JP2000299939A - 車載バッテリ制御システム - Google Patents

車載バッテリ制御システム

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JP2000299939A
JP2000299939A JP11104383A JP10438399A JP2000299939A JP 2000299939 A JP2000299939 A JP 2000299939A JP 11104383 A JP11104383 A JP 11104383A JP 10438399 A JP10438399 A JP 10438399A JP 2000299939 A JP2000299939 A JP 2000299939A
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載されたバッテリの総電圧を検出する電圧
センサの検出精度に誤差が存在する場合でも、バッテリ
の状態に合わせた適切な充放電制御を行う。 【解決手段】 車載されたバッテリ5は、直列接続され
たセル5−1〜5−96から構成され、各セルにはセル
コントローラ8−1〜8−96が設けられている。セル
コントローラから構成された充電レベル検知部8は、バ
ッテリ5の充電状態を示す充電レベルを検知し、フラグ
として間欠的にバッテリコントローラ6へ出力する。ま
た温度センサ9はバッテリ温度を、電圧センサ10はバ
ッテリの総電圧を常時検知してバッテリコントローラ6
へ出力する。所定範囲の充電レベルに対応するフラグが
入力された場合には、バッテリコントローラ6は、まず
バッテリの総電圧をバッテリ温度および充電レベルに基
づいて補正して、制御用バッテリ電圧を算出し、制御用
バッテリ電圧に応じてバッテリの充放電を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車載されたバッテ
リの充放電を制御する車載バッテリ制御システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、環境汚染の少ない低公害車の需要
が高まり、電気自動車やモータとガソリンエンジン等を
組み合わせたハイブリッド車の開発が進められ、普及さ
れている。これらの車両には、モータの駆動電源として
充電可能で高効率、大容量のバッテリを搭載する必要が
あり、バッテリおよびバッテリ制御システムの開発およ
び改良も平行して進められている。
【0003】現在、車載バッテリとしてはリチウム電
池、ニッケル水素電池、鉛酸電池等が実用化されてい
る。各電池の単位セルは出力可能な電圧が小さいため、
複数個の単位セルを直列接続して車載バッテリを構成し
ている。例えばリチウム電池では、充電量が約50%の
ときの出力電圧は略3.5Vであり、96個のセルを直
列接続し、約320Vの出力電圧を得ている。
【0004】これらの直列接続されたセルには、セルコ
ントローラが付設され、各セル毎の出力電圧であるセル
電圧や、バッテリの充電量である充電レベル等のセル情
報を検知している。セルコントローラは、シリアル通信
によりバッテリコントローラと接続され、上記セル情報
や充放電制御情報の授受を行う。また、バッテリ温度を
検出する温度センサや、バッテリの総電圧を検出する電
圧センサも設けられている。
【0005】各セル毎の出力電圧であるセル電圧の検知
は、時間がかかるため、起動時のみに行われる。また充
電レベルの検知および送信は動作中は所定時間間隔で行
われている。バッテリ温度およびバッテリの総電圧は常
時バッテリコントローラに入力されている。バッテリコ
ントローラでは、動作中は常時検知結果が入力されてい
るバッテリ温度およびバッテリの総電圧に基づいてバッ
テリの状態を判定し、バッテリの状態に合わせた充放電
制御を行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リの総電圧を検出する電圧センサの特性が個々のセンサ
によりばらつきがあり、また同一センサでも、測定時の
温度や電圧値により特性がずれるため、バッテリの総電
圧の検出精度には誤差が存在する。このため、バッテリ
コントローラでバッテリの総電圧に基づいてバッテリの
状態を判定すると判定結果にも誤差が生じ、バッテリの
充放電制御に支障を生じることがあるという問題があっ
た。本発明は上記従来の問題点に鑑み、バッテリの総電
圧を検出する電圧センサの検出精度に誤差が存在する場
合でも、バッテリの状態に合わせた適切な充放電制御を
行うことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、車両に搭載されたバッテ
リと、バッテリの充放電制御を行うバッテリコントロー
ラを備える車載バッテリ制御システムであって、バッテ
リの総電圧を検知する電圧センサと、バッテリの温度を
検知する温度センサと、バッテリの充電状態である充電
レベルを検知する充電レベル検知部を有し、バッテリコ
ントローラは、充電レベルが所定の範囲であった場合に
は、電圧センサで検知された総電圧を充電レベルおよび
バッテリ温度に応じて補正することにより制御用バッテ
リ電圧を算出し、制御用バッテリ電圧に基づいてバッテ
リの充放電を制御するものとした。
【0008】請求項2記載の発明では、バッテリは直列
接続された複数個のセルから構成され、充電レベル検知
部は複数個のセルのセル電圧の中で一つでも第1の所定
値を超えた場合には第1のフラグを出力し、バッテリコ
ントローラは、充電レベル検知部から第1のフラグが出
力された場合には、総電圧を第1の所定値に応じて過充
電防止側へ補正することにより制御用バッテリ電圧を算
出するものとした。
【0009】請求項3記載の発明では、バッテリは直列
接続された複数個のセルから構成され、充電レベル検知
部は複数個のセルのセル電圧の中で一つでも、第2の所
定値より小さい場合には第2のフラグを出力し、バッテ
リコントローラは、充電レベル検知部から第2のフラグ
が出力された場合には、総電圧を第2の所定値に応じて
過放電防止側に補正することにより制御用バッテリ電圧
を算出するものとした。
【0010】請求項4記載の発明では、車両に搭載され
たバッテリと、バッテリの充放電制御を行うバッテリコ
ントローラを備える車載バッテリ制御システムであっ
て、バッテリは直列接続された複数個のセルから構成さ
れ、バッテリの総電圧を検知する電圧センサと、バッテ
リの温度を検知する温度センサと、セルのセル電圧の代
表値であるセル代表電圧を出力するセル代表電圧検知部
を有し、バッテリコントローラは、セル代表電圧が所定
の範囲であった場合には、電圧センサで検知された総電
圧を前記セル代表電圧およびバッテリ温度に応じて補正
することにより制御用バッテリ電圧を算出し、制御用バ
ッテリ電圧に基づいてバッテリの充放電を制御するもの
とした。
【0011】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、充電レベル検
知部で検知されたバッテリの充電レベルが所定の範囲で
あった場合には、電圧センサで検知された総電圧を検出
精度の良好な充電レベルおよびバッテリ温度に応じて補
正することにより制御用バッテリ電圧を算出し、制御用
バッテリ電圧に基づいてバッテリの状態を判定し、バッ
テリの充放電制御を行うので、特性ばらつきや、温度変
化の影響により電圧センサの検出精度に誤差が存在する
場合でも、バッテリの状態に合わせた適切な充放電制御
を行うことができる。
【0012】請求項2記載の発明では、バッテリを構成
する複数個のセルの中の一つでも、第1の所定値を超え
た場合には第1のフラグが出力され、バッテリコントロ
ーラでは、電圧センサで検知された総電圧を第1の所定
値に応じて補正するので、バッテリが過充電される可能
性のあるバッテリ電圧領域では、第1の所定値により過
充電防止側に補正された制御用バッテリ電圧に基づいて
バッテリの充放電制御が行われるので、バッテリの過充
電が防止される。
【0013】請求項3記載の発明では、バッテリを構成
する複数個のセルの中の一つでも、第2の所定値より小
さい場合には、第2のフラグが出力され、バッテリコン
トローラでは、電圧センサで検知された総電圧を第2の
所定値に応じて補正するので、バッテリが過放電される
可能性のあるバッテリ電圧領域では、第2の所定値によ
り過放電防止側に補正された制御用バッテリ電圧に基づ
いてバッテリの充放電制御が行われるので、バッテリの
過放電が防止される。
【0014】請求項4記載の発明では、セル代表電圧検
知部で検知されたセル代表電圧が所定の範囲であった場
合には、電圧センサで検知された総電圧をセル代表電圧
およびバッテリ温度に応じて補正することにより制御用
バッテリ電圧を算出するので、電圧センサの特性ばらつ
きや温度変化の影響で、総電圧に誤差が生じた場合で
も、検出精度の良好なセル代表電圧により補正された制
御用バッテリ電圧に基づいてバッテリの状態が判定され
るので、判定結果の信頼度が向上し、特性ばらつきや、
温度変化の影響により電圧センサの検出精度に誤差が存
