JP2000311955A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2000311955A
JP2000311955A JP11980299A JP11980299A JP2000311955A JP 2000311955 A JP2000311955 A JP 2000311955A JP 11980299 A JP11980299 A JP 11980299A JP 11980299 A JP11980299 A JP 11980299A JP 2000311955 A JP2000311955 A JP 2000311955A
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JP
Japan
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floating gate
electrons
oxide film
tunnel oxide
doping
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JP11980299A
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English (en)
Inventor
Koji Shimamoto
幸治 島本
Koichi Hosokawa
浩一 細川
Tsutomu Yamazaki
勉 山▲崎▼
Yasushi Nakajima
靖 中島
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 しきい値のばらつきを低減でき、かつ、浮遊
ゲートからの電子の引き抜きに高電界を必要としない半
導体記憶装置を提供すること。 【解決手段】 基板1上にソース2とドレイン3を形成
し、さらに、トンネル酸化膜4とポリシリコン浮遊ゲー
ト15と絶縁膜6と制御ゲート7を形成する。上記浮遊
ゲート15は、不純物濃度の高い3層のドーピング層1
6,17,18を有する不純物分布構造を持っている。
上記3層のドーピング層16,17,18の不純物濃度
は、各ドーピング層16,17,18と、浮遊ゲート1
5とトンネル酸化膜4との界面との間の電位が等しくな
るように、設定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、EEPROM
(エレクトリカリー・イレーサブル・プログラマブル・
リード・オンリー・メモリ)やEPROM(イレーサブ
ル・プログラマブル・リード・オンリー・メモリ)など
の浮遊ゲートを有する不揮発性の半導体記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、電気的に消去や書き込みが可
能なEEPROMの一種のフラッシュメモリーでは、メ
モリセルのしきい値を低い状態にするため、電子の蓄積
された浮遊ゲートに高電界をかけてFNトンネル現象に
より電子を引き抜いている。この高電界が不均一である
ことやトンネル酸化膜の膜厚が不均一であることによ
り、このしきい値は1V程度ばらつき、最悪の場合、し
きい値が0V以下になって、メモリセルがノーマルON
(オン)の状態になる。従来は、そのようなばらつくメ
モリセルをテストにてスクリーニングするか、しきい値
の低い状態をプログラム状態とすることで、各メモリセ
ルをベリファイしながら電子をひきぬいて、しきい値を
そろえていた。
【0003】しかし、近年、ビット単価を下げるため
に、メモリセルの多値化が図られていて、しきい値のば
らつきを0.5V以内にする必要がある。しかし、上記
従来技術ではこれに対応できない。
【0004】ところで、最近、図9に示すようなフラッ
シュメモリが提案されている(特開平9−8157
号)。このフラッシュメモリは、半導体基板1上にソー
ス2とドレイン3を形成し、さらに、トンネル酸化膜4
とポリシリコン浮遊ゲート5と絶縁膜6と制御ゲート7
を形成している。そして、上記浮遊ゲート5は、不純物
濃度の高い一層のドーピング層8を有する不純物分布構
造を持っている。この浮遊ゲート5は、図10に示すエ
ネルギーバンド、電子の状態から明らかなように、ドー
