JP2001242775A - デジタル化されたインタラクティブ学習法 - Google Patents

デジタル化されたインタラクティブ学習法

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JP2001242775A
JP2001242775A JP2000165945A JP2000165945A JP2001242775A JP 2001242775 A JP2001242775 A JP 2001242775A JP 2000165945 A JP2000165945 A JP 2000165945A JP 2000165945 A JP2000165945 A JP 2000165945A JP 2001242775 A JP2001242775 A JP 2001242775A
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R Faure Patric
アール フォーレ パトリック
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Eastman Kodak Co
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Eastman Kodak Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受講した遠隔授業に対して学生が質問した
り、疑問を差し挟んだりできるインタラクティブ遠隔学
習システムを提供する。 【解決手段】 ビデオ及びオーディオ構成要素と特定の
学習教材に関するデータとから構成される各学習教材か
ら構成される複数の学習教材を記録し、これらをデジタ
ル化してメモリ150に記憶する。特定の学習教材をメ
モリ150から取り出し、このような学習教材のビデオ
及びオーディオ構成要素をユーザに提供する。ユーザ
は、前記特定の学習教材に呼応し、その特定の学習教材
に関する質問を発する。学習教材のデータを検索するこ
とでユーザが行った質問に対応するデータを表示する。
データが適切でない場合は、前記質問を記憶用に提供
し、後に前記学習教材の提供者に答えて貰うようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、学習技術に関し、
特にデジタル化されたインタラクティブ(双方向;inte
ractive)遠隔学習に関する。
【0002】
【従来の技術】技術革新が急速に行われ、市場条件が変
化している状況下、米国の教育システムは、金をかけず
に教育機会を拡大するという課題の解決に迫られてい
る。多くの教育機関は、遠隔学習プログラムを開発する
ことによってこの挑戦に応えている。最も基本的なレベ
ルで言えば、遠隔学習は、教師と学生(複数を含む)と
が物理的な距離で隔てられている場合に行われ、その際
に技術(すなわち、音声、ビデオ、データ、プリント)
を用いて教師と学生間のギャップが埋められるが、対面
コミュニケーションも時に用いられる。遠隔学習プログ
ラムを用いれば、成人に大学教育の第二の機会を提供で
き、時間や距離あるいは物理的な障害に難点のある多く
の人に教育を与えることができ、労働者は仕事の場で知
識ベースを更新することができる。
【0003】遠隔地にいる学生が、従来の密接した対面
授業を受ける学生に較べて同程度の学習が可能かどうか
については、多くの教育家の調査結果がある。遠隔教育
と従来の対面授業とを比較した調査結果では、方法と技
術とが授業内容に適切であり、学生間に交流があり、教
師と学生間に適当なフィードバックがあれば、遠隔学習
は従来の教授法と同じく有効であると結論されている。
【0004】遠隔教育を行う教師には多岐にわたる技術
オプションが利用可能である。これらは次の4種類に分
類される。
【0005】音声:授業に用いられる音声ツールには、
電話、オーディオ会議、短波ラジオなどのインタラクテ
ィブ技術があり、受動(すなわち、一方通行)オーディ
オ手段にはテープや普通のラジオなどがある。
【0006】ビデオ:授業に用いられるビデオツールに
は、スライドのような静止画像、前もって制作された動
画(例えば、フィルムやビデオテープ)、オーディオ会
議と組み合わせたリアルタイム動画(双方向オーディオ
