JP2000307649A - 電話交換システム - Google Patents
電話交換システムInfo
- Publication number
- JP2000307649A JP2000307649A JP11074699A JP11074699A JP2000307649A JP 2000307649 A JP2000307649 A JP 2000307649A JP 11074699 A JP11074699 A JP 11074699A JP 11074699 A JP11074699 A JP 11074699A JP 2000307649 A JP2000307649 A JP 2000307649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voice
- telephone
- path
- quality
- telephone exchange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 パケット通信網全体の通信量を出来る限りお
さえつつ、高品質な音声サービスを柔軟に実現すること
ができることを目的とする。 【解決手段】 少なくとも任意の通話中の音声品質を保
証する能力を通話開始前に予め有するパケット通信網1
501と、電話機能を実現する電話機1201、130
1、1401と、電話機間の電話交換機能を実現する電
話交換機1101と、会議トランク1601、スピーカ
1701等の音声リソースとを有する電話交換システム
であって、電話交換機は、音声リソース毎に音声パスの
音声品質情報が設定してある音声リソース管理テーブル
1110と、音声リソースを使用する場合に必要な音声
リソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソー
ス管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを
自動的に決定する電話交換機能制御部1104とを有す
る。
さえつつ、高品質な音声サービスを柔軟に実現すること
ができることを目的とする。 【解決手段】 少なくとも任意の通話中の音声品質を保
証する能力を通話開始前に予め有するパケット通信網1
501と、電話機能を実現する電話機1201、130
1、1401と、電話機間の電話交換機能を実現する電
話交換機1101と、会議トランク1601、スピーカ
1701等の音声リソースとを有する電話交換システム
であって、電話交換機は、音声リソース毎に音声パスの
音声品質情報が設定してある音声リソース管理テーブル
1110と、音声リソースを使用する場合に必要な音声
リソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソー
ス管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを
自動的に決定する電話交換機能制御部1104とを有す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信の伝送帯域や
送信データ到達時間、伝送優先度などの保証の有無に代
表される多様なデータ伝送サービスをユーザに提供する
ことが可能なパケット通信網を用いる電話交換システム
に関する。
送信データ到達時間、伝送優先度などの保証の有無に代
表される多様なデータ伝送サービスをユーザに提供する
ことが可能なパケット通信網を用いる電話交換システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】構内自動交換機に代表される電話交換技
術において、インターネットの普及や、公衆網を利用し
たLAN間通信の普及に伴い、回線交換網に代表される
高品質音声を特徴とする電話交換網を使った従来の高品
質電話交換サービスだけではなく、音声品質は多少落ち
ても構わないので安価な電話サービスが欲しいというユ
ーザの要求に答えるべく、パケット交換網を使った低品
質ではあるが安価な電話交換サービスが実現され始めて
いる。
術において、インターネットの普及や、公衆網を利用し
たLAN間通信の普及に伴い、回線交換網に代表される
高品質音声を特徴とする電話交換網を使った従来の高品
質電話交換サービスだけではなく、音声品質は多少落ち
ても構わないので安価な電話サービスが欲しいというユ
ーザの要求に答えるべく、パケット交換網を使った低品
質ではあるが安価な電話交換サービスが実現され始めて
いる。
【0003】近年では、音声品質保証技術の向上と通信
コストと通話中の音声品質に対するユーザの要求の多様
化とに伴い、「通話中の音声品質がエンドツーエンドで
保証されている」ギャランティー型と呼ばれる通信種別
と、「通話中の音声品質がエンドツーエンドで保証され
ていない」ベストエフォート型と呼ばれる通信種別との
両方をパケット交換網においてユーザに提供する電話サ
ービスが実現されつつある。
コストと通話中の音声品質に対するユーザの要求の多様
化とに伴い、「通話中の音声品質がエンドツーエンドで
保証されている」ギャランティー型と呼ばれる通信種別
と、「通話中の音声品質がエンドツーエンドで保証され
ていない」ベストエフォート型と呼ばれる通信種別との
両方をパケット交換網においてユーザに提供する電話サ
ービスが実現されつつある。
【0004】ここで「音声品質」としては、任意の値以
上の通信帯域幅を常に確保することが出来るか否かの帯
域確保性や、送信したデータパケットの任意時間以内の
送信先への到達性、送信データパケットが送信先に確実
に届くかどうかの到達確実性、優先度の高いデータパケ
ットが他のデータパケットよりも先に相手に届くかどう
かの追い越し可能性、データ通信の信頼性などがある。
上の通信帯域幅を常に確保することが出来るか否かの帯
域確保性や、送信したデータパケットの任意時間以内の
送信先への到達性、送信データパケットが送信先に確実
に届くかどうかの到達確実性、優先度の高いデータパケ
ットが他のデータパケットよりも先に相手に届くかどう
かの追い越し可能性、データ通信の信頼性などがある。
【0005】しかしながら、少なくとも任意の通話中の
音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有するパケ
ット通信網と、電話機能を実現する電話機と、これら電
話機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議ト
ランクやスピーカ等の音声リソースとから構成される従
来の電話交換システムにおいては、音声リソース毎の音
声品質情報を管理していないため、会議通話やスピーカ
音声出力等の音声リソースを使用したより高品質な電話
サービス実現に必要となる最適音声パスの組み合わせ
(音声リソースと電話機との最適な音声パスの組み合わ
せ)が決定できないという問題点があった。
音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有するパケ
ット通信網と、電話機能を実現する電話機と、これら電
話機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議ト
ランクやスピーカ等の音声リソースとから構成される従
来の電話交換システムにおいては、音声リソース毎の音
声品質情報を管理していないため、会議通話やスピーカ
音声出力等の音声リソースを使用したより高品質な電話
サービス実現に必要となる最適音声パスの組み合わせ
(音声リソースと電話機との最適な音声パスの組み合わ
せ)が決定できないという問題点があった。
【0006】以下に従来のベストエフォート型とギャラ
ンティー型の両通信種別を実現可能なパケット通信網を
使った電話交換サービスについて図3を用いて説明す
る。図3は従来の電話交換システムを示すブロック図で
ある。
ンティー型の両通信種別を実現可能なパケット通信網を
使った電話交換サービスについて図3を用いて説明す
る。図3は従来の電話交換システムを示すブロック図で
ある。
【0007】図3において、3101は電話交換機、3
102はデータ伝送部、3103は通信制御部、310
4は電話交換機能制御部、3105はパスリソース管理
テーブル、3106は帯域確保制御部、3107はパス
制御部、3108は呼状態管理部、3109はアドレス
管理テーブル、3110は音声リソース管理テーブル、
3201、3301、3401は電話機、3202、3
302、3402はデータ伝送部、3203、330
3、3403は通信制御部、3204、3304、34
04は音声入出力部、3205、3305、3405は
電話機能制御部、3206、3306、3406はユー
ザ入力部、3207、3307、3407は表示部、3
501はパケット通信網、3601は会議トランク、3
602はデータ伝送部、3603は通信制御部、360
4は音声処理部、3701はスピーカ、3702はデー
タ伝送部、3703は通信制御部、3704は音声出力
部である。
102はデータ伝送部、3103は通信制御部、310
4は電話交換機能制御部、3105はパスリソース管理
テーブル、3106は帯域確保制御部、3107はパス
制御部、3108は呼状態管理部、3109はアドレス
管理テーブル、3110は音声リソース管理テーブル、
3201、3301、3401は電話機、3202、3
302、3402はデータ伝送部、3203、330
3、3403は通信制御部、3204、3304、34
04は音声入出力部、3205、3305、3405は
電話機能制御部、3206、3306、3406はユー
ザ入力部、3207、3307、3407は表示部、3
501はパケット通信網、3601は会議トランク、3
602はデータ伝送部、3603は通信制御部、360
4は音声処理部、3701はスピーカ、3702はデー
タ伝送部、3703は通信制御部、3704は音声出力
部である。
【0008】以上のように構成された電話交換システム
について、その動作を説明する。
について、その動作を説明する。
【0009】まず、通話開始手順について説明する。電
話機3201から電話機3301への発信を例にとり説
明する。ユーザ入力部3206から入力される通話相手
先である電話機3301を特定するアドレス情報は、通
信制御部3203によりデータ伝送部3202を介して
電話交換機3101に送信される。データ伝送部310
2を介して電話機3201から送信された電話機330
1のアドレス情報は、通信制御部3103により電話交
換機能を実現する電話交換機能制御部3104に渡され
る。電話交換機能制御部3104はアドレス管理テーブ
ル3109を参照しながら、通信制御部3103より受
け取ったアドレス情報を基に、要求通話音声品質を決定
し、また電話機3201との音声パスを開設する通話相
手が電話機3301であることを決定する。要求通話音
声品質による電話機3201と電話機3301との音声
パスが開設出来るか否かの検証と音声品質保証に必要な
任意の制御とは帯域確保制御部3106により行われ
る。なお、開設音声パスの音声品質は、通話相手が決定
する前までの任意の時点で確定されていればよく、例え
ば予め発信元ユーザが通話開始手順を行う前に通話音声
品質情報を入力してもよい。
話機3201から電話機3301への発信を例にとり説
明する。ユーザ入力部3206から入力される通話相手
先である電話機3301を特定するアドレス情報は、通
