JP2000311017A - 水槽の水位制御方法 - Google Patents

水槽の水位制御方法

Info

Publication number
JP2000311017A
JP2000311017A JP11118867A JP11886799A JP2000311017A JP 2000311017 A JP2000311017 A JP 2000311017A JP 11118867 A JP11118867 A JP 11118867A JP 11886799 A JP11886799 A JP 11886799A JP 2000311017 A JP2000311017 A JP 2000311017A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water level
water tank
tank
cooling water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11118867A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Iwasaki
政幸 岩崎
Yuji Miyazaki
裕司 宮崎
Fumio Nishimura
文雄 西村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KIKO ENGINEERING KK
SHINKO DENSO CO Ltd
Original Assignee
KIKO ENGINEERING KK
SHINKO DENSO CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KIKO ENGINEERING KK, SHINKO DENSO CO Ltd filed Critical KIKO ENGINEERING KK
Priority to JP11118867A priority Critical patent/JP2000311017A/ja
Publication of JP2000311017A publication Critical patent/JP2000311017A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Treating Waste Gases (AREA)
  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 水槽内の水位を下限設定水位と上限設定水位
との間に制御する際に、水面変動に起因する上限水位セ
ンサーの誤検出を防止する。 【解決手段】 下限水位センサー(10)で水槽(14)内の水
位が設定下限水位に達したことを検出した時に給水弁(1
2)を開いて給水し、上限水位センサー(9) で水位が設定
上限水位に達したことを検出した時に給水弁を閉じ、排
水弁(13)を開いて排水を所定時間を行って水槽内の水面
変動による上限水位センサーの誤動作を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水槽の水位制御方法
に関し、例えば生ゴミ処理機における脱臭冷却水の水位
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、食堂やホテルにおける厨房残滓
物、学校や病院等における給食の残滓、スーパーマーケ
ット、デパートあるいは食料品店等において保証期間の
過ぎた食料品、食品製造施設におけるビール滓、焼酎
滓、その他の残滓物、家庭から出る生活生ごみ、等の多
量の生ごみが発生し、その処理が大きな問題となる傾向
にある。
【0003】かかる生ごみについては焼却や埋立てによ
って処理されているが、焼却の場合には有害物質、特に
ダイオキシンが大きな問題となる。他方、埋立ての場合
には埋立てを行うべき場所が環境問題等との関係から次
第に制限されつつある。
【0004】そこで、微生物によって生ごみを分解し醗
酵させて処理する方法が提案されているが、生ごみに含
まれる水分が多いと腐敗が進行してしまうことから、生
ごみに木質チップや籾殻の水分調整材を混合し、機械的
に攪拌しつつ、醗酵を促進させることが行われている。
【0005】従来の生ごみ処理機では醗酵槽内に生ごみ
を投入し、ヒータで加熱して生ごみの醗酵を促進させる
ととも、攪拌機で生ごみを攪拌して均一な醗酵を行わせ
る一方、冷却水槽内のエアーをブロアで吸引して冷却水
槽内を所定の負圧に設定しておき、醗酵時に発生する異