と組み合わせた一方通行または双方向ビデオ)などがあ
る。
【0007】データ:コンピュータは情報を電子的に送
受信する。従って「データ」という語を用いて、この広
範囲な種類の授業ツールを説明する。遠隔教育に用いら
れるコンピュータアプリケーションはたくさんあるが、
以下はその例である。
【0008】コンピュータ支援教育システム(CAI)
・・・自己言語型ティーチングマシンとしてコンピュー
タを用いて個々のレッスンを行う。
【0009】コンピュータ管理教育システム(CMI)
・・・授業を計画し、学生の成績や進捗度を追跡するの
にコンピュータを用いる。授業そのものはコンピュータ
で行う必要はないが、CAIをこのCMIと組み合わせ
て用いることも多い。
【0010】コンピュータ介在教育(CME):指図そ
のものをコンピュータで行うコンピュータアプリケーシ
ョンのこと。電子メール、ファクシミリシステム、リア
ルタイムコンピュータ会議、全世界ウェブ(WWW)ア
プリケーションなどが例として挙げられる。
【0011】プリント:プリントは遠距離教育プログラ
ムの基本要素であり、他の授業システムもこれが基本と
なって進化する。多岐にわたる印刷フォーマットが利用
可能であり、教科書、学習ガイド、学習帳、コース概要
書、ケーススタディなどが例として挙げられる。
【0012】技術は遠隔学習の実施に重要な役割を果た
すけれども、遠隔学習が成功したかどうかは、授業を行
う技術ではなく、当然ながら授業の結果に目を向けなけ
ればならない。遠隔教育を効果的なものとするには、授
業を行うシステムを選択する以前に、学生のニーズ、授
業内容の要件、教師が直面する制約などに適切な対応を
とる必要がある。このようなアプローチでは普通、授業
媒体をミックスする結果となり、各個の授業媒体がそれ
ぞれ特定の目的にかなうようになる。例えば、印刷は強
固な媒体であり、コースの教科書、読本、摘要書、毎日
のスケジュールなどの形で基本的な授業内容を伝えるこ
とができる。
【0013】インタラクティブな音声またはビデオ会議
では、リアルタイムの対面(または双方向音声)の相互
応答作用が得られる。また、これは客員スピーカーと課
題のエキスパートとを授業に組み入れるのによい方法で
あり、費用対効果の優れた方法である。
【0014】コンピュータ会議や電子メールを用いれ
ば、一人または複数のクラス構成学生にメッセージを送
ったり、課題についてフィードバックしたり、あるいは
他の目的のコミュニケーションを図ったりすることがで
きる。この方法は、学生間の相互交流を増す目的にも用
いることができる。予め記録したビデオテープを用いれ
ば、クラスに授業を行ったり、視覚に訴えたコンテンツ
を伝えることができる。
【0015】ファクシミリシステムを用いれば、課題を
配付したり、土壇場での告知を行ったり、学生から課題
の答えを受け取ったり、適時にフィードバックしたりす
ることができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】以上のような遠隔学習
技術に関する問題は多岐にわたる。従来の遠隔学習に関
する第一の重要な問題はコストである。従来の遠隔学習
システムは、私設のテレビネットワークを確立すること
が必要であり、プロダクション設備や放送機器やケーブ
ル施設なども当然必要となる。第二に、ビデオ制作は時
間がかかり、技術的に高級であり、比較的複雑な制作設
備や機器が必要になることも多い。第三に、従来の遠隔
教育を受講しようと選択し、従来の遠隔教育プログラム
にインタラクティブに参加しようとするユーザ、すなわ
ち学生には、特別な機器、設備が必要となり、専門のス
タッフが要ることもある。第四に、既製の従来の遠隔学
習コースではマスメディア的アプローチを取るので、普
通程度の学生に照準を合わせた授業内容が提供される。
従って、特別なニーズを持っている学生には、このよう
な汎用コースは効率が悪くなる。第五に、相互交流なし
に受動的に授業を受ければ、授業の効果性が限定される
恐れがある。第六に、従来の遠隔学習では顧客である学
校側の授業スケジュールに関する制約に対応するに必要
なフレキシビリティに欠ける。従って、従来の遠隔学習
ネットワークは利用率が低いことが多く、実際に折角の
学生を失っているケースが珍しくない。第七に、従来の
遠隔学習システムでは私設のTVネットワークに依存し
ているケースが多いので、そのアクセスは学校という環
