JP2000309204A - 車軸アセンブリと車軸アセンブリ内の潤滑剤の流れを制御する方法 - Google Patents
車軸アセンブリと車軸アセンブリ内の潤滑剤の流れを制御する方法Info
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- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
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- F16C33/66—Special parts or details in view of lubrication
- F16C33/6637—Special parts or details in view of lubrication with liquid lubricant
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- General Details Of Gearings (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 全浮動式及び半浮動式車軸アセンブリに対し
同じデフ・キャリアを使用できるようにすることにあ
る。 【解決手段】 車軸アセンブリ1の潤滑システムは、デ
フ・キャリア10と、側方軸受アセンブリ20と、前記
デフ・キャリアと前記軸受アセンブリとの間に設けた環
状のドレン戻しスペーサ30と、このドレン戻しスペー
サを軸受アセンブリに対し選択的に位置決めする装置2
2、32とを包含する。ドレン戻しスペーサ30には、
このドレン戻しスペーサを貫いて形成したドレン戻しみ
ぞ31を設ける。所望の潤滑剤流れ径路を形成するよう
に、ドレン戻しみぞの位置を選択的に調整することによ
り、デフ・ギヤと車軸管18との間の潤滑剤の流れを制
御する。
同じデフ・キャリアを使用できるようにすることにあ
る。 【解決手段】 車軸アセンブリ1の潤滑システムは、デ
フ・キャリア10と、側方軸受アセンブリ20と、前記
デフ・キャリアと前記軸受アセンブリとの間に設けた環
状のドレン戻しスペーサ30と、このドレン戻しスペー
サを軸受アセンブリに対し選択的に位置決めする装置2
2、32とを包含する。ドレン戻しスペーサ30には、
このドレン戻しスペーサを貫いて形成したドレン戻しみ
ぞ31を設ける。所望の潤滑剤流れ径路を形成するよう
に、ドレン戻しみぞの位置を選択的に調整することによ
り、デフ・ギヤと車軸管18との間の潤滑剤の流れを制
御する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の津力伝達シス
テムのような動力伝達システムに使う車軸アセンブリの
潤滑システムに関する。ことに本発明は、デフ・ギヤ及
び車軸管の間の潤滑剤の流れを制御する方法と、選択的
に調整できるドレン戻しスペーサを持ち所望の潤滑油流
路を形成するように車軸管アセンブリに対し流入し又流
出する潤滑油の流れを制御する車軸アセンブリとに関す
る。
テムのような動力伝達システムに使う車軸アセンブリの
潤滑システムに関する。ことに本発明は、デフ・ギヤ及
び車軸管の間の潤滑剤の流れを制御する方法と、選択的
に調整できるドレン戻しスペーサを持ち所望の潤滑油流
路を形成するように車軸管アセンブリに対し流入し又流
出する潤滑油の流れを制御する車軸アセンブリとに関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の従来の車軸アセンブリは、デフ
・ギヤとその両側部に入込む1対の駆動軸アセンブリと
を備える。側部軸受アセンブリ及びデフ・キャリアの間
に中実の環状スペーサを設けてある。各駆動軸は通常各
車軸管内に配置してある。
・ギヤとその両側部に入込む1対の駆動軸アセンブリと
を備える。側部軸受アセンブリ及びデフ・キャリアの間
に中実の環状スペーサを設けてある。各駆動軸は通常各
車軸管内に配置してある。
【0003】通常運転時には、デフ・キャリアからの潤
滑剤は、デフ・リング・ギヤの回転による又はその他の
手段による潤滑剤のはねかけによって各車軸管に入込
む。
滑剤は、デフ・リング・ギヤの回転による又はその他の
手段による潤滑剤のはねかけによって各車軸管に入込
む。
【0004】車軸アセンブリが全浮動式であるときは、
各車輪端部は潤滑を必要としない。従って各車軸管内に
溜まる潤滑剤はキャリア・ボウルに戻さなければならな
い。このために従来の構造のキャリア・ボウルは、下方
に向く鋳込みのドレン戻しみぞ(cast−in dr
ain−back channel)を形成してある。
各車輪端部は潤滑を必要としない。従って各車軸管内に
溜まる潤滑剤はキャリア・ボウルに戻さなければならな
い。このために従来の構造のキャリア・ボウルは、下方
に向く鋳込みのドレン戻しみぞ(cast−in dr
