である受信
ポートの制御は影響を受けることなく、印刷データの受
信や処理を続行することができる。
態であって、他の受信ポートが従ポート状態であると
き、各受信ポートについてそれぞれの制御を行っている
際に、従ポート状態である受信ポートから初期化信号を
受信したときは、当該従ポート状態である受信ポートの
みを初期化することによって、主ポート状態である受信
ポートの制御は影響を受けることなく、印刷データの受
信や処理を続行することができる。
【0076】また、1つの受信ポートが主ポート状態で
あって、他の受信ポートが従ポート状態であるとき、各
受信ポートについてそれぞれの制御を行っている際に、
主ポート状態である受信ポートから初期化信号を受信し
たときは、当該主ポート状態である受信ポートのみを初
期化することによって、従ポート状態である受信ポート
の制御は影響を受けることなく、印刷データの受信を続
行することができる。
あって、他の受信ポートが従ポート状態であるとき、各
受信ポートについてそれぞれの制御を行っている際に、
主ポート状態である受信ポートから初期化信号を受信し
たときは、当該主ポート状態である受信ポートのみを初
期化することによって、従ポート状態である受信ポート
の制御は影響を受けることなく、印刷データの受信を続
行することができる。
【0077】また、複数の受信ポートのうち、いずれか
が主ポート状態であって、当該受信ポートについて制御
を行っている際に、未だ印刷データを受信していない受
信待ち状態である受信ポートから初期化信号を受信した
ときは、当該初期化情報を無視することにより、主ポー
ト状態である受信ポートの制御は影響を受けることなく
続行することができる。
が主ポート状態であって、当該受信ポートについて制御
を行っている際に、未だ印刷データを受信していない受
信待ち状態である受信ポートから初期化信号を受信した
ときは、当該初期化情報を無視することにより、主ポー
ト状態である受信ポートの制御は影響を受けることなく
続行することができる。
【図1】本発明の実施の形態に係る印刷装置の概略構成
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図2】本発明の実施の形態に係る印刷装置の本体RA
Mの構成を説明する図。
Mの構成を説明する図。
【図3】同実施の形態に係る印刷装置のインタフェース
制御部の電源投入時におけるイニシャル処理内容を示す
フローチャート。
制御部の電源投入時におけるイニシャル処理内容を示す
フローチャート。
【図4】同実施の形態に係るインタフェース制御部で行
われるDMA割り込み処理ルーチンの制御内容を示すフ
ローチャート。
われるDMA割り込み処理ルーチンの制御内容を示すフ
ローチャート。
【図5】同実施の形態に係る印刷装置のデータ処理部の
制御内容を示すフローチャート。
制御内容を示すフローチャート。
【図6】同実施の形態に係る印刷装置のインタフェース
制御部においてホストコンピュータから初期化信号を受
信した場合の制御処理を説明する図。
制御部においてホストコンピュータから初期化信号を受
信した場合の制御処理を説明する図。
【図7】図6に示すA状態における制御内容を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図8】図6に示すB状態における制御内容を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図9】図6に示すC状態における制御内容を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
【図10】図6に示すD状態における制御内容を示すフ
ローチャート。
ローチャート。
【図11】従来の印刷装置の構成を示すブロック図。
【図12】従来の他の印刷装置の構成を示すブロック
図。
図。
31…ホストコンピュータA 32…ホストコンピュータB 33…受信ポートA 34…受信ポートB 35…インタフェース制御部 36…CPU 37…ROM 38…RAM 41,42…受信バッファ
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の受信ポート及びこれら複数の受信
ポートから受信された印刷データを蓄積する受信ポート
毎に設けられた受信バッファを有し、それら複数の受信
バッファのうち1つの受信バッファに蓄積されているデ
ータを処理するデータ処理手段とを備えた印刷装置にお
いて、 複数の受信ポートから印刷データを受信したときに、1
つを主ポート状態とし、残りの受信ポートを従ポート状
態として設定する状態設定手段と、 前記状態設定手段が主ポート状態に設定した受信ポート
から印刷データを受信した場合は、その印刷データを対
応する受信バッファに転送し、この受信バッファに蓄積
した印刷データを前記データ処理手段によって処理し、
前記状態設定手段が従ポート状態に設定した受信ポート
から印刷データを受信した場合は、その印刷データを対
応する受信バッファへ転送することのみを行う制御手段
と、 1つの受信ポートが主ポート状態であって、他の受信ポ
ートが従ポート状態であるとき、前記制御手段により各
受信ポートについてそれぞれの制御を行っている際に、
従ポート状態である受信ポートから初期化信号を受信し
たときは、当該従ポート状態である受信ポートのみを初
期化する初期化制御手段とを設けたことを特徴とする印
刷装置。 - 【請求項2】 前記初期化制御手段は、1つの受信ポー
トが主ポート状態であって、他の受信ポートが従ポート
状態であるとき、前記制御手段により各受信ポートにつ
いてそれぞれの制御を行っている際に、主ポート状態で
ある受信ポートから初期化信号を受信したときは、当該
主ポート状態である受信ポートのみを初期化することを
特徴とする印刷装置。 - 【請求項3】 前記初期化制御手段は、複数の受信ポー
トのうち、いずれかが主ポート状態であって、前記制御
手段により当該受信ポートについて制御を行っている際
に、未だ印刷データを受信していない受信待ち状態であ
る受信ポートから初期化信号を受信したときは、当該初
期化情報を無視して主ポート状態である受信ポートの制
御を続行することを特徴とする請求項1又は請求項2記
載の印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127075A JP2000322218A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11127075A JP2000322218A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000322218A true JP2000322218A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=14950968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11127075A Pending JP2000322218A (ja) | 1999-05-07 | 1999-05-07 | 印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000322218A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7567356B2 (en) | 2002-10-23 | 2009-07-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
-
1999
- 1999-05-07 JP JP11127075A patent/JP2000322218A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7567356B2 (en) | 2002-10-23 | 2009-07-28 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming device |
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