在する場合でも、バッテリの状態に合わせた適切な充放
電制御を行うことができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を実施例によ
り説明する。図1は本発明を電気自動車に適用した第1
の実施例の構成を示す図である。モータ1は電気自動車
に搭載される走行用のモータであり、交流誘導電動機で
ある。モータ1には図示しないトランスアクスルが連接
され、このトランスアクスルからの駆動力が、左右の前
輪軸を介して、図示しない両前輪に伝達されるようにな
っている。
【0016】モータ1はインバータ2およびモータコン
トローラ3を介してトルクプロセッシングコントローラ
4に接続されている。またモータ1は、インバータ2を
介して、走行駆動用の主電源であるバッテリ5と接続さ
れている。トルクプロセッシングコントローラ4は、バ
ッテリ5の充放電を制御するバッテリコントローラ6に
接続されている。
【0017】バッテリコントローラ6には記憶部として
のメモリ7が内蔵され、メモリ7は、後述する制御用バ
ッテリ電圧の算出に用いる補正値のマップが記憶され
る。バッテリ5は、リチウム電池からなるセル5−1〜
5−96が直列接続され、個々のセルにはセルコントロ
ーラ8−1〜8−96が接続されている。また、充電レ
ベル検知部8は、セルコントローラ8−1〜8−96を
含み、バッテリ5の充電量である充電レベルを検知し、
バッテリコントローラ6へ出力する。また、バッテリ5
の温度を検出し、バッテリコントローラ6へ出力する温
度センサ9とバッテリ5の総電圧を検出しバッテリコン
トローラ6へ出力する電圧センサ10が設けられてい
る。
【0018】各セルコントローラ8−1〜8−96は直
列接続され、バッテリコントローラ6に接続されてい
る。起動時には、セルコントローラ8−1〜8−96
は、各セル5−1〜5−96の開放電圧であるセル電圧
を検知し、シリアル通信により、バッテリコントローラ
6に送信する。
【0019】また、充電レベル検知部8は、セル5−1
〜5−96の充電状態を示す充電レベルを検知し、4段
階のフラグA〜Dを用いて、充電レベルをバッテリコン
トローラ6へ出力する。まず、充電レベルとしては、9
6個のセルのうちひとつでも4.2Vを超えた場合に
は、充電レベルを表わすフラグとしてAを出力する。全
てのセルの電圧が4.2V以下で、かつひとつでも3.
5Vを超えた場合には、フラグとしてBを出力する。全
てのセルの電圧が3.5V以下で、かつひとつでも2.
8Vを超えた場合には、フラグとしてCを出力する。9
6個のセルがすべて2.8V以下の場合には、フラグと
してDを出力する。
【0020】セル電圧の検知および検知結果の出力は、
個々のセル毎に実施されるため、全セル分のセル電圧を
出力するには時間がかかるため、セル電圧の検知および
出力は、起動時のみ行う。充電レベルは起動中は所定時
間間隔で検知され、出力される。バッテリ温度およびバ
ッテリの総電圧は常時検知され出力される。なお4.2
Vは発明の第1の所定値に対応し、フラグAは第1のフ
ラグに対応している。
【0021】次に、本実施例の動作を説明する。まず、
起動から制御バッテリ電圧を決定するまでの動作を図2
に示すフローチャートを用いて説明する。ステップ10
1で図示されていないイグニションスイッチがオンさ
れ、バッテリコントローラ6が起動される。ステップ1
02では、バッテリコントローラ6と各検知部との通信
が開始される。
【0022】ステップ103では、各セルコントローラ
8−1〜8−96から構成される充電レベル検知部8
は、セル電圧と予め設定されているフラグの範囲から、
充電レベルとしてフラグAからDのなかの一つをバッテ
リコントローラ6へ出力する。フラグの出力は所定時間
間隔で行われる。各セル5−1〜5−2は直列接続され
ているため、バッテリ5が正常に動作している場合に
は、各セル電圧が大幅に異なることはなく、ほぼ同電圧
で各セル電圧は変動する。
【0023】ステップ104では、電圧センサ10でバ
ッテリ5の総電圧を検出し、バッテリコントローラ6に
出力する。総電圧の検出は常時行われている。ステップ
105では、温度センサ9でバッテリ温度を検出し、バ
ッテリコントローラ6に出力する。バッテリ温度の検出
は常時行われている。
【0024】ステップ106では、バッテリコントロー
ラ6において、充電レベル検知部8から、何のフラグが
出力されているかを判定する。フラグBまたはCが出力
されている場合には、ステップ107へ進む。フラグD
が出力されている場合には、ステップ108へ進む。フ
ラグAが出力されている場合には、ステップ113へ進
む。ステップ107では、制御用バッテリ電圧として、
電圧センサ10で検出された総電圧を設定し、ステップ
106へ戻る。
【0025】ステップ108では、フラグDがバッテリ
コントローラ6へ入力された直後であるか否かを判定す
る。フラグが入力された直後であれば、ステップ109
へ進む。フラグが入力された直後ではなく、既に補正値
を算出し、マップに記憶した後であれば、ステップ11
1へ進む。ステップ109では、次式から補正値を算出
する。 補正値=2.8×96−総電圧 となる。
【0026】ステップ110では、ステップ109で算
出した補正値を図3に示すようなマップに記憶する。こ
のマップはメモリ7に記憶されている。例えば、温度2
0度で総電圧が264Vであった場合には、 補正値=2.8×96−264 =4.8 となる。したがって、バッテリ温度20°でフラグDの
枠に4.8を記憶する。
【0027】ステップ111では、マップの中から、バ
ッテリ温度とフラグに対応する補正値を読み出す。入力
されたバッテリ温度またはフラグに対応する補正値が記
憶されていない場合には、記憶されている補正値を基に
して、補間計算を行い補正値を決定する。ステップ11
2では、制御用バッテリ電圧として、電圧センサ10で
検出された総電圧に補正値を加えた値を設定し、ステッ
プ106へ戻る。
【0028】ステップ113では、フラグAがバッテリ
コントローラ6へ入力された直後であるか否かを判定す
る。フラグが入力された直後であれば、ステップ114
へ進む。フラグが入力された直後ではなく、既に補正値
を算出し、メモリ7のマップに記憶した後であれば、ス
テップ116へ進む。ステップ114では、次式から補
正値を算出する。 補正値=4.2×96−総電圧 となる。
【0029】ステップ115は、ステップ109で算出
した補正値を図3に示すようなマップに記憶する。例え
ば、温度20度で総電圧が394Vであった場合には、 補正値=4.2×96−394 =9.2 となる。したがって、バッテリ温度20°でフラグAの
枠に9.2を記憶する。
【0030】ステップ116では、マップの中から、バ
ッテリ温度とフラグに対応する補正値を読み出す。入力
されたバッテリ温度またはフラグに対応する補正値が記
憶されていない場合には、記憶されている補正値を基に
して、補間計算を行い補正値を決定する。その後ステッ
プ112へ進み、制御用バッテリ電圧として、電圧セン
サ10で検出された総電圧に補正値を加えた値を設定
し、ステップ106へ戻る。上記フローチャートに記載
した動作により制御用バッテリ電圧が決定されると、バ
ッテリコントローラ6では、バッテリ温度および制御用
バッテリ電圧に基づいて、バッテリの状態を判定し、判
定結果に応じて、バッテリ5の充放電制御を行う。
【0031】上記の動作により、充電レベル検知部8か
ら出力されたフラグがBまたはCであった場合には、電
圧センサ10で検出された総電圧がそのまま制御用バッ
テリ電圧として用いられる。一方、フラグAまたはフラ
グDが出力された場合には、総電圧をフラグの種類およ
びバッテリ温度に応じて補正して制御用バッテリ電圧を
算出する。このため、電圧センサ10の特性ばらつきや
温度変化により、総電圧に誤差が生じた場合でも、検出
精度の良好な充電レベルにより補正された制御用バッテ
リ電圧に基づいてバッテリ5の状態が判定されるので、
判定結果の信頼度が向上し、バッテリ5の充放電制御を
支障なく行うことができる。
【0032】また、バッテリコントローラ6では、充放
電制御を行う際、制御用バッテリ電圧が所定値以上にな
ると、過充電を防止するために、充電を停止するので、
多数のセルのセル電圧が4.2Vを超えることはなく、
フラグAが出力される場合には、実際のバッテリ電圧
は、403.2V(4.2V×96)以下である。この
ため、電圧センサ10で検知された電圧を補正値で補正
すると、実際のバッテリ電圧より制御用バッテリ電圧の
ほうが高電圧となる。
【0033】すなわち、フラグAが出力された場合に
は、実際のバッテリ電圧より高電圧側に補正された制御
用バッテリ電圧に基づいてバッテリ5の充放電制御が行
われるので、バッテリ5の過充電が防止される。したが
って、バッテリ5の総電圧を検出する電圧センサの検出
精度に誤差が存在する場合でも、バッテリ5の状態に合
わせた適切な充放電制御を行うことができる。
【0034】次に、フラグの設定を変更した第2の実施
例を説明する。第2の実施例の構成は、ほぼ第1の実施