ピング層8によって、伝導帯に窪み(凹)を持ってい
て、浮遊ゲート5に注入された電子eがこの凹に入り込
むことによって、データの保持性能を向上するようにし
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図9に
示すフラッシュメモリでは、ドーピング層8が一層であ
るため、次の問題がある。図11は制御ゲート7および
半導体基板1からの電界により浮遊ゲート5内の蓄積電
子eがトンネル酸化膜4を通して半導体基板1に引き抜
かれる状態を示すエネルギーバンド図である。上記浮遊
ゲート5からの電子eの引き抜き時には、図11に示す
ように、浮遊ゲート5に蓄積した電子eは電界により一
層のドーピング層8のトンネル酸化膜4側に分布して、
しきい値のばらつき低減に効果を及ぼすのは、トンネル
酸化膜4と、一層のドーピング層8のトンネル酸化膜4
側の低濃度領域との距離だけである。そのため、しきい
値のばらつきを低減するために、この距離を大きくとる
と、浮遊ゲート5からの電子eの引き抜きに高電界が必
要となったり、所定の低しきい値状態にするための電子
eの引き抜き時間が大幅に増大するという欠点がある。
加えて、ドーピング層8が一層で電子eが浮遊ゲート5
内で分布する領域は一つであるため、しきい値のばらつ
きの制御には効果が少ない。
【0006】そこで、この発明の目的は、しきい値のば
らつきを低減でき、かつ、浮遊ゲートからの電子の引き
抜きに高電界を必要としない半導体記憶装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の半導体記憶装置は、基板上にソー
ス、ドレイン、トンネル酸化膜、浮遊ゲート、絶縁膜お
よび制御ゲートを有するメモリセルを備えた半導体記憶
装置において、上記浮遊ゲートは、少なくともドーピン
グ層を2層以上持つ不純物分布構造を持つポリシリコン
膜または単結晶シリコン膜からなり、上記浮遊ゲートの
複数のドーピング層は、上記基板表面に近づくにつれて
不純物濃度が薄くなることを特徴としている。
【0008】上記構成によれば、浮遊ゲートは、基板表
面に近づくにつれて不純物濃度が薄くなる少なくとも2
層以上のドーピング層を有する不純物分布構造を持つか
ら、浮遊ゲート内の蓄積電子は、上記不純物分布構造の
複数のドーピング層に従って浮遊ゲート内で不連続的に
分布する。したがって、制御ゲートもしくは基板、ソー
ス、ドレインからの電界により、浮遊ゲート内の蓄積電
子を基板、ソース、ドレインヘ引き抜くことや、基板、
ソース、ドレインから電子を浮遊ゲート内に注入するこ
とを不連続的に行え、書き込み、消去後のしきい値を精
度よく制御できる。
【0009】しかも、上記浮遊ゲートの複数のドーピン
グ層は、上記基板表面に近づくにつれて不純物濃度が薄
くなっているから、各ドーピング層と、浮遊ゲートとト
ンネル酸化膜との間の界面との間の電位が略等しくする
ことが可能で、しきい値の制御性をよくすることができ
る上に、浮遊ゲートからの電子の引き抜きに高電界をか
けなくてもよいようにでき、電子の引き抜き時間を短く
できる。
【0010】請求項2の発明の半導体記憶装置は、請求
項1の半導体記憶装置において、上記メモリセルは複数
のしきい値を有することを特徴としている。
【0011】上記構成の半導体記憶装置によれば、浮遊
ゲートに複数のドーピング層を有し、この複数のドーピ
ング層に蓄積電子を適宜分布させることによって、上記
メモリセルは、複数のしきい値を有する。したがって、
このメモリセルは、多値データを確実に記憶することが
できる。
【0012】請求項3の発明の半導体記憶装置は、請求
項1または2の半導体記憶装置において、上記浮遊ゲー
ト内の第1番目のドーピング層のトンネル酸化膜からの
距離をR1、不純物量(電荷量)をQ1、シリコンの誘
電率をε、第n(n:正の整数)番目のドーピング層の
トンネル酸化膜からの距離Rn、その第n番目のドーピ
ング層の不純物量(電荷量)Qnとしたときに、Qn/
(4πεRn)=Q1/(4πεR1)の関係を満たす
ように上記ドーピング層が分布することを特徴としてい
る。
【0013】上記構成によれば、各ドーピング層と、ト
ンネル酸化膜と浮遊ゲートとの界面との間の電位が等し
