JP2000304510A - ワークエッジの位置検出方法および装置 - Google Patents

ワークエッジの位置検出方法および装置

Info

Publication number
JP2000304510A
JP2000304510A JP11634599A JP11634599A JP2000304510A JP 2000304510 A JP2000304510 A JP 2000304510A JP 11634599 A JP11634599 A JP 11634599A JP 11634599 A JP11634599 A JP 11634599A JP 2000304510 A JP2000304510 A JP 2000304510A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work edge
camera
edge
work
position detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11634599A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Onishi
一夫 大西
Hiroshi Maeda
弘 前田
Satoshi Ajino
敏 味埜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP11634599A priority Critical patent/JP2000304510A/ja
Publication of JP2000304510A publication Critical patent/JP2000304510A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】だれ形状を有するワークエッジを、容易かつ高
精度に位置決めすることを可能にする。 【解決手段】ワークエッジ24を撮影するCCDカメラ
26と、前記ワークエッジ24に向かって照明光Lを照
射するとともに、前記CCDカメラ26の光軸O1と前
記照明光Lの光軸O2とが互いに所定の角度θを有する
ように配置される照明手段28と、前記CCDカメラ2
6に入射される反射光の強度の変化率から位置決め目標
座標を設定する画像処理部30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、基板等の
ようにだれ形状を有するワークエッジの位置検出方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、電気・電子・通信機
器等の各種分野において、半導体レーザ素子(以下、L
Dという)が利用されている。図11に示されるよう
に、LD1は、ヒートシンク(放熱用基板)2と、前記
ヒートシンク2上に積層された状態で一体的に結合され
る半導体レーザチップ3(以下、LDチップ3という)
とを備えており、略面一に形成されたヒートシンク2と
LDチップ3の一端面からレーザ光が発光するように構
成されている。
【0003】LDチップ3は、レーザ光を発光する際に
生ずる内部発熱によってこのLDチップ3自身の自己破
壊を防止するため、前記LDチップ3の発光面である素
子側面4をヒートシンク2のエッジ位置に正確に合わせ
る必要がある。すなわち、図12に示すように、LDチ
ップ3aの素子側面4aがヒートシンク2aのエッジ位
置よりも前方に飛び出した状態でボンディングされる
と、このLDチップ3aの放熱が不十分となり、前記L
Dチップ3が破壊されるおそれがある。
【0004】一方、図13に示すように、LDチップ3
bの素子側面4bがヒートシンク2bのエッジ位置より
も後方に配置された状態でボンディングされると、レー
ザ光の一部が前記ヒートシンク2bによって遮られてし
まい、発光パターン特性に不良が発生してしまう。従っ
て、図11に示すように、LDチップ3の素子側面4を
ヒートシンク2のエッジ位置に正確に位置決めすること
が望ましいが、この種の位置決め作業は相当に困難なも
のとなっている。
【0005】そこで、例えば、図14に示すように、ヒ
ートシンク2のエッジ位置近傍を撮像する二次元CCD
カメラ等のカメラ5を備えるとともに、このカメラ5と
同軸上に落下照明を行う照明部6、あるいは、この照明
部6とリング照明部7とを備えた照明手段が配置されて
いる。この場合、カメラ5による撮影画像は、図15か
ら諒解されるように、ヒートシンク2の反射面に対応す
る明部8と、背景部分に対応する暗部9と、前記明部8
と前記暗部9との境界部位に存在するエッジ部10とを
表している。
【0006】ところが、エッジ部10は、ヒートシンク
2の表面反射率や照明光量の変動により変化し易く、特
に、このヒートシンク2のエッジがだれ形状を有する場
合には、照明光の強度が大きく変動して前記ヒートシン
ク2のエッジ位置を正確に検出することができないとい
う問題が指摘されている。
【0007】その際、ヒートシンク2に予めアライメン
トマークを付与しておき、そのマークを合わせることで
位置決めを行うことが考えられるが、エッチのだれによ
ってマーキング位置に誤差が生じてしまい、正確なマー
キングが遂行されないという不具合がある。しかも、L
