JP2000315359A - 再生装置 - Google Patents

再生装置

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JP2000315359A
JP2000315359A JP11124263A JP12426399A JP2000315359A JP 2000315359 A JP2000315359 A JP 2000315359A JP 11124263 A JP11124263 A JP 11124263A JP 12426399 A JP12426399 A JP 12426399A JP 2000315359 A JP2000315359 A JP 2000315359A
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unit
synchronization detection
path
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Yoshiya Fujishiro
良哉 藤代
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Nippon Columbia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ビタビ復号部を備えた再生装置においては、回
路規模が大きくなり、再生信号から同期信号を正確かつ
短時間で検出することができない。 【解決手段】ビタビ復号部と、再生信号から同期信号を
検出して同期検出信号を出力する同期検出信号処理部
と、同期検出信号に基づいて光ディスクの回転数を制御
するスピンドル制御部とを備えた再生装置において、同
期検出信号処理部は、複数のパスメトリックのうち最も
存在確率が高いパスメトリックを求め、比較結果に基づ
いてパスのデータ列を読み取り、選択されたパスのデー
タ列に含まれる同期信号と同期信号記憶部が記憶してい
る同期信号とが一致している場合に同期検出信号を出力
し、一致していない場合に同期検出信号を推定して出力
する同期検出信号発生部とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に記
録された情報を再生する再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の再生装置の概略構成を示
す模式図である。図4(a)及び図4(b)に示す再生
装置101は、光ヘッド102、サーボ制御部103、
スピンドルモータ104、スピンドル制御部105、ア
ナログ/デジタル(A/D:Analog/Digital)変換部
106、ビタビ復号部401、同期検出部402、信号
処理部108を備えている。
【0003】図4において、スピンドルモータ104に
載置された光ディスク109は、スピンドル制御部10
5の制御により回転する。光ディスク109に記録され
た情報は、光ヘッド102により読み出され再生信号と
してビタビ復号部401に入力される。サーボ制御部1
03は、光ヘッド102から出力された再生信号に基づ
いて、光ヘッド102のフォーカスサーボ及びトラッキ
ングサーボの制御を行う。
【0004】ビタビ復号部401は、予測値記憶部(図
示せず)に記憶された予測値と再生信号のサンプル値と
の二乗誤差であるブランチメトリックを算出するブラン
チメトリック演算部(図示せず)と、現サンプルのブラ
ンチメトリックを現サンプル以前のサンプルのパスメト
リック(各パスの存在確率を表す値)に累積加算し、現
サンプルにおけるパスメトリックを算出するパスメトリ
ック演算部(図示せず)と、パスメトリックを予め定め
られたビット数記憶し、パスメトリックが最小となるデ
ータ列を2値化信号として出力するパスメモリ部(図示
せず)とを備えている。
【0005】光ディスク109に記録されている記録信
号列から任意の位置で連続する数ビットを取り出した場
合、複数のパターン(状態)のみ存在する。この「状
態」毎に格納されているデータ列をパスという。「状
態」は、例えば、8−14変調方式や8−16変調方式
においては、1Tの長さのパルス及び2Tの長さのパル
スは存在しないため、記録信号列の任意の位置で連続す
る3ビットを取り出した場合、「000」、「00
1」、「011」、「111」、「110」、「10
0」の6通りのみ存在する。
【0006】ビタビ復号部401は、記録密度が高い光
ディスク109から、より正確に情報を再生するため
に、光ディスク109から読み出された再生信号をアナ
ログ信号(光ディスク109に記録されている記録信号
