JP2000320749A - 急速継手 - Google Patents
急速継手Info
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- JP2000320749A JP2000320749A JP2000120983A JP2000120983A JP2000320749A JP 2000320749 A JP2000320749 A JP 2000320749A JP 2000120983 A JP2000120983 A JP 2000120983A JP 2000120983 A JP2000120983 A JP 2000120983A JP 2000320749 A JP2000320749 A JP 2000320749A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- quick coupling
- quick
- packing member
- socket
- plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0887—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing the sealing effect being obtained by elastic deformation of the packing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/084—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking
- F16L37/088—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring
- F16L37/0887—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members combined with automatic locking by means of a split elastic ring with an axially movable separate member for releasing the coupling
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L37/00—Couplings of the quick-acting type
- F16L37/08—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members
- F16L37/12—Couplings of the quick-acting type in which the connection between abutting or axially overlapping ends is maintained by locking members using hooks, pawls or other movable or insertable locking members
- F16L37/14—Joints secured by inserting between mating surfaces an element, e.g. a piece of wire, a pin, a chain
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints With Pressure Members (AREA)
- Joints With Sleeves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 密閉性が高い急速継手を提供する。
【解決手段】 ソケット部と、プラグ部と、少なくとも
1個のパッキン部材とを有する急速継手である。パッキ
ン部材(7)は、連結部(9)と、連結部(9)から延
びている2個のリップ(11)とを含んでいる。前記パ
ッキン部材(7)の特別な構成により、本急速継手のプ
ラグ部とソケット部との磨耗がない密閉が可能である。
1個のパッキン部材とを有する急速継手である。パッキ
ン部材(7)は、連結部(9)と、連結部(9)から延
びている2個のリップ(11)とを含んでいる。前記パ
ッキン部材(7)の特別な構成により、本急速継手のプ
ラグ部とソケット部との磨耗がない密閉が可能である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は請求項1のプレア
ンブルに記載の急速継手、及び請求項17のプレアンブ
ルに記載の急速継手の組み立て方法に関する。
ンブルに記載の急速継手、及び請求項17のプレアンブ
ルに記載の急速継手の組み立て方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ここに特許請求する種類の急速継手は公
知である。急速継手は、媒体が貫流する二つの中空体を
結合する役割を果たす。急速継手は基本的にプラグ部と
ソケット部からなっており、結合するためにプラグ部が
ソケット部へと挿入される。プラグ部とソケット部との
密閉した結合を確実にするために、急速継手は更にパッ
キン部材を備えている。パッキン部材は、好適には環状
に形成され、通常はプラグ部がソケット部に案内される
前にプラグ部に押し込まれる。しかし、プラグ部をソケ
ット部に挿入する前に先ず、パッキン部材をソケット部
