JP2000308312A - モータの軸受摩耗監視装置 - Google Patents

モータの軸受摩耗監視装置

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JP2000308312A
JP2000308312A JP11108888A JP10888899A JP2000308312A JP 2000308312 A JP2000308312 A JP 2000308312A JP 11108888 A JP11108888 A JP 11108888A JP 10888899 A JP10888899 A JP 10888899A JP 2000308312 A JP2000308312 A JP 2000308312A
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    • F16C17/12Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load
    • F16C17/24Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with devices affected by abnormal or undesired positions, e.g. for preventing overheating, for safety
    • F16C17/246Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement characterised by features not related to the direction of the load with devices affected by abnormal or undesired positions, e.g. for preventing overheating, for safety related to wear, e.g. sensors for measuring wear

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Abstract

(57)【要約】 【課題】軸受の監視のために検出されるモータからの検
出信号を遠隔操作にて調整することにより、検出信号の
調整のための作業性を向上し得るモータの軸受摩耗監視
装置を提供する。 【解決手段】モータからの検出信号を処理することによ
り前記軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段と、軸受
摩耗監視手段により監視された軸受の摩耗状態を表示す
る表示板23と、軸受摩耗監視手段で検出された検出信
号を調整して表示板23に調整された信号を送信するI
Cと、一部にガラス窓30が形成されて表示板23を視
認可能とした端子箱2及び蓋体3と、端子箱2及び蓋体
3の外部からガラス窓30を通して、検出信号を遠隔操
作にて調整する発光素子32、受光素子33を備えたも
のである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モータに内在するシャ
フトの軸受の摩耗を監視するモータの軸受摩耗監視装置
に関し、特に、軸受の監視のために検出されるモータか
らの検出信号を遠隔操作にて調整できるモータの軸受摩
耗監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】モータの一例としてのキャンドモータ
は、一般にポンプ用モータとしてプラントに使用されて
高い信頼性が要求されているため、その回転子を支承す
る軸受の摩耗を外部から監視する装置が不可欠なものと
なっている。従来、この種の軸受摩耗監視装置として
は、例えば図6に示すように、キャンドモータ本体10
1の端部に立設状態で設けられた端子箱102と、この
端子箱102の上面開口部102aを閉塞する蓋体10
3とを有している。
【0003】端子箱102は略円筒状に形成され、その
内部には端子板104が設けられ、この端子板104に
はその板厚方向(端子箱102の軸方向)に延びた複数
本の端子が埋設されている。そして、この端子板104
の各端子のキャンドモータ本体101側には、他端が図
示しないモータのコイルや温度検出用のサーモスタッ
ト、及びキャンドモータ本体101内の軸受の摩耗状態
を検出する検出コイル等に接続された電線の一端が接続
され、端子の端子箱102の上面開口部102a側に
は、端子箱102の外周壁の電線挿通孔110から引き
込まれた外部電源線108(電源ケーブル)等が接続さ
れている。
【0004】蓋体103には、軸受の摩耗状態に対応し
た信号を処理する処理回路等が実装されたプリント基
板、該プリント基板で処理された軸受の摩耗状態を表示
する表示計、プリント基板で処理される信号のゼロ点設
