JP2000319613A - 粘接着剤塗布テープ及びそれを使用した把手付き包装体 - Google Patents

粘接着剤塗布テープ及びそれを使用した把手付き包装体

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JP2000319613A
JP2000319613A JP11164230A JP16423099A JP2000319613A JP 2000319613 A JP2000319613 A JP 2000319613A JP 11164230 A JP11164230 A JP 11164230A JP 16423099 A JP16423099 A JP 16423099A JP 2000319613 A JP2000319613 A JP 2000319613A
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Yukio Toyoda
幸雄 豊田
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HIRAHIMO KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流通過程に出るカートン等の包装体に、予め
簡単な方法で把手を設け、手提げ運搬の可能な状態にし
て置くことのできる技術を提供すること。 【解決手段】 長尺テープの一面に一定長さの粘接着剤
塗布部分が一定間隔をおいて繰り返し形成されてなり、
他面は該粘接着剤に対して非粘接着性であり、ロール巻
きされてなる粘接着剤塗布テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長尺テープの一面
に繰り返し粘接着剤が塗布され、他面は該粘接着剤に対
して非粘接着性の付与されたロール巻きテープ、該テー
プの粘接着剤塗布部分の各中央を切断してなる粘接着剤
塗布把手、短尺の粘接着剤塗布テープの両端を包装体の
相対する壁面に粘接着した把手付き包装体、上記長尺の
粘接着剤塗布テープの製法、該長尺のテープを切断しつ
つ包装体に粘接着して運搬用把手を設ける方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】流通過程にある比較的軽量の各種商品
は、カートン、段ボール箱、合成樹脂製容器等に充填さ
れた状態で手提げ運搬される場合が多い。これらの場合
の手提げ手段付加の態様としては、手提げ用に射出成形
された合成樹脂製把手を容器等の上面又は側面に取り付
ける方法、段ボール箱等の上面に、二本の切り込みを入
れておいて指先を挿入して把持できるようにした構造の
他、合成樹脂フィルム製又は紙製短尺のテープの片面に
粘着剤を一面に塗布するとともに、中央部の把持部分の
み粘着防止材で覆い、粘着性の両端を包装体の相対する
両壁面(各内面又は外面)に粘着させ、包装体の運搬を
可能にする等の方法がある。更に他の方法としては、短
い紐をループ状にし、その両端を一枚の粘着テープに固
定し、該粘着テープ部分を各包装体の壁面に貼り付けて
手提げ用把手とする場合もある。
【0003】しかし、前記射出成形に係る把手の場合
は、各種包装体に合わせた各種形状の把手を作る必要が
あり、しかも射出成形などの大規模の装置を使用する
点、生産効率は悪い。又、段ボール箱上面に切り込みを
入れる方法は、包装体の重量に係る応力が把持部に集中
するために該包装体が破損しやすい欠点がある。更に、
片面粘着剤塗布テープの該塗布面の中央部に粘着防止材
をとり付ける方法は、該中央部の粘着剤の塗布が無駄に
なることに加え、粘着防止材が更に必要になり、工程及
び材料の無駄があり、生産工程の煩雑化、生産コストア
ップの点で問題がある。なお、ループ状紐と粘着テープ
を使用する方法は、該紐と粘着テープの一体化した把手
は長尺保管による多量保管が困難であり、更には該粘着
テープに剥離紙が必要な場合が多く、実際上その廃棄処
理自体が問題になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は、流
通過程に出る比較的軽量の各種商品をカートン等の包装
体とし、これに予め簡単な器具、方法で把手を設け、手
提げ運搬の可能な状態にして置くことのできる技術を提
供することを課題とするものである。この場合、把手及
びその取り付けに要求される条件は、把手の製造が簡単
