JP2000301388A - ペットボトル回収用ボックス - Google Patents
ペットボトル回収用ボックスInfo
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- JP2000301388A JP2000301388A JP11113778A JP11377899A JP2000301388A JP 2000301388 A JP2000301388 A JP 2000301388A JP 11113778 A JP11113778 A JP 11113778A JP 11377899 A JP11377899 A JP 11377899A JP 2000301388 A JP2000301388 A JP 2000301388A
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- bottle
- plastic
- box
- neck
- pet
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B15/00—Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
- B30B15/08—Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B30—PRESSES
- B30B—PRESSES IN GENERAL
- B30B9/00—Presses specially adapted for particular purposes
- B30B9/32—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars
- B30B9/321—Presses specially adapted for particular purposes for consolidating scrap metal or for compacting used cars for consolidating empty containers, e.g. cans
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
- Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
- Refuse Receptacles (AREA)
- Processing Of Solid Wastes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 投入されたプラスチックボトル中からペット
ボトルのみが回収され且つ小型であっても多くのペット
ボトルを回収できるペットボトル回収用ボックスを提供
すること。 【解決手段】 ボトル投入口90から投入されたプラスチ
ックボトルのうちペットボトルPBのみを選別する近赤外
線プラスチック選別装置Ａと、前記近赤外線プラスチッ
ク選別装置Ａにより選別されたペットボトルPBのみを減
容化する減容装置Ｂと、減容化されたペットボトルPBを
収容する収容室Ｃとを、ボックス９内に設けてある。
ボトルのみが回収され且つ小型であっても多くのペット
ボトルを回収できるペットボトル回収用ボックスを提供
すること。 【解決手段】 ボトル投入口90から投入されたプラスチ
ックボトルのうちペットボトルPBのみを選別する近赤外
線プラスチック選別装置Ａと、前記近赤外線プラスチッ
ク選別装置Ａにより選別されたペットボトルPBのみを減
容化する減容装置Ｂと、減容化されたペットボトルPBを
収容する収容室Ｃとを、ボックス９内に設けてある。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペットボトル回
収用ボックスに関するものである。
収用ボックスに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、資源保護と自然環境保全の観点か
ら使用済みのペットボトルの再利用が実行されている
が、前記ペットボトルの回収をスーパーマーケット等の
店内で行っているのをよく見かける。
ら使用済みのペットボトルの再利用が実行されている
