JP2000321968A - リモート学習システム及び教育ビデオコンテンツ作成方法 - Google Patents

リモート学習システム及び教育ビデオコンテンツ作成方法

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JP2000321968A
JP2000321968A JP13304399A JP13304399A JP2000321968A JP 2000321968 A JP2000321968 A JP 2000321968A JP 13304399 A JP13304399 A JP 13304399A JP 13304399 A JP13304399 A JP 13304399A JP 2000321968 A JP2000321968 A JP 2000321968A
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educational
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learning system
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JP13304399A
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Tokiichiro Takahashi
時市郎 高橋
Tsutomu Fujimoto
強 藤本
Setsuyuki Hongo
節之 本郷
Hiroaki Yashiro
博昭 八代
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Electrically Operated Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 自宅にいながらにして学校に出席した場合と
同様の授業が受けられるリモート学習システム及びその
教育ビデオコンテンツ作成方法を提供すること。 【解決手段】 教育センタ10の教育コンテンツDB1
1に各種の授業風景を撮影した教育ビデオを格納し、画
像編集部12により授業風景中の必要な画像を任意に取
り出して編集しておき、利用者が端末装置20からネッ
トワーク30を通じてアクセスしてきた場合、該端末装
置20の入力部22から入力された利用者の要求に応じ
て教育ビデオコンテンツから取り出して送信し、端末装
置20の表示部21に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各個人がいちいち
学校の授業に出席しなくても、自宅にいながらにして、
これと同等の授業が受けられるリモート学習システム及
びその授業内容を作成する教育ビデオコンテンツ作成方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、リモート学習は、まず利用者が郵
送された問題を解き、それによる解答を送付した後、採
点、添削されて返送されるという過程によるものが普及
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、問題が配布さ
れ、結果を入手するまでには相当の時間を要していた。
また、理解できない部分を繰り返し再履修することは、
原則としてできなかった。従って、理解度の再確認が困
難であるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、かかる背景の下、パーソ
ナルコンピュータ等を用いて、各個人がいちいち学校の
授業に出席しなくても、自宅にいながらにして、これと
同等の授業が受けられるリモート学習システム及びその
授業内容を作成する教育ビデオコンテンツ作成方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の請求項1では、各人が受講したい課目毎に
そのカリキュラムを備えた教育センタと少なくとも1つ
の端末装置とこれらを接続するネットワークとからな
り、教育センタは、各種の授業風景を撮影した教育ビデ
オが格納されている教育コンテンツデータベースと、前
記教育ビデオから授業風景中の必要な画像を任意に取り
出して編集する画像編集部と、これらを制御するととも
に利用者よりの要求に応じて画像を提示する制御部とを
備え、端末装置は、前記教育センタから送られるカリキ
ュラムの内容を表示する表示部と、情報を入力する入力
部と、これらを制御する制御部とを備えたことを特徴と
するリモート学習システムを提案する。
【0006】また、本発明の請求項2では、前記教育セ
ンタは、端末装置の表示部に表示された教育ビデオコン
テンツに対する利用者の採点結果を集計する利用者採点
集計部を備えたことを特徴とする請求項1記載のリモー
ト学習システムを提案する。
【0007】また、本発明の請求項3では、前記教育セ
ンタは、利用者採点集計部によって集計した採点結果を
統計処理して公表することを特徴とする請求項2記載の
リモート学習システムを提案する。
【0008】また、本発明の請求項4では、複数台のカ
メラを用いて教室における授業風景を撮影し、該撮影し
た複数の画像を1つの画像ファイルに圧縮することを特
徴とする教育ビデオコンテンツ作成方法を提案する。
【0009】また、本発明の請求項5では、前記複数の
画面は、先生の顔画像、黒板の画像、教室全体の画像で
あることを特徴とする請求項4記載のビデオコンテンツ
作成方法を提案する。
【0010】本発明によれば、各種の授業風景を撮影
し、これを教育ビデオとすることができる。例えば、*
*年の**先生による“数学III”の講義、○○年の○
