JP2000317793A - バリ取り方法及びその装置 - Google Patents

バリ取り方法及びその装置

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JP2000317793A
JP2000317793A JP11122646A JP12264699A JP2000317793A JP 2000317793 A JP2000317793 A JP 2000317793A JP 11122646 A JP11122646 A JP 11122646A JP 12264699 A JP12264699 A JP 12264699A JP 2000317793 A JP2000317793 A JP 2000317793A
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grinding wheel
oscillation
speed
conveyor
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Haruo Asakawa
晴夫 浅川
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Amada Co Ltd
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  • Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オシレーション回数(速度)を可変としコン
ベア速度に対応してワークにかかるオシレーション回数
を一定にすることによりバリ取りの向上を図る。 【解決手段】 板状のワークWはコンベア装置3により
搬送される。研削ホイール29が回転されると同時にオ
シレーション機構33により研削ホイール29がワーク
Wの搬送方向に対してほぼ直交方向に往復運動されるこ
とにより、搬送されるワークWに対してバリ取りが行わ
れる。このとき、コントローラ23によりコンベア装置
3の送り速度の変化に対応してワークWにかかるオシレ
ーション回数が一定となるように研削ホイール29のオ
シレーション速度が自動的に可変されるので、コンベア
装置3により搬送されるワークWは適正なオシレーショ
ン軌跡を描きながら効率よく良好な状態でバリ取りが行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バリ取り方法及び
その装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バリ取り方法としては、図10に
示されているようにコンベア装置201などのワーク搬
送装置により板状のワークWが載置され搬送され、この
搬送されるワークWに対して回転する研削ホイール20
3によりバリ取りが行われる。これと同時に研削ホイー
ル203はオシレーション機構により前記ワークWの搬
送方向に対してほぼ直交方向に一定のオシレーション速
度で往復運動される。なお、オシレーションとは研削ホ
イール203をコンベア装置201のワーク送り方向に
対してほぼ直交方向に往復運動させることをいう。ま
た、上記のコンベア装置201のワーク送り速度は可変
であり、0〜5m/minの範囲で調整できる。,
【0003】ワークWとしては板材がパンチプレスやレ
ーザ加工機で加工されると図10におけるワークWの辺
A、B、C、D部にバリが生じる。研削ホイール203
の回転はワークWの辺A,C部のバリ取りに効果があ
り、オシレーションはワークWの辺B、D部のバリ取り
に効果がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のバリ
取り方法においては、コンベア速度が速いとワークWに
対してのオシレーション回数が減少するのでオシレーシ
ョンの軌跡が図11(A)に示されているようにワーク
Wの辺B、D部のバリ取り能力が低下し、コンベア速度
が遅いと図11(B)に示されているようにバリが良く
とれるがバリ取り速度が遅くなるという問題点があっ
た。
【0005】本発明は上述の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的は、オシレーション回数(速度)
を可変としコンベア速度に対応してワークにかかるオシ
レーション回数を一定にすることによりバリ取りの向上
を図り得るバリ取り方法及びその装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明のバリ取り方法は、ワーク搬
送装置により板状のワークを搬送し、この搬送されるワ
ークに対してバリ取りを行うべく研削ホイールを回転す
ると同時にオシレーション機構により前記研削ホイール
を前記ワークの搬送方向に対してほぼ直交方向に往復運
動せしめ、前記ワーク搬送装置の送り速度の変化に対応
してワークにかかるオシレーション回数が一定となるよ
うに前記研削ホイールのオシレーション速度を可変せし
めることを特徴とするものである。
【0007】したがって、制御装置の指令によりワーク