が、前記ペットボトルの回収をスーパーマーケット等の
店内で行っているのをよく見かける。
【０００３】上記ペットボトルの回収は、店内にボトル
投入口を有したボックスを配置させておき、ペットボト
ルを持ってきた顧客に前記ボトル投入口からボックスに
投入させるようにしている。
投入口を有したボックスを配置させておき、ペットボト
ルを持ってきた顧客に前記ボトル投入口からボックスに
投入させるようにしている。
【０００４】しかしながら、上記ボックスでは以下の
に示すような問題がある。 店内スペースをあまり大きく専有しないようにする
ため小型にすると、少量のペットボトルでボックス内が
一杯になってしまう。つまり、あまり多くのペットボト
ルを回収できない。 ペットボトル以外のプラスチックボトルが混ざって
いる場合があり、これらを後作業で選別しなければなら
ない。
に示すような問題がある。 店内スペースをあまり大きく専有しないようにする
ため小型にすると、少量のペットボトルでボックス内が
一杯になってしまう。つまり、あまり多くのペットボト
ルを回収できない。 ペットボトル以外のプラスチックボトルが混ざって
いる場合があり、これらを後作業で選別しなければなら
ない。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そこで、この発明で
は、投入されたプラスチックボトル中からペットボトル
のみが回収され且つ小型であっても多くのペットボトル
を回収できるペットボトル回収用ボックスを提供するこ
とを課題とする。
は、投入されたプラスチックボトル中からペットボトル
のみが回収され且つ小型であっても多くのペットボトル
を回収できるペットボトル回収用ボックスを提供するこ
とを課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この発明のペットボトル
回収用ボックスは、ボトル投入口90から投入されたプラ
スチックボトルのうちペットボトルPBのみを選別する近
赤外線プラスチック選別装置Ａと、前記近赤外線プラス
チック選別装置Ａにより選別されたペットボトルPBのみ
を減容化する減容装置Ｂと、減容化されたペットボトル
PBを収容する収容室Ｃとを、ボックス９内に設けてあ
る。
回収用ボックスは、ボトル投入口90から投入されたプラ
スチックボトルのうちペットボトルPBのみを選別する近
赤外線プラスチック選別装置Ａと、前記近赤外線プラス
チック選別装置Ａにより選別されたペットボトルPBのみ
を減容化する減容装置Ｂと、減容化されたペットボトル
PBを収容する収容室Ｃとを、ボックス９内に設けてあ
る。
【０００７】上記ペットボトル回収用ボックスに関し
て、減容装置Ｂは、ペットボトルPBの首部Ｎを切断する
と共に胴部Ｄを押し潰すものとしてある。
て、減容装置Ｂは、ペットボトルPBの首部Ｎを切断する
と共に胴部Ｄを押し潰すものとしてある。
【０００８】上記ペットボトル回収用ボックスに関し
て、減容装置Ｂは、ペットボトルPBの胴部Ｄが載置され
る台座部１と、ペットボトルPBの首部Ｎが載置される首
載置部２と、前記台座部１及び首載置部２に対して接近
・離反せしめられる可動部３と、前記可動部３に設けら
れた二枚の切断具4a, 4bとを具備し、ペットボトルPBを
台座部１に位置決めした状態で可動部３を台座部１及び
首載置部２に接近させたときには、一方の切断具4aによ
り前記ペットボトルPBの胴部Ｄに巻回されたラベルＬが
ペットボトルPBと共にボトル長手方向に切断されると共
に、他方の切断具4bによりペットボトルPBの首部Ｎ又は
その近傍がボトル長手方向直角に切断され、更に、可動
部３によりペットボトルPBの胴部Ｄが押し潰されるよう
にしてある。
て、減容装置Ｂは、ペットボトルPBの胴部Ｄが載置され
る台座部１と、ペットボトルPBの首部Ｎが載置される首
載置部２と、前記台座部１及び首載置部２に対して接近
・離反せしめられる可動部３と、前記可動部３に設けら
れた二枚の切断具4a, 4bとを具備し、ペットボトルPBを
台座部１に位置決めした状態で可動部３を台座部１及び
首載置部２に接近させたときには、一方の切断具4aによ
り前記ペットボトルPBの胴部Ｄに巻回されたラベルＬが
ペットボトルPBと共にボトル長手方向に切断されると共
に、他方の切断具4bによりペットボトルPBの首部Ｎ又は