ain−back channel)を形成してある。
【0005】或は車軸アセンブリが半浮動式(semi
−floating type)であるときは、各車輪
端部は適当な潤滑を必要とする。この場合各車軸管内に
若干量の潤滑剤を維持することが望ましい。このために
キャリア・ボウルは、上方に面し潤滑剤を各車軸管穴内
に捕捉できる鋳込みのドレン戻しみぞを形成してある。
−floating type)であるときは、各車輪
端部は適当な潤滑を必要とする。この場合各車軸管内に
若干量の潤滑剤を維持することが望ましい。このために
キャリア・ボウルは、上方に面し潤滑剤を各車軸管穴内
に捕捉できる鋳込みのドレン戻しみぞを形成してある。
【0006】この場合、それぞれ鋳込みのドレン戻しみ
ぞをただし互いに異なる位置に設けた、全浮動式車軸ア
センブリ(full−floating type a
xle assembly)に対し又半浮動式車軸アセ
ンブリ(semi−floating type ax
le assembly)に対し互いに異なる2種類の
デフ・キャリアを必要とする。
ぞをただし互いに異なる位置に設けた、全浮動式車軸ア
センブリ(full−floating type a
xle assembly)に対し又半浮動式車軸アセ
ンブリ(semi−floating type ax
le assembly)に対し互いに異なる2種類の
デフ・キャリアを必要とする。
【0007】
【発明の要約】本発明は従来の前記したような障害を除
くことにある。
くことにある。
【0008】本発明は、デフ・ギヤ及び車軸管の間の潤
滑剤の流れを制御する方法と、選択的に調整できるドレ
ン戻しスペーサを持ち各車軸管アセンブリに対し流入し
又流出する潤滑油の流れを制御しそして全浮動式及び半
浮動式の両方式車軸アセンブリに対し車軸アセンブリ製
造業者が同じデフ・ギヤ・キャリアを使うことのできる
所望の潤滑油流路を形成する車軸アセンブリとを提供す
る。
滑剤の流れを制御する方法と、選択的に調整できるドレ
ン戻しスペーサを持ち各車軸管アセンブリに対し流入し
又流出する潤滑油の流れを制御しそして全浮動式及び半
浮動式の両方式車軸アセンブリに対し車軸アセンブリ製
造業者が同じデフ・ギヤ・キャリアを使うことのできる
所望の潤滑油流路を形成する車軸アセンブリとを提供す
る。
【0009】さらに本発明によれば、ドレン戻しスペー
サを所定の角度位置に選択的に位置決めすることにより
デフ・ギヤ及び車軸管の間の車軸アセンブリ内潤滑剤流
れを制御する方法を提供する。
サを所定の角度位置に選択的に位置決めすることにより
デフ・ギヤ及び車軸管の間の車軸アセンブリ内潤滑剤流
れを制御する方法を提供する。
【0010】本発明によればなお、デフ・キャリアとデ
フ・キャリアに対する選択的なドレン戻しスペーサ位置
決めを行う装置を設けた別個のドレン戻しスペーサ(従
来の鋳込みのドレン戻しみぞの代り)とを備えた車軸ア
センブリが得られる。
フ・キャリアに対する選択的なドレン戻しスペーサ位置
決めを行う装置を設けた別個のドレン戻しスペーサ(従
来の鋳込みのドレン戻しみぞの代り)とを備えた車軸ア
センブリが得られる。
【0011】
【実施例】先ず図1に示すように本発明による車軸アセ
ンブリ1は、デフ・キャリア(differentia
l carrier)10とデフ・キャリア10に側方
軸受アセンブリ20を介し組付けたデフ・ケース(di
fferential case)11とを備える。側
方軸受アセンブリ20は、軸受キャップ21と円筒形軸
受カップ25内に通常プレスばめ又はその他の方法で固
定したころ軸受23'とを備える。リング・ギヤ4は、
デフ・ケース11に取付けられ駆動ピニオン軸2の駆動
ピニオン3にかみあうようにしてある。ピニオン軸2は
推進軸(図示してない)から伝わるトルクにより回転す
る。デフ・ケース11には1対のピニオン・ギヤ16と
各ピニオン・ギヤ16にかみあう左右のサイド・ギヤ1
2とを設けてある。各ピニオン・ギヤ16はピニオン軸
15によりデフ・ケース11に取付けられ、又各サイド
・ギヤ12はそれぞれ車軸17にスプラインばめ(sp
line engagement)により連結してあ
る。各車軸17は、デフ・キャリア10の互いに対向す
る側部から外方に延びる2本の車軸管18内に納めてあ
る。本車軸アセンブリはさらに、デフ・キャリア10及
び軸受カップ25の間に挟んだ1対の環状のドレン戻し
スペーサ(drain−back spacer)30
を備える。
ンブリ1は、デフ・キャリア(differentia
l carrier)10とデフ・キャリア10に側方
軸受アセンブリ20を介し組付けたデフ・ケース(di
fferential case)11とを備える。側
方軸受アセンブリ20は、軸受キャップ21と円筒形軸
受カップ25内に通常プレスばめ又はその他の方法で固
定したころ軸受23'とを備える。リング・ギヤ4は、
デフ・ケース11に取付けられ駆動ピニオン軸2の駆動
