JP2000301246A - 金属管体の絞り加工装置 - Google Patents

金属管体の絞り加工装置

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JP2000301246A
JP2000301246A JP11110486A JP11048699A JP2000301246A JP 2000301246 A JP2000301246 A JP 2000301246A JP 11110486 A JP11110486 A JP 11110486A JP 11048699 A JP11048699 A JP 11048699A JP 2000301246 A JP2000301246 A JP 2000301246A
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cylindrical casing
metal pipe
tapered
tube
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JP11110486A
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Kenichi Hosokawa
研一 細川
Shigeo Yamashita
重夫 山下
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Original Assignee
TENSEI KOGYO KK
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    • F28HEAT EXCHANGE IN GENERAL
    • F28FDETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
    • F28F1/00Tubular elements; Assemblies of tubular elements
    • F28F1/006Tubular elements; Assemblies of tubular elements with variable shape, e.g. with modified tube ends, with different geometrical features

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細い金属管体の端部を緩勾配の長い先細テー
パー状に容易に成形加工し得る絞り加工装置を提供す
る。 【解決手段】 筒状ケーシング1と、回転駆動する絞り
加工軸2と、絞り加工軸2に半径方向揺動自在に基端側
を枢着した複数本の揺動アーム3と、各揺動アーム3の
先端側に取り付けられた絞りローラー4と、絞り加工軸
2を軸方向移動させる移動手段と、金属管体Pのクラン
プ手段6とを備え、筒状ケーシング1は内面にテーパー
ガイド面7aを備え、複数本の揺動アーム3はテーパー
ガイド面7aに対する当接部3aを備え、筒状ケーシン
グ1内に管体出入口1aとは反対側から挿嵌しており、
筒状ケーシング1内に金属管体Pを絞り加工軸2の軸心
に沿って突入配置させ、金属管体Pの外周に絞りローラ
ー4が転接する状態で、絞り加工軸2を回転駆動させつ
つ後退移動させることにより、テーパーガイド面7aと
当接した揺動アーム3の半径方向内側への変位に伴い、
周回半径を縮小しつつ転接する絞りローラー4にて金属
管体Pの端部を先細り状に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換媒体用配管
を始めとする各種流体用配管等に使用される比較的小さ
い管径の金属管体を加工対象として、その端部を緩勾配
の長い先細テーパー状に絞り加工する絞り加工装置に関
する。
【0002】
【従来技術とその課題】冷暖房機器、冷蔵庫、冷凍機、
ヒートポンプ等の熱交換機能を利用する各種機器に用い
られる純銅等よりなる熱交換媒体用配管では、例えば蒸
発器と凝縮器との間の管路に代表されるように、熱交換
媒体の状態変化(気液比率の変化)や流路の分岐・合流
等に対応して、流量や圧力を調整するために配管途中の
流路断面積を大小に変化させた管路構成が一般的に採用
される。そして、従来の配管構成においては、このよう
に配管途中の流路断面積を変える部分は、例えば図9
(イ)に示すように太い管体P1の縮径した端部と細い
管体P2の拡径した端部とを嵌合連結したり、同図
(ロ)に示すように各々径の異なる管体P4,P5,P
6,P7…の端部同士を順次嵌合連結して、これら連結
部を溶接によって封止している。