信制御部3203によりデータ伝送部3202を介して
電話交換機3101に送信される。データ伝送部310
2を介して電話機3201から送信された電話機330
1のアドレス情報は、通信制御部3103により電話交
換機能を実現する電話交換機能制御部3104に渡され
る。電話交換機能制御部3104はアドレス管理テーブ
ル3109を参照しながら、通信制御部3103より受
け取ったアドレス情報を基に、要求通話音声品質を決定
し、また電話機3201との音声パスを開設する通話相
手が電話機3301であることを決定する。要求通話音
声品質による電話機3201と電話機3301との音声
パスが開設出来るか否かの検証と音声品質保証に必要な
任意の制御とは帯域確保制御部3106により行われ
る。なお、開設音声パスの音声品質は、通話相手が決定
する前までの任意の時点で確定されていればよく、例え
ば予め発信元ユーザが通話開始手順を行う前に通話音声
品質情報を入力してもよい。
【0010】要求音声品質による音声パス開設が可能と
判定した場合、電話交換機能制御部3104は、パスリ
ソース管理テーブル3105に発着信アドレス情報(発
信元番号と発信先番号)を格納し、帯域確保制御部31
06とやりとりを行い、音声パスを予約する。並行し
て、電話機3201と電話機3301との音声パスを設
定するために、任意の呼状態を管理する呼状態管理部3
108と電話交換機3101の全体制御を行う電話交換
機能制御部3104とパス設定を行うパス制御部310
7とにより、電話機3201及び電話機3301との間
で呼状態を始めとする呼制御情報をやりとりし、両者の
音声パス設定後、電話機3201と電話機3301との
通話可能な状態である通話状態が確立される。
判定した場合、電話交換機能制御部3104は、パスリ
ソース管理テーブル3105に発着信アドレス情報(発
信元番号と発信先番号)を格納し、帯域確保制御部31
06とやりとりを行い、音声パスを予約する。並行し
て、電話機3201と電話機3301との音声パスを設
定するために、任意の呼状態を管理する呼状態管理部3
108と電話交換機3101の全体制御を行う電話交換
機能制御部3104とパス設定を行うパス制御部310
7とにより、電話機3201及び電話機3301との間
で呼状態を始めとする呼制御情報をやりとりし、両者の
音声パス設定後、電話機3201と電話機3301との
通話可能な状態である通話状態が確立される。
【0011】(表1)にパスリソース管理テーブル31
05の内容を示す。
05の内容を示す。
【0012】
【表1】
【0013】パスリソース管理テーブル3105には、
呼状態管理部3108により決定される呼番号と呼状態
と、発着信番号と、単方向の音声パスを識別するパス識
別子と、パス識別子毎に付与される要求音声品質と、パ
ス識別子毎に付与される音声入出力の方向を示す入力元
番号及び出力先番号と、パス識別子毎に付与されるパス
使用状態とが対になって格納されている。(表1)の内
容は「電話機3201から電話機3301に発信するこ
とにより確立された通話は、呼番号1、現在の呼状態は
通話中であり、電話機3201から電話機3301への
単方向音声パス301と、電話機3301から電話機3
201への単方向音声パス302により構成され、両パ
スとも要求品質はギャランティー型であり、現在使用中
である」ことを示している。
呼状態管理部3108により決定される呼番号と呼状態
と、発着信番号と、単方向の音声パスを識別するパス識
別子と、パス識別子毎に付与される要求音声品質と、パ
ス識別子毎に付与される音声入出力の方向を示す入力元
番号及び出力先番号と、パス識別子毎に付与されるパス
使用状態とが対になって格納されている。(表1)の内
容は「電話機3201から電話機3301に発信するこ
とにより確立された通話は、呼番号1、現在の呼状態は
通話中であり、電話機3201から電話機3301への
単方向音声パス301と、電話機3301から電話機3
201への単方向音声パス302により構成され、両パ
スとも要求品質はギャランティー型であり、現在使用中
である」ことを示している。
【0014】次に、通話状態について説明する。電話機
3201からの外部入力音声は音声入出力部3204か
ら入力される。通信制御部3203は音声入出力部32
04から入力された入力音声をデータ伝送部3202を
介してパケット通信網3501に送信する。送信された
音声データは、送信相手である電話機3301のデータ
伝送部3302に入力される。通信制御部3303は、
データ伝送部3302を介してパケット通信網3501
より受信した音声データを音声入出力部3304に出力
する。電話機3301の外部出力音声は音声入出力部3
304より出力される。以上の電話機3201から電話
機3301への単方向の音声データ送信の動作を電話機
3301から電話機3201に対しても並行して実施し
つづけることで、双方向音声通信状態である通話状態が
維持される。
3201からの外部入力音声は音声入出力部3204か
ら入力される。通信制御部3203は音声入出力部32
04から入力された入力音声をデータ伝送部3202を
介してパケット通信網3501に送信する。送信された
音声データは、送信相手である電話機3301のデータ
伝送部3302に入力される。通信制御部3303は、
データ伝送部3302を介してパケット通信網3501
より受信した音声データを音声入出力部3304に出力
する。電話機3301の外部出力音声は音声入出力部3
304より出力される。以上の電話機3201から電話
機3301への単方向の音声データ送信の動作を電話機
3301から電話機3201に対しても並行して実施し
つづけることで、双方向音声通信状態である通話状態が
維持される。
【0015】次に、音声リソースを利用した電話サービ
スの1つである会議通話について説明する。電話機32
01と電話機3301との通話に、電話機3401が通
話に参加することで、3者同時通話状態である3者会議
通話への移行を例にとり説明する。
スの1つである会議通話について説明する。電話機32
01と電話機3301との通話に、電話機3401が通
話に参加することで、3者同時通話状態である3者会議
通話への移行を例にとり説明する。
【0016】まず、会議開始前の状態である1者保留2
者通話状態への移行手順について説明する。電話機32
01と電話機3301との通話中に電話機3401から
電話機3301への発信があった場合、電話交換機31
01を介してその旨の情報を電話機3301が受信す
る。電話機能制御部3305は、ユーザに対して着信が
あることを知らせるため、表示部3307によりその旨
の情報を表示する。電話機3301のユーザが現在の通
話を中断し電話機3401からの着信に応答する場合に
は、ユーザ入力部3306により現在の通話の保留を指
示する。この保留情報は、通信制御部3303によりデ
ータ伝送部3302を介して電話交換機3101に送信
される。電話交換機能制御部3104はアドレス管理テ
ーブル3109とパスリソース管理テーブル3105と
を参照しながら、通信制御部3103より受け取ったア
ドレス情報を基に、電話機3201に対する保留を指示
する。並行して電話機3301と電話機3401との音
声パスを設定する。音声パス設定後、電話機能制御部3
305は、電話機3301の表示部3307にて電話機
3201との通話を保留中である旨の表示を行う。電話
交換機3101から保留要求を受け取った電話機320
1の電話機能制御部3205は、電話機3301との音
声パスを解放すると共に、ユーザに対して保留された状
態にある旨の情報を表示部3207にて表示し、保留音
を音声入出力部3204にて出力する。これにより、電
話機3201が保留中となり、電話機3301と電話機
3401が通話中である1者保留2者通話状態が実現す
る。
者通話状態への移行手順について説明する。電話機32
01と電話機3301との通話中に電話機3401から
電話機3301への発信があった場合、電話交換機31
01を介してその旨の情報を電話機3301が受信す
る。電話機能制御部3305は、ユーザに対して着信が
あることを知らせるため、表示部3307によりその旨
の情報を表示する。電話機3301のユーザが現在の通
話を中断し電話機3401からの着信に応答する場合に
は、ユーザ入力部3306により現在の通話の保留を指
示する。この保留情報は、通信制御部3303によりデ
ータ伝送部3302を介して電話交換機3101に送信
される。電話交換機能制御部3104はアドレス管理テ
ーブル3109とパスリソース管理テーブル3105と
を参照しながら、通信制御部3103より受け取ったア
ドレス情報を基に、電話機3201に対する保留を指示
する。並行して電話機3301と電話機3401との音
声パスを設定する。音声パス設定後、電話機能制御部3
305は、電話機3301の表示部3307にて電話機
3201との通話を保留中である旨の表示を行う。電話
交換機3101から保留要求を受け取った電話機320
1の電話機能制御部3205は、電話機3301との音
声パスを解放すると共に、ユーザに対して保留された状
態にある旨の情報を表示部3207にて表示し、保留音
を音声入出力部3204にて出力する。これにより、電
話機3201が保留中となり、電話機3301と電話機
3401が通話中である1者保留2者通話状態が実現す
る。
【0017】次に1者保留2者通話状態から、3者会議
状態への移行手順について説明する。電話機3301の
ユーザにより、ユーザ入力部3306を使い電話機32
01との通話保留状態を解除し、電話機3201と電話
機3301と電話機3401との3者会議状態への移行
が指示されると、その旨の情報を電話機3301の電話
機能制御部3305がパケット通信網3501を介して
電話交換機3101に送信する。電話交換機能制御部3
104は、帯域確保制御部3106とやりとりを行い、
会議トランク3601と各電話機との間の要求音声品質
による3者会議に必要な音声パスが開設できるかの検証
と制御を行う。並行して、電話交換機能制御部3104
は、音声リソース管理テーブル3110を参照し、3者
会議に必要な会議トランクが使用中かどうかを検査す
る。
状態への移行手順について説明する。電話機3301の
ユーザにより、ユーザ入力部3306を使い電話機32
01との通話保留状態を解除し、電話機3201と電話
機3301と電話機3401との3者会議状態への移行
が指示されると、その旨の情報を電話機3301の電話
機能制御部3305がパケット通信網3501を介して
電話交換機3101に送信する。電話交換機能制御部3
104は、帯域確保制御部3106とやりとりを行い、
会議トランク3601と各電話機との間の要求音声品質
による3者会議に必要な音声パスが開設できるかの検証
と制御を行う。並行して、電話交換機能制御部3104
は、音声リソース管理テーブル3110を参照し、3者
会議に必要な会議トランクが使用中かどうかを検査す
る。
【0018】要求音声品質による会議通話のための音声
パスが開設可能と判定した場合、電話交換機能制御部3
108は、パスリソース管理テーブル3105に音声品
質と発着信アドレス情報とを格納し、帯域確保制御部3
106とやりとりを行い、音声パスを予約し、音声リソ
ース管理テーブル3110に発着信アドレス情報を格納
する。並行して、電話機3201と会議トランク360
1、電話機3301と会議トランク3601、電話機3