ピニオン3にかみあうようにしてある。ピニオン軸2は
推進軸(図示してない)から伝わるトルクにより回転す
る。デフ・ケース11には1対のピニオン・ギヤ16と
各ピニオン・ギヤ16にかみあう左右のサイド・ギヤ1
2とを設けてある。各ピニオン・ギヤ16はピニオン軸
15によりデフ・ケース11に取付けられ、又各サイド
・ギヤ12はそれぞれ車軸17にスプラインばめ(sp
line engagement)により連結してあ
る。各車軸17は、デフ・キャリア10の互いに対向す
る側部から外方に延びる2本の車軸管18内に納めてあ
る。本車軸アセンブリはさらに、デフ・キャリア10及
び軸受カップ25の間に挟んだ1対の環状のドレン戻し
スペーサ(drain−back spacer)30
を備える。
【0012】次に図2ないし図5に示すようにドレン戻
しスペーサ30は、外周面34、内周面35及び2つの
側面33、33'により形成した環状の本体と、この本
体を貫いて形成した潤滑剤ドレン戻しみぞ(lubri
cant drain−back channel)3
1とを備える。好適な実施例ではドレン戻しみぞ31
は、ドレン戻しスペーサ30の側面33に形成され軸受
アセンブリ20に面する切欠きに形成してある。或は潤
滑剤ドレン戻しみぞ31は、外周面34から内周面35
にドレン戻しスペーサ30の本体を貫いて延びる穴(図
示してない)の形状又はその他の任意適当な形状を持つ
ようにすることができる。
しスペーサ30は、外周面34、内周面35及び2つの
側面33、33'により形成した環状の本体と、この本
体を貫いて形成した潤滑剤ドレン戻しみぞ(lubri
cant drain−back channel)3
1とを備える。好適な実施例ではドレン戻しみぞ31
は、ドレン戻しスペーサ30の側面33に形成され軸受
アセンブリ20に面する切欠きに形成してある。或は潤
滑剤ドレン戻しみぞ31は、外周面34から内周面35
にドレン戻しスペーサ30の本体を貫いて延びる穴(図
示してない)の形状又はその他の任意適当な形状を持つ
ようにすることができる。
【0013】車軸アセンブリ1は、詳細に後述するよう
に油ドレン戻しみぞを軸受キャップ21に対し選択的に
位置決めする装置を備える。
に油ドレン戻しみぞを軸受キャップ21に対し選択的に
位置決めする装置を備える。
【0014】前記したように運転時に若干量のディファ
レンシャル潤滑剤が通常リング・ギヤ4の回転による又
はその他の手段による潤滑剤のはねかけによって車軸管
18により形成した空間に入込む。
レンシャル潤滑剤が通常リング・ギヤ4の回転による又
はその他の手段による潤滑剤のはねかけによって車軸管
18により形成した空間に入込む。
【0015】車軸端部(図示してない)の潤滑を必要と
しない全浮動式車軸アセンブリを使う場合は、潤滑剤は
デフ・キャリア・ボウル(図示してない)に排出しなけ
ればならない。
しない全浮動式車軸アセンブリを使う場合は、潤滑剤は
デフ・キャリア・ボウル(図示してない)に排出しなけ
ればならない。
【0016】車軸アセンブリを全浮動式(full f
loating type)車軸に対し使う場合或は車
軸端部の潤滑を必要とする半浮動式(semi−flo
ating tyupe)車軸を使う場合には、車軸管
18内に若干量の潤滑剤を捕捉する必要がある。
loating type)車軸に対し使う場合或は車
軸端部の潤滑を必要とする半浮動式(semi−flo
ating tyupe)車軸を使う場合には、車軸管
18内に若干量の潤滑剤を捕捉する必要がある。
【0017】本発明は、車軸アセンブリ内の潤滑剤の流
れ、ことに車軸管から後述するデフ・キャリア・ボウル
に排出する潤滑剤の流れを制御する方法を提供する。
れ、ことに車軸管から後述するデフ・キャリア・ボウル
に排出する潤滑剤の流れを制御する方法を提供する。
【0018】車軸アセンブリ1の組立て中に、ドレン戻
しみぞ31を持つドレン戻しスペーサ30をデフ・キャ
リア10及び軸受カップ25の間に設け、次いで所望の
潤滑剤流れ径路が得られるようにスペーサ30を軸受キ
ャップ21に対し適正に位置させドレン戻しみぞ31を
適正に向きを定めるようにする。最後の工程でデフ・キ
ャリア10及び軸受カップ25の間に挟み軸受カップ2
5をデフ・キャリア10に固定することによりスペーサ
30を鎖錠する。
しみぞ31を持つドレン戻しスペーサ30をデフ・キャ
リア10及び軸受カップ25の間に設け、次いで所望の
潤滑剤流れ径路が得られるようにスペーサ30を軸受キ
ャップ21に対し適正に位置させドレン戻しみぞ31を
適正に向きを定めるようにする。最後の工程でデフ・キ
ャリア10及び軸受カップ25の間に挟み軸受カップ2
5をデフ・キャリア10に固定することによりスペーサ
30を鎖錠する。
【0019】好適な実施例ではドレン戻しスペーサ30
の位置決め工程は、スペーサ30を所定の角度位置に回
動しドレン戻しみぞ31を軸受キャップ21に対し所望
