JP2000299452A - 半導体装置の製造方法及び半導体装置 - Google Patents

半導体装置の製造方法及び半導体装置

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JP2000299452A
JP2000299452A JP11109170A JP10917099A JP2000299452A JP 2000299452 A JP2000299452 A JP 2000299452A JP 11109170 A JP11109170 A JP 11109170A JP 10917099 A JP10917099 A JP 10917099A JP 2000299452 A JP2000299452 A JP 2000299452A
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semiconductor layer
forming
photodiode
film
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Yasuki Yoshihisa
康樹 吉久
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入射光が乱反射することを防止し得る半導体
装置及びその製造方法を得る。 【解決手段】 n型埋め込み領域7a〜7cを形成した
部分のp型シリコン基板5の上面を熱酸化してシリコン
酸化膜17a〜17cをそれぞれ形成した後、シリコン
酸化膜17a〜17cを除去して凹部18a〜18c
(深さd1)を形成する。次に、フォトダイオード形成
領域2におけるp型シリコン基板5の上面内にp型埋め
込み分離領域8a〜8cを形成した後、p型シリコン基
板5の上面上にn型エピタキシャル層6を形成する。次
に、アライメントマーク形成領域3における凹部19c
を掘り下げて凹部19d(深さd2)を形成した後、n
型エピタキシャル層6の上面をd1だけ研磨する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置及び
その製造方法に関し、特に、フォトダイオードを備えた
半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、CD−ROMやDVD等に用
いられる光ピックアップ用ICとして、バイポーラIC
にフォトダイオードを内蔵した一体型のICが開発され
ている。図29は、フォトダイオードを内蔵したバイポ
ーラICの構成を示す回路図である。フォトダイオード
を内蔵したバイポーラICは、光を感知するフォトダイ
オード部150と、フォトダイオード部150で発生さ
れる光電流を増幅するためのアンプ部151とによって
構成されている。
【0003】図30は、フォトダイオードを備えた半導
体装置の構成を模式的に示す上面図である。半導体装置
は、中央部に配置されたフォトダイオード形成領域10
2と、周辺部に配置されたアライメントマーク形成領域
103とを有している。フォトダイオード形成領域10
2には、4つのフォトダイオード104a〜104dが
互いに分離されて形成されている。フォトダイオード形
成領域102の中央部分Hに照射された光は、フォトダ
イオード104a〜104dによって検出され、各フォ
トダイオードの出力値の差に基づいて、光軸のズレの補
正等が行われる。
【0004】図31は、フォトダイオードを備えた従来
の半導体装置の構造を示す断面図であり、特に、図30
のG−G部分の断面構造を表したものに相当する。p型
シリコン基板105の上面上には、n型エピタキシャル
層106が形成されている。p型シリコン基板105の
上面内及びn型エピタキシャル層106の底面内には、
n型埋め込み領域107a,107bが選択的に形成さ
れるとともに、n型埋め込み領域107a,107bを
取り囲むように、p型埋め込み分離領域108a〜10
8cが選択的に形成されている。
【0005】n型エピタキシャル層106の上面内に
は、p型埋め込み分離領域108a〜108cに接触す
るように、p型分離領域109a〜109cが選択的に
形成されている。また、n型エピタキシャル層106の
上面内には、p型分離領域109bに隣接してp型領域
111a,111bが選択的に形成されている。n型エ
ピタキシャル層106の上面内及び上面上には、p型分
離領域109aに隣接してフィールド酸化膜110a,
110bが選択的に形成されるとともに、p型分離領域
