JP2000306889A - ドライエッチング装置 - Google Patents

ドライエッチング装置

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JP2000306889A
JP2000306889A JP11113185A JP11318599A JP2000306889A JP 2000306889 A JP2000306889 A JP 2000306889A JP 11113185 A JP11113185 A JP 11113185A JP 11318599 A JP11318599 A JP 11318599A JP 2000306889 A JP2000306889 A JP 2000306889A
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JP
Japan
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chamber
upper electrode
electrode
etching
shower plate
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Pending
Application number
JP11113185A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kanekiyo
寛 兼清
Mitsuru Suehiro
満 末広
Tetsuo Fujimoto
哲男 藤本
Katsuji Matano
勝次 亦野
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】上部電極2とシャワープレート12との接触面
積を減少させることなくシャワープレート12の温度調
整がうまくでき且つ、プロセスガスを均一分散させる上
部電極2を有するドライエッチング装置を提供すること
を課題とする。 【解決手段】上部電極2の内部に冷却室7とガス分散室
8を形成する。シャワープレート12に接する側に冷却
室7を配置しガス分散室8からシャワープレート12の
全面にプロセスガスを均一分散させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エッチング用ガス
をプラズマ化し、該プラズマのもとでウェハーをエッチ
ングするドライエッチング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を図4に示す。図4は、典型
的な平行平板型プラズマエッチング装置の上部電極の断
面を示したものである。図には示していないが、図4の
上部電極に対向してウェハー用の下部電極が設けられ、
高周波バイアスが印加される。また、プラズマ発生のた
め図4の上部電極に高周波が印加される場合や、下部電
極に印加される高周波電圧のアースとして接地される場
合などがある。いずれにおいても、上部電極はプラズマ
発生とともに温度上昇するため、通常冷却される。ま
た、エッチング用ガスを上部電極から供給する場合もあ
る。図4の従来技術では、上部電極2に冷媒入口5、冷
媒出口6がありシャワープレート12と接してシャワー
プレート12の温度調節ができるようになっている。さ
らに上部電極2にはプロセスガス入口10が設けられ、
シャワープレート12と上部電極2の接触面にガス分散
溝13を設けてシャワープレート12の全面から均一に
プロセスガスが分散するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、プ
ロセスガスを均一分散させるためガス分散13を設けて
いるがプロセスガス入口10は1個(または複数個)と
少なく、均一分散させるためにはガス分散溝を大きくす
る必要がある反面、ガス分散溝を大きくすれば上部電極
2との接触面積が減少するためシャワープレート12と
の熱交換量が下がり、シャワープレート12の温度調整
がうまくできにくくなる弊害がでる。
【0004】本発明の目的は、上部電極2とシャワープ
レート12との接触面積を減少させることなくシャワー
プレート12の温度調整がうまくでき且つ、プロセスガ
スを均一分散させる上部電極2を有するドライエッチン
グ装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、上部電極2の内部に冷却室7とガス分散室8を形成
する。シャワープレート12に接する側に冷却室7を配
置して上部電極2とシャワープレート12との接触面積
を確保し、且つ、1個所もしくは複数個設けられたプロ
セスガス入口から導入されるプロセスガスをガス分散室
8で上部電極2の全面積に均一分散させる。さらにガス
分散室8からシャワープレート12の全面にプロセスガ
スを均一分散させるため上部電極2の全面にわたりプロ
セスガス吐出口11を配置したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面を参照して説明する。図1は本発明を実施し
た一実施例を示す。図1において、真空排気されたエッ
チングチャンバー1内にはエッチング用のプロセスガス
が供給され、プラズマ化されてウェハー4のエッチング
加工が行われる。上部電極2にはプラズマ発生用の高周
波電圧が印加され、下部電極3にはウェハー4が載置、
支持されプラズマ中のイオンをウェハー4に入射させる
ための高周波バイアスが印加される。プラズマ発生用高
周波とイオン入射用の高周波は同じ周波数でも良いが、
本発明では、前者は13.56から900MHZの範囲
とし、後者は100KHZから14MHZの範囲として
おり、実施例では450MHZと800KHZとした。
上部電極2に450MHZの高周波が印加されると、上
部電極2がアンテナとして作用し、エッチング室内に電
磁波が放射されてプラズマが発生する。このとき上部電
極2の表面には450MHZの高周波表面電流が流れ、
上部電極2が加熱される。上部電極2の温度上昇は、周
囲との熱膨張差などが発生するため好ましくなく所定の
温度以下にしなければならない。このとき、上部電極2
に接触し固定されているシャワープレート12の温度を
所定の温度に調整するため、上部電極2内に冷媒を通
す。更に、プロセスガスをエッチングチャンバー1内に
均一に分散するため、プロセスガス入口10にプロセス
ガスを導入する。
【0007】上部電極2内の構造を図2及び図3を用い
て説明する。上部電極2は隔壁9により冷却室7とガス
分散室8に仕切られている。冷媒は冷媒入口5を通り冷
却室7を冷却して冷媒出口6へ排出される。このときシ
ャワープレート12との熱交換が行われシャワープレー
ト12の温度調整ができる(図2)。更にプロセスガス
はプロセスガス入口10から導入されガス分散室8を経
て多数のプロセスガス吐出口11からエッチングチャン
バー1内に均一に分散される(図3)。尚、上部電極2
からシャワープレート12への熱交換に余裕があり上部
電極2とシャワープレート12との接触面積を減少させ
てもよい場合は図5のような構造(冷却室7とガス分散
室8の位置が逆に設けられた例)が可能である。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、上
部電極2とシャワープレート12との接触面積を減少さ
せることなくシャワープレート12の温度調整がうまく
でき且つ、プロセスガスを均一分散させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるドライエッチング装
置の概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態である上部電極の冷却室の
横断面図である。
【図3】本発明の一実施形態である上部電極のガス分散
室の横断面図である。
【図4】従来技術の事例を示す上部電極の横断面図であ
る。
【図5】従来技術の事例を示す上部電極の横断面図であ
る。
【符号の説明】
1…エッチングチャンバー、2…上部電極、3…下部電
極、4…ウェハー、5…冷媒入口、6…冷媒出口、7…
冷却室、8…ガス分散室、9…隔壁、10…プロセスガ
ス入口、11…プロセスガス吐出口、12…シャワープ
レート、13…ガス分散溝。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 哲男 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 (72)発明者 亦野 勝次 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 Fターム(参考) 4K057 DA20 DM02 DM04 DM05 DM06 DM08 DM16 DM17 DM40 DN01 5F004 AA01 BA04 BA09 BB11 BB13 BB18 BB28 BC08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エッチング用ガスを供給し、プラズマ化
    し、該プラズマのもとでウエハーをエッチングするドラ
    イエッチング装置において、エッチングチャンバー内に
    高周波電圧を印加してプラズマを発生させる上部電極と
    ウェハーを固定支持して高周波バイアスを印加させドラ
    イエッチングを行う下部電極とを備え、前記上部電極に
    冷却室とガス分散室を形成したことを特徴とするドライ
    エッチング装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のドライエッチング装置にお
    いて、冷却室とガス分散室を積層した上部電極を有する
    ことを特徴とするドライエッチング装置。
JP11113185A 1999-04-21 1999-04-21 ドライエッチング装置 Pending JP2000306889A (ja)

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