定等ゲイン調整を行うための調整用半固定抵抗器等が配
設されている。また、蓋体103の上面には表示計を外
部から視認可能とするガラス窓106が形成されてお
り、作業者が軸受の摩耗状態を目視できるようにされて
いる。また、蓋体103下端のフランジに複数形成され
たボルト孔にボルト105を挿通し、端子箱102上端
に螺合することにより、端子箱102に蓋体103が取
り付けられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、端子箱102が蓋体103によって密閉され
ているため、プリント基板で処理される信号のゼロ点設
定等ゲイン調整を行うためには、ボルトを全て外して蓋
体103を取り外した後、モータや軸受摩耗監視装置に
通電しつつ、調整用半固定抵抗器をドライバで回す必要
があった。更に、調整後には、再びボルトにて端子箱1
02に蓋体103を取り付ける必要があり、調整作業が
極めて困難であり面倒なものであった。
【0006】また、上記キャンドモータが防爆エリアに
設置されている場合、上述した一連の作業の前に、キャ
ンドモータを非防爆エリアに移動させたり、モータ周囲
の爆発性ガスを取り除く必要があった。この場合は、作
業に多大な時間がかかるため、調整作業時期を考慮する
必要があるという問題があった。本発明は上記問題点を
解決するために、軸受の監視のために検出されるモータ
からの検出信号を遠隔操作にて調整することにより、検
出信号の調整のための作業性を向上し得るモータの軸受
摩耗監視装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために以下の如く構成したものである。即ち、請
求項1に係る発明は、シャフトを回転自在に支承する軸
受を有するモータからの検出信号を処理することにより
前記軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段と、該軸受
摩耗監視手段により監視された軸受の摩耗状態を表示す
る表示手段と、前記軸受摩耗監視手段で検出された検出
信号を調整して前記表示手段に調整された信号を送信す
る調整手段と、前記軸受摩耗監視手段、表示手段、及び
調整手段を内部に密閉収容し、一部に透視窓が形成され
て前記表示手段を視認可能とした保護カバーと、を具備
したモータの軸受摩耗監視装置において、前記保護カバ
ーの外部から前記透視窓を通して、前記調整手段による
検出信号の調整を遠隔操作にて行う遠隔操作手段を備え
たことを特徴とする。かかる構成によれば、軸受摩耗監
視手段にて検出された検出信号を、保護カバーの外部か
ら透視窓を通して遠隔操作手段による遠隔操作にて調整
する。
【0008】請求項2に係る発明は、前記モータが、イ
ンペラと連結したシャフトを回転自在に支承する軸受を
有するキャンドモータであることを特徴とする。かかる
構成によれば、インペラと連結したシャフトを回転自在
に支承する軸受の摩耗を監視する。請求項3に係る発明
は、前記遠隔操作手段が、前記保護カバーの外部から発
せられた光信号を受信する受光素子を有することを特徴
とする。かかる構成によれば、保護カバーの外部から検
出信号の調整のための指令信号を光信号として送信し、
この光信号を受光素子にて受信することにより検出信号
の調整操作を行う。請求項4に係る発明は、前記遠隔操
作手段が、前記保護カバーの外部に光信号を送信する発
光素子を有することを特徴とする。かかる構成によれ
ば、軸受摩耗監視手段で検出した検出信号や設定値を発
光素子にて保護カバーの外部に送信し、この光信号から
検出信号及び設定値を確認可能とする。
【0009】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基い
て説明する。まず、モータにおける軸受の摩耗監視のた
めの構成について、図5(a)及び(b)に基づいて説
明する。本実施形態で適用されるキャンドモータは、ポ
ンプ部のインペラに連結されたシャフト54は、その端
点近傍の2カ所で支承されており、ロータと共に回転子
54を成す。ステータである固定子51の鉄心歯部の1
80度対向した位置において、各鉄心歯部の長手方向全
周に亘って検出コイル52a、52bを取り付け、この
検出コイル52a、52bの出力が差動となるように接
続し、その検出信号を監視するようにしたものである。
【0010】そして、回転子54の回転により検出コイ
ル52a、52bに誘起する電圧は、電源周波数に同期
した基本波電圧に回転子溝54aの影響による高調波電
圧が重畳したものとなるが、180度間隔で設置された
検出コイル52a、52bの出力が差動となるように結
線されているため、基本波電圧が消されて高調波電圧の
瞬時値の差が検出信号として表示される。したがって、
軸受が摩耗し固定子51と回転子54との間隔d1、d
2が変化する(即ち、軸受が摩耗して回転子54がラジ
アル方向に移動する)と、検出コイル52a、52bの