109cに隣接してフィールド酸化膜110c,110
dが選択的に形成されている。フィールド酸化膜110
a〜110dが形成されていない部分のn型エピタキシ
ャル層106の上面上には、シリコン酸化膜112が全
面に形成されている。
【0006】フィールド酸化膜110a〜110d及び
シリコン酸化膜112の上面上には、第1層間絶縁膜1
13が全面に形成されている。第1層間絶縁膜113の
上面上には第1配線114が選択的に形成されており、
第1配線114は、第1層間絶縁膜113内に選択的に
形成されたコンタクトホールを介してn型エピタキシャ
ル層106の上面に接触している。第1配線114及び
第1層間絶縁膜113の上面上には第2層間絶縁膜11
5が全面に形成されており、第2層間絶縁膜115の上
面上には第2配線116が選択的に形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、フォトダイオ
ードを備えた従来の半導体装置によると、図31に示す
ように、n型エピタキシャル層106の上面に段差13
1a,131bが生じている。これは、図30に示した
アライメントマーク形成領域103に凹状のアライメン
トマークを形成することに起因するものである。
【0008】具体的に、凹状のアライメントマークは、
p型シリコン基板105上にn型エピタキシャル層10
6を成長させる前に形成される。その目的は、n型エピ
タキシャル層106の成長後に、n型埋め込み領域10
7a,107bの位置を正確に認識することにある。n
型埋め込み領域107a,107bを形成するためにp
型シリコン基板105の上面内にn型不純物を選択的に
導入する工程において、アライメントマーク形成領域1
03におけるp型シリコン基板105の上面内にも同時
にn型不純物を選択的に導入する。その後、上記n型不
純物の選択導入時に用いたマスクと同じマスクを用いて
その導入部分の上面に熱酸化膜を形成する。そして、こ
の熱酸化膜を除去することによって、凹状のアライメン
トマークが形成される。
【0009】ところが上記同じマスクを用いる結果とし
て、この熱酸化膜は、フォトダイオード形成領域102
において、n型埋め込み領域107a,107bを形成
するためにn型不純物を導入した部分にも形成され、そ
して同様に除去される。その結果、フォトダイオード形
成領域102におけるp型シリコン基板105の上面に
も凹部が形成され、その後n型エピタキシャル層106
を成長させるため、p型シリコン基板105の上面に形
成された上記凹部の形状を反映して、n型エピタキシャ
ル層106の上面に段差131a,131bが生じるの
である。
【0010】そして、この段差131a,131bによ
って、フォトダイオード形成領域102に照射された入
射光が乱反射するため、フォトダイオード104a〜1
04dに関して、各フォトダイオード間で入力感度にば
らつきが生じるという問題があった。
【0011】本発明はかかる問題を解決するために成さ
れたものであり、フォトダイオードに照射された入射光
が乱反射することを防止することにより、各フォトダイ
オード間で入力感度にばらつきが生じることを回避し得
る半導体装置及びその製造方法を得ることを目的とする
ものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に記載の半導体装置の製造方法は、(a)第1導電型を
有する基板のフォトダイオード形成領域における主面内
に第1の凹部を選択的に形成するとともに、アライメン
トマーク形成領域における基板の主面内に第2の凹部を
選択的に形成する工程と、(b)基板の主面上に、第1
導電型とは異なる第2導電型を有する半導体層を形成す
る工程と、(c)第2の凹部に起因して半導体層の主面
内に形成される第3の凹部を掘り下げることにより、第
4の凹部を形成する工程と、(d)第1の凹部に起因し
て半導体層の主面内に形成される第5の凹部が無くな
り、かつ、第4の凹部の一部が残るように、半導体層の
主面を薄膜化する工程とを備えるものである。
【0013】また、この発明のうち請求項2に記載の半
導体装置の製造方法は、(a)第1導電型を有する基板
のフォトダイオード形成領域における主面内に第1の凹
部を選択的に形成する工程と、(b)基板の主面上に、
第1導電型とは異なる第2導電型を有する半導体層を形
成する工程と、(c)第1の凹部に起因して半導体層の
主面内に形成される第2の凹部の側壁部の上方に、フォ
トダイオードへの入射光に対して不透明な第1の膜を形
成する工程とを備えるものである。