401と会議トランク3601との会議音声パスを設定
するために、呼状態管理部3108と電話交換機能制御
部3104とパス制御部3107とにより、電話機32
01、電話機3301、電話機3501との間で呼状態
を始めとする呼制御情報をやりとりし、各音声パスの設
定後、電話機3201と電話機3301と電話機340
1とで会議通話可能な状態である会議状態が確立され
る。
パスが開設可能と判定した場合、電話交換機能制御部3
108は、パスリソース管理テーブル3105に音声品
質と発着信アドレス情報とを格納し、帯域確保制御部3
106とやりとりを行い、音声パスを予約し、音声リソ
ース管理テーブル3110に発着信アドレス情報を格納
する。並行して、電話機3201と会議トランク360
1、電話機3301と会議トランク3601、電話機3
401と会議トランク3601との会議音声パスを設定
するために、呼状態管理部3108と電話交換機能制御
部3104とパス制御部3107とにより、電話機32
01、電話機3301、電話機3501との間で呼状態
を始めとする呼制御情報をやりとりし、各音声パスの設
定後、電話機3201と電話機3301と電話機340
1とで会議通話可能な状態である会議状態が確立され
る。
【0019】会議状態が確立された時点での従来の音声
リソース管理テーブル3110の内容を(表2)に示
す。
リソース管理テーブル3110の内容を(表2)に示
す。
【0020】
【表2】
【0021】音声リソース管理テーブル3110には、
音声リソース番号と呼番号と、呼を構成するパス識別子
と、各パス識別子毎に付与された入力元番号及び出力先
番号とパス使用状態とが対になって格納されている。
(表2)の内容は、「会議トランクである音声リソース
3601は、電話機3201からの音声パス312と電
話機3301からの音声パス313とから入力される2
音声を重ねあわせ電話機3401へ出力する音声パス3
24と、電話機3201からの音声パス312と電話機
3401からの音声パス314とから入力される2音声
を重ねあわせ電話機3301へ出力する音声パス323
と、電話機3301からの音声パス313と電話機34
01からの音声パス314とから入力される2音声を重
ねあわせ電話機3201へ出力する音声パス321とか
ら構成され、全パス使用中である」ことを表している。
音声リソース番号と呼番号と、呼を構成するパス識別子
と、各パス識別子毎に付与された入力元番号及び出力先
番号とパス使用状態とが対になって格納されている。
(表2)の内容は、「会議トランクである音声リソース
3601は、電話機3201からの音声パス312と電
話機3301からの音声パス313とから入力される2
音声を重ねあわせ電話機3401へ出力する音声パス3
24と、電話機3201からの音声パス312と電話機
3401からの音声パス314とから入力される2音声
を重ねあわせ電話機3301へ出力する音声パス323
と、電話機3301からの音声パス313と電話機34
01からの音声パス314とから入力される2音声を重
ねあわせ電話機3201へ出力する音声パス321とか
ら構成され、全パス使用中である」ことを表している。
【0022】次に、会議状態について説明する。2音声
入力を重ねあわせて1音声とする音声処理を行う会議ト
ランク3601は、電話機3201と電話機3301か
らの入力音声を重ねあわせパケット通信網3501を介
して電話機3401へ出力する。この音声処理動作を電
話機3201と電話機3401の2音声と、電話機33
01と電話機3401の2音声に対しても行い、それぞ
れ電話機3301と電話機3201へパケット通信網3
501を介して出力することを並行して実施すること
で、3者同時音声通信状態である3者会議状態が維持さ
れる。
入力を重ねあわせて1音声とする音声処理を行う会議ト
ランク3601は、電話機3201と電話機3301か
らの入力音声を重ねあわせパケット通信網3501を介
して電話機3401へ出力する。この音声処理動作を電
話機3201と電話機3401の2音声と、電話機33
01と電話機3401の2音声に対しても行い、それぞ
れ電話機3301と電話機3201へパケット通信網3
501を介して出力することを並行して実施すること
で、3者同時音声通信状態である3者会議状態が維持さ
れる。
【0023】次に、音声リソースを利用した電話サービ
スの1つである外部ページングについて説明する。ここ
では電話機3201からのスピーカ3701に対する外
部ページングサービスを例にとり説明する。
スの1つである外部ページングについて説明する。ここ
では電話機3201からのスピーカ3701に対する外
部ページングサービスを例にとり説明する。
【0024】電話機3201のユーザ入力部3206よ
り外部ページング要求が入力されると、その旨の情報を
電話交換機3101にパケット通信網3501を介して
送信する。電話交換機能制御部3104は、帯域確保制
御部3106とやりとりを行い、スピーカ3701と電
話機3201との間の要求音声品質による音声パスが開
設できるか否かの検証と制御を行う。並行して、電話交
換機能制御部3104は、音声リソース管理テーブル3
110を参照し、外部ページングに必要なスピーカ37
01が使用中かどうかを検査する。
り外部ページング要求が入力されると、その旨の情報を
電話交換機3101にパケット通信網3501を介して
送信する。電話交換機能制御部3104は、帯域確保制
御部3106とやりとりを行い、スピーカ3701と電
話機3201との間の要求音声品質による音声パスが開
設できるか否かの検証と制御を行う。並行して、電話交
換機能制御部3104は、音声リソース管理テーブル3
110を参照し、外部ページングに必要なスピーカ37
01が使用中かどうかを検査する。
【0025】要求音声品質による外部ページングのため
の音声パスが開設可能と判定した場合、電話交換機能制
御部3104は、パスリソース管理テーブル3105に
音声品質と電話機3201とスピーカ3701とのアド
レス情報を格納し、帯域確保制御部3106とやりとり
を行い、音声パスを予約し、音声リソース管理テーブル
3110にアドレス情報を格納する。並行して、電話機
3201とスピーカ3701との音声パスを設定するた
めに、呼制御管理部3108と電話交換機能制御部31
04とパス制御部3107とにより、電話機3201と
スピーカ3701との間で呼状態を始めとする制御情報
をやりとりし、電話機3201からスピーカ3701へ
の単方向音声パスを確立することで、電話機3201の
ユーザからの単方向音声出力である外部ページング状態
が確立される。外部ページング状態が確立された時点で
の従来の音声リソース管理テーブル3110の内容を
(表3)に示す。
の音声パスが開設可能と判定した場合、電話交換機能制
御部3104は、パスリソース管理テーブル3105に
音声品質と電話機3201とスピーカ3701とのアド
レス情報を格納し、帯域確保制御部3106とやりとり
を行い、音声パスを予約し、音声リソース管理テーブル
3110にアドレス情報を格納する。並行して、電話機
3201とスピーカ3701との音声パスを設定するた
めに、呼制御管理部3108と電話交換機能制御部31
04とパス制御部3107とにより、電話機3201と
スピーカ3701との間で呼状態を始めとする制御情報
をやりとりし、電話機3201からスピーカ3701へ
の単方向音声パスを確立することで、電話機3201の
ユーザからの単方向音声出力である外部ページング状態
が確立される。外部ページング状態が確立された時点で
の従来の音声リソース管理テーブル3110の内容を
(表3)に示す。
【0026】
【表3】
【0027】スピーカ3701を示すリソース番号37
01は会議リソースと異なり単方向音声パスしか必要と
しないため、出力先番号は存在しない。(表3)の内容
は「スピーカである音声リソース3701は、電話機3
201からのパス識別子330の単方向音声により接続
され、現在使用中である」ことを示している。
01は会議リソースと異なり単方向音声パスしか必要と
しないため、出力先番号は存在しない。(表3)の内容
は「スピーカである音声リソース3701は、電話機3
201からのパス識別子330の単方向音声により接続
され、現在使用中である」ことを示している。
【0028】以上説明した通話状態を、ギャランティー
型とベストエフォート型の両通信種別を持つパケット通
信網を介して実現すれば、より安価で効率的な音声通信
サービスを実現することができる。
型とベストエフォート型の両通信種別を持つパケット通
信網を介して実現すれば、より安価で効率的な音声通信
サービスを実現することができる。
【0029】ところで、ベストエフォート型の音声パス
を利用した音声通信の場合、サービス品質を保証してい
ないため、他通信トラフィック増大による通話音質劣化
が発生する場合がある。一方、外部ページングサービス
に代表されるように音声品質が劣化がしてもかまわない
サービスもあれば、複数入力音声に対する音声処理によ
り音声品質の劣化がさらに増大してしまうような音声品
質劣化を極力避ける必要のある会議通話に代表されるサ
ービスもある。
を利用した音声通信の場合、サービス品質を保証してい
ないため、他通信トラフィック増大による通話音質劣化
が発生する場合がある。一方、外部ページングサービス
に代表されるように音声品質が劣化がしてもかまわない
サービスもあれば、複数入力音声に対する音声処理によ
り音声品質の劣化がさらに増大してしまうような音声品
質劣化を極力避ける必要のある会議通話に代表されるサ
ービスもある。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電話交換システムは、音声リソースと実用に耐えうる音
声品質との情報を対にして保有していないため、例え
ば、低品質でかまわない外部スピーカ等の音声リソース
に対してギャランティー型の音声パスを設定し、パケッ
ト通信網全体の通信量を増やしてしまったり、高品質音
声が必要な会議トランクを利用する際にベストエフォー
ト型の音声パスを設定し、ユーザにとって耳障りな音声
サービスを実現してしまうという問題点を有していた。
電話交換システムは、音声リソースと実用に耐えうる音
声品質との情報を対にして保有していないため、例え
ば、低品質でかまわない外部スピーカ等の音声リソース
に対してギャランティー型の音声パスを設定し、パケッ
ト通信網全体の通信量を増やしてしまったり、高品質音
声が必要な会議トランクを利用する際にベストエフォー
ト型の音声パスを設定し、ユーザにとって耳障りな音声
サービスを実現してしまうという問題点を有していた。
【0031】この電話交換システムでは、パケット通信
網全体の通信量を出来る限りおさえつつ、高品質な音声
サービスをより柔軟に実現することが要求されている。
網全体の通信量を出来る限りおさえつつ、高品質な音声
サービスをより柔軟に実現することが要求されている。
【0032】本発明は、パケット通信網全体の通信量を
出来る限りおさえつつ、高品質な音声サービスを柔軟に
実現することができる電話交換システムを提供すること
を目的とする。
出来る限りおさえつつ、高品質な音声サービスを柔軟に
実現することができる電話交換システムを提供すること
を目的とする。
【0033】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の電話交換システムは、少なくとも任意の通話