臭を含むエアーを冷却水槽内の負圧を利用して冷却水槽
内に吸引して脱臭し、清浄なエアーを大気に放出するこ
とが行われていた。
【0006】他方、冷却水槽内の水温が設定値以上にな
ると、水槽内の水を入れ替えて水温の低下を必要があ
る。かかる場合、水温センサーによって冷却水槽内の水
温を検出し、水温が設定温度以上になると、排水弁を開
き、高温の冷却水を排水し、水位が下限設定水位に達す
ると、直ちに排水弁を閉じ、同時に給水弁を開いて冷却
水を水槽内に給水し、冷却水槽内の水位が上限設定水位
に達すと、給水弁を閉じて給水を停止することが行われ
ていた。
【0007】また、冷却水槽内の水位が蒸発等、何から
の原因で低下すると、給水弁を開いて給水を開始し、上
限設定水位に達すると、給水弁を閉じて給水を停止し、
こうして冷却水槽内の水量を所定量に保持することが行
われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の脱
臭用冷却水の制御方法では冷却水槽内の水位が上限設定
水位に達した時点で給水弁を停止すると、冷却水槽内に
異臭を含むエアーを導入する配管からの発泡によって水
面が揺れ、上限水位センサーが水位を誤検出し、センサ
ー信号を受けている制御系が不要な動作をし、給水弁が
チャタリング動作をする等の問題があった。
【0009】また、冷却水槽への給水時及び排水時のい
ずれにおいてもブロワーの吸引力を一定に制御し、冷却
水槽内を一定の負圧に設定していたので、冷却水槽内の
冷却水を排水する際に負圧によって排水が円滑に行われ
ないという問題もあった。
【0010】本発明はかかる問題点に鑑み、水槽内の水
位を最適に制御できるようにした水槽の水位制御方法を
提供することを課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る水
槽の水位制御方法は、水槽内の水位を下限設定水位と上
限設定水位との間に制御する方法であって、下限水位セ
ンサーで水槽内の水位が設定下限水位に達したことを検
出した時に給水弁を開いて水槽内に給水し、上限水位セ
ンサーで水槽内の水位が設定上限水位に達したことを検
出した時に給水弁を閉じて給水を停止し、排水弁を開い
て排水を所定時間を行って水槽内の水面変動による上限
水位センサーの誤動作を防止するようにしたことを特徴
とする。
【0012】本発明の特徴の1つは水槽内に給水し、水
位が上限設定水位に達したことを上限水位センサーで検
出した時に、所定時間、例えば10秒間だけ排水を行
い、上限水位センサーの誤作動を防止するようにした点
にある。これにより、上限水位センサーの誤作動を阻止
でき、センサー信号を受けている制御系が不要な動作を
したり、給水弁がチャタリング動作をしたりするのを防
止できる。
【0013】また、本発明を利用すると、水槽の水温が
設定温度以上になった時に排水を開始し、水位を下限設
定水位と上限設定水位との間に制御して水温を設定温度
以下に制御することもできる。
【0014】即ち、本発明によれば、水槽内の水温が設
定温度以上になった時に排水し、水槽内の水位を下限設
定水位と上限設定水位との間に制御することによって水
温を設定温度以下に制御するようにした方法であって、
水槽内の水温を水温センサーで検出して水温が設定温度
以上となった時に排水弁を開いて水槽内の水位を低下さ
せ、下限水位センサーで水槽内の水位が設定下限水位に
達したことを検出した時に排水弁を閉じるとともに給水
弁を開いて水槽内に給水し、上限水位センサーで水槽内
の水位が設定上限水位に達したことを検出した時に給水
弁を閉じて給水を停止し、排水弁を再度開いて排水を所
定時間を行って水槽内の水面変動による上限水位センサ
ーの誤動作を防止するようにした請求項1記載の水槽の
水位制御方法を提供することができる。
【0015】本発明は水槽の水温や水位を制御する必要
があるものであれはどのようなものにでも適用できる
が、上述の生ごみ処理機における脱臭用冷却水の水温や
水位の制御に適用すればその効果が大きい。
【0016】即ち、本発明の制御方法は、生ゴミを醗酵
処理する醗酵槽と、醗酵槽内で発生する異臭を含むエア
ーを冷却水槽に案内して脱臭冷却する脱臭装置とを備え
た生ごみ処理機において、冷却水槽の水温を設定温度以
下に制御するか、又は冷却水槽の水位を設定水位以内に
制御するのに適用するのがよい。
【0017】また、上述のように冷却水槽の排水中にブ
ロアを通常回転させるようにすると、排水が円滑に行わ
れない。そこで、冷却水槽内をブロアで吸引する一方、
排水弁を開いて冷却水槽の排水中はブロワの吸引圧を低