高調波電圧が変化に対応した差動出力となって軸受摩耗
監視装置に伝達されて表示されることになる。
【0011】更に、図示はしないが、固定子鉄心歯部の
長手方向両端にそれぞれ180度間隔で対向する2個の
半径方向検出用の検出コイル52a、52bと2個の軸
方向検出用の検出コイルをそれぞれ設置し、両端で対向
する各検出コイルも検出コイル52a、52bと同様、
差動出力結線されており、軸受が摩耗して回転子54が
スラスト方向に移動した場合にも、その移動に対応した
検出信号が軸受摩耗監視装置に伝達されて表示されるこ
とになる。
【0012】次に、本実施形態における軸受摩耗監視装
置について説明する。図1及び図2において、軸受摩耗
監視装置1は、略円筒形状の端子箱2(ジャンクション
ボックス)と、この端子箱2の上面開口部2aを閉塞す
る如く4本のボルト4で脱着可能に取り付けられた蓋体
3とを有し、これらは保護カバーを成している。端子箱
2は、その下面開口部2b内にガラス製の端子板5が4
本のネジ6によって固定され、この端子板5には複数本
の端子7が、その上下端部を端子板5の板厚方向の両面
から所定寸法突出した状態で、その中央部分が端子板5
に埋設されている。
【0013】端子箱2の外周壁面2cの所定箇所には、
端子箱2の内外に連通する例えば3つのネジ部を有する
電線挿通孔8が併設状態で設けられ、この電線挿通孔8
のネジ部には端子箱2内を気密にし得る適宜材質のグロ
メット9がそれぞれねじ込まれている。また、端子箱2
の下面開口部2bには、ターミナルフランジ10の上部
が固定されて、このターミナルフランジ10の下部がキ
ャンドモータ本体11の外周壁に溶接等で固定されるこ
とにより、端子箱2がキャンドモータ本体11に立設し
た状態で配置されている。
【0014】端子箱2内の端子7は、ボルト状に形成さ
れてその上下端部には雄ネジ7a、7bがそれぞれ形成
されており、この雄ネジ7a、7bには一対のナット1
3、14がそれぞれ螺合されている。そして、端子7の
下端側の雄ネジ7bには、キャンドモータ本体11内部
の図示しないサーモスタット等に接続された内部リード
線15a、及びコイル(図示せず)に接続された内部電
源線16a等の複数の電線が接続されている。また、端
子7の上端側の雄ネジ7aには、上記電線挿通孔8から
端子箱2内に引き込まれた外部リード線(図示せず)や
外部電源線16b(電源ケーブル)、あるいは蓋体3に
接続された信号線17等が接続されている。
【0015】この端子7の雄ネジ7a、7bと各電線の
接続は、ナット13を外した状態で、各電線の端末に固
着された圧着端子18の孔を雄ネジ7a、7bに挿通さ
せ、この雄ネジ7a、7bにナット13を螺合させて締
め付けることによって行われ、圧着端子18は、一対の
ナット13、14で挟持固定されて各端子7に電気的に
接続されている。端子箱2の蓋体3との当接部となる上
面開口部2aの反電線挿通孔8側の端面2dには、蓋係
止用ピン19が埋設されている。この蓋係止用ピン19
は、後述する蓋体3の貫通孔20を貫通して所定長さ上
方に突出する長さに設定され、その下端の雄ネジ19b
を端子箱2の上面開口部2aに設けたネジ孔21(もし
くは孔)に、ねじ込む(もしくは打ち込む)ことによっ
て埋設されている。また、この蓋係止用ピン19の上部
には雄ネジ19aが形成されている。
【0016】ここで、蓋係止用ピン19に係合される蓋
体3の貫通孔20を、蓋体3の外周壁面3c側の端面3
dに設けることにより、蓋体3を蓋係止用ピン19に係
合させた際に、蓋体3が端子箱2の外周壁面2cに並ん
だ状態で保持することができるため、例えば後述するプ
リント基板24の交換等の保守作業時における信号線1
7の配線を容易に行うことができると共に、蓋体3の外
周壁面3cと端子箱2の外周壁面2cの当接によって、
蓋体3の回転が所定範囲内に規制されるため、蓋体3の
保持状態が安定し配線作業の作業性を一層向上させるこ
とが可能となっている。
【0017】一方、端子箱2の上面開口部2aを閉塞す
る箱体3は、略円筒形状に形成されて、その上面開口部
3a側にキャンドモータ本体11内の軸受の摩耗状態を
表示する表示手段としての表示板23が配設されてい
る。この表示板23の下部には、軸受のスラスト方向及
びラジアル方向の摩耗に対応して点灯する複数のLED
(発光ダイオード)31が配設されており、表示板23
は、LED31の光を透過して軸受の摩耗を表示するよ
う構成されている。また、蓋体3の上面には、表示板2
3で表示された軸受の摩耗状態を視認可能とするための
強化ガラスから成るガラス窓30が形成されている。
【0018】表示板23の下部にはプリント基板24が
配設されている。このプリント基板24は、図示の如く
上段、中段、下段の三段で構成されるとともに、これら
三つのプリント基板24は、それぞれ図示しないコネク
タによって電気的に連結されている。プリント基板24