の位置に向けるようにすることによって終える。
の位置決め工程は、スペーサ30を所定の角度位置に回
動しドレン戻しみぞ31を軸受キャップ21に対し所望
の位置に向けるようにすることによって終える。
【0020】半浮動式車軸アセンブリの場合には各車軸
端部に潤滑を必要とするときは、ドレン戻しスペーサ3
0をドレン戻しみぞ31が最上部位置に配置され潤滑の
ために車軸管18内に若干量の潤滑剤が捕捉されるよう
に位置決めする。
端部に潤滑を必要とするときは、ドレン戻しスペーサ3
0をドレン戻しみぞ31が最上部位置に配置され潤滑の
ために車軸管18内に若干量の潤滑剤が捕捉されるよう
に位置決めする。
【0021】或は全浮動式車軸アセンブリの場合に各車
軸端部が潤滑を必要としないときは、ドレン戻しみぞが
最下部位置(図2、図3及び図5に破線で示したみぞ3
1')に配置され潤滑剤をデフ・キャリア・ボウルに戻
すことができるようにドレン戻しスペーサ30を位置さ
せる。
軸端部が潤滑を必要としないときは、ドレン戻しみぞが
最下部位置(図2、図3及び図5に破線で示したみぞ3
1')に配置され潤滑剤をデフ・キャリア・ボウルに戻
すことができるようにドレン戻しスペーサ30を位置さ
せる。
【0022】図2ないし図5に示した本発明の第1の実
施例によればドレン戻しスペーサ30を選択的に位置決
めする装置は、ドレン戻しスペーサ30に形成した半径
方向外方に延びる舌状部分32と、軸受キャップ21の
側面23に形成されドレン戻しスペーサ30に面する対
応する切欠き22とを備える。この車軸アセンブリの組
立て中に舌状部分32を対応する切欠き22内に受入れ
ることによりドレン戻しみぞ31をデフ・キャリア10
に対し所望の位置に位置決めしスペーサ30をこの位置
に鎖錠する。図2に示すように潤滑剤ドレン戻しみぞ3
1は舌状部分32と同じ環状スペーサ30の半部分に形
成する。すなわち切欠き22に舌状部分32を受入れる
とドレン戻しみぞ31はその潤滑剤を捕捉する最上部位
置に配向される。又ドレン戻しみぞをスペーサ30の反
対側部分(図2及び図3の破線で示したみぞ31')に
形成すると、この場合切欠き22に舌状部分32を受入
れるときはドレン戻しみぞ31'は最下部位置に配置さ
れ潤滑剤をキャリア・ボウルに排出することができる。
施例によればドレン戻しスペーサ30を選択的に位置決
めする装置は、ドレン戻しスペーサ30に形成した半径
方向外方に延びる舌状部分32と、軸受キャップ21の
側面23に形成されドレン戻しスペーサ30に面する対
応する切欠き22とを備える。この車軸アセンブリの組
立て中に舌状部分32を対応する切欠き22内に受入れ
ることによりドレン戻しみぞ31をデフ・キャリア10
に対し所望の位置に位置決めしスペーサ30をこの位置
に鎖錠する。図2に示すように潤滑剤ドレン戻しみぞ3
1は舌状部分32と同じ環状スペーサ30の半部分に形
成する。すなわち切欠き22に舌状部分32を受入れる
とドレン戻しみぞ31はその潤滑剤を捕捉する最上部位
置に配向される。又ドレン戻しみぞをスペーサ30の反
対側部分(図2及び図3の破線で示したみぞ31')に
形成すると、この場合切欠き22に舌状部分32を受入
れるときはドレン戻しみぞ31'は最下部位置に配置さ
れ潤滑剤をキャリア・ボウルに排出することができる。
【0023】従って潤滑剤ドレン戻しみぞ31に対する
舌状部分32の角度方向位置を変えることにより潤滑剤
ドレン戻しみぞ31の選択的位置決めができる。たとえ
ばそれぞれ舌状部分32に対するドレン戻しみぞ31の
異なる円周方向配置を持つ若干の各ドレン戻しスペーサ
を使いドレン戻しみぞ31を軸受キャップ21に対し選
択的に位置決めすることができる。
舌状部分32の角度方向位置を変えることにより潤滑剤
ドレン戻しみぞ31の選択的位置決めができる。たとえ
ばそれぞれ舌状部分32に対するドレン戻しみぞ31の
異なる円周方向配置を持つ若干の各ドレン戻しスペーサ
を使いドレン戻しみぞ31を軸受キャップ21に対し選
択的に位置決めすることができる。
【0024】図6は、本発明の第2の実施例による側方
軸受アセンブリ40及びドレン戻しスペーサ50の各斜
視図を示す。側方軸受アセンブリ40は軸受キャップ4
1、ころ軸受(図示してない)及び円筒形軸受カップ4
5を備える。ころ軸受は通常軸受カップ45内にプレス
ばめ又はその他の方法で固定する。図示のようにドレン
戻しスペーサ50には、ドレン戻しスペーサ50の外周
面54から軸受キャップ41に向かって軸線方向に延び
るピン部材56を設けてある。これに対応して軸受キャ
ップ41には、ピン部材56を受入れる組合いくぼみ4
6を設けてある。好適な実施例ではピン部材56は、ド
レン戻しスペーサ50の外周面54に溶接又はその他の
方法で固定してある。ピン部材56及び組合いくぼみ4
6は円形、長方形、三角形又はその他任意の横断面形状
を持つ。この車軸アセンブリの組立て中にピン部材56
