JP2003001496A - 手動式容器減容機 - Google Patents

手動式容器減容機

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JP2003001496A
JP2003001496A JP2001187802A JP2001187802A JP2003001496A JP 2003001496 A JP2003001496 A JP 2003001496A JP 2001187802 A JP2001187802 A JP 2001187802A JP 2001187802 A JP2001187802 A JP 2001187802A JP 2003001496 A JP2003001496 A JP 2003001496A
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Hidetomi Urabe
秀富 占部
Hideyuki Urabe
秀行 占部
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    • B30PRESSES
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    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
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    • B30B15/08Accessory tools, e.g. knives; Mountings therefor
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    • B30B9/30Presses specially adapted for particular purposes for baling; Compression boxes therefor
    • B30B9/305Drive arrangements for the press ram
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B30B9/00Presses specially adapted for particular purposes
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 この手動式容器減容機は,手動操作によって
カン,ボトル,ビン等の容器を押し潰して減容し,容器
保管場所や回収効率を向上させる。 【解決手段】 この手動式容器減容機は,機台16上に
固定押圧板1と移動押圧板2を設け,押圧リンク機構2
7を手動操作して移動押圧板2を移動させ,固定押圧板
1と移動押圧板2との間に投入されたカン,ビン等の容
器を押し潰して減容する。機台16には容器が押し潰さ
れた減容物を落下させるため開口7が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は,空き缶,ペット
ボトル,ガラス瓶等の容器を押し潰し及び/又は破砕し
て容器の容積を低減させ,容器を多量に省スペーサで回
収できるようにした手動式容器減容機に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄,アルミニウム等の金属製,ガラス
製,合成樹脂製の各種容器の材料の再利用即ちリサイク
ルを促進するため,自治体は,容器包装リサイクル法の
規定に従って,ガラス瓶,空き缶,ペットボトル等の使
用済容器の分別収集及び搬送移送を行っている。また,
容器に限らずガラス製品や合成樹脂製品の物品について
も,分別して効率良く回収し,リサイクル等の材料処理
をすることが求められてきた。ところで,家庭,事業所
等から出される容器等の物品は,その形状や材料等の種
類が多岐にわたり,廃棄される量も時期も一定している
訳ではなく,また,容器の場合は減容しないと使用済み
容器でかさばって回収効率が極めて悪くなるので,自治
体が負担するにしてもその回収コストが高くなるのが現
状である。
【0003】近年,種々の容器の減容器が開発されてい
る。例えば,特開2000−202320号公報には,
破砕機を備えた収集装置が開示されている。該収集装置
は,金属缶に加えて,ペットボトルのような合成樹脂製
物品も破砕・減容処理が可能な破砕機を有し,破砕機に
は左右の破砕輪列とで下に向かって先細の破砕室が形成
され,各破砕輪列が同心破砕輪と偏心破砕輪とが同じ方