【0014】また、この発明のうち請求項3に記載の半
導体装置の製造方法は、請求項2に記載の半導体装置の
製造方法であって、工程(c)においては、周縁部に傾
斜部を有する第1の膜が形成されることを特徴とするも
のである。
【0015】また、この発明のうち請求項4に記載の半
導体装置の製造方法は、請求項2又は3に記載の半導体
装置の製造方法であって、(d)半導体層の主面に選択
的に接触する配線を形成する工程をさらに備え、工程
(c)及び(d)は同時に実行されることを特徴とする
ものである。
【0016】また、この発明のうち請求項5に記載の半
導体装置の製造方法は、請求項3に記載の半導体装置の
製造方法であって、(d)半導体層の主面に選択的に接
触する配線を形成する工程をさらに備え、工程(c)と
工程(d)とは別々に実行され、工程(c)は、(c−
1)半導体層の主面上に絶縁膜を形成する工程と、(c
−2)配線の膜厚よりも厚く、フォトダイオードへの入
射光に対して不透明な第2の膜を、絶縁膜上に形成する
工程と、(c−3)少なくとも第2の凹部の側壁部の上
方部分を残して第2の膜を除去することにより、第1の
膜を形成する工程とを有することを特徴とするものであ
る。
【0017】また、この発明のうち請求項6に記載の半
導体装置は、第1導電型を有する基板と、フォトダイオ
ード形成領域における基板の主面内に選択的に形成され
た、第1導電型とは異なる第2導電型を有する不純物領
域と、基板の主面上に形成された、第2導電型を有する
半導体層と、アライメントマーク形成領域における半導
体層の主面内に選択的に形成された、アライメントマー
クとして機能する凹部とを備えた半導体装置であって、
不純物領域の側端部上方における半導体層の主面は平坦
であることを特徴とするものである。
【0018】また、この発明のうち請求項7に記載の半
導体装置は、第1導電型を有する基板と、フォトダイオ
ード形成領域における基板の主面内に選択的に形成され
た、第1導電型とは異なる第2導電型を有する不純物領
域と、基板の主面上に形成された、第2導電型を有する
半導体層と、不純物領域の上方における半導体層の主面
内に形成された凹部と、凹部の側壁部の上方に形成され
た、フォトダイオードへの入射光に対して不透明な膜と
を備えるものである。
【0019】また、この発明のうち請求項8に記載の半
導体装置は、請求項7に記載の半導体装置であって、膜
は、周縁部に傾斜部を有することを特徴とするものであ
る。
【0020】また、この発明のうち請求項9に記載の半
導体装置は、請求項7又は8に記載の半導体装置であっ
て、半導体層の主面上に形成された第1の絶縁膜と、第
1の絶縁膜上に形成され、半導体層の主面に選択的に接
触する配線とをさらに備え、膜は、第1の絶縁膜上にお
いて、配線の膜厚と同じ膜厚を以て形成されていること
を特徴とするものである。
【0021】また、この発明のうち請求項10に記載の
半導体装置は、請求項8に記載の半導体装置であって、
半導体層の主面上に形成された第1の絶縁膜と、第1の
絶縁膜上に形成され、半導体層の主面に選択的に接触す
る配線と、第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜と
をさらに備え、膜は、第2の絶縁膜上において、配線の
膜厚よりも厚い膜厚を以て形成されていることを特徴と
するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1に係る、フォトダイオードを備えた半導体
装置の構成を模式的に示す上面図である。半導体装置
は、中央部に配置されたフォトダイオード形成領域2
と、周辺部に配置されたアライメントマーク形成領域3
とを有している。フォトダイオード形成領域2には、4
つのフォトダイオード4a〜4dが互いに分離されて形
成されている。
【0023】図2は、本発明の実施の形態1に係る、フ
ォトダイオードを備えた半導体装置の構造を示す断面図
であり、特に、図1のA−A部分における断面構造を表
したものに相当する。p型シリコン基板5の上面上に
は、n型エピタキシャル層6が形成されている。p型シ
リコン基板5の上面内及びn型エピタキシャル層6の底
面内には、n型埋め込み領域7a,7bが選択的に形成
されるとともに、n型埋め込み領域7a,7bを取り囲
むように、p型埋め込み分離領域8a〜8cが選択的に
形成されている。
【0024】n型エピタキシャル層6の上面内には、p
型埋め込み分離領域8a〜8cに接触するように、p型