に取り付けることも考えられる。
知である。急速継手は、媒体が貫流する二つの中空体を
結合する役割を果たす。急速継手は基本的にプラグ部と
ソケット部からなっており、結合するためにプラグ部が
ソケット部へと挿入される。プラグ部とソケット部との
密閉した結合を確実にするために、急速継手は更にパッ
キン部材を備えている。パッキン部材は、好適には環状
に形成され、通常はプラグ部がソケット部に案内される
前にプラグ部に押し込まれる。しかし、プラグ部をソケ
ット部に挿入する前に先ず、パッキン部材をソケット部
に取り付けることも考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パッキン部材としては
例えば環状、多角形状、特に三角形又は四角形のような
多様な断面輪郭のものが公知である。急速継手は幾つか
の動作事例では非密閉状態になり、急速継手の交換、少
なくとも継手のパッキン部材の交換が必要になる場合が
あることが判明している。
例えば環状、多角形状、特に三角形又は四角形のような
多様な断面輪郭のものが公知である。急速継手は幾つか
の動作事例では非密閉状態になり、急速継手の交換、少
なくとも継手のパッキン部材の交換が必要になる場合が
あることが判明している。
【0004】従って、本発明の目的は上記の欠点がない
急速継手を提供することにある。
急速継手を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、請求項1
に記載の特徴を備えた急速継手によって達成される。急
速継手は、弾性連結部と、連結部から延びている2つの
リップを有する環状のパッキン部材を備えていることを
特徴とする。急速継手のパッキン部材の特別な構成によ
って、急速継手のプラグ部とソケット部の磨耗がない密
閉が可能である。エラストマー・パッキン部材を有する
従来形のパッキンの場合は、結合の密閉性の基準になる
パラメータの一つは圧力変形残留(DVR)、若しくは
応力弛緩及び復元力であるが、ここに提示するパッキン
部材の場合は、急速継手を複数回取り外し結合した場合
でも、パッキン部材がプラグ部若しくはソケット部にば
ね弾性によって結合するように、パッキン部材の双方の
リップが弾性連結部によって互いに結合されることが保
証される。
に記載の特徴を備えた急速継手によって達成される。急
速継手は、弾性連結部と、連結部から延びている2つの
リップを有する環状のパッキン部材を備えていることを
特徴とする。急速継手のパッキン部材の特別な構成によ
って、急速継手のプラグ部とソケット部の磨耗がない密
閉が可能である。エラストマー・パッキン部材を有する
従来形のパッキンの場合は、結合の密閉性の基準になる
パラメータの一つは圧力変形残留(DVR)、若しくは
応力弛緩及び復元力であるが、ここに提示するパッキン
部材の場合は、急速継手を複数回取り外し結合した場合
でも、パッキン部材がプラグ部若しくはソケット部にば
ね弾性によって結合するように、パッキン部材の双方の
リップが弾性連結部によって互いに結合されることが保
証される。
【0006】
【発明の実施の形態】急速継手の好適な実施例では、急
速継手を取り外した場合に、パッキン部材の連結部の断
面はほぼ円弧を描く。連結部が円弧状であることによっ
て、パッキン部材内部で良好なばね力が確立されるの
で、急速継手を結合した場合に、パッキン部材の変形が
残留し、ひいては急速継手を取り外し、再度結合した場
合に密閉された結合状態が保証されない原因となる可塑
性変形を生ずることなく、パッキン部材はばね弾性によ
り圧縮される。
速継手を取り外した場合に、パッキン部材の連結部の断
面はほぼ円弧を描く。連結部が円弧状であることによっ
て、パッキン部材内部で良好なばね力が確立されるの
で、急速継手を結合した場合に、パッキン部材の変形が
残留し、ひいては急速継手を取り外し、再度結合した場
合に密閉された結合状態が保証されない原因となる可塑
性変形を生ずることなく、パッキン部材はばね弾性によ
り圧縮される。
【0007】急速継手の好適な実施例では、急速継手を
取り外した場合の前記円弧は200°から360°まで
の角度で広がっている。連結部の円弧がこのように大き
いことによって、急速継手を複数回操作した後でも、パ
ッキン部材の双方のリップの高い弾性が確保される。
取り外した場合の前記円弧は200°から360°まで
の角度で広がっている。連結部の円弧がこのように大き
いことによって、急速継手を複数回操作した後でも、パ
ッキン部材の双方のリップの高い弾性が確保される。
【0008】急速継手の好適な実施例では、双方のリッ
プは連結部の端部からほぼ鈍角に、好適には直角に突出
している。それによって、双方のリップ間の間隔が特に
大きくなるので、リップは大きいパッキン領域をもカバ
ーすることができる。
プは連結部の端部からほぼ鈍角に、好適には直角に突出
している。それによって、双方のリップ間の間隔が特に
大きくなるので、リップは大きいパッキン領域をもカバ
ーすることができる。
【0009】急速継手の別の好適な実施例の特徴は、急
速継手を結合した場合にリップが湾曲することにある。
湾曲したリップは、急速継手を結合すると更に湾曲し、
特に優れた密閉効果が可能な特に高い復元力を特徴とし
ている。
速継手を結合した場合にリップが湾曲することにある。
湾曲したリップは、急速継手を結合すると更に湾曲し、
特に優れた密閉効果が可能な特に高い復元力を特徴とし
ている。
【0010】急速継手の別の好適な実施例は、プラグ部
に環状の周囲溝を、またソケット部に環状に囲む第1の