にかかるオシレーション回数が一定となるように研削ホ
イールのオシレーション速度がワーク搬送装置による送
り速度の変化に対応して調整されているので、ワーク搬
送装置により搬送されるワークは適正なオシレーション
軌跡を描きながら効率よく良好な状態でバリ取りが行わ
れる。
【0008】請求項2によるこの発明のバリ取り装置
は、板状のワークを載置して搬送するワーク搬送装置を
設け、このワーク搬送装置によるワークの送り速度を検
出する送り速度検出装置を設け、前記ワーク搬送装置に
より搬送されるワークに対してバリ取りを行うべく回転
する研削ホイールを設けると共にこの研削ホイールを前
記ワーク搬送装置の搬送方向に対してほぼ直交方向に可
変自在に往復運動せしめるオシレーション機構を設け、
このオシレーション機構の研削ホイールのオシレーショ
ン速度を前記ワーク搬送装置の送り速度の変化に対応し
てワークにかかるオシレーション回数が一定となるよう
に調整する制御装置を設けてなることを特徴とするもの
である。
【0009】したがって、請求項1記載の作用と同様で
あり、制御装置の指令によりワークにかかるオシレーシ
ョン回数が一定となるように研削ホイールのオシレーシ
ョン速度がワーク搬送装置による送り速度の変化に対応
して調整されているので、ワーク搬送装置により搬送さ
れるワークは適正なオシレーション軌跡を描きながら効
率よく良好な状態でバリ取りが行われる。
【0010】請求項3によるこの発明のバリ取り装置
は、請求項2記載のバリ取り装置において、前記制御装
置におけるオシレーション速度とワーク搬送装置の送り
速度の指示を調整可能な操作部を前記制御装置の外部に
設けてなることを特徴とするものである。
【0011】したがって、オペレータにより外部の操作
部からワークにかかるオシレーション回数が一定となる
ように研削ホイールのオシレーション速度とワーク搬送
装置の送り速度が調整され設定されるので、ワーク搬送
装置により搬送されるワークは適正なオシレーション軌
跡を描きながら効率よく良好な状態でバリ取りが行われ
る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のバリ取り方法及び
その装置の実施の形態について、図面を参照して説明す
る。
【0013】図1及び図2を参照するに、本実施の形態
に係わるバリ取り装置1には、板状のワークWを載置し
て搬送するワーク搬送装置としての例えばコンベア装置
3が設けられている。コンベア装置3はコンベアベルト
5を巻回するための複数のコンベアシャフト7がバリ取
り装置1の本体フレーム9を構成する左、右フレーム1
1,13に回転自在に設けられており、複数の各コンベ
アシャフト7の図1において右側の一端にはスプロケッ
ト15が設けられている。
【0014】また、本体フレーム9(本実施の形態では
右フレーム13)には図2に示されているようにコンベ
アモータ17が設けられており、このコンベアモータ1
7の駆動軸に設けた駆動用スプロケット19と上記の各
コンベアシャフト7のスプロケット15に巻回するチェ
ーン21によりコンベアベルト5が回転駆動される。な
お、コンベアモータ17は制御装置としての例えばコン
トローラ23に電気的に接続されている。
【0015】上記の複数のコンベアシャフト7の一つに
はコンベア速度を検出するための送り速度検出装置とし
ての例えばエンコーダ25が設けられている。このエン
コーダ25は図1に示されているようにコントローラ2
3に電気的に接続されており、エンコーダ25により検
出されたコンベアシャフト7の回転速度が電気的な信号
でコントローラ23に送られる。
【0016】図1を参照するに、バリ取り装置1には上
記のコンベア装置3のコンベアベルト5に載置され搬送
されるワークWに対してバリ取りを行うべくホイール回
転機構27により回転する研削ホイール29がコンベア
ベルト5の上方に位置して本体フレーム9に設けられて
いる。また、上記の研削ホイール29はコンベア装置3
のコンベアベルト5に対して接近離反せしめるべくホイ
ール昇降機構31により上下動自在に設けられており、
オシレーション機構33によりコンベア装置3の搬送方
向に対してほぼ直交方向(図1において左右方向)に往
復運動自在に設けられている。
【0017】より詳しくは、研削ホイール29は図1に
示されているように研削ホイールシャフト35とその周
囲に設けた研削砥石37とから構成されている。
【0018】また、研削ホイール29のオシレーション
機構33としては、図1に示されているように研削ホイ
ールシャフト35の両端部が左、右フレーム11,13
の外側に位置して図1において断面逆L字形状をなすシ
ャフトガイド39に軸受41を介して軸承されており、
このシャフトガイド39は図1において断面逆L字形状
をなす軸受部支持体43に上辺部43Aの下面に2列に
設けたガイドレール45及びリニアガイド47を介して
左右方向に往復動可能に支持されている。
【0019】さらに、上記の軸受部支持体43は図3に
示されているように左、右フレーム11,13の外側に