中の音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有する
パケット通信網と、電話機能を実現する電話機と、電話
機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議トラ
ンク、スピーカ等の音声リソースとを有する電話交換シ
ステムであって、電話交換機は、音声リソース毎に音声
パスの音声品質情報が設定してある音声リソース管理テ
ーブルと、音声リソースを使用する場合に必要な音声リ
ソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソース
管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを自
動的に決定する電話交換機能制御部とを有する構成を備
えている。
に本発明の電話交換システムは、少なくとも任意の通話
中の音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有する
パケット通信網と、電話機能を実現する電話機と、電話
機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議トラ
ンク、スピーカ等の音声リソースとを有する電話交換シ
ステムであって、電話交換機は、音声リソース毎に音声
パスの音声品質情報が設定してある音声リソース管理テ
ーブルと、音声リソースを使用する場合に必要な音声リ
ソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソース
管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを自
動的に決定する電話交換機能制御部とを有する構成を備
えている。
【0034】これにより、パケット通信網全体の通信量
を出来る限りおさえつつ、高品質な音声サービスを柔軟
に実現することができる電話交換システムが得られる。
を出来る限りおさえつつ、高品質な音声サービスを柔軟
に実現することができる電話交換システムが得られる。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の電話交
換システムは、少なくとも任意の通話中の音声品質を保
証する能力を通話開始前に予め有するパケット通信網
と、電話機能を実現する電話機と、電話機間の電話交換
機能を実現する電話交換機と、会議トランク、スピーカ
等の音声リソースとを有する電話交換システムであっ
て、電話交換機は、音声リソース毎に音声パスの音声品
質情報が設定してある音声リソース管理テーブルと、音
声リソースを使用する場合に必要な音声リソース・電話
機間音声パスを決定する際に音声リソース管理テーブル
を参照し、音声リソースと音声パスとを自動的に決定す
る電話交換機能制御部とを有することとしたものであ
る。
換システムは、少なくとも任意の通話中の音声品質を保
証する能力を通話開始前に予め有するパケット通信網
と、電話機能を実現する電話機と、電話機間の電話交換
機能を実現する電話交換機と、会議トランク、スピーカ
等の音声リソースとを有する電話交換システムであっ
て、電話交換機は、音声リソース毎に音声パスの音声品
質情報が設定してある音声リソース管理テーブルと、音
声リソースを使用する場合に必要な音声リソース・電話
機間音声パスを決定する際に音声リソース管理テーブル
を参照し、音声リソースと音声パスとを自動的に決定す
る電話交換機能制御部とを有することとしたものであ
る。
【0036】この構成により、音声リソース管理テーブ
ルの内容に基づいて音声リソースと音声パスとが自動的
に決定され、音声リソース管理テーブルの内容に基づい
て、パケット通信網全体の通信量を出来る限りおさえる
ことが可能になり、また高品質な音声サービスを柔軟に
実現することが可能になるという作用を有する。
ルの内容に基づいて音声リソースと音声パスとが自動的
に決定され、音声リソース管理テーブルの内容に基づい
て、パケット通信網全体の通信量を出来る限りおさえる
ことが可能になり、また高品質な音声サービスを柔軟に
実現することが可能になるという作用を有する。
【0037】請求項2に記載の電話交換システムは、請
求項1に記載の電話交換システムにおいて、音声リソー
ス管理テーブルは優先音声品質情報と推奨音声品質情報
とを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電話
機間音声パスを決定する際には優先音声品質を推奨音声
品質よりも優先して音声パスの予約が可能かどうかを検
証することとしたものである。
求項1に記載の電話交換システムにおいて、音声リソー
ス管理テーブルは優先音声品質情報と推奨音声品質情報
とを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電話
機間音声パスを決定する際には優先音声品質を推奨音声
品質よりも優先して音声パスの予約が可能かどうかを検
証することとしたものである。
【0038】この構成により、優先音声品質が推奨音声
品質よりも優先され、より柔軟な音声サービスが実現さ
れるという作用を有する。
品質よりも優先され、より柔軟な音声サービスが実現さ
れるという作用を有する。
【0039】請求項3に記載の電話交換システムは、請
求項2に記載の電話交換システムにおいて、電話交換機
は、予めユーザ毎に設定してあるユーザ対音声品質テー
ブルを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電
話機間音声パスを決定する際には、ユーザ対音声品質テ
ーブルに格納された音声品質での音声パスの予約が可能
かどうかを最優先で検証することとしたものである。
求項2に記載の電話交換システムにおいて、電話交換機
は、予めユーザ毎に設定してあるユーザ対音声品質テー
ブルを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電
話機間音声パスを決定する際には、ユーザ対音声品質テ
ーブルに格納された音声品質での音声パスの予約が可能
かどうかを最優先で検証することとしたものである。
【0040】この構成により、ユーザの要求に合致する
音声サービスが実現されるという作用を有する。
音声サービスが実現されるという作用を有する。
【0041】請求項4に記載の電話交換システムは、請
求項3に記載の電話交換システムにおいて、音声リソー
ス管理テーブルはユーザの要求音声品質を格納し、電話
交換機能制御部は、音声リソース・電話機間音声パスを
決定する際に要求音声品質と異なる低品質の音声パスし
か獲得できなくても、ユーザの電話サービス利用中に要
求音声品質の音声パス獲得が可能になった段階で、音声
サービスを中断することなく要求音声品質の音声パスへ
の切り換えを行うこととしたものである。
求項3に記載の電話交換システムにおいて、音声リソー
ス管理テーブルはユーザの要求音声品質を格納し、電話
交換機能制御部は、音声リソース・電話機間音声パスを
決定する際に要求音声品質と異なる低品質の音声パスし
か獲得できなくても、ユーザの電話サービス利用中に要
求音声品質の音声パス獲得が可能になった段階で、音声
サービスを中断することなく要求音声品質の音声パスへ
の切り換えを行うこととしたものである。
【0042】この構成により、最初はユーザの要求と異
なる低品質の音声パスで音声サービスが行われた場合で
も、高品質の音声パスへの切換えが可能であり、より柔
軟に高品質な電話サービスが実現されるという作用を有
する。
なる低品質の音声パスで音声サービスが行われた場合で
も、高品質の音声パスへの切換えが可能であり、より柔
軟に高品質な電話サービスが実現されるという作用を有
する。
【0043】以下、本発明の実施の形態について、図
1、図2を用いて説明する。
1、図2を用いて説明する。
【0044】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1による電話交換システムを示すブロック図であ
る。
形態1による電話交換システムを示すブロック図であ
る。
【0045】図1において、1101は電話交換機、1
102はデータ伝送部、1103は通信制御部、110
4は電話交換機能制御部、1105はパスリソース管理
テーブル、1106は帯域確保制御部、1107はパス
制御部、1108は呼状態管理部、1109はアドレス
管理テーブル、1110は音声リソース管理テーブル、
1201、1301、1401は電話機、1202、1
302、1402はデータ伝送部、1203、130
3、1403は通信制御部、1204、1304、14
04は音声入出力部、1205、1305、1405は
電話機能制御部、1206、1306、1406はユー
ザ入力部、1207、1307、1407は表示部、1
501はパケット通信網、1601は会議トランク、1
602はデータ伝送部、1603は通信制御部、160
4は音声処理部、1701はスピーカ、1702はデー
タ伝送部、1703は通信制御部、1704は音声出力
部である。図1と図3とを比較した場合、各構成要素の
名称は同じであるが、その機能が互いに異なる。
102はデータ伝送部、1103は通信制御部、110
4は電話交換機能制御部、1105はパスリソース管理
テーブル、1106は帯域確保制御部、1107はパス
制御部、1108は呼状態管理部、1109はアドレス
管理テーブル、1110は音声リソース管理テーブル、
1201、1301、1401は電話機、1202、1
302、1402はデータ伝送部、1203、130
3、1403は通信制御部、1204、1304、14
04は音声入出力部、1205、1305、1405は
電話機能制御部、1206、1306、1406はユー
ザ入力部、1207、1307、1407は表示部、1
501はパケット通信網、1601は会議トランク、1
602はデータ伝送部、1603は通信制御部、160
4は音声処理部、1701はスピーカ、1702はデー
タ伝送部、1703は通信制御部、1704は音声出力
部である。図1と図3とを比較した場合、各構成要素の
名称は同じであるが、その機能が互いに異なる。
【0046】なお、図1において、電話機能を実現する
機器として電話機を挙げているが、音声入出力部を付加
したパーソナルコンピュータのように、図1に示す機能
ブロックを実現する通信機器を使用してもよい。また、
電話交換機能を実現する機器として電話交換機を挙げて
いるが、電話交換機能をもつパーソナルコンピュータの
ように、図1に示す機能ブロックを実現する通信機器を
使用してもよい。また、上記パケット通信網1501は
任意の通話中の音声品質を保証する能力を運転開始前に
予め有する。
機器として電話機を挙げているが、音声入出力部を付加
したパーソナルコンピュータのように、図1に示す機能
ブロックを実現する通信機器を使用してもよい。また、
電話交換機能を実現する機器として電話交換機を挙げて
いるが、電話交換機能をもつパーソナルコンピュータの
ように、図1に示す機能ブロックを実現する通信機器を
使用してもよい。また、上記パケット通信網1501は
任意の通話中の音声品質を保証する能力を運転開始前に
予め有する。
【0047】以上のように構成された電話交換システム
について、その音声リソース管理動作を説明する。
