JP2000301154A - 水浄化装置 - Google Patents

水浄化装置

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JP2000301154A
JP2000301154A JP11110717A JP11071799A JP2000301154A JP 2000301154 A JP2000301154 A JP 2000301154A JP 11110717 A JP11110717 A JP 11110717A JP 11071799 A JP11071799 A JP 11071799A JP 2000301154 A JP2000301154 A JP 2000301154A
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Hajime Miyata
肇 宮田
Tomohide Matsumoto
朋秀 松本
Yu Kawai
祐 河合
Koji Oka
浩二 岡
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気分解により生成する金属水和物のもつ凝
集作用により浄化する水浄化装置において、電極へのス
ケール付着等で電解電流が減少する前に検知する。 【解決手段】 循環手段18と、循環路に設けられた陽
極28と陰極27から構成される凝集手段19と、凝集
手段19の下流に設けられた濾過手段22と測定用疑似
抵抗を内蔵し電極間に流れる電流を検知する電流検知手
段32と、電流検知手段32の信号に応じて作動する凝
集制御手段47を備えている。これによって電流測定時
に電流のばらつきを考慮して電流検知の識閾値を必要所
定電流より低く設定しても、電流低下が始まる前に検知
することができ、したがって浄化性能が悪化する前に電
流低下に対する濾過槽内の洗浄などのメンテナンスを実
施することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入浴水などの被浄
化水に含まれる懸濁物質を除去浄化する水浄化装置に関
し、特に電気分解により金属水和物を生成し、この金属
水和物のもつ凝集作用により懸濁物質の凝集フロックを
形成して浄化する水浄化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の水浄化装置としては、微生物担持
体に微生物を繁殖させ、この微生物の酵素活性作用によ
り有機物を分解し浄化するものがある(例えば特開平5
−293485号公報)。
【0003】しかしながら上記微生物方式の水浄化装置
では以下の課題があった。
【0004】(1)微生物の酵素活性作用により浄化す
るので浄化速度が遅い。このため入浴により浴水が一旦
汚濁すると浄化するのに3時間以上必要となる。したが
って入浴者が続けて(例えば30分間隔)入浴した場合
汚濁した状態の浴水に入浴しなければならず、心理的な
抵抗感がある。
【0005】(2)濾過槽内の殺菌は、浄化に寄与する
微生物を滅殺することになるので浄化能が得られなくな
る。したがって病原菌などの温床となる濾過槽内を殺菌
することができない。このためレジオネラ属菌などの浴
水細菌汚染の可能性がある。
【0006】(3)入浴剤を使用した場合微生物が死滅
するので、入浴剤を使用することができない。
【0007】これらの課題を解決するものとして図8お
よび図9に示したように電気分解により金属水和物を生
成し、この金属水和物の凝集作用により懸濁物質を大径
化し物理的に濾過する水浄化装置が提案されている(例
えば特開平8−132051号公報)。
【0008】同図において1は浴槽、2は循環ポンプ、
3は凝集手段、4は凝集手段の下流側に設けられた濾過
槽、5は循環路である。ここで凝集手段3は図9に示し
たように例えばアルミニウムからなる陽極6とステンレ
スからなる陰極7(ここではケーシングを兼ねている)
から構成されている。
【0009】上記構成において陽極6と陰極7に通電す
ると電気分解により陽極6からアルミニウムイオンが溶
出する。このアルミニウムイオンは、水の水酸化物イオ
ンOH-と反応して水酸化アルミニウムAl(OH)3
コロイドが形成される。ここで皮脂・垢及び細菌群など
の懸濁物質は、側鎖にカルボキシル基を持っているので
負に帯電している。一方水酸化アルミニウムは正電荷の
ため、水酸化アルミニウムが結着媒体となり、架橋作用
によって微細な懸濁物質を吸着して大径化させ、いわゆ