には、キャンドモータの検出コイルからの検出信号によ
り軸受の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段を構成する処
理回路36(図4参照)やトランス25等が実装されて
いる。尚、中段のプリント基板24には入力端子として
の複数本のコネクタ26が設けられている。また、蓋体
3の下面開口部3bは、図示しないネジによって固定さ
れた板体27で閉塞され、この板体27の適宜位置には
内外に連通する信号線挿通孔28が形成されている。そ
して、この信号線17としては例えば多芯ケーブルが使
用され、その一端はプリント基板24に設けられた上記
コネクタ26に接続され、他端は端子箱2の端子7にそ
れぞれ接続されている。
【0019】なお、板体27の信号線挿通孔28内に
は、蓋体3の内部を気密にすると共に信号線17の移動
を防止する樹脂29が充填されており、また、信号線1
7の長さは、板体27より端子箱2側の部分が所定の弛
みを有するように設定されている。この蓋体3の端子箱
2との当接部となる下面開口部3bの外周部の端面3d
には、上下方向に貫通する上記貫通孔20が形成され、
通常この貫通孔20に上記蓋係止用ピン19の突出部が
挿通されている。
【0020】ここで、本発明に係る軸受摩耗監視装置1
においては、端子箱2及び蓋体3の外部からガラス窓3
0を通して、検出コイルで検出された検出信号を遠隔操
作にて調整する遠隔操作手段としての発光素子32及び
受光素子33が配設されている。これら発光素子32及
び受光素子33は、LED31近傍に配設され、図3に
示すように、表示板23に形成された発光素子用孔32
a、受光素子用孔33aによって、ガラス窓30側に受
発光面を対面させた状態で配設されている。これら発光
素子用孔32a、受光素子用孔33aを透過材(透明樹
脂やガラス等)で覆うことにより、透過窓を形成しても
よい。尚、図中の符号31a及び31bは、LED31
の光を透過する複数の透過窓であり、符号31cは、表
示板23に印刷され軸受の摩耗レベルを示すものであ
る。そして、例えば、透過窓31aでは軸受のスラスト
方向の摩耗、透過窓31bでは軸受のラジアル方向の摩
耗をそれぞれ表示することにより、軸受の2方向の摩耗
状態を表示可能としている。
【0021】上記発光素子32及び受光素子33は、図
4に示すように、それぞれ処理回路36中の調整手段と
してのIC35に接続されており、このIC35には、
メモリ及びLED31が接続されている。そして、パソ
コン等外部機器34から発せられた光信号がガラス窓3
0を通って受光素子33で受信されると、その光信号が
電気信号に変換された後、IC35に伝達される。IC
35では、伝達された信号に基づいて検出コイルからの
検出信号を調整し、ゼロ点調整を含むゲイン調整等が行
われた軸受の摩耗状態の信号をLED31に伝達すると
ともに、この調整により決定された設定値を、メモリに
記憶させる。
【0022】また、メモリに記憶された前記設定値を電
気信号としてIC35及び発光素子32に伝達し、この
発光素子32で電気信号を光信号に変換した後、パソコ
ン等外部機器34に光信号を送信する。この光信号をガ
ラス窓30を介してパソコン等外部機器34で受信する
ことにより、軸受摩耗監視装置1にどのような調整が加
えられ、どのような設定値となっているか等の情報を得
ることができる。上記軸受摩耗監視装置1によれば、ガ
ラス窓30を介して、パソコン等外部機器34と発光素
子32及び受光素子33とによる信号の送受信が行われ
るので、端子箱2から蓋体3を取り外すことなく軸受監
視のために検出されるキャンドモータからの検出信号を
遠隔操作にて調整することができ、該検出信号の調整の
ための作業性を向上することができる。
【0023】更に、軸受摩耗監視装置1側のメモリに記
憶された情報を確認しつつ調整作業を行うことができる
ので、迅速で正確な調整作業ができる。以上、本実施形
態について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、発光素子32若しくは受光素子33
のどちらか一方のみが軸受摩耗監視装置1に配設されて
いてもよい。また、発光素子32若しくは受光素子33
による光信号の送受信に代えて、電波等の送受信による
遠隔操作としてもよい。更に、本実施形態はキャンドモ
ータに適用したものであるが、ウェットモータ、誘導電
動機、直流電動機、同期電動機等、他のモータに適用し
てもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、保
護カバーの外部から透視窓を通じて遠隔操作にて調整さ
れるので、保護カバーを外さずに検出信号の調整がで
き、作業性を向上することができる。請求項2記載の発
明によれば、モータとしてキャンドモータを適用したの
で、防爆エリアにモータを設置できるとともに、モータ
を防爆エリアに設置した際の検出信号の調整時における