斜面領域を備えている。急速継手の結合時には、パッキ
ン部材の一方のリップはソケット部の溝の底部に支承さ
れ、他方のリップはプラグ部の第1の斜面領域に支承さ
れる。プラグ部若しくはソケット部の表面をこのように
形成することによって、急速継手が適正に完全に結合さ
れない場合にプラグ部をソケット部から押し出す際に特
に便利であり、それによって同時にユーザーに対してプ
ラグ部のソケット部への適正な着座が表示される(イン
ジケーション)。
に環状の周囲溝を、またソケット部に環状に囲む第1の
斜面領域を備えている。急速継手の結合時には、パッキ
ン部材の一方のリップはソケット部の溝の底部に支承さ
れ、他方のリップはプラグ部の第1の斜面領域に支承さ
れる。プラグ部若しくはソケット部の表面をこのように
形成することによって、急速継手が適正に完全に結合さ
れない場合にプラグ部をソケット部から押し出す際に特
に便利であり、それによって同時にユーザーに対してプ
ラグ部のソケット部への適正な着座が表示される(イン
ジケーション)。
【0011】本発明の別の好適な実施例では、急速継手
にはこれを取り外した場合に、ソケット部内の切り欠き
部、及びプラグ部の第1の斜面領域に支承される保持部
材が付属している。保持部材は、プラグ部をソケット部
に挿入する際に急速継手を軸方向に固定する役割を果た
す。好適には環状に形成された保持部材は、急速継手の
結合時にはソケット部の第1の斜面領域と、プラグ部の
第2の斜面領域に支承される。
にはこれを取り外した場合に、ソケット部内の切り欠き
部、及びプラグ部の第1の斜面領域に支承される保持部
材が付属している。保持部材は、プラグ部をソケット部
に挿入する際に急速継手を軸方向に固定する役割を果た
す。好適には環状に形成された保持部材は、急速継手の
結合時にはソケット部の第1の斜面領域と、プラグ部の
第2の斜面領域に支承される。
【0012】急速継手の更に別の実施態様では、プラグ
部の表面とソケット部の表面とは、急速継手が完全に結
合していない場合にパッキン部材のばね作用によってプ
ラグ部がソケット部から押し出されるように形成され、
互いに調整されている。そのため、プラグ部若しくはソ
ケット部の表面は、前述のような様々な斜面領域と溝と
を備えている。
部の表面とソケット部の表面とは、急速継手が完全に結
合していない場合にパッキン部材のばね作用によってプ
ラグ部がソケット部から押し出されるように形成され、
互いに調整されている。そのため、プラグ部若しくはソ
ケット部の表面は、前述のような様々な斜面領域と溝と
を備えている。
【0013】急速継手の好適な実施例は、急速継手を貫
流する媒体が様々な集合状態にあることが可能であるこ
とを特徴としている。媒体は液体、好適にはR12、R
134−aのような冷媒、圧媒油、例えばATF(オー
トマチック・トランスミッション液:automatic transm
ission fluid)、ペントジン(Pentsin) 、その他の油
(エンジン油、ギヤ潤滑油)のような作動油、燃料〔オ
ットー(Otto)エンジン油(自動車エンジン油)、デーゼ
ルエンジン油、灯油〕、又は水、又はこれらに類する液
体であってよい。しかし、急速継手には好適には空気、
二酸化炭素、プロパン、又はイソブタンのような気相の
媒体が貫流してもよい。
流する媒体が様々な集合状態にあることが可能であるこ
とを特徴としている。媒体は液体、好適にはR12、R
134−aのような冷媒、圧媒油、例えばATF(オー
トマチック・トランスミッション液:automatic transm
ission fluid)、ペントジン(Pentsin) 、その他の油
(エンジン油、ギヤ潤滑油)のような作動油、燃料〔オ
ットー(Otto)エンジン油(自動車エンジン油)、デーゼ
ルエンジン油、灯油〕、又は水、又はこれらに類する液
体であってよい。しかし、急速継手には好適には空気、
二酸化炭素、プロパン、又はイソブタンのような気相の
媒体が貫流してもよい。
【0014】その他の実施態様はその他の従属請求項に
記載されている。
記載されている。
【0015】本発明の目的は更に、請求項17に記載の
方法によっても達成される。急速継手の組立て時には、
先ずパッキン部材を好適には棒状の、組み立てボルトと
も呼ばれる工具を使用してソケット部内の溝に圧入す
る。パッキン部材はソケット部の溝の底部に支承され、
それによって軸方向に固定される。引き続いて、プラグ
部はソケット部内に案内される。
方法によっても達成される。急速継手の組立て時には、
先ずパッキン部材を好適には棒状の、組み立てボルトと
も呼ばれる工具を使用してソケット部内の溝に圧入す
る。パッキン部材はソケット部の溝の底部に支承され、
それによって軸方向に固定される。引き続いて、プラグ
部はソケット部内に案内される。
【0016】
【実施例及び発明の効果】次に本発明を図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0017】図1は、急速継手1の上半部の縦断面図を
示している。急速継手1は、プラグ部3とソケット部5
とを含んでいる。図1は取り外された状態の急速継手1
を示している。すなわち、プラグ部3はソケット部5に
は完全には挿入されていない。プラグ部3とソケット部
5との間には環状のパッキン部材7が配置されている。
図1に示した急速継手の実施例では、連結部9と、その
端部から延びているパッキン部材7のリップ11が明瞭
に示されている。連結部9の上部と上部リップ11aの
端部とは、ソケット部5の内面に設けられた溝13の底
部と接触結合されている。連結部9と下部リップ11b