る凝集フロックが生成される。この結果、下流に設けら
れた濾過槽4で凝集フロックが効果的に濾過され、短時
間での浄化が可能となる。また微生物を用いないので細
菌群の温床となる濾過槽4内を例えば高温殺菌などによ
り殺菌可能となるとともに、入浴剤を使用することが可
能となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように凝集
濾過方式では微生物方式では得られない特長を有してい
るが、電気分解により金属イオン(アルミニウムイオ
ン)を溶出して金属水和物(水酸化アルミニウム)を生
成する過程で徐々に陽極表面に水酸化アルミニウムが残
存して陽極、陰極間に堆積し、長期使用により陽極、陰
極間が堆積物で埋まり、極間の電気抵抗が上昇し、所定
の電解電流が確保できなくなるという問題が起きる。
【0011】そのために付着した水酸化アルミを除去し
てやる必要がある。除去の時期を特定するための手段の
一つとして、使用時間を計数する方法があるが水酸化ア
ルミの付着量を単に時間経過だけで決めるのは難しく、
かなりの安全率を見込む必要があり、設定によっては手
遅れになる場合もあり得る。そこで実際に電極間に流れ
ている電流を検知して電流の減少を持って時期を特定す
る手段が考案されている。
【0012】しかしながら前記した電流を検知する手段
においては以下の課題を有している。
【0013】図10に時間経過による電極間電圧と電流
値の変化を示す。
【0014】時間経過とともに電極間の電圧は上昇して
いくが、電源電圧の仕様を越えるまでは所定電流で電流
が流されるが仕様の電圧値を越えると電流値が落ちてく
る。
【0015】電流検知手段では電流値を計測し、設定の
電流値を下回る時点を検知するものであるが、実際の電
源回路には使用する素子の精度や温度特性により制御さ
れる電流値にばらつきが生じるため電流を検知する敷居
値となる設定電流値は電解の仕様電流値より低く設定
し、電解電流値が所定の値よりばらついて、低めの電流
となったときに電流低下と誤検知されないようにする必
要がある。具体的には電解の仕様電流値が0.3Aの場
合、電流敷居値としては0.25A程度の設定が必要に
なる。電流検知により電流低下が検知されるまで、すな
わち電流値が0.3Aから0.25Aになるまで、おお
よそ一ヶ月程度の期間かかるが、その間は所定の電流よ
り低い状態で電解が行われるので、十分な凝集が行われ
ず浄化性能が低下し、濁度の上昇を引き起こす可能性が
ある。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、被濾過水の循環手段と、循環路に設けられ
た陽極と陰極から構成される電極を有し、電極に通電す
ることで電気分解により金属水和物を生成し、被濾過水
に含まれる懸濁物質を電気的に凝集させる凝集手段と、
凝集手段の下流に設けられ、凝集手段によって生成され
る凝集フロックを物理的に濾過する濾過手段と測定用疑
似抵抗を内蔵し電極間に流れる電流を検知する電流検知
手段と、電流検知手段の信号に応じて作動する凝集制御
手段を有するものである。
【0017】このように電極間の電流を検知する回路内
に疑似抵抗を挿入し電極間の見かけの抵抗値を増やし、
実際に電解用の定電流電源の飽和電圧に達する前に電圧
を飽和させ、電流の低下を見ることができるので、電流
検知の敷居値が実際の電解の仕様電流値より低く設定さ
れていても電流低下が敷居値電流になるまで検知するの
が遅れるということが無くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に係わる水浄化
装置は、被濾過水の循環手段と、循環路に設けられた陽
極と陰極から構成される電極を有し、電極に通電するこ
とで電気分解により金属水和物を生成し、被濾過水に含
まれる懸濁物質を電気的に凝集させる凝集手段と、凝集
手段の下流に設けられ、凝集手段によって生成される凝
集フロックを物理的に濾過する濾過手段と電極の電流値
計測のため陽極と陰極をつなぐ電流計測回路内に疑似抵
抗を付加した電流検知手段を有するものである。
【0019】このように電極間に流れる電流を測定する
ための電流検知回路内に任意の疑似抵抗を挿入すること
で電流測定時に電流のばらつきを考慮して電流測定の敷
居値を必要所定電流より低く設定しても電流低下が始ま
る前に検知することができ、浄化性能が悪化する前に電
流低下に対する濾過槽内の洗浄などのメンテナンスを実