【0003】しかしながら、図9(イ)のような連結構
造では、その連結部で流路断面積が急激に変化すること
から、熱交換媒体の流通に伴う音や振動の発生が顕著で
ある上、連結部に流体圧による負荷が集中して傷み易
く、特に近年においてオゾン層破壊に繋がるフロン系冷
媒に代替されつつあるアンモニア等の新冷媒を用いる場
合、概して管内圧力が大きくなるために連結部の封止信
頼性及び強度面より適用困難であった。一方、図9
(ロ)のような連結構造では、流路断面積が多段階に変
化するので各連結部における負荷は軽減するが、やはり
音や振動の発生は避けられず、しかも連結部が多くなる
ため、溶接に手間及び時間を要する上、溶接不良による
連結部からの漏れを生じる可能性が増大ことになり、と
りわけ前記の新冷媒を適用する場合は入念な溶接を必要
とし、それだけ配管の作業能率が悪くなって施工コスト
の増大を招くと共に、用いる管体の種類が多くなって材
料コストも高く付くという問題があった。
【0004】上述のような問題を解消するには、図9
(ハ)に示すように、端部Tが緩勾配の長い先細テーパ
ー状である管体PSを用いることが考えられる。すなわ
ち、このような管体PSでは、図示仮想線で示すような
小径の管体P8と連結しても、長い先細テーパー状の端
部において流路断面積が緩やかに連続的に変化するか
ら、熱交換媒体の流通に伴う音や振動の発生が抑えら
れ、連結部に集中負荷がかからず良好な耐久性を発揮で
き、新冷媒にも充分に対応でき、しかも溶接点数が少な
くて済むから配管の作業能率を著しく向上でき、施工コ
スト及び材料コストも低減される。
【0005】しかるに、従来では、管径が10mm以下
といった細い金属管体については、既存のスェージング
加工やスピニング加工によって端部を短い範囲で急勾配
に縮径することはできても、緩勾配の長い先細テーパー
状に成形する適当な加工手段がないため、図9(ハ)に
示すような管体PSの製作自体が不可能であった。
【0006】本発明は、上述の情況に鑑み、管径が10
mm以下といった細い金属管体の端部を緩勾配の長い先
細テーパー状に容易に成形加工し得る加工装置を提供
し、もって熱交換媒体用配管等において、流体の通過に
伴う音や振動を発生しにくく、連結部の良好な耐久性が
得られ、且つ配管の作業能率を著しく向上して、施工コ
スト及び材料コストを低減することを可能ならしめるも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る金属管体の絞り加工装置
は、図面の参照符号を付して示せば、一端側に管体出入
口1aを有する筒状ケーシング1と、回転駆動する絞り
加工軸2と、この絞り加工軸2に半径方向揺動自在に基
端側を枢着した複数本の揺動アーム3と、各揺動アーム
3の先端側に回転自在に取り付けられた絞りローラー4
と、前記絞り加工軸2を軸方向移動させる移動手段17
と、加工すべき金属管体Pのクランプ手段6とを備え、
前記筒状ケーシング1は、内面に管体出入口側1aから
内奥側へ向けて漸次軸心Oからの距離を縮小するテーパ
ーガイド面7aを備え、複数本の前記揺動アーム3は、
前記テーパーガイド面7aに対する当接部3aを備え、
筒状ケーシング1内に管体出入口1aとは反対側から挿
嵌して絞り加工軸2の軸心O周りに等配して配置したも
のとしている。
【0008】このような構成の絞り加工装置によれば、
前記筒状ケーシング1内に金属管体Pの被加工端部を絞
り加工軸2の軸心Oに沿って突入配置させ、この金属管
体Pの外周に前記絞りローラー4が転接する状態で、絞
り加工軸2を回転駆動させつつ後退移動させることによ
り、前記テーパーガイド面7aと当接した揺動アーム3
の半径方向内側への変位に伴い、周回半径を縮小しつつ
転接する絞りローラー4にて前記金属管体Pの被加工端
部を先細り状に容易に成形加工できる。
【0009】請求項2の発明は、前記請求項1の金属管
体の絞り加工装置において、筒状ケーシング1は、絞り
加工軸2とのキー係合により当該加工軸2と一体に回転
すると共に、軸方向には移動不能である構成としてい
る。この構成では、筒状ケーシング1が絞り加工軸2と
一体回転するから、加工中の絞り加工軸2の後退移動に
おいて、各揺動アーム3の当接部3aはテーパーガイド
面7aに対して絞り加工軸2の軸線方向にのみ低速で摺
接することになり、該当接部3aとテーパーガイド面7
aの磨耗が少なくなる。
【0010】これに対し、固定型の筒状ケーシングの内
周面をテーパーガイド面とした場合は、そのテーパーガ
イド面に対して各揺動アームの当接部が押接状態で高速
で螺旋運動することになるから、その当接部に激しい磨
耗を生じる。また固定型の筒状ケーシングのテーパーガ
イド面に対し、各揺動アームの絞りローラーを当接部と