設けたガイド部材49に溝部で摺動されて上下動自在に
設けられている。
【0020】また、図1において左側の軸受部支持体4
3には、図4に示されているように上辺部43Aの側縁
にL字形状をなす第1ブラケット51がボルトBTによ
り取り付けられ、第1ブラケット51の水平辺部51A
が軸受部支持体43の上辺部43Aの下面に位置するよ
うにして水平辺部51Aの右端が第2ブラケット53で
ボルトBTを介して支えられている。
【0021】第1ブラケット51の下面には図4におい
て左側にモータ用ブラケット55、右側に軸受用ブラケ
ット57が一体的に突設されており、モータ用ブラケッ
ト55にはオシレーションモータ59が装着され、オシ
レーションモータ59の駆動軸61にはカップリング6
3を介して連結された偏心シャフト65が軸受用ブラケ
ット57に軸承されている。なお、上記のオシレーショ
ンモータ59は図1に示されているようにコントローラ
23に電気的に接続されている。
【0022】上記の偏心シャフト65の偏心部67には
図1及び図2に示されているようにコンロッド69が軸
承されており、コンロッド69の先端はシャフトガイド
39の側縁に軸承されている。
【0023】図1を参照するに、ホイール昇降機構31
としては、軸受部支持体43の下方に左、右フレーム1
1,13の下部の外側に向けてフランジ部71が突設さ
れており、このフランジ部71に昇降用シャフト73が
上方向へ延伸された状態で軸承されている。この昇降用
シャフト73の上部に設けたねじ部(図示省略)に昇降
部材75が螺合されており、この昇降部材75の上端面
が上記の軸受部支持体43の下端面に当接されている。
【0024】上記の図1において右側の昇降用シャフト
73の下端はフランジ部71より下方へ突出されてお
り、この昇降用シャフト73の下端にはホイール77が
設けられ、ホイール77は図3及び図5に示されている
ように右フレーム13に設けた昇降用モータ79の駆動
軸81のホイール83にタイミングベルト85を介して
巻回され駆動される。
【0025】また、上記の昇降用シャフト73の下端部
には図4及び図5に示されているようにウォームホイー
ル87が設けられており、各ウォームホイール87に螺
合するウォーム89を両端に備えた伝達用シャフト91
が図1に示されているように左、右フレーム11,13
に軸承されている。
【0026】また、ホイール回転機構27としては、上
記の研削ホイールシャフト35の図1において右端部に
プーリ93が設けられており、このプーリ93には研削
ホイール用モータ95の駆動軸97に設けたプーリ99
にVベルト101を介して巻回され駆動される。なお、
研削ホイール用モータ95はコントローラ23に電気的
に接続されている。
【0027】図1を参照するに、コントローラ23とし
ては、中央処理装置としてのCPU103に種々のデー
タを入力するための入力手段としての例えばキーボード
のごとき入力装置105と、種々のデータを表示せしめ
るCRTごとき表示装置107が接続されている。
【0028】また、CPU103には、バリ取りを行う
べきワークWの板厚や材質、大きさなどのデータや、コ
ンベア装置3の送り速度に対する適正なオシレーション
速度のデータが入力装置105から入力されて記憶され
るメモリ109が接続されている。
【0029】また、CPU103には、エンコーダ25
からの信号を電圧変換してコンベアシャフト7の回転速
度を判断して予め設定したコンベア速度に調整すべくコ
ンベアモータ17の回転速度を制御する指令を与えた
り、メモリ109内のデータベースに基づいてオシレー
ション機構33の研削ホイール29のオシレーション速
度をコンベア装置3による送り速度の変化に対応してワ
ークWにかかるオシレーション回数が一定となるように
調整すべくオシレーションモータ59に指令を与える比
較判断装置111が接続されている。
【0030】上記構成により、バリ取りすべきワークW
のサイズ、材質、板厚等の違いに応じてコンベア速度が
バリ取り作業者によりコントローラ23の入力装置10
5から入力され設定される。コントローラ23の比較判
断装置111により与えられた指令によりコンベア装置
3のコンベアモータ17が設定された回転速度に調整さ
れ、コンベアモータ17の回転によりチェーン21及び
スプロケット15によりコンベアベルト5が回転駆動さ
れ、このコンベアベルト5に板状のワークWが載置され
搬送される。
【0031】研削ホイール29は研削ホイール用モータ
95の回転によりプーリ93,99、Vベルト101を
介して回転駆動される。
【0032】オシレーション機構33においては、オシ
レーションモータ59の回転により偏心シャフト65が
回転するので、偏心シャフト65の偏心部67の回転に
よりコンロッド69が図1において左右方向に往復運動
する。コンロッド69の先端に連結された図1において
左側のシャフトガイド39並びに研削ホイールシャフト
35を介して右側のシャフトガイド39が軸受部支持体
43の上辺部43Aのガイドレール45及びリニアガイ
ド47を介して左右方向に往復運動する。したがって、
研削ホイールシャフト35は図1において左右のシャフ
