JP2000321198A - 微弱発光測定装置 - Google Patents

微弱発光測定装置

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JP2000321198A
JP2000321198A JP11130649A JP13064999A JP2000321198A JP 2000321198 A JP2000321198 A JP 2000321198A JP 11130649 A JP11130649 A JP 11130649A JP 13064999 A JP13064999 A JP 13064999A JP 2000321198 A JP2000321198 A JP 2000321198A
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shielding pipe
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well
microplate
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Takahisa Matsue
登久 松江
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TOKKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークを防止するのに実用上十分な遮
光を可能とするとともに、遮光パイプ部によるクロスコ
ンタミネーションを防止できるようにする。 【解決手段】 光検知器1を測定対象のウエル10a内
の試料に対応させる。このとき、遮光パイプ部2aの先
端とマイクロプレート10の上壁面までの距離Bが隣接
するウエル10aとの境となっている壁の厚さAよりも
短く、望ましくは距離Bを壁の厚さAの半分以下(B<
A/2)に設定する。次に、受光部1aのシャッタを所
定時間だけ開放し、測定対象である直下のウエル10a
内の試料からの微弱発光のみを測定する。この際、隣接
するウエル10aや他のウエル10a内の試料から発生
する斜め下方向からの光は、遮光パイプ部2aの外周面
で斜め上方に向けて反射され、迷光として受光部1aに
達することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は微弱発光測定装置に
関し、特に光検出器によりマイクロプレートのウエル内
に収容された試料から発せられる微弱発光を測定する微
弱発光測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の微弱発光測定装置では、図5
(a)および(b)に示すように、マイクロプレート1
0の測定対象のウエル10aの上位に光検知器1の受光
部1aが対応されるように位置付けされて、ウエル10
a内に収容された試料から発せられる微弱発光が測定さ
れるようになっていた。このため、ウエル10a内の試
料と受光部1aとの間に間隙が生じ、この間隙を通じて
隣接するウエル10aや他のウエル10a内の試料から
の光が受光部1aに入り込み、直下に位置する測定対象
のウエル10a内の試料からの微弱発光の測定に対して
影響を与えてしまうという不具合(以下、クロストーク
という)が生じていた。原因としては、受光部1aが筐
体2の下面壁に孔を開けただけの受光口を通して測定対
象のウエル10a内の試料からの微弱発光を受光するた
め、隣接するウエル10aや他のウエル10a内の試料
からの光が入り込みやすいからである。
【0003】そこで、たとえば、特開平5−28114
3号公報,特開平7−238936号公報等に開示され
た微弱発光測定装置では、図6(a)および(b)に示
すように、光検知器1を収納する筐体2の下面壁に筒状
の遮光パイプ部2dを一体的に形成し、図6(c)に示
すように、昇降機構(図示せず)により光検知器1を上
下方向に移動させ、遮光パイプ部2dの先端をマイクロ
プレート10の上面壁に当接させて暗箱を形成した状態
で測定対象のウエル10a内の試料からの微弱発光のみ
を測定するようにしていた。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】上述した従来の微弱発