いようにでき、しきい値の制御性がさらによくなり、か
つ、電子の引き抜き、注入に高電界を必要とせず、引き
抜き時間も短くできる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態のフラッシュメモリにより詳細に説明する。
【0015】図1に示すように、このフラッシュメモリ
は、シリコンウェハからなる半導体基板1上にソース2
とドレイン3を形成し、さらに、トンネル酸化膜4とポ
リシリコン浮遊ゲート15とONO(酸化物−窒化物−
酸化物)絶縁膜6と制御ゲート7を形成している。そし
て、上記浮遊ゲート15は、不純物濃度の高い3層のド
ーピング層16,17,18を有する不純物分布構造を
持っている。
【0016】上記3層のドーピング層16,17,18
の不純物濃度は、各ドーピング層16,17,18か
ら、浮遊ゲート15とトンネル酸化膜4との界面への電
位が等しくなるように、設定している。すなわち、第1
番目のドーピング層16のトンネル酸化膜4からの距離
をR1、不純物量(電荷量)をQ1、シリコンの誘電率
をε、第n(n:2以上の整数)番目のドーピング層1
7,18のトンネル酸化膜4からの距離Rn、第n番目
のドーピング層17,18の不純物量(電荷量)Qnと
したとき、Qn/(4πεRn)=Q1/(4πεR
1)の関係を満たすように、ドーピング層16,17,
18を形成した。
【0017】具体的には、第1番目のドーピング層16
のトンネル酸化膜4からの距離をおよそ400Å、不純
物濃度を3×1019cm-3、第2番目のドーピング層1
7のトンネル酸化膜4からの距離をおよそ800Å、不
純物濃度を6×1019cm-3、第3番目のドーピング層
18のトンネル酸化膜4からの距離をおよそ1200
Å、不純物濃度を9×1019cm-3とした。この実施の
形態では、浮遊ゲート15内のドーピング層16,1
7,18は、浮遊ゲート5となるポリシリコン堆積後に
砒素(As)をドーパントとするイオン注入を各ドーピ
ング層16,17,18に対応する所定の加速エネルギ
ー、ドーズ量で3回行うことで形成したが、浮遊ゲート
15のポリシリコンをCVD(化学的気相成長)法で形
成する際に、第1番目のドーピング層16を所定の膜厚
に堆積した後、堆積を一時停止し、その状態で所定量の
不純物を導入し、第2番目のドーピング層17を所定の
膜厚に堆積し、不純物を導入するということを繰り返す
方法でも実現可能である。図2にこの実施の形態での浮
遊ゲート15内のAs濃度分布を示す。
【0018】図3はこの実施の形態のフラッシュメモリ
のエネルギバンド図と浮遊ゲートの電子eの状態を示
す。この実施の形態ではポリシリコン浮遊ゲート15内
の不純物濃度が異なる3層のドーピング層16,17,
18を形成しており、各ドーピング層16,17,18
の濃度にしたがいポテンシャル障壁が発生し、ポリシリ
コン浮遊ゲート15内の蓄積電子eは各ドーピング層1
6,17,18付近に局在する。
【0019】図4は浮遊ゲート15から電子eを引き抜
く際のこのフラッシュメモリのエネルギバンドと浮遊ゲ
ート15の電子の状態を示す図である。浮遊ゲート15
内の各ドーピング層16,17,18の蓄積電子eは電
界によりトンネル酸化膜4側に分布するが、ポテンシャ
ル障壁のために各ドーピング層16,17,18内にと
どまり、空間的に分離された3領域に分布したままであ
る。したがって、蓄積電子eを引き抜く際にはトンネル
酸化膜4側のドーピング層16,17,18に電子eが
存在していれば、それがポテンシャル障壁となるため、
蓄積電子eはトンネル酸化膜4側のドーピング層16,
17から順番に引き抜かれていく。図5に浮遊ゲート1
5内の第1番目のドーピング層16から電子eを引き抜
く際のこのフラッシュメモリのエネルギバンド図と浮遊
ゲートの電子の状態を示し、図6に浮遊ゲート15内の
第2番目のドーピング層17から電子eを引き抜く際の
このフラッシュメモリのエネルギバンド図と浮遊ゲート
15の電子eの状態を示す。
【0020】このように、浮遊ゲート15内にドーピン
グ層16,17,18が2層以上である不純物分布構造
を持たせ、各ドーピング層16,17,18の間隔およ
びドーピング濃度を設定することによって、不純物濃度
が高いドーピング層が一層だけであるときの浮遊ゲート