して転接させる構成では、該絞りローラーが転接するテ
ーパーガイド面と金属管体Pの表面との大きな周速差に
より、絞り加工中の金属管体Pの表面が絞りローラーと
の摺接にて削られて荒れることになる。
【0011】請求項3の発明は、前記請求項2の金属管
体の絞り加工装置において、テーパーガイド面7aは、
各揺動アーム3に対応して筒状ケーシング1に着脱可能
に取付けられたテーパーバー7にて構成されてなるもの
としている。この場合、テーパーバー7が交換可能であ
るから、テーパーガイド面7aの勾配が異なるテーパー
バー7の使用により、他の構成を変えることなく同じ加
工装置により、金属管体Pの端部を種々異なるテーパー
角度に絞り加工することが可能になると共に、テーパー
ガイド面7aの磨耗が許容限界に達した際にテーパーバ
ー7のみを新品と交換すればよい。
【0012】請求項4の発明は、前記請求項1〜3のい
ずれかの金属管体の絞り加工装置において、絞りローラ
ー4が先端側から基端側へ段階的に縮径する外周形状を
有してなる構成としている。この場合、絞り加工中の金
属管体Pは、絞りローラー4の転接部分で段階的に押圧
変形してゆき、絞りに伴う負荷が分散して加わるために
加工部分での剪断を生じにくい。
【0013】請求項5の発明は、前記請求項1〜4のい
ずれかの金属管体の絞り加工装置において、クランプ手
段6が金属管体Pの軸方向に移動するスライド台8に設
けられてなる構成としている。この場合、絞り加工中に
スライド台8を金属管体Pの抜き出し方向に移動させる
ことにより、絞り加工後の金属管体PSの先細テーパー
状端部Tの長さを延ばすことができる。すなわち、この
先細テーパー状端部Tの長さは、加工の開始から終了ま
での絞り加工軸2の後退移動量と、これとは反対方向と
なるスライド台8の移動量との和になるから、スライド
台8の移動量(移動速度)の設定によって調整可能であ
る。なお、加工前の金属管体Pはスライド台8の移動量
に対応する長さだけ予め筒状ケーシング1内へ余分に入
り込ませておく。しかして、加工後の先細テーパー状端
部Tは、スライド台8の移動によって長くなった分だ
け、テーパー角度が小さくなる。
【0014】請求項6の発明は、前記請求項1〜5のい
ずれかの金属管体の絞り加工装置において、先端部9a
の外径が金属管体Pの絞り加工後の先端内径に略等しい
管体支持ピン9を備え、この管体支持ピン9が先端側を
金属管体Pの被加工端部内に突入させて非回転状態で前
記絞り加工軸2と同期して軸方向移動するように構成さ
れたものとしている。この場合、絞り加工位置が金属管
体Pの先端付近まで進行しても、その絞り径が小さくな
った先端部分は管体支持ピン9の先端部9aによって内
側から支えられているために芯振れを生じず、もって該
金属管体Pが純銅等の柔らかい材質であっても高い加工
精度が得られる。
【0015】請求項7の発明は、前記請求項1〜6のい
ずれかの金属管体の絞り加工装置において、揺動アーム
3は、ばね部材10によって先端側が絞り加工軸2の軸
心Oから離れる方向に付勢されてなる構成としている。
この場合、絞り加工に際して金属管体Pの被加工端部を
筒状ケーシング1内に突入させるとき、管体出入り口1
a側で複数の絞りローラー4が互いに開いて該被加工端
部の進入を妨げない形に配置することになる。
【0016】請求項8の発明は、前記請求項1〜7のい
ずれかの金属管体の絞り加工装置において、120度の
位相差で配置した3本の揺動アーム3を備える構成とし
ている。この場合、金属管体Pの被加工端部は、三方向
から均等に押接する3つの絞りローラー4によって拘束
状態で絞り加工されることになり、押接部の逃げによる
歪みや曲がりを生じず高い加工精度が得られる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る金属管体の絞
り加工装置の実施例について、図面を参照して具体的に
説明する。図1〜図5は第一実施例の絞り加工装置、図
7及び図8は第二実施例の絞り加工装置を示し、両加工
装置で共通する構成要素には同じ符号を付している。
【0018】図1に示す第一実施例の絞り加工装置にお
いて、1は軸線方向を水平とした円筒形の筒状ケーシン
グ1であり、基台11上に設置された前後一対のコロ軸
受12,12とロックナット13を介して周方向回転自
在且つ軸方向移動不能に保持されている。2は筒状ケー
シング1内に後方(図の左側)から同心状に挿嵌した略
円筒状の絞り加工軸であり、筒状ケーシング1の外側に
位置する後端部にスプライン軸14が同軸状に連結固定
されている。しかして、基台11上には、筒状ケーシン
グ1の前方の近接した位置に、駆動シリンダ15を介し