を組合いくぼみ46内に挿入してドレン戻しスペーサを
軸受キャップ41に対し位置決めし鎖錠する。それぞれ
ピン部材56に対し互いに異なる配向のドレン戻しみぞ
(たとえば最上部位置のみぞ51又は最下部位置のみぞ
51')を持つ若干のドレン戻しスペーサは、使用車軸
形式に従って種種の潤滑剤流れ径路を形成するのに使う
ことができる。
軸受アセンブリ40及びドレン戻しスペーサ50の各斜
視図を示す。側方軸受アセンブリ40は軸受キャップ4
1、ころ軸受(図示してない)及び円筒形軸受カップ4
5を備える。ころ軸受は通常軸受カップ45内にプレス
ばめ又はその他の方法で固定する。図示のようにドレン
戻しスペーサ50には、ドレン戻しスペーサ50の外周
面54から軸受キャップ41に向かって軸線方向に延び
るピン部材56を設けてある。これに対応して軸受キャ
ップ41には、ピン部材56を受入れる組合いくぼみ4
6を設けてある。好適な実施例ではピン部材56は、ド
レン戻しスペーサ50の外周面54に溶接又はその他の
方法で固定してある。ピン部材56及び組合いくぼみ4
6は円形、長方形、三角形又はその他任意の横断面形状
を持つ。この車軸アセンブリの組立て中にピン部材56
を組合いくぼみ46内に挿入してドレン戻しスペーサを
軸受キャップ41に対し位置決めし鎖錠する。それぞれ
ピン部材56に対し互いに異なる配向のドレン戻しみぞ
(たとえば最上部位置のみぞ51又は最下部位置のみぞ
51')を持つ若干のドレン戻しスペーサは、使用車軸
形式に従って種種の潤滑剤流れ径路を形成するのに使う
ことができる。
【0025】図7は本発明の第3の実施例による側方軸
受アセンブリ60及びドレン戻しスペーサ70の各斜視
図である。側方軸受アセンブリ60は、軸受キャップ6
1、ころ軸受(図示してない)及び円筒形軸受カップ6
5を備える。ころ軸受は通常軸受カップ65内にプレス
ばめ又はその他の方法で固定してある。図示のように軸
受キャップ61は、軸受キャップ61の側面63から軸
線方向に延びドレン戻しスペーサ70に面する舌状部分
62を備える。ドレン戻しスペーサ70は、ドレン戻し
スペーサ70の外周面74に形成した対応する切欠き7
2と潤滑剤ドレン戻しみぞ71とを備える。この車軸ア
センブリの組立て中に舌状部分62は対応する切欠き7
2内に受入れることによりドレン戻しみぞ61をデフ・
キャリア10に対して所望の位置に位置決めし、ドレン
戻しスペーサ70をこの場に鎖錠する。図7に示すよう
に潤滑剤用のドレン戻しみぞ71は、環状のドレン戻し
スペーサ70の切欠き72と同じ半部分に形成する。す
なわち舌状部分62を切欠き72に受入れるときは、ド
レン戻しみぞ71はその潤滑剤を捕捉する最上部位置に
向きを定める。又ドレン戻しみぞはドレン戻しスペーサ
70の反対側部分(図7に破線で示したドレン戻しみぞ
71')に形成する。次いで舌状部分62を切欠き72
に受入れるときは、ドレン戻しみぞ71'はその最下部
位置に配置され潤滑剤を排出してキャリア・ボウルに戻
すことができる。
受アセンブリ60及びドレン戻しスペーサ70の各斜視
図である。側方軸受アセンブリ60は、軸受キャップ6
1、ころ軸受(図示してない)及び円筒形軸受カップ6
5を備える。ころ軸受は通常軸受カップ65内にプレス
ばめ又はその他の方法で固定してある。図示のように軸
受キャップ61は、軸受キャップ61の側面63から軸
線方向に延びドレン戻しスペーサ70に面する舌状部分
62を備える。ドレン戻しスペーサ70は、ドレン戻し
スペーサ70の外周面74に形成した対応する切欠き7
2と潤滑剤ドレン戻しみぞ71とを備える。この車軸ア
センブリの組立て中に舌状部分62は対応する切欠き7
2内に受入れることによりドレン戻しみぞ61をデフ・
キャリア10に対して所望の位置に位置決めし、ドレン
戻しスペーサ70をこの場に鎖錠する。図7に示すよう
に潤滑剤用のドレン戻しみぞ71は、環状のドレン戻し
スペーサ70の切欠き72と同じ半部分に形成する。す
なわち舌状部分62を切欠き72に受入れるときは、ド
レン戻しみぞ71はその潤滑剤を捕捉する最上部位置に
向きを定める。又ドレン戻しみぞはドレン戻しスペーサ
70の反対側部分(図7に破線で示したドレン戻しみぞ
71')に形成する。次いで舌状部分62を切欠き72
に受入れるときは、ドレン戻しみぞ71'はその最下部
位置に配置され潤滑剤を排出してキャリア・ボウルに戻
すことができる。
【0026】従ってドレン戻しみぞ71に対する切欠き
72の角度方向位置を変えることにより、潤滑剤用のド
レン戻しみぞ71の選択的位置決めができる。たとえば
それぞれ切欠き72に対し互いに異なる配置のドレン戻
しみぞ71を持つ若干の各ドレン戻しスペーサを使い軸
受キャップ61に対しドレン戻しみぞ71を選択的に位
置決めすることができる。
72の角度方向位置を変えることにより、潤滑剤用のド
レン戻しみぞ71の選択的位置決めができる。たとえば
それぞれ切欠き72に対し互いに異なる配置のドレン戻