向に回転するように交互に配置され,偏心破砕輪が偏心
回転するときの揺動作用で物品は下方に確実に送られ,
潰されて減容された破砕物が収納容器に収集される。
【0004】また,特開2000−84425号公報に
開示された破砕機を備えた収集装置は,投入した瓶や缶
等の物品が弾き返ることなく,破砕歯が付いた回転輪に
よって確実に破砕処理される破砕機を有し,破砕機に
は,回転破砕輪列と受け板とで下に向かって先細の破砕
室が形成され,回転破砕輪列が偏心回転破砕輪と同心回
転破砕輪とが同じ方向に回転するように交互に配置され
ており,偏心回転破砕輪が偏心回転するときの揺動作用
で物品は下方に確実に送られ,潰された缶や破壊された
瓶が選別機や振分けシュートで各収納容器に分別収集さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで,最近では,
個々に容器に分けられて食品,飲料水等が販売されてお
り,使用済みの容器が多量に使用されているが,リサイ
クル法等により家庭,小規模の飲食店,スーパ,コンビ
ニ等で発生する使用済みの容器の廃棄物でも,分別して
廃棄することが求められており,また,市町村では廃品
回収車,ごみ収集車等が回収にくる曜日が決められてお
り,その間は廃棄するべき使用済み容器を家庭等で保管
しておかなければならないのが現状である。
【0006】しかしながら,家庭等で発生する使用済み
容器の廃棄までの期間,保管するにしても容器そのもの
の機能からかさばり,保管場所等に問題があるのが現状
であり,容器を押し潰すとしても,確実には押し潰すこ
とができず,また,容器の押し潰しに力のいるのが現状
である。従って,使用済み容器をモータ等の駆動装置を
用いること無く,大仕掛けの破砕機等を使用することな
く,簡易で安価な手動式の減容器があれば,家庭等で気
安く使用でき,極めて理に適ったことではないかとの考
えに及んだ。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は,上記
の課題を解決することであり,ボトル(ペットボト
ル),空き缶,ビン等の容器を手動で操作して,容器の
容積を容易に,確実に減容でき,例えば,ガラスビン等
の破砕されたもの,スチール缶やアルミニウム缶のよう
な金属製容器を押し潰したもの,ボトル等の合成樹脂製
容器を破砕したり押し潰したものに余り力を要すること
なく減容することができ,しかも装置そのものがシンプ
ルでコンパクトに構成され,製造コストが低価格である
手動式容器減容機を提供することである。
【0008】この発明は,ハウジングに支持された機
台,前記機台上に取り付けられた固定押圧板,前記固定
押圧板に対向して前記固定押圧板に前記機台上で接離移
動可能に取り付けられた移動押圧板,及び前記固定押圧
板と前記移動押圧板との間に投入された空き缶,ボト
ル,ビン等の容器を押し潰して前記容器を減容するため
前記移動押圧板を前記固定押圧板に接近移動させる押圧
リンク機構を有し,前記機台の前記固定押圧板に隣接し
た領域には前記固定押圧板と前記移動押圧板との間で前
記容器が押し潰された減容物を落下させるため開口が形
成されていることから成る手動式容器減容機に関する。
【0009】この手動式容器減容機は,前記機台に形成
された前記減容物を落下させるための前記開口は,押し
潰された前記減容物を通過させるが,押し潰し前の前記
容器を通過させることができないサイズであり,前記固
定押圧板に沿って長手方向に延びている。
【0010】前記押圧リンク機構は,前記機台に回転自
在に取り付けられ且つ手動ハンドルによって歯車を介し
て回転されるねじ付き回転軸,前記回転軸の一端に回転
自在に取り付けられたリング部材,前記回転軸の他端側
で前記回転軸の回転に伴って前記回転軸上を移動するナ
ット部材,前記機台に固定された受板,前記固定押圧板
と前記移動押圧板にそれぞれ設けられたリンク取付部
材,一端が前記固定押圧板の前記リンク取付部材に枢動
自在に取り付けられ且つ他端が前記リング部材と前記ナ
ット部材とにそれぞれ枢動自在に取り付けられた一対の
第1リンク部材,及び一端が前記受板の前記リンク取付
部材に枢動自在に取り付けられ且つ他端が前記リング部
材と前記ナット部材とにそれぞれ枢動自在に取り付けら
れた一対の第2リンク部材から構成されている。
【0011】前記ハウジングには,その上部に前記固定
押圧板と前記移動押圧板との間に対応する位置に前記容
器の投入口が形成され,また前記機台より下方の下部に
前記減容物を収納するケースを出し入れするためのケー
ス出入口が形成されている。
【0012】前記固定押圧板及び前記移動押圧板には,