の端部とはプラグ部3の前部領域に結合している。図1
には更に、保持部材17、ソケット部5内に設けられた
保持部材17を収納する切り欠き部19、並びに保持部
材17を支承するプラグ部3の第1の斜面領域21が示
されている。
示している。急速継手1は、プラグ部3とソケット部5
とを含んでいる。図1は取り外された状態の急速継手1
を示している。すなわち、プラグ部3はソケット部5に
は完全には挿入されていない。プラグ部3とソケット部
5との間には環状のパッキン部材7が配置されている。
図1に示した急速継手の実施例では、連結部9と、その
端部から延びているパッキン部材7のリップ11が明瞭
に示されている。連結部9の上部と上部リップ11aの
端部とは、ソケット部5の内面に設けられた溝13の底
部と接触結合されている。連結部9と下部リップ11b
の端部とはプラグ部3の前部領域に結合している。図1
には更に、保持部材17、ソケット部5内に設けられた
保持部材17を収納する切り欠き部19、並びに保持部
材17を支承するプラグ部3の第1の斜面領域21が示
されている。
【0018】図2は急速継手1の結合状態を示してい
る。同一の部品には図1と同一の参照番号が付されてい
るので、それを参照されたい。パッキン部材7はこの場
合は変形した状態にある。従って、双方のリップ11は
圧縮され、一方、円弧状の湾曲した連結部9は更に湾曲
している。図2からも、上部リップ11aと、連結部9
の下部のパッキン・セグメントとして作用する領域は溝
13に支承され、下部リップ11bの端部は前部領域1
5に支承され、連結部9の下部のパッキン・セグメント
はプラグ部3の第1の斜面領域21に支承されているこ
とが分かる。更に、保持部材17がプラグ部3の第2の
斜面領域25上に載置されていることが示されている。
る。同一の部品には図1と同一の参照番号が付されてい
るので、それを参照されたい。パッキン部材7はこの場
合は変形した状態にある。従って、双方のリップ11は
圧縮され、一方、円弧状の湾曲した連結部9は更に湾曲
している。図2からも、上部リップ11aと、連結部9
の下部のパッキン・セグメントとして作用する領域は溝
13に支承され、下部リップ11bの端部は前部領域1
5に支承され、連結部9の下部のパッキン・セグメント
はプラグ部3の第1の斜面領域21に支承されているこ
とが分かる。更に、保持部材17がプラグ部3の第2の
斜面領域25上に載置されていることが示されている。
【0019】図3には図1及び図2を参照して説明した
ギリシア文字のΩに似たパッキン部材7が拡大して示さ
れている。ほぼ円弧状の連結部9から上部リップ11a
と下部リップ11bが延出していることが明確に示され
ている。図3から更に、中心角αの定義が理解されよ
う。すなわち、その辺は中点29と、円弧状の連結部材
9の上端部10a、若しくは下端部10bとを結ぶ線で
ある。
ギリシア文字のΩに似たパッキン部材7が拡大して示さ
れている。ほぼ円弧状の連結部9から上部リップ11a
と下部リップ11bが延出していることが明確に示され
ている。図3から更に、中心角αの定義が理解されよ
う。すなわち、その辺は中点29と、円弧状の連結部材
9の上端部10a、若しくは下端部10bとを結ぶ線で
ある。
【0020】図4はパッキン部材7の変形した状態を示
している。同一の部品には図3と同一の参照番号が付さ
れている。パッキン部材7の変形時には、中心角αはパ
ッキン部材7が変形していない場合(又は急速継手が完
全には結合していない場合)よりも大きいことが分か
る。図4は更にパッキン・セグメント27をも示してい
る。これは急速継手1の結合時にプラグ部3ないしソケ
ット部5の表面と接触結合されるパッキン部材7の領域
にある。上部リップ11aと下部リップ11bはより密
接に圧縮されていることが分かる。
している。同一の部品には図3と同一の参照番号が付さ
れている。パッキン部材7の変形時には、中心角αはパ
ッキン部材7が変形していない場合(又は急速継手が完
全には結合していない場合)よりも大きいことが分か
る。図4は更にパッキン・セグメント27をも示してい
る。これは急速継手1の結合時にプラグ部3ないしソケ
ット部5の表面と接触結合されるパッキン部材7の領域
にある。上部リップ11aと下部リップ11bはより密
接に圧縮されていることが分かる。
【0021】図5、6、7及び8に示されている急速継
手は図1、2、3及び4に示された急速継手と対応して
いるが、図5ないし8には本発明の別の好適な実施例に
基づくパッキン部材7が示されている。同一の部品には
図1ないし4と同一の参照番号が付されている。図5な
いし図8に示した実施例の場合、双方のリップ11aと
11bは互いに直接当接している。従って、この場合は
連結部9は双方のリップ11aと11bの端部が互いに
接触している領域で大幅に縮小されている。この実施例
は、軽量で、容積を取らず、簡単且つ安価に製造できる
という利点を備えている。図5及び6には、上部リップ
11aが載置されている溝13は図1及び2とは別の形
状に形成されていることが示されている。それによって
急速継手が完全に結合されていない状態でプラグ部をソ
ケット部から押し出すことが特に容易になり、従ってプ
ラグ部がソケット部に適正に着座していることの表示が
特に促進される。
手は図1、2、3及び4に示された急速継手と対応して
いるが、図5ないし8には本発明の別の好適な実施例に
基づくパッキン部材7が示されている。同一の部品には
図1ないし4と同一の参照番号が付されている。図5な
いし図8に示した実施例の場合、双方のリップ11aと