トガイド39と共に図1において左右方向に往復運動す
る。
【0033】昇降用モータ79の回転によりホイール7
7,83、タイミングベルト85を介して図1において
右側の昇降用シャフト73が回転すると共に図1におい
て左側の昇降用シャフト73もウォームホイール87、
ウォーム89、伝達用シャフト91を介して同期して同
方向に回転駆動される。左右の昇降用シャフト73の回
転により上部のねじ部に螺合している昇降部材75が同
期して昇降するので、左右の軸受部支持体43が上下動
する。したがって、予め入力されたワークWの板厚等の
データに基づいてコントローラ23から昇降用モータ7
9へ指令が与えられ、コンベアベルト5と研削ホイール
29の研削砥石37との間隔がワークWの板厚に相当す
る位置に位置決めされる。
【0034】また、コントローラ23の指令によりワー
クWにかかるオシレーション回数が一定となるように研
削ホイール29のオシレーション速度がコンベア装置3
による送り速度の変化に対応して自動的に調整されるの
で、コンベアベルト5により搬送されるワークWは適正
なオシレーション軌跡を描きながら効率よく良好な状態
でバリ取りが行われる。
【0035】本発明の他の実施の形態にかかわるバリ取
り方法及びその装置について説明する。なお、前述した
実施の形態とほぼ同様であるので、図6ないしは図9を
参照して異なる部分のみを説明する。
【0036】前述した実施の形態では、オシレーション
回数はコンベアベルト5の送り速度の変化に対応させて
自動的に決定するように構成されているが、この実施の
形態ではコントローラ23がバリ取り作業者により任意
に調整可能に設けられ、バリ取りすべきワークWのバリ
の大きさ、材質に応じてオシレーション速度が可変でき
るようにしたものである。
【0037】図6を参照するに、任意にボリューム調整
可能な設定器113が操作パネル115に備えられてお
り、この設定器113はコントローラ23の中に備えら
れた例えばシーケンサ117に電気的に接続されてい
る。この調整によりオシレーションモータ59の回転数
を自在に変化せしめることができる。
【0038】例えば、図7を参照するに、コンベア速度
の設定器113の出力が共通して一つの周波数可変装置
としての例えばインバータ119に入力され、コンベア
モータ17とオシレーションモータ59の周波数が可変
される。
【0039】図8を参照するに、コンベア速度の設定器
113Aの出力が一つのインバータ119Aに入力され
てコンベアモータ17の周波数が可変され、オシレーシ
ョン速度の設定器113Bの出力が別のインバータ11
9Bに入力されてオシレーションモータ59の周波数が
可変される。
【0040】図9を参照するに、設定器113の出力が
一度シーケンサ117に入力されてから、コンベア速度
の出力はシーケンサ117の指示により一つのインバー
タ119Aに入力されてコンベアモータ17の周波数が
可変され、また、オシレーション速度の出力はシーケン
サ117の指示により別のインバータ119Bに入力さ
れてオシレーションモータ59の周波数が可変される。
【0041】あるいは、上記の図7と図9、又は図8と
図9との組合せによる方法でも構わない。図7と図9の
組合せでは、例えば設定器113の出力が一度シーケン
サ117に入力されてから、コンベア速度とオシレーシ
ョンモータ59の出力がシーケンサ117の指示により
共通して一つのインバータ119に入力され、コンベア
モータ17とオシレーションモータ59の周波数が可変
される。
【0042】図8と図9との組合せでは、例えばコンベ
ア速度の設定器113Aの出力とオシレーション速度の
設定器113Bの出力が別々に一度シーケンサ117に
入力されてから、コンベア速度の出力はシーケンサ11
7の指示により一つのインバータ119Aに入力されて
コンベアモータ17の周波数が可変され、また、オシレ
ーション速度の出力はシーケンサ117の指示により別
のインバータ119Bに入力されてオシレーションモー
タ59の周波数が可変される。
【0043】以上のように、コンベア装置3の送り速度
の変化に対応してオシレーション回数を可変することに
より、ワークWにかかるオシレーション回数が一定とな
るようにしたので、ワーク送り速度に応じたバリ取り能
力が最良の状態に維持される。
【0044】なお、この発明は前述した実施の形態に限
定されることなく、適宜な変更を行うことによりその他
の態様で実施し得るものである。
【0045】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明か
ら理解されるように、請求項1の発明によれば、制御装
置の指令によりワークにかかるオシレーション回数が一
定となるように研削ホイールのオシレーション速度がワ
ーク搬送装置による送り速度の変化に対応して調整でき
るので、ワーク搬送装置により搬送されるワークに対し
て適正なオシレーション軌跡を描きながら効率よく良好
な状態でバリ取りを行うことができる。
【0046】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