前記容器を押し潰すための複数の突起が上下方向に延び
てそれぞれ取り付けられている。前記固定押圧板及び前
記移動押圧板の押圧面に突起をそれぞれ設けることによ
って,容器を押圧するときに,容器に対して前記固定押
圧板と前記移動押圧板との押圧力が全面にかからず,容
器が変形し易くなり,押圧力を解放した状態でも減容物
が復元することがなく,押し潰しや破壊を効果的に達成
することができる。
【0013】前記機台上には,前記移動押圧板の両側に
近接して前記移動押圧板のストロークの範囲の領域にサ
イドガードがそれぞれ取り付けられている。サイドガー
ドを設けることによって,移動押圧板の往復移動をスム
ースに達成できると共に,固定押圧板と移動押圧板との
間に投入された容器が押圧領域から脱離することが防止
され,容器を確実に押し潰したり,破壊させることはで
きる。
【0014】前記減容物を収納するケースは,前記ハウ
ジングの底部に設けられた回転台上に載置され,複数種
類の前記減容物を分別収容できるように区画されてい
る。
【0015】前記押圧リンク機構は,汎用ジャッキと同
等の機構に構成することができ,汎用ジャッキをそのま
ま転用することができる。即ち,前記押圧リンク機構
は,ジャッキが荷重を上昇させて支えたりする機器であ
るが,その荷重を持ち上げたり支えたりする力を,容器
を押し潰したり,破壊する力に転用した機構である。
【0016】この手動式容器減容機は,上記のように構
成されているので,固定押圧板と移動押圧板との間に空
き缶,ビン,ボトル等の容器を投入位置させ,ハンドル
を操作してジャッキと同等の機構を持つ押圧リンク機構
を作動させ,移動押圧板を固定押圧板の方向に移動させ
れば,空き缶,ボトル等の塑性変形する容器は押し潰さ
れて減容され,また,ガラスビン,陶器等の容器は破損
されて減容される。この手動式容器減容機は,固定押圧
板と移動押圧板とに刃部材の機能をする突起が設けられ
ているので,減容可能な容器は,空き缶,ボトル等の塑
性変形する容器が好ましいが,ガラスビン,陶器等の破
壊され易い容器であれば砕けて減容される。次いで,移
動押圧板を固定押圧板から離れる方向に移動させれば,
押し潰されたり破壊された減容物は,両押圧板の押圧か
ら開放されて,開口から落下して下方に設置されている
分別収納用ケースに収納される。この手動式容器減容機
は,ガラスビン,スチール製又はアルミニウム製の空き
缶,及びペットボトル等の合成樹脂製容器等の容器を押
し潰したり,破砕し,しかも自動分別してケースに収集
することができ,回収日まで小スペースで保管できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下,図面を参照して,この発明
による手動式容器減容機の実施例を説明する。図1はこ
の発明による手動式容器減容機を収容する外枠を構成す
るハウジングを示す斜視図,図2はこの発明による手動
式容器減容機の一実施例を示す斜視図,図3は図1の手
動式容器減容機の内部を示し,容器を投入した状態を示
す正面図,図4は図1の手動式容器減容機の内部を示
し,容器を押し潰した状態を示す正面図,及び図5は図
1の手動式容器減容機の内部を示す上面図である。
【0018】この手動式容器減容機は,概して,固定押
圧板1,固定押圧板1に対向して設けられた移動押圧板
2,移動押圧板2を固定押圧板1側へ移動させる押圧リ
ンク機構27から構成されている。この手動式容器減容
機は,支持枠体,フレーム,支持体,外枠等を構成する
ハウジング20に支持されたベース等を構成する機台1
6上に固定押圧板1,移動押圧板2及び固定押圧板1に
対して移動押圧板2を接離移動させる押圧リンク機構2
7が設置されている。固定押圧板1は,機台16上に固
定状態に取り付けられている。移動押圧板2は,固定押
圧板1に対向して固定押圧板1に機台27上で接離移動
可能に取り付けられている。また,押圧リンク機構27
は,固定押圧板1と移動押圧板2との間に投入された空
き缶,ボトル,ビン等の容器30を押し潰して容器30
を減容するため移動押圧板2を固定押圧板1に接近移動
させる手動用操作機構である。
【0019】機台16には,固定押圧板1に隣接した領
域に,固定押圧板1と移動押圧板2との間で容器30が
押し潰された減容物29を落下させるため開口7が形成
されている。また,機台16に形成された減容物29を
落下させるための開口7は,押し潰された減容物29を
通過させるが,押し潰し前の容器30を通過させること
ができないサイズであり,固定押圧板1に沿って長手方
向に延びている形状を有している。また,固定押圧板1
には,その端部にボトル受け部材6が設けられ,固定押
