JP2000312856A - 鉄骨の塗装方法 - Google Patents
鉄骨の塗装方法Info
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- JP2000312856A JP2000312856A JP11124442A JP12444299A JP2000312856A JP 2000312856 A JP2000312856 A JP 2000312856A JP 11124442 A JP11124442 A JP 11124442A JP 12444299 A JP12444299 A JP 12444299A JP 2000312856 A JP2000312856 A JP 2000312856A
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- coating
- bolt
- steel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 廃材を発生させずに鉄骨のボルト接合部の保
護を図りながら鉄骨の塗装がなし得る鉄骨の塗装方法を
提供する。 【解決手段】 鉄骨Hのボルト接合部Cを、例えばマグ
ネットボード3で被覆した状態で塗装をなすものであ
る。
護を図りながら鉄骨の塗装がなし得る鉄骨の塗装方法を
提供する。 【解決手段】 鉄骨Hのボルト接合部Cを、例えばマグ
ネットボード3で被覆した状態で塗装をなすものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は鉄骨の塗装方法に関
する。さらに詳しくは、廃材を生じさせることなく、し
かもボルト接合部を被覆した状態で鉄骨の塗装がなし得
る鉄骨の塗装方法に関する。
する。さらに詳しくは、廃材を生じさせることなく、し
かもボルト接合部を被覆した状態で鉄骨の塗装がなし得
る鉄骨の塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より鉄骨の塗装においては、鉄骨H
のボルト接合部(摩擦接合部)Cに塗料が付着すると所
望の接合強度が確保できなくなるため、図3に示すよう
に、ボルト接合部Cにテーピングaによる被覆を行って
塗装がなされている。そして、このテーピングaは、塗
装終了後や組み付けの際にはがされて廃材として処理さ
れている。なお、図3において、テーピングの厚さは作
図の便宜上誇張されている。
のボルト接合部(摩擦接合部)Cに塗料が付着すると所
望の接合強度が確保できなくなるため、図3に示すよう
に、ボルト接合部Cにテーピングaによる被覆を行って
塗装がなされている。そして、このテーピングaは、塗
装終了後や組み付けの際にはがされて廃材として処理さ
れている。なお、図3において、テーピングの厚さは作
図の便宜上誇張されている。
【0003】しかるに、環境汚染が深刻化している現
在、各分野において廃棄物を発生させないような取り組
みがなされている。その実効を担保するため、リサイク
ル法の施行もなされている。このため、建築業界でも建
築廃材を発生させない施工法の開発が強力に推進されて
いる。その一環として、廃材を発生させない鉄骨の塗装
方法が強く求められている。
在、各分野において廃棄物を発生させないような取り組
みがなされている。その実効を担保するため、リサイク
ル法の施行もなされている。このため、建築業界でも建
築廃材を発生させない施工法の開発が強力に推進されて
いる。その一環として、廃材を発生させない鉄骨の塗装
方法が強く求められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はかかる従来技
術の課題に鑑みなされたものであって、廃材を発生させ
ずに鉄骨のボルト接合部を被覆しながら、鉄骨の塗装が
なし得る鉄骨の塗装方法を提供することを目的としてい
る。
術の課題に鑑みなされたものであって、廃材を発生させ
ずに鉄骨のボルト接合部を被覆しながら、鉄骨の塗装が
なし得る鉄骨の塗装方法を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の鉄骨の塗装方法
は、鉄骨のボルト接合部を再利用可能な平板状部材で被
覆した状態で塗装をなすことを特徴とする。
は、鉄骨のボルト接合部を再利用可能な平板状部材で被
覆した状態で塗装をなすことを特徴とする。
【0006】本発明の鉄骨の塗装方法の第1形態は、鉄
骨のボルト接合部を合成樹脂製ボードもしくはシートま
たはプラスチックボードもしくはシートで被覆し、かつ
前記ボードまたはシートをマグネットにより前記ボルト
接合部に固定した状態で塗装をなすことを特徴とする。
骨のボルト接合部を合成樹脂製ボードもしくはシートま
たはプラスチックボードもしくはシートで被覆し、かつ
前記ボードまたはシートをマグネットにより前記ボルト
接合部に固定した状態で塗装をなすことを特徴とする。
【0007】本発明の鉄骨の塗装方法の第2形態は、鉄
骨のボルト接合部をマグネットボードまたはマグネット