はデジタル信号であり、光ディスク109から読み出さ
れた再生信号は、記録信号に対応したアナログ信号であ
る。)からデジタル信号に変換したサンプル値系列に対
して、光ディスク109に記録された記録信号列に基づ
いて最も確からしいデータ系列を復号し、2値化信号と
して出力する。
【0007】ビタビ復号部401によりビタビ復号され
た再生信号は、信号処理部108によりデコード処理や
デジタル/アナログ変換処理等が施され、音声や映像に
変換され出力される。
【0008】図4(a)において、再生装置101の同
期検出部402は、2値化処理部(図示せず)と同期検
出信号発生部(図示せず)とを備え、2値化処理部が光
ヘッド102から読み出された再生信号を、予め定めら
れたしきい値を基準として2値化信号に変換し、同期信
号発生部が2値化信号に変換された再生信号から同期信
号を検出し、検出した同期信号に基づいて同期検出信号
を出力する。
【0009】図4(b)において、再生装置101の同
期検出部402は、ビタビ復号部401によりビタビ復
号処理が施されて2値化信号に変換された再生信号から
同期信号を検出し、検出した同期信号に基づいて同期検
出信号を出力する。
【0010】図4(a)及び図4(b)に示す再生装置
101においては、スピンドル制御部105の光ディス
ク109の回転制御は、同期検出部402から出力され
る同期検出信号に基づいて行われる。
【0011】同期検出部402は、2値化信号に変換さ
れた再生信号を複数のフリップフロップ回路からなるシ
フトレジスタに順次書き込み、シフトレジスタに書き込
まれているデータを用いて同期信号を検出し、検出した
同期信号に基づいて同期検出信号を出力する。
【0012】光ディスク109には、音声や映像に関す
る情報の他に、予め定められた一定周期毎にデータ列の
フレームの見出しに相当する同期信号が記録されてい
る。同期信号は、コンパクト・ディスク(CD:Compac
t Disk)においては、11Tの長さのパルスと11Tの
長さのパルスが連続して出現した部分であり、デジタル
・バーサタイル・ディスク(DVD:Digital Versatil
e Disk)においては、14Tの長さのパルスと14Tの
長さのパルスが連続した部分である。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】図4(a)に示す再生
装置101において、同期検出部402は、予め定めら
れたしきい値に基づいて光ヘッド102から出力された
再生信号を2値化信号に変換し、当該2値化信号に基づ
いて同期信号を検出している。そのため、再生信号を2
値化信号に変換するためのしきい値がずれることによ
り、2値化信号に誤差が生じて正確に同期信号を検出す
ることができず、光ディスク109の回転数を正確に制
御することができないことがある。
【0014】図4(b)に示す再生装置101におい
て、同期検出部402は、2値化信号に基づいて同期信
号を検出しているため、再生信号から同期信号を検出し
て、光ディスク109の回転数を正確に制御することが
できるが、ビタビ復号部401及び同期検出部402に
おいて数多くのフリップフロップ回路を使用するため、
ゲート数等が増えて回路規模が大きくなり、ビタビ復号
部401を備えた再生装置101の回路規模を縮小化す
ることが困難である。
【0015】図4(a)及び図4(b)に示す再生装置
101において、ビタビ復号部401のパスメモリ部
は、前述した6つのパスを格納するための32ビットの
レジスタ(32個のフリップフロップ回路)を6個備
え、同期検出部402は、同期信号を検出するために必
要な16〜32ビットのシフトレジスタ(16〜32個
のフリップフロップ回路)を備えている。
【0016】ビタビ復号部401に用いられるFPGA
(Filed Programmable Gatearray Logic)やCPLD
(Complexed Programmable Logic Device)等の半導体
デバイスは、フリップフロップ回路の数が限られている
ため、1つの半導体デバイスによりビタビ復号部401
及び同期検出部402を構成することができない。複数
の半導体デバイスを用いてビタビ復号部401及び同期
検出部402を構成する必要があり、この場合、回路規
模が大型化する。
【0017】本発明は、ビタビ復号部を備え、回路規模
が小さく、再生信号から同期信号を正確かつ短時間で検
出することができる再生装置を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】そのため請求項1記載の
本発明は、予測値記憶部と、ブランチメトリック演算部
と、パスメトリック演算部と、パスメモリ部とを有し、
光ディスクから読み出された再生信号の各サンプル毎に
存在確率を求める演算を行い、最も存在確率が高いデー
タ列を2値化信号として出力するビタビ復号部と、再生
信号から同期信号を検出して同期検出信号を出力する同
期検出信号処理部と、同期検出信号に基づいて光ディス
クの回転数を制御するスピンドル制御部とを備えた再生
装置において、同期検出信号処理部は、パスメトリック
演算部で演算された複数のパスメトリックのうち最も存
在確率が高いパスメトリックを求めるパスメトリック比
較部と、パスメトリック比較部の比較結果に基づいてパ
スメモリ部に書き込まれたパスのデータ列を選択して読
み取る選択部と、光ディスクに記録されている記録信号
の同期信号を記憶している同期信号記憶部と、選択部に
より選択されたパスのデータ列に含まれる同期信号と同
期信号記憶部が記憶している同期信号とが一致している
か否かを検出し、一致している場合に同期検出信号を出
力する同期信号検出部と、同期検出部から同期検出信号
が出力されない場合に同期検出信号を推定して出力する
同期検出信号発生部とを備えたことを特徴としている。
【0019】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の再生装置の一実
施例の概略構成を示す模式図である。図1において、再
生装置101は、光ヘッド102、サーボ制御部10
3、スピンドルモータ104、スピンドル制御部10
5、A/D変換部106、ビタビ復号・同期検出信号処
理部107、信号処理部108を備えている。本実施例
においては、光ディスク109は、DVDであり、DV
Dに記録されている記録信号は、8−16変調方法によ
り変調された信号とする。
【0020】光ヘッド102は、光ディスク109から
情報を読み取り、再生信号として出力する。サーボ制御
部103は、光ヘッド102から出力された再生信号に
基づいて、光ヘッド102に搭載されている対物レンズ
(図示せず)を移動させ、光ヘッド102から出射され
る光ビームのフォーカス制御及びトラッキング制御を行
う。
【0021】スピンドルモータ104は、ターンテーブ
ル(図示せず)に載置した光ディスク109を回転させ
る。スピンドル制御部105は、後述するビタビ復号・
同期検出信号処理部107から出力される同期検出信号
に基づいて、スピンドルモータ104の回転速度を制御
する。
【0022】A/D変換部106は、光ヘッド2から出
力された再生信号をデジタル信号に変換して出力する。
【0023】ビタビ復号・同期検出信号処理部107
は、ビタビ復号部と同期検出信号処理部とを備えてい
る。ビタビ復号部は、A/D変換部106から出力され
た再生信号にビタビ復号を施し2値化信号として出力す
る。同期検出信号処理部は、後述するビタビ復号部のパ
スメトリック演算回路で算出したパスメトリックと、パ
スメモリ回路に記憶しているパスに基づいて同期信号を
検出して、同期信号に基づく同期検出信号をスピンドル
制御部105に出力する。
【0024】ビタビ復号部は、光ディスク109に記録
されている記録信号がもつ変調の規則を利用して、光デ
ィスク109から読み出された再生信号から最も理想的
な記録信号を推定し、2値化信号として出力する。光デ
ィスク109に記録されている記録信号は、光ディスク
109に記録する信号に対して定められた規則にしたが
って変調処理が施されており、DVDに使用されている
8−16変調方法においては、「H」レベル又は「L」
レベルが連続するビットの数は、3個以上14個以下で
あるという規則がある。
【0025】信号処理部108は、ビタビ復号部から出
力された2値化信号をデコード、エラー訂正、デスクラ
ンブルして出力する。
【0026】図1に示す再生装置101において、光ヘ
ッド102により光ディスク109から読み出された再
生信号は、A/D変換部106によりアナログ信号から
デジタル信号に変換され、ビタビ復号・同期検出信号処
理部107に入力される。
【0027】ビタビ復号・同期検出信号処理部107に
入力された再生信号は、ビタビ復号により再生信号列か
ら最も理想的な記録信号列が推定され、2値化信号とし
て出力される。
【0028】また、ビタビ復号・同期検出信号処理部1
07に入力された再生信号は、ビタビ復号部のパスメト
リックとパスとに基づいて同期信号が検出され、当該同
期信号に基づいて同期検出信号が生成され、スピンドル
制御部105に出力される。
【0029】ビタビ復号・同期信号処理部107から出
力された2値化信号は、信号処理部108によりデコー
ド、エラー訂正、デスクランブルが施され出力される。
【0030】スピンドル制御部105は、ビタビ復号・