11bは互いに直接当接している。従って、この場合は
連結部9は双方のリップ11aと11bの端部が互いに
接触している領域で大幅に縮小されている。この実施例
は、軽量で、容積を取らず、簡単且つ安価に製造できる
という利点を備えている。図5及び6には、上部リップ
11aが載置されている溝13は図1及び2とは別の形
状に形成されていることが示されている。それによって
急速継手が完全に結合されていない状態でプラグ部をソ
ケット部から押し出すことが特に容易になり、従ってプ
ラグ部がソケット部に適正に着座していることの表示が
特に促進される。
【0022】図7は図5及び図6に示した急速継手で使
用されるほぼV字形に形成されたパッキン部材7を示し
ている。連結部9は双方のリップ11a、11bの端部
が当接する領域しか含んでいないことが明解に示されて
いる。
用されるほぼV字形に形成されたパッキン部材7を示し
ている。連結部9は双方のリップ11a、11bの端部
が当接する領域しか含んでいないことが明解に示されて
いる。
【0023】図8は図7のパッキン部材7の変形した状
態を示している。リップ11a、11bのパッキン・セ
グメント27は、図6に示されているプラグ部3とソケ
ット部5の表面との別の接触点に対応して、別の位置、
この場合はリップ11a、11bの他端にあることが分
かる。
態を示している。リップ11a、11bのパッキン・セ
グメント27は、図6に示されているプラグ部3とソケ
ット部5の表面との別の接触点に対応して、別の位置、
この場合はリップ11a、11bの他端にあることが分
かる。
【0024】図9、10、11及び12は図1、2、3
及び4、若しくは図5、6、7、及び8に対応してい
る。この場合は、パッキン部材7だけが別の好適な実施
例に基づいて図示されている。従って図9及び10に示
すように、ソケット部の内表面も別の形状に形成されて
いる。特にソケット部5内の溝13はほぼ円筒形の領域
を備えており、そこに上部リップ11aが隣接してい
る。従って溝13は、パッキン部材7の上部リップ11
aが確実に最適に収納されるように形成されている。下
部リップ11bは図2及び図6の実施例の場合と同様に
プラグ部3の前部領域15に支承されている。
及び4、若しくは図5、6、7、及び8に対応してい
る。この場合は、パッキン部材7だけが別の好適な実施
例に基づいて図示されている。従って図9及び10に示
すように、ソケット部の内表面も別の形状に形成されて
いる。特にソケット部5内の溝13はほぼ円筒形の領域
を備えており、そこに上部リップ11aが隣接してい
る。従って溝13は、パッキン部材7の上部リップ11
aが確実に最適に収納されるように形成されている。下
部リップ11bは図2及び図6の実施例の場合と同様に
プラグ部3の前部領域15に支承されている。
【0025】図11及び12は図9及び10に示された
急速継手のほぼJ字形に形成されたパッキン部材7を示
している。図12には、上部リップ11aのパッキン・
セグメント27が上部リップ11aの全長に沿って延び
て形成されていることが明確に示されている。図11と
図12とを比較すると、急速継手の取り外された状態と
取り外されていない状態では、上部リップ11aが伸長
状態で、すなわち直線的に延びて存在し、一方、下部リ
ップ11bはパッキン部材7に負荷がかからない場合、
すなわち急速継手が取り外された状態にある場合だけ下
部領域内に湾曲することが示されている。図12に明確
に示されているように、リップ11bは挿入状態ではそ
の長さの大部分が湾曲している。
急速継手のほぼJ字形に形成されたパッキン部材7を示
している。図12には、上部リップ11aのパッキン・
セグメント27が上部リップ11aの全長に沿って延び
て形成されていることが明確に示されている。図11と
図12とを比較すると、急速継手の取り外された状態と
取り外されていない状態では、上部リップ11aが伸長
状態で、すなわち直線的に延びて存在し、一方、下部リ
ップ11bはパッキン部材7に負荷がかからない場合、
すなわち急速継手が取り外された状態にある場合だけ下
部領域内に湾曲することが示されている。図12に明確
に示されているように、リップ11bは挿入状態ではそ
の長さの大部分が湾曲している。
【0026】図1ないし図12に示した全ての実施例で
共通であるのは、パッキン部材7を比較的壁薄に形成す
ることができ、従って極めて軽量であることである。従
って使用する材料も比較的少なくて済む。
共通であるのは、パッキン部材7を比較的壁薄に形成す
ることができ、従って極めて軽量であることである。従
って使用する材料も比較的少なくて済む。
【0027】更に、パッキン部材7はリップ11aと1
1bがパッキン部材7の内室をある程度囲んでいること
も分かる。パッキン部材は急速継手1の内部に配置され
ているので、急速継手の使用時にはこの内室に圧力が加
わる。この圧力はいずれにせよ連結部9のばね作用によ
るパッキン部材7の拡がりを補助するので、リップ11
a及び11bはその当接面でプラグ部3若しくはソケッ
ト部5に密閉して押圧される。
1bがパッキン部材7の内室をある程度囲んでいること
も分かる。パッキン部材は急速継手1の内部に配置され
ているので、急速継手の使用時にはこの内室に圧力が加
わる。この圧力はいずれにせよ連結部9のばね作用によ
るパッキン部材7の拡がりを補助するので、リップ11
a及び11bはその当接面でプラグ部3若しくはソケッ
ト部5に密閉して押圧される。
【0028】パッキン部材7は、プラグ部3をソケット
部5に挿入すると圧縮され、その際にリップ11a、1