てガイドレール8a上を前後方向に移動するスライド台
8が設置されると共に、筒状ケーシング1の後方の離れ
た位置にも、駆動シリンダ16を介してガイドレール1
7a上を前後方向に移動するスライド台17が設置され
ている。
【0019】前部のスライド台8上には、金属管体Pを
筒状ケーシング1の軸線方向に沿う水平状態で保持する
クランプ装置6が搭載されている。このクランプ装置6
は、図2に示すように、スライド台8に固着された下型
6aと、駆動シリンダ18にて昇降する上型6bとの間
で、金属管体Pを挟み付けて固定するようになってい
る。また、後部のスライド台17上には、スプライン軸
14の後端部を軸受19aを介して回転自在に且つ軸方
向移動不能に保持する回転軸取付台19と、管体支持ピ
ン9の後端部を固定状態に保持するピン取付台20とが
搭載されている。
【0020】また、基台11上の筒状ケーシング1と後
部のスライド台17との間には、プーリー22を軸受2
1aを介して回転自在に保持するプーリー取付台21が
設置されており、前記のスプライン軸14が該プーリー
22のボス部22aを係合状態で軸方向移動自在に貫通
している。一方、図2〜図4に示すように、筒状ケーシ
ング1には内外に透通した3本の軸方向に沿うキー溝2
4が120度の位相差で周方向に等配して設けられ、各
キー溝24には絞り加工軸2の前端近傍の外周面に埋設
固定された係合キー25が内側から嵌合している。これ
により、図示省略した回転駆動装置の伝達ベルト23を
介してプーリー22を回転駆動させた際、スプライン軸
14及び絞り加工軸2と筒状ケーシング1とが一体に回
転すると共に、この回転状態においてスプライン軸14
及び絞り加工軸2が後部のスライド台17の駆動によっ
て軸方向移動できるように構成されている。
【0021】図2〜図5に示すように、絞り加工軸2に
は、その前端より軸方向に沿って後部2aに達する3本
の割り溝26が、係合キー25と交互に配置するように
120度の位相差で周方向に等配して設けられている。
そして、各割り溝2b内には、角棒状の揺動アーム3
が、その基端側を枢支ピン27を介して枢着することに
よって半径方向揺動自在に、且つ基端に設けたばね保持
孔3bに装填したコイルスプリング10の弾発力によっ
て先端側が絞り加工軸2の軸心から離れる方向に付勢さ
れた状態で嵌装されている。28は絞り加工軸2の後部
2aに外嵌固定されたばね受けリングであり、その内周
面でコイルスプリング10の外端側を受けている。
【0022】各揺動アーム3は、絞り加工軸2の前端よ
りも前方へ突出した先端部に、外側へ円弧状に膨出する
当接部3aを有すると共に、先端面に超硬材料からなる
絞りローラー4が取付ねじ29を介して取り付けられて
いる。この絞りローラー4は、図5に詳細に示すよう
に、先端側から基端側へ段階的に縮径する3つのリング
部4a〜4cが合体した形状を有しており、取付ねじ2
9との間に嵌装したブッシュ30を介して揺動アーム3
の長手方向に沿う軸心周りに遊転自在で、且つ当該揺動
アーム3の前端内面よりも内側へはみ出すと共に当接部
3aよりも外側へ出ない配置状態となっている。31は
取付ねじ29に側方から押接するセットねじである。
【0023】筒状ケーシング1の内周には、その前端の
管体出入り口1a側から軸方向中間部まで凹入したバー
取付溝32が、絞りローラー4の各揺動アーム3に対向
する3か所に等配形成されており、各バー取付溝32に
角棒状のテーパーバー7が前後の取付ねじ33,34を
介して嵌合固着されている。しかして、各テーパーバー
7は、筒状ケーシング1の内側に臨む内面の前端から後
部寄り位置にわたり、管体出入口1a側から内奥側へ向
けて漸次筒状ケーシング1の軸心からの距離を縮小する
テーパーガイド面7aを備えており、このテーパーガイ
ド面7aに揺動アーム3の当接部3aが摺接するように
設定されている。
【0024】図2に示すようにスプライン軸14は中心
孔14aを有しており、ピン取付台20に後端部を片持
ち状に保持された管体支持ピン9が該中心孔14aを通
して絞り加工軸2内へ軸心に沿って突入し、この管体支
持ピン9の細径とした先端部9aが絞りローラー4の周
面に臨むように配置している。しかして、管体支持ピン
9は、細径の先端部9aを除く外径が金属管体Pの内径
よりも僅かに小さく、且つ先端部9aの外径が絞り加工
後の金属管体PSの先端内径に略等しくなるように設定
してある。図2中、35はスプライン軸14と揺動アー
ム3との連結部を固定するセットねじである。
【0025】上記構成の絞り加工装置により、金属管体
Pの端部を先細テーパー状に絞り加工するには、まず後
部のスライド台17を前限位置に設定し、図2に示すよ
うに絞り加工軸2を係合キー25が筒状ケーシング1の