下させるようにするのが好ましい。
【0018】また、本発明によれば上述の制御方法を実
行する生ごみ処理機の脱臭用冷却水制御装置を提供する
ことができる。即ち、本発明に係る生ごみ処理機におけ
る脱臭用冷却水制御装置は、醗酵槽内に生ごみを投入し
て醗酵処理する一方、醗酵槽内で発生する異臭を含むエ
アーを脱臭装置の冷却水槽内に吸引して冷却するととも
に脱臭するようにした生ごみ処理機において、上記冷却
水槽内の水位が設定下限水位に達したことを検出する下
限水位センサーと、上記冷却水槽内の水位が設定上限水
位に達したことを検出する上限水位センサーと、上記各
センサーの信号を受け、上記冷却水槽内の水位が設定下
限水位に達した時に給水弁を開いて水槽内に給水させ、
上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達した時に給水
弁を閉じて給水を停止させるとともに排水弁を開いて排
水を所定時間を行わせる制御ユニットと、を備えたこと
を特徴とする。
【0019】また、本発明に係る生ごみ処理機における
脱臭用冷却水制御装置は、醗酵槽内に生ごみを投入して
醗酵処理する一方、醗酵槽内で発生する異臭を含むエア
ーを脱臭装置の冷却水槽内に吸引して冷却するとともに
脱臭するようにした生ごみ処理機において、上記冷却水
槽内の水温を検出する水温センサーと、上記冷却水槽内
の水位が設定下限水位に達したことを検出する下限水位
センサーと、上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達
したことを検出する上限水位センサーと、上記各センサ
ーの信号を受け、上記冷却水槽内の水温が設定温度以上
となった時に排水弁を開いて冷却水槽内の水位を低下さ
せ、上記冷却水槽内の水位が設定下限水位に達した時に
排水弁を閉じるとともに給水弁を開いて水槽内に給水さ
せ、上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達した時に
給水弁を閉じて給水を停止させるとともに排水弁を再度
開いて排水を所定時間を行わせる制御ユニットと、を備
えたことを特徴とする。
【0020】この脱臭用冷却水制御装置においてもブロ
アの制御を行うようにするのがよい。即ち、冷却水槽の
吸気口に接続されたブロワと、該ブロワの出力回転数を
制御するインバータとを更に備え、制御ユニットが上記
インバータを制御して通常時には冷却水槽内を所定の圧
力で吸引させる一方、排水弁を開いて冷却水槽の排水中
はブロワの吸引圧を低下させるようになすのが好まし
い。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1ないし図5は本発明に
係る脱臭用冷却水制御装置の好ましい実施形態を示す。
図1は脱臭用冷却水制御装置の好ましい実施形態を備え
た生ごみ処理機を示す。図において、生ごみ処理機は醗
酵槽1及び冷却水槽14を含み、醗酵槽1の上壁面には
生ごみ3の投入口が形成され、投入口には蓋が開閉自在
に設けられている。この醗酵槽1内には上方にヒータ2
が支持され、下方に攪拌翼4が設けられ、該攪拌翼4の
シャフトは醗酵槽1の側壁を挿通してその先端には駆動
モータ(図示せず)が連結されている。
【0022】他方、冷却水槽14には上方に給水管16
が、底方に排水管17が接続され、給水管16及び排水
管17にはこれらを開閉する電磁弁(給水弁、排水弁)
12、13が介設されている。また、冷却水槽14の上
方空間にはエアー放出通路18の一端側が連通して接続
され、エアー放出通路18の途中にはブロア7が介設さ
れている。さらに、冷却水槽14の底部には発泡配管1
1が配設され、該発泡配管11には排気通路15の一端
側が接続され、排気通路15の他端側は醗酵槽1の上方
空間に連通して接続されている。
【0023】また、図1において、6はブロア7の回転
数を制御するインバータ、8は冷却水槽14内の水温を
検出する水温センサー、9は冷却水槽14の上限設定水
位を検出する上限水位センサー、10は冷却水槽14の
下限設定水位を検出する下限水位センサー、5は各セン
サー8〜10の信号を入力とし、インバータ6、電磁弁
12、13を制御する制御ユニットである。
【0024】次に、動作について説明する。生ごみを処
理する場合、生ごみ3は醗酵槽1内に投入され、ヒータ
2によって醗酵に適した温度に加熱される一方、駆動モ
ータ(図示せず)によって攪拌翼4が駆動され、攪拌翼
4によって生ごみ3が攪拌され、これによって生ごみ3
の分解醗酵が促進されるとともに均一化される。