分離領域9a〜9cが選択的に形成されている。また、
n型エピタキシャル層6の上面内には、p型分離領域9
bに隣接してp型領域11a,11bが選択的に形成さ
れている。このようにp型領域11a,11bをp型分
離領域9bと重ねることにより、n型エピタキシャル層
6内に広く空乏層を拡げることができ、入力感度の向上
が図られている。n型エピタキシャル層6の上面内及び
上面上には、p型分離領域9aに隣接してフィールド酸
化膜10a,10bが選択的に形成されるとともに、p
型分離領域9cに隣接してフィールド酸化膜10c,1
0dが選択的に形成されている。フィールド酸化膜10
a〜10dが形成されていない部分のn型エピタキシャ
ル層6の上面上には、シリコン酸化膜12が形成されて
いる。
【0025】フィールド酸化膜10a〜10d及びシリ
コン酸化膜12の上面上には、第1層間絶縁膜13が全
面に形成されている。第1層間絶縁膜13の上面上には
第1配線14が選択的に形成されており、第1配線14
は、第1層間絶縁膜13内に選択的に形成されたコンタ
クトホールを介してn型エピタキシャル層6の上面に接
触している。第1配線14及び第1層間絶縁膜13の上
面上には第2層間絶縁膜15が全面に形成されており、
第2層間絶縁膜15の上面上には第2配線16が選択的
に形成されている。
【0026】図31に示した従来の半導体装置では、ア
ライメントマークの形成に起因して、n型埋め込み領域
107a,107bの側端部上方におけるn型エピタキ
シャル層106の上面に段差131a,131bが生じ
ていた。これに対し、本実施の形態1に係る半導体装置
では、図2に示すようにかかる段差は生じておらず、n
型埋め込み領域7a,7bの側端部上方におけるn型エ
ピタキシャル層6の上面は平坦となっている。
【0027】以下、図1に示した半導体装置の製造方法
について、フォトダイオード形成領域2に関するA−A
部分の断面図と、アライメントマーク形成領域3に関す
るB−B部分の断面図とを用いて工程順に説明する。図
3〜15は、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。まず、p型シリ
コン基板5の上面内にn型不純物を選択的に導入するこ
とにより、フォトダイオード形成領域2におけるp型シ
リコン基板5の上面内にn型埋め込み領域7a,7b
を、アライメントマーク形成領域3におけるp型シリコ
ン基板5の上面内にn型埋め込み領域7cをそれぞれ選
択的に形成する。次に、n型埋め込み領域7a〜7cを
形成した部分のp型シリコン基板5の上面を熱酸化する
ことにより、数千オングストローム程度の膜厚を有する
シリコン酸化膜17a〜17cをそれぞれ形成する。シ
リコン酸化膜17a〜17cは、n型埋め込み領域7a
〜7cの上面上及び上面内に形成される(図3,4)。
【0028】次に、シリコン酸化膜17a〜17cを除
去することにより、p型シリコン基板5の上面に凹部1
8a〜18cをそれぞれ形成する。ここで、凹部18a
〜18cの深さはいずれも数千オングストローム程度で
あり、以下d1と表す。その後、n型埋め込み領域7
a,7bを取り囲むように、フォトダイオード形成領域
2におけるp型シリコン基板5の上面内にp型不純物を
選択的に導入する。これにより、フォトダイオード形成
領域2におけるp型シリコン基板5の上面内に、p型埋
め込み分離領域8a〜8cをそれぞれ選択的に形成する
(図5,6)。
【0029】次に、エピタキシャル成長法によって、p
型シリコン基板5の上面上に、10000オングストロ
ーム程度の膜厚を有するn型エピタキシャル層6を形成
する。このとき、n型埋め込み領域7a〜7c及びp型
埋め込み分離領域8a〜8cは、n型エピタキシャル層
6の底面内にそれぞれ熱拡散する。また、n型エピタキ
シャル層6の上面には、凹部18a〜18cに起因し
て、凹部19a〜19cがそれぞれ形成されている(図
7,8)。ここで、凹部19a〜19cの深さは、ほぼ
d1に等しい。
【0030】次に、凹部19cの上方に開口パターンを
有するレジスト20を写真製版法によって形成した後、
このレジスト20をマスクとして、n型エピタキシャル
層6の上面を数千オングストローム程度エッチングす
る。これにより、凹部19cが掘り下げられて、凹部1
9dが形成される(図9,10)。以下、n型エピタキ
シャル層6の上面からの凹部19dの深さをd2と表
す。ここで、d2はd1の2倍以上に設定するのが望ま
しい。
【0031】次に、レジスト20を除去した後、CMP
(Chemical Mechanical Polishing)法等によって、n