1bにだけではなく、連結部9にもパッキン部材を内側
に偏倚させる力が加えられる。この内側への偏倚によっ
て拡がる力が生じ、それによってリップ11aと11b
は付属する当接面で密閉して押圧される。
部5に挿入すると圧縮され、その際にリップ11a、1
1bにだけではなく、連結部9にもパッキン部材を内側
に偏倚させる力が加えられる。この内側への偏倚によっ
て拡がる力が生じ、それによってリップ11aと11b
は付属する当接面で密閉して押圧される。
【0029】好適にはパッキン部材は弾性変形可能であ
るので、急速継手を複数回取り外したり結合することが
可能である。急速継手を取り外すと、パッキン部材は再
び元の形状に復元する。従来のOリングの場合のよう
な、材料によって規定され、結合の密閉性にかなり影響
を及ぼす圧力変形の残留は、本発明で提案しているパッ
キン部材を使用することによってなくすることができ
る。その上、本発明の場合はパッキン部材7はリップ1
1a、11bによって囲まれた内室に作用する圧縮力に
よって拡がり、プラグ部若しくはソケット部に密閉して
押圧される。
るので、急速継手を複数回取り外したり結合することが
可能である。急速継手を取り外すと、パッキン部材は再
び元の形状に復元する。従来のOリングの場合のよう
な、材料によって規定され、結合の密閉性にかなり影響
を及ぼす圧力変形の残留は、本発明で提案しているパッ
キン部材を使用することによってなくすることができ
る。その上、本発明の場合はパッキン部材7はリップ1
1a、11bによって囲まれた内室に作用する圧縮力に
よって拡がり、プラグ部若しくはソケット部に密閉して
押圧される。
【0030】パッキン部材7は弾性金属、好適にはばね
鋼又はこれに類する金属、並びに軟金属、好適には真
鍮、銅、アルミニウム、青銅、又はこれに類する金属か
ら製造することができる。重要な点は、いずれの場合で
も急速継手1の領域に作動圧が上昇しても更に高まる最
適なパッキン力が保持されることである。
鋼又はこれに類する金属、並びに軟金属、好適には真
鍮、銅、アルミニウム、青銅、又はこれに類する金属か
ら製造することができる。重要な点は、いずれの場合で
も急速継手1の領域に作動圧が上昇しても更に高まる最
適なパッキン力が保持されることである。
【0031】いずれの場合も、金属材料であるため化学
媒体に対する高い耐性が保証される。耐熱性も従来のエ
ラストマー製のOリングパッキンよりも優れている。
媒体に対する高い耐性が保証される。耐熱性も従来のエ
ラストマー製のOリングパッキンよりも優れている。
【0032】ここに記載している種類のパッキン部材を
使用できるように、既存の急速継手に極めて僅かなコス
トで事後的にこれを備えることが極めて有利である。
使用できるように、既存の急速継手に極めて僅かなコス
トで事後的にこれを備えることが極めて有利である。
【0033】更に、ここに示したパッキン部材7を使用
する際に、急速継手1の内部の軸方向の遊隙を事実状完
全に無くすることができ、それによって、動的な耐性が
向上することが特に有利である。これはばね作用、若し
くは製造公差をも補償することができるパッキン部材7
の内部偏倚によって保証される。偏倚によってプラグ部
3はソケット部5内にほぼ常に閉塞される。
する際に、急速継手1の内部の軸方向の遊隙を事実状完
全に無くすることができ、それによって、動的な耐性が
向上することが特に有利である。これはばね作用、若し
くは製造公差をも補償することができるパッキン部材7
の内部偏倚によって保証される。偏倚によってプラグ部
3はソケット部5内にほぼ常に閉塞される。
【0034】結合部の内圧が上昇すると共にパッキン部
材が広がることによって、プラグ部3とソケット部5の
当接面にかかるパッキン・セグメント27の押圧力が高
まり、パッキン効果は更に高まる。
材が広がることによって、プラグ部3とソケット部5の
当接面にかかるパッキン・セグメント27の押圧力が高
まり、パッキン効果は更に高まる。
【0035】特に図2、6及び10を参照すると、ばね
部材として作用するパッキン部材7は、急速継手1の結
合状態でプラグ部3の第1の斜面領域21と連動するこ
とで、プラグ部3をソケット部5から押し出す力が発生
することが分かる。前記の図面から、急速継手1の組み
立て状態では、保持部材17がプラグ部3の第2の斜面
領域25と連動することで、プラグ部がソケット部5の
内側に押し込まれることが分かる。好適には完全に包囲
するリングとして形成された保持部材17は、補足的に
ソケット部5の第1の斜面領域23に支承される。プラ
グ部3とソケット部5とのこの連結方法を専門家はスナ
ップ連結とも呼んでいる。
部材として作用するパッキン部材7は、急速継手1の結
合状態でプラグ部3の第1の斜面領域21と連動するこ
とで、プラグ部3をソケット部5から押し出す力が発生
することが分かる。前記の図面から、急速継手1の組み
立て状態では、保持部材17がプラグ部3の第2の斜面
領域25と連動することで、プラグ部がソケット部5の
内側に押し込まれることが分かる。好適には完全に包囲
するリングとして形成された保持部材17は、補足的に
ソケット部5の第1の斜面領域23に支承される。プラ
グ部3とソケット部5とのこの連結方法を専門家はスナ
ップ連結とも呼んでいる。
【0036】図2、6、及び10から更に、ばね部材と
して作用するパッキン部材7と、これもばね部材として
作用する保持部材17とが互いに相反する力を発生する
ことも分かる。それによって、保持部材17が第2の斜
面領域25に完全に係合していない場合には、パッキン