【0025】他方、インバータ6は制御ユニット5によ
って制御され、ブロア7は大きな負圧を発生する回転数
にコントロールされ、冷却水槽14内は大きな負圧に保
持されている。すると、醗酵槽1内に発生した異臭を含
むエアーは冷却水槽14内の負圧によって排気通路15
を通して吸引され、発泡配管11から冷却水槽内14内
の冷却水内に泡として放出され、冷却水によって異臭成
分が除去されるとともに十分に冷却された後、エアー放
出通路18から大気に放出される。
【0026】その際、冷却水槽14内の水温は水温セン
サー8によって、又水位は上限水位センサー9及び下限
水位センサー10によって検出されている。
【0027】今、冷却水の水温が設定した水温以上にな
った場合、制御ユニット5が水温センサー8の信号を受
け、排水管17の電磁弁13を開き、冷却水は排水され
る。同時に、制御ユニット5はインバータ6を制御して
ブロア7の回転数を減速させ、冷却水槽14内の負圧を
低下させるので、冷却水槽14内の冷却水は円滑に自然
排水される。
【0028】こうして冷却水槽14内の冷却水が排水さ
れて冷却水の水位が下限設定水位に達すると、制御ユニ
ット5が下限水位センサー10の信号を受け、排水管1
7の電磁弁13を閉じるとともに、給水管16の電磁弁
12を開き、冷却水槽14内に新しい冷却水が供給さ
れ、冷却水槽14内の冷却水は所望の水温以下になる。
同時に、制御ユニット5はインバータ6を制御してブロ
ア7を通常の回転数を戻し、冷却水槽14内は通常の大
きな負圧に復帰されて保持される。
【0029】こうして冷却水槽14内に冷却水が給水さ
れて冷却水の水位が上限設定水位に達すると、制御ユニ
ット5が上限水位センサー9の信号を受け、給水管16
の電磁弁12を閉じた後、排水管17の電磁弁13を所
定時間の間、例えば10秒間開き、冷却水槽14内の冷
却水を所定量だけ排水させ、冷却水槽14の水位を上限
設定水位よりも少しだけ低下させる。すると、発泡配管
11からの発泡に起因して冷却水槽14内の水面に揺れ
があっても上限水位センサー9が水位を誤検出すること
はなく、制御ユニット5が不要な制御動作を行って給排
水管16、17の電磁弁12、13がチャタリング動作
をすることもない。
【0030】また、冷却水槽14内の水量が蒸発等その
他の原因で減少し、下限設定水位まで低下した場合、制
御ユニット5が下限水位センサー10の信号を受け、給
水管16の電磁弁12を開き、冷却水槽14内に新しい
冷却水が供給される。冷却水の水位が上限設定水位に達
すると、制御ユニット5が上限水位センサー9の信号を
受け、給水管16の電磁弁12を閉じた後、排水管17
の電磁弁13を所定時間の間、例えば10秒間開き、冷
却水槽14内の冷却水を排水させ、冷却水槽14の水位
を上限設定水位よりも少しだけ低下させ、上限水位セン
サー9による水位の誤検出が防止される。
【0031】図2は制御ユニット5の制御処理のフロー
チャートを示す。生ごみ処理機の電源がONされると、
制御ユニット5は図2に示される処理を開始し、ブロア
制御(ステップS100)、水温制御(ステップS20
0)、水位制御(ステップS300)の各サブルーチン
をコールし、電源がOFFとなるまで各サブルーチンの
処理を繰り返し、上述のブロア7、冷却水槽14内の冷
却水の水温及び水位の制御を行う。
【0032】図3はブロア制御のサブルーチンを示す。
処理が開始されると、排水管17の電磁弁13の制御信
号が読み込まれて現在排水中か否かが判定され(ステッ
プS101)、排水中でない場合にはブロア7が通常回
転数となるようにインバータ6が制御され(ステップS
102)、サブルーチンの処理を終了する。また、排水
中の場合にはブロア7が減速回転数となるようにインバ
ータ6が制御され(ステップS102)、サブルーチン
の処理を終了する。
【0033】図4は水温制御のサブルーチンを示す。処
理が開始されると、水温センサー8の信号が読み込まれ
て水温が設定温度以上になっているか否かが判断され
(ステップS201)、水温が設定温度に達していない
場合にはサブルーチンの処理を終了する。水温が設定温
度以上になると、排水管17の電磁弁13が開かれ(ス
テップS202)、下限水位センサー10の信号が読み
込まれて水位が下限設定水位に達しかか否かが判断され
(ステップS203)、下限設定水位に達していない場
合にはサブルーチンの処理を終了する。
【0034】下限設定水位に達すると、排水管17の電
磁弁13が閉じられた後(ステップS204)、給水管
16の電磁弁12が開かれ(ステップS205)、上限
水位センサー9の信号が読み込まれて上限設定水位に達