からの電子の引き抜きに高電界が必要となったり、所定
の低しきい値状態にするための電子の引き抜き時間が大
幅に増大するという欠点が解決される。
【0021】加えて、この実施の形態では浮遊ゲート1
5内の第3番目のドーピング層18の蓄積電子eが引き
抜かれにくく、メモリセルのしきい値が負になる過剰電
子引き抜き対策の効果もある。
【0022】図7は従来例でビットのベリファイ(読み
だし確認)なしに浮遊ゲート内の蓄積電子をトンネル酸
化膜を介してソースに引き抜き、メモリセルを低しきい
値状態にした際のしきい値ばらつきを示したものであ
る。メモリセルのしきい値は2V程度ばらついている。
【0023】図8は上記実施の形態でビットのベリファ
イ(読みだし確認)なしに浮遊ゲート15内の蓄積電子
eをトンネル酸化膜4を介してソース2に引き抜き、メ
モリセルを低しきい値状態にした際のしきい値ばらつき
を示したものである。これより、メモリセルのしきい値
のばらつきは0.5V以内に低減されたことが分かる。
【0024】なお、上記説明では、浮遊ゲート15から
半導体基板1、ソース2もしくはドレイン3ヘの浮遊ゲ
ート15内の蓄積電子eの引き抜きによる低しきい値状
態でのメモリセルのしきい値のばらつきの改善例を示し
たが、半導体基板1、ソース2もしくはドレイン3から
浮遊ゲート15ヘの電子の注入後のメモリセルのしきい
値のばらつきが改善されるのも同様である。
【0025】上記実施の形態では、浮遊ゲート15はポ
リシリコン膜であったが、単結晶シリコン膜であっても
よい。
【0026】また、上記実施の形態では、浮遊ゲート1
5内のドーピング層16,17,18は3層であった
が、ドーピング層は2層であってもよく、4層以上であ
ってもよい。
【0027】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の半導体記憶装置は、浮遊ゲートを、少なくともドー
ピング層を2層以上持つ不純物分布構造を持つポリシリ
コン膜または単結晶シリコン膜から構成して、この複数
のドーピング層によって浮遊ゲート内に電子を不連続に
分布させて保持するので、浮遊ゲートから基板、ソース
もしくはドレインヘの蓄積電子の引き抜きや、基板、ソ
ースもしくはドレインから浮遊ゲートヘの電子の注入を
制御性よく行うことができ、メモリセルのしきい値のば
らつきを低減することができる。また、上記浮遊ゲート
の複数のドーピング層は、基板表面に近づくにつれて不
純物濃度を薄くしているので、電子の引き抜き、注入に
高電界を必要とせず、引き抜き時間も短くできる。
【0028】請求項2の発明の半導体記憶装置は、複数
のドーピング層に蓄積電子を適宜分布させることによっ
て、複数のしきい値を有するので、確実に多値データを
記憶できる。
【0029】請求項3の発明の半導体記憶装置は、請求
項1または2の半導体記憶装置において、上記浮遊ゲー
ト内の第1番目のドーピング層のトンネル酸化膜からの
距離をR1、不純物量(電荷量)をQ1、シリコンの誘
電率をε、第n(n:正の整数)番目のドーピング層の
トンネル酸化膜からの距離Rn、その第n番目のドーピ
ング層の不純物量(電荷量)Qnとしたときに、Qn/
(4πεRn)=Q1/(4πεR1)の関係を満たす
ように上記ドーピング層が分布するようにしているの
で、各ドーピング層と、トンネル酸化膜と浮遊ゲートと
の界面との間の電位が等しいようにでき、しきい値の制
御性がさらによくなり、かつ、電子の引き抜き、注入に
高電界を必要とせず、引き抜き時間も短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の半導体記憶装置の一実施の形態の
構造を示す断面図である。
【図2】 上記実施の形態の浮遊ゲート内のAs濃度分
布図である。
【図3】 上記実施の形態の半導体記憶装置のエネルギ
バンド図と浮遊ゲートの電子の状態を示す図である。
【図4】 上記実施の形態の半導体記憶装置の浮遊ゲー
トから電子を引き抜く際のエネルギバンド図と浮遊ゲー
トの電子の状態を示す図である。
【図5】 上記実施の形態の半導体記憶装置の浮遊ゲー
ト内の第1番目のドーピング層から電子を引き抜く際の
のエネルギバンド図と浮遊ゲートの電子の状態を示す図
である。