について、その音声リソース管理動作を説明する。
【0048】この音声リソース管理動作について、予め
ギャランティー型の要求音声品質を設定してある電話機
1201からの要求に基づく、スピーカ1701への外
部ページング時の音声リソース管理動作を例にとり説明
する。
ギャランティー型の要求音声品質を設定してある電話機
1201からの要求に基づく、スピーカ1701への外
部ページング時の音声リソース管理動作を例にとり説明
する。
【0049】電話機1201のユーザ入力部1206よ
り外部ページング要求が入力されると、電話機能制御部
1205は、その旨の情報を電話交換機1101にパケ
ット通信網1501を介して送信する。電話交換機能制
御部1104は、帯域確保制御部1106とやりとりを
行い、スピーカ1701と電話機1201との間の要求
音声品質であるギャランティー型での音声パスが開設で
きるか否かの検証と制御を行う。並行して、電話交換機
能制御部1104は、音声リソース管理テーブル111
0を参照し、外部ページングに必要なスピーカ1701
が使用中かどうかを検査する。
り外部ページング要求が入力されると、電話機能制御部
1205は、その旨の情報を電話交換機1101にパケ
ット通信網1501を介して送信する。電話交換機能制
御部1104は、帯域確保制御部1106とやりとりを
行い、スピーカ1701と電話機1201との間の要求
音声品質であるギャランティー型での音声パスが開設で
きるか否かの検証と制御を行う。並行して、電話交換機
能制御部1104は、音声リソース管理テーブル111
0を参照し、外部ページングに必要なスピーカ1701
が使用中かどうかを検査する。
【0050】(表4)に、音声リソース管理テーブル1
110の例を示す。
110の例を示す。
【0051】
【表4】
【0052】(表4)では、(表3)の従来の音声リソ
ース管理テーブルに加え、パス識別子毎にパス品質情報
が予め設定されている。本実施の形態では、スピーカ1
701を利用した外部ページングに必要な音声パスとし
てベストエフォート型が指定されているため、電話機1
201からの要求音声品質の指定であるギャランティー
型ではなく音声リソース管理テーブル1110の指定で
あるベストエフォート型を音声パスの品質として選択
し、帯域確保制御部1105とやりとりを行い、音声パ
スを予約することになる。
ース管理テーブルに加え、パス識別子毎にパス品質情報
が予め設定されている。本実施の形態では、スピーカ1
701を利用した外部ページングに必要な音声パスとし
てベストエフォート型が指定されているため、電話機1
201からの要求音声品質の指定であるギャランティー
型ではなく音声リソース管理テーブル1110の指定で
あるベストエフォート型を音声パスの品質として選択
し、帯域確保制御部1105とやりとりを行い、音声パ
スを予約することになる。
【0053】以上の音声リソース管理動作により、ベス
トエフォート型の音声パスで構わないスピーカ1701
のような音声リソースを使用する際は、電話機毎に設定
された要求音声品質とは無関係にベストエフォート型の
音声パスを自動的に開設するようになるため、いちいち
ユーザが、音声リソース選択の際に、使用する音声リソ
ースにあった音声品質を意識して設定する必要がなくな
り、より操作性が向上する。また、結果的に、パケット
通信網全体の通信量が抑制されることになる。
トエフォート型の音声パスで構わないスピーカ1701
のような音声リソースを使用する際は、電話機毎に設定
された要求音声品質とは無関係にベストエフォート型の
音声パスを自動的に開設するようになるため、いちいち
ユーザが、音声リソース選択の際に、使用する音声リソ
ースにあった音声品質を意識して設定する必要がなくな
り、より操作性が向上する。また、結果的に、パケット
通信網全体の通信量が抑制されることになる。
【0054】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
よる電話交換システムの構成は実施の形態1と同様に図
1の構成である。
よる電話交換システムの構成は実施の形態1と同様に図
1の構成である。
【0055】図1の電話交換システムについて、その音
声リソース管理動作を説明する。本実施の形態では、音
声リソース管理動作について、ベストエフォート型の音
声パスを利用した1者保留2者通話状態からギャランテ
ィー型の音声パスを利用した会議通話状態への移行を例
にとり説明する。
声リソース管理動作を説明する。本実施の形態では、音
声リソース管理動作について、ベストエフォート型の音
声パスを利用した1者保留2者通話状態からギャランテ
ィー型の音声パスを利用した会議通話状態への移行を例
にとり説明する。
【0056】まず、ベストエフォート型の音声パスを利
用した1者保留2者通話状態への移行動作は従来の技術
と同じである。1者保留2者通話状態から会議状態への
移行動作における音声リソース管理動作について、電話
機1301と電話機1401との通話状態から、電話機
1301のユーザからの指示により電話機1201の通
話保留状態を解除した状態へ移行し、さらに電話機12
01と電話機1301と電話機1401との3者会議通
話に移行する際の音声リソース管理動作を例にとり説明
する。
用した1者保留2者通話状態への移行動作は従来の技術
と同じである。1者保留2者通話状態から会議状態への
移行動作における音声リソース管理動作について、電話
機1301と電話機1401との通話状態から、電話機
1301のユーザからの指示により電話機1201の通
話保留状態を解除した状態へ移行し、さらに電話機12
01と電話機1301と電話機1401との3者会議通
話に移行する際の音声リソース管理動作を例にとり説明
する。
【0057】電話機1301のユーザ入力部1306に
より電話機1201との通話保留状態を解除し、同じく
ユーザ入力部1306により電話機1201と電話機1
301と電話機3401との3者会議状態への移行が指
示されると、その旨の情報を電話機1301の電話機能
制御部1305がパケット通信網1501を介して電話
交換機1101に送信する。
より電話機1201との通話保留状態を解除し、同じく
ユーザ入力部1306により電話機1201と電話機1
301と電話機3401との3者会議状態への移行が指
示されると、その旨の情報を電話機1301の電話機能
制御部1305がパケット通信網1501を介して電話
交換機1101に送信する。
【0058】電話交換機能制御部1104は、帯域確保
制御部1106とやりとりを行い、会議トランク160
1と各電話機との間のベストエフォート型の音声パスを
利用した要求音声品質による3者会議に必要な音声パス
が開設できるか否かの検証と制御を行う。並行して、電
話交換機能制御部1104は、音声リソース管理テーブ
ル1110を参照し、3者会議に必要な会議トランク1
601が使用中かどうかを検査する。
制御部1106とやりとりを行い、会議トランク160
1と各電話機との間のベストエフォート型の音声パスを
利用した要求音声品質による3者会議に必要な音声パス
が開設できるか否かの検証と制御を行う。並行して、電
話交換機能制御部1104は、音声リソース管理テーブ
ル1110を参照し、3者会議に必要な会議トランク1
601が使用中かどうかを検査する。
【0059】(表5)に、音声リソース管理テーブル1
110の例を示す。
110の例を示す。
【0060】
【表5】
【0061】(表5)に示すように、(表3)の従来の
音声リソース管理テーブルに加え、音声リソース毎に優
先的に音声品質パスの獲得の検証を行う優先品質情報
と、優先品質での音声パス獲得が出来ない場合の音声品
質を示す推奨品質情報とが対になって格納されている。
本実施の形態では、会議トランク1601の優先品質と
してギャランティー型が指定されているため、電話交換
機能制御部1108は、帯域確保制御部1106とやり
とりを行い、現在のベストエフォート型の音声通話パス
を解放し、ギャランティー型での音声パスが開設可能か
どうかを検査する。ギャランティー型での会議通話のた
めの音声パスが開設可能と判定した場合、従来の技術と
同様の動作にて、3者会議状態が確立される。
音声リソース管理テーブルに加え、音声リソース毎に優
先的に音声品質パスの獲得の検証を行う優先品質情報
と、優先品質での音声パス獲得が出来ない場合の音声品
質を示す推奨品質情報とが対になって格納されている。
本実施の形態では、会議トランク1601の優先品質と
してギャランティー型が指定されているため、電話交換
機能制御部1108は、帯域確保制御部1106とやり
とりを行い、現在のベストエフォート型の音声通話パス
を解放し、ギャランティー型での音声パスが開設可能か
どうかを検査する。ギャランティー型での会議通話のた
めの音声パスが開設可能と判定した場合、従来の技術と
同様の動作にて、3者会議状態が確立される。
【0062】優先品質であるギャランティー型での会議
通話のための音声パスが開設不可能と判定した場合、推
奨品質での音声リソース予約が出来るかどうかを検査す
る。本実施の形態では、推奨品質の指定が無いため、音
声リソース予約が出来ないとし、電話機1301にその
旨の情報をパケット通信網1501を介して送信する。
電話機1301の電話機能制御部1305は、表示部1
307にて3者会議のためのリソースが獲得できなかっ
たことを示す表示を行う。
通話のための音声パスが開設不可能と判定した場合、推
奨品質での音声リソース予約が出来るかどうかを検査す
る。本実施の形態では、推奨品質の指定が無いため、音
声リソース予約が出来ないとし、電話機1301にその
旨の情報をパケット通信網1501を介して送信する。
電話機1301の電話機能制御部1305は、表示部1
307にて3者会議のためのリソースが獲得できなかっ
たことを示す表示を行う。
【0063】以上の音声リソース管理動作により、会議
通話に必要な会議トランク1601に代表されるよう
に、高い音声品質が必要な音声リソースと音声パスが必
要な電話サービスを実現する際、音声リソースが使用可
能でも高い音声品質の音声パスが獲得できない場合に
は、該当音声リソースは使用不可能と判定することで、
低品質音声での音声サービスによるユーザの不快感を防
止することが出来る。また、例えばスピーカ1701に
は優先品質としてギャランティー型を設定し、推奨品質
としてベストエフォート型を設定することで、他通信ト
ラフィック増大によりギャランティー型の音声パスを獲
得できない場合には、ベストエフォート型の音声パスを
獲得するようになり、通信トラフィックに応じた音声パ
スの獲得が可能になる。
通話に必要な会議トランク1601に代表されるよう
に、高い音声品質が必要な音声リソースと音声パスが必
要な電話サービスを実現する際、音声リソースが使用可
能でも高い音声品質の音声パスが獲得できない場合に
は、該当音声リソースは使用不可能と判定することで、
低品質音声での音声サービスによるユーザの不快感を防
止することが出来る。また、例えばスピーカ1701に
は優先品質としてギャランティー型を設定し、推奨品質
としてベストエフォート型を設定することで、他通信ト
ラフィック増大によりギャランティー型の音声パスを獲
得できない場合には、ベストエフォート型の音声パスを
獲得するようになり、通信トラフィックに応じた音声パ
スの獲得が可能になる。
【0064】(実施の形態3)図2は本発明の実施の形