施することができる。
【0020】本発明の請求項2に係わる水浄化装置は、
電流検知手段からの信号に応じて電流低下の表示を行う
制御手段を有しており、電流低下が起こり凝集電極部の
洗浄等のメンテナンス必要時期がくれば自動的に表示さ
れるので、浄化性能が悪化する前に電流低下に対する濾
過槽内の洗浄などのメンテナンスを実施することがで
き、使用者が保守時期を気にする必要もなく、また洗浄
をし忘れて装置の浄化性能を悪化させることもなくな
る。
【0021】本発明の請求項3に係わる水浄化装置は、
電流検知手段の測定データをもとに予め記憶手段に登録
してある測定電流値と電流低下までの時間の相関データ
を読み出し電流低下時までの時間を表示するもので、前
もって保守時期がわかるので安心して装置を使用するこ
とができる。
【0022】本発明の請求項4に係わる水浄化装置は、
電流検知手段内の抵抗値を可変することにより電流測定
を複数段行い電流低下するまでの時間を細かく予測する
もので有り、より予測の精度があがり前もって保守時期
がわかるので安心して装置を使用することができる。
【0023】本発明の請求項5に係わる水浄化装置は、
時間計測手段を有し電流検知により予測した電流低下ま
での時間から保守必要時期の絶対時間を算出でき、前も
って保守時期がよりわかりやすくなり安心して装置を使
用することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0025】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける水浄化装置のシステム構成図を示す。同図におい
て、8は被浄化水である浴槽9の水を浄化する水浄化装
置である。
【0026】浴槽9には、水浄化装置8に接続された吐
出口12および吸い込み口13を有する風呂アダプタ1
4が設けられている。
【0027】水浄化装置8は、浴槽9の吸い込み口13
に連通する戻り管15およひ吐出口12に連通する往き
管16からなる循環路17と、浴槽水を循環させるため
の循環手段18と、浴槽水に含まれる懸濁物質を凝集さ
せて大径化させる凝集手段19およびその下流に設けら
れ、例えばアルミナなどの無機系材料からなる粒状の濾
材20を濾床21を介して充填し、凝集手段19で大径
化した凝集フロックを濾過する濾過手段22、凝集手段
19の上流側に設けられた三方弁23aおよび濾過手段
22の下流側に設けられた三方弁23b、濾過手段22
に堆積した懸濁物質を通常濾過時とは逆方向に通水して
洗浄するためのバイパス路24と排出路25からなる逆
洗手段26から構成されている。なお、排水路25の終
端は往き管16に接続されており、逆洗水は浴槽9の排
水栓(図示せず)から排水されるように構成されてい
る。
【0028】凝集手段19は、ステンレスから構成され
る筐体27の内部にアルミニウムから構成される陽極2
8を筐体27に対向配置するとともに陽極28と陰極
(ここでは筐体27を兼用する)間に電圧を印可する定
電流電源29を有している。
【0029】図2は水浄化装置の要部構成図を示す。図
3は図2における電流検知回路の詳細図である。図2に
おいて47は制御手段であり、定電流電源29を介して
凝集手段19を制御する凝集制御手段49と電流検知回
路31を制御する電流検知手段32と、三方弁23a、
23bを制御して濾過手段22の逆流洗浄を制御する逆
洗制御手段51と洗浄制御手段30を有している。
【0030】水浄化装置8の作用、動作について説明す
る。凝集制御手段49によって設定された時間の間は凝
集手段19の定電流電源29が動作して陰極27と陽極
28間に電圧が印可され、アルミニウムから構成される
陽極28からアルミニウムイオンAl3+が溶出される。
溶出したアルミニウムイオンは陰極27と陽極28の間
隙において水の水酸化物イオンOH-と反応して水酸化
アルミニウムAl(OH)3のコロイドとなり浮遊す
る。
【0031】ここで浴槽水に含まれる皮脂・垢及び細菌
群などの懸濁物質は、側鎖にカルボキシル基を持ってい
るので負に帯電している。一方水酸化アルミニウムは正
電荷のため、水酸化アルミニウムが結着媒体となり、架
橋作用によって微細な懸濁物質を吸着して大径化させて
いわゆる凝集フロックが生成される。この結果、濾材2
0の表層部に凝集フロックが堆積して緻密な細孔を有す
るケーク層(凝集膜)が形成され、循環手段18を動作
させることによって図1の実線矢印で示した経路を浴槽