圧板1と移動押圧板2とで強圧される容器30,特に,
ボトルの頭部を支持部26とで挟み込み,移動しないよ
うに係止させることができる。更に,機台16には,ね
じ付き回転軸9を回転させる一対の歯車10を回転支持
する取付けブラケット24が取り付けられている。一対
の歯車10は,互いに歯数を異ならせることによって,
ハンドル11の回転を減速又は増速させる機構に構成す
ることができる。更に,図2及び図5では,ねじ付き回
転軸9は,一端が歯車10側をブラケット24によって
支持された片持ち構造に示されているが,他端がブラケ
ットに回転自在に支持されてもよいことは勿論である。
【0020】この手動式容器減容機については,押圧リ
ンク機構27は,例えば,汎用ジャッキと同様な機構を
用いることができる。この実施例では,押圧リンク機構
27は,機台16に回転自在に取り付けられ且つ手動ハ
ンドル11によって歯車10を介して回転されるねじ付
き回転軸9,回転軸9の一端に回転自在に取り付けられ
たリング部材21,回転軸9の他端側で回転軸9の回転
に伴って回転軸9上を移動するナット部材19,機台1
6に固定された受板8,固定押圧板1と移動押圧板2に
設けられたリンク取付部材23,28,一端が固定押圧
板1のリンク取付部材23に枢動自在に取り付けられ且
つ他端がリング部材21とナット部材19とにそれぞれ
枢動自在に取り付けられた一対の第1リンク部材22,
及び一端が受板8のリンク取付部材28に枢動自在に取
り付けられ且つ他端がリング部材21とナット部材19
とにそれぞれ枢動自在に取り付けられた一対の第2リン
ク部材22から構成されている。
【0021】ハウジング20には,その上部に固定押圧
板1と移動押圧板2との間に対応する位置に容器30を
投入する投入口12が形成され,機台16より下方に設
けられた減容物29を収納するケース14を出し入れす
るケース出入口13が形成されている。投入口12に
は,投入口12を開閉する蓋17が設けられ,また,ケ
ース出入口13には,ケース出入口13を開閉する扉1
8が設けられている。
【0022】固定押圧板1には,容器30を押し潰すた
めの複数の刃部材等を構成する突起3が設けられ,ま
た,移動押圧板2には,容器30を押し潰すための複数
の刃部材等を構成する突起4が設けられている。突起
3,4は,固定押圧板1と移動押圧板2の上下方向に延
びてそれぞれ取り付けられている。固定押圧板1と移動
押圧板2との押圧面に突起3,4をそれぞれ設けること
によって,容器30を押圧するときに,容器30に対し
て固定押圧板1と移動押圧板2との押圧力が全面にかか
らず,容器30が変形し易くなり,破壊され易くなり,
押圧力を解放した状態でも減容物29が復元することが
なく,容器30の押し潰しや破壊を効果的に達成するこ
とができる。
【0023】また,機台16上には,移動押圧板2の両
側に近接して移動押圧板2のストロークの範囲の領域に
サイドガード5がそれぞれ取り付けられている。一方の
サイドガード5の固定押圧板1側の端部には,ボトル,
空き缶等を支持するため,段部に形成された支持部26
が設けられている。機台16上にサイドガード5を設け
ることによって,移動押圧板2の往復移動をスムースに
達成できると共に,固定押圧板1と移動押圧板2との間
に投入された容器30が押圧領域から脱離することが防
止され,容器30を確実に押し潰したり,破壊させるこ
とができる。
【0024】減容物29を収納するケース14は,ハウ
ジング20の底部に設けられた回転台15上に載置さ
れ,複数種類の減容物29を分別収容できるように分別
収容部14A,14Bに区画されている。回転台15
は,例えば,ハウジング20の底部に軸受32を介して
回転自在に載置状態に取り付けられ,且つハウジング2
0の底部に取り付けられた支持軸25に対して回転自在
に取り付けられている。更に,支持軸25には,回転台
15が軸方向に脱離しないようにナット31で係止され
ている。回転台15を人手等によって回転させると,回
転台15上に載置されたケース14を所望の位置まで回
転させることができる。分別収容部14A,14Bは,
2個に限らず,3個或いは4個に区分されてもよいもの
である。回転台15を回転させ,例えば,空き缶類の減
容物を収納する分別収容部14Aを開口7の下方に位置
させ,空き缶類の減容物29を開口7から分別収容部1
4Aに落下させて収納したり,また,ボトル類の減容物
を収納する分別収容部14Bを開口7の下方に位置さ
せ,ボトル類の減容物29を開口7から分別収容部14
Bに落下させて収納し,それによって,減容物29を分
別回収できるように構成されている。
【0025】この手動式容器減容機は,上記のように構