○先生による“古文”の講義、……といった具合であ
る。これら各種の教育ビデオを教育ビデオコンテンツと
して多数蓄積する。これにより、全国各地から生徒(利
用者)がこのDBをアクセスすることができ、いちいち
外出して学習しなくても自宅にいながらにして各種の授
業を受けることができ、特に学校から遠い人にとってメ
リットが大きい。また、自分の好きな先生、好きな科目
の授業を受けることができ、自分の理解できない部分を
繰り返し再生できる等の効果がある。
【0011】本方式を採用すると、利用者側のみでな
く、講義する先生側にも次のようなメリットがある。即
ち、一度講義をしておけば同じことを何回も教える必要
がない、インターネット等からアクセスされた分につい
て利用料金収入を得ることができる等である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態に沿って詳細に
説明する。
【0013】図1は本発明のシステム構成の実施の形態
を示すもので、図中、10は教育センタ、20は端末装
置、30はネットワークである。
【0014】教育センタ10は、図1(b)に詳細に示す
ように、各種(各科目毎)の授業風景を撮影した教育ビ
デオが格納されている教育コンテンツデータベース(D
B)11と、前記教育ビデオから授業風景中の必要な画
像を任意に取り出して編集する画像編集部12と、端末
装置10の表示部に表示された教育ビデオコンテンツに
対する利用者の採点結果を集計する利用者採点集計部1
3と、これらを制御するとともに利用者よりの要求に応
じて画像を提示する制御部14とを備えている。
【0015】端末装置20は、教育センタ10から送ら
れるカリキュラムの内容等を表示する表示部21と、情
報を入力する入力部22と、これらを制御する制御部2
3とを備えている。なお、表示部21はCRTまたは液
晶等よりなり、入力部22はキーボード、マウス等より
なり、制御部23は回線インタフェース、データ蓄積
部、CPU、表示部インタフェース、キーボードインタ
フェース等よりなっている。
【0016】ネットワーク30は、教育センタ10と端
末装置20とを接続するもので、教育センタ10と端末
装置20との間で情報のやりとりができるものであれ
ば、公衆回線網でもインターネットでも良い。なお、こ
こでは端末装置20を1つのみ示しているが、複数の端
末装置を接続可能であることはいうまでもない。
【0017】図2は教育コンテンツDB11の内容の一
例、ここでは数学IIIの例を示すもので、No.、タイ
トル、教授名、採録年月日、場所、利用者数、評点等の
項目がある。
【0018】次に、図1、図2を用いて、本発明の動作
を説明する。まず、利用者、例えばAが端末装置20か
らネットワーク30を介して教育センタ10へアクセス
する。教育センタ10では、利用者Aを識別するコー
ド、例えばユーザ名、パスワード等(図示せず)により
本人であるかの認証を行う。本人であることが確認され
るとカリキュラムの提示が行われる。
【0019】そこで、利用者Aは目的の課目を選択し、
入力部22よりその旨を入力し、教育センタ10へ送信
する。教育センタ10では、教育コンテンツDB11に
蓄積されている指定された科目の授業風景をビデオによ
り利用者Aに提示する。これを見て利用者Aは授業を受
ける。ここで、利用者Aは各ビデオを見た後、これに採
点を付けて教育センタ10に返答する。いわゆるアンケ
ートである。
【0020】教育センタ10では、各利用者からのアン
ケートを基に統計処理して、各ビデオ(コンテンツ)に
ついて評価を付与する。例えば、これまで何人の利用者
が受講したかを示す利用者数、どれくらい好評であった
か不評であったかを示す評点(満足度、理解度等)であ
る。これらのビデオの集計結果を公表して次の利用者の
科目選択の目安とすることができる。
【0021】以上のようにすると、例えば、“数学”の
単位を取得するには、コンテンツNo.**,No.*
*,……等を履修した方が良い等のガイドラインを得る
ことができる。
【0022】一方、教育ビデオコンテンツは、上記の方
法によって限定されるものではなく、さらに多種の要求
が増加するものと思われる。例えば、利用者の理解力に
応じて種々のグレードの教育ビデオコンテンツが必要に
なってくる。即ち、同じ“社会”であっても幼児向、小
学校1年向、中学校向、等である。小学1〜6学年、中
学1〜3学年、高校1〜3学年、大学1〜4学年等、さ
らにそれらを細分化したビデオコンテンツが必要とな
る。
【0023】次に、前述した教育ビデオコンテンツの作
成方法について、図3から図6を用いて詳細に説明す
る。
【0024】図3は教育ビデオコンテンツ作成のための
構成を示すもので、図中、41,42,43は授業風景
を撮影するためのカメラ、50は画像圧縮部である。各
カメラ41〜43は、例えばカメラ41は先生の顔画像
用、カメラ42は黒板画像用、カメラ43は教室全体像
用であるが如く役割分担されている(なお、カメラの数
は3つに限られるものではない。)。画像圧縮部50は
前述のカメラで撮影した各々の画面を圧縮して効率良く
1つの画像ファイル(ビデオ再生画面)とする。
【0025】図4は教育ビデオコンテンツの構成を説明
するためのもので、図中、60は先生が黒板を使って授
業を行っている実際の授業風景、61,62,63は風
景60をそれぞれ前述したカメラ41,42,43で撮
影した画像、即ち先生の顔画像A、黒板画像B、教室全
体像Cである。
【0026】図5は圧縮画像ファイル作成のようすを示
すもので、前述した画像A,B,Cの各ファイルを合成
・圧縮して1つの圧縮画像ファイルDとし、これをネッ
トワークで配送する仕組みである。
【0027】図6は端末装置の表示部に表示される教育