キー溝24の前端にくる前限位置に配置させる。このと
き、各揺動アーム3の絞りローラー4が筒状ケーシング
1の管体出入口1aより若干前方へ突出し、コイルスプ
リング10の付勢によって該揺動アーム3の当接部3a
がテーパーガイド面7aの低い前部位置に当接して、3
個の絞りローラー4の間に金属管体Pを通すための空間
が確保され、その中心位置に管体支持ピン9の先端部9
aが配置している。次に、前部のスライド台8を筒状ケ
ーシング1側へ前進させ、クランプ装置6に保持された
金属管体Pの被加工端部を筒状ケーシング1内の所要位
置まで突入させる。これにより、金属管体Pの被加工端
部の内側に管体支持ピン9が自然に挿嵌する。
【0026】かくして準備が完了すれば、プーリー22
の回転駆動によって絞り加工軸2と筒状ケーシング1を
一体に回転させ、この回転状態のままで後部のスライド
台17を一定速度で後退移動させて絞り加工を開始す
る。すなわち、スライド台17の後退に伴って絞り加工
軸2が回転しつつ後退するが、各揺動アーム3の前端側
が当接部3aとテーパーガイド面7aとの摺接によって
次第に半径方向内側へ変位する。従って、金属管体Pの
被加工端部は、その外周面上を周回半径を縮小しつつ転
接する3つの絞りローラー4によって三方向から均等に
押圧を受け、逃げによる歪みや曲がりを生じない拘束状
態で絞り込まれ、図5の実線で示すように次第に径を縮
小するように変形してゆく。そして、絞りローラー4が
金属管体Pの先端を越えた段階で絞り加工は完了し、金
属管体Pの被加工端部は同図の仮想線で示すように先細
テーパー状に成形されたものとなる。
【0027】上記の絞り加工においては、加工位置が金
属管体Pの先端に近づくほど、先端側の未加工部分と加
工部分との径差が大きくなるから、それだけ該金属管体
Pに加わる負荷は増大する。しかるに、この第一実施例
の構成では、絞りローラー4が先端側から基端側へ三段
階に縮径する外周形状を有するため、上記の絞り加工の
過程で、図5に示すように金属管体Pは絞りローラー4
の転接部分で段階的に押圧変形してゆき、絞りに伴う負
荷が分散して加わるから加工部位での剪断を生じにく
く、金属管体Pが熱交換媒体用配管に多用される純銅の
ような柔らかい材質であっても、絞り加工軸2の速い軸
方向移動によって高能率の絞り加工を施せる。これに対
し、例えば図6に示すように、絞りローラー4が単純な
円弧断面である場合は、金属管体Pは加工位置で一挙に
縮径される形になり、負荷が加工部分に集中して剪断を
生じ易いため、特に金属管体Pが純銅のような柔らかい
材質であれば、絞り加工軸2の軸方向移動を低速にしな
いと加工困難になる。
【0028】また、この第一実施例の構成では、金属管
体Pの被加工端部に管体支持ピン9が挿嵌され、この管
体支持ピン9が非回転状態で絞り加工軸2と同期して軸
方向移動するから、絞り加工中の金属管体Pの先端側が
内側から支えられて芯振れを生じず、加工位置が金属管
体Pの先端付近まで進行して小さい絞り径となっても、
内側に最終絞り内径に略等しい管体支持ピン9の先端部
9aが配置するため、加工終了まで曲がりや歪み等の発
生が防止され、もって該金属管体Pが純銅等の柔らかい
材質であっても高い加工精度を達成できる。因みに、こ
のような絞り加工によれば、金属管体Pとして熱交換媒
体用配管に多用される純銅製の外径8mm程度のものを
用い、先細テーパー状端部T(図9参照)が80mm以
上の長さで先端外径を3.5mmとするような絞り加工
を容易に施せる。
【0029】しかして、上記の絞り加工装置において
は、筒状ケーシング1が絞り加工軸2と一体回転するか
ら、加工中の絞り加工軸2の後退移動の際、各揺動アー
ム3の当接部3aとテーパーガイド面7aとは絞り加工
軸2の軸線方向に低速で摺接するだけであり、この摺接
に伴う磨耗が少ないため、装置の耐久性が良好となる。
また、テーパーバー7は交換可能であるから、テーパー
ガイド面7aの勾配が異なるテーパーバー7の使用によ
り、他の構成を変えることなく同じ加工装置により、金
属管体Pの端部を種々異なるテーパー角度に絞り加工す
ることが可能である。更に、テーパーガイド面7aの磨
耗が許容限界に達した際にはテーパーバー7のみを新品
と交換すればよいから、加工装置全体の寿命は長くな
る。
【0030】なお、この第一実施例で使用したテーパー
バー7は、テーパーガイド面7aの後端より連続する非
テーパー状内面部7bを有するから、この非テーパー状
内面部7bを利用して金属管体Pの最先端に非テーパー
状の細径部を形成することが可能である。すなわち、上
記の絞り加工において、金属管体Pの被加工端部をテー
パーガイド面7aの後端よりも内奥に先端位置がくるよ