例と同様であるため、構成図として図1を用いている。
バッテリコントローラ6’には記憶部としてのメモリ
7’が内蔵され、メモリ7’は、後述する制御用バッテ
リ電圧の補正に用いる補正値のマップが記憶される。
【0035】バッテリ5は、リチウム電池からなるセル
5−1〜5−96が直列接続され、個々のセルにはセル
コントローラ8’−1〜8’−96が接続されている。
充電レベル検知部8’は96個のセルコントローラ8’
−1〜8’−96を含み、バッテリ5の充電量である充
電レベレを検知し、バッテリコントローラ6’へ出力し
ている。セルコントローラ8’−1〜8’−96は図示
省略されているが、構成はセルコントローラ8−1〜8
−96と同様である。
【0036】各セルコントローラ8’−1〜8’−96
は直列接続され、バッテリコントローラ6’に接続さ
れ、バッテリ5の充放電に必要な情報を送受信してい
る。起動時には、セルコントローラ8’−1〜8’−9
6は、各セル5−1〜5−96の開放電圧であるセル電
圧を検知し、シリアル通信により、バッテリコントロー
ラ6’に送信する。
【0037】また、充電レベル検知部8’は、セル5−
1〜5−96の充電状態を示す充電レベルを検知し、5
段階のフラグA〜Eを用いて、充電レベルをバッテリコ
ントローラ6’へ出力する。フラグA〜Dの出力条件は
第1の実施例と同様である。さらに、96個のセルのう
ちひとつでも2.5V以下となった場合にはフラグとし
てEを出力する。
【0038】充電レベル検知部8’のその他の構成は第
1の実施例に記載されている充電レベル検知部8と同様
である。第2の実施例のその他の構成は第1の実施例と
同様である。なお2.5Vは発明の第2の所定値に対応
し、フラグEは第2のフラグに対応している。
【0039】次に、装置全体の動作の中で、第1の実施
例と異なる部分を説明する。図2に示すステップ106
およびステップ108からステップ112の代わりに図
4に示すステップ201からステップ206のステップ
を実行する。ステップ201では、バッテリコントロー
ラ6’において、充電レベル検知部8’から、何のフラ
グが出力されているかを判定する。フラグB、Cまたは
Dが出力されている場合には、ステップ107へ進む。
フラグEが出力されている場合には、ステップ202へ
進む。フラグAが出力されている場合には、ステップ1
13へ進む。
【0040】ステップ202では、フラグEがバッテリ
コントローラ6’へ入力された直後であるか否かを判定
する。フラグが入力された直後であれば、ステップ20
3へ進む。フラグが入力された直後ではなく、既に補正
値を算出し、メモリ7’にマップとして記憶した後であ
れば、ステップ205へ進む。
【0041】ステップ203では、次式から補正値を算
出する。 補正値=2.5×96−総電圧 ステップ204では、ステップ203で算出した補正値
を図5に示すようなマップに記憶する。例えば、温度2
0度で総電圧が247Vであった場合には、 補正値=2.5×96−247 =−7 となる。したがって、マップのバッテリ温度20°でフ
ラグEの枠に−7を記憶する。
【0042】ステップ205では、マップの中から、バ
ッテリ温度とフラグに対応する補正値を読み出す。入力
されたバッテリ温度またはフラグに対応する補正値が記
憶されていない場合には、記憶されている補正値を基に
して、補間計算を行い補正値を決定する。ステップ20
6では、制御用バッテリ電圧として、電圧センサ10で
検出された総電圧に補正値を加えた値を設定し、ステッ
プ201へ戻る。その他の動作は第1の実施例と同様で
ある。
【0043】すなわち、バッテリコントローラ6’で
は、充放電制御を行う際、制御用バッテリ電圧が所定値
以下になると、過放電を防止するために、最優先で充電
を行うので、多数のセルのセル電圧が2.5Vより小さ
くなることはなく、フラグEが出力された場合には、実
際のバッテリ電圧は、240V(2.5V×96)以上
である。
【0044】したがって、フラグEが出力された場合
に、電圧センサ10で検知された電圧を補正値で補正す
ると、実際のバッテリ電圧より制御用バッテリ電圧のほ
うが低電圧となる。そのため、実際のバッテリ電圧より
低電圧側に補正された制御用バッテリ電圧に基づいてバ
ッテリの状態が判定され、充放電制御が行われる。すな
わち、本実施例では、第1の実施例で得られる効果に加
えて、バッテリの過放電が防止されるという効果が得ら
れる。
【0045】なお、本発明では、総電圧を充電レベル検
知部で検出された充電レベルとバッテリ温度に基づいて
補正したが、変形例として、充電レベル検知部の代わり