成されているので,ハウジング20に設けた蓋17を開
いて投入口12を明け,投入口12から固定押圧板1と
移動押圧板2との間に空き缶,ビン,ボトル等の容器3
0を投入位置させる。ハンドル11を操作してジャッキ
と同等の機構を持つ押圧リンク機構27を作動させる。
ハンドル11を操作すれば,ハンドル11の回転は,歯
車10を介してねじ付き回転軸9が回転する。回転軸9
の回転は,リング部材21が回転軸9に回転自在に取り
付けられているので,ナット部材19が回転軸9上を移
動し,リンク部材22が開先角度を小さくするように揺
動し,リンク部材22の揺動が移動押圧板2を固定押圧
板1側へサイドガード5間を移動する。移動押圧板2が
固定押圧板1の方向に移動すると,固定押圧板1と移動
押圧板2との間の容器30は,サイドガード5間で移動
できず,固定押圧板1の刃部材の突起3と移動押圧板2
の刃部材の突起4とで押圧され,それによって空き缶,
ボトル等の塑性変形する容器30を押し潰して減容し,
場合によっては,ガラスビン,陶器等の容器30を破損
させて減容する。次いで,ハンドル11を逆転させれ
ば,移動押圧板2が固定押圧板1から離れる方向に移動
し,容器30を減容させた減容物29は,突起3,4の
押圧から開放されて,開口7から落下して下方の分別収
納用のケース14内に収納される。ケース14内に減容
物29が一杯になったり,減容物29を廃棄する場合に
は,扉18を開放してケース出入口13からケース14
を取り出し,ケース14内の減容物29を所定の場所に
廃棄すればよい。
【0026】この発明による手動式容器減容機は,上記
実施例では,減容物29を回収するため,ケース出入口
13からハウジング20の下部に出入させるケース14
は,減容物29の分別用に複数の分別収容部14A,1
4Bに区画されているが,必ずしもケース14内を区画
する必要がない。その場合には,減容物29の分別して
収容する複数のケースを準備し,ケース毎に目視によっ
て減容物29を分別すれば良く,その都度,ケース14
を取り換えればよいものである。その場合には,上記実
施例のように,ハウジング20の底部に回転台15を設
ける必要がないので,ケース14をケース出入口13を
通じて出し入れする手間がかかるが,装置そのものがよ
り一層シンプルに小型に構成することができ,装置その
ものを安価に製造することができるようになる。
【0027】
【発明の効果】この手動式容器減容機は,上記のように
構成したので,モータ等の駆動装置を必要とせず,廃棄
される使用済みの容器を極めて簡単な操作で押し潰しや
破壊させて減容することができ,場合によっては投入口
を開放したままで容器の押し潰れ状態を見ながらハンド
ルを操作すれば,余分な力を注ぐこともなく処理を行う
ことができ,容器の容積が減容される。また,この手動
式容器減容機は,例えば,減容物を家庭等で廃品回収日
まで保管するとしても,場所を取らず,小スペースで保
管できるようになり,実用価値が極めて大きいものであ
る。この手動式容器減容機は,廃棄する容器を確実に,
小さい作力によって操作して減容処理することができ,
しかも,収納ケースを単に回転させるだけで,減容物や
破壊片に触ることなく分別することができる。また,こ
の手動式容器減容機は,機器全体がハウジング内に収容
されているので,減容物や破壊片が人目に晒されること
がなく,適宜の保管場所に設置しておけばよく,また,
機器全体を極めてシンプルで,小スペースに構成できる
と共に,低コストで作製でき,安価な製品となり,特
に,家庭,小規模事業所,コンビニ等で使用して実用価
値が高いものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による手動式容器減容機を収容する外
枠を構成するハウジングを示す斜視図である。
【図2】この発明による手動式容器減容機の一実施例を
示す斜視図である。
【図3】図1の手動式容器減容機の内部を示し,容器を
投入した状態を示す正面図である。
【図4】図1の手動式容器減容機の内部を示し,容器を
押し潰した状態を示す正面図である。
【図5】図1の手動式容器減容機の内部を示す上面図で
ある。
【符号の説明】
1 固定押圧板 2 移動押圧板 3,4 突起 5 サイドガード 6 ボトル受け部材 7 開口 8 受板 9 ねじ付き回転軸 10 歯車 11 ハンドル 12 投入口 13 ケース出入口 14 ケース 15 回転台 16 機台 17 蓋 18 扉 19 ナット部材 20 ハウジング 21 リング部材 22 リンク部材 23 リンク取付部材(移動押圧板用) 24 ブラケット 25 支持軸 26 支持部 27 押圧リンク機構 28 リンク取付部材(受板用) 29 減容物 30 容器 31 ナット 32 軸受