その近傍がボトル長手方向直角に切断され、更に、可動
部３によりペットボトルPBの胴部Ｄが押し潰されるよう
にしてある。
【０００９】ここで、この発明のペットボトル回収用ボ
ックスの機能については以下の発明の実施の形態の欄で
明らかにする。
ックスの機能については以下の発明の実施の形態の欄で
明らかにする。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に従って説明する。 〔実施形態１〕図１、図２は、この実施形態のペットボ
トル回収用ボックスを示しており、図３、図４は、この
ペットボトル回収用ボックスに内蔵されている減容装置
を示している。（回収されるペットボトルPBについて） 回収されるペッ
トボトルPBの首部Ｎには、図５に示すように、閉栓時に
おいてキャップCPの回り止めをしていた回り止めリング
CLが残っており、更に、胴部ＤにはラベルＬが巻回され
た状態となっている。ここで、ペットボトルPBはポリエ
チレンテレフタレートにより構成されており、キャップ
CP及びキャップの回り止めリングCL並びにラベルＬはポ
リエチレンテレフタレートとは相違する他種の樹脂によ
り構成されている。
面に従って説明する。 〔実施形態１〕図１、図２は、この実施形態のペットボ
トル回収用ボックスを示しており、図３、図４は、この
ペットボトル回収用ボックスに内蔵されている減容装置
を示している。（回収されるペットボトルPBについて） 回収されるペッ
トボトルPBの首部Ｎには、図５に示すように、閉栓時に
おいてキャップCPの回り止めをしていた回り止めリング
CLが残っており、更に、胴部ＤにはラベルＬが巻回され
た状態となっている。ここで、ペットボトルPBはポリエ
チレンテレフタレートにより構成されており、キャップ
CP及びキャップの回り止めリングCL並びにラベルＬはポ
リエチレンテレフタレートとは相違する他種の樹脂によ
り構成されている。
【００１１】したがって、回収されたペットボトルPBを
再生処理する場合には、キャップCPがペットボトルPBに
螺入されているか否かにかかわらず首部Ｎを切断すると
共に、胴部Ｄに巻回されたラベルＬを除去する必要があ
る。（ペットボトル回収用ボックスの全体構成について） こ
の実施形態のペットボトル回収用ボックスでは、図１や
図２に示すように、ボトル投入口90から投入されたボト
ルはその自重により傾斜するシュート91及び台座部１を
転がるか又は滑りながら収容室Ｃ内に落下するようにな
っているが、ボトルは、近赤外線プラスチック選別装置
Ａからの近赤外線が照射される位置でストッパST１によ
り一時停止され、また減容装置Ｂにより減容化される位
置でストッパST２により一時停止されるようになってい
る。
再生処理する場合には、キャップCPがペットボトルPBに
螺入されているか否かにかかわらず首部Ｎを切断すると
共に、胴部Ｄに巻回されたラベルＬを除去する必要があ
る。（ペットボトル回収用ボックスの全体構成について） こ
の実施形態のペットボトル回収用ボックスでは、図１や
図２に示すように、ボトル投入口90から投入されたボト
ルはその自重により傾斜するシュート91及び台座部１を
転がるか又は滑りながら収容室Ｃ内に落下するようにな
っているが、ボトルは、近赤外線プラスチック選別装置
Ａからの近赤外線が照射される位置でストッパST１によ
り一時停止され、また減容装置Ｂにより減容化される位
置でストッパST２により一時停止されるようになってい
る。
【００１２】ここで、ボトル投入口90から投入されたボ
トルがペットボトルPBであると近赤外線プラスチック選
別装置Ａが判別した場合、ストッパST１は「開」状態と
なりペットボトルPBは減容装置Ｂの位置まで移動し、
「閉」状態のストッパST２により停止せしめられる。な
お、ボトル投入口90から投入されたボトルがペットボト
ルPB以外であると近赤外線プラスチック選別装置Ａが判
別した場合、シリンダS1の出力軸が伸長状態となって、
ボックス９外である網袋Ｆ内に押し出される（図２参
照）。
トルがペットボトルPBであると近赤外線プラスチック選
別装置Ａが判別した場合、ストッパST１は「開」状態と
なりペットボトルPBは減容装置Ｂの位置まで移動し、
「閉」状態のストッパST２により停止せしめられる。な