境に制約され、学生は、他の場所、例えば、家庭とか図
書館とか学習室とからはアクセスすることは不可能にな
っている(もっとも例外として、非インタラクティブな
テレビ授業をケーブルで開設している大学がある)。
【0017】本発明の目的は、受講した学習授業に対し
てユーザ(学生)が質問を行ったり、疑問を差し挟んだ
りできるインタラクティブ遠隔学習システムを提供する
ことである。
【0018】本発明の別の目的は、前記の問題点を克服
し、特にユーザの質問に答えるのに効果的なインタラク
ティブ遠隔学習システムを提供することである。
【0019】本発明の更に別の目的は、ビデオ・オーデ
ィオ構成要素を生かし、特定の学習教材を提供する教師
またはプロバイダが授業後に学生の質問に答えることが
できるようにするインタラクティブ遠隔学習システムを
提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上の目的は、a)各学
習教材がビデオ及びオーディオ構成要素と特定の学習教
材に関するデータとを備えている複数の学習教材を記録
し、デジタル化し、メモリに記憶するステップと、b)
前記メモリから特定の学習教材にアクセスし、そのよう
な学習材のビデオ及びオーディオ構成要素をユーザに提
供するステップと、c) 前記ユーザが前記特定の学習
教材に呼応し、前記特定の学習教材で提供されている資
料に関する質問を提供するステップと、d)前記学習教
材に関するデータを検索し、ユーザから受けた質問に対
応するデータを表示するステップと、e) 前記ユーザ
が前記データが適切であるかどうかを判断し、適切でな
い場合に、後に前記特定の学習教材の提供者が答えるよ
うに前記質問を記憶用に提供するステップとを有するデ
ジタル化されたインタラクティブ学習法を用いて達成さ
れる。
【0021】本発明の利点は、第一に学校側が従来の遠
隔学習のコストにほんの少し加えただけのコストで従来
の遠隔学習に比較して高性能のデジタル化された遠隔学
習(DDL)ネットワークを作り上げることが出来るこ
とである。第二に、このDDLを用いると、学校、学
生、教職員は何処でも何時でも遠隔学習内容を検索し、
使用することができるので、授業後に課題を復習し易く
なり、学生の勉強時間を増すことが可能となる。第三
に、このDDLを用いると、スケジュールの制約が無く
なり、顧客である学校側の授業スケジュールが非常にフ
レキシブルになる。第四に、コンピュータを備えた教室
は容易に遠隔学習授業を行える教室になる(生放送で授
業が行われる際は必ずしもそうではないが、オンデマン
ド講義授業が行われている時は確かにそうである)。第
五に、サーバを用いるかジュークボックス形CD−RO
M装置を用いるかして長期に学習教材をオンライン記憶
して置くことができる。
【0022】
【発明の実施の形態】さて、図1を参照する。ここには
デジタル化された遠隔学習(DDL)システム10が示
され、この実施の形態では少なくとも3個所のサイト1
2A,12B、12Cを備えることができ、顧客である
学校側の必要に応じてそれぞれ異なる能力を提供する。
【0023】図示のように、放送サイト12AはDDL
システム10の中心に位置する。普通、このサイトは数
マイルも離れた遠隔地に置いたり、あるいは学校敷地の
主領域に置いたりすることができる。放送サイト12A
の主目的は、授業の学習教材を制作することである。放
送受信サイト12Bは放送サイト12Aと同様なところ
ではあるが、学習教材を受信するという機能を更に備え
る。受信サイト12Cは放送受信サイト12Bと同様な
ところではあるが、学習教材を受信する能力のみを備え
る。図でブロック構成要素が対応している場合は同じ番
号で示し、その際、機能も実質的に同じである。
【0024】放送サイト12Aは複数の学習教材を記録
し、これらをデジタル化する。これは以下のように行わ
れる。マイクロフォン110を用いて学習教材の音声を
捉え、次にこれをカメラ120に送る。カメラ120を
用いてDDL授業のビデオ内容を捉える。カメラ120
は標準のアナログビデオカメラでもデジタルカメラでも
差し支えない。イメージスキャナ130を用いて文書を
学習教材に入力する。カメラ120から送られた情報と
イメージスキャナ130からの入力は放送サーバ140
へ伝送される。放送サーバ140では授業内容が、同期