型エピタキシャル層6の上面をd1以上d2未満の膜厚
(望ましくはd1に等しい膜厚)だけ研磨して薄膜化す
る。これにより、フォトダイオード形成領域2における
n型エピタキシャル層6の上面が平坦化される。また、
アライメントマーク形成領域3におけるn型エピタキシ
ャル層6の上面には、研磨されずに残った凹部19dと
して、凹部19eが形成される(図11,12)。アラ
イメントマーク形成領域3に形成された凹部19eが、
以下に説明する工程において、n型埋め込み領域7a,
7bとの位置合わせのためのアライメントマークとして
機能することとなる。
【0032】次に、LOCOS(Local Oxidation of S
ilicon)法によって、フォトダイオード形成領域2にお
けるn型エピタキシャル層6の上面上及び上面内の所定
領域に、フィールド酸化膜10a〜10dを選択的に形
成する。このとき、フィールド酸化膜10a〜10dが
形成されていない部分のn型エピタキシャル層6の上面
上には、LOCOSにおける酸化プロテクト層としての
シリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22が形成され
ている(図13)。
【0033】次に、p型埋め込み分離領域8a〜8cの
上方に開口パターンを有するレジスト23を写真製版法
によって形成し、このレジスト23をマスクとしてシリ
コン酸化膜21及びシリコン窒化膜22をエッチングに
より除去した後、露出したn型エピタキシャル層6の上
面にp型不純物を導入・熱拡散する。これにより、n型
エピタキシャル層6の上面内に、p型埋め込み分離領域
8a〜8cに達するp型分離領域9a〜9cを選択的に
形成する(図14)。
【0034】次に、レジスト23、シリコン酸化膜2
1、及びシリコン窒化膜22を除去した後、露出してい
るn型エピタキシャル層6の上面を熱酸化することによ
り、シリコン酸化膜12を形成する。次に、フィールド
酸化膜10a〜10d及びシリコン酸化膜12上に、所
定の開口パターンを有するレジスト24を写真製版法に
よって形成する(図15)。
【0035】次に、イオン注入法によってp型不純物を
導入することにより、n型エピタキシャル層6の上面内
にp型領域11a,11bを選択的に形成する。その
後、レジスト24を除去し、全面に第1層間絶縁膜13
を形成した後、第1層間絶縁膜13の所定領域にコンタ
クトホールを形成してn型エピタキシャル層6の上面を
露出する。次に、第1層間絶縁膜13の上面上及び露出
したn型エピタキシャル層6の上面上に、入射光に対し
て不透明な膜として例えばAl等の金属膜を全面に形成
した後、この金属膜上に形成した所定の開口パターンを
有するレジストをマスクとしてこの金属膜をエッチング
することにより、第1配線14を形成する。その後、第
2層間絶縁膜15を全面に形成した後、第2層間絶縁膜
15の所定領域上に第2配線16を形成する。以上の工
程により、図2に示した構造が得られる。
【0036】このように本実施の形態1に係る半導体装
置及び半導体装置の製造方法によれば、アライメントマ
ーク形成領域3におけるn型エピタキシャル層6の上面
に凹部19eを残しつつ、フォトダイオード形成領域2
におけるn型エピタキシャル層6の上面に生じた凹部1
9a,19bを研磨により除去することができる。従っ
て、フォトダイオード形成領域2におけるn型エピタキ
シャル層6の上面は平坦であるため、フォトダイオード
4a〜4dに照射された入射光が乱反射することを防止
でき、各フォトダイオード間で入力感度にばらつきが生
じることを回避することができる。
【0037】実施の形態2.図16は、本発明の実施の
形態2に係る、フォトダイオードを備えた半導体装置の
構成を模式的に示す上面図である。フォトダイオード形
成領域2の中央部分に、入射光に対して不透明な膜とし
て金属膜30が形成されている。
【0038】図17は、本発明の実施の形態2に係る、
フォトダイオードを備えた半導体装置の構造を示す断面
図であり、特に、図16のC−C部分の断面構造を表し
たものに相当する。n型エピタキシャル層6の上面に
は、図7に示した凹部19a,19bの側壁部に相当す
る段差31a,31bが形成されている。また、第1層
間絶縁膜13の上面上には、金属膜30が選択的に形成
されている。本発明の実施の形態2に係る半導体装置の
その他の構造は、図2に示した上記実施の形態1に係る
半導体装置の構造と同様である。
【0039】図18は、図17のD部分を拡大して示す