シートで被覆した状態で塗装をなすことを特徴とする。
骨のボルト接合部をマグネットボードまたはマグネット
シートで被覆した状態で塗装をなすことを特徴とする。
【0008】
【作用】本発明の鉄骨の塗装方法は、鉄骨のボルト接合
部を再利用可能な平板状部材で被覆した状態で塗装をな
しているので、鉄骨の塗装において廃材を生ずることは
なく、また一度利用した平板状部材を他の鉄骨の塗装に
再利用することができ、鉄骨塗装におけるリサイクルが
促進される。
部を再利用可能な平板状部材で被覆した状態で塗装をな
しているので、鉄骨の塗装において廃材を生ずることは
なく、また一度利用した平板状部材を他の鉄骨の塗装に
再利用することができ、鉄骨塗装におけるリサイクルが
促進される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
発明を実施の形態に基づいて説明するが、本発明はかか
る実施の形態のみに限定されるものではない。
【0010】実施形態1 本発明の実施形態1に係る鉄骨の施工方法が適用されて
いる、鉄骨端部Haのボルト接合部Cを図1に示す。
いる、鉄骨端部Haのボルト接合部Cを図1に示す。
【0011】図1に示すように、このボルト接合部C
は、耐水性を有するボード1、例えばプラスチックボー
ドや合成樹脂製ボードで覆われて被覆されている。ま
た、このボード1の塗装作業中のずれを防止するため、
ボート1は適宜位置に配置されたマグネット2により鉄
骨端部Haに固定されている。なお、図1において、ボ
ード1の厚さは作図の便宜上誇張されている。
は、耐水性を有するボード1、例えばプラスチックボー
ドや合成樹脂製ボードで覆われて被覆されている。ま
た、このボード1の塗装作業中のずれを防止するため、
ボート1は適宜位置に配置されたマグネット2により鉄
骨端部Haに固定されている。なお、図1において、ボ
ード1の厚さは作図の便宜上誇張されている。
【0012】鉄骨Hの塗装は、このボード1によりボル
ト接合部Cを覆った状態でなされ、そして塗装が終了し
た時点でこのボード1が鉄骨端部Haより撤去される。
この鉄骨端部Haより撤去されたボード1は、他の鉄骨
端部Haの被覆に再利用される。
ト接合部Cを覆った状態でなされ、そして塗装が終了し
た時点でこのボード1が鉄骨端部Haより撤去される。
この鉄骨端部Haより撤去されたボード1は、他の鉄骨
端部Haの被覆に再利用される。
【0013】このように、この実施形態1によれば、廃
材を生ずることなく、しかも鉄骨Hのボルト接合部Cを
被覆しながら鉄骨Hの塗装がなし得る。また、ボード1
は再利用されるので、鉄骨塗装におけるリサイクルも促
進される。なお、ボード1に替えてシートとすることも
できる。
材を生ずることなく、しかも鉄骨Hのボルト接合部Cを
被覆しながら鉄骨Hの塗装がなし得る。また、ボード1
は再利用されるので、鉄骨塗装におけるリサイクルも促
進される。なお、ボード1に替えてシートとすることも
できる。
【0014】実施形態2 本発明の実施形態2に係る鉄骨の施工方法が適用されて
いる、鉄骨端部Haのボルト接合部Cを図2に示す。こ
の実施形態2は実施形態1を改変してなるものであっ
て、ボード1自体を着磁してなるものである。すなわ
ち、ボード1をいわゆるマグネットボート3としてなる
ものである。
いる、鉄骨端部Haのボルト接合部Cを図2に示す。こ
の実施形態2は実施形態1を改変してなるものであっ
て、ボード1自体を着磁してなるものである。すなわ
ち、ボード1をいわゆるマグネットボート3としてなる
ものである。
【0015】そのため、この実施形態2ではボード1を
鉄骨端部Haに載置した時点でボード1の鉄骨端部Ha
への固定がなし得るので、実施形態1に比して作業能率
が向上する。なお、実施形態2のその余の構成および作
用・効果は実施形態1と同様とされている。また、マグ
ネットボード3に替えてマグネットシートとすることも
できる。
鉄骨端部Haに載置した時点でボード1の鉄骨端部Ha
への固定がなし得るので、実施形態1に比して作業能率
が向上する。なお、実施形態2のその余の構成および作
用・効果は実施形態1と同様とされている。また、マグ
ネットボード3に替えてマグネットシートとすることも
できる。
【0016】以上、本発明を実施形態に基づいて説明し
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態
では鉄骨端部Haのボルト接合部を例に取り説明されて
いるが、本発明の適用は鉄骨端部Haのボルト接合部C
に限定されるものではなく、鉄骨Hの各位置におけるボ
ルト接合部Cに適用でき、また梁やブレースなどのボル
ト接合部にも適用が可能である。とりわけ、標準化され
たボルト接合部に好適である。
てきたが、本発明はかかる実施形態のみに限定されるも
のではなく、種々改変が可能である。例えば、実施形態
では鉄骨端部Haのボルト接合部を例に取り説明されて
いるが、本発明の適用は鉄骨端部Haのボルト接合部C
