JP2000313861A - 表面貼付シート - Google Patents

表面貼付シート

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Publication number
JP2000313861A
JP2000313861A JP11124267A JP12426799A JP2000313861A JP 2000313861 A JP2000313861 A JP 2000313861A JP 11124267 A JP11124267 A JP 11124267A JP 12426799 A JP12426799 A JP 12426799A JP 2000313861 A JP2000313861 A JP 2000313861A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
adhesive
polybutadiene
sensitive adhesive
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP11124267A
Other languages
English (en)
Inventor
Kunitoshi Numata
國利 沼田
Kosuke Iida
浩介 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TECHNO WORKS KK
Original Assignee
TECHNO WORKS KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TECHNO WORKS KK filed Critical TECHNO WORKS KK
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Publication of JP2000313861A publication Critical patent/JP2000313861A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Adhesive Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 種々の用途に使用できる表面貼付シートであ
って、繰り返し剥離可能で、種々の面に貼付可能で且つ
剥離も容易なものを提供する。 【解決手段】 独立発泡1,2−ポリブタジエンシート
の裏面に再剥離性の粘着剤を塗布し、表面に接着剤を介
して表面シートを貼付したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表面貼付シートに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】表面貼付シートとは、建造物の表面や、
機材、道具その他あらゆるものの表面に貼付し、美装化
したり、内容物を表示したり、その他の事項を表示する
ためのものである。大きさも、壁紙のような大きなもの
から、名前シートやタックのような小さなものまで種々
存在する。
【0003】従来、この種のものは、プラスチックシー
トの裏面に粘着剤が塗布されているものであった。ま
た、内容物が変わったり、表示の必要がなくなったり、
またそのたの理由から、表面貼付シートを貼り替えたり
除去したりすることがままある。このような場合、除去
できなかったり、除去した跡が残ったりすると補修が必
要となるため、綺麗に除去できることが望まれる。ま
た、除去した表面貼付シートもまた、他の場所に貼るこ
ともあり、粘着性がなくならないようなものが望まし
い。
【0004】この目的に沿うといううたい文句の商品も
確かに販売されている。これは、紙製のシートの裏面に
アクリル系の再剥離型粘着剤を塗布したものである。ま
た、紙でないプラスチックシートのものも存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙製の
ものでは、そもそも紙が剪断によわいため、粘着力は弱
いものであり、付箋程度にしか使用できない。また、プ
ラスチックのものは強くできるが、柔軟性が乏しいため
貼付面に沿わず、そのため接着性が悪い。また、柔軟な
プラスチックではどうしても強度が劣るため、粘着力が
強いと剪断されてしまう。結局、粘着力の弱いものしか
使用できなかったのである。
【0006】
【課題を解決するための手段】以上のような現状に鑑
み、本発明者は鋭意研究の結果本発明表面貼付シートを
完成させたものであり、その特徴とするところは、独立
発泡1,2−ポリブタジエンシートの裏面に再剥離性の
粘着剤を塗布し、表面に接着剤を介して表面シートを貼
付した点にあり、他の態様では、独立発泡1,2−ポリ
ブタジエンシートの裏面に再剥離性の粘着剤を塗布し、
表面に同様の粘着剤を介して表面シートを貼付した点に
ある。
【0007】1,2−ポリブタジエンとは、ブタジエン
を重合すると通常は1,4型付加重合物が生じる。この
とき、1,2付加も部分的には生じる。この1,2型付
加重を重点的(100%とは限らない)に起こさせて製
造したものが、この1,2−ポリブタジエンである。ま
た、本発明ではこの1,2−ポリブタジエンは発泡体と
して製造する。即ち発泡剤とともに重合するのである。
重合方法は通常の方法でよい。しかも独立発泡であり、
表面にスキン層を有するものがよい。発泡倍率も自由で
あるが、強度と柔軟性の観点から2〜15倍程度が好適
である。
【0008】この1,2−ポリブタジエンシートの厚み
は、限定するものではないが、通常の貼付シートでは、