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングに支持された機台,前記機台
    上に取り付けられた固定押圧板,前記固定押圧板に対向
    して前記固定押圧板に前記機台上で接離移動可能に取り
    付けられた移動押圧板,及び前記固定押圧板と前記移動
    押圧板との間に投入された空き缶,ボトル,ビン等の容
    器を押し潰して前記容器を減容するため前記移動押圧板
    を前記固定押圧板に接近移動させる押圧リンク機構を有
    し,前記機台の前記固定押圧板に隣接した領域には前記
    固定押圧板と前記移動押圧板との間で前記容器が押し潰
    された減容物を落下させるため開口が形成されているこ
    とから成る手動式容器減容機。
  2. 【請求項2】 前記機台に形成された前記減容物を落下
    させるための前記開口は,押し潰された前記減容物を通
    過させるが,押し潰し前の前記容器を通過させることが
    できないサイズであり,前記固定押圧板に沿って長手方
    向に延びていることから成る請求項1に記載の手動式容
    器減容機。
  3. 【請求項3】 前記押圧リンク機構は,前記機台に回転
    自在に取り付けられ且つ手動ハンドルによって歯車を介
    して回転されるねじ付き回転軸,前記回転軸の一端に回
    転自在に取り付けられたリング部材,前記回転軸の他端
    側で前記回転軸の回転に伴って前記回転軸上を移動する
    ナット部材,前記機台に固定された受板,前記固定押圧
    板と前記移動押圧板にそれぞれ設けられたリンク取付部
    材,一端が前記固定押圧板の前記リンク取付部材に枢動
    自在に取り付けられ且つ他端が前記リング部材と前記ナ
    ット部材とにそれぞれ枢動自在に取り付けられた一対の
    第1リンク部材,及び一端が前記受板の前記リンク取付
    部材に枢動自在に取り付けられ且つ他端が前記リング部
    材と前記ナット部材とにそれぞれ枢動自在に取り付けら
    れた一対の第2リンク部材から構成されていることから
    成る請求項1又は2に記載の手動式容器減容機。
  4. 【請求項4】 前記ハウジングには,その上部に前記固
    定押圧板と前記移動押圧板との間に対応する位置に前記
    容器の投入口が形成され,また,前記機台より下方の下
    部に前記減容物を収納するケースを出し入れするための
    ケース出入口が形成されていることから成る請求項1〜
    3のいずれか1項に記載の手動式容器減容機。
  5. 【請求項5】 前記固定押圧板及び前記移動押圧板に
    は,前記容器を押し潰すための複数の突起が上下方向に
    延びてそれぞれ取り付けられていることから成る請求項
    1〜4のいずれか1項に記載の手動式容器減容機。
  6. 【請求項6】 前記機台上には,前記移動押圧板の両側
    に近接して前記移動押圧板のストロークの範囲の領域に
    サイドガードがそれぞれ設けられていることから成る請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の手動式容器減容機。
  7. 【請求項7】 前記減容物を収納するケースは,前記ハ
    ウジングの底部に設けられた回転台上に載置され,複数
    種類の前記減容物を分別収容できるように区画されてい
    ることから成る請求項1〜6のいずれか1項に記載の手
    動式容器減容機。
  8. 【請求項8】 前記押圧リンク機構は,汎用ジャッキを
    転用できることから成る請求項1〜7のいずれか1項に
    記載の手動式容器減容機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009019582A1 (en) * 2007-08-07 2009-02-12 Sergio Cristofaro Compacting device for recyclable containers
WO2009136137A1 (en) * 2008-04-19 2009-11-12 Reduit Limited Article compaction apparatus
JP2010184262A (ja) * 2009-02-12 2010-08-26 Kayaba Ind Co Ltd 圧縮機

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