光測定装置では、ウエル10aへの試料(試薬等を含
む)の注入時に注入ミスやしぶき等によるマイクロプレ
ート10の上面壁への試料の残留(図6(a)参照),
自動分注ポンプ(図示せず)の液量設定ミス(ウエル1
0aの容量を超える試料の注入等)による試料の溢れ出
し(図6(b)参照)等が発生した場合、遮光パイプ部
2dのマイクロプレート10の上面壁への当接時に遮光
パイプ部2dに試料が付着し(図6(c)参照)、異な
るウエル10a間での試料の相互汚染(以下、クロスコ
ンタミネーションという)により測定に重大な影響を与
えてしまうという問題点があった。
【0005】また、遮光パイプ部2dへの試料の付着
が、遮光パイプ部2dを含む部品の腐食による装置故障
の発生原因になるという問題点があった。特に、この種
の微弱発光測定装置の場合、光検知器1が外来光の遮断
のためなどから極度に密閉された装置内部に設置されて
いるため、遮光パイプ部2dに試料が付着したことに気
づくのが難しいことや、付着による腐食や故障が発生し
たときにも装置の分解が必要になることなど、その修理
にかなりの労力を必要とすることとなっていた。
【0006】このため、図5(c)に示すように、遮光
パイプ部2dをマイクロプレート10の上面壁に当接さ
せない程度に近接させて微弱発光を測定することも考え
られるが、このようにした場合でも、先に述べたような
隣接するウエル10a内の試料からの光の入り込みを完
全に防止することはできないという問題点があった。こ
れは、遮光パイプ部2dの開口をマイクロプレート10
の上面壁に極力近づけ、隣接するウエル10aから直接
光が入り込むことを防いだとしても、遮光パイプ部2d
が開口端面を有するために隣接するウエル10a内の試
料からの光が遮光パイプ部2dの開口端面で反射し、さ
らに試料面やマイクロプレート面などで反射を繰り返す
ことにより、受光部1aに入り込んでしまうからであ
る。
【0007】本発明の目的は、上述の点に鑑み、クロス
トークを防止するのに実用上十分な遮光を可能にすると
ともに、遮光パイプ部への試料の付着を未然に防止でき
るようにした微弱発光測定装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の微弱発光測定装
置は、光検知器を収納する筐体に該光検知器の受光部と
対応するように突設された遮光パイプ部を有し、該遮光
パイプ部の外径が先端に至るほど細径となるように鋭角
に形成され、マイクロプレートのウエル内に収容された
試料からの微弱発光を測定するときに、前記遮光パイプ
部の先端と前記マイクロプレートの上壁面との距離が、
前記マイクロプレートの隣接するウエル間の壁の厚さ以
下となるように設定されることを特徴とする。
【0009】また、本発明の微弱発光測定装置は、光検
知器と、この光検知器を収納する筐体と、前記筐体の上
面壁に固設されたソレノイドと、前記ソレノイドのプラ
ンジャに上端水平片を取り付けられ、前記筐体に上下方
向に移動自在に配設されたスライド部材と、前記光検知
器の受光部に対応するように前記筐体の下面壁に穿設さ
れた透孔に摺動自在に嵌合され前記スライド部材の下端
水平片に取り付けられた遮光パイプとを有し、前記遮光
パイプの外径が先端に至るほど細径となるように鋭角に
形成され、マイクロプレートのウエル内に収容された試
料からの微弱発光を測定するときに、前記遮光パイプの
先端と前記マイクロプレートの上壁面との距離が、前記
マイクロプレートの隣接するウエル間の壁の厚さ以下と
なるように設定されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】(1)第1の実施の形態
【0012】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
微弱発光測定装置の構成を示す要部断面図である。本実
施の形態に係る微弱発光測定装置は、光検知器1と、光
検知器1を収納する筐体2と、筐体2の下端壁から一体
的に突設され外周が下端にいくほど細径である遮光パイ
プ部2aとから、その主要部が構成されている。
【0013】光検知器1は、光電子増倍管等でなり、フ