部材7のばね作用によってプラグ部3はソケット部5か
ら押し出される。従って、急速継手1が適正に完全に結
合されていない場合には、パッキン部材7はプラグ部3
をソケット部5から押し出す。従って、斜面領域21と
25を適宜に構成することによって、且つパッキン部材
7と保持部材17のばね作用によって安全機能が達成さ
れる。すなわち、それによってソケット部5へのプラグ
部3の挿入が不完全であることが表示され、保持部材1
7が正しく嵌合していない場合は、ばね弾性パッキン部
材7がプラグ部3をソケット部5から押し出す。それに
よって、急速継手1の適切で漏れがない結合状態が表示
される。
して作用するパッキン部材7と、これもばね部材として
作用する保持部材17とが互いに相反する力を発生する
ことも分かる。それによって、保持部材17が第2の斜
面領域25に完全に係合していない場合には、パッキン
部材7のばね作用によってプラグ部3はソケット部5か
ら押し出される。従って、急速継手1が適正に完全に結
合されていない場合には、パッキン部材7はプラグ部3
をソケット部5から押し出す。従って、斜面領域21と
25を適宜に構成することによって、且つパッキン部材
7と保持部材17のばね作用によって安全機能が達成さ
れる。すなわち、それによってソケット部5へのプラグ
部3の挿入が不完全であることが表示され、保持部材1
7が正しく嵌合していない場合は、ばね弾性パッキン部
材7がプラグ部3をソケット部5から押し出す。それに
よって、急速継手1の適切で漏れがない結合状態が表示
される。
【0037】上記から、急速継手1を組み立てる方法が
極めて簡単であることが明らかである。パッキン部材7
は組み立てボルトを使用してソケット部5に設けられた
溝13内に簡単に挿入され、そこで固定される。急速継
手1の一部が適正に挿入されると、これも付属する溝1
9内に簡単に挿入可能である保持部材17がプラグ部3
の第2の斜面領域25に支承され、それによってパッキ
ン部材7から第1の斜面領域21を介して誘導される力
に打ち勝つ。下部リップ11bのパッキン・セグメント
27は下方に湾曲したリップ11bの一端部を越えて延
在するので、特に大きいパッキン・セグメントが形成さ
れる。
極めて簡単であることが明らかである。パッキン部材7
は組み立てボルトを使用してソケット部5に設けられた
溝13内に簡単に挿入され、そこで固定される。急速継
手1の一部が適正に挿入されると、これも付属する溝1
9内に簡単に挿入可能である保持部材17がプラグ部3
の第2の斜面領域25に支承され、それによってパッキ
ン部材7から第1の斜面領域21を介して誘導される力
に打ち勝つ。下部リップ11bのパッキン・セグメント
27は下方に湾曲したリップ11bの一端部を越えて延
在するので、特に大きいパッキン・セグメントが形成さ
れる。
【図1】開放状態の急速継手の上半部の縦断面図であ
る。
る。
【図2】閉鎖状態の急速継手の上半部の縦断面図であ
る。
る。
【図3】急速継手の第1実施例のパッキン部材の変形し
ていない状態を示す図である。
ていない状態を示す図である。
【図4】図3のパッキン部材の変形した状態を示す図で
ある。
ある。
【図5】本発明の別の実施例に基づくパッキン部材を有
する急速継手の取り外された状態を示す図である。
する急速継手の取り外された状態を示す図である。
【図6】図5の急速継手の結合状態を示す図である。
【図7】図5及び6に示したパッキン部材の変形してい
ない状態を示す図である。
ない状態を示す図である。
【図8】図7のパッキン部材の変形した状態を示す図で
ある。
ある。
【図9】別の実施例に基づくパッキン部材を有する急速
継手の取り外された状態を示す図である。
継手の取り外された状態を示す図である。
【図10】図9に示した急速継手の結合状態を示す図で
ある。
ある。
【図11】図9及び10に示したパッキン部材の変形し
ていない状態を示す図である。
ていない状態を示す図である。
【図12】図11に示したパッキン部材の変形した状態
を示す図である。
を示す図である。
1:急速継手 3:プラグ部 5:ソケット部 7:パッキン
部材 9:連結部 10a:上端
部 10b:下端部 11:リップ 11a:上部リップ 11b:下部
リップ 13:溝 15:前部領
域 17:保持部材 19:切り欠
き部 21,23,25:斜面領域 27:パッキ
ン・セグメント 29:中点 α:中心角
部材 9:連結部 10a:上端
部 10b:下端部 11:リップ 11a:上部リップ 11b:下部
リップ 13:溝 15:前部領
域 17:保持部材 19:切り欠
き部 21,23,25:斜面領域 27:パッキ
ン・セグメント 29:中点 α:中心角
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ルフト ドイツ 76474 アウ アム ライン ラ ムストラーセ 21
Claims (17)
- 【請求項1】 プラグ部と、ソケット部と、少なくとも
1個のパッキン部材とを有する急速継手において、パッ
キン部材(7)は弾性連結部(9)から延びて形成され
ている2個のリップ(11)を含んでいることを特徴と
する急速継手。 - 【請求項2】 急速継手(1)を取り外した場合、連結
部(9)の断面はほぼ円弧を描くことを特徴とする請求
項1に記載の急速継手。 - 【請求項3】 急速継手(1)を取り外した場合の前記
円弧は200°から360°の間の中心角αに相当する
ことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の急