お、ボトル投入口90から投入されたボトルがペットボト
ルPB以外であると近赤外線プラスチック選別装置Ａが判
別した場合、シリンダS1の出力軸が伸長状態となって、
ボックス９外である網袋Ｆ内に押し出される（図２参
照）。
【００１３】次に、ペットボトルPBが減容装置Ｂの位置
まで移動すると、シリンダＳの出力軸が伸長して当該ペ
ットボトルPBの首部Ｎの切断及び胴部Ｄ押し潰し等がな
される（図３、図４参照）。これについては以下の欄で
詳述する。
まで移動すると、シリンダＳの出力軸が伸長して当該ペ
ットボトルPBの首部Ｎの切断及び胴部Ｄ押し潰し等がな
される（図３、図４参照）。これについては以下の欄で
詳述する。
【００１４】続いて、シリンダＳの出力軸が縮短してペ
ットボトルPBの減容化前の状態に復帰すると、ストッパ
ST２が「開」状態になり、押し潰された胴部Ｄは収容室
C1に、切断された首部Ｎは収容室C2に、それぞれ落下す
ることになる。（近赤外線プラスチック選別装置Ａについて） この近赤
外線プラスチック選別装置Ａは、プラスチックに近赤外
光を照射し、反射光測定で得られる吸収スペクトルを演
算処理することによりプラスチックの材質を判別するも
のである。ここで、この選別装置Ａは、ポリエチレンテ
レフタレートのみが判別できるように設定してある。（減容装置Ｂについて） この減容装置Ｂは、図３や図４
に示すように、ペットボトルPBが載置される台座部１
と、ペットボトルPBの首部Ｎが載置される首載置部２
と、シリンダＳにより前記台座部１及び首載置部２に対
して接近・離反せしめられる可動部３と、前記可動部３
の下面側に設けられた二枚の切断具4a, 4bと、前記可動
部３に設けられ且つペットボトルPBを台座部１に押し付
ける押さえ治具５とから構成されている。なお、ペット
ボトルPBの台座部１への位置決めは、ストッパST２との
当接により成される。
ットボトルPBの減容化前の状態に復帰すると、ストッパ
ST２が「開」状態になり、押し潰された胴部Ｄは収容室
C1に、切断された首部Ｎは収容室C2に、それぞれ落下す
ることになる。（近赤外線プラスチック選別装置Ａについて） この近赤
外線プラスチック選別装置Ａは、プラスチックに近赤外
光を照射し、反射光測定で得られる吸収スペクトルを演
算処理することによりプラスチックの材質を判別するも
のである。ここで、この選別装置Ａは、ポリエチレンテ
レフタレートのみが判別できるように設定してある。（減容装置Ｂについて） この減容装置Ｂは、図３や図４
に示すように、ペットボトルPBが載置される台座部１
と、ペットボトルPBの首部Ｎが載置される首載置部２
と、シリンダＳにより前記台座部１及び首載置部２に対
して接近・離反せしめられる可動部３と、前記可動部３
の下面側に設けられた二枚の切断具4a, 4bと、前記可動
部３に設けられ且つペットボトルPBを台座部１に押し付
ける押さえ治具５とから構成されている。なお、ペット
ボトルPBの台座部１への位置決めは、ストッパST２との
当接により成される。
【００１５】台座部１は、図３や図４に示すように、ブ
ロック状のもので、可動部３が台座部１及び首載置部２
に接近したときに切断具4a, 4bが挿入状態となる溝部10
ａ，10ｂを有するものとしてある。
ロック状のもので、可動部３が台座部１及び首載置部２
に接近したときに切断具4a, 4bが挿入状態となる溝部10
ａ，10ｂを有するものとしてある。
【００１６】首載置部２は、図３や図４に示すように、
上縁部から側縁部にかけて形成された凹み部20を有する
板材により構成されており、側縁部に形成した凹み部20
部分からペットボトルPBの首部Ｎが侵入するようにして
ある。
上縁部から側縁部にかけて形成された凹み部20を有する
板材により構成されており、側縁部に形成した凹み部20
部分からペットボトルPBの首部Ｎが侵入するようにして
ある。
【００１７】可動部３は、図３や図４に示すように、シ
リンダＳの出力軸S1の伸長・縮短により台座部１及び首
載置部２に対して降下・上昇せしめられるようにしてあ
る。なお、上記したシリンダＳの本体S2と台座部１及び
首載置部２との相対位置関係は変化しないように固定さ
れている。
リンダＳの出力軸S1の伸長・縮短により台座部１及び首
載置部２に対して降下・上昇せしめられるようにしてあ