ビデオコンテンツの画面の一例を示すもので、図4、図
5で示した各画像A,B,Cの合成画像が、かかる画面
として構成されている(但し、各図は簡略化して示して
いる。)。また、70はマウスカーソルである。
【0028】次に、動作を説明する。まず、各教室での
授業風景をそのままビデオに撮影すれば良い。次に、1
時間の授業のうち、冗長な時間をカットし、例えば40
分等の一定の時間に圧縮する。これら各画像を効率良く
接続して違和感のないようにする。例えば、映画の各カ
ットを繋ぎ合わせることを参考にする。授業の展開が確
認できるようにするために途中にナレーションやキャプ
チャ(文字タイトル)を入れると良い。または画面の片
隅にカット番号(図示せず)番号を入れておいても良
い。
【0029】顔画像A、黒板画像B、教室全体像C等を
複数台のカメラでそれぞれ追跡してこれらの画像を編集
して再生時に分かり易くする。
【0030】その方法としては、 1)ビデオを単に流すのではなく、利用者が見たい画像
の領域部分にマウスカーソルを移動した時、その映像、
例えば先生の顔画像、黒板の画像等が一番上もしくは拡
大されて表示されるようにする(これを実現するための
ハード構成としては、3つの画像を1つの画像に圧縮
し、この中のチャンネルをマウスカーソルの位置によっ
て切りかえることでできる。図5、図6はそのための実
施の形態である。)、 2)先生が特定の生徒の名前を呼んだ場合、これを別の
名前に置き換える(音声単語変換)(プライバシー保護
等のため)ようにする、等がある。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各種の授業風景を撮影し、これを教育ビデオとする。こ
れら各種の教育ビデオを教育ビデオコンテンツとして多
数蓄積する。これにより、全国各地から生徒(利用者)
がこのDBをアクセスすることができ、いちいち外出し
て学習しなくても自宅にいながらにして各種の授業を受
けることができ、特に学校から遠い人にとってメリット
が大きい。また、自分の好きな先生、好きな科目の授業
を受けることができ、自分の理解できない部分を繰り返
し再生できる等の効果がある。
【0032】本方式を採用すると、利用者側のみでな
く、一度講義をしておけば同じことを何回も教える必要
がない、インターネット等からアクセスされた分につい
て利用料金収入を得ることができる等、講義する先生側
にもメリットがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシステムの実施の形態の一例を示す構
成図
【図2】教育コンテンツDBの内容の一例を示す図
【図3】教育ビデオコンテンツ作成のための構成図
【図4】教育ビデオコンテンツの構成図
【図5】圧縮画像ファイル作成のようすを示す図
【図6】教育ビデオコンテンツの表示画面の一例を示す
【符号の説明】
10:教育センタ、11:教育コンテンツデータベース
(DB)、12:画像編集部、13:利用者採点集計
部、14:制御部、20:端末装置、21:表示部、2
2:入力部、23:制御部、30:ネットワーク、4
1,42,43:カメラ、50:画像圧縮部、60:授
業風景、61:顔画像、62:黒板画像、63:教室全
体像。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 本郷 節之 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 八代 博昭 東京都新宿区西新宿3丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BB04 BC01 BD02 CA12 DA07 5C059 KK00 KK37 RA08 RB01 SS12 SS26 UA02 UA38 9A001 JJ01 JJ74 KK09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各人が受講したい課目毎にそのカリキュ
    ラムを備えた教育センタと少なくとも1つの端末装置と
    これらを接続するネットワークとからなり、 教育センタは、各種の授業風景を撮影した教育ビデオが
    格納されている教育コンテンツデータベースと、前記教
    育ビデオから授業風景中の必要な画像を任意に取り出し
    て編集する画像編集部と、これらを制御するとともに利
    用者よりの要求に応じて画像を提示する制御部とを備
    え、 端末装置は、前記教育センタから送られるカリキュラム
    の内容を表示する表示部と、情報を入力する入力部と、
    これらを制御する制御部とを備えたことを特徴とするリ
    モート学習システム。
  2. 【請求項2】 前記教育センタは、端末装置の表示部に
    表示された教育ビデオコンテンツに対する利用者の採点
    結果を集計する利用者採点集計部を備えたことを特徴と
    する請求項1記載のリモート学習システム。
  3. 【請求項3】 前記教育センタは、利用者採点集計部に
    よって集計した採点結果を統計処理して公表することを
    特徴とする請求項2記載のリモート学習システム。
  4. 【請求項4】 複数台のカメラを用いて教室における授
    業風景を撮影し、 該撮影した複数の画像を1つの画像ファイルに圧縮する
    ことを特徴とする教育ビデオコンテンツ作成方法。
  5. 【請求項5】 前記複数の画面は、先生の顔画像、黒板
    の画像、教室全体の画像であることを特徴とする請求項
    4記載の教育ビデオコンテンツ作成方法。
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