され、フォーマットされデジタルネットワークに送られ
る。放送サーバ140は最初、生画像を遠隔の学生に送
る。次に放送サーバ140は、授業内容をメモリ150
へ伝送する。前記メモリ150は、生放送が行われた後
に画像を検索するのに用いられる。メモリ150がある
と、デジタルネットワークを通じてオンデマンドで学生
が学習教材を検索することが可能となる。また、放送サ
ーバ140は制御サーバ160に学習教材が制作された
ことを伝える。制御サーバ160はメモリ150のコン
テンツを管理するのに用いられる。制御サーバ160
は、利用可能なDDL学習教材を自動的にメモリ150
にリストアップし、特定の学習教材へのアクセスを管理
する。制御サーバ160は学習教材のデータを探索する
のに用いられる。
【0025】放送受信サイト12Bは、学習教材を記録
し、デジタル化する能力と、これらをメモリ150から
アクセスして取り出す能力との双方の能力を備え、学生
に視聴覚コンテンツを提供する。ユーザである学生はこ
れらを用いて、特定の授業内容に呼応し、特定の学習教
材授業で提供された資料に関して質問を行うことができ
る。これは以下のように行われる。
【0026】マイクロフォン110を用いて学習教材の
音声を捉え、次にこれをカメラ120に送る。カメラ1
20を用いてDDL学習教材のビデオ内容を捉える。カ
メラ120は標準のアナログビデオカメラでもデジタル
カメラでも差し支えない。イメージスキャナ130を用
いて文書を学習教材に入力する。カメラ120から送ら
れた情報とイメージスキャナ130からの入力とが放送
サーバ140へ伝送される。放送サーバ140では学習
教材が、同期され、フォーマットされデジタルネットワ
ークに送られる。放送サーバ140は生画像を遠隔の学
生に送る。次に、放送サーバ140は学習教材をメモリ
150へ伝送する。メモリ150は、生放送が行われた
後に画像を検索するのに用いられる。メモリ150があ
ると、デジタルネットワークを通じてオンデマンドで学
生が学習教材を検索することが可能となる。また、放送
サーバ140は制御サーバ160に学習教材が制作され
たことを伝える。制御サーバ160はメモリ150のコ
ンテンツを管理するのに用いられる。制御サーバ160
は、メモリ150に利用可能なDDL学習教材を自動的
にリストアップし、特定の学習教材へのアクセスを管理
する。制御サーバ160は学習教材のデータを探索する
のに用いられる。なお以上で、メモリ150と制御サー
バ160とは双方とも放送サイト12Aに置かれている
ことに留意のこと。
【0027】遠隔個所から学習教材を検索するために
は、以下の機器構成をとるのが望ましい。
【0028】コンピュータ170を用いて、制御サーバ
160の内容を問うたり、どの授業内容が利用可能なの
かを問うたりする。これは遠隔通信チャンネル210経
由で行われる。ユーザは、表示すべき学習教材をコンピ
ュータ170を用いて選択する。学習教材を選択した
後、制御サーバ160はメモリ150にアクセスし、メ
モリ150は遠隔通信チャンネル210経由でコンピュ
ータ170に学習教材を提供する。授業の間は何時で
も、学生はコンピュータ170を用いて、特定の学習教
材で提供された資料に関する質問を行う。授業が始まる
と、デジタルプロジェクタ190を用いて、全ての学生
に対して学習教材がスクリーン180に映し出される。
更にマイクロフォン110やビデオカメラ120を用い
て、遠隔の教室にいる学生の姿を捉えるので、学生は誰
でも質問を行うことが出来るし、放送サーバ140経由
でデスクトップコンピュータ200上に学習教材を制作
した教師はその学生を目で見ることができる。ビデオカ
メラは音声で能動されるので、発言している学生にビデ
オの焦点を合わせることができる。
【0029】受信サイト12Cは学習教材内容にアクセ
スする能力を備える。ユーザはこれを用いて、特定の学
習教材内容に呼応し、特定の学習教材で提供された資料
に関する質問を行うことができる。これは以下のように
行われる。
【0030】コンピュータ170を用いて、制御サーバ
160の内容を問うたり、どの授業内容が利用可能なの
かを問うたりする。これは遠隔通信チャンネル210経
由で行われる。これは私設のネットワークでもよいが、
インターネットのような公共ネットワークでも差し支え
ない。ユーザは、表示すべき学習教材をコンピュータ1