にセル代表電圧検知部を設け、充電レベルの代わりにセ
ル代表電圧を用いて、総電圧を補正するものが考えられ
る。セル代表電圧としては、例えば、セル電圧の中の最
大電圧や最小電圧、または特定のセルのセル電圧等を使
用できる。
【0046】特定のセルのセル電圧をセル代表電圧とし
て送信する場合には、セル代表電圧×96が所定の値と
なった場合にセル代表電圧×96と総電圧を比較し、補
正値を算出し、総電圧の補正を行い制御用バッテリ電圧
を求めることができる。充電レベルを用いて総電圧を補
正する場合に比べ、バッテリコントローラに送信する情
報が増加してしまうが、制御バッテリ電圧として、より
正確に補正された値が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】第1の実施例の動作の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図3】マップを説明する図である。
【図4】第2の実施例の動作の流れを説明するフローチ
ャートである。
【図5】マップを説明する図である。
【符号の説明】
1 モータ 2 インバータ 3 モータコントローラ 4 トルクプロセッシングコントローラ 5 バッテリ 5−1、5−2、5−3・・・5−96 セル 6、6’ バッテリコントローラ 7、7’ メモリ 8、8’ 充電レベル検知部 8−1、8−2、8−3・・・8−96 セルコン
トローラ 9 温度センサ 10 電圧センサ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に搭載されたバッテリと、該バッテ
    リの充放電制御を行うバッテリコントローラを備える車
    載バッテリ制御システムであって、バッテリの総電圧を
    検知する電圧センサと、バッテリの温度を検知する温度
    センサと、前記バッテリの充電状態である充電レベルを
    検知する充電レベル検知部を有し、前記バッテリコント
    ローラは、前記充電レベルが所定の範囲であった場合に
    は、前記電圧センサで検知された総電圧を前記充電レベ
    ルおよび前記バッテリ温度に応じて補正することにより
    制御用バッテリ電圧を算出し、該制御用バッテリ電圧に
    基づいてバッテリの充放電を制御することを特徴とする
    車載バッテリ制御システム。
  2. 【請求項2】 前記バッテリは直列接続された複数個の
    セルから構成され、前記充電レベル検知部は前記複数個
    のセルのセル電圧の中で一つでも第1の所定値を超えた
    場合には第1のフラグを出力し、前記バッテリコントロ
    ーラは、前記充電レベル検知部から第1のフラグが出力
    された場合には、前記総電圧を前記第1の所定値に応じ
    て過充電防止側へ補正することにより制御用バッテリ電
    圧を算出することを特徴とする請求項1記載の車載バッ
    テリ制御システム。
  3. 【請求項3】 前記バッテリは直列接続された複数個の
    セルから構成され、前記充電レベル検知部は前記複数個
    のセルのセル電圧の中で一つでも、第2の所定値より小
    さい場合には第2のフラグを出力し、前記バッテリコン
    トローラは、前記充電レベル検知部から第2のフラグが
    出力された場合には、前記総電圧を前記第2の所定値に
    応じて過放電防止側に補正することにより制御用バッテ
    リ電圧を算出することを特徴とする請求項1または2記
    載の車載バッテリ制御システム。
  4. 【請求項4】 車両に搭載されたバッテリと、該バッテ
    リの充放電制御を行うバッテリコントローラを備える車
    載バッテリ制御システムであって、前記バッテリは直列
    接続された複数個のセルから構成され、バッテリの総電
    圧を検知する電圧センサと、バッテリの温度を検知する
    温度センサと、前記セルのセル電圧の代表値であるセル
    代表電圧を出力するセル代表電圧検知部を有し、前記バ
    ッテリコントローラは、前記セル代表電圧が所定の範囲
    であった場合には、前記電圧センサで検知された総電圧
    を前記セル代表電圧およびバッテリ温度に応じて補正す
    ることにより制御用バッテリ電圧を算出し、該制御用バ
    ッテリ電圧に基づいてバッテリの充放電を制御すること
    を特徴とする車載バッテリ制御システム。
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