る。なお、上記したシリンダＳの本体S2と台座部１及び
首載置部２との相対位置関係は変化しないように固定さ
れている。
【００１８】切断具4aは、図３や図４に示すように、回
り止めリングCL及びラベルＬを有するペットボトルPB
が、台座部１及び首載置部２上に載せ置かれた状態にお
いて、前記ラベルＬの上方に位置するように設定してあ
る。また、この切断具4aは、ラベルＬのボトル長手方向
の長さよりも幅広に設定すると共に、幅方向の両端から
中央部にかけて徐々に傾斜するようにして尖り部40ａを
形成してあり、更に、下端全域に切刃41ａを形成するよ
うにして構成されている。
り止めリングCL及びラベルＬを有するペットボトルPB
が、台座部１及び首載置部２上に載せ置かれた状態にお
いて、前記ラベルＬの上方に位置するように設定してあ
る。また、この切断具4aは、ラベルＬのボトル長手方向
の長さよりも幅広に設定すると共に、幅方向の両端から
中央部にかけて徐々に傾斜するようにして尖り部40ａを
形成してあり、更に、下端全域に切刃41ａを形成するよ
うにして構成されている。
【００１９】切断具4bは、図３や図４に示すように、回
り止めリングCL及びラベルＬを有するペットボトルPB
が、台座部１及び首載置部２上に載せ置かれた状態にお
いて、前記首部Ｎの基端部近傍の上方に配置されるよう
にしてある。また、この切断具4bは、幅方向の両端から
中央部にかけて徐々に傾斜するようにして尖り部40ｂを
形成すると共に、下端全域に切刃41ｂを形成するように
して構成されている。
り止めリングCL及びラベルＬを有するペットボトルPB
が、台座部１及び首載置部２上に載せ置かれた状態にお
いて、前記首部Ｎの基端部近傍の上方に配置されるよう
にしてある。また、この切断具4bは、幅方向の両端から
中央部にかけて徐々に傾斜するようにして尖り部40ｂを
形成すると共に、下端全域に切刃41ｂを形成するように
して構成されている。
【００２０】押さえ治具５は、図３や図４に示すよう
に、可動部３上においてシリンダＳの出力軸S1に外挿さ
れ且つ可動部３に対して上下動可能な昇降板50と、前記
昇降板50の四隅に垂設され且つ昇降板50を貫通する押さ
えピン51と、出力軸S1に外挿され且つ前記昇降板50を下
方に付勢するコイルバネ52とを具備するものとしてあ
る。そして、押さえ治具５の存在により、可動部３の降
下時であるペットボトルPBの切断時においては、ペット
ボトルPBが位置ズレしないように押さえピン51の下端が
当該ペットボトルPBを押さえ込み、逆に、可動部３の上
昇時である切断具抜き取り時においては、ペットボトル
PBが切断具4aと一体的に上昇しないように押さえピン51
の下端が当該ペットボトルPBを押さえ込むようになって
いる。
に、可動部３上においてシリンダＳの出力軸S1に外挿さ
れ且つ可動部３に対して上下動可能な昇降板50と、前記
昇降板50の四隅に垂設され且つ昇降板50を貫通する押さ
えピン51と、出力軸S1に外挿され且つ前記昇降板50を下
方に付勢するコイルバネ52とを具備するものとしてあ
る。そして、押さえ治具５の存在により、可動部３の降
下時であるペットボトルPBの切断時においては、ペット
ボトルPBが位置ズレしないように押さえピン51の下端が
当該ペットボトルPBを押さえ込み、逆に、可動部３の上
昇時である切断具抜き取り時においては、ペットボトル
PBが切断具4aと一体的に上昇しないように押さえピン51
の下端が当該ペットボトルPBを押さえ込むようになって
いる。
【００２１】この減容装置Ｂでは以下のようにして、ペ
ットボトルPBは減容化されると共に、ペットボトルPBか
ら首部Ｎ及びラベルＬが除去される。 上述した如くペットボトルPBは図１や図３の実線に
示すように、ストッパST２との当接により減容装置Ｂの
適正位置に位置決めされる。 シリンダＳの出力軸S1を伸長させ、可動部３を降下
させていくと、この降下途中において四本の押さえピン
51がペットボトルPBを押さえ込み、ペットボトルPBは不
用意に動かないようになる。 の状態から更に可動部３を降下させていくと、切
断具4aの尖り部40ａがペットボトルPBのラベルＬが配置
された位置に突き刺さり、その後切刃41ａによりラベル
ＬはペットボトルPBと共にボトル長手方向に切断されて
いく（図３、図４の二点鎖線参照）。また、切断具4bの