うに配置させ、絞りローラー4が該先端位置を越えるま
で絞り加工軸2を後退移動させるようにすれば、テーパ
ーガイド面7aの後端より内奥にある金属管体Pの最先
端部は、先細テーパー状に成形された最小径部分から非
テーパー状で延長する細管部となる。
【0031】一方、前記の絞り加工では金属管体Pを固
定状態としているが、前部のスライド台8を利用して金
属管体Pを抜き出し方向に軸方向移動させつつ絞り加工
を行うことにより、絞り加工後の金属管体PSの先細テ
ーパー状端部Tの長さを延ばすことができる。この場
合、先細テーパー状端部Tの長さは、加工の開始から終
了までの絞り加工軸2の後退移動量(揺動アーム3の当
接部3aがテーパーガイド面7aに接する状態での移動
量)と、これとは反対方向となるスライド台8の移動量
との和になり、例えば両方の移動量を等しくすればテー
パー長が金属管体Pを固定状態とした場合の2倍にな
る。従って、このスライド台8の移動量(移動速度)の
設定により、先細テーパー状端部Tの長さを調整するこ
とが可能である。ただし、このような絞り加工において
は、金属管体Pをスライド台8の移動量に対応する長さ
だけ予め筒状ケーシング1内へ余分に入り込ませておく
ことになる。しかして、加工後の先細テーパー状端部T
は、スライド台8の移動によって長くなった分だけ、テ
ーパー角度が小さくなる。
【0032】図7及び図8に示す第二実施例の絞り加工
装置では、筒状ケーシング1が固定型であり、その内側
に絞り加工軸2が当該筒状ケーシング1とは非係合状態
に挿嵌している。しかして、筒状ケーシング1は管体出
入口1a側ほど内径が大きく、このテーパー状の内周面
がテーパーガイド面7aとなっている。一方、絞り加工
軸2は、前記第一実施例と同様に、120度の位相差で
周方向に等配した3本の割り溝26内に、それぞれ揺動
アーム3が、基端側を枢支ピン27にて枢着して半径方
向揺動自在に且つコイルスプリング10によって付勢さ
れた状態で嵌装されており、図示省略した回転駆動手段
及び軸方向移動手段によって第一実施例の場合と同じく
回転駆動及び軸方向移動を行うようになっている。しか
るに、各揺動アーム3は、前記第一実施例のような外側
へ円弧状に膨出する当接部3aがなく、その代わりに先
端面に取り付けられた絞りローラー4が当該揺動アーム
3の前端よりも内外両側へはみ出す形になっている。
【0033】この第二実施例の絞り加工装置により、金
属管体Pの端部を先細テーパー状に絞り加工するには、
前記第一実施例と同様に、絞り加工軸2を前限位置に配
置させる。このとき、各揺動アーム3の絞りローラー4
は、図7(ロ)の下半部に示すように、筒状ケーシング
1の内周面にて構成されるテーパーガイド面7aに当接
している。次に、図示省略したクランプ手段に保持され
た金属管体Pの被加工端部を筒状ケーシング1の管体出
入口1aより所要長さ突入させる。かくして準備が完了
すれば、絞り加工軸2を回転駆動させ、この回転状態の
ままで一定速度で後退移動させて絞り加工を開始する。
【0034】すなわち、絞り加工軸2が回転しつつ後退
することにより、各揺動アーム3の絞りローラー4は、
テーパーガイド面7aと金属管体Pの外周面との両方に
転接しつつ、テーパーガイド面7aの傾斜によって次第
に半径方向内側へ変位する。従って、金属管体Pの被加
工端部は、その外周面上を周回半径を縮小しつつ転接す
る3つの絞りローラー4によって三方向から均等に押圧
を受け、拘束状態で絞り込まれてゆき、図7(ロ)の下
半部に示すように、これら絞りローラー4が金属管体P
の先端位置まで移動して絞り加工は完了し、金属管体P
の被加工端部は先細テーパー状に成形されたものとな
る。
【0035】この第二実施例のように筒状ケーシング1
が固定型である場合、前記第一実施例のような筒状ケー
シング1の軸受12,12による支承構造や絞り加工軸
2とのキー係合構造が不要であるから、装置構成が簡素
になり、それだけ設備コストが低減される。ただし、絞
りローラー4が転接する筒状ケーシング1の内周面(テ
ーパーガイド面7a)と金属管体Pの外周面との間に大
きな周速差があり、絞りローラー4はテーパーガイド面
7a側との接触にて強制的に回転するから、金属管体P
の外周面が周速差による擦れ作用で削られて荒れ易くな
ること、ならびにテーパーガイド面7aが磨耗した場合
に第一実施例のように交換できないことが難点となる。
【0036】なお、第二実施例のような固定型の筒状ケ
ーシングを用いる構成において、揺動アーム3の先端部
外面側に第一実施例のような当接部3aを設け、絞りロ
ーラー4を金属管体Pにのみ転接させることもできる
が、この場合には当接部3aが筒状ケーシング1の内周
面に押接した状態での高速の螺旋運動によって激しい磨