したか否かが判断され(ステップS206)、上限設定
水位に達していない場合にはサブルーチンの処理を終了
する。上限設定水位に達すると、給水管16の電磁弁1
2が閉じられた後(ステップS207)、排水管17の
電磁弁13が再び開かれ(ステップS208)、同時に
内部タイマー、例えば10秒タイマーがスタートされ
(ステップS209)、設定時間が経過すると、排水管
17の電磁弁13が閉じられ(ステップS210)、サ
ブルーチンの処理を終了する。
【0035】図5は水位制御のサブルーチンを示す。処
理が開始されると、下限水位センサー10の信号が読み
込まれて水位が下限設定水位以下か否かが判断され(ス
テップS301)、下限設定水位以上の場合にはサブル
ーチンの処理を終了する。
【0036】下限設定水位以下の場合には給水管16の
電磁弁12が開かれ(ステップS302)、上限水位セ
ンサー9の信号が読み込まれて上限設定水位に達したか
否かが判断され(ステップS303)、上限設定水位に
達していない場合にはサブルーチンの処理を終了する。
上限設定水位に達すると、給水管16の電磁弁12が閉
じられた後(ステップS304)、排水管17の電磁弁
13が開かれ(ステップS305)、同時に内部タイマ
ー、例えば10秒タイマーがスタートされ(ステップS
306)、設定時間が経過すると、排水管17の電磁弁
13が閉じられ(ステップS307)、サブルーチンの
処理を終了する。
【0037】以上のように本発明の生ごみ処理機では冷
却水槽14の水位が上限設定水位に達した後に所定時間
だけ排水を行うようにしたので、水面変動に起因する上
限水位センサー9の誤検出を防止でき、水位制御を安定
に行うことのできるようにした脱臭用冷却水槽を提供で
きる。また、インバータ6の簡単な制御により冷却水槽
14から自然排水を円滑に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る生ごみ処理機における脱臭用冷
却水制御装置の好ましい実施形態を示す概略構成図であ
る。
【図2】 上記実施形態における制御ユニットの制御処
理のフローチャートを示す図である。
【図3】 ブロア制御のサブルーチンを示す図である。
【図4】 水温制御のサブルーチンを示す図である。
【図5】 水位制御のサブルーチンを示す図である。
【符号の説明】
1 醗酵槽 2 ヒータ 3 生ごみ 4 攪拌翼 5 制御ユニット 6 インバーター 7 ブロア 8 水温センサー 9 上限水位センサー 10 下限水位センサー 11 発泡配管 12 電磁弁(給水弁) 13 電磁弁(排水弁) 14 冷却水槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 裕司 香川県善通寺市稲木町581番地 (72)発明者 西村 文雄 香川県高松市上天神町403番地6 Fターム(参考) 4D002 AB02 AC10 BA02 BA13 CA06 DA35 GA03 GB06 GB20 4D004 AA03 AC04 CA18 CA32 CA48 CB02 CB31 DA02 DA06 DA20 5H309 AA20 BB18 CC02 CC04 CC09 DD02 DD28 EE04 EE05 FF03 GG03 HH13 JJ02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水槽内の水位を下限設定水位と上限設定
    水位との間に制御する方法であって、 下限水位センサーで水槽内の水位が設定下限水位に達し
    たことを検出した時に給水弁を開いて水槽内に給水し、 上限水位センサーで水槽内の水位が設定上限水位に達し
    たことを検出した時に給水弁を閉じて給水を停止し、排
    水弁を開いて排水を所定時間を行って水槽内の水面変動
    による上限水位センサーの誤動作を防止するようにした
    ことを特徴とする水槽の水位制御方法。
  2. 【請求項2】 水槽内の水温が設定温度以上になった時
    に排水し、水槽内の水位を下限設定水位と上限設定水位
    との間に制御することによって水温を設定温度以下に制
    御するようにした方法であって、 水槽内の水温を水温センサーで検出して水温が設定温度
    以上となった時に排水弁を開いて水槽内の水位を低下さ
    せ、 下限水位センサーで水槽内の水位が設定下限水位に達し
    たことを検出した時に排水弁を閉じるとともに給水弁を
    開いて水槽内に給水し、 上限水位センサーで水槽内の水位が設定上限水位に達し
