JP2000300204A - 辛味成分を除去したトウガラシの粉末及び搾汁液 - Google Patents
辛味成分を除去したトウガラシの粉末及び搾汁液Info
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- JP2000300204A JP2000300204A JP11152405A JP15240599A JP2000300204A JP 2000300204 A JP2000300204 A JP 2000300204A JP 11152405 A JP11152405 A JP 11152405A JP 15240599 A JP15240599 A JP 15240599A JP 2000300204 A JP2000300204 A JP 2000300204A
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- JP
- Japan
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- pepper
- guinea pepper
- taste component
- hot taste
- pungent
- Prior art date
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- Pending
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- Preparation Of Fruits And Vegetables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 血液の循環を活発にする物質を含有している
辛み成分を除去したトウガラシを摂取することによって
健康増進を図ることができる食品を提供すること。 【解決手段】 辛味成分を70〜100パーセント除去
したトウガラシを破砕して粉末を完成した。また辛味成
分を70〜100パーセント除去した水分をもったトウ
ガラシを搾汁して搾汁液を完成したことによって血液の
循環を活発にする物質を容易に摂取できることを見いだ
した。
辛み成分を除去したトウガラシを摂取することによって
健康増進を図ることができる食品を提供すること。 【解決手段】 辛味成分を70〜100パーセント除去
したトウガラシを破砕して粉末を完成した。また辛味成
分を70〜100パーセント除去した水分をもったトウ
ガラシを搾汁して搾汁液を完成したことによって血液の
循環を活発にする物質を容易に摂取できることを見いだ
した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は辛味成分を70〜1
00パーセント除去したトウガラシの粉末と搾汁液及び
破砕物の用途に関するものである。
00パーセント除去したトウガラシの粉末と搾汁液及び
破砕物の用途に関するものである。
【0002】
【従来の技術】トウガラシは刺激的な辛さが有り量を増
して内服した場合は、胃・腸の粘膜が傷付くので現在ま
で香辛料として少量の内服しか出来なかった。
して内服した場合は、胃・腸の粘膜が傷付くので現在ま
で香辛料として少量の内服しか出来なかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は辛味成分を除
去したトウガラシに血液の循環を活発にする物質が有る
事を見いだし粉末と搾汁液及び破砕物にして量を増して
内服した場合でも胃・腸の粘膜が傷付く事が無い食品を
提供することを目的とする。
去したトウガラシに血液の循環を活発にする物質が有る
事を見いだし粉末と搾汁液及び破砕物にして量を増して
内服した場合でも胃・腸の粘膜が傷付く事が無い食品を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決すべく鋭意努力した結果、トウガラシの辛味成分を
ボラージオイル、なたね油、大豆油、エチルアルコール
等で70〜100パーセント除去した後、乾燥させ粉砕
機で粉末化処理をして粉末を完成した。また水分もった
トウガラシの辛味成分をボラージオイル、なたね油、大
豆油、エチルアルコール等で70〜100パーセント除
去したあとミキサーで破砕し搾汁液にして本発明を完成
した。本発明によって得られたトウガラシの粉末及び搾
汁液は調味料、健康食品、特定保健用食品、栄養補助食
品、機能性食品もしくはその他加工食品及びそれらの食
品の配合用として用いることができる。
解決すべく鋭意努力した結果、トウガラシの辛味成分を
ボラージオイル、なたね油、大豆油、エチルアルコール
等で70〜100パーセント除去した後、乾燥させ粉砕
機で粉末化処理をして粉末を完成した。また水分もった
トウガラシの辛味成分をボラージオイル、なたね油、大
豆油、エチルアルコール等で70〜100パーセント除
去したあとミキサーで破砕し搾汁液にして本発明を完成
した。本発明によって得られたトウガラシの粉末及び搾
汁液は調味料、健康食品、特定保健用食品、栄養補助食
品、機能性食品もしくはその他加工食品及びそれらの食
品の配合用として用いることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は辛味成分を70〜100
パーセント除去したトウガラシの粉末及び搾汁液で有
る。食用なたね油の中にトウガラシを入れて辛味成分を
除去したあと取り出して水洗い、乾燥させ慣用の方法に
して粉砕して粉末化する。または食用なたね油の中に水
分をもったトウガラシを入れて辛味成分を除去したあと
取り出して水洗いしミキサーで破砕し、圧縮、裏ごし等
を行い搾汁液とする。
パーセント除去したトウガラシの粉末及び搾汁液で有
る。食用なたね油の中にトウガラシを入れて辛味成分を
除去したあと取り出して水洗い、乾燥させ慣用の方法に
して粉砕して粉末化する。または食用なたね油の中に水
分をもったトウガラシを入れて辛味成分を除去したあと