しみぞ71を持つ若干の各ドレン戻しスペーサを使い軸
受キャップ61に対しドレン戻しみぞ71を選択的に位
置決めすることができる。
【0027】図8に示した第4の実施例ではドレン戻し
スペーサ70に、ドレン戻しスペーサ70の外周辺74
に一般に相互に対向して形成した2個の切欠き72、7
2'を設けてある(2個以上の切欠きを持つドレン戻し
スペーサも本発明の範囲内である)。各切欠き72、7
2'は軸受けキャップ61の舌状部分62を受入れる。
すなわちドレン戻しスペーサ70は、軸受キャップ61
に対しドレン戻しみぞ71の2つの互いに異なる位置を
定めることができ、又全浮動式及び半浮動式の両方の車
軸アセンブリに使うことができる。
スペーサ70に、ドレン戻しスペーサ70の外周辺74
に一般に相互に対向して形成した2個の切欠き72、7
2'を設けてある(2個以上の切欠きを持つドレン戻し
スペーサも本発明の範囲内である)。各切欠き72、7
2'は軸受けキャップ61の舌状部分62を受入れる。
すなわちドレン戻しスペーサ70は、軸受キャップ61
に対しドレン戻しみぞ71の2つの互いに異なる位置を
定めることができ、又全浮動式及び半浮動式の両方の車
軸アセンブリに使うことができる。
【0028】以上本発明をその好適な実施例について添
付図面により詳細に説明したが、本発明はなおその精神
を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができるのは
もちろんである。
付図面により詳細に説明したが、本発明はなおその精神
を逸脱しないで種種の変化変型を行うことができるのは
もちろんである。
【図1】本発明車軸アセンブリの一部を水平断面にして
示す平面図である。
示す平面図である。
【図2】本発明の第1実施例の軸受キャップ、軸受カッ
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
【図3】図2のドレン戻しスペーサの拡大平面図であ
る。
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明の第2実施例の軸受キャップ、軸受カッ
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
【図7】本発明の第3実施例の軸受キャップ、軸受カッ
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
【図8】本発明の第4実施例の軸受キャップ、軸受カッ
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
プ、ドレン戻しスペーサ及び一部のデフ・キャリア部分
の斜視図である。
1 車軸アセンブリ 10 デフ・キャリア 18 車軸管 20 側方軸受アセンブリ 21 軸受キャップ 23' ころ軸受 25 軸受カップ 30 ドレン戻しスペーサ 31、31' ドレン戻しみぞ
Claims (11)
- 【請求項1】 車軸アセンブリ内の潤滑剤の流れを制御
する方法において、 軸受カップ内に固定したころ軸受と、軸受キャップとを
備えた側方軸受アセンブリに隣接して、車軸管アセンブ
リに対し流入し又流出する潤滑油の流れを制御する少な
くとも1つの油ドレン戻しみぞを持つドレン戻しスペー
サを設ける段階と、 所望の潤滑油流れ径路を提供するように、前記ドレン戻
しスペーサを前記軸受キャップに対し選択的に位置決め
する段階と、 前記ドレン戻しスペーサをデフ・キャリアに対し適当な
位置に鎖錠する段階と、を包含する、車軸アセンブリ内
の潤滑剤の流れを制御する方法。 - 【請求項2】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする段階が、前記ドレン戻
しスペーサを所定の角度位置に回動することにより、前
記軸受キャップに対し前記ドレン戻しみぞを所定の位置
に位置決めする段階を含む請求項1の、車軸アセンブリ
内の潤滑剤の流れを制御する方法。 - 【請求項3】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し適当な位置に鎖錠する段階が、 前記ドレン戻しスペーサと前記軸受キャップとの一方に
少なくとも1つの舌状部分を形成する段階と、 前記軸受カップと前記ドレン戻しスペーサとの一方に少
なくとも1つの切欠きを形成する段階と、 前記切欠き内に前記舌状部分を鎖錠する段階と、を含む
請求項1の、車軸アセンブリ内の潤滑剤の流れを制御す
る方法。 - 【請求項4】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする段階が、 前記潤滑剤ドレン戻しみぞが、最下部位置に配置される
ときに、前記ドレン戻しスペーサを或る位置に位置決め
し、車輪端部が潤滑を必要としないときに、潤滑剤を前
記デフ・キャリアに戻すことのできる下部ドレン戻しを
設ける段階を含む請求項1の、車軸アセンブリ内の潤滑
