JP2000316044A - レシーバユニットの端子構造 - Google Patents

レシーバユニットの端子構造

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JP2000316044A
JP2000316044A JP11124376A JP12437699A JP2000316044A JP 2000316044 A JP2000316044 A JP 2000316044A JP 11124376 A JP11124376 A JP 11124376A JP 12437699 A JP12437699 A JP 12437699A JP 2000316044 A JP2000316044 A JP 2000316044A
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JP
Japan
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receiver unit
terminal
voice coil
spring terminals
case
Prior art date
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Pending
Application number
JP11124376A
Other languages
English (en)
Inventor
Fuminori Sato
文典 佐藤
Kaoru Terasaki
薫 寺崎
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ATSUDEN CORP
ATSUDEN KK
Original Assignee
ATSUDEN CORP
ATSUDEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯電話に使用するレシーバユニットの
端子構造を改良する。 【解決手段】 円板状のマグネットの上面に円板状のポ
ールピースを接合するとともに下面にカップ状のフレー
ムを接合し、ポールピースとフレームとの間に磁気回路
を形成し、この磁気回路にボイスコイルを配置したレシ
ーバユニット9と、レシーバユニット9の外周を覆うと
共に、その一部から2本のスプリング端子11を突出さ
せた絶縁材のケース10とを設け、このケース10内に
レシーバユニット9を収納してボイスコイルの端末7a
を2本のスプリング端子11の接続部11aに接続し
た。そして2本のスプリング端子11をU字状に屈曲さ
せた。構造を著しく簡単にして従来のものと同じ機能を
得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話のスピー
カ等に使用されるレシーバユニットの端子構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】携帯電話のスピーカに使用されるレシー
バユニットの基本的な構造も一般的なスピーカの構造と
同様である。すなわち、レシーバユニット1は図3に示
すように、円板状のマグネット2の上面に円板状のポー
ルピース3が接合されるとともに下面にカップ状のフレ
ーム4が接合され、ポールピース3とフレーム4との間
に磁気回路5を形成し、この磁気回路5に、振動板6に
取付けたボイスコイル7を配置した構造となっている。
8は端子板で、ボイスコイル7の両端部を半田付けで接
続する。この構造において磁気回路5内でボイスコイル
7に音声電流が流れると、ボイスコイル7と一体となっ
ている振動板6が振動し、音を発生する。
【0003】携帯電話には、常に小型化と軽量化が要求
されるが、その構成部品の一つであるレシーバユニット
も例外ではない。そして小型化とともに、回路を構成す
るプリント基板への取付け易さも求められる。上記構造
のレシーバユニット1を回路基板に取付けるには、フレ
ーム4の外周をゴムパッキンなどを介して固定し、端子
板8とプリント基板の回路とをリード線で半田付けによ
り接続していた。
【0004】このようにボイスコイルをリード線で回路
に接続するのは、レシーバユニットが小さいことおよび
回路が複雑であること等により、その作業が煩雑とな
り、作業工数が多くなった。そこで、これを解決するも
のとしてなされた発明に特開平8−168096号公報
に開示されたものがある。これは、ボイスコイル端末の
リード線を端子板に接続し、端子板からリン青銅で製作
された接片部材を立ち上がらせたものである。そしてこ
の接片部材を屈折させて回路基板に圧接させる。
【0005】この構造によれば、レシーバユニットのボ
イスコイルのリード線を、自己の端子板に接続すればよ
く、回路基板に直接接続する必要がないことから、先に
述べたような煩雑な作業が不要となる利点がある。しか
しながら、その構造についてさらに簡略化ができれば、
製作工数削減の点で好ましいことになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、より簡略化した構造で、同様の
効果を得ることができるレシーバユニットの端子構造を
提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明は、
円板状のマグネットの上面に円板状のポールピースを接
合するとともに下面にカップ状のフレームを接合して該
ポールピースとフレームとの間に磁気回路を形成し、該
磁気回路にボイスコイルを配置したレシーバユニット
と、該レシーバユニットの外周を覆うと共に、その一部
から2本のスプリング端子を突出させた絶縁材のケース
とを設け、該ケース内に前記レシーバユニットを収納し
てボイスコイルの端末を前記2本のスプリング端子に接
続したことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載した発明は、請求項
1に記載されたものにおいて、前記2本のスプリング端
子がU字状に屈曲させてあることを特徴とする。
【0009】このような構成とすれば、レシーバユニッ
トにケースを被せ、その後、ボイスコイルの端末をケー
ス側のスプリング端子に接続するのみでよいことにな
る。そして請求項2に記載したように、スプリング端子
がU字状に屈曲させれば、弾性力が安定するので、回路
基板への圧接が確実になる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。9はレシーバユニットであり、図3に示したレシ
ーバユニット1とほぼ同様の構造であるが、端子板8を
設けずに、ボイスコイルの端末7aがそのまま引き出さ
れている。10は合成樹脂で製作されたケースであり、
レシーバユニット9の外周を覆う形状(断面カップ状)
になっている。ケース10の中央には円形の孔10aが
設けられており、レシーバユニット9を嵌着したとき、
その突部9aが嵌入して位置決めされる。
【0011】ケース10の一部からは、同一方向に向け
て2本のスプリング端子11が突出させてある。このス
プリング端子11はステンレス鋼に金メッキを施してあ
る。そして基部がケース10に埋設されており、その一
部である接続部11aが、ケース10の表面に露出して
いる。スプリング端子11の先端には突起11bが形成
され、回路基板(図示せず)への接触度を高めるように
している。
【0012】このように構成されたものにおいて、レシ
ーバユニット9をケース10に収納し、ボイスコイルの
端末7aをスプリング端子11の接続部11aに半田付
けによって接続する。図1に示すようにスプリング端子
11は水平に延びており、接続部11aの上方は開放さ
れているから、半田付けの作業は容易に行われる。半田
付けが終了した後、スプリング端子11をU字状に屈曲
させると図2に示すようになる。なお、製品検査は、ス
プリング端子11を屈曲させる前に行うことにより、検
査装置にセットしやすいことになる。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
レシーバユニットの端子構造であるから、請求項1に記
載された発明によれば、端子板を設けない簡単な構造に
より、端子板を設けたものと同様の機能を得ることがで
きる。また請求項2に記載された発明のようにスプリン
グ端子を屈曲させる構造とすることにより、ボイスコイ
ルの接続と製品検査の作業が行いやすくなる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を分解状態で示す斜視図で
ある。
【図2】図1のものの組立てた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】レシーバユニットの基本的な構造を示す断面図
である。
【符号の説明】
7a 端末 9 レシーバユニット 10 ケース 11 スプリング端子 11a 接続部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円板状のマグネットの上面に円板状のポ
    ールピースを接合するとともに下面にカップ状のフレー
    ムを接合して該ポールピースとフレームとの間に磁気回
    路を形成し、該磁気回路にボイスコイルを配置したレシ
    ーバユニットと、該レシーバユニットの外周を覆うと共
    に、その一部から2本のスプリング端子を突出させた絶
    縁材のケースとを設け、該ケース内に前記レシーバユニ
    ットを収納してボイスコイルの端末を前記2本のスプリ
    ング端子に接続したことを特徴とするレシーバユニット
    の端子構造。
  2. 【請求項2】 前記2本のスプリング端子がU字状に屈
    曲させてあることを特徴とする請求項1に記載のレシー
    バユニットの端子構造。
JP11124376A 1999-04-30 1999-04-30 レシーバユニットの端子構造 Pending JP2000316044A (ja)

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