70を用いて選択する。学習教材を選択した後、制御サ
ーバ160はメモリ150にアクセスし、メモリ150
は遠隔通信チャンネル210経由でコンピュータ170
に学習教材を提供する。授業の間は何時でも、学生はデ
スクトップコンピュータ170を用いて、特定の学習教
材で提供された資料に関する質問を行う。授業が始まる
と、デジタルプロジェクタ190を用いて、全ての学生
に対して学習教材がスクリーン180に映し出される。
更にマイクロフォン110やビデオカメラ120を用い
て、遠隔の教室にいる学生の姿を捉えるので、学生は誰
でも質問を行うことが出来るし、放送サーバ140経由
でデスクトップコンピュータ200上に学習教材を作成
した教師はその学生を見ることができる。ビデオカメラ
は音声で能動されるので、発言している学生にビデオの
焦点を合わせることができる。
【0031】さて、図2はスクリーン180をどのよう
に構成して学習教材を行うかを示す。スクリーン180
は四つの主要フレームに分割される。第一フレームは、
ビデオカメラ120とマイクロフォン110で制作され
たビデオとオーディオ構成要素270で、例えば、講師
の画像を映す。ビデオとオーディオ構成要素270は完
全動画ビデオ画像で、スクリーン180の左側を占め
る。第二フレーム260は学習教材に関連したデータの
画像部分である。画像データ260はイメージスキャナ
130を用いて制作され、スクリーン180の右側を占
める。第三フレームはスクリーン180の底部の水平部
分であって、質問入力フレーム280である。質問入力
フレーム280は、学生が特定の学習教材と相互呼応す
るために用いる個所であり、ここには特定の学習教材で
提供された資料に関する質問を入れる。第四のフレーム
は表示データフレーム290で、ここには質問入力フレ
ーム280で入力された質問に対応するデータが表示さ
れる。表示データフレーム290はスクリーン180の
水平部分であって、質問入力フレーム280と、ビデオ
とオーディオ構成要素270およびデータの画像260
との間の水平部分を占める。ビデオとオーディオ構成要
素270とデータの画像260と表示データフレーム2
90とは、記録されデジタル化された学習教材の一部を
構成する。
【0032】本発明に従えば、DDLは3個の異なる操
作モードまたは操作プロセスを備える。すなわち、放送
操作モード(図3)、オンデマンド操作モード(図
4)、再放送モード(図5)を備える。
【0033】図3は、講師がパワーポイントプレゼンテ
ーション300で学習教材を制作する時に始まる放送操
作を示す。次に、プレゼンテーション300はブロック
310に示されるようにフォーマットが変更され、イン
ターネットのような遠隔通信チャンネル210に適合す
るフォーマットになる。その後、講師は学習教材を制作
する(ブロック314)が、これはブロック315に示
されるようにビデオ・オーディオストリームにフォーマ
ットされる。ブロック315のビデオ・オーディオスト
リームは、ブロック320に記載のように放送サーバ1
40にアクセスした後に統合される。一方、パワーポイ
ントプレゼンテーション300とビデオ・オーディオス
トリームとは全部ブロック330でデジタル化される結
果、学習教材内容を遠隔通信チャンネル210経由で送
信することができる。同時に、放送サーバ140が、ブ
ロック340に示されるように学習教材をメモリ150
に記憶する。学生が放送サーバ140にアクセスする
と、放送サーバ140は、ブロック355で自動的に学
生の名前と住所とを記録し、このデータをブロック35
6に示されるように講師に伝える。遠隔通信チャンネル
210経由で送られつつある学習教材は、360で遠隔
地に居る学生が受信する。この学生はブロック370に
示されるようにインタラクティブ質問を行う能力があ
る。これらの質問は遠隔通信チャンネル210上を送信
され、放送サーバ140にアクセスする(ブロック32
0)。講師はブロック390に示されるように質問に応
答する能力を備える。これらの質問は口頭でも文書でも
いずれでもよい。質問が口頭で行われるならば、マイク
ロフォンと必要なデジタル化装置が与えられる。講師は
遠隔通信チャンネル210上で応答を送信し、学生はブ
ロック410に示されるようにこの応答を受信する一
方、学習教材を受信し続ける(ブロック360を参照の
こと)。ブロック420に示されるように授業が終わる