剤の流れを制御する方法。 - 【請求項5】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする段階が、 前記油ドレン戻しみぞが、最上部位置に位置決めされ、
各車輪端部が潤滑を必要とするときに、潤滑剤を各車軸
管穴内に捕捉することのできる上部ドレン戻しを設ける
段階を含む請求項1の、車軸アセンブリ内の潤滑剤の流
れを制御する方法。 - 【請求項6】 軸受キャップと軸受カップ内に取付けた
ころ軸受とを備えた側方軸受アセンブリ内に回転できる
ように配置した車軸と、 前記軸受アセンブリに隣接して連結された環状のドレン
戻しスペーサであって、このドレン戻しスペーサを貫い
て延び、このドレン戻しスペーサを経て潤滑剤を送るの
に適する潤滑剤ドレン戻しみぞを備えたドレン戻しスペ
ーサと、 前記潤滑剤ドレン戻しみぞを前記軸受キャップに対し選
択的に位置決めする手段と、を包含する車軸アセンブ
リ。 - 【請求項7】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする前記手段に、 前記ドレン戻しスペーサと前記軸受キャップとの一方に
形成した舌状部分と、 前記軸受キャップと前記ドレン戻しスペーサとの一方に
形成した対応する切欠きと、を設け、前記切欠きが前記
舌状部分を受入れ前記ドレン戻しスペーサと前記軸受キ
ャップとの間の相対位置を維持するようにした請求項6
の車軸アセンブリ。 - 【請求項8】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする前記手段に、 前記ドレン戻しスペーサに形成したピン部材と、 前記軸受キャップに形成した対応するくぼみと、を設
け、前記くぼみが前記ピン部材を受入れ、前記ドレン戻
しスペーサと前記軸受カップとの間の相対位置を維持す
るようにした請求項6の車軸アセンブリ。 - 【請求項9】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キャ
ップに対し選択的に位置決めする前記手段に、 前記軸受キャップに形成した舌状部分と、 前記ドレン戻しスペーサに形成した対応する切欠きと、
を設け、前記切欠きが前記舌状部分を受入れ、前記ドレ
ン戻しスペーサと前記軸受キャップとの間の相対位置を
維持するようにした請求項6の車軸アセンブリ。 - 【請求項10】 前記ドレン戻しスペーサを前記軸受キ
ャップに対し選択的に位置決めする前記手段に、 前記軸受キャップに形成した舌状部分と、 前記ドレン戻しスペーサに形成したく少なくとも2箇所
の切欠きと、を設け、前記切欠きの一方が前記舌状部分
を受入れ、前記ドレン戻しスペーサと前記軸受キャップ
との間の相対位置を維持するようにした請求項6の車軸
アセンブリ。 - 【請求項11】 軸受キャップと、軸受カップ内に取付
けたころ軸受とを備えた側方軸受アセンブリ内に回転で
きるように配置した車軸と、 前記軸受アセンブリに隣接して連結した環状のドレン戻
しスペーサと、を包含し、 前記ドレン戻しスペーサに、外周面、内周面及び2つの
環状側面を設け、 前記ドレン戻しスペーサにさらに、このドレン戻しスペ
ーサを貫いて延び、このドレン戻しスペーサを経て潤滑
剤を送るのに適する潤滑剤ドレン戻しみぞを設け、 前記ドレン戻しスペーサにさらに、このドレン戻しスペ
ーサの前記外周面に形成した少なくとも1つの舌状部分
又は少なくとも1つの切欠きを設け、 前記軸受キャップに、この軸受キャップの前記側面に形
成され、前記ドレン戻しスペーサに面する切欠き又は舌
状部分を設け、 前記軸受キャップの前記切欠きが、前記ドレン戻しスペ
ーサの前記対応する舌状部分を受入れ、又は前記ドレン
戻しスペーサの前記少なくとも1つの切欠きが、前記軸
受キャップの前記対応する舌状部分を受入れ、前記ドレ
ン戻しスペーサと、前記軸受キャップとの間の相対位置
を維持するようにして成る、車軸アセンブリ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/282437 | 1999-03-31 | ||
US09/282,437 US6126565A (en) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | Method for controlling flow of lubrication in axle assembly and axle assembly with selectively adjustable drain-back spacer |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000309204A true JP2000309204A (ja) | 2000-11-07 |
Family
ID=23081520