尖り部40ｂがペットボトルPBの首部Ｎ近傍位置に突き刺
さり、その後切刃41ｂにより前記首部Ｎは切断されてい
く（図３、図４の二点鎖線参照）。さらに、可動部３の
降下途中から当該可動部３によりペットボトルPBは図３
や図４の二点鎖線に示すように、押し潰される。
ットボトルPBは減容化されると共に、ペットボトルPBか
ら首部Ｎ及びラベルＬが除去される。 上述した如くペットボトルPBは図１や図３の実線に
示すように、ストッパST２との当接により減容装置Ｂの
適正位置に位置決めされる。 シリンダＳの出力軸S1を伸長させ、可動部３を降下
させていくと、この降下途中において四本の押さえピン
51がペットボトルPBを押さえ込み、ペットボトルPBは不
用意に動かないようになる。 の状態から更に可動部３を降下させていくと、切
断具4aの尖り部40ａがペットボトルPBのラベルＬが配置
された位置に突き刺さり、その後切刃41ａによりラベル
ＬはペットボトルPBと共にボトル長手方向に切断されて
いく（図３、図４の二点鎖線参照）。また、切断具4bの
尖り部40ｂがペットボトルPBの首部Ｎ近傍位置に突き刺
さり、その後切刃41ｂにより前記首部Ｎは切断されてい
く（図３、図４の二点鎖線参照）。さらに、可動部３の
降下途中から当該可動部３によりペットボトルPBは図３
や図４の二点鎖線に示すように、押し潰される。
【００２２】なお、上記した切刃41ａによるラベルＬの
切断、切刃41ｂによる首部Ｎの切断、可動部３によるペ
ットボトルPBの押し潰しの間、押さえピン51はコイルバ
ネ52の付勢力によりペットボトルPBを押さえ込んでい
る。 次に、シリンダＳの出力軸S1を縮短させて可動部３
を上昇させていく。このとき、押さえピン51はコイルバ
ネ52の付勢力により押し潰されたペットボトルPBを押さ
え込んだ状態を維持している。したがって、可動部３が
上昇していくと、切断具4a，4bはペットボトルPBから確
実に抜ける。 上記した〜に示した作業が自動で行われ、よっ
てこの減容装置Ｂを用いれば、ペットボトルPBは減容化
されると共に、ペットボトルPBから首部Ｎ及びラベルＬ
を除去できる。なお、ラベルＬの一部がペットボトルPB
に糊付けされている場合においてもラベル取り作業が非
常に容易になる。（ペットボトル回収用ボックスの機能について） ボトル投入口90から投入されたペットボトルPBはボ
ックス９内で減容化されるから、店内スペースをあまり
大きく専有しない小型のボックス９であっても多くのペ
ットボトルPBが回収できる（図１、図２参照）。 ボトル投入口90からペットボトルPB以外のプラスチ
ックボトルが投入された場合には、当該プラスチックボ
トルはボックス９外である網袋Ｆ内に押し出されること
から、ボックス９内にはペットボトルPBのみが回収され
る（図２参照）。 図２に示す如く、ポリエチレンテレフタレートと相
違する樹脂製のキャップCPや回り止めリングCLが付いて
いる首部Ｎが収容室C2に、ラベルＬが外れているか又は
外れ易くなっている胴部Ｄが収容室C1に、それぞれ収容
される。つまり、ボックス９に回収された時点で、ポリ
エチレンテレフタレート製のペットボトルPBからこれと
材質が相違する部分が除去されている。（他の実施形態について） 減容装置Ｂは、ラベルＬの切
断、及び首部Ｎ又はその近傍の切断が、板状の切断具4
a, 4bと台座部１及び首載置部２との剪断により行われ
るようにしたものでもよい。
切断、切刃41ｂによる首部Ｎの切断、可動部３によるペ
ットボトルPBの押し潰しの間、押さえピン51はコイルバ
ネ52の付勢力によりペットボトルPBを押さえ込んでい
る。 次に、シリンダＳの出力軸S1を縮短させて可動部３
を上昇させていく。このとき、押さえピン51はコイルバ
ネ52の付勢力により押し潰されたペットボトルPBを押さ
え込んだ状態を維持している。したがって、可動部３が
上昇していくと、切断具4a，4bはペットボトルPBから確
実に抜ける。 上記した〜に示した作業が自動で行われ、よっ
てこの減容装置Ｂを用いれば、ペットボトルPBは減容化
されると共に、ペットボトルPBから首部Ｎ及びラベルＬ
を除去できる。なお、ラベルＬの一部がペットボトルPB
に糊付けされている場合においてもラベル取り作業が非