態3による電話交換システムを示すブロック図である。
態3による電話交換システムを示すブロック図である。
【0065】図2において、2101は電話交換機、2
102はデータ伝送部、2103は通信制御部、210
4は電話交換機能制御部、2105はパスリソース管理
テーブル、2106は帯域確保制御部、2107はパス
制御部、2108は呼状態管理部、2109はアドレス
管理テーブル、2110は音声リソース管理テーブル、
2111はユーザ対音声品質管理テーブル、2201、
2301、2401は電話機、2202、2302、2
402はデータ伝送部、2203、2303、2403
は通信制御部、2204、2304、2404は音声入
出力部、2205、2305、2405は電話機能制御
部、2206、2306、2406はユーザ入力部、2
207、2307、2407は表示部、2501はパケ
ット通信網、2601は会議トランク、2602はデー
タ伝送部、2603は通信制御部、2604は音声処理
部、2701はスピーカ、2702はデータ伝送部、2
703は通信制御部、2704は音声出力部である。
102はデータ伝送部、2103は通信制御部、210
4は電話交換機能制御部、2105はパスリソース管理
テーブル、2106は帯域確保制御部、2107はパス
制御部、2108は呼状態管理部、2109はアドレス
管理テーブル、2110は音声リソース管理テーブル、
2111はユーザ対音声品質管理テーブル、2201、
2301、2401は電話機、2202、2302、2
402はデータ伝送部、2203、2303、2403
は通信制御部、2204、2304、2404は音声入
出力部、2205、2305、2405は電話機能制御
部、2206、2306、2406はユーザ入力部、2
207、2307、2407は表示部、2501はパケ
ット通信網、2601は会議トランク、2602はデー
タ伝送部、2603は通信制御部、2604は音声処理
部、2701はスピーカ、2702はデータ伝送部、2
703は通信制御部、2704は音声出力部である。
【0066】なお、図2において、電話機能を実現する
機器として電話機を挙げているが、音声入出力部を付加
したパーソナルコンピュータのように、図2に示す機能
ブロックを実現する通信機器を使用してもよい。また、
電話交換機能を実現する機器として電話交換機を挙げて
いるが、電話交換機能をもつパーソナルコンピュータの
ように、図2に示す機能ブロックを実現する通信機器を
使用してもよい。また、上記パケット通信網2501は
任意の通話中の音声品質を保証する能力を運転開始前に
予め有する。
機器として電話機を挙げているが、音声入出力部を付加
したパーソナルコンピュータのように、図2に示す機能
ブロックを実現する通信機器を使用してもよい。また、
電話交換機能を実現する機器として電話交換機を挙げて
いるが、電話交換機能をもつパーソナルコンピュータの
ように、図2に示す機能ブロックを実現する通信機器を
使用してもよい。また、上記パケット通信網2501は
任意の通話中の音声品質を保証する能力を運転開始前に
予め有する。
【0067】以上のように構成された電話交換システム
について、その音声リソース管理動作を説明する。本実
施の形態では、優先品質をギャランティー型とし、推奨
品質をベストエフォート型と設定し、(表6)に示す音
声リソース管理テーブル2110を利用して、ユーザ番
号1000番のユーザが電話機2201を使って、スピ
ーカ2701への外部ページングを行う際の音声リソー
ス管理動作を例にとり説明する。
について、その音声リソース管理動作を説明する。本実
施の形態では、優先品質をギャランティー型とし、推奨
品質をベストエフォート型と設定し、(表6)に示す音
声リソース管理テーブル2110を利用して、ユーザ番
号1000番のユーザが電話機2201を使って、スピ
ーカ2701への外部ページングを行う際の音声リソー
ス管理動作を例にとり説明する。
【0068】
【表6】
【0069】電話機2201を利用するユーザにより、
サービス利用前の任意の時点で、電話機2201を用い
て予めユーザ毎に一意に割り振られたユーザ番号とリソ
ース番号とリソースに対する要求品質情報とが入力され
ると、パケット通信網2501を介して電話交換機機能
制御部2101へその旨の情報が送信される。電話交換
機能制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル21
11の該当する項に、ユーザから入力されたユーザ番号
とリソース番号と要求品質情報とを格納する。本実施の
形態におけるユーザ対音声品質テーブル2111の内容
を(表7)に示す。
サービス利用前の任意の時点で、電話機2201を用い
て予めユーザ毎に一意に割り振られたユーザ番号とリソ
ース番号とリソースに対する要求品質情報とが入力され
ると、パケット通信網2501を介して電話交換機機能
制御部2101へその旨の情報が送信される。電話交換
機能制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル21
11の該当する項に、ユーザから入力されたユーザ番号
とリソース番号と要求品質情報とを格納する。本実施の
形態におけるユーザ対音声品質テーブル2111の内容
を(表7)に示す。
【0070】
【表7】
【0071】本実施の形態では、電話機番号2201の
ユーザ番号の項に、ユーザ番号1000と、スピーカ2
701を示すリソース番号2701と、ベストエフォー
ト型の要求音声品質とが格納される。
ユーザ番号の項に、ユーザ番号1000と、スピーカ2
701を示すリソース番号2701と、ベストエフォー
ト型の要求音声品質とが格納される。
【0072】次に、電話機2201を利用するユーザに
より、外部ページング要求がユーザ入力部2206より
入力されると、その旨の情報を電話交換機2101にパ
ケット通信網2501を介して送信する。電話交換機能
制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル2111
を参照し、帯域確保制御部2106とやりとりを行い、
ユーザ1000のスピーカ2701への要求品質である
ベストエフォート型の音声パスがスピーカ2701の優
先品質条件もしくは推奨品質条件を満たすかどうかを検
査する。本実施の形態での音声リソース管理テーブルの
内容を(表6)に示す。本実施の形態ではスピーカ27
01に対する優先音声品質としてギャランティー型、推
奨音声品質としてベストエフォート型が設定されてい
る。この場合、ユーザの要求音声品質であるベストエフ
ォート型を優先し、優先品質のギャランティー型ではな
く推奨品質であるベストエフォート型の音声パスが予約
できるかどうかを優先的に検査する。もしユーザの要求
音声品質での音声パスが予約できなければ、未検査の音
声品質である優先品質に設定されているギャランティー
型での音声パスが予約できるかどうかを検査する。
より、外部ページング要求がユーザ入力部2206より
入力されると、その旨の情報を電話交換機2101にパ
ケット通信網2501を介して送信する。電話交換機能
制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル2111
を参照し、帯域確保制御部2106とやりとりを行い、
ユーザ1000のスピーカ2701への要求品質である
ベストエフォート型の音声パスがスピーカ2701の優
先品質条件もしくは推奨品質条件を満たすかどうかを検
査する。本実施の形態での音声リソース管理テーブルの
内容を(表6)に示す。本実施の形態ではスピーカ27
01に対する優先音声品質としてギャランティー型、推
奨音声品質としてベストエフォート型が設定されてい
る。この場合、ユーザの要求音声品質であるベストエフ
ォート型を優先し、優先品質のギャランティー型ではな
く推奨品質であるベストエフォート型の音声パスが予約
できるかどうかを優先的に検査する。もしユーザの要求
音声品質での音声パスが予約できなければ、未検査の音
声品質である優先品質に設定されているギャランティー
型での音声パスが予約できるかどうかを検査する。
【0073】以上の音声リソース管理動作により、ユー
ザ毎の音声リソースに対する要求品質を最優先として音
声リソース予約を検証し、出来なければシステム全体の
デフォルト設定値である音声リソース毎の優先音声品質
及び推奨音声品質での音声リソース予約が出来るかどう
かを検証するようになるため、ユーザ毎の好みや使い方
に応じた音声リソースに対する音声リソースの選択が可
能になる。
ザ毎の音声リソースに対する要求品質を最優先として音
声リソース予約を検証し、出来なければシステム全体の
デフォルト設定値である音声リソース毎の優先音声品質
及び推奨音声品質での音声リソース予約が出来るかどう
かを検証するようになるため、ユーザ毎の好みや使い方
に応じた音声リソースに対する音声リソースの選択が可
能になる。
【0074】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
よる電話交換システムの構成は実施の形態3と同様に図
2の構成である。
よる電話交換システムの構成は実施の形態3と同様に図
2の構成である。
【0075】図2の電話交換システムについて、音声リ
ソース管理動作を説明する。本実施の形態では、優先品
質をギャランティー型とし、推奨品質をベストエフォー
ト型と設定し、(表8)に示す音声リソース管理テーブ
ル2110を利用して、ユーザ番号1000番のユーザ
が電話機2201を使って、スピーカ2701への外部
ページングを行う際の音声リソース管理動作を例にとり
説明する。
ソース管理動作を説明する。本実施の形態では、優先品
質をギャランティー型とし、推奨品質をベストエフォー
ト型と設定し、(表8)に示す音声リソース管理テーブ
ル2110を利用して、ユーザ番号1000番のユーザ
が電話機2201を使って、スピーカ2701への外部
ページングを行う際の音声リソース管理動作を例にとり
説明する。
【0076】
【表8】
【0077】電話機2201を利用するユーザにより、
サービス利用前の任意の時点で、電話機2201を用い
て予めユーザ毎に一意に割り振られたユーザ番号とリソ
ース番号とリソースに対する要求品質情報とが入力され
ると、パケット通信網2501を介して電話交換機機能
制御部2104へその旨の情報が送信される。電話交換
機能制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル21
11の該当する項に、ユーザから入力されたユーザ番号
とリソース番号と要求品質情報とを格納する。本実施の
形態におけるユーザ対音声品質テーブル2111の内容
を(表9)に示す。
サービス利用前の任意の時点で、電話機2201を用い
て予めユーザ毎に一意に割り振られたユーザ番号とリソ
ース番号とリソースに対する要求品質情報とが入力され
ると、パケット通信網2501を介して電話交換機機能
制御部2104へその旨の情報が送信される。電話交換
機能制御部2104は、ユーザ対音声品質テーブル21
11の該当する項に、ユーザから入力されたユーザ番号
とリソース番号と要求品質情報とを格納する。本実施の
形態におけるユーザ対音声品質テーブル2111の内容
を(表9)に示す。
【0078】
【表9】
【0079】本実施の形態では、電話機番号2201の
ユーザ番号の項に、ユーザ番号1000と、スピーカ2