効果と同様であり、制御装置の指令によりワークにかか
るオシレーション回数が一定となるように研削ホイール
のオシレーション速度がワーク搬送装置による送り速度
の変化に対応して調整できるので、ワーク搬送装置によ
り搬送されるワークに対して適正なオシレーション軌跡
を描きながら効率よく良好な状態でバリ取りを行うこと
ができる。
【0047】請求項3の発明によれば、オペレータは外
部の操作部からワークにかかるオシレーション回数が一
定となるように研削ホイールのオシレーション速度とワ
ーク搬送装置の送り速度を調整して設定できるので、ワ
ーク搬送装置により搬送されるワークに対して適正なオ
シレーション軌跡を描きながら効率よく良好な状態でバ
リ取りを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すもので、バリ取り装
置の正面図である。
【図2】図1のバリ取り装置の左側面図である。
【図3】図1のバリ取り装置の部分的な平面図である。
【図4】図1のバリ取り装置の部分的な左側面図であ
る。
【図5】図1のバリ取り装置の部分的な右側面図であ
る。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すもので、バリ取
り装置のコントローラに関する説明図である。
【図7】図6に関わる具体例を示す模式図である。
【図8】図6に関わる具体例を示す模式図である。
【図9】図6に関わる具体例を示す模式図である。
【図10】従来のバリ取り装置の斜視図である。
【図11】従来のバリ取り装置によるバリ取りのオシレ
ーション軌跡を示すもので、(A)はコンベア速度が速
い場合のオシレーション軌跡を示し、(B)はコンベア
速度が遅い場合のオシレーション軌跡を示すものであ
る。
【符号の説明】
1 バリ取り装置 3 コンベア装置 5 コンベアベルト 9 本体フレーム 17 コンベアモータ 23 コントローラ(制御装置) 25 エンコーダ(送り速度検出装置) 27 ホイール回転機構 29 研削ホイール 31 ホイール昇降機構 33 オシレーション機構 35 研削ホイールシャフト 37 研削砥石 39 シャフトガイド 43 軸受部支持体 47 リニアガイド 49 ガイド部材 59 オシレーションモータ 63 カップリング 65 偏心シャフト 69 コンロッド 73 昇降用シャフト 75 昇降部材 79 昇降用モータ 89 ウォーム 91 伝達用シャフト 95 研削ホイール用モータ 103 CPU 105 入力装置 109 メモリ 111 比較判断装置 113 設定器(操作部) 115 操作パネル(操作部) 117 シーケンサ 119 インバータ(周波数可変装置)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク搬送装置により板状のワークを搬
    送し、この搬送されるワークに対してバリ取りを行うべ
    く研削ホイールを回転すると同時にオシレーション機構
    により前記研削ホイールを前記ワークの搬送方向に対し
    てほぼ直交方向に往復運動せしめ、前記ワーク搬送装置
    の送り速度の変化に対応してワークにかかるオシレーシ
    ョン回数が一定となるように前記研削ホイールのオシレ
    ーション速度を可変せしめることを特徴とするバリ取り
    方法。
  2. 【請求項2】 板状のワークを載置して搬送するワーク
    搬送装置を設け、このワーク搬送装置によるワークの送
    り速度を検出する送り速度検出装置を設け、前記ワーク
    搬送装置により搬送されるワークに対してバリ取りを行
    うべく回転する研削ホイールを設けると共にこの研削ホ
    イールを前記ワーク搬送装置の搬送方向に対してほぼ直
    交方向に可変自在に往復運動せしめるオシレーション機
    構を設け、このオシレーション機構の研削ホイールのオ
    シレーション速度を前記ワーク搬送装置の送り速度の変
    化に対応してワークにかかるオシレーション回数が一定
    となるように調整する制御装置を設けてなることを特徴
    とするバリ取り装置。
  3. 【請求項3】 前記制御装置におけるオシレーション速
    度とワーク搬送装置の送り速度の指示を調整可能な操作
    部を前記制御装置の外部に設けてなることを特徴とする
    請求項2記載のバリ取り装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100641650B1 (ko) 2005-06-23 2006-11-03 주식회사 진성티이씨 씰의 버핑장치
CN100434234C (zh) * 2006-12-29 2008-11-19 山东齐鲁电机制造有限公司 砂带涨紧摆动式去毛刺机
CN102248468A (zh) * 2011-07-14 2011-11-23 淮安优联工业自动化装备有限公司 机器人用自动换带立式砂光机床
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