ォトンを1つ単位に検出することができるものである。
【0014】遮光パイプ部2aは、遮光パイプ部2aの
開口端面による光反射が起きないように、先端を鋭角
(先端角α(図2参照)が40度以下)になるように研
削加工されている。このため、遮光パイプ部2aに開口
端面がなくなり、隣接するウエル10aや他のウエル1
0a内の試料から発生する斜め下方向からの光が下方に
向けて反射されるのが防止され、迷光として受光部1a
に達するのが防止される。なお、遮光パイプ部2aは、
先端を鋭角にするばかりでなく、光の反射や散乱を生じ
ないように黒色とし、極力無用な光の反射を防ぐ必要が
ある。
【0015】なお、図2に拡大して示すように、遮光パ
イプ部2aの先端とマイクロプレート10の上壁面まで
の距離Bを、隣接するウエル10aとの境となっている
壁の厚さAよりも短くする必要がある。できれば、距離
Bを壁の厚さAの半分以下(B<A/2)にすることが
望ましく、このようにすれば隣接するウエル10aや他
のウエル10a内の試料からの光が遮光パイプ部2a内
に入り込むことをほぼ完全に防ぐことができることがわ
かった。たとえば、約1×10倍の差を持つ発光試料
が隣接するウエル10aにあったとしても、その遮光が
可能であることが実験的に確かめられた。すなわち、マ
イクロプレート10の上壁面に遮光パイプ部2aの先端
を当接させることなく、実用上十分な遮光が可能である
ことがわかった。
【0016】次に、このように構成された第1の実施の
形態に係る微弱発光測定装置の動作について説明する。
【0017】微弱発光の測定時には、ウエル10a内に
試料を収容したマイクロプレート10をXY駆動装置
(図示せず)により水平方向に移動させ、光検知器1を
測定対象のウエル10a内の試料に対応させる。このと
き、遮光パイプ部2aの先端とマイクロプレート10の
上壁面までの距離Bが隣接するウエル10aとの境とな
っている壁の厚さAよりも長い場合には、昇降機構(図
示せず)を使用して、筐体2をマイクロプレート10に
近づけ、距離Bを壁の厚さAよりも短く、望ましくは距
離Bを壁の厚さAの半分以下(B<A/2)にする。
【0018】次に、受光部1aのシャッタ(図示せず)
を所定時間だけ開放し、測定対象である直下のウエル1
0a内の試料からの微弱発光のみを測定する。この際、
隣接するウエル10aや他のウエル10a内の試料から
発生する斜め下方向からの光は、遮光パイプ部2aの外
周面で斜め上方に向けて反射され、迷光として受光部1
aに達することがないことはいうまでもない。
【0019】微弱発光の測定が終了すると、受光部1a
のシャッタが閉じられる。この後、必要がああれば、昇
降機構により筐体2がマイクロプレート10から離間さ
れる。
【0020】このように、第1の実施の形態に係る微弱
発光測定装置では、受光部1aに対応して筐体2に先端
が鋭角の遮光パイプ部2aを一体的に設けることによ
り、遮光パイプ部2aをマイクロプレート10の上面壁
に当接させることなく、遮光パイプ部2a直下の測定対
象のウエル10a内の試料のみからの微弱発光を選別す
ることが可能となり、隣接するウエル10aや他のウエ
ル10aからの光の入り込みをほぼ完全に防ぐことがで
きる。
【0021】(2) 第2の実施の形態
【0022】図3(a)および(b)は、遮光パイプ部
2aを遮光パイプ5として取り外し可能とした本発明の
第2の実施の形態に係る微弱発光測定装置の構成を示す
断面図である。本実施の形態に係る微弱発光測定装置
は、光検知器1と、光検知器2を収納する筐体2と、筐
体2の上面壁に固設されたソレノイド3と、ソレノイド
3のプランジャ3aに上端水平片4aを取り付けられガイ
ドピン7a,7bにより筐体2に対して上下に摺動自在
に配置されたスライド部材4と、スライド部材4の下端
水平片4bに取り付けられ光検知器1の受光部1aに対
応するように筐体2の下面壁に穿設された透孔2bに摺
動自在に嵌合された遮光パイプ5と、スライド部材4の
上端水平片4aに螺入されスライド部材4の下限位置を
調節する位置出し用調節ねじ6とから、その主要部が構
成されている。
【0023】光検知器1は、光電子増倍管等でなり、フ
ォトンを1つ単位に検出することができるものである。