に限定されるものではなく、鉄骨Hの各位置におけるボ
ルト接合部Cに適用でき、また梁やブレースなどのボル
ト接合部にも適用が可能である。とりわけ、標準化され
たボルト接合部に好適である。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
廃材を生じさせることなく鉄骨のボルト接合部を被覆し
ながら、鉄骨の塗装がなし得るという優れた効果が得ら
れる。
廃材を生じさせることなく鉄骨のボルト接合部を被覆し
ながら、鉄骨の塗装がなし得るという優れた効果が得ら
れる。
【0018】また、鉄骨のボルト接合部の被覆に用いら
れた部材の再利用もできるので、鉄骨塗装におけるリサ
イクルが促進されるという優れた効果も得られる。
れた部材の再利用もできるので、鉄骨塗装におけるリサ
イクルが促進されるという優れた効果も得られる。
【図1】本発明の実施形態1の鉄骨の塗装方法が適用さ
れている鉄骨端部を示す図であって、同(a)は平面図
であり、同(b)は正面図である。
れている鉄骨端部を示す図であって、同(a)は平面図
であり、同(b)は正面図である。
【図2】本発明の実施形態2の鉄骨の塗装方法が適用さ
れている鉄骨端部を示す図であって、同(a)は平面図
であり、同(b)は正面図である。
れている鉄骨端部を示す図であって、同(a)は平面図
であり、同(b)は正面図である。
【図3】従来の鉄骨の塗装方法が適用されている鉄骨端
部を示す図であって、同(a)は平面図であり、同
(b)は正面図である。
部を示す図であって、同(a)は平面図であり、同
(b)は正面図である。
1 耐水性を有するボード、ブラスチックボード、
合成樹脂製ボード 2 マグネット 3 マグネットボード H 鉄骨 Ha 鉄骨端部 C ボルト接合部
合成樹脂製ボード 2 マグネット 3 マグネットボード H 鉄骨 Ha 鉄骨端部 C ボルト接合部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宇佐見 建造 大阪市北区梅田3丁目3番5号 大和ハウ ス工業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 AD07 CA14 CA48 DA23 DB02 DC16
Claims (3)
- 【請求項1】 鉄骨のボルト接合部を再利用可能な平板
状部材で被覆した状態で塗装をなすことを特徴とする鉄
骨の塗装方法。 - 【請求項2】 鉄骨のボルト接合部を合成樹脂製ボード
もくしはシートまたはプラスチックボードもしくはシー
トで被覆し、かつ前記ボードまたはシートをマグネット
により前記ボルト接合部に固定した状態で塗装をなすこ
とを特徴とする請求項1記載の鉄骨の塗装方法。 - 【請求項3】 鉄骨のボルト接合部をマグネットボード
またはマグネットシートで被覆した状態で塗装をなすこ
とを特徴とする請求項1記載の鉄骨の塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11124442A JP2000312856A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 鉄骨の塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11124442A JP2000312856A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 鉄骨の塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000312856A true JP2000312856A (ja) | 2000-11-14 |
Family
ID=14885615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11124442A Withdrawn JP2000312856A (ja) | 1999-04-30 | 1999-04-30 | 鉄骨の塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000312856A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015100745A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 名古屋油化株式会社 | マスキング方法 |
-
1999
- 1999-04-30 JP JP11124442A patent/JP2000312856A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015100745A (ja) * | 2013-11-25 | 2015-06-04 | 名古屋油化株式会社 | マスキング方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |