JP2000303275A - 紡績方法 - Google Patents

紡績方法

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JP2000303275A
JP2000303275A JP11108969A JP10896999A JP2000303275A JP 2000303275 A JP2000303275 A JP 2000303275A JP 11108969 A JP11108969 A JP 11108969A JP 10896999 A JP10896999 A JP 10896999A JP 2000303275 A JP2000303275 A JP 2000303275A
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JP
Japan
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yarn
spinning
spun yarn
tension
weak
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JP11108969A
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English (en)
Inventor
Noboru Nakayama
昇 中山
Toshio Nishikawa
寿雄 西川
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】少なくとも、旋回気流を利用した紡績部5
を有する紡績装置において、紡績中の紡績糸Yを切断す
る切断装置8を有するとともに、該切断装置を、糸ムラ
を検知するヤーンクリアラー10からの信号と、紡績糸
の張力を検出するテンションセンサー9からの信号と
の、何れか一方の信号により作動可能とした紡績方法に
関するものである。 【効果】従来のヤーンクリアラーに配設されていた切断
装置を省略することができ、従って、ヤーンクリアラー
の構造を簡素化することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラフト装置によ
りドラフトされたスライバーを、旋回気流を利用した紡
績部に供給して紡績糸を製造する紡績方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ドラフト装置によりドラフトされ
たスライバーを、紡績ノズル部材と中空スピンドル部材
とからなる紡績部に供給し、紡績部において生成された
紡績糸を、デリベリローラーとニップローラーからなる
糸送り部材により巻き取りパッケージ方向に送り出し、
その後、糸送り部材と該糸送り部材の下流側(紡績糸の
走行方向)に配置されたスラックチューブとの間に配置
されたテンションセンサーにより、糸張力を検出し、そ
の後、ヤーンクリアラーを経て、紡績糸をトラバースし
ながら、巻き取りパッケージに巻き取るようにした紡績
方法が知られている。また、旋回気流を発生させる空気
紡績ノズルと、回転軸が交差するように配置された一対
の中空ゴムローラーや一対の無端ベルトが交差するよう
に配置された、糸を挟持して仮撚りを施す仮撚り部材と
により紡績部を構成し、空気紡績ノズルと仮撚り部材と
により、一種の結束紡績糸を生成するようにした紡績方
法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】紡績部を構成する中空
スピンドル部材の中空スピンドルに風綿や繊維屑等が付
着すると、旋回気流を利用してスライバーを構成する繊
維が加撚されて紡績糸が生成される過程において、十分
な加撚が施されないために、繊維相互の収束力が弱く、
弛んで伸び易く糸切れを起こし易い、所謂、弱糸部分が
生成されることになる。また、旋回気流を発生させる空
気紡績ノズルと仮撚り部材とにより紡績部を構成し、紡
績糸を生成するようにした紡績方法においても、仮撚り
部材を構成する中空ゴムローラーや無端ベルトが摩耗し
たり、或いは、中空ゴムローラー間や無端ベルト間の接
圧力が十分でない等の理由により、糸に十分な仮撚りが
付与されないと、弱糸部分が生成されることになる。こ
のような弱糸部分は、太さは、正常な紡績糸の太さと変
わらないので、ヤーンクリアラーでは検出することがで
きず、従来、このような弱糸部分を検出して、その原因
を速やかに取り除く有効な手段がなかった。
【0004】本発明の目的は、弱糸部分を検出し、除去
するとともに、その原因を速やかに取り除くことが可能
な紡績方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、少なくとも、旋回気流を
利用した紡績部を有する紡績装置において、紡績中の紡
績糸を切断する切断装置を有するとともに、該切断装置
を、糸ムラを検知するヤーンクリアラーからの信号と、
紡績糸の張力を検出するテンションセンサーからの信号
との、何れか一方の信号により作動可能としたものであ
り、第2には、弱糸部分に起因する張力変動を、テンシ
ョンセンサーが検出した際には、弱糸部分が検出された
紡績ユニットの紡績を停止した後、紡績部を清掃するよ
うにしたものであり、第3には、紡績を再開する自動糸
継ぎ装置が、紡績部の清掃と弱糸部分の除去とを含む一
連の糸継ぎ動作を行うようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0007】先ず最初に、図1を用いて、本発明の紡績
方法が適用される一例としての紡績装置を構成する紡績
ユニットUの全体構成について説明する。
【0008】Dは、一例としての4線式のドラフト装置
であり、フロントローラー1、エプロン2aを有するセ
カンドローラー2、サードローラー3及びバックローラ
ー4とから構成されている。5は、後述する紡績ノズル
部材と中空スピンドル部材とからなる紡績部である。6
aは、常時回転しているデリベリローラー6bに接離自
在なニップローラーであり、ニップローラー6aとデリ
ベリローラー6bにより、紡績糸Yを挟持して、紡績糸
Yを送り出す糸送り部材6が構成されている。7は、吸
引管として構成されている、常時、吸引状態にあるスラ
ックチューブであり、8は、後述するカッター部材であ
り、9は、後述するテンションセンサーであり、10
は、紡績糸Yの太さを測定し、測定信号を、図示されて
いない中央制御ユニットに送信する機能を有するヤーン
クリアラーである。11は、フリクションローラー12
に当接して回転される巻き取りパッケージであり、紡績
部5により紡出された紡績糸Yは、図示されていない綾
振り装置により、フリクションローラー12の軸線に沿
って往復動するトラバースガイド13により、トラバー
スされながら、巻き取りパッケージ11に巻き取られ
る。
【0009】上述したドラフト装置D、紡績部5、糸送
り部材6、スラックチューブ7、カッター部材8、テン
ションセンサー9、ヤーンクリアラー10、巻き取りパ
ッケージ11及びフリクションローラー12等により紡
績ユニットUが構成されている。図2に示されているよ
うに、このような紡績ユニットUが多数並設されて紡績
装置が構成されている。Vは、紡績ユニットUが多数並
設されて紡績装置の長手方向に沿って走行する台車とし
て構成されている自動糸継ぎ装置であり、床に配設され
た下部レールv1及び紡績装置に配設された上部レール
v2に案内されて、糸継ぎ装置Vに搭載されたモーター
により、走行駆動されるように構成されている。
【0010】次に、図3を用いて、紡績ノズル部材5’
と中空スピンドル部材5”とからなる紡績部5の一例を
説明する。
【0011】5aは、内周面の接線方向に複数の空気噴
射孔5a’を有するノズルブロックであり、5bは、繊
維導入孔5b’と、フロントローラー1と反対側にガイ
ドピン5b”を有する繊維導入ブロックである。ノズル
ブロック5aと繊維導入ブロック5bとは、フレーム5
c、スペーサー5d及びノズルハウジング5eにより支
持されている。ノズルハウジング5eの内周面とノズル
ブロック5aの外周面との間には環状の空気室5fが形
成されており、ノズルハウジング5eには、空気室5f
に連通する連通孔5e’が穿設されており、連通孔5
e’は、図示されていない圧縮空気供給源に連結されて
いる。5gは、ノズルブロック5aのフランジ5a”と
ノズルハウジング5eとの間に配設されたパッキンであ
り、5hは、繊維導入ブロック5bの外周面とノズルブ
ロック5aとノズルハウジング5eとにより形成された
凹部に嵌着されているパッキンである。
【0012】5iは、その先端部5i’が、繊維導入ブ
ロック5bのガイドピン5b”に近接して配置された中
空スピンドルであり、中空スピンドル5iは、フレーム
5cと接離可能なスピンドル支持ブロック5jに取着さ
れている。5kは、フレーム5cとスピンドル支持ブロ
ック5jとの間に形成された空気室であり、空気室5k
は、フレーム5cに形成された吸引孔5c’を介して、
図示されていない弱い吸引圧で空気を吸引する空気吸引
源に連結されており、紡績中は、ノズルブロック5aの
空気噴射孔5a’から噴出される空気の逃げ孔として機
能するとともに、紡績中に空気室内に発生する浮遊繊維
等を吸引除去する働きをするものである。中空スピンド
ル5iが取着されているスピンドル支持ブロック5j
は、ノズルブロック5a等が取着されているフレーム5
cと、合体或いは分離できるように構成されている。
【0013】次に、上述した紡績ノズル部材5’と中空
スピンドル部材5”とからなる紡績部5による紡績糸Y
の生成過程について概説する。
【0014】ドラフト装置Dのフロントローラー4から
送出されるドラフトされたスライバーSは、ノズルブロ
ック5aに穿設された空気噴射孔5a’からの噴出空気
の作用で発生している繊維導入ブロック5bの繊維導入
孔5b’付近の吸引空気流によって、繊維導入ブロック
5bの繊維導入孔5b’を経て、ノズルブロック5a内
に吸い込まれる。
【0015】ノズルブロック5a内に吸い込まれたスラ
イバーSを構成する繊維は、繊維導入ブロック5bのガ
イドピン5b”の周囲に沿って送られ、中空スピンドル
5iの先端部5i’付近において繊維は、ノズルブロッ
ク5aの空気噴射孔5a’から噴出され中空スピンドル
5iの先端部5i’付近において高速で旋回している旋
回気流の作用を受け、スライバーSから分離されながら
旋回気流の方向に加撚される。また、旋回気流により掛
けられた一部の撚りは、フロントローラー1方向へ伝播
しようとするが、ガイドピン5b”によってその伝播が
阻止されるので、フロントローラー1から送りだされる
スライバーSが上記撚りによって撚り込まれることがな
い。上記のように加撚された繊維は、紡績糸Yに順次生
成され、中空スピンドル5iの中空通路5i”を通り巻
き取りパッケージ11の方向に送られる。
【0016】ケンス14から引き出され、ドラフト装置
DによりドラフトされたスライバーSを構成する繊維
は、上述したようにして、紡績ノズル部材5’と中空ス
ピンドル部材5”とからなる紡績部5により紡績糸Yに
生成される。次いで、紡績糸Yは、ニップローラー6a
とデリベリローラー6bにより挟持され、巻き取りパッ
ケージ11方向に送られ、フリクションローラー12に
当接して回転される巻き取りパッケージ11に巻き取ら
れる。
【0017】次に、図4を用いて、カッター部材8につ
いて説明する。カッター部材8のハウジング8aには、
紡績糸Yが挿入され案内される凹部8bが形成されてい
る。また、凹部8bを挟んで、一方の側には、アンビル
8cが取着されており、もう一方の側には、シリンダー
8dが配設されており、シリンダー8dのピストンロッ
ド8eの先端に取着された刃8fが、上記のアンビル8
cに対向して配置されている。8gは、凹部8bの先端
部付近のハウジング8aに取着された、凹部8bへの紡
績糸Yの導入を容易にするための一対のガイド板であ
る。テンションセンサー9或いはヤーンクリアラー10
からの指令により、或いは、テンションセンサー9或い
はヤーンクリアラー10からの信号に基づいて、図示さ
れていない中央制御ユニットからの指令により、シリン
ダー8dが作動し、ピストンロッド8eが進出すると、
ピストンロッド8eの先端に取着された刃8fが、アン
ビル8cに当接し、凹部8bに挿入されている紡績糸Y
が切断されることになる。
【0018】次に、図4〜図7を用いて、テンションセ
ンサー9について説明する。テンションセンサー9は、
紡績装置の機台の長手方向に対して垂直方向に、即ち、
機台の奥から糸道方向に、図示されていない駆動装置に
より前後移動可能な移動部材としての移動板15に載置
されている。移動板15は、移動板15の腕部15a
を、図示されていないシリンダーのピストンロッドに取
着し、シリンダーを作動させて、ピストンロッドを進退
させることにより前後移動可能に、或いは、図示されて
いないカム機構により、適当なリンクを介して、腕部1
5aを進退させることにより、前後移動可能に構成され
ている。
【0019】9aは、テンションセンサー9のハウジン
グであり、移動板15に載置されている。9bは、紡績
装置の機台の長手方向に沿って、ハウジング9aに形成
された窓部9cから延在する検出アームである。検出ア
ーム9bの一方の端部は、ハウジング9aに取着された
弾性板9dに取着されており、検出アーム9bのもう一
方の端部である自由端部には、機台の奥方向側に紡績糸
Yが挿入される凹部9e’が形成された糸ガイド9eが
取着されている。9fは、弾性板9dに貼着された歪み
ゲージであり、糸ガイド9eの凹部9e’に挿入された
紡績糸Yの張力に応じて、検出アーム9bが揺動し、検
出アーム9bの揺動により、歪みゲージ9fが貼着され
ている弾性板9dが変形し、公知のように、この変形を
歪みゲージ9fが読み取り、中央制御ユニットにおい
て、張力信号に変換し、張力変動を検出するように構成
されている。
【0020】移動板15の腕部15aと反対側に位置す
る辺には、スリット15bが形成されており、平面的に
見て、糸ガイド9eの凹部9e’に対向するように、ス
リット15bを形成する縁辺には、凹部15b’が形成
されている。また、移動板15には、検出アーム9bに
沿って糸ガイド片15cが延在されるように形成されて
いる。
【0021】上述したように、糸送り部材6を構成する
ニップローラー6aとデリベリローラー6bの下方、即
ち、下流側に、スラックチューブ7、カッター部材8、
移動板15に載置されたテンションセンサー9及びヤー
ンクリアラー10が、順次、配設されている。このよう
に、移動板15に載置されたテンションセンサー9の上
方には、テンションセンサー9に接近してカッター部材
8が、また、テンションセンサー9の下方には、テンシ
ョンセンサー9に接近してヤーンクリアラー10が配置
されている。
【0022】紡績部5により紡出された紡績糸Yは、ニ
ップローラー6aとデリベリローラー6bにより挟持さ
れ、巻き取りパッケージ11方向に送られる。次いで、
スラックチューブ7の近傍を通って、カッター部材8の
凹部8bに挿入され、次いで、移動板15に載置された
テンションセンサー9の検出アーム9bの自由端部に取
着された糸ガイド9eの凹部9e’に案内され、次い
で、ヤーンクリアラー10の凹部10aに挿入される。
紡績糸Yの紡出中は、図4や図6に示されているよう
に、移動板15は、機台の奥方向に移動した位置にあ
り、この位置においては、カッター部材8の凹部8bと
ヤーンクリアラー10の凹部10aに挿入されている紡
績糸Yは、カッター部材8の凹部8b及びヤーンクリア
ラー10の凹部10aより機台の奥方向に位置するテン
ションセンサー9の検出アーム9bの自由端部に取着さ
れた糸ガイド9eにより、機台の奥方向に偏向されて、
側方から見て、略くの字状に屈曲されている。その後、
紡績糸Yは、図示されていない綾振り装置により、フリ
クションローラー12の軸線に沿って往復動するトラバ
ースガイド13により、トラバースされながら、巻き取
りパッケージ11に巻き取られる。
【0023】上述したように、紡績糸Yは、カッター部
材8の凹部8b及びヤーンクリアラー10の凹部10a
より機台の奥方向に位置するテンションセンサー9の検
出アーム9bの自由端部に取着された糸ガイド9eによ
り、機台の奥方向に偏向されて、側方から見て、略くの
字状に屈曲されているので、糸道が大きく振れるような
ことがなく、従って、正確な張力を測定することができ
る。
【0024】また、紡績部5で生成された紡績糸Yに付
着している風綿等は、常時、吸引状態にあるスラックチ
ューブ7の近傍を通過する過程で、スラックチューブ7
により吸引除去される。本実施例においては、テンショ
ンセンサー9が、スラックチューブ7の下流側に配設さ
れているので、テンションセンサー9に導入される紡績
糸Yに付着している風綿等は、テンションセンサー9に
導入される前に、スラックチューブ7により吸引除去さ
れているので、紡績糸Yに付着している風綿等が、テン
ションセンサー9に付着して、テンションセンサー9が
誤動作を起こすようなことが防止できる。
【0025】紡績糸Yに弱糸部分が存在すると、弱糸部
分は、繊維の収束力が弱く、弛んで伸び易いので、テン
ションセンサー9により検出される張力が小さくなり、
張力が、所定の許容範囲から外れることになる。このよ
うな、紡績糸Yの弱糸部分に起因する張力変動を、テン
ションセンサー9が検出した場合には、この検出信号に
より、或いは、図示されていない中央制御ユニットを介
して、カッター部材8を作動させて、紡績糸Yを切断す
るとともに、後述するような順序で、紡績ユニットUの
駆動を停止させる。次いで、中空スピンドル5iが取着
されているスピンドル支持ブロック5jを、フレーム5
cから分離して、中空スピンドルに付着している風綿や
繊維屑等を除去する。また、巻き取りパッケージ11に
巻き込まれた弱糸部分は、作業者により、巻き取りパッ
ケージ11から巻き戻されて除去される。
【0026】上述したように、紡績糸Yが切断された場
合には、中央制御ユニットからの信号に基づいて、サー
ドローラー3及びバックローラー4が停止され、スライ
バーSは、停止したサードローラー3と常時回転してい
るセカンドローラー2との間で切断される。切断された
紡績部5側のスライバーSは、依然として駆動を続ける
紡績部5により紡績糸Yに生成され、その後、ニップロ
ーラー6aとデリベリローラー6bに送られ、スラック
チューブ7に吸引されて除去される。切断された紡績部
5側のスライバーSが、全て、紡績糸Yに生成され、紡
績部5へのスライバーSの供給が終了した後、空気噴射
孔5a’からの圧縮空気の噴出が停止されて、紡績部5
の駆動が停止されるとともに、ニップローラー6aが常
時回転しているデリベリローラー6bから離反される。
また、紡績糸Yが切断された場合には、中央制御ユニッ
トからの信号に基づいて、巻き取りパッケージ11は、
フリクションローラー12から離反されて、その回転を
停止する。
【0027】また、ヤーンクリアラー10が、紡績糸Y
のスラブ等を検出した際には、ヤーンクリアラー10か
らの指令により、或いは、図示されていない中央制御ユ
ニットからの指令により、カッター部材8のシリンダー
8dを作動させて、ピストンロッド8eを進出させて、
ピストンロッド8eの先端に取着された刃8fを、アン
ビル8cに当接させて、凹部8bに挿入されている紡績
糸Yを切断する。このような、紡績糸Yの切断後は、上
述したと同様の順序で、紡績部5や巻き取りパッケージ
11等の駆動が停止される。
【0028】上述したように、テンションセンサー9に
より、紡績糸Yの弱糸部分が検出されたり、或いは、ヤ
ーンクリアラー10により紡績糸Yのスラブ等が検出さ
れた場合には、カッター部材8を作動させて紡績糸Yを
切断するとともに、紡績ユニットUの駆動が停止され、
中空スピンドル5iを清掃するとともに、巻き取りパッ
ケージ11に巻き込まれた弱糸部分を、巻き取りパッケ
ージ11から巻き戻して除去し、その後、糸継ぎ作業が
行われる。このように、切断装置としてのカッター部材
8が、糸ムラを検知するヤーンクリアラー10からの信
号と、紡績糸Yの張力を検出するテンションセンサー9
からの信号との、何れか一方の信号により作動するよう
に構成したので、従来のヤーンクリアラーに配設されて
いた切断装置を省略することができ、従って、ヤーンク
リアラーの構造を簡素化することができる。
【0029】紡績ユニットUの駆動が停止された場合に
は、図示されていない駆動装置を作動させて、移動板1
5を、機台の前方方向に押し出す。移動板15が、機台
の前方方向に押し出された際には、図7に示されている
ように、紡績糸Yは、移動板15に形成された凹部15
b’に案内され、ヤーンクリアラー10の凹部10aか
ら排出されて、ヤーンクリアラー10の検出を受けない
ように構成されている。ヤーンクリアラー10は、糸の
走行速度が、所定の速度より遅いと、本来ならば欠陥と
はならないような部分を、欠陥と判断するという誤動作
を起こすので、糸継ぎ後の巻取り再開に際しては、紡績
糸Yの糸速が所定の速度に達するまでの間、移動板15
を、機台の前方方向に押し出して、紡績糸Yが、ヤーン
クリアラー10に入るのを阻止するように構成されてい
る。紡績糸Yの糸速が所定の速度に達した後は、移動板
15を、機台の後方方向に移動させて、紡績糸Yを、ヤ
ーンクリアラー10の凹部10aに挿入する。
【0030】糸継ぎ作業に際しては、巻き取りパッケー
ジ11に巻き込まれた紡績糸Yを引き出すとともに、上
述したように、弱糸部分を除去する。弱糸部分が除去さ
れ、巻き取りパッケージ11から引き出された紡績糸Y
は、機台の前方方向に押し出された位置にある移動板1
5に形成された凹部15b’に係合し、ヤーンクリアラ
ー10の凹部10aに挿入されないように構成されてい
る。その後、巻き取りパッケージ11から引き出された
紡績糸Yは、カッター部材8を経て、スラックチューブ
7に所定の長さ貯留され、更に、デリベリローラー6b
及びデリベリローラー6bから離反されたニップローラ
ー6a間を通り、停止状態の紡績部5に挿通され、繊維
導入ブロック5bの繊維導入孔5b’から排出され、紡
績部5とフロントローラー1との間に垂れ下がることに
なる。
【0031】このような状態から、スライバーSの供給
を再開するとともに、中空スピンドル5iが清掃され、
再度、紡績ノズル部材5’と中空スピンドル部材5”と
が合体された状態の紡績部5の紡績ノズル部材5’の空
気噴射孔5a’から圧縮空気を噴出して、紡績部5を駆
動させ、更には、ニップローラー6aを、常時回転して
いるデリベリローラー6bに接触させて、紡績糸Yの巻
き取りパッケージ11方向への移送を開始する。また、
フリクションローラー12から離反されていた巻き取り
パッケージ11も、フリクションローラー12に接触す
ることにより巻き取りを再開する。このようにして、糸
継ぎ作業が行われるが、紡績糸Yの糸速が所定の速度に
達した際には、移動板15を、機台の奥方向に移動させ
て、上述したように、紡績糸Yを、カッター部材8の凹
部8b、テンションセンサー9の検出アーム9bに取着
された糸ガイド9e及びヤーンクリアラー10の凹部1
0aにより、図4及び図6に示されているように、略く
の字状に屈曲させる。
【0032】ところで、糸継ぎ作業において、巻き取り
パッケージ11による紡績糸Yの巻き取り再開時には、
スラックチューブ7に貯留されている紡績糸Yが、巻き
取りパッケージ11に巻かれるが、スラックチューブ7
に貯留され、弛んでいる紡績糸Yを、そのまま、巻き取
りパッケージ11に巻き取ると、上述したように、紡績
糸Yは、巻き取りパッケージ11にゆるく巻かれること
になる。このように、巻き取りパッケージ11にゆるく
巻かれた部分が存在すると、巻き取りパッケージ11の
形状が悪くなったり、或いは、次工程において、巻き取
りパッケージ11から糸を解舒する際の巻き戻し張力変
動が大きくなる等の問題がある。また、ゆるく巻かれた
糸層の上に、正常な張力で巻かれた糸が巻回されると、
正常な張力で巻かれた糸が、ゆるく巻かれた柔らかい糸
層に食い込むことがある。このような、正常な張力で巻
かれた糸が、ゆるく巻かれた柔らかい糸層に食い込んだ
巻き取りパッケージ11から糸を解舒すると、解舒され
る糸が、ゆるく巻かれた柔らかい糸層に引っ掛かって、
解舒張力が異常に大きくなったり、糸切れを起こすこと
になる。しかしながら、本実施例においては、上述した
ように、紡績糸Yは、カッター部材8、前方に進出した
テンションセンサー9及びヤーンクリアラー10により
略くの字状に屈曲され、張力が付与されるので、巻き取
りパッケージ11に、紡績糸Yが、ゆるく巻かれるよう
なことがなく、従って、巻き取りパッケージの形状が悪
くなったり、或いは、次工程において、巻き取りパッケ
ージから糸を解舒する際の巻き戻し張力変動が大きくな
るようなことが防止できる。
【0033】上述したように、紡績糸Yの弱糸部分をテ
ンションセンサー9が検出した際には、カッター部材8
を作動させて、紡績糸Yを切断するとともに、紡績ユニ
ットUの駆動を停止する。その後、巻き取りパッケージ
11に巻き取られた弱糸部分を除去するとともに、中空
スピンドル部材5”に巻き付いた風綿等の除去と紡績ノ
ズル部材5’内の風綿等の除去等の紡績部5の清掃を行
った後、紡績を再開する。この一連の動作を作業者が手
作業で行ってもよいが、上述した自動糸継ぎ装置Vが、
一連の自動糸継ぎ動作中に行う方がより簡便で好適であ
る。前記の紡績部の清掃に関しては、実開平6−473
74号公報に開示されているように、紡績部5を構成す
る紡績ノズル部材5’と中空スピンドル5”とを分離し
て圧縮空気を吹き付けることにより行うことにした。し
かし、紡績ノズル部材5’と中空スピンドル5”とを分
離せずに、図示しない清掃用のノズルから、所定位置に
圧縮空気を噴射して、風綿等を吹き飛ばして、吸引孔5
c’から排出するように構成してもよい。
【0034】また、糸継ぎ作業の際には、公知のよう
に、巻き取りパッケージ11にサクションマウスを接近
させて、巻き取りパッケージ11に巻き込まれた紡績糸
Yを、吸引し引き出して、種糸とて使用するが、このサ
クションマウスによる巻き取りパッケージ11に巻き込
まれた紡績糸Yの引き出し作業により、巻き取りパッケ
ージ11に巻き込まれた弱糸部分を吸引し、除去するよ
うに構成することにより、作業者によらず、自動的に、
弱糸部分の除去を行うことができる。
【0035】上述したように、紡績糸Yの弱糸部分に起
因する張力変動を、テンションセンサー9が検出した場
合には、この検出信号により、或いは、図示されていな
い中央制御ユニットを介して、紡績ユニットUの駆動を
停止し、中空スピンドル5iを清掃するようにしたの
で、弱糸部分が生成される頻度が減少する。
【0036】紡績糸Yの弱糸部分に起因する張力変動
を、テンションセンサー9が検出した場合には、この検
出信号により、或いは、図示されていない中央制御ユニ
ットを介して、カッター部材8を作動させて、紡績糸Y
を切断するとともに、紡績ユニットUの駆動を停止した
後、中空スピンドル5iを清掃するようにしたので、弱
糸部分が生成される頻度が減少する。また、カッター部
材8で紡績糸Yが切断された場合には、上述したよう
に、糸継ぎ作業が行われるが、この糸継ぎ作業の際の巻
き取りパッケージ11に巻き込まれた紡績糸Yの吸引、
引き出し作業により、巻き取りパッケージ11に巻き込
まれた弱糸部分を吸引し、除去することができるので、
作業者によらず、自動的に、弱糸部分の除去を行うこと
ができる。
【0037】次に、図8を用いて、空気紡績ノズルと仮
撚り部材とにより紡績部5を構成した紡績装置について
説明する。
【0038】5mは、旋回気流を発生させる空気紡績ノ
ズルであり、5n’、5n”は、回転軸が交差するよう
に配置された、中空ゴムローラー等からなる一対の仮撚
りローラーであり、一対の仮撚りローラー5n’、5
n”により、仮撚り部材5nが構成されている。この仮
撚り部材5nは、空気紡績ノズル5mから排出された糸
を、一対の仮撚りローラー5n’、5n”で挟持して、
仮撚りを施すものであり、この実施例では、空気紡績ノ
ズル5mと仮撚り部材5nとにより、紡績部5が構成さ
れている。勿論、上記のような、一対の仮撚りローラー
5n’、5n”により構成される仮撚り部材5nに代え
て、互いに交差する、一対の無端ベルトにより仮撚り部
材を構成することもできるし、このような仮撚り部材に
限定されることなく、種々の仮撚り部材を適用すること
ができる。
【0039】ケンス14から引き出され、ドラフト装置
DによりドラフトされたスライバーSを構成する繊維
は、空気紡績ノズル5mを経て、仮撚りローラー5
n’、5n”に挟持されるとともに、スライバーSを構
成する大部分の繊維は、仮撚りローラー5n’、5n”
の加撚作用により、仮撚りローラー5n’、5n”とフ
ロントローラ1のニップ点との間において撚りが付与さ
れ芯繊維として集束される。一方、仮撚りローラー5
n’、5n”により、撚りが付与されずに芯繊維を構成
しなかった残りの繊維は、仮撚りローラー5n’、5
n”による撚り方向とは逆の旋回気流を発生している空
気紡績ノズル5mによって、芯繊維の周囲に、芯繊維の
加撚方向とは逆方向に、巻き付き繊維として巻き付く。
その後、仮撚りローラー5n’、5n”により芯繊維に
付与された撚りは、仮撚りローラー5n’、5n”を通
過した時点で解撚が始まることになるが、この芯繊維の
解撚により、芯繊維の周囲に、芯繊維の加撚方向とは逆
方向に巻き付いている巻き付き繊維が、巻き付き繊維の
撚り方向と同じ方向の解撚により、より強く芯繊維の周
囲に巻き付いて、解撚されてほぼ無撚りになった芯繊維
の周囲に、巻き付き繊維が巻き付いた、一種の結束紡績
糸としての紡績糸Yが製造されることになる。なお、糸
送り部材6、スラックチューブ7、カッター部材8、移
動板15に載置されたテンションセンサー9及びヤーン
クリアラー10等の構成や作用については、同じである
ので、その説明は省略する。
【0040】空気紡績ノズル5mと仮撚り部材5nとに
より構成された紡績部5を有する紡績装置において、仮
撚り部材5nを構成する仮撚りローラー5n’、5n”
が摩耗したり、或いは、仮撚りローラー5n’、5n”
の接触圧が小さかったりして、スライバーSを構成する
繊維に、十分な仮撚りが付与されないと、芯繊維の収束
性が悪くなったり、巻き付き繊維の芯繊維への巻き付き
が十分でなくなり、弱糸部分が生成されることになる。
このような弱糸部分も、上述した実施例の弱糸部分と同
様に、テンションセンサー9により検出される張力が小
さい。従って、このような、紡績糸Yの弱糸部分に起因
する張力変動を、テンションセンサー9が検出した場合
には、この検出信号により、或いは、図示されていない
中央制御ユニットを介して、紡績ユニットUの駆動を停
止させ、摩耗した仮撚りローラー5n’、5n”を、新