取り出して水洗いしミキサーで破砕し、圧縮、裏ごし等
を行い搾汁液とする。
【0006】かくして得られた辛味成分を除去したトウ
ガラシの粉末及び搾汁液は単独で飲食に供することがで
きるが果汁、乳飲料、みそ汁、スープ等と混合して飲用
に供することもできる。また食品に添加成分として加え
ることもできる。
ガラシの粉末及び搾汁液は単独で飲食に供することがで
きるが果汁、乳飲料、みそ汁、スープ等と混合して飲用
に供することもできる。また食品に添加成分として加え
ることもできる。
【0007】
【実施例1】ふたつ切りの300gのトウガラシを食用
なたね油の中に7日間入れて辛味成分を約90パーセン
ト除去したあと取り出して水洗し、乾燥させて粉砕機で
粉末化処理して280gの粉末が得られた。
なたね油の中に7日間入れて辛味成分を約90パーセン
ト除去したあと取り出して水洗し、乾燥させて粉砕機で
粉末化処理して280gの粉末が得られた。
【0008】
【実施例2】ふたつ切りの300gの水分をもったトウ
ガラシを食用なたね油の中に7日間入れて辛味成分を除
去したあと取り出して水洗いしてミキサーで破砕し、圧
縮、裏ごし等を行い1300ccの搾汁液が得られた。
ガラシを食用なたね油の中に7日間入れて辛味成分を除
去したあと取り出して水洗いしてミキサーで破砕し、圧
縮、裏ごし等を行い1300ccの搾汁液が得られた。
【0009】
【試験例】実施例1で得られた粉末3gを5人の被験者
に1日1回15日間摂取させた後自己評価させたところ
全員について、摂取前に比べて体調が良くなり更に身体
の冷えが解消したとの結果が得られた。そのなかの2人
については冷え症が完治したとの結果が得られた。また
実施例2で得られた搾汁液13ccを5人の被験者に1
日1回15日間摂取させた後自己評価させたところ全員
について、摂取前に比べて体調が良くなり身体の冷えが
解消したとの結果が得られた。
に1日1回15日間摂取させた後自己評価させたところ
全員について、摂取前に比べて体調が良くなり更に身体
の冷えが解消したとの結果が得られた。そのなかの2人
については冷え症が完治したとの結果が得られた。また
実施例2で得られた搾汁液13ccを5人の被験者に1
日1回15日間摂取させた後自己評価させたところ全員
について、摂取前に比べて体調が良くなり身体の冷えが
解消したとの結果が得られた。
【0010】
【発明の効果】本発明によって従来トウガラシは刺激的
な辛味成分をもっているため量を増して内服することが
できなかったが辛味成分を除去したトウガラシに血液の
循環を活発にする物質があることを見い出し粉末及び搾
汁液にすることで調味料、健康食品、特定保健用食品、
栄養補助食品、機能性食品、その他の加工食品、あるい
はそれら食品の配合用として及び単独で飲食に量を増し
て利用することが可能となった。
な辛味成分をもっているため量を増して内服することが
できなかったが辛味成分を除去したトウガラシに血液の
循環を活発にする物質があることを見い出し粉末及び搾
汁液にすることで調味料、健康食品、特定保健用食品、
栄養補助食品、機能性食品、その他の加工食品、あるい
はそれら食品の配合用として及び単独で飲食に量を増し
て利用することが可能となった。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B016 LC07 LE02 LE05 LG05 LK03 LK06 4B018 LB10 LE03 LE05 MD15 MD53 ME14 MF01 MF06 MF07 4B047 LB02 LE01 LE06 LG07 LG10 LG11 LG47 LP01 LP07 LP08 4C088 AB50 AC04 BA07 BA08 CA06 CA09 NA09 NA14 ZA36
Claims (3)
- 【請求項1】 辛味成分を70〜100パーセント除去
したトウガラシの粉末 - 【請求項2】 辛味成分を70〜100パーセント除去
したトウガラシの搾汁液及び破砕物 - 【請求項3】 請求項1に記載の辛味成分を70〜10
0パーセント除去したトウガラシの粉末、請求項2に記
載の辛味成分を70〜100パーセント除去したトウガ
ラシの搾汁液及び破砕物を含有してなる調味料、健康食
品、特定保健用食品、栄養補助食品、機能性食品、その
他の加工食品及び医薬品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152405A JP2000300204A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 辛味成分を除去したトウガラシの粉末及び搾汁液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11152405A JP2000300204A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 辛味成分を除去したトウガラシの粉末及び搾汁液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000300204A true JP2000300204A (ja) | 2000-10-31 |
Family
ID=15539800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11152405A Pending JP2000300204A (ja) | 1999-04-22 | 1999-04-22 | 辛味成分を除去したトウガラシの粉末及び搾汁液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000300204A (ja) |
-
1999
- 1999-04-22 JP JP11152405A patent/JP2000300204A/ja active Pending
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