速継手。 - 【請求項4】 双方のリップ(11)は、連結部(9)
の端部からほぼ鈍角に、好適には直角に延びて形成され
ていることを特徴とする請求項2又は3に記載の急速継
手。 - 【請求項5】 急速継手を取り外した場合のリップ(1
1)の断面は、ほぼ直線に延びて形成されていることを
特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の急速継
手。 - 【請求項6】 急速継手を取り外した場合のリップ(1
1)のうちの少なくとも1個の断面は湾曲していること
を特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の急速継
手。 - 【請求項7】 パッキン部材(7)は、急速継手(1)
を結合した場合にプラグ部(3)の表面及びソケット部
(5)の表面と接触結合するパッキン・セグメント(2
7)を具備したことを特徴とする前記請求項のいずれか
1項に記載の急速継手。 - 【請求項8】 パッキン部材(7)は可塑性、又は弾性
変形可能であることを特徴とする前記請求項のいずれか
1項に記載の急速継手。 - 【請求項9】 パッキン部材(7)は弾性金属、好適に
はばね鋼又はその類似物、又は軟金属、好適には真鍮、
銅、アルミニウム、青銅、又はその類似物を含んでいる
ことを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の急
速継手。 - 【請求項10】 パッキン部材(7)は、急速継手を結
合した場合に、ソケット部(5)の溝(13)及び/又
はプラグ部(3)の第1の斜面領域(21)内に支承さ
れることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に記載
の急速継手。 - 【請求項11】 急速継手(1)には、これを取り外し
た場合に、ソケット部(5)内の切り欠き部(19)及
びプラグ部(3)の第1の斜面領域(21)に支承され
る保持部材(17)が付属していることを特徴とする前
記請求項のいずれか1項に記載の急速継手。 - 【請求項12】 保持部材(17)は、急速継手を結合
した場合に、ソケット部(5)の第1の斜面領域(2
3)とプラグ部(3)の第2の斜面領域(25)とに支
承されることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に
記載の急速継手。 - 【請求項13】 プラグ部(3)の表面とソケット部
(5)の表面とは、急速継手(1)が完全に結合してい
ない場合に、パッキン部材(7)のばね作用によってプ
ラグ部(3)がソケット部(5)から押し出されるよう
に形成されることを特徴とする前記請求項のいずれか1
項に記載の急速継手。 - 【請求項14】 急速継手には媒体が貫流することを特
徴とする前記請求項のいずれか1項に記載の急速継手。 - 【請求項15】 前記媒体は、液体、好適にはR12、
R134−a、ATF(オートマチック・トランスミッ
ション液:automatic transmission fluid)、ペントジ
ン(Pentsin) 、モータ油、ギヤ潤滑油、オットー(Otto)
エンジン油(自動車エンジン油)、ディーゼルエンジン
油、灯油、水又はこれに類する液体であることを特徴と
する前記請求項のいずれか1項に記載の急速継手。 - 【請求項16】 前記媒体は、気体、好適には空気、二
酸化炭素、プロパン、イソブタン、又はこれに類する気
体であることを特徴とする前記請求項のいずれか1項に
記載の急速継手。 - 【請求項17】 急速継手、特に前記請求項のいずれか
1項に記載の急速継手を組み立てる方法において、パッ
キン部材(7)を組み立てボルトを介してソケット部
(5)内の溝(13)内に圧入し、次いで保持部材(1
7)をソケット部(5)の第1斜面領域(23)に支承
することによって前記パッキン部材(7)を軸方向に固
定することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19918174.8 | 1999-04-21 | ||
DE19918174A DE19918174A1 (de) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | Schnellkupplung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000320749A true JP2000320749A (ja) | 2000-11-24 |
Family
ID=7905416
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000120983A Pending JP2000320749A (ja) | 1999-04-21 | 2000-04-21 | 急速継手 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6533327B1 (ja) |
EP (1) | EP1046855B1 (ja) |
JP (1) | JP2000320749A (ja) |
DE (2) | DE19918174A1 (ja) |
ES (1) | ES2243168T3 (ja) |
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1999
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