JP2000310089A - コーナーキャップ - Google Patents

コーナーキャップ

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JP2000310089A
JP2000310089A JP11117526A JP11752699A JP2000310089A JP 2000310089 A JP2000310089 A JP 2000310089A JP 11117526 A JP11117526 A JP 11117526A JP 11752699 A JP11752699 A JP 11752699A JP 2000310089 A JP2000310089 A JP 2000310089A
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corner
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locker
corner cap
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Norio Isomura
法夫 磯村
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Oliver Corp Japan
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Seiko Corp
Oliver Corp Japan
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロッカーの扉の角に頭が当たっても怪我する
ことがないように、扉の角に取り付けできるようにした
コーナーキャップを提供することを目的とする。 【解決手段】 ロッカー1の扉2の開放側端の下角部に
取り付けるようにした弾性体からなるコーナーキャップ
3であって、扉2の外側面と当接する外側片3aと、扉2
の内側面と当接する内側片3bと、扉2の下面2aと当接す
る下側片3cと、扉2の開放側端面2bと当接する側片3dと
からなるものとした。下側片3cには扉2の下面2aに穿設
された係合穴4と係合する突起6が形成され、側片3dに
は扉2の開放側端面2bに穿設された係合穴5と係合する
突起7が形成されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、上下左右に複数
のロッカーを並べて一つの家具とした多人数用ロッカー
の扉に取り付けて使用されるコーナーキャップに関する
ものであり、使用者が誤ってロッカーの扉の角に頭をぶ
つけても怪我しないように扉の開放側端の下角部を覆う
ようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】銭湯、スポーツクラブ、学校等では、多
人数用のロッカーが使用されており、これらは、縦横に
複数の収納部を設け、それぞれの収納部に扉を取り付け
たスチール製のものであった。
【0003】そして、着替え等している途中では、ロッ
カーの扉は開け放たれたまま使用されることが多いた
め、下のロッカーを使用している人が、上の人のロッカ
ーの扉の角で頭を打って怪我することがあるという問題
点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明では、
ロッカーの扉の角に頭が当たっても怪我することがない
ように、ロッカーの扉の角に取り付けできるようにした
コーナーキャップを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そのためこの発明では、
ロッカー1の扉2の開放側端の下角部に取り付けるよう
にした弾性体からなるコーナーキャップ3であって、扉
2の外側面と当接する外側片3aと、扉2の内側面と当接
する内側片3bと、扉2の下面2aと当接する下側片3cと、
扉2の開放側端面2bと当接する側片3dとからなるコーナ
ーキャップとした。
【0006】前記の構成とすれば、ロッカー1の扉2の
開放側端の下角部が弾性体からなるコーナーキャップ3
で覆われているので、下側のロッカー1を使用している
人が誤って上の人のロッカー1の扉2の角部に当たって
も、当たったときの衝撃が軽減されるだけでなく、柔ら
かいので怪我しにくくなる。
【0007】請求項2に記載のように、前記構成に加
え、下側片3cには扉2の下面2aに穿設された係合穴4と
係合する突起6が形成され、側片3dには扉2の開放側端
面2bに穿設された係合穴5と係合する突起7が形成され
ているものとすることが好ましい。
【0008】このような構成とすれば、扉2の係合穴
4,5に突起6,7を挿入するだけでコーナーキャップ
3を扉2に取り付けができるようになる。
【0009】請求項3に記載のように、前記構成に加
え、突起6には係合穴4の中央から突出して形成され舌
片4aと係合する係合部6aが形成され、突起7には係合穴
5の中央から突出して形成され舌片5aと係合する係合部
7aが形成されているものとすることが好ましい。
【0010】このような構成とすれば、突起6,7の係
合部6a,7aと扉2の係合穴4,5の舌片4a,5aとが係合
するので、突起6,7と係合穴4,5との係合が強固に
なる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0012】図1は、この発明のコーナーキャップをロ
ッカーの扉に取り付けた状態を示す多人数用ロッカーの
正面図、図2はこの発明のコーナーキャップの取り付け
状態を説明する説明図、図3は、この発明のコーナーキ
ャップの断面図である。
【0013】この発明のコーナーキャップは、図1に示
すような、上下方向に複数の収納部を設け、それぞれに
扉2を取り付けてそれぞれを個人用のロッカー1とした
スチール製の多人数用ロッカーRに使用される。
【0014】この多人数用ロッカーRは、スポーツクラ
ブ等で使用されるコインを使用して施錠するタイプのも
のであり、ロッカー1を施錠するときにコインを入れ、
キーを入れて開錠するとコインが返却されるようになっ
ている。さらにこの多人数用ロッカーRは、上段、中
段、下段の3段に別れており、下段のロッカー1には上
着を掛けられるように縦長となっており、内部には図示