【0024】筐体2は、下端壁の厚さが遮光パイプ5の
作動ストロークよりも大きく形成されており、光検出器
1の受光部1aに対応して遮光パイプ5を摺動自在に嵌
合する透孔2aが穿設されている。
【0025】ソレノイド3は、図4に示すように、プラ
ンジャ3aにスライド部材4の上端水平片4aのU字状
切欠に咬合する二段鍔部が形成されている。また、ソレ
ノイド3には、位置出し用調節ねじ6に当接して遮光パ
イプ5の下限位置を規制する規制部材3bが一体的に形
成されている。
【0026】スライド部材4は、図4に示すように、帯
状金属片を断面コ字状に折曲することにより形成されて
おり、上端水平片4aにはソレノイド3のプランジャ3a
に咬合するためのU字状切欠が形成され、中程垂直片4
cにはガイドピン7a,7bを遊嵌する一対のガイド用
長孔4d,4eが上下に形成されている。また、下端水
平片4bには、遮光パイプ5の外周に形成された二段鍔
部に咬合するためのU字状切欠が形成されている。
【0027】遮光パイプ5は、マイクロプレート10の
ウエル10aの内径とほぼ同じ内径を有する短円筒体状
に形成され、上端外径は筐体2の透孔2bに摺動自在に
嵌合する大きさに設定されている。また、遮光パイプ5
は、外周中程にスライド部材4の下端水平片4bのU字
状切欠に咬合する二段鍔部が形成されている。さらに、
遮光パイプ5は、既述した遮光パイプ部2aと同様に、
開口端面が生じないように、外周が下に行くほど細径と
なるように先端を鋭角に研削加工されている。遮光パイ
プ5は、たとえば、アルミニューム管を研削加工された
後に、つや消しアルマイト処理を施して形成されてい
る。
【0028】次に、このように構成された第2の実施の
形態に係る微弱発光測定装置の動作について説明する。
【0029】微弱発光の測定時には、ウエル10a内に
試料を収容したマイクロプレート10をXY駆動装置
(図示せず)により水平方向に移動させ、光検知器1を
測定対象のウエル10a内の試料に対応させる。
【0030】次に、ソレノイド3に通電してプランジャ
3aを吸引する。すると、スライド部材4は、ガイド用
長孔4d,4eおよびガイドピン7a,7bにより案内
されながら、図3(b)に示すように、位置出し用調整
ねじ6が規制片3bに当接する下限位置まで変位する。
このスライド部材4の変位により、遮光パイプ5が透孔
2bに案内されながら下限位置まで変位される。この遮
光パイプ5の下限位置でも、遮光パイプ5の先端は、マ
イクロプレート10の上面壁に当接しない。このとき、
遮光パイプ部5の先端とマイクロプレート10の上壁面
までの距離Bが隣接するウエル10aとの境となってい
る壁の厚さAよりも短く、望ましくは距離Bが壁の厚さ
Aの半分以下(B<A/2)となっている。
【0031】続いて、受光部1aのシャッタ(図示せ
ず)が所定時間だけ開放され、測定対象の直下のウエル
10a内の試料からの微弱発光のみが測定される。この
際、隣接するウエル10aや他のウエル10a内の試料
から発生する斜め下方向からの光は、遮光パイプ5の外
周面で斜め上方に向けて反射され、迷光として受光部1
aに達することがないことはいうまでもない。
【0032】微弱発光の測定が終了すると、受光部1a
のシャッタが閉じられ、ソレノイド3への通電が遮断さ
れる。これにより、プランジャ3aがソレノイド3に内
蔵されている弾性手段により上方に移動され、ガイド部
材4がガイド用長孔4d,4eおよびガイドピン7a,
7bにより案内されながら、遮光パイプ5の二段鍔部の
上面が筐体2の透孔2bの周縁に当接する、図3(a)
に示す上限位置まで復帰される。
【0033】なお、遮光パイプ5を交換する場合には、
図4に示すように、ガイド部材4をガイドピン7a,7
bとともに筐体2から横方向に取り外し、筐体2側に残
った遮光パイプ5を透孔2a内から抜き出して新たな遮
光パイプ5と入れ替え、しかる後に再びスライド部材4
およびガイドピン7a,7bを筐体2に取り付ければよ
い。
【0034】このように、第2の実施の形態に係る微弱
発光測定装置では、受光部1aに対応して筐体2に先端
が鋭角の遮光パイプ5を着脱自在に設けることにより、
遮光パイプ5をマイクロプレート10の上面壁に当接さ
せることなく、遮光パイプ5直下の測定対象のウエル1