701を示すリソース番号2701と、ギャランティー
型の要求音声品質とが格納される。
ユーザ番号の項に、ユーザ番号1000と、スピーカ2
701を示すリソース番号2701と、ギャランティー
型の要求音声品質とが格納される。
【0080】次に、電話機2201のユーザ入力部22
06を介して外部ページング要求が入力されると、その
旨の情報を電話交換機2101にパケット通信網250
1を介して送信する。電話交換機能制御部2104は、
ユーザ対音声品質テーブル2111を参照し、帯域確保
制御部2106とやりとりを行い、ユーザ1000のス
ピーカ2701への要求品質であるギャランティー型の
音声パスがスピーカ2701の優先品質条件もしくは推
奨品質条件を満たすかどうかを検査する。本実施の形態
での音声リソース管理テーブル2110の内容を(表
7)に示す。本実施の形態ではスピーカ2701に対す
る優先音声品質としてギャランティー型、推奨音声品質
としてベストエフォート型が設定されている。この場
合、ユーザの要求音声品質であるギャランティー型を優
先し、優先品質であるギャランティー型の音声パスが予
約できるかどうかを優先的に検査する。もしユーザの要
求音声品質での音声パスが予約できなければ、未検査の
音声品質である推奨品質に設定されているベストエフォ
ート型での音声パスが予約できるかどうかを検査する。
06を介して外部ページング要求が入力されると、その
旨の情報を電話交換機2101にパケット通信網250
1を介して送信する。電話交換機能制御部2104は、
ユーザ対音声品質テーブル2111を参照し、帯域確保
制御部2106とやりとりを行い、ユーザ1000のス
ピーカ2701への要求品質であるギャランティー型の
音声パスがスピーカ2701の優先品質条件もしくは推
奨品質条件を満たすかどうかを検査する。本実施の形態
での音声リソース管理テーブル2110の内容を(表
7)に示す。本実施の形態ではスピーカ2701に対す
る優先音声品質としてギャランティー型、推奨音声品質
としてベストエフォート型が設定されている。この場
合、ユーザの要求音声品質であるギャランティー型を優
先し、優先品質であるギャランティー型の音声パスが予
約できるかどうかを優先的に検査する。もしユーザの要
求音声品質での音声パスが予約できなければ、未検査の
音声品質である推奨品質に設定されているベストエフォ
ート型での音声パスが予約できるかどうかを検査する。
【0081】ユーザの要求品質でない音声パスであるベ
ストエフォート型の音声パスが予約でき、ベストエフォ
ート型での音声パスによる外部ページング状態に移行す
ると、電話交換機2101の電話交換機能制御部210
4は、音声リソース管理テーブル2110にパス使用状
態として一時使用を示す情報を格納し、要求品質として
ユーザの要求品質であるギャランティー型を示す情報を
格納し、帯域確保制御部2106とやりとりを行い、帯
域確保制御部2106に対し要求品質であるギャランテ
ィー型の音声パスが獲得可能になった時点で、その旨を
電話交換機能制御部2104に通知するように設定す
る。
ストエフォート型の音声パスが予約でき、ベストエフォ
ート型での音声パスによる外部ページング状態に移行す
ると、電話交換機2101の電話交換機能制御部210
4は、音声リソース管理テーブル2110にパス使用状
態として一時使用を示す情報を格納し、要求品質として
ユーザの要求品質であるギャランティー型を示す情報を
格納し、帯域確保制御部2106とやりとりを行い、帯
域確保制御部2106に対し要求品質であるギャランテ
ィー型の音声パスが獲得可能になった時点で、その旨を
電話交換機能制御部2104に通知するように設定す
る。
【0082】要求品質での音声パスが獲得可能になった
任意の時点で、帯域確保制御部2106からその旨の通
知情報を受け取った電話交換機能制御部2104は、現
在の電話機2201とスピーカ2701とのベストエフ
ォート型の音声パスを解放し、ギャランティー型の音声
パスを設定する。
任意の時点で、帯域確保制御部2106からその旨の通
知情報を受け取った電話交換機能制御部2104は、現
在の電話機2201とスピーカ2701とのベストエフ
ォート型の音声パスを解放し、ギャランティー型の音声
パスを設定する。
【0083】以上の音声リソース管理動作により、ユー
ザからの音声リソース利用開始時点で、低品質の音声パ
スしか獲得できなくても、ユーザの電話サービス利用中
に高品質の音声パス獲得が可能になった段階で、音声サ
ービスを中断することなく高品質の音声パスへの切り換
えを行うことが可能になり、より高品質な電話サービス
を実現することが出来る。
ザからの音声リソース利用開始時点で、低品質の音声パ
スしか獲得できなくても、ユーザの電話サービス利用中
に高品質の音声パス獲得が可能になった段階で、音声サ
ービスを中断することなく高品質の音声パスへの切り換
えを行うことが可能になり、より高品質な電話サービス
を実現することが出来る。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載の電話交換システムによれば、少なくとも任意の通
話中の音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有す
るパケット通信網と、電話機能を実現する電話機と、電
話機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議ト
ランク、スピーカ等の音声リソースとを有する電話交換
システムであって、電話交換機は、音声リソース毎に音
声パスの音声品質情報が設定してある音声リソース管理
テーブルと、音声リソースを使用する場合に必要な音声
リソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソー
ス管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを
自動的に決定する電話交換機能制御部とを有することに
より、音声リソース管理テーブルの内容に基づいて音声
リソースと音声パスとを自動的に決定することができる
ので、音声リソース管理テーブルの内容に基づいて、パ
ケット通信網全体の通信量を出来る限りおさえることが
でき、また高品質な音声サービスを柔軟に実現すること
ができるという有利な効果が得られる。
記載の電話交換システムによれば、少なくとも任意の通
話中の音声品質を保証する能力を通話開始前に予め有す
るパケット通信網と、電話機能を実現する電話機と、電
話機間の電話交換機能を実現する電話交換機と、会議ト
ランク、スピーカ等の音声リソースとを有する電話交換
システムであって、電話交換機は、音声リソース毎に音
声パスの音声品質情報が設定してある音声リソース管理
テーブルと、音声リソースを使用する場合に必要な音声
リソース・電話機間音声パスを決定する際に音声リソー
ス管理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを
自動的に決定する電話交換機能制御部とを有することに
より、音声リソース管理テーブルの内容に基づいて音声
リソースと音声パスとを自動的に決定することができる
ので、音声リソース管理テーブルの内容に基づいて、パ
ケット通信網全体の通信量を出来る限りおさえることが
でき、また高品質な音声サービスを柔軟に実現すること
ができるという有利な効果が得られる。
【0085】請求項2に記載の電話交換システムによれ
ば、請求項1に記載の電話交換システムにおいて、音声
リソース管理テーブルは優先音声品質情報と推奨音声品
質情報とを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース
・電話機間音声パスを決定する際には優先音声品質を推
奨音声品質よりも優先して音声パスの予約が可能かどう
かを検証することにより、優先音声品質が推奨音声品質
よりも優先されるので、より柔軟な音声サービスを実現
することができるという有利な効果が得られる。
ば、請求項1に記載の電話交換システムにおいて、音声
リソース管理テーブルは優先音声品質情報と推奨音声品
質情報とを有し、電話交換機能制御部は、音声リソース
・電話機間音声パスを決定する際には優先音声品質を推
奨音声品質よりも優先して音声パスの予約が可能かどう
かを検証することにより、優先音声品質が推奨音声品質
よりも優先されるので、より柔軟な音声サービスを実現
することができるという有利な効果が得られる。
【0086】請求項3に記載の電話交換システムによれ
ば、請求項2に記載の電話交換システムにおいて、電話
交換機は、予めユーザ毎に設定してあるユーザ対音声品
質テーブルを有し、電話交換機能制御部は、音声リソー
ス・電話機間音声パスを決定する際には、ユーザ対音声
品質テーブルに格納された音声品質での音声パスの予約
が可能かどうかを最優先で検証することにより、ユーザ
の要求に合致する音声サービスを実現することができる
という有利な効果が得られる。
ば、請求項2に記載の電話交換システムにおいて、電話
交換機は、予めユーザ毎に設定してあるユーザ対音声品
質テーブルを有し、電話交換機能制御部は、音声リソー
ス・電話機間音声パスを決定する際には、ユーザ対音声
品質テーブルに格納された音声品質での音声パスの予約
が可能かどうかを最優先で検証することにより、ユーザ
の要求に合致する音声サービスを実現することができる
という有利な効果が得られる。
【0087】請求項4に記載の電話交換システムによれ
ば、請求項3に記載の電話交換システムにおいて、音声
リソース管理テーブルはユーザの要求音声品質を格納
し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電話機間音
声パスを決定する際に要求音声品質と異なる低品質の音
声パスしか獲得できなくても、ユーザの電話サービス利
用中に要求音声品質の音声パス獲得が可能になった段階
で、音声サービスを中断することなく要求音声品質の音
声パスへの切り換えを行うことにより、最初はユーザの
要求と異なる低品質の音声パスで音声サービスが行われ
た場合でも、高品質の音声パス獲得が可能になった段階
で高品質の音声パスへの切換えを行うことができるの
で、より柔軟に高品質な電話サービスを実現することが
できるという有利な効果が得られる。
ば、請求項3に記載の電話交換システムにおいて、音声
リソース管理テーブルはユーザの要求音声品質を格納
し、電話交換機能制御部は、音声リソース・電話機間音
声パスを決定する際に要求音声品質と異なる低品質の音
声パスしか獲得できなくても、ユーザの電話サービス利
用中に要求音声品質の音声パス獲得が可能になった段階
で、音声サービスを中断することなく要求音声品質の音
声パスへの切り換えを行うことにより、最初はユーザの
要求と異なる低品質の音声パスで音声サービスが行われ
た場合でも、高品質の音声パス獲得が可能になった段階
で高品質の音声パスへの切換えを行うことができるの
で、より柔軟に高品質な電話サービスを実現することが
できるという有利な効果が得られる。
【図1】本発明の実施の形態1、2による電話交換シス
テムを示すブロック図
テムを示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態3、4による電話交換シス
テムを示すブロック図
テムを示すブロック図
【図3】従来の電話交換システムを示すブロック図