していないが、ハンガーパイプを設けている。
【0015】それぞれのロッカー1の扉2の開放側端の
下角部には、この発明のコーナーキャップ3が取り付け
られている。実際には、下段のロッカー1の扉2には、
この発明のコーナーキャップ3を取り付ける必要がない
が、デザイン上のために取り付けてある。
【0016】このロッカー1の扉2は、鉄板を折曲して
作成されており、扉2の下面2aと扉2の開放側端面2bの
それぞれに係合穴4,5を穿設しており、穿設された係
合穴4,5の中央には舌片4a,5aが突出して形成されて
いる。係合穴4の舌片4aは、扉2の基端側に向けて水平
方向に延びており、係合穴5の舌片5aは垂直方向に延び
ている。従って、係合穴4,5の輪郭形状は丁度凹の字
形となっている。(図2参照)
【0017】この発明のコーナーキャップ3は、ゴム、
塩化ビニル系エラストマー等の弾性体で形成されてお
り、扉2の外側面と当接する扇形をした外側片3aと、扉
2の内側面と当接するL字形をした内側片3bと、扉2の
下面2aと当接する下側片3cと、扉2の開放側端面2bと当
接する側片3dとからなり、扉2の角部全体を覆ってい
る。さらに、下側片3cには係合穴4と係合する突起6
を、側片3dには係合穴5と係合する突起7を形成してお
り、前記突起6の側部には係合穴4の舌片4aと係合する
係合部6aを、前記突起7の側部には係合穴5の舌片5aと
係合する係合部7aを形成している。この係合部6a,7aの
扉の角部側の端は係合穴4,5の舌片4a,5aを挿入する
ための開口となっている。(図2及び図3参照)
【0018】この発明のコーナーキャップ3は、外側片
3aが扉2の外側面と当接し、内側片3bが扉2の内側面と
当接し、下側片3cが扉2の下面2aと当接し、側片3dが扉
2の開放側端面2bと当接しているだけでなく、突起6が
係合穴4に嵌入すると共に係合部6aが舌片4aと係合し、
突起7が係合穴5に嵌入すると共に係合部7aが舌片5aと
係合しているので、ガタや脱落がなくしっかりと扉2に
取り付けできるようになっている。
【0019】このように、この発明のコーナーキャップ
3を取り付けた多人数用ロッカーRでは、下のロッカー
1を利用している人が、上のロッカー1の扉が開いてい
るのを知らずに立ち上がったりして頭を打っても、この
発明のコーナーキャップ3により扉2の角部が覆われて
いるので、怪我を最小限にすることができる。
【0020】以上が実施例であり、この発明のコーナー
キャップをコイン式のロッカーに取り付けた例を示した
が、勿論錠前のないタイプのものにも取り付けることが
できる。
【0021】この発明のコーナーキャップは、ロッカー
の扉に取り付けるために発明されたものであるが、勿論
他の家具の扉にも取り付けて使用できる。
【0022】
【発明の効果】この発明では、上述のように、ロッカー
1の扉2の開放側端の下角部に取り付けるようにした弾
性体からなるコーナーキャップ3であって、扉2の外側
面と当接する外側片3aと、扉2の内側面と当接する内側
片3bと、扉2の下面2aと当接する下側片3cと、扉2の開
放側端面2bと当接する側片3dとからなるコーナーキャッ
プとしており、扉2の開放側端の下角部が弾性体からな
るコーナーキャップ3で覆われているので、下側のロッ
カー1を使用している人が誤って上の人のロッカー1の
扉2の角部に当たった場合でも大きな怪我をすることが
ない。
【0023】請求項2に記載のように、前記構成に加
え、下側片3cには扉2の下面2aに穿設された係合穴4と
係合する突起6が形成され、側片3dには扉2の開放側端
面2bに穿設された係合穴5と係合する突起7が形成され
ているものとすれば、扉2の係合穴4,5に突起6,7
を挿入するだけで簡単にコーナーキャップ3を扉2に取
り付けができるようになる。
【0024】請求項3に記載のように、前記構成に加
え、突起6には係合穴4の中央から突出して形成され舌
片4aと係合する係合部6aが形成され、突起7には係合穴
5の中央から突出して形成され舌片5aと係合する係合部
7aが形成されているものとすれば、突起6,7の係合部
6a,7aと扉2の係合穴4,5の舌片4a,5aとが係合する
ので、突起6,7と係合穴4,5との係合が強固にな
り、コーナーキャップ3を扉2に確実に取り付けがで
き、使用中に脱落することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコーナーキャップを取り付けた多人
数用ロッカーの正面図である。
【図2】この発明のコーナーキャップの取り付け状態を
説明する説明図である。
【図3】この発明のコーナーキャップの断面図である。
【符号の説明】
1 ロッカー 2 扉 2a 下面 2b 開放側端面 3 コーナーキャップ 3a 外側片 3b 内側片 3c 下側片 3d 側片 4 係合穴 4a 舌片 5 係合穴 5a 舌片 6 突起 6a 係合部 7 突起 7a 係合部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロッカー(1)の扉(2)の開放側端の
    下角部に取り付けるようにした弾性体からなるコーナー
    キャップ(3)であって、扉(2)の外側面と当接する
    外側片(3a)と、扉(2)の内側面と当接する内側片
    (3b)と、扉(2)の下面(2a)と当接する下側片(3
    c)と、扉(2)の開放側端面(2b)と当接する側片(3
    d)とからなることを特徴とするコーナーキャップ。
  2. 【請求項2】 下側片(3c)には扉(2)の下面(2a)
    に穿設された係合穴(4)と係合する突起(6)が形成
    され、側片(3d)には扉(2)の開放側端面(2b)に穿
    設された係合穴(5)と係合する突起(7)が形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコーナーキャッ
    プ。
  3. 【請求項3】 突起(6)には係合穴(4)の中央から
    突出して形成され舌片(4a)と係合する係合部(6a)が
    形成され、突起(7)には係合穴(5)の中央から突出
    して形成され舌片(5a)と係合する係合部(7a)が形成
    されていることを特徴とする請求項2記載のコーナーキ
    ャップ。
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