であり、包装体への取り付けが連続的に可能であり、且
つ簡単であること、把手の取り付け強度が高いこと、包
装体の保管がその把手により煩雑にならないこと、実際
の手提げ時に集中荷重による手の痛みのない把手である
こと等である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を解
決するために鋭意研究をした結果、長尺のテープの一面
に粘接着剤を所定長さに、且つ所定の間隔を置いて塗布
し、他面を該粘接着剤に対して非粘接着性のものにし、
ロール巻きし、必要時に巻き戻しつつ該粘接着剤塗布部
分の流れ方向中央部をコントロール下に切断し、両端に
粘接着塗布部分を有する短尺のテープが本発明に係る課
題の解決をすることができる知見を得、本発明を完成し
た。
【0006】本発明の要旨は以下の通りである。第1の
発明は、長尺テープの一面に一定長さの粘接着剤塗布部
分が一定間隔をおいて繰り返し形成されてなり、他面は
該粘接着剤に対して非粘接着性であり、ロール巻きされ
てなる粘接着剤塗布テープに関する。第2の発明は、粘
接着剤塗布部分が粘着剤又は非粘着性熱接着剤の塗布で
形成されてなる上記第1の発明に記載の粘接着剤塗布テ
ープに関する。第3の発明は、上記第1又は第2の発明
に記載の粘接着剤塗布テープの相隣る各塗布部分の中央
においてそれぞれ切断されてなる、両端に粘接着剤塗布
部分を有する粘接着剤塗布把手に関する。第4の発明
は、上記第3の発明に記載の粘接着剤塗布把手の両端
が、包装体の相対する壁面に粘接着されてなる把手付き
包装体に関する。第5の発明は、長尺テープの一面に、
一定間隔をおいて一定長さにわたり粘着剤又は非粘着性
熱接着剤を繰り返し塗布し、粘着剤を塗布する場合は他
面に該粘着剤に対して非粘着性の処理をし、ロール巻き
をし、又はロール巻きの前或いは後に所定幅にスリット
する粘接着剤塗布テープの製造方法に関する。第6の発
明は、上記第5の発明に記載の方法で得られた粘接着剤
塗布テープを巻き戻しつつ、粘接着剤塗布部分を光学的
手段により検知し、該塗布部分の中央において該テープ
を切断し、長尺テープの一端の塗布部分を包装体の相対
する壁面の1方の面に粘接着し、後続の塗布部分を同様
に切断して得られる短尺の粘接着剤塗布テープの他端の
塗布部分を包装体の他方の壁面に粘接着することを繰り
返し行う包装体に運搬用把手を設ける方法に関する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において使用される長尺テ
ープの材質、幅、厚みは特に限定されるものではない
が、材質的には合成樹脂、特にポリオレフィン系樹脂、
中でもポリプロピレン、プロピレンとエチレンとの共重
合体、高密度ポリエチレン、α−オレフィンを含む高密
度ポリエチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合
体、ポリ塩化ビニル、セルローズアセテート、セルロー
ズ等が好適である。
【0008】本発明に係る長尺テープには、これら合成
樹脂、半合成樹脂又は天然高分子系材料を使用したフィ
ルム、シート、織布、合成紙、クラフト紙等の加工品又
は後述の複合化したものが好ましく使用できる。上記加
工品のうち、延伸処理のできるものについては、所定の
厚みに成形されたフィルム、シート又はテープ状態で延
伸処理される。この延伸処理については長手方向に一軸
延伸することにより、しかもその倍率を上げることによ
りテープの破断強度の向上を計ることができる。又、長
手方向の延伸倍率を上げた二軸延伸をすることにより、
上記強度の向上に加え、テープの縦裂きを防止すること
ができるので好ましい。前記加工品はこれら延伸処理
後、又は延伸処理をすることなく、フィラメントによ
り、又は織布或いは他の合成樹脂フィルム等の積層複合
化により補強することができる。上記フィルム、クラフ
ト紙等の加工品は、延伸処理、積層複合化の有無に関わ
らず、後述の粘接着剤を塗布し、所定幅の長尺テープと
してロール巻きされるか、又はロール巻きをする前或い
は後に縦方向に所定幅にスリット加工される。これらの
場合、長尺テープの幅、厚みは該長尺テープが把手とし
て使用される包装体の重量、手持ちの感触等の特性に合
わせて適宜選択される。
【0009】本発明の長尺テープに係るフィルム等の片
面に塗布される粘接着剤としては、主として常温で既に
粘着性を有し、カートン、段ボール箱、合成樹脂製容器