しいものと交換したり、仮撚りローラー5n’、5n”
の軸を近づけて、仮撚りローラー5n’、5n”の接触
圧を大きくしたり、仮撚りローラー5n’、5n”の回
転数を上げて、仮撚り部材5n仮撚り付与能力を高め
る。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0042】切断装置が、糸ムラを検知するヤーンクリ
アラーからの信号と、紡績糸の張力を検出するテンショ
ンセンサーからの信号との、何れか一方の信号により作
動するように構成されているので、従来のヤーンクリア
ラーに配設されていた切断装置を省略することができ、
従って、ヤーンクリアラーの構造を簡素化することがで
きる。
【0043】弱糸部分に起因する張力変動を、テンショ
ンセンサーが検出した際には、弱糸部分が検出された紡
績ユニットの紡績を停止した後、紡績部を清掃するよう
にしたので、弱糸部分の生成原因を、確実に、且つ、速
やかに、取り除くことができる。
【0044】自動糸継ぎ装置により、紡績部の清掃と弱
糸部分の除去とを含む一連の糸継ぎ動作を行うようにし
たので、紡績装置の完全自動化が実現可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置を構成する紡績ユニットの全体斜視図であ
る。
【図2】図2は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置及び自動糸継ぎ装置の概略全体正面図であ
る。
【図3】図3は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置を構成する紡績ユニットの紡績部等の断面
を含む側面図である。
【図4】図4は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置を構成する紡績ユニットの要部斜視図であ
る。
【図5】図5は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置を構成する紡績ユニットのテンションセン
サー等の一部切り欠きを含む平面図である。
【図6】図6は本発明の紡績方法が適用される一例とし
ての紡績装置を構成する紡績ユニットの要部側面図であ
る。
【図7】図7は図6と同様の本発明の紡績方法が適用さ
れる一例としての紡績装置を構成する紡績ユニットの要
部側面図である。
【図8】図8は本発明の紡績方法が適用される他の例の
紡績装置を構成する紡績ユニットの全体斜視図である。
【符号の説明】
U・・・・・・・・紡績ユニット V・・・・・・・・自動糸継ぎ装置 7・・・・・・・・スラックチューブ 8・・・・・・・・カッター部材 9・・・・・・・・テンションセンサー 10・・・・・・・ヤーンクリアラー 15・・・・・・・移動板(移動部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、旋回気流を利用した紡績部を
    有する紡績装置において、紡績中の紡績糸を切断する切
    断装置を有するとともに、該切断装置が、糸ムラを検知
    するヤーンクリアラーからの信号と、紡績糸の張力を検
    出するテンションセンサーからの信号との、何れか一方
    の信号により作動可能であることを特徴とする紡績方
    法。
  2. 【請求項2】弱糸部分に起因する張力変動を、テンショ
    ンセンサーが検出した際には、弱糸部分が検出された紡
    績ユニットの紡績を停止した後、紡績部を清掃すること
    を特徴とする請求項1に記載の紡績方法。
  3. 【請求項3】紡績を再開する自動糸継ぎ装置が、紡績部
    の清掃と弱糸部分の除去とを含む一連の糸継ぎ動作を行
    うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の紡績
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2309042A2 (en) 2009-10-07 2011-04-13 Murata Machinery, Ltd. Spinning unit
CN102031604A (zh) * 2009-10-07 2011-04-27 村田机械株式会社 纺纱单元

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