    たことを検出した時に給水弁を閉じて給水を停止し、排
    水弁を再度開いて排水を所定時間を行って水槽内の水面
    変動による上限水位センサーの誤動作を防止するように
    した請求項1記載の水槽の水位制御方法。
  3. 【請求項3】 生ゴミを醗酵処理する醗酵槽と、醗酵槽
    内で発生する異臭を含むエアーを冷却水槽に案内して脱
    臭冷却する脱臭装置とを備えた生ごみ処理機において、 上記冷却水槽の水位を設定水位以内に制御するようにし
    た請求項1記載の水槽の水位制御方法。
  4. 【請求項4】 生ゴミを醗酵処理する醗酵槽と、醗酵槽
    内で発生する異臭を含むエアーを冷却水槽に案内して脱
    臭冷却する脱臭装置とを備えた生ごみ処理機において、 上記冷却水槽の水温を設定温度以下に制御するようにし
    た請求項2記載の水槽の水位制御方法。
  5. 【請求項5】 冷却水槽内をブロアで吸引する一方、排
    水弁を開いて冷却水槽の排水中はブロワの吸引圧を低下
    させるようにした請求項1ないし4のいずれかに記載の
    水槽の水位制御方法。
  6. 【請求項6】 醗酵槽内に生ごみを投入して醗酵処理す
    る一方、醗酵槽内で発生する異臭を含むエアーを脱臭装
    置の冷却水槽内に吸引して冷却するとともに脱臭するよ
    うにした生ごみ処理機において、 上記冷却水槽内の水位が設定下限水位に達したことを検
    出する下限水位センサーと、 上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達したことを検
    出する上限水位センサーと、 上記各センサーの信号を受け、上記冷却水槽内の水位が
    設定下限水位に達した時に給水弁を開いて水槽内に給水
    させ、上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達した時
    に給水弁を閉じて給水を停止させるとともに排水弁を開
    いて排水を所定時間を行わせる制御ユニットと、を備え
    たことを特徴とする生ごみ処理機における脱臭用冷却水
    制御装置。
  7. 【請求項7】 醗酵槽内に生ごみを投入して醗酵処理す
    る一方、醗酵槽内で発生する異臭を含むエアーを脱臭装
    置の冷却水槽内に吸引して冷却するとともに脱臭するよ
    うにした生ごみ処理機において、 上記冷却水槽内の水温を検出する水温センサーと、 上記冷却水槽内の水位が設定下限水位に達したことを検
    出する下限水位センサーと、 上記冷却水槽内の水位が設定上限水位に達したことを検
    出する上限水位センサーと、 上記各センサーの信号を受け、上記冷却水槽内の水温が
    設定温度以上となった時に排水弁を開いて冷却水槽内の
    水位を低下させ、上記冷却水槽内の水位が設定下限水位
    に達した時に排水弁を閉じるとともに給水弁を開いて水
    槽内に給水させ、上記冷却水槽内の水位が設定上限水位
    に達した時に給水弁を閉じて給水を停止させるとともに
    排水弁を再度開いて排水を所定時間を行わせる制御ユニ
    ットと、を備えたことを特徴とする生ごみ処理機におけ
    る脱臭用冷却水制御装置。
  8. 【請求項8】 上記冷却水槽の吸気口に接続されたブロ
    ワと、該ブロワの出力回転数を制御するインバータとを
    更に備え、 上記制御ユニットが上記インバータを制御して通常時に
    は冷却水槽内を所定の圧力で吸引させる一方、排水弁を
    開いて冷却水槽の排水中はブロワの吸引圧を低下させる
    ようになした請求項6又は7記載の生ごみ処理機におけ
    る脱臭用冷却水制御装置。
JP11118867A 1999-04-27 1999-04-27 水槽の水位制御方法 Pending JP2000311017A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118867A JP2000311017A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 水槽の水位制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11118867A JP2000311017A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 水槽の水位制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000311017A true JP2000311017A (ja) 2000-11-07