耗を生じるため、耐久性の面で採用困難である。また、
上記当接部3aとして硬質の球体を突出状に保持させ、
この球体をボールベアリングのように筒状ケーシング1
の内周面に転接させることも考えられるが、このような
球体でも磨耗が激しいために充分な耐久性を確保しにく
い。
【0037】一方、第二実施例のように筒状ケーシング
が固定型である構成においても、第一実施例のような管
体支持ピン9を用いたり、絞りローラー4として先端側
から基端側へ段階的に縮径する外周形状を有するものを
用いた構造とすることが可能である。また、固定型の筒
状ケーシング1として長いものを使用すれば、前記第一
実施例において前部のスライド台8を移動させるのと同
様に、金属管体Pを抜き出し方向に移動させつつ絞り加
工を行ってテーパー長を調整することが可能となる。し
かして、段階的に縮径する外周形状を有する絞りローラ
ー4としては、その外径が2段又は4段以上に縮径した
ものでもよいし、また第一実施例で示したような一体物
に限らず、例えば図5で示すリング部4a〜4cのよう
な外径の異なる部分の各々が独立した環体であるものも
使用可能である。
【0038】なお、本発明の絞り加工装置においては、
絞り加工軸2の回転駆動手段及び軸方向移動手段、金属
管体Pのクランプ手段及び軸方向移動手段、筒状ケーシ
ング1を回転型とする場合の保持構造、絞り加工軸2に
対する揺動アーム3の取付け構造、管体支持ピン9の保
持構造、その他の細部構成については実施例以外に種々
設計変更可能である。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明に係る金属管体の絞り加
工装置によれば、管径が10mm以下といった細い金属
管体であっても、またその材質が純銅等の柔らかい金属
材料であっても、その端部を緩勾配の長い先細テーパー
状に容易に且つ確実に成形加工することができる。従っ
て、熱交換媒体用配管等における配管途中の流路断面積
を変える部分に、この絞り加工した金属管体を用いれ
ば、従来のように径の異なる管体を順次多段階に連結す
る必要がなく、しかも流路断面積が連続的に変化するこ
とになるから、流体の通過に伴う音や振動の発生を防止
して且つ連結部の良好な耐久性を確保することができる
上、連結のための溶接点数を少なくして配管の作業能率
を著しく向上させ、施工コスト及び材料コストを低減す
ることが可能となる。
【0040】請求項2の発明によれば、上記の絞り加工
装置として、特に高品位の加工品が得られるものが提供
される。
【0041】請求項3の発明によれば、上記の絞り加工
装置において、絞り加工のテーパー角を定めるテーパー
ガイド面が交換可能なテーパーバーにて構成されること
から、テーパーガイド面の勾配が異なるテーパーバーの
使用により、他の構成を変えることなく同じ加工装置に
よって金属管体の端部を種々異なるテーパー角度に絞り
加工できると共に、磨耗したテーパーバーの新品との交
換によって加工装置全体を長寿命化できるという利点が
ある。
【0042】請求項4の発明によれば、上記の絞り加工
装置として、絞り加工中の金属管体に剪断を生じにく
く、特に純銅等の柔らかい金属材料からなる管体の絞り
加工に好適なものが提供される。
【0043】請求項5の発明によれば、上記の絞り加工
装置において、絞り加工中の金属管体の移動により、絞
り加工される先細テーパー状端部の長さを引き延ばし、
且つその引延し長さを自在に調整可能することが可能と
なる。
【0044】請求項6の発明によれば、上記の絞り加工
装置として、加工中の金属管体に芯振れを生じず、金属
管体が純銅等の柔らかい材質であっても高い加工精度が
得られるものが提供される。
【0045】請求項7の発明によれば、上記の絞り加工
装置において、特に加工開始時の金属管体の配置操作が
容易になるという利点がある。
【0046】請求項8の発明によれば、上記の絞り加工
装置として、金属管体の絞り加工部分に歪みや曲がりを
生じず、高い加工精度が得られるものが提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一実施例に係る絞り加工装置の側
面図である。
【図2】 同絞り加工装置の絞り加工部分の縦断側面図
である。
【図3】 図2のA−A線の断面矢視図である。
【図4】 図2のB−B線の断面矢視図である。
【図5】 同絞り加工装置による絞り加工状態を示す要
部の縦断側面図である。
【図6】 同絞り加工装置における絞りローラーの外周
形状が異なる場合の絞り加工状態を示す要部の縦断側面
図である。
【図7】 本発明の第二実施例に係る絞り加工装置を示
し、(イ)は絞り加工部分の横断平面図、(ロ)は同絞