水が循環し、短時間で効果的な水浄化が可能となる。
【0032】次に濾過手段22の逆流洗浄動作について
説明する。逆洗制御手段51が動作して三方弁23a、
23bを図1もしくは図2の破線矢印で示した方向に流
れるように制御する。濾過手段22の下流から通常濾過
方向に対して逆方向から流入し、濾材20の表面に堆積
した凝集フロックを含んだ懸濁物質が逆流洗浄され、排
出路26を経て吐出口12から浴槽9に排出される。な
おこの時浴槽水は水抜きされていてもよいし、湯張り状
態で逆洗動作を行い、その後排水してもよい。
【0033】上記したように電気分解により生成される
金属水和物(水酸化アルミニウム)の大部分は凝集フロ
ックを生成し、逆洗により排出されるが、極少量の水酸
化アルミニウムは徐々に陽極28表面に残存して陽極2
8、陰極27間に堆積し、長期使用により陽極、陰極間
が堆積物で埋まり、極間の電気抵抗が上昇し、所定の電
解電流が確保できなくなる。
【0034】次に電流検知手段の動作について説明す
る。
【0035】図3に示すように電流検知回路31は、電
流計33と疑似抵抗34よりなり電流検知手段32によ
り制御される。電流測定しない電解中は回路部分から切
り離されて電極27、28には定電流電源29が直結さ
れている。制御手段47からの指令により電流測定する
場合は、回路が切り替わり、電極に流れる電流は電流計
33と疑似抵抗34を通る。
【0036】本発明の定電流電源29の仕様最大電圧は
24Vであり、仕様電流値は0.3Aである。
【0037】図4に、陽極と陰極間の電圧上昇特性と電
流特性及び疑似抵抗を付加して測定した電流値のグラフ
を示す。
【0038】電極間の電圧が24Vになった場合は、電
極間の抵抗値は24/0.3=80Ωである。
【0039】電流測定回路には疑似抵抗16Ωを付加さ
れるので総抵抗値は96Ωとなりそのとき回路に流れる
電流値は24/96=0.25Aとなる。電流低下を判
断する敷居値は電流のばらつきを考慮し0.25Aに設
定されている。電流測定で0.25A以下の値になった
場合、電流検知手段32からの信号が凝集制御手段49
に伝達され凝集が停止される。
【0040】このように電源の電流値がばらついても所
定電流値以下の電流になる前に電流検知を行うことがで
きる。
【0041】(実施例2)図5は、本発明の実施例2に
おける水浄化装置のシステム構成図である。同図におい
て、基本的な構成は実施例1に記述したものと同様であ
る。
【0042】図5に示すようにこの電流検知手段32か
らの信号をうけ表示を行う表示手段35を設ければ、電
流検知の結果に応じて洗浄表示などを明示し保守実施を
促す表示することができる。
【0043】また図4のグラフから電流検出敷居値の電
流検出後dの時間で実際の電流低下が起こることがわか
るので、この時間dのデータを図6に示す記憶手段36
に入力しておけば、電流検知手段31の信号で後どれだ
けで保守が必要になるかを表示することができる。
【0044】なお測定時、電流検知回路内の疑似抵抗の
値を複数用意しておけば、電流検出敷居値も複数使うこ
とができ、大きな抵抗値を使った場合より早期の予測が
可能であり、また電流低下時期が近くなった時は小さな
抵抗値を使いより正確に保守必要時期を明示することが
でき、より詳細な情報を表示できる。
【0045】また図7に示すように実時刻をはかれる時
刻計測手段37を有すことにより電流測定からの予測期
間より算出し、電流低下の予想時期を絶対時刻で表示す
ることが可能になり、より保守の時期をわかりやすく明
示することができる。
【0046】
【発明の効果】以上の説明から明らかのように水浄化装
置によれば次の効果が得られる。
【0047】本発明の請求項1に係る水浄化装置によれ
ば、被濾過水の循環手段と、循環路に設けられた陽極と
陰極から構成される電極を有し、電極に通電することで
電気分解により金属水和物を生成し、被濾過水に含まれ
る懸濁物質を電気的に凝集させる凝集手段と、凝集手段
の下流に設けられ、凝集手段によって生成される凝集フ
ロックを物理的に濾過する濾過手段と電極の電流値計測
のため陽極と陰極をつなぐ電流計測回路内に疑似抵抗を
付加した電流検知手段を有するものである。このように
電極間に流れる電流を測定するための電流検知回路内に
任意の疑似抵抗を挿入することで電流測定時に電流のば
らつきを考慮して電流検知の敷居値を必要所定電流より
低く設定しても電流低下が始まる前に検知することがで
き、浄化性能が悪化する前に電流低下に対する濾過槽内