0a内の試料のみからの微弱発光を選別することが可能
となり、隣接するウエル10aや他のウエル10aから
の光の入り込みをほぼ完全に防ぐことができるととも
に、遮光パイプ5が万が一試料に触れてしまった場合の
交換や、大きさの異なるマイクロプレート10に対応す
る場合の遮光パイプ5のサイズ変更を簡単に行うことが
可能となる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明の微弱発光測
定装置によれば、受光部に対応して先端が鋭角の遮光パ
イプ部または遮光パイプを設けることにより、遮光パイ
プ部または遮光パイプをマイクロプレートの上面壁に当
接させることなく、遮光パイプ部または遮光パイプ直下
の測定対象のウエル内の試料のみからの微弱発光を選別
することが可能となり、隣接するウエルや他のウエル内
の試料からの光の入り込みをほぼ完全に防ぐことがで
き、クロストークを防止するのに実用上十分な遮光を可
能にするという効果がある。
【0036】また、遮光パイプ部または遮光パイプがマ
イクロプレートの上面壁に当接することがないので、遮
光パイプ部または遮光パイプによる試料のクロスコンタ
ミネーションや部品の腐食による装置故障を未然に防止
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る微弱発光測定
装置の要部断面図である。
【図2】図1中の遮光パイプ部の拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る微弱発光測定
装置の要部断面図であり、(a)は遮光パイプの上限位
置の状態を示し、(b)は遮光パイプの下限位置の状態
を示す。
【図4】第2の実施の形態に係る微弱発光測定装置の分
解図である。
【図5】(a),(b)および(c)は従来の微弱発光
測定装置におけるクロストークを説明する図である。
【図6】(a),(b)および(c)は従来の微弱発光
測定装置におけるクロスコンタミネーションを説明する
図である。
【符号の説明】
1 光検知器 1a 受光部 2 筐体 2a 遮光パイプ部 2b 透孔 3 ソレノイド 3a プランジャ 3b 規制部材 4 スライド部材 4a 上端水平片 4b 下端水平片 4c 中程垂直片 4d,4e ガイド用長孔 5 遮光パイプ 6 位置出し用調節ねじ 7a,7b ガイドピン 10 マイクロプレート 10a ウエル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光検知器を収納する筐体に該光検知器の
    受光部と対応するように突設された遮光パイプ部を有
    し、該遮光パイプ部の外径が先端に至るほど細径となる
    ように鋭角に形成され、マイクロプレートのウエル内に
    収容された試料からの微弱発光を測定するときに、前記
    遮光パイプ部の先端と前記マイクロプレートの上壁面と
    の距離が、前記マイクロプレートの隣接するウエル間の
    壁の厚さ以下となるように設定されることを特徴とする
    微弱発光測定装置。
  2. 【請求項2】 光検知器と、この光検知器を収納する筐
    体と、前記筐体の上面壁に固設されたソレノイドと、前
    記ソレノイドのプランジャに上端水平片を取り付けら
    れ、前記筐体に上下方向に移動自在に配設されたスライ
    ド部材と、前記光検知器の受光部に対応するように前記
    筐体の下面壁に穿設された透孔に摺動自在に嵌合され前
    記スライド部材の下端水平片に取り付けられた遮光パイ
    プとを有し、前記遮光パイプの外径が先端に至るほど細
    径となるように鋭角に形成され、マイクロプレートのウ
    エル内に収容された試料からの微弱発光を測定するとき
    に、前記遮光パイプの先端と前記マイクロプレートの上
    壁面との距離が、前記マイクロプレートの隣接するウエ
    ル間の壁の厚さ以下となるように設定されることを特徴
    とする微弱発光測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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