等に加圧により粘着型接着する粘着剤及び加熱により溶
融し、粘着性を発揮し、常温下には粘着性を消失して固
着型接着をする熱接着剤とに分けられる。
【0010】前者の粘着型接着する粘着剤としては、ア
クリル酸エステルを粘着主成分とするもの、ポリイソブ
チレンを主成分とし、適宜天然ゴム、粘着付与樹脂を添
加してなるもの、スチレン−ブタジエン系ゴムを主成分
とするもの、イソブチレンとイソプレンの共重合により
得られるブチルゴムを主成分とするもの、クロロプレン
を主成分とするもの、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体
を主成分とするもの、ポリビニルブチラールを主成分と
するもの等各種のものを挙げることができる。なお、粘
着性を有するホットメルト型粘着剤もこの類に属すると
いえる。
【0011】後者の固着型接着をする熱接着剤として
は、主として、接着剤溶液又は分散液として塗布後に脱
溶媒又は脱分散媒をして形成され、湿潤又は加熱により
粘着性を発揮する型の接着剤と、接着剤の溶融体の塗布
後に冷却して形成され、加熱により粘着性を発揮する接
着剤に分けられるが、前者の例としては、水溶性のポリ
酢酸ビニルの部分ケン化物の他、カルボキシルメチルセ
ルロース等のエーテル系接着剤、エチレン−ビニルエス
テル(代表的には、酢酸ビニルエステル、(メタ)アク
リル酸エステル等)−ビニルカルボン酸(代表的には、
(メタ)アクリル酸、無水マレイン酸、イタコン酸等)
の共重合体を挙げられ、後者の例としてはホットメルト
接着剤を代表例とするものでエチレン−酢酸ビニル共重
合体、ポリアミド、ポリエステル、非結晶性ポリプロピ
レン等が好ましく使用できる。
【0012】これら粘接着剤は上述のように溶液状態、
分散状態又は溶融状態で、前記フィルム、シート又はテ
ープの片面に後記に説明する態様で塗布され、脱溶媒、
脱分散媒又は冷却されて粘接着剤塗布フィルム等が得ら
れ、ロール状に巻かれるが、その他、ロール状に巻かれ
る前又は巻かれた後に、所定幅にスリットされる場合も
ある。
【0013】ロール状に巻かれた場合、片面に塗布され
た粘接着剤の該片面への付着力が弱い場合、相接する他
面に移行する可能性もあるので、先ず該片面への粘接着
力を高めておくことが好ましく、具体的には、塗布され
る面に予め下塗剤を塗布したり、コロナ放電処理、粗面
化処理等の物理的表面処理をして該粘接着剤に対する親
和性を高めて置き、該他面に対してよりも付着力を高め
て置くことが好ましい。塗布剤が粘着剤の場合は、長尺
のフィルム等の他面に移行する可能性がより高いので、
上記他面にはシリコーン樹脂処理等の易剥離性付与処理
をして置くことが好ましい。なお、長尺フィルム、シー
ト又はテープ等の材質によっては、該両面の上記各種処
理は必ずしも必要ではないが、ロール状に巻かれた状態
で、高温、高湿下に保管したりする可能性がある場合
は、これら処理を実施することが好ましい。又、前記ホ
ットメルト接着剤は、常温では粘着性はないものが多い
が、常温で粘着性を有するものもあり、その場合は前記
同様に長尺フィルムの背面に易剥離性付与処理をしてお
くことが好ましい。
【0014】長尺フィルム、シート又はテープ等への上
記粘接着剤の塗布は、被塗布材全長にわたっては行われ
ず、所望の間隔をおいて、且つ所望の長さだけの塗布を
繰り返す方法で行われる必要があり、包装体運搬用把手
として使用される場合は所望幅、好ましくは1〜10c
m幅の長尺テープに上記塗布をするか、又は塗布後当該
幅にスリットし、次に該塗布部分の長さ方向中央におい
て切断し、両端に粘接着性部分を有する所望の長さの短
尺テープを製造し、該短尺の粘接着剤塗布把手として供
される場合の他、塗布部分の切断直後に、切断により生
じたテープ端部の粘接着塗布部の包装体への粘接着を順
次行う作業を繰り返す方法が、包装体への把手の連続的
取り付け工程をとることができるので効果的である。
【0015】この場合、繰り返して行われる各粘接着剤
塗布間の所望の間隔、及び粘接着剤塗布部分の所望の長
さは、特に限定されるものではないが、本発明に係る上
記長尺の粘接着剤塗布テープの切断によりできる端部、
又は前記短尺の把手の両端部の粘接着性部分を包装体の
相対する外壁面に粘接着する場合における該包装体の
形、大きさ、重量、包装体への粘接着位置或いは粘接着
後の非塗布部分における把持、運搬の適性等によって左
右される。
【0016】上記のように各種要因により左右される