断面図である。金属膜30は、段差31a,31bの上
方に位置する周縁部分30aと、周縁部分30aによっ
て囲まれる中央部分30bとを有している。但し、金属
膜30は、少なくとも周縁部分30aのみを有していれ
ば足り、必ずしも中央部分30bを有する必要はない。
【0040】図19〜21は、本発明の実施の形態2に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。まず、上記実施の形態1と同様の工程を経て、図7
に示した構造と同様の構造を得る。次に、LOCOS法
によって、フォトダイオード形成領域2におけるn型エ
ピタキシャル層6の上面上及び上面内の所定領域に、フ
ィールド酸化膜10a〜10dを選択的に形成する。こ
のとき、フィールド酸化膜10a〜10dが形成されて
いない部分のn型エピタキシャル層6の上面上には、シ
リコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22が形成されて
いる。また、上記のように、n型エピタキシャル層6の
上面のうちn型埋め込み領域7a,7bの側端部上方に
位置する部分には、図7に示した凹部19a,19bの
側壁部に相当する段差31a,31bが生じている(図
19)。
【0041】次に、上記実施の形態1と同様の方法によ
り、シリコン酸化膜21及びシリコン窒化膜22を除
去、シリコン酸化膜12を形成、所定のコンタクトホー
ルを有する第1層間絶縁膜13を形成する。その後、第
1層間絶縁膜13の上面上及びコンタクトホールの形成
により露出したn型エピタキシャル層6の上面上に、フ
ォトダイオードへの入射光に対して不透明な膜として例
えばAl等の金属膜32を全面に形成する(図20)。
【0042】次に、第1配線14の形成予定領域及び金
属膜30の形成予定領域以外の領域に開口パターンを有
するレジスト33を、写真製版法によって金属膜32上
に形成する。その後、このレジスト33をマスクとして
金属膜32をエッチングすることにより、第1配線14
及び金属膜30を形成する(図21)。その後、レジス
ト33を除去した後、第2層間絶縁膜15及び第2配線
16の形成工程を経て、図17に示した構造を得る。
【0043】なお、以上の説明では金属膜30を第1層
間絶縁膜13の上面上に形成する場合について説明した
が、これに限定するものではなく、少なくとも段差31
a,31bの上方に形成される限り、例えば第2層間絶
縁膜15の上面上等に形成してもよい。
【0044】このように本実施の形態2に係る半導体装
置及び半導体装置の製造方法によれば、少なくとも段差
31a,31bの上方に、入射光に対して不透明な膜と
して金属膜30を形成した。従って、フォトダイオード
4a〜4dに照射された入射光が段差31a,31bに
よって乱反射されることを防止でき、各フォトダイオー
ド間で入力感度にばらつきが生じることを回避すること
ができる。
【0045】実施の形態3.図22は、本発明の実施の
形態3に係る、フォトダイオードを備えた半導体装置の
構造を示す断面図である。本実施の形態3に係る半導体
装置は、図17に示した上記実施の形態2に係る半導体
装置を基礎として、金属膜30の周縁部に傾斜部34を
形成したものである。このような傾斜部34は、図2
0,21に示した金属膜32のエッチング工程におい
て、半導体装置が形成されるウェハ温度やエッチングガ
ス種等を適切に調整することにより形成することができ
る。
【0046】図23は、傾斜部34に入射光が照射され
た状況を模式的に示す断面図である。傾斜部34に照射
された入射光は、傾斜部34で反射されてフォトダイオ
ード内部に入射している。このように本実施の形態3に
係る半導体装置及び半導体装置の製造方法によれば、金
属膜30の周縁部に傾斜部34を形成することにより、
傾斜部34に照射された入射光(光の強度が強いより中
央側の入射光に相当する)を、反射によりフォトダイオ
ード内部に入射させることができる。その結果、フォト
ダイオードの入力感度を上げることができる。
【0047】実施の形態4.図24は、本発明の実施の
形態4に係る、フォトダイオードを備えた半導体装置の
構造を示す断面図である。本実施の形態4に係る半導体
装置は、図22に示した上記実施の形態3に係る半導体
装置を基礎として、第1層間絶縁膜13と第2層間絶縁
膜15との間に形成された第3層間絶縁膜40と、金属
膜30の代わりに第3層間絶縁膜40の上面上に選択的
に形成された厚膜状の金属膜41とを備えたものであ
る。金属膜41は少なくとも段差31a,31bの上方