同期信号処理部107から出力された同期検出信号と基
準クロックとを比較し、所定の周期で同期検出信号処理
部から同期検出信号が得られるようにスピンドルモータ
104を制御し、光ディスク109を回転させる。
【0031】図2は、本実施例の再生装置におけるビタ
ビ復号・同期検出信号処理部の概略構成を示す模式図で
ある。図2において、ビタビ復号・同期検出信号処理部
107は、ビタビ復号部201と同期検出信号処理部2
02とを備えている。ビタビ復号部201は、予測値記
憶部203、ブランチメトリック演算部204、パスメ
トリック演算部205、パスメモリ部206を備えてい
る。ビタビ復号部201には、図1に示すA/D変換部
106から出力されるデジタル再生信号が入力される。
【0032】予測値記憶部203は、再生信号にノイズ
がない理想的な場合にサンプル値を、複数の予測値(Y
U:上限予測値、YM:中間予測値、YL:下限予測
値)として記憶している。
【0033】ブランチメトリック演算部204は、予測
値記憶部203に記憶された各予測値YU、YM、YL
と、入力された再生信号のサンプル値との二乗誤差(ブ
ランチメトリック)を算出する。
【0034】パスメトリック演算部205は、現サンプ
ルのブランチメトリックを、現サンプル以前のサンプル
のパスメトリックに累積加算し、現サンプルにおけるパ
スメトリックを算出する。
【0035】パスメモリ部206は、パスメトリック演
算部205により各パス毎に求められたパスメトリック
の値をレジスタに予め定められたビット数記憶し、パス
メトリックが最小となる、すなわち存在確率が最大とな
るデータ列を2値化信号(ビタビ復号処理が施された再
生信号)として出力する。
【0036】パスメモリ部206は、前述した6つのパ
スを格納する32ビットのレジスタ(フリップフロップ
回路)207を備えている。各パスの先頭の1ビット目
は、それぞれ決まった値「1」又は「0」が入る。2ビ
ット目以降は、各パス毎に求められたパスメトリックの
値が入る。当該レジスタ207の32ビット目の値は、
パスメモリ部15の最終出力となる。レジスタ207に
おける6つのパスの32ビット目の値が同じにならない
場合、32ビットのレジスタ(フリップフロップ回路)
207の後段に設けた多数決回路208により、数の多
い値を出力する。
【0037】ビタビ復号部201は、入力される再生信
号のサンプル値と予測値(YU、YM、YL)との二乗
誤差(ブランチメトリック)を算出し、現サンプルのブ
ランチメトリックを、現サンプル以前のサンプルのパス
メトリックに累積加算し、現サンプルにおけるパスメト
リックを算出し、パスメトリックが最小となるデータ列
を、現サンプルにおけるデータ列として出力する。
【0038】図2示す同期検出信号処理部202は、パ
スメトリック比較部209、選択部210、同期信号記
憶部211、同期信号検出部212、同期検出信号発生
部213を備えている。
【0039】パスメトリック比較部209は、ビタビ復
号部201のパスメトリック演算部205で演算された
6つのパスのパスメトリックを比較し、最も存在確率が
高いパスを求める。すなわち、パスメトリック演算部2
05により、6つのパスのうち現サンプルにおけるパス
メトリックが最小となるパスメトリックを検出する。
【0040】選択部210は、パスメトリック比較部2
09で求められた結果に基づいて、ビタビ復号部201
のパスメモリ部206のレジスタ207から選択された
パスのデータを読み取る。通常、パスメモリ部206に
おいては、レジスタ207に記憶された16ビット目以
降の6つのパスのサンプル値は、一致している場合が多
い。当該選択部210は、パスメモリ部206のレジス
タ207の17ビット目から32ビット目までの16ビ
ットを使用して、当該パスのデータの同期信号を検出す
る。
【0041】同期信号記憶部211は、光ディスク10
9に記録されている記録信号列の同期信号を記憶してい
る。
【0042】同期信号検出部212は、選択部210に
より選択され読み出された同期信号と同期信号記憶部2
11が記憶している同期信号とが一致しているか否かを
検出し、一致している場合に同期検出信号発生部213
に同期検出信号として出力する。
【0043】同期検出信号発生部213は、同期信号検
出部212から出力される同期信号に基づいて同期検出
信号を出力する。すなわち、同期信号検出部212から
同期検出信号が入力された場合に当該同期検出信号をス
ピンドル制御部105及び信号処理部108に出力し、
同期信号検出部212から同期検出信号が入力されない
場合には、同期検出信号を推定してスピンドル制御部1
05に出力する。
【0044】図3は、本実施例の再生装置における同期