0.1〜5.0mm程度である。
【0009】再剥離性の粘着剤とは、最近繰り返して使
用できる付箋として市販されているものに塗布されてい
るものでもよい。また、ラテックス型のゴム系のもの
で、より粘着性を強くしたものでもよい。要するに、再
粘着(再剥離)可能な粘着剤であればよい。
【0010】表面シートは、本発明表面貼付シートの機
能(貼付する目的)を発揮する部分であり、美装用であ
れば表面が美装化されたシートであり、内容物を表示す
るものであれば内容物を表示したシールであり、鏡であ
れば鏡本体である。要するに何でもよいのである。本発
明の特徴は、この表面シートをサポートする支持シート
にあるのである。
【0011】この表面シートは、接着剤によって前記し
たポリブタジエンシートに接着されている。よって、本
発明の必須構成要素は、下から再剥離可能粘着剤層、ポ
リブタジエンシート、接着剤、表面シートとなる。
【0012】これを、所定の場所に再剥離可能粘着剤を
介して固着する。例えば、通路の道順を矢印で示す案内
板とする。これを、建物(コンクリート)の壁に貼れば
よく不要になれば除去すればよい。通常のものでは、貼
付面に凹凸があれば固着力が小さいため、落下する可能
性が大きい。また、粘着力を強くすると除去する時に基
材が破れる。
【0013】次に、前記したポリブタジエンシートと表
面シートも、裏面同様再剥離可能粘着剤によって固着し
たものもある。この場合には、本発明シート全体が再剥
離、再粘着可能なばかりでなく、表面シートのみも再剥
離、再粘着可能である。例えば、本発明シートが壁紙で
あるとする。そうすると、ポリブタジエンシートは除去
せず、表面シート(壁紙の本体)のみを除去して交換す
ることができる。このようにすれば、高価なポリブタジ
エンシートを交換する必要がなくコストダウンになる。
【0014】本発明の要旨は、柔軟で薄くても強度のあ
る1,2−ポリブタジエンシートと再剥離可能粘着剤と
の組合せであり、この2つを合体させた点にある。
【0015】本発明表面貼付シートには、例えば、裏面
に剥離紙、表面に保護フィルム等を貼付してもよいこと
は言うまでもない。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面に示す実施の形態に基づ
いて本発明をより詳細に説明する。図1は、本発明表面
貼付シート1の1例を示す断面図である。この例では、
1,2−ポリブタジエンシート(独立発泡)2の裏面に
アクリル系再剥離粘着剤3を塗布し、その上に取扱いの
便から剥離紙4が貼付されている。反対側には、鏡材5
が接着剤7によって接着されている。鏡材5の表面に
は、防曇フィルム6が貼付されている。この例では、鏡
材5としてPET(ポリエチレンテレフタレート)にア
ルミを蒸着したものが使用されている。全体のサイズ
は、20cm四方程度である。
【0017】これの使用例としては、剥離紙4を剥離し
て、浴室内のタイルに貼付するだけでよい。表面に防曇
フィルム6が貼付されているため、上記で曇らない。ま
た、再剥離可能であるため、場所を変えたいときには簡
単である。
【0018】図2は、本発明のシートの他乗れ意を示
す。これは壁紙として利用したもので前記した鏡材に変
えて壁紙が貼付されている。このとき、1,2−ポリブ
タジエンシート(独立発泡)2と壁紙8とは、再剥離可
能粘着剤3で粘着されており、何回でも交換可能であ
る。この図は、表面の壁紙のみ剥離しているところを示
している。
【0019】
【発明の効果】本発明シートには、次のような大きな利
点がある。 1) 基材として、1,2−ポリブタジエンシート(独立
発泡)を使用しているため、薄くても柔軟性があり、か
つ剪断にも強いため、粘着力の強い粘着剤を使用するこ
とができる。 2) 柔軟であるため、下地(接着面)に少々の凹凸があ
ってもよく着く。 3) 中間にも、再剥離可能粘着剤を使用すると、表面の
機能シートのみを交換できるため、費用の節約になる。
これにより、壁紙等は容易に、安価に交換でき、汚れた
壁紙の修繕が簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明表面貼付シートの1例を示す断面図であ
る。
【図2】本発明表面貼付シートの他の例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 本発明シート 2 ブタジエンシート 3 再剥離可能粘着剤 4 剥離紙 5 鏡材 6 防曇フィルム 7 接着剤 8 壁紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK29A AR00C AT00A BA03 BA07 CB05B DJ02A GB08 GB51 JK06 JL13B 4J004 AA05 AB01 CA04 CB04 CC02 CC03 DB02 FA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 独立発泡1,2−ポリブタジエンシート
    の裏面に再剥離性の粘着剤を塗布し、表面に接着剤を介
    して表面シートを貼付したことを特徴とする表面貼付シ
    ート。
  2. 【請求項2】 独立発泡1,2−ポリブタジエンシート
    の裏面に再剥離性の粘着剤を塗布し、表面に同様の粘着
    剤を介して表面シートを貼付したことを特徴とする表面
    貼付シート。
JP11124267A 1999-04-30 1999-04-30 表面貼付シート Pending JP2000313861A (ja)

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