が、塗布部分中央を切断して形成される粘接着に係る塗
布部分の長さは、包装体との粘接着面積に関係するか
ら、長いほど粘接着性は安定するが、通常は2〜30c
m程度あれば充分といえる。塗布部分間の間隔は、包装
体の相対する壁面への粘接着場所にもよるが、少なくと
も包装体の上面の幅以上あることが好ましい。包装体の
両壁面の最上位に粘接着された場合は、非粘接着塗布部
である把手部分の長さは包装体の上面の幅に該当するか
らである。なお、粘接着は包装体の上面にわたらない方
が好ましい。把手部分を把持して持ち上げた場合に、該
上面の粘接着部分に高い剥離応力が集中して働くからで
ある。
【0017】粘接着剤を長尺フィルム等に所望の間隔
で、且つ所望の長さに塗布する方法を繰り返す方法に
は、リバースロールコーターにおいて、バックアップロ
ールの上下間歇動作による方法、グラビヤロールの面に
粘接着剤塗布パターンを食刻しておく方法、ダイスリッ
トから間歇吐出による方法等の技術を利用することがで
きるが、特に限定されるものではない。実用的に便利な
方法は、ロール状に巻かれた長尺フィルム等を巻き戻し
てワインダーに巻く過程において、例えばグラビヤロー
ルと、これに並行に接触するゴム製プレスロールの間を
通し、グラビヤロールの表面には、ロール全長にわた
り、円周に沿って例えば4〜60cmの表面にグラビヤ
食刻を施したものを使用し、該ロールは加熱した粘着剤
の溶融液又は接着剤の溶液又はエマルジョンに浸漬した
状態で回転させ、ナイフエッジでロール上の余分の液を
可及的に掻き落としながら、粘接着剤をフィルム等の一
面に、例えば長さ5〜50cmの非塗布部分を残しなが
ら4〜60cm程度の幅で塗布する方法である。この場
合、溶媒等は該塗布フィルムを脱溶媒用の加熱室内に導
き、除去される。
【0018】このようにして所定長さの塗布部分と所定
長さの非塗布部分が、一定に繰り返される長尺のフィル
ム等が得られるが、上記粘接着剤の塗布前に背面を全面
にわたりシリコーン系樹脂で処理し、非粘接着性を付与
して置くことにより、粘接着剤が塗布された長尺のフィ
ルム等をロール状に巻くことができる。
【0019】粘接着剤塗布部分の中央部分を切断するに
際しては、粘接着剤の塗布位置検出をセンサーを用いて
光学的手段により行うが、該検出には塗布部と非塗布部
の色差を利用する方法や、光の透過量の差を利用する方
法の他、塗料に蛍光剤を添加混合して置き、該蛍光を検
出することにより行う方法も利用することができる。特
に該蛍光を利用する方法は、前者の方法がフィルムの透
明度に左右される光の透過量とか色差を利用する技術に
比較して該透明度に左右されず、透明な塗料を使用する
ことができるので、粘接着剤塗布の有無によるフィルム
等の外観上の差を少なくすることができ、特に該フィル
ム等を粘接着した包装体表面の当該部分の外観(例えば
絵模様)を損なうことがないので効果的である。
【0020】以下、本発明の一例を図面を用いて説明を
する。第1図は、本発明に係る、粘接着剤が塗布された
長尺テープの斜視図であり、該塗布された幅aの長尺テ
ープ1の表面には、所望の長さbにわたり粘着剤(又は
非粘着性熱接着剤)が塗布された塗布部A、A・・が、
それぞれ所望の間隔cの非粘着部Bを残して繰り返し形
成されている。上記テープの背面は、この粘着剤に対し
て非粘着性のシリコーン系樹脂が塗布され、上記長尺テ
ープがロール状に巻かれても面同士は互いに粘着しな
い、剥離面を形成している。
【0021】第2図は、第1図の塗布部A、A・・に矢
印Pで示した各中央部において切断して得た、短尺の粘
接着剤塗布把手2の斜視図であり、両端には粘着部A、
Aが約1/2の長さに切断されて残った部分A、A
があり、その中間には非粘着部Bがある。
【0022】第3図は、包装体3の相対する壁面3a、
3aの外面に、短尺に切断されたテープ2がその粘着剤
塗布部A、Aにおいて粘着され、包装体3の上面3
bにはループ状に非粘着部Bが形成され、運搬用把手C
を形成している状態を示す側面図である。なお、ここに
形成されたループ状の把手は、多数の包装体を纏めて梱
包したりする場合は、稠密な梱包を妨げる場合もあるた
め、「Z」字状に折り曲げておくことが好ましい。しか
し、高弾性の材料の場合は上記折り曲げ状態を維持する
ことは困難であるので、該把手部分において例えば熱融
着手段やホットメルト接着剤により点接着して仮固定し
て置くと便利である。