と、放送サーバ140は、ブロック430に示されるよ
うに自動的に遠隔通信チャンネル210から切断され、
かくして生放送フェーズが終了する。
【0034】図4は、学生が放送サーバ140に問い合
わせて学習教材が利用可能かどうかを決める時にブロッ
ク318から始まるオンデマンド操作を示す。放送サー
バ140がアクセスされると、二つの動作が同時に起こ
る。第一に、ブロック355に示されるように学生の名
前と住所とが記録され、ブロック358に示されるよう
に放送サーバ140に記憶される。第二に、ブロック3
25に示されるようにメモリ150がアクセスされ、学
習教材が送られる。学習教材は遠隔通信チャンネル21
0上で送信され、学生はブロック360に示されるよう
に学習教材を受信始める。学習教材の送信が終わると
(ブロック420に示されるように)、学生のコンピュ
ータは、ブロック430に示されるように遠隔通信チャ
ンネル210から切断される。
【0035】図5は、講師がブロック319に示される
ように、学習教材を再放送するスケジュールを決める時
に開始する再放送操作を示す。再放送の設定時にブロッ
ク320に示されるように放送サーバ140がアクセス
されると、その後メモリ150がブロック325に示さ
れるようにアクセスされ、ブロック350に示されるよ
うに遠隔通信チャンネル210上に学習教材を送信する
ようにメモリ150に指示が行く。学生が放送サーバ1
40にアクセスすると、放送サーバ140は、ブロック
355に示されるように自動的に学生の名前と住所とを
記録し、講師が後でブロック357で示されているよう
に学習教材が提供された学生の名前と住所とをチェック
することが出来るようにする。提供される学習教材はブ
ロック350で示されるように遠隔通信チャンネル21
0経由で送られる。学習教材は、ブロック360に示さ
れるように遠隔地に居る学生が受信する。ブロック42
0示されるように学習教材が終わると、放送サーバ14
0は、ブロック430に示されるように自動的に遠隔通
信チャンネル210から切断され、かくして再放送が終
了する。学習教材の再放送の間、学生にはブロック37
0に示されるように質問を行う能力が与えられる。質問
は、ブロック380に示されるように遠隔通信チャンネ
ル210上で送られる。これら質問は放送サーバ140
に記憶される。講師には、ブロック395に示されるよ
うに質問に後から応答する能力が与えられる。講師は、
ブロック405に示されるように遠隔通信チャンネル2
10経由で後から応答したものを送信し、学生は、ブロ
ック415に示されるようにこれらの応答を受信する。
質問が行われると(ブロック370)、DDLが学習教
材データを探索することができ(ブロック475)、ユ
ーザが行った質問に対応するデータが表示される(ブロ
ック480)。その質問に対応するデータが回答になる
ので、その回答が遠隔通信チャンネル210経由で送信
され、学習教材の一部となる(ブロック350)。
【0036】コンピュータプログラム製品には、一個ま
たは複数個の記憶媒体、例えば、磁気ディスク(フロッ
ピー(登録商標)ディスクのような)や磁気テープのよ
うな磁気記憶媒体;光ディスク、光テープ、機械読込可
能なバーコードのような光記憶媒体;ランダムアクセス
メモリ(RAM)や読み出し専用メモリ(ROM)のよ
うなソリッドステート電子記憶装置、または本発明の方
法を行う命令を備えるコンピュータプログラムを記憶す
るのに用いられる他のブロック物理的装置または媒体を
備えることができる。これらの記憶媒体は、図3〜5に
記載の機能を与えるコンピュータプログラムを操作する
命令を備えており、サイト12A,12B,12Cで使
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル化されたインタラクティブ
遠隔学習を行うことができるシステムのブロック図であ
る。
【図2】 DDLが用いるスプリットスクリーンシステ
ム図である。
【図3】 図1のシステムの放送モード操作を示すフロ
ー図である。
【図4】 図1のシステムのオンデマンドモード操作を
示すフロー図である。
【図5】 図1の再放送モード操作を示すフロー図であ
る。
【符号の説明】
10 デジタル化された遠隔学習(DDL)システム、
12A 放送サイト、12B 放送受信サイト、12C