り加工部分の加工開始時と加工終了時を併せて示す横断
平面図である。
【図8】 図7(イ)のC−C線の断面矢視図である。
【図9】 熱交換媒体用配管の流路断面積が変わる部分
を示し、(イ)及び(ロ)は従来における管体連結によ
る構成を示す平面図、(ハ)は本発明の絞り加工装置に
て作製し得る先細テーパー状端部を有する管体による構
成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 筒状ケーシング 1a 管体出入口 2 絞り加工軸 3 揺動アーム 3a 当接部 4 絞りローラー 6 クランプ装置(クランプ手段) 7 テーパーバー 7a テーパーガイド面 8 スライド台 9 管体支持ピン 9a 先端部 10 コイルスプリング(ばね部材) 17 スライド台(軸方向移動手段) 22 プーリー(回転駆動手段) 24 キー溝 25 係合キー P 金属管体 PS 加工後の金属管体 T 先細テーパー状端部 O 軸心

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に管体出入口を有する筒状ケーシ
    ングと、回転駆動する絞り加工軸と、この絞り加工軸に
    半径方向揺動自在に基端側を枢着した複数本の揺動アー
    ムと、各揺動アームの先端側に回転自在に取り付けられ
    た絞りローラーと、前記絞り加工軸を軸方向移動させる
    移動手段と、加工すべき金属管体のクランプ手段とを備
    え、 前記筒状ケーシングは、内面に管体出入口側から内奥側
    へ向けて漸次軸心からの距離を縮小するテーパーガイド
    面を備え、 複数本の前記揺動アームは、前記テーパーガイド面に対
    する当接部を備え、筒状ケーシング内に管体出入口とは
    反対側から挿嵌して絞り加工軸の軸心周りに等配して配
    置し、 前記筒状ケーシング内に金属管体の被加工端部を絞り加
    工軸の軸心に沿って突入配置させ、この金属管体の外周
    に前記絞りローラーが転接する状態で、絞り加工軸を回
    転駆動させつつ後退移動させることにより、前記テーパ
    ーガイド面と当接した揺動アームの半径方向内側への変
    位に伴い、周回半径を縮小しつつ転接する絞りローラー
    にて前記金属管体の被加工端部を先細り状に成形するよ
    うに構成されてなる金属管体の絞り加工装置。
  2. 【請求項2】 筒状ケーシングは、絞り加工軸とのキー
    係合により当該加工軸と一体に回転すると共に、軸方向
    には移動不能である請求項1記載の金属管体の絞り加工
    装置。
  3. 【請求項3】 テーパーガイド面は、各揺動アームに対
    応して筒状ケーシングに着脱可能に取付けられたテーパ
    ーバーにて構成されてなる請求項2記載の金属管体の絞
    り加工装置。
  4. 【請求項4】 絞りローラーが先端側から基端側へ段階
    的に縮径する外周形状を有してなる請求項1〜3のいず
    れかに記載の金属管体の絞り加工装置。
  5. 【請求項5】 クランプ手段が金属管体の軸方向に移動
    するスライド台に設けられてなる請求項1〜4のいずれ
    かに記載の金属管体の絞り加工装置。
  6. 【請求項6】 先端部の外径が金属管体の絞り加工後の
    先端内径に略等しい管体支持ピンを備え、この管体支持
    ピンが先端側を金属管体の被加工端部内に突入させて非
    回転状態で前記絞り加工軸と同期して軸方向移動するよ
    うに構成されてなる請求項1〜5のいずれかに記載の金
    属管体の絞り加工装置。
  7. 【請求項7】 揺動アームは、ばね部材によって先端側
    が絞り加工軸の軸心から離れる方向に付勢されてなる請
    求項1〜6のいずれかに記載の金属管体の絞り加工装
    置。
  8. 【請求項8】 120度の位相差で配置した3本の揺動
    アームを備える請求項1〜7のいずれかに記載の金属管
    体の絞り加工装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003059547A1 (en) * 2002-01-17 2003-07-24 Massee Johan Method and forming machine for manufacturing a product having various diameters
CN116922120A (zh) * 2023-09-19 2023-10-24 连云港永吉钢棒有限公司 一种铜棒剪切自动生产线的牵引装置

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