1101、2101 電話交換機 1102、1202、1302、1402、1602、
1702、2102、2202、2302、2402、
2602、2702 データ伝送部 1103、1203、1303、1403、1603、
1703、2103、2203、2303、2403、
2603、2703 通信制御部 1104、2104 電話交換機能制御部 1105、2105 パスリソース管理テーブル 1106、2106 帯域確保制御部 1107、2107 パス制御部 1108、2108 呼状態管理部 1109、2109 アドレス管理テーブル 1110、2110 音声リソース管理テーブル 1201、1301、1401、2201、2301、
2401 電話機 1204、1304、1404、2204、2304、
2404 音声入出力部 1205、1305、1405、2205、2305、
2405 電話機能制御部 1206、1306、1406、2206、2306、
2406 ユーザ入力部 1207、1307、1407、2207、2307、
2407 表示部 1501、2501 パケット通信網 1601、2601 会議トランク 1604、2604 音声処理部 1701、2701 スピーカ 1704、2704 音声出力部 2111 ユーザ対音声品質管理テーブル
1702、2102、2202、2302、2402、
2602、2702 データ伝送部 1103、1203、1303、1403、1603、
1703、2103、2203、2303、2403、
2603、2703 通信制御部 1104、2104 電話交換機能制御部 1105、2105 パスリソース管理テーブル 1106、2106 帯域確保制御部 1107、2107 パス制御部 1108、2108 呼状態管理部 1109、2109 アドレス管理テーブル 1110、2110 音声リソース管理テーブル 1201、1301、1401、2201、2301、
2401 電話機 1204、1304、1404、2204、2304、
2404 音声入出力部 1205、1305、1405、2205、2305、
2405 電話機能制御部 1206、1306、1406、2206、2306、
2406 ユーザ入力部 1207、1307、1407、2207、2307、
2407 表示部 1501、2501 パケット通信網 1601、2601 会議トランク 1604、2604 音声処理部 1701、2701 スピーカ 1704、2704 音声出力部 2111 ユーザ対音声品質管理テーブル
Claims (4)
- 【請求項1】少なくとも任意の通話中の音声品質を保証
する能力を通話開始前に予め有するパケット通信網と、
電話機能を実現する電話機と、前記電話機間の電話交換
機能を実現する電話交換機と、会議トランク、スピーカ
等の音声リソースとを有する電話交換システムであっ
て、前記電話交換機は、音声リソース毎に音声パスの音
声品質情報が設定してある音声リソース管理テーブル
と、音声リソースを使用する場合に必要な音声リソース
・電話機間音声パスを決定する際に前記音声リソース管
理テーブルを参照し、音声リソースと音声パスとを自動
的に決定する電話交換機能制御部とを有することを特徴
とする電話交換システム。 - 【請求項2】前記音声リソース管理テーブルは優先音声
品質情報と推奨音声品質情報とを有し、前記電話交換機
能制御部は、音声リソース・電話機間音声パスを決定す
る際には前記優先音声品質を前記推奨音声品質よりも優
先して音声パスの予約が可能かどうかを検証することを
特徴とする請求項1に記載の電話交換システム。 - 【請求項3】前記電話交換機は、予めユーザ毎に設定し
てあるユーザ対音声品質テーブルを有し、前記電話交換
機能制御部は、音声リソース・電話機間音声パスを決定
する際には、前記ユーザ対音声品質テーブルに格納され
た音声品質での音声パスの予約が可能かどうかを最優先
で検証することを特徴とする請求項2に記載の電話交換
システム。 - 【請求項4】前記音声リソース管理テーブルはユーザの
要求音声品質を格納し、前記電話交換機能制御部は、音
声リソース・電話機間音声パスを決定する際に前記要求
音声品質と異なる低品質の音声パスしか獲得できなくて
も、ユーザの電話サービス利用中に前記要求音声品質の
音声パス獲得が可能になった段階で、音声サービスを中
断することなく前記要求音声品質の音声パスへの切り換
えを行うことを特徴とする請求項3に記載の電話交換シ
ステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11074699A JP2000307649A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 電話交換システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11074699A JP2000307649A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 電話交換システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000307649A true JP2000307649A (ja) | 2000-11-02 |
Family
ID=14543504
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11074699A Withdrawn JP2000307649A (ja) | 1999-04-19 | 1999-04-19 | 電話交換システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000307649A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005005991A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Nec Corp | 多地点通話方式 |
US7209472B2 (en) | 2001-05-18 | 2007-04-24 | Fujitsu Limited | Method of controlling change-over of connection route between media gateway apparatuses, and call agent apparatus |
JP2013005253A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Nakayo Telecommun Inc | Ip電話装置およびip電話装置を用いた通信方法 |
-
1999
- 1999-04-19 JP JP11074699A patent/JP2000307649A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7209472B2 (en) | 2001-05-18 | 2007-04-24 | Fujitsu Limited | Method of controlling change-over of connection route between media gateway apparatuses, and call agent apparatus |
JP2005005991A (ja) * | 2003-06-11 | 2005-01-06 | Nec Corp | 多地点通話方式 |
JP2013005253A (ja) * | 2011-06-17 | 2013-01-07 | Nakayo Telecommun Inc | Ip電話装置およびip電話装置を用いた通信方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4786993B2 (ja) | 音声伝送用の電話網を使用するipテレビ会議を確立する方法 | |
US7058168B1 (en) | Method and system for participant control of privacy during multiparty communication sessions | |
US7236485B2 (en) | Call forwarding method | |
JPH09130487A (ja) | 交換システムおよびその通信機能を提供する方法 | |
JP2003324472A (ja) | VoIPネットワークシステム | |
US7024480B2 (en) | Method, devices and program modules for data transmission with assured quality of service | |
JP2000307649A (ja) | 電話交換システム | |
JP4750566B2 (ja) | 通信制御システム | |
JP2005124034A (ja) | 発信者の特定及び発信者への呼び返しを可能とする回線設定方法 | |
JP2007150851A (ja) | 通信システムの主装置及び通信システムの会議接続方法 | |
JP4594569B2 (ja) | 音声パケット通信システム | |
JP2004015276A (ja) | Ip電話装置 | |
JP2000069159A (ja) | 通話パス切り替え方式 | |
JP2004357218A (ja) | ネットワーク電話システム、このネットワーク電話システムで使用される会議接続制御方法、及びネットワーク電話システムの呼制御サーバ装置 | |
JP6952962B1 (ja) | ネットワーク統合システム | |
JP4120619B2 (ja) | 構内交換機 | |
JP4028689B2 (ja) | 通信システムにおける保留音送出方法及び同システムにおける保留音送出装置 | |
US20240195917A1 (en) | Methods of duplex transfer of voice streams between mobile subscribers and clients of im/voip with the corresponding implementation of pbx and of the voip-cell gateway based on smartphones | |
JP4447534B2 (ja) | 加入者収容装置、通信処理方法、及びプログラム | |
JPS5932024B2 (ja) | 多対地会議方式 | |
JP3892574B2 (ja) | 複合ネットワークにおける回線接続装置 | |
JPH1168977A (ja) | 通話システム及び通話サーバ装置 | |
JP2010109878A (ja) | 主装置及び帯域割り当て方法 | |
JP3297114B2 (ja) | 構内自動交換システム | |
JP2002027143A (ja) | 通信端末 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060329 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20060412 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20070730 |