【0023】第4図は、従来の粘接着剤が塗布された短
尺テープ2aの斜視図であり、上面の全面に粘接着剤塗
布部Aがあり、両端を残して中央部に粘着防止材4を
貼り付けた状態の斜視図である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る長尺フィルム等には、粘接
着剤の所定長の塗布部分と所定長の非塗布部分が繰り返
し形成されているので、該塗布部分を検知し、その中央
部で切断しながら、コンベアー等で移動されてくる包装
体に順次、連続的に粘接着させて行くことができ、包装
体の運搬用把手部は既に非粘接着状態にあるので、把
持、運搬にも何ら問題ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粘接着剤塗布長尺テープの斜視
図。
【図2】長尺テープの塗布部中央部において切断して得
た短尺の粘接着剤塗布把手の斜視図。
【図3】包装体に短尺のテーブの両端を粘着し、把手を
形成した側面図。
【図4】従来の短尺把手であり、全面塗布部中央部分に
粘着防止材が貼り付けられた状態の斜視図。
【符号の説明】
1・・・長尺テープ 2・・・粘接着剤塗布把手 2a・・従来の短尺把手 3・・・包装体 3a・・包装体壁面 3b・・包装体上面 4・・・粘着防止材 A・・・粘着剤(又は非粘着性熱接着剤)塗布部 A・・短尺のテープの粘接着剤塗布部 A・・従来の長尺テープの両端に残された粘着剤塗布
部 B・・・非粘着部 C・・・運搬用把手 P・・・切断位置を示す矢印 a・・・長尺テープの幅 b・・・粘着剤(又は非粘着性熱接着剤)塗布部長さ c・・・非粘着部長さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺テープの一面に一定長さの粘接着剤
    塗布部分が一定間隔をおいて繰り返し形成されてなり、
    他面は該粘接着剤に対して非粘接着性であり、ロール巻
    きされてなることを特徴とする粘接着剤塗布テープ。
  2. 【請求項2】 粘接着剤塗布部分が粘着剤又は非粘着性
    熱接着剤の塗布で形成されてなる請求項1記載の粘接着
    剤塗布テープ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の粘接着剤塗布テー
    プの相隣る各塗布部分の中央においてそれぞれ切断され
    てなる、両端に粘接着剤塗布部分を有することを特徴と
    する粘接着剤塗布把手。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の粘接着剤塗布把手の両端
    が、包装体の相対する壁面に粘接着されてなることを特
    徴とする把手付き包装体。
  5. 【請求項5】 長尺フィルムの一面に一定間隔をおいて
    一定長さにわたり粘着剤又は非粘着性熱接着剤を繰り返
    し塗布し、粘着剤を塗布する場合は他面に該粘着剤に対
    して非粘着性の処理をし、ロール巻きをし、又はロール
    巻きの前或いは後に所定幅にスリットすることを特徴と
    する粘接着剤塗布テープの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の方法で得られた粘接着
    剤塗布テープを巻き戻しつつ、粘接着剤塗布部分を光学
    的手段により検知し、該塗布部分の中央において該テー
    プを切断し、長尺テープの一端の塗布部分を包装体の相
    対する壁面の1方の面に粘接着し、後続の塗布部分を同
    様に切断して得られる短尺の粘接着剤塗布テープの他端
    の塗布部分を包装体の他方の壁面に粘接着することを繰
    り返し行うことを特徴とする包装体に運搬用把手を設け
    る方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008163155A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kokuyo Co Ltd 粘着剤転写シート

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008163155A (ja) * 2006-12-27 2008-07-17 Kokuyo Co Ltd 粘着剤転写シート

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