Dチップ3の特性に合わせてこのLDチップ3の長さを
ロッド間で変更してスクライブする必要がある場合に、
スクライブ前のウエハ段階で予めマークを付与すること
は、実際上、不可能である。
【0008】一方、レーザ変位計等のポイント測定式変
位計を用い、ヒートシンク2の側面位置を測定する方式
が採用されている。ところが、図16に示すように、変
位計11の光軸に対してヒートシンク2の側面12が直
角でない場合には、位置決め目標位置であるエッジ位置
を検出する際に、前記変位計11を、上下方向に真直度
を高精度に維持して移動させる必要がある。このため、
装置全体が相当に複雑かつ高価なものとなってしまう。
【0009】また、図17に示すように、ヒートシンク
2のエッジにバリ13が存在する場合には、位置決め目
標位置であるエッジ位置を検出する際に、バリ13に変
位計11を正確に合わせる必要がある。しかしながら、
変位計11では、反射光が受光される位置であるバリ1
3の点aしか測定することができず、目標位置bでは、
側面12の傾きが大き過ぎて反射光が前記変位計11に
受光され難く、この目標位置bを検出することができな
い。
【0010】そこで、例えば、特公平7−97022号
公報に開示されている形状測定装置が知られている。こ
の形状測定装置は、鏡面反射性を帯びた表面を有する被
測定対象物を所定位置に載置する載置台と、この載置台
の対向方向に存する予め定められた複数の位置から前記
載置台上の前記被測定対象物に対して各々所定角度で光
を照射することが可能な複数の光源と、この複数の光源
のうち、任意の単数または複数の前記光源を独立に点灯
することが可能な光源制御手段と、前記光源で照明され
る前記被測定対象物を含めた画像を所定位置から撮像す
る単数または複数の撮像手段と、この撮像手段により取
り込まれた、少なくとも1箇所は異なる箇所に存する前
記光源の前記照明により生ずる前記被測定対象物におけ
る輝点に基づく複数の画像データを記憶する記憶手段
と、この記憶手段により記憶された前記画像データによ
る、少なくとも前記被測定対象物の前記載置台での載置
面に対する角度情報の推定に基づいて前記被測定対象物
の形状を測定、認識または検査を行う形状認識手段とを
具備している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来技術では、ハンダのような鏡面状態を有する物体の
形状を、この物体に対し種々の異なる角度から光を照射
してそれぞれの反射光を撮らえ、各画像を積み重ねるこ
とにより認識し、これにより前記形状の良否を判定する
ようにしている。このため、上記の従来技術では、ヒー
トシンク等のだれ形状を有する被測定対象物のワークエ
ッジを検出して前記ワークエッジを正確に位置決めしよ
うとする要請には十分に対応することができない。
【0012】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、だれ形状を有するワークエッジの位置を容易かつ高
精度に検出することが可能なワークエッジの位置検出方
法および装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係るワークエッ
ジの位置検出方法および装置では、照明手段の光軸とカ
メラの光軸とが互いに所定の角度θを有した状態で、ワ
ークエッジに向かって前記照明手段から照明光を照射し
ながら、前記カメラを介して前記ワークエッジが撮影さ
れる。そして、カメラに入射される反射光の強度の変化
率を得て、この変化率の正負最大値の中点を位置決め目
標座標に設定している。
【0014】ここで、ワークエッジが表面粗さに起因し
て種々の方向に傾斜した複数の面の集合体とみなされ、
得られた画像の輝線の中心線位置を、照明手段の光軸と
カメラの光軸とで規定される正反射角度と等しい傾きを
持つ面が最も多い位置と規定する。そして、ワークエッ
ジで正反射された光の強度の変化率において、その正負
最大値の中点を位置決め目標座標に設定する。これによ
り、ワークエッジの位置を高精度に検出することがで
き、アライメントマークを不要にするとともに、だれ量
に影響されることがなく、前記ワークエッジの位置決め
が良好に遂行可能になる。
【0015】また、カメラに入射される反射光の輝線に
投影ヒストグラム処理(射影処理または平均化処理)を
施すことにより、エッジ信号が平均化され(輝線の平均
化処理)、その後、前記反射光の強度変化率の正負最大
値の中点からワークエッジ位置が求められる。すなわ
ち、ワークエッジにおいて、照明光の入射角とカメラの
光軸方向への反射角とが等しくなる面で、反射光の輝線
がもっとも多い稜線を示すものとし、その中心座標を求
めることによってワークエッジの位置を高精度に検出す
ることが可能になる。
【0016】その際、強度の変化率の正負最大値の中点
を、サブピクセル画像処理により求める。具体的には、
濃淡画像処理を施して画素以下の位置測定を行うもので
あり、これによってワークエッジの位置を画素分解能以
下の精度で検出することができる。ここで、反射光の強
度が変化し易いため、照明光の光量を制御することによ
り、濃淡画像処理を確実に施すことが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るワークエッジの位置検出方法を実施するための位
置検出装置20の概略斜視説明図であり、図2は、前記
位置検出装置20の概略構成説明図である。
【0018】位置検出装置20は、被検査対象物、例え
ば、放熱用基板22のワークエッジ24を撮影するカメ
ラ、例えば、二次元CCDカメラ26と、前記ワークエ
ッジ24に向かって照明光Lを照射するとともに、前記
CCDカメラ26の光軸O1と前記照明光Lの光軸O2
とが互いに所定の角度θ(例えば、90゜)を有するよ
うに配置される照明手段28と、前記CCDカメラ26
に入射される反射光の強度の変化から位置決め目標座標
を設定する画像処理部(処理手段)30とを備える。
【0019】位置検出装置20を構成する定盤31上に
は、基板22を直交座標系のX軸方向およびY軸方向に
移動させるための移動機構32が設けられる。移動機構
32は、第1モータ34に連結された第1ボールねじ3
6を介してX軸方向に進退可能なX軸テーブル38を備
える。X軸テーブル38上には第2モータ40が設けら
れ、この第2モータ40に連結された第2ボールねじ4
2を介して、Y軸テーブル44が基板22を載置した状
態でY軸方向に進退自在である。CCDカメラ26は、
コラム46を介して定盤31に装着されており、このC
CDカメラ26に対物レンズ48が同軸上に設けられて
いる。
【0020】定盤31上には、支持フレーム50が設け
られ、この支持フレーム50の上部に第3モータ52が
固着される。第3モータ52に連結されZ軸方向に延在
する第3ボールねじ54には、照明手段28を構成する
照明本体部56が係合するとともに、前記照明本体部5
6には、発光部58が装着されている。図2に示すよう
に、発光部58は照明電源部60に接続されるととも
に、この照明電源部60は、光量制御手段である電圧調
整部62を介して制御される。
【0021】なお、発光部58を上下方向に移動させる
必要がなければ、照明手段28を支持フレーム50に固
定すればよい。また、CCDカメラ26を昇降可能に構
成し、あるいは、前記CCDカメラ26と照明手段28
とを一体的に昇降可能に構成することもできる。
【0022】このように構成される位置検出装置20の
動作について、本発明の第1の実施形態に係るワークエ
ッジの位置検出方法との関連で、図3に示すフローチャ
ートに基づいて以下に説明する。
【0023】先ず、照明手段28から照射される照明光
Lの光量の初期値が設定されるとともに(ステップS
1)、被検査対象物である基板22が載置されたY軸テ
ーブル44は、移動機構32の駆動作用下にこの基板2
2のワークエッジ24がCCDカメラ26に対応するよ
うに配置される。一方、照明手段28では、第3モータ
52の作用下に発光部58がワークエッジ24の高さ位
置に対応して配置されている。
【0024】そこで、照明電源部60を介して発光部5
8が発光され、基板22のワークエッジ24に向かって
照明光Lが導出された状態で、CCDカメラ26による
前記ワークエッジ24の画像取り込み処理が行われる
(ステップS2)。CCDカメラ26により取り込まれ
た画像データが画像処理部30に送られ、この画像処理
部30では、その画像データに基づいて投影ヒストグラ
ム処理(射影処理または平均化処理と同じ処理)が行わ
れ、エッジ信号の平均化がなされる(ステップS3)。
【0025】ここで、第1の実施形態では、CCDカメ
ラ26の光軸O1と照明光Lの光軸O2とが互いに所定
の角度θ、例えば、90゜を有している。このため、C
CDカメラ26により得られるワークエッジ24の正反
射画像では、輝度の高い部分が線状となって表わされ
る。従って、撮影された画像データに投影ヒストグラム
処理を施すことにより、検出精度を有効に向上させるこ
とができる。
【0026】さらに、ワークエッジ24の面粗さが小さ
い場合と大きい場合とにより、第1の実施形態による検
出精度と従来の同軸照明による検出精度とを比較したと
ころ、図4〜図7に示す結果が得られた。すなわち、従
来方法では、図4に示すように、面粗さの小さなワーク
エッジ24aの場合、輝度信号に基づいて測定値Aが得
られるとともに、図5に示すように、面粗さの大きなワ
ークエッジ24bの場合、測定値Aよりも相当に大きな
測定値Bが得られた。
【0027】一方、第1の実施形態では、図6に示すよ
うに、面粗さの小さなワークエッジ24aの場合、最大
輝度信号値から測定値Cが得られるとともに、図7に示
すように、面粗さの大きなワークエッジ24bの場合、
同様に最大輝度信号値から測定値Dが得られた。そし
て、測定値A〜Dは、A<B、|B−A|>|C−D|
の関係を有していた。
【0028】すなわち、従来の同軸照明では、面粗さが
変化すると測定されるエッジ位置(例えば、強度の変化
点が最大の点)が大きく変化し、この面粗さの変化によ
ってエッジ位置の検出再現性が低下してしまう。これに
対して、本発明の第1の実施形態では、面粗さの変化に
より検出される輝度の強度分布形状は変化するが、ピー
ク値の発生位置の変化が同軸照明に比べて相当に小さく
なり、エッジ位置の検出再現性が高いという結果が得ら
れた。
【0029】次いで、図3中、ステップS3において投
影ヒストグラム処理が施された後、輝線の濃淡画像処理
を行って画素以下のエッジ位置測定を行う(サブピクセ
ル画像処理)。すなわち、輝線70には、図8に示すよ
うに、濃淡画像処理が施され、この輝線70の最大プラ
ス勾配位置X1が検出される(ステップS4)。そし
て、この最大プラス勾配位置X1での勾配dZm1/d
X1が輝度信号勾配設定値よりも大きいか否かが判断さ
れ(ステップS5)、前記設定値以下であると(ステッ
プS5中、NO)、ステップS6に進んで電圧調整部6
2により照明電源部60の光量の増加処理がなされる。
【0030】勾配dZm1/dX1が設定値よりも大き
いと判断されると(ステップS5中、YES)、ステッ
プS7に進んで最大マイナス勾配位置X2が検出され、
さらに最大プラス勾配位置X1と最大マイナス勾配位置
X2の中点位置X3が算出される(ステップS8)。さ
らに、ステップS9では、中点位置X3での輝度信号値
が輝度信号設定値よりも低いと判断されると、ステップ
S10に進んで光量の増加がなされる一方、前記輝度信
号値が前記設定値以上であると判断されると、スッテプ
S11に進んでエッジ位置として中点位置X3が検出さ
れることになる。
【0031】このように、第1の実施形態では、従来の
アライメントマークを使用することなしに、基板22の
ワークエッジ24を容易かつ高精度に検出することがで
き、この基板22上に図示しないLDチップ等を高精度
にボンディングすることが可能になるという効果が得ら
れる。しかも、ワークエッジ24のだれ量の変化、表面
反射率の変動または表面粗さのばらつき等に影響される
ことなく、前記ワークエッジ24の位置検出処理が効率
的に遂行される。特に、だれ量の大きなワークエッジ2
4であっても、エッジ位置を高精度に検出することが可
能となり、発光素子のボンディング処理が高品質に行わ
れるという利点がある。
【0032】図9は、本発明の第2の実施形態に係るワ
ークエッジの位置検出方法を実施するための位置検出装
置80の概略構成説明図である。なお、上述した第1の
実施形態に係る位置検出装置20と同一の構成要素には
同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略する。
【0033】この位置検出装置80は、ワークエッジ2
4に照明手段28とは別の角度θ1、例えば、水平方向
から60゜傾斜した位置から照明光L1を照射する補助
照明手段82を備える。補助照明手段82を構成する発
光部84は、照明電源部60に接続されている。
【0034】このように構成される位置検出装置80で
は、図10に示すように、ワークエッジ24に水平方向
から照明光Lが照射されるとともに、照明光L1が水平
方向から60゜傾斜してこのワークエッジ24に照射さ
れた状態で、CCDカメラ26により前記ワークエッジ
24が撮影される。このため、ワークエッジ24のだれ
形状において、水平方向から45゜傾いた面および15
゜傾いた面が最も多く存在する位置X45および位置X
15が検出される。
【0035】次に、だれ形状の仮想半径Rは、 Rcos45゜−Rcos75゜=|X45−X15| R=|X45−X15|/0.45 から算出される。従って、位置X45と位置X15とに
基づいて、だれ形状を有したワークエッジ24の任意の
位置Xを、中心角αを指定することで求めることがで
き、だれ量のばらつきを有効に補正することが可能にな
る。
【0036】なお、基板22の回転傾きが大きく、ワー
クエッジ24の正反射光がCCDカメラ26に入射しな
い場合には、従来の同軸照明により予め角度の荒補正を
行った後に、上記の第2の実施形態に係る位置検出方法
を実施するようにしてもよい。
【0037】また、第1および第2の実施形態では、L
Dチップ等の発光素子をボンディングするための基板2
2のエッジ位置を検出する場合について説明したが、接
着等により部材のエッジ座標を求めるものにも、有効に
適応可することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係るワークエッジの位置検出方
法および装置では、照明手段の光軸とワークカメラの光
軸とが互いに所定の角度θを有した状態で、このカメラ
に入射される反射光の強度の変化率を求め、その正負最
大値の中点を位置決め目標座標に設定することにより、
従来のアライメントマークが不要となるとともに、だれ
量、表面反射率あるいは表面粗さのばらつき等に影響さ
れることなく、前記ワークエッジの位置を高精度に検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るワークエッジの
位置検出方法を実施するための位置検出装置の概略斜視
説明図である。
【図2】前記位置検出装置の概略構成説明図である。
【図3】前記位置検出方法を説明するフローチャートで
ある。
【図4】面粗さの小さなエッジを従来の同軸照明で検出
する際の説明図である。
【図5】面粗さの大きなエッジを従来の同軸照明で検出
する際の説明図である。
【図6】面粗さの小さなエッジを前記位置検出方法で検
出する際の説明図である。
【図7】面粗さの大きなエッジを前記位置検出方法で検
出する際の説明図である。
【図8】前記位置検出方法により得られた輝線の拡大説