検出信号処理部の動作を説明するための模式図である。
図3において、同期信号検出部212は、再生信号の同
期信号1、2・・、10、11・・、21、22、2
3、24・・に基づいて、同期検出信号1、2・・、1
0、11を出力する。同期検出信号発生部213は、同
期信号検出部212が同期信号を検出できなかった場
合、同期信号11’・・、21’、22’、23’・・
を出力する。
【0045】図3において、ビタビ復号・同期検出信号
処理部107に図3(a)に示す再生信号が入力された
場合、同期検出信号処理部202のパスメトリック比較
部209は、ビタビ復号部201のパスメトリック演算
部205の6本のパスのうち、同期信号として一番存在
確率が高いパスを判別する。選択部210は、パスメト
リック比較部209の判別結果に基づいて、ビタビ復号
部201のパスメモリ部206から、選択されたパスの
データ(同期信号)を選択し読み出す。
【0046】同期信号検出部212は、選択部210か
ら出力された同期信号2と、同期信号記憶部211に記
憶されている同期信号とが一致するか否かを判別し、一
致している場合には、図3(b)に示す同期検出信号2
を同期検出信号発生部213に出力する。
【0047】同期検出信号発生部213は、先に検出さ
れた同期検出信号1から予め定められた時間(再生信号
の同期信号間の時間より短い時間)経過後に、図3
(c)に示すウィンドウ信号を発生し、当該ウィンドウ
信号のアクティブ期間に、同期信号検出部212から同
期検出信号2が入力されるか否かを判別する。
【0048】同期検出信号発生部213のウィンドウ信
号のアクティブ期間中に、同期信号検出部212から同
期検出信号2が入力された場合、図3(d)に示すよう
に、当該同期検出信号2を正常な同期検出信号とみなし
てスピンドル制御部105に出力する。
【0049】同期検出信号発生部213は、入力された
同期検出信号2を正常な同期検出信号とみなして出力し
たとき、同期検出信号1から同期検出信号2が入力する
までの時間を計測するカウンタ(図示せず)をリセット
する。
【0050】図3(a)に示す再生信号の同期信号は、
光ヘッド102の情報の読み取り誤差や等により、同期
信号(例えば、CDにおいては、11Tの長さのパルス
と11Tの長さのパルスが連続して出現した部分)と異
なる信号に変化する場合がある。また、光ディスク10
9の回転数が変化したため、定められた周期で同期信号
が読み出されない場合がある。
【0051】このような場合、同期検出信号処理部20
2のパスメトリック比較部209及び選択部210によ
り、パスメモリ部206からパスのデータが選択され読
み出されても、同期信号検出部212は、当該パスのデ
ータから同期信号11を検出することができず、同期検
出信号発生部213に同期検出信号11を出力しない。
【0052】同期検出信号発生部213は、図3(b)
に示すように、同期検出信号10から予め定められた時
間経過後のウインドウ信号のアクティブ期間中に、同期
信号検出部212から同期検出信号11が入力されない
場合、図3(d)に示すように、同期検出信号10に基
づいて正常な場合に検出される同期検出信号11の位置
を推定して、同期検出信号11に対応した同期検出信号
11’を出力する。
【0053】また、同期検出信号発生部213は、図3
(b)に示すように、同期検出信号20から予め定めら
れた時間経過後のウインドウ信号のアクティブ期間中
に、同期検出信号21、22、23が入力されなかった
場合、図3(d)に示すように、同期検出信号20に基
づいて正常な場合に検出される同期検出信号21、2
2、23の位置を推定して、同期検出信号21、22、
23に対応した同期検出信号21’、22’、23’を
出力する。
【0054】同期検出信号発生部213は、図3(d)
に示すように、同期検出信号20に基づいて、正常な場
合に検出される同期検出信号21、22の位置を推定し
て同期検出信号21’、22’を出力した場合、すなわ
ち、同期信号検出部212から同期検出信号21、22
が入力されなかった場合(本実施例では2つの同期検出
信号としたが、3つ以上であってもよい。)が連続した
とき、図3(c)に示すように、同期検出信号23に対
応するウィンドウ信号から、アクティブ期間を延長す
る。
【0055】図3(c)に示すウィンドウ信号のアクテ
ィブ期間中に、同期信号検出部212から同期検出信号
24が入力された場合には、同期検出信号発生部213
は、当該同期検出信号24を正常な同期検出信号とみな
し、図3(d)に示すように、同期検出信号24をスピ
ンドル制御部105に出力する。
【0056】同期検出信号発生部213は、入力された