受信サイト、110 マイクロフォン、120 ビデ
オカメラ、130 イメージスキャナ、140 放送サ
ーバ、150メモリ、160 制御サーバ、170 デ
スクトップまたはラップトップコンピュータ、180
スクリーン、190 デジタルプロジェクタ、200
デスクトップコンピュータ、210 遠隔通信チャンネ
ル、260 データ画像、270 ビデオ・オーディオ
構成要素、280 質問入力フレーム、290 表示デ
ータフレーム、300 パワーポイントプレプレゼンテ
ーション作成、310フォーマットをインターネットプ
レゼンテーションに適合、314 学習教材の制作、3
15 ビデオ・オーディオストリームとしてフォーマッ
ト、318 放送サーバに問い合わせ、319 再放送
のスケジュール、320 放送サーバにアクセス、32
5 メモリにアクセス、330 学習教材のデジタル
化、340学習教材をメモリに記憶、350 学習教材
を遠隔通信チャンネルで送信、355 学生の名前と住
所を記録、356 データを講師に提供、357 講師
が学生の名前と住所をチェック、358 学生の名前と
住所を記憶、360 学習教材を受信、370 インタ
ラクティブ質問を行う、380 質問を遠隔通信チャン
ネルで送信、390 質問に応答、395 質問に後で
応答、400 応答を遠隔通信チャンネルで送信、40
5 後での応答を遠隔通信チャンネルで送信、410
応答を受信、415 後での応答を受信、420 学習
授業を終了、430 遠隔通信チャンネルから切断、4
75 学習教材データの探索、480問われた質問に対
応するデータの表示。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル化されたインタラクティブ学習
    法において、 a)各学習教材がビデオ及びオーディオ構成要素と特定
    の学習教材に関するデータとを備えている複数の学習教
    材を記録し、デジタル化し、メモリに記憶するステップ
    と、 b)前記メモリから特定の学習教材にアクセスし、その
    ような学習教材のビデオ及びオーディオ構成要素をユー
    ザに提供するステップと、 c)前記ユーザが前記特定の学習教材に呼応し、前記特
    定の学習教材で提供されている資料に関する質問を提供
    するステップと、 d) 前記学習教材に関するデータを検索し、前記ユー
    ザから受けた質問に対応するデータを表示するステップ
    と、 e) 前記ユーザが前記データが適切であるかどうかを
    判断し、適切でない場合に、後に前記特定の学習教材の
    提供者が答えるように前記質問を記憶用に提供するステ
    ップと、 を有するデジタル化されたインタラクティブ学習法。
  2. 【請求項2】 デジタル化されたインタラクティブ学習
    法において、 a) 各学習教材がビデオ及びオーディオ構成要素と特
    定の学習教材に関するデータとを備えている複数の学習
    教材を記録し、デジタル化し、メモリに記憶するステッ
    プと、 b)前記記録された学習教材のリストを検索し、前記メ
    モリから特定の学習教材内容にアクセスし、そのような
    学習教材のビデオ及びオーディオ構成要素をユーザに提
    供し、前記アクセスされた特定の学習教材の少なくとも
    一部を表示する間に、前記ビデオ構成要素とデータとを
    分割表示スクリーンに同時に表示するステップと、 c)前記ユーザが前記特定の学習教材に呼応し、前記特
    定の学習教材で提供されている資料に関する質問を提供
    するステップと、 d) 前記学習教材に関するデータを検索し、前記ユー
    ザから受けた質問に対応するデータを表示するステップ
    と、 e) 前記ユーザが前記データが適切であるかどうかを
    判断し、適切でない場合に、後に前記特定の学習教材の
    提供者が答えるように前記質問を記憶用に提供するステ
    ップと、 を有するデジタル化されたインタラクティブ学習法。
  3. 【請求項3】 一基または複数基のコンピュータに請求
    項1の方法を行わせる命令を内蔵した少なくとも一個の
    コンピュータ記憶媒体を備えたことを特徴とするコンピ
    ュータ記憶製品。
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