を含む領域に形成されており、その周縁部に傾斜部45
を有している。
【0048】図25〜27は、本発明の実施の形態4に
係る半導体装置の製造方法を工程順に示す断面図であ
る。まず、上記実施の形態2と同様の工程を経て、図2
0に示した構造と同様の構造を得る。次に、第1配線1
4の形成予定領域以外の領域に開口パターンを有するレ
ジスト42を、写真製版法によって金属膜32上に形成
する。その後、このレジスト42をマスクとして金属膜
32をエッチングすることにより、第1配線14を形成
する(図25)。
【0049】次に、レジスト42を除去し、第3層間絶
縁膜40を全面に形成した後、第3層間絶縁膜40の上
面上に、金属膜32よりも厚い膜厚(数千オングストロ
ーム程度)を有する金属膜43を全面に形成する(図2
6)。
【0050】次に、金属膜41の形成予定領域以外の領
域に開口パターンを有するレジスト44を、写真製版法
によって金属膜43上に形成し、このレジスト44をマ
スクとして金属膜43をエッチングすることにより、金
属膜41を形成する。このとき、金属膜41の周縁部に
傾斜部45が形成されるように、ウェハ温度やエッチン
グガス種等を適切に調整する(図27)。その後、レジ
スト44を除去した後、第2層間絶縁膜15及び第2配
線16の形成工程を経て、図24に示した構造を得る。
【0051】図28は、傾斜部45に入射光が照射され
た状況を模式的に示す断面図である。以上のように本実
施の形態4に係る半導体装置及び半導体装置の製造方法
によれば、第1配線14の形成工程とは別の工程によっ
て、厚膜状の金属膜41を形成した。このため、金属膜
41の有する傾斜部45の幅W2を、金属膜30の有す
る傾斜部34の幅W1よりも広くすることができる。従
って、傾斜部45による入射光の反射によって、より多
くの入射光をフォトダイオード内部に入射させることが
でき、フォトダイオードの入力感度をさらに上げること
ができる。
【0052】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、アライメントマーク形成領域における半導体層の
主面に第4の凹部の一部を残しつつ、フォトダイオード
形成領域における半導体層の主面に生じた第5の凹部を
薄膜化により除去することができる。従って、フォトダ
イオード形成領域における半導体層の上面は平坦である
ため、フォトダイオードに照射された入射光が乱反射す
ることを防止できる。
【0053】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、第2の凹部の側壁部の上方に、フォトダイオ
ードへの入射光に対して不透明な第1の膜を形成したた
め、フォトダイオードに照射された入射光が第2の凹部
の側壁部によって乱反射されることを防止できる。
【0054】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、第1の膜の傾斜部に照射された入射光を、反
射によりフォトダイオード内部に入射させることがで
き、フォトダイオードの入力感度を上げることができ
る。
【0055】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、第1の膜と配線とを同時に形成するため、製
造工程を増やすことなく第1の膜を形成することができ
る。
【0056】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、配線の膜厚よりも厚い膜厚を有する第2の膜
を部分的に除去することにより、第1の膜を形成する。
従って、第1の膜の有する傾斜部の幅を拡げることがで
きる。このため、傾斜部による入射光の反射によって、
より多くの入射光をフォトダイオード内部に入射させる
ことができ、フォトダイオードの入力感度をさらに上げ
ることができる。
【0057】また、この発明のうち請求項6に係るもの
によれば、基板のフォトダイオード形成領域において、
不純物領域の側端部上方における半導体層の上面は平坦
であるため、フォトダイオードに照射された入射光が乱
反射することを防止できる。
【0058】また、この発明のうち請求項7に係るもの
によれば、凹部の側壁部の上方に、フォトダイオードへ
の入射光に対して不透明な膜を形成したため、フォトダ
イオードに照射された入射光が凹部の側壁部によって乱
反射されることを防止できる。
【0059】また、この発明のうち請求項8に係るもの
によれば、膜の傾斜部に照射された入射光を、反射によ