Family

ID=14747096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11118867A Pending JP2000311017A (ja) 1999-04-27 1999-04-27 水槽の水位制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000311017A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101621916B1 (ko) 2015-03-11 2016-05-19 메탈젠텍 주식회사 스팀 트랩 장치
CN106292752A (zh) * 2016-08-28 2017-01-04 桂林市晶准测控技术有限公司 一种供水箱排水监控系统
CN112814072A (zh) * 2021-02-01 2021-05-18 河南中烟工业有限责任公司 一种真空回潮冷却水供水装置及供水方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101621916B1 (ko) 2015-03-11 2016-05-19 메탈젠텍 주식회사 스팀 트랩 장치
CN106292752A (zh) * 2016-08-28 2017-01-04 桂林市晶准测控技术有限公司 一种供水箱排水监控系统
CN112814072A (zh) * 2021-02-01 2021-05-18 河南中烟工业有限责任公司 一种真空回潮冷却水供水装置及供水方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000311017A (ja) 水槽の水位制御方法
KR100216221B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 작동제어방법
KR100205395B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 발효보조제 교환시기 알림장치 및 방법
KR19980015169A (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 미생물 자동 투입장치
KR0175765B1 (ko) 자동 휴면 기능을 가지는 음식물 쓰레기 처리기
JPH0985217A (ja) 生ごみ処理装置
KR100216224B1 (ko) 정, 역회전 교반기능을 갖는 음식물 쓰레기 처리기의 교반장치 의 교반작동방법
KR0172923B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 냄새 유출 방지장치
JP2002186987A (ja) 排水処理システム
KR100216176B1 (ko) 수분조절기능이 강화된 음식물쓰레기 처리방법
KR0172915B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 수분조절제 수명 감지장치
JP3232218B2 (ja) 生ごみ処理装置
KR0172919B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리장치
KR100216222B1 (ko) 음식물쓰레기 처리기의 초기구동 제어방법
KR100209635B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기 및 처리방법
JPH11277034A (ja) 有機物処理装置
KR200146613Y1 (ko) 실내용 음식물 쓰레기 처리장치
JPH0111606Y2 (ja)
KR100216186B1 (ko) 음식물쓰레기처리기의 발효제어방법
KR19980051270A (ko) 가스중독방지 음식물 쓰레기 처리장치
KR100226815B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 교반주기 설정장치 및 방법
KR0172920B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기의 탈취장치
JPH06210261A (ja) 厨芥処理装置
JP3508661B2 (ja) 生ごみ処理装置
KR100186553B1 (ko) 음식물 쓰레기 처리기