不都合を防止できる。即ち、検出信号の調整時にモータ
を非防爆エリアに移動させたり、モータ周囲の防爆性ガ
スを取り除く必要がなく、検出信号の調整のための作業
時間を短縮することができるとともに、調整作業時期を
考慮する必要がない。
【0025】請求項3記載の発明によれば、光信号を受
信する受光素子によって検出信号の調整が遠隔操作され
るので、電波で遠隔操作するものに比べ、より正確に調
整作業を行うことができる。即ち、保護カバーは剛性の
要求上一般に金属から成るものであるが、電波による信
号の送受信を行う場合、金属製の保護カバーと電波とが
干渉してノイズが生じてしまう虞があるのに対し、本発
明によれば、かかる不具合を防止することができる。請
求項4記載の発明によれば、発光素子によって保護カバ
ーの外部に光信号を発信するので、検出信号の調整後の
設定値を例えばパソコン等外部機器に送信できるので、
どのような調整が加えられ、どのような設定値となって
いるか等の情報を得ることができ、正確な検出信号の調
整を行うことができる。また、発光素子及び受光素子の
両方を備えれば、検出信号及び設定値を確認しながら軸
受摩耗監視手段で検出した検出信号を調整することがで
きるので、迅速で正確な検出信号の調整を行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示す
断面図
【図2】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示す
上面図
【図3】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置におけ
る表示手段を示す上面図
【図4】本発明に係るモータの軸受摩耗監視装置を示す
ブロック図
【図5】本発明に適用されるキャンドモータの軸受の摩
耗監視構成を示す模式図
【図6】従来のキャンドモータの軸受摩耗監視装置を示
す斜視図
【符号の説明】
1 軸受摩耗監視装置 2、102 端子箱(保護カバー) 2a、102a 上面開口部 2b 下面開口部 2c 外周壁面 3、103 蓋体(保護カバー) 3a 上面開口部 3b 下面開口部 3c 外周壁面 3d 端面 4、105 ボルト 5、104 端子板 6 ネジ 7 端子 7a、7b 雄ネジ 8、110 電線挿通孔 9 グロメット 10 ターミナルフランジ 11、101 キャンドモータ本体 13,14 ナット 15a 内部リード線 16b 外部電源線 17 信号線 18 圧着端子 19 蓋係止用ピン 19a、19b 雄ネジ 20 貫通孔 21 ネジ孔 23 表示板(表示手段) 24 プリント基板 25 トランス 26 コネクタ 27 板体 28 信号線挿通孔 29 樹脂 30 ガラス窓(透視窓) 31 LED 32 発光素子(遠隔操作手段) 33 受光素子(遠隔操作手段) 34 パソコン等外部機器 35 IC(調整手段) 36 処理回路(軸受摩耗監視手段) 51 固定子 52a、52b 検出コイル 54 回転子 54a 回転子溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シャフトを回転自在に支承する軸受を有す
    るモータからの検出信号を処理することにより前記軸受
    の摩耗を監視する軸受摩耗監視手段と、 該軸受摩耗監視手段により監視された軸受の摩耗状態を
    表示する表示手段と、 前記軸受摩耗監視手段で検出された検出信号を調整して
    前記表示手段に調整された信号を送信する調整手段と、 前記軸受摩耗監視手段、表示手段、及び調整手段を内部
    に密閉収容し、一部に透視窓が形成されて前記表示手段
    を視認可能とした保護カバーと、 を具備したモータの軸受摩耗監視装置において、 前記保護カバーの外部から前記透視窓を通して、前記調
    整手段による検出信号の調整を遠隔操作にて行う遠隔操
    作手段を備えたことを特徴とするモータの軸受摩耗監視
    装置。
  2. 【請求項2】前記モータは、インペラと連結したシャフ
    トを回転自在に支承する軸受を有するキャンドモータで
    あることを特徴とする請求項1記載のモータの軸受摩耗
    監視装置。
  3. 【請求項3】前記調整手段は、前記保護カバーの外部か
    ら発せられた光信号を受信する受光素子を有することを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載のモータの軸受摩
    耗監視装置。
  4. 【請求項4】前記調整手段は、前記保護カバーの外部に
    光信号を送信する発光素子を有することを特徴とする請
    求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のモータの軸受
    摩耗監視装置。
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