の洗浄などのメンテナンスを実施することができる。
【0048】また、本発明の請求項2に係る水浄化装置
によれば、電流検知手段からの信号に応じて電流低下の
表示を行う手段を有しており、電流低下が起こり凝集電
極部の洗浄等のメンテナンス必要時期がくれば自動的に
表示されるので、浄化性能が悪化する前に電流低下に対
する濾過槽内の洗浄などのメンテナンスを実施すること
ができ、使用者が保守時期を気にする必要もなく、また
洗浄をし忘れて装置の浄化性能を悪化させることもなく
なる。
【0049】また、本発明の請求項3に係わる水浄化装
置によれば、電流検知手段の測定データをもとに予め記
憶手段に登録してある測定電流値と電流低下までの時間
の相関データを読み出し電流低下時までの時間を表示す
るもので前もって保守時期がわかるので安心して装置を
使用することができる。
【0050】また、本発明の請求項4に係わる水浄化装
置によれば、電流検知手段内の抵抗値を可変することに
より電流測定を複数段行い複数の測定データより演算手
段により電流低下するまでの時間を予測するものであ
り、より予測精度があがり前もって保守時期が正確にわ
かるので安心して装置を使用することができる。
【0051】また、本発明の請求項5に係わる水浄化装
置によれば、時間計測手段を有し電流検知により予測し
た電流低下までの時間から保守必要時期の絶対時期を算
出でき、前もって保守時期がわかるので安心して装置を
使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるを示す水浄化装置の
システム構成図
【図2】同装置の要部構成図
【図3】同装置の電流検知回路詳細図
【図4】同装置の電極間電圧及び電流変化を示す特性図
【図5】本発明の実施例における水浄化装置の要部構成
【図6】同装置の別の要部構成図
【図7】同装置のさらに別の要部構成図
【図8】本発明の従来の水浄化装置の構成図
【図9】同装置の凝集手段の断面図
【図10】同装置の電極間電圧及び電流変化を示す特性
【符号の説明】
8 水浄化装置 17 循環路 18 循環手段 19 凝集手段 22 濾過手段 27 陰極(筐体) 28 陽極 30 洗浄制御手段 31 電流検知回路 32 電流検知手段 48 循環制御手段 49 凝集制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 河合 祐 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 岡 浩二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D061 DA07 DB09 EA03 EA06 EB14 EB27 EB31 EB37 EB38 EB39 FA13 GA12 GA15 GA30 GB30 GC12 GC14 4D064 AA11 BF32 BF36 BF40

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被濾過水の循環手段と、循環路に設けら
    れ、陽極と陰極から構成される電極を有し、前記電極に
    通電することで電気分解により金属水和物を生成し、被
    濾過水に含まれる懸濁物質を電気的に凝集させる凝集手
    段と、前記凝集手段の下流に設けられ、前記凝集手段に
    よって生成される凝集フロックを物理的に濾過する濾過
    手段と、前記陽極と前記陰極間に流れる電流値を計測す
    る電流計測回路内に疑似抵抗を付加した電流検知手段を
    備えた水浄化装置。
  2. 【請求項2】電流検知手段からの信号に応じて作動する
    表示手段を備えた請求項1記載の水浄化装置。
  3. 【請求項3】記憶手段を有し、電流検知手段の信号に応
    じて記憶手段が保有する電極間所定電流降下までの時間
    を表示する請求項2記載の水浄化装置。
  4. 【請求項4】複数の疑似抵抗または連続的に抵抗値が可
    変できる疑似抵抗を有し、抵抗値を切り替えて電流値を
    測定する電流検知手段を備えた請求項3記載の水浄化装
    置。
  5. 【請求項5】時刻計測手段を有し、電流測定開始時刻よ
    り所定電流降下までの時刻を表示する請求項3〜4のい
    ずれか1項に記載の水浄化装置。
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