明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るワークエッジの
位置検出方法を実施するための位置検出装置の概略構成
説明図である。
【図10】前記位置検出方法の説明図である。
【図11】ヒートシンクとLDチップが良好に接合され
た状態の説明図である。
【図12】前記LDチップが突出して前記ヒートシンク
に接合された状態の説明図である。
【図13】前記LDチップが内方に位置して前記ヒート
シンクに接合された状態の説明図である。
【図14】従来の同軸照明による検出方法の説明図であ
る。
【図15】図14のカメラにより撮像された画像の説明
図である。
【図16】変位計により傾斜側面を測定する際の説明図
である。
【図17】前記変位計によりバリを有するエッジを測定
する際の説明図である。
【符号の説明】
20、80…位置検出装置 22…基板 24、24a、24b…ワークエッジ 26…CCDカ
メラ 28…照明手段 30…画像処理
部 32…移動機構 58、84…発
光部 60…照明電源部 62…電圧調整
部 82…補助照明手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 味埜 敏 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA12 DD03 FF04 GG06 GG17 HH12 JJ03 JJ16 JJ26 LL12 QQ24 QQ29 QQ42 QQ43

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】だれ形状を有するワークエッジの位置検出
    方法であって、 照明手段の光軸とカメラの光軸とが互いに所定の角度θ
    (θ≠0)を有した状態で、前記ワークエッジに向かっ
    て前記照明手段から照明光を照射しながら、前記カメラ
    を介して前記ワークエッジを撮影する工程と、 前記カメラに入射される反射光の強度の変化率を得る工
    程と、 前記得られた強度の変化率においてその正負最大値の中
    点を位置決め目標座標に設定する工程と、 を有することを特徴とするワークエッジの位置検出方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の位置検出方法において、前
    記カメラに入射される反射光の輝線に投影ヒストグラム
    処理を施すことを特徴とするワークエッジの位置検出方
    法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の位置検出方法にお
    いて、前記強度の変化率の正負の最大値の中点を、サブ
    ピクセル画像処理により求めることを特徴とするワーク
    エッジの位置検出方法。
  4. 【請求項4】請求項2または3記載の位置検出方法にお
    いて、前記照明手段から照射される前記照明光の光量を
    制御することを特徴とするワークエッジの位置検出方
    法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の位置検出方法において、前
    記ワークエッジに対し前記照明手段とは別の角度から照
    明光を照射し、それぞれの照明光による反射光に基づい
    て前記ワークエッジの仮想半径上の任意の位置を求める
    工程を有することを特徴とするワークエッジの位置検出
    方法。
  6. 【請求項6】だれ形状を有するワークエッジの位置検出
    装置であって、 前記ワークエッジを撮影するカメラと、 前記ワークエッジに向かって照明光を照射するととも
    に、前記カメラの光軸と前記照明光の光軸とが互いに所
    定の角度θ(θ≠0)を有するように配置される照明手
    段と、 前記カメラに入射される反射光の強度の変化率から位置
    決め目標座標を設定する処理手段と、 を備えることを特徴とするワークエッジの位置検出装
    置。
JP11634599A 1999-04-23 1999-04-23 ワークエッジの位置検出方法および装置 Pending JP2000304510A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11634599A JP2000304510A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ワークエッジの位置検出方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11634599A JP2000304510A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ワークエッジの位置検出方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000304510A true JP2000304510A (ja) 2000-11-02

Family