【図6】 上記実施の形態の半導体記憶装置の浮遊ゲー
ト内の第2番目のドーピング層から電子を引き抜く際の
エネルギバンド図と浮遊ゲートの電子の状態を示す図で
ある。
【図7】 従来の不揮発性半導体記憶装置で電子を引き
抜いた後のメモリセルのしきい値のばらつきを示す図で
ある。
【図8】 この発明の実施の形態の半導体記憶装置で電
子を引き抜いた後のメモリセルのしきい値のばらつきを
示す図である。
【図9】 従来の不揮発性半導体記憶装置の構造を示す
断面図である。
【図10】 従来の不揮発性半導体記憶装置のエネルギ
バンド図と浮遊ゲートの電子の状態を示す図である。
【図11】 従来の不揮発性半導体記憶装置の浮遊ゲー
トから電子を引き抜く際のエネルギバンド図と浮遊ゲー
トの電子の状態を示す図である。
【符号の説明】 1 半導体基板 2 ソース 3 ドレイン 4 トンネル酸化
膜 5,15 浮遊ゲート 6 絶縁膜 7 制御ゲート 8,16,17,
18 ドーピング層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山▲崎▼ 勉 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 (72)発明者 中島 靖 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 5B025 AA01 AC01 AE05 AE07 5F001 AA04 AB08 AC02 AD12 AE02 AE08 AF05 AF20 AG12 5F083 EP04 EP23 EP55 ER03 ER05 ER06 ER09 ER14 ER15 ER16 ER19 ER22 ER25 GA01 GA17 GA30 JA04 PR36 ZA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上にソース、ドレイン、トンネル酸
    化膜、浮遊ゲート、絶縁膜および制御ゲートを有するメ
    モリセルを備えた半導体記憶装置において、 上記浮遊ゲートは、少なくともドーピング層を2層以上
    持つ不純物分布構造を持つポリシリコン膜または単結晶
    シリコン膜からなり、 上記浮遊ゲートの複数のドーピング層は、上記基板表面
    に近づくにつれて不純物濃度が薄くなることを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の半導体記憶装置において、上
    記メモリセルは複数のしきい値を有することを特徴とす
    る半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2の半導体記憶装置にお
    いて、上記浮遊ゲート内の第1番目のドーピング層のト
    ンネル酸化膜からの距離をR1、不純物量(電荷量)を
    Q1、シリコンの誘電率をε、第n(n:正の整数)番
    目のドーピング層のトンネル酸化膜からの距離Rn、そ
    の第n番目のドーピング層の不純物量(電荷量)Qnと
    したときに、 Qn/(4πεRn)=Q1/(4πεR1) の関係を満たすように上記ドーピング層が分布すること
    を特徴とする半導体記憶装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100831976B1 (ko) 2007-07-05 2008-05-26 주식회사 하이닉스반도체 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
CN105655245A (zh) * 2014-11-13 2016-06-08 北京兆易创新科技股份有限公司 一种提高闪存存储性能的方法和装置

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KR100831976B1 (ko) 2007-07-05 2008-05-26 주식회사 하이닉스반도체 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
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