同期検出信号24を正常な同期検出信号とみなして出力
したとき、同期検出信号20から同期検出信号24が入
力するまでの期間を計測するカウンタ(図示せず)をリ
セットする。
【0057】以上のように、同期検出信号処理部209
は、ビタビ復号部201におけるパスメトリック演算部
205のパスメトリック及びパスメモリ部206のレジ
スタ(フリップフロップ回路)207のデータを利用し
て、再生信号から同期信号を検出して出力する。
【0058】そのため、従来の再生装置にように、ビタ
ビ復号部により再生信号を2値化信号に変換した後に、
同期検出部により2値化信号から同期信号を検出して同
期検出信号を出力せずに、ビタビ復号部201のデータ
を利用して、短時間で正確に再生信号から同期検出信号
を検出することができる。
【0059】また、同期信号を検出するデータをパスメ
モリ部206のレジスタ207に書き込まれているデー
タを利用するため、フリップフロップ回路の数を少なく
することができる。したがって、例えば、フリップフロ
ップ回路の数が限られているFPGAやCPLD等の半
導体デバイスに、前述したビタビ復号部201及び同期
検出信号処理部202の複数の処理のプログラムを記憶
させることができ、回路規模を縮小化させることができ
る。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、再生信号にビタビ復号
処理を施すビタビ復号部を備えた再生装置において、ビ
タビ復号部におけるパスメトリック演算部及びパスメモ
リ部ののデータを利用して、短時間で正確に再生信号か
ら同期検出信号を検出することができる。また、フリッ
プフロップ回路の数を少なくして複数の処理のプログラ
ムを1つの半導体デバイスに格納することができ、回路
規模を縮小させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の再生装置の概略構成を示す模式図。
【図2】本実施例の再生装置におけるビタビ復号・同期
検出信号処理部の概略構成を示す模式図。
【図3】本実施例の再生装置における同期検出信号処理
部の動作を説明するための模式図。
【図4】従来の再生装置の概略構成を示す模式図。
【符号の説明】
101・・再生装置、102・・光ヘッド、103・・
サーボ制御部、104・・スピンドルモータ、105・
・スピンドル制御部、106・・A/D変換部、107
・・ビタビ復号・同期検出信号処理部、108・・信号
処理部、109・・光ディスク。201・・ビタビ復号
部、202・・同期検出信号処理部、203・・予測値
記憶部、204・・ブランチメトリック演算部、205
・・パスメトリック演算部、206・・パスメモリ部、
207・・レジスタ、208・・多数決回路、209・
・パスメトリック比較部、210・・選択部、211・
・同期信号記憶部、212・・同期信号検出部、213
・・同期検出信号発生部。401・・ビタビ復号部、4
02・・同期検出部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】予測値記憶部と、ブランチメトリック演算
    部と、パスメトリック演算部と、パスメモリ部とを有
    し、光ディスクから読み出された再生信号の各サンプル
    毎に存在確率を求める演算を行い最も存在確率が高いデ
    ータ列を2値化信号として出力するビタビ復号部と、前
    記再生信号から同期信号を検出して同期検出信号を出力
    する同期検出信号処理部と、前記同期検出信号に基づい
    て前記光ディスクの回転数を制御するスピンドル制御部
    とを備えた再生装置において、前記同期検出信号処理部
    は、前記パスメトリック演算部で演算された複数のパス
    メトリックのうち最も存在確率が高いパスメトリックを
    求めるパスメトリック比較部と、該パスメトリック比較
    部の比較結果に基づいて前記パスメモリ部に書き込まれ
    たパスのデータ列を選択して読み取る選択部と、前記光
    ディスクに記録されている記録信号の同期信号を記憶し
    ている同期信号記憶部と、前記選択部により選択された
    パスのデータ列に含まれる前記同期信号と前記同期信号
    記憶部が記憶している前記同期信号とが一致しているか
    否かを検出し一致している場合に同期検出信号を出力す
    る同期信号検出部と、該同期検出部から前記同期検出信
    号が出力されない場合に前記同期検出信号を推定して出
    力する同期検出信号発生部とを備えたことを特徴とする
    再生装置。
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