ID=14684659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11634599A Pending JP2000304510A (ja) 1999-04-23 1999-04-23 ワークエッジの位置検出方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000304510A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013150585A1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-10 三菱電機株式会社 エッジ検出装置
CN106462965A (zh) * 2014-05-13 2017-02-22 斯特林实验室有限公司 边界检测
KR20190072419A (ko) * 2017-12-15 2019-06-25 캐논 가부시끼가이샤 계측 장치, 리소그래피 장치, 물품의 제조 방법 및 계측 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013150585A1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-10 三菱電機株式会社 エッジ検出装置
JPWO2013150585A1 (ja) * 2012-04-02 2015-12-14 三菱電機株式会社 エッジ検出装置
CN106462965A (zh) * 2014-05-13 2017-02-22 斯特林实验室有限公司 边界检测
CN106462965B (zh) * 2014-05-13 2019-12-27 斯特林有限公司 用于评估图像中的边界的存在的方法和装置
KR20190072419A (ko) * 2017-12-15 2019-06-25 캐논 가부시끼가이샤 계측 장치, 리소그래피 장치, 물품의 제조 방법 및 계측 방법
CN109932876A (zh) * 2017-12-15 2019-06-25 佳能株式会社 测量装置、平板印刷装置、物品的制造方法以及测量方法
KR102395738B1 (ko) 2017-12-15 2022-05-10 캐논 가부시끼가이샤 계측 장치, 리소그래피 장치, 물품의 제조 방법 및 계측 방법
CN109932876B (zh) * 2017-12-15 2022-07-05 佳能株式会社 测量装置、平板印刷装置、物品的制造方法以及测量方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7202957B2 (en) Three-dimensional visual sensor
US7641099B2 (en) Solder joint determination method, solder inspection method, and solder inspection device
EP1666185B1 (en) Laser processing machine and method with image acquisition and processing means
US8309882B2 (en) Mold removing method
KR100420272B1 (ko) 오프셋 측정방법, 툴위치 검출방법 및 본딩장치
US7336816B2 (en) Method and apparatus for measuring shape of bumps
JPH07311025A (ja) 3次元形状検査装置
TW201315554A (zh) 雷射加工裝置及雷射加工方法
JP4897573B2 (ja) 形状測定装置,形状測定方法
JP2008196974A (ja) 突起物の高さ測定装置及び高さ測定方法
US6768964B2 (en) Method and apparatus for determining dot-mark-forming position of semiconductor wafer
JP2000304510A (ja) ワークエッジの位置検出方法および装置
JP2006292647A (ja) ボンディングワイヤ検査装置
JP4467599B2 (ja) ボンディング装置
JP3897203B2 (ja) ボールグリッドアレイのボール高さ計測方法
JP2002131017A (ja) 距離測定装置、及び距離測定方法
JP2007042858A (ja) 投影露光装置
JP2000101298A (ja) 部品位置整合装置及びこれを用いた部品位置整合方法
JPH11132735A (ja) Icリード浮き検査装置及び検査方法
JP2630034B2 (ja) リード曲り測定装置
CN213021466U (zh) 一种3d成像检测系统
WO2024022006A1 (zh) 一种校准系统、测校工具及校准方法
US20230252672A1 (en) Methods and apparatus for use in the spatial registration of objects
TW200533974A (en) A method for mounting light-emitting devices
JP2001217599A (ja) 表面実装部品装着機および表面実装部品装着機における電子部品検出方法