常に容易になる。（ペットボトル回収用ボックスの機能について） ボトル投入口90から投入されたペットボトルPBはボ
ックス９内で減容化されるから、店内スペースをあまり
大きく専有しない小型のボックス９であっても多くのペ
ットボトルPBが回収できる（図１、図２参照）。 ボトル投入口90からペットボトルPB以外のプラスチ
ックボトルが投入された場合には、当該プラスチックボ
トルはボックス９外である網袋Ｆ内に押し出されること
から、ボックス９内にはペットボトルPBのみが回収され
る（図２参照）。 図２に示す如く、ポリエチレンテレフタレートと相
違する樹脂製のキャップCPや回り止めリングCLが付いて
いる首部Ｎが収容室C2に、ラベルＬが外れているか又は
外れ易くなっている胴部Ｄが収容室C1に、それぞれ収容
される。つまり、ボックス９に回収された時点で、ポリ
エチレンテレフタレート製のペットボトルPBからこれと
材質が相違する部分が除去されている。（他の実施形態について） 減容装置Ｂは、ラベルＬの切
断、及び首部Ｎ又はその近傍の切断が、板状の切断具4
a, 4bと台座部１及び首載置部２との剪断により行われ
るようにしたものでもよい。
【００２３】また、減容装置Ｂの切断具4bは、切断具4a
に取り付けたモータにより回転せしめられる所謂丸鋸
（円形板状に形成されていると共にその外周縁に鋸歯が
連続配置されたもの）により構成させることができる。
に取り付けたモータにより回転せしめられる所謂丸鋸
（円形板状に形成されていると共にその外周縁に鋸歯が
連続配置されたもの）により構成させることができる。
【００２４】さらに、近赤外線プラスチック選別装置Ａ
は、ポリエチレンテレフタレートが判別できるものであ
れば、別構成のものも採用できる。
は、ポリエチレンテレフタレートが判別できるものであ
れば、別構成のものも採用できる。
【００２５】
【発明の効果】この発明は上記のような構成であるか
ら、次の効果を有する。
ら、次の効果を有する。
【００２６】発明の実施の形態の欄に記載した内容か
ら、投入されたプラスチックボトル中からペットボトル
のみが回収され且つ小型であっても多くのペットボトル
を回収できるペットボトル回収用ボックスを提供でき
た。
ら、投入されたプラスチックボトル中からペットボトル
のみが回収され且つ小型であっても多くのペットボトル
を回収できるペットボトル回収用ボックスを提供でき
た。
【図１】この発明の実施形態１のペットボトル回収用ボ
ックスの側面図。
ックスの側面図。
【図２】図１のＸ−Ｘ断面図。
【図３】上記ペットボトル回収用ボックスに採用されて
いる減容装置の正面図。
いる減容装置の正面図。
【図４】図３のＹ−Ｙ矢視図。
【図５】ペットボトルの正面図。
PB ペットボトル Ａ 近赤外線プラスチック選別装置 Ｂ 減容装置 Ｃ 収容室 Ｎ 首部 Ｄ 胴部 Ｌ ラベル １ 台座部 ２ 首載置部 ３ 可動部 4a 切断具 4b 切断具 ９ ボックス 90 ボトル投入口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２９Ｂ 17/00 Ｂ６５Ｆ 1/00 Ｗ Ｂ６５Ｆ 1/00 1/14 Ｚ 1/14 Ｂ０９Ｂ 5/00 ＺＡＢＱ (72)発明者 桜井 宏 奈良県大和郡山市池沢町172 ニッタ株式 会社奈良工場内 Ｆターム(参考） 3E023 AA07 AA14 AA20 HA05 4D004 AA10 BA07 CA04 CB12 4D065 CA01 DD02 DD24 DD30 EB14 ED06 ED16 ED18 ED22 ED27 ED36 4F301 AA25 BE31 BF17 BF26 BF32
Claims (3)
- 【請求項１】 ボトル投入口（90）から投入されたプラ
スチックボトルのうちペットボトル（PB）のみを選別す
る近赤外線プラスチック選別装置（Ａ）と、前記近赤外
線プラスチック選別装置（Ａ）により選別されたペット
ボトル（PB）のみを減容化する減容装置（Ｂ）と、減容
化されたペットボトル（PB）を収容する収容室（Ｃ）と
を、ボックス（９）内に設けてあることを特徴とするペ
ットボトル回収用ボックス。 - 【請求項２】 減容装置（Ｂ）は、ペットボトル（PB）
の首部（Ｎ）を切断すると共に胴部（Ｄ）を押し潰すも
のとしてあることを特徴とする請求項１記載のペットボ