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000093124A Pending JP2000309204A (ja) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | 車軸アセンブリと車軸アセンブリ内の潤滑剤の流れを制御する方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6126565A (ja) |
JP (1) | JP2000309204A (ja) |
DE (1) | DE10015809A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102889367A (zh) * | 2011-07-22 | 2013-01-23 | 吴江市宏亿纺织有限公司 | 一种输出轴集成装置 |
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---|---|---|---|---|
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US6398689B1 (en) * | 2000-03-27 | 2002-06-04 | American Axle & Manufacturing, Inc. | One piece differential bearing adjuster lock and fastener |
US7229376B1 (en) * | 2004-11-24 | 2007-06-12 | Torque-Traction Technologies, Llc. | Adjustable drain-back baffle |
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JPS551335Y2 (ja) * | 1976-08-03 | 1980-01-16 | ||
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US4227427A (en) * | 1977-09-08 | 1980-10-14 | Dana Corporation | Drive unit assembly |
US4274298A (en) * | 1979-07-06 | 1981-06-23 | Ostrander Robert J | Drive unit seal assembly |
JPS59174450U (ja) * | 1983-05-10 | 1984-11-21 | トヨタ自動車株式会社 | 最終減速装置における潤滑機構 |
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US5415601A (en) * | 1993-06-10 | 1995-05-16 | Zexel-Gleason Usa, Inc. | Parallel-axis differential with restrained center washer |
US5624343A (en) * | 1994-12-28 | 1997-04-29 | Dana Corporation | Pinion mate thrustwasher |
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US5709135A (en) * | 1996-04-04 | 1998-01-20 | Dana Corporation | Clam-shell shaped differential housing and lubrication system therefor |
-
1999
- 1999-03-31 US US09/282,437 patent/US6126565A/en not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-30 DE DE10015809A patent/DE10015809A1/de not_active Withdrawn
- 2000-03-30 JP JP2000093124A patent/JP2000309204A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102889367A (zh) * | 2011-07-22 | 2013-01-23 | 吴江市宏亿纺织有限公司 | 一种输出轴集成装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6126565A (en) | 2000-10-03 |
DE10015809A1 (de) | 2000-10-05 |
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