トル回収用ボックス。 - 【請求項３】 減容装置（Ｂ）は、ペットボトル（PB）
の胴部（Ｄ）が載置される台座部（１）と、ペットボト
ル（PB）の首部（Ｎ）が載置される首載置部（２）と、
前記台座部（１）及び首載置部（２）に対して接近・離
反せしめられる可動部（３）と、前記可動部（３）に設
けられた二枚の切断具（4a）（4b）とを具備し、ペット
ボトル（PB）を台座部（１）に位置決めした状態で可動
部（３）を台座部（１）及び首載置部（２）に接近させ
たときには、一方の切断具（4a）により前記ペットボト
ル（PB）の胴部（Ｄ）に巻回されたラベル（Ｌ）がペッ
トボトル（PB）と共にボトル長手方向に切断されると共
に、他方の切断具（4b）によりペットボトル（PB）の首
部（Ｎ）又はその近傍がボトル長手方向直角に切断さ
れ、更に、可動部（３）によりペットボトル（PB）の胴
部（Ｄ）が押し潰されるようにしてあることを特徴とす
る請求項１記載のペットボトル回収用ボックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11113778A JP2000301388A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | ペットボトル回収用ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11113778A JP2000301388A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | ペットボトル回収用ボックス |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000301388A true JP2000301388A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=14620886
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11113778A Pending JP2000301388A (ja) | 1999-04-21 | 1999-04-21 | ペットボトル回収用ボックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000301388A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210692A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-30 | Motomasa Oritani | 使用済みペットボトルの切断装置及び切断方法 |
| JP2022019801A (ja) * | 2020-08-11 | 2022-01-27 | 株式会社寺岡精工 | 物品回収装置 |
| JP2022043184A (ja) * | 2017-02-14 | 2022-03-15 | 株式会社寺岡精工 | 物品回収装置 |
-
1999
- 1999-04-21 JP JP11113778A patent/JP2000301388A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002210692A (ja) * | 2001-01-19 | 2002-07-30 | Motomasa Oritani | 使用済みペットボトルの切断装置及び切断方法 |
| JP4599717B2 (ja) * | 2001-01-19 | 2010-12-15 | 元征 折谷 | 使用済みペットボトルの切断装置及び切断方法 |
| JP2022043184A (ja) * | 2017-02-14 | 2022-03-15 | 株式会社寺岡精工 | 物品回収装置 |
| JP7216446B2 (ja) | 2017-02-14 | 2023-02-01 | 株式会社寺岡精工 | 容器回収装置 |
| JP2022019801A (ja) * | 2020-08-11 | 2022-01-27 | 株式会社寺岡精工 | 物品回収装置 |
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