りフォトダイオード内部に入射させることができ、フォ
トダイオードの入力感度を上げることができる。
【0060】また、この発明のうち請求項9に係るもの
によれば、同一工程によって第1の絶縁膜上に膜及び配
線を形成することができ、製造工程を増やすことなく膜
を形成することができる。
【0061】また、この発明のうち請求項10に係るも
のによれば、膜の有する傾斜部の幅を拡げることができ
るため、傾斜部による入射光の反射によって、より多く
の入射光をフォトダイオード内部に入射させることがで
き、フォトダイオードの入力感度をさらに上げることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る、フォトダイオ
ードを備えた半導体装置の構成を模式的に示す上面図で
ある。
【図2】 本発明の実施の形態1に係る、フォトダイオ
ードを備えた半導体装置の構造を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図7】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製
造方法を工程順に示す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図11】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図13】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図15】 本発明の実施の形態1に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態2に係る、フォトダイ
オードを備えた半導体装置の構成を模式的に示す上面図
である。
【図17】 本発明の実施の形態2に係る、フォトダイ
オードを備えた半導体装置の構造を示す断面図である。
【図18】 図17のD部分を拡大して示す断面図であ
る。
【図19】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図20】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図21】 本発明の実施の形態2に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図22】 本発明の実施の形態3に係る、フォトダイ
オードを備えた半導体装置の構造を示す断面図である。
【図23】 傾斜部に入射光が照射された状況を模式的
に示す断面図である。
【図24】 本発明の実施の形態4に係る、フォトダイ
オードを備えた半導体装置の構造を示す断面図である。
【図25】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図26】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図27】 本発明の実施の形態4に係る半導体装置の
製造方法を工程順に示す断面図である。
【図28】 傾斜部に入射光が照射された状況を模式的
に示す断面図である。
【図29】 フォトダイオードを内蔵したバイポーラI
Cの構成を示す回路図である。
【図30】 フォトダイオードを備えた半導体装置の構
成を模式的に示す上面図である。
【図31】 フォトダイオードを備えた従来の半導体装
置の構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 半導体装置、2 フォトダイオード形成領域、3
アライメントマーク形成領域、4a〜4d フォトダイ
オード、5 p型シリコン基板、6 n型エピタキシャ
ル層、7a,7b n型埋め込み領域、13 第1層間
絶縁膜、14第1配線、17a,17b シリコン酸化
膜、18a〜18c,19a〜19e凹部、30,3
2,41,43 金属膜、31a,31b 段差、3
4,45傾斜部、40 第3層間絶縁膜。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)第1導電型を有する基板のフォト
    ダイオード形成領域における主面内に第1の凹部を選択
    的に形成するとともに、アライメントマーク形成領域に
    おける前記基板の前記主面内に第2の凹部を選択的に形
    成する工程と、 (b)前記基板の前記主面上に、前記第1導電型とは異
    なる第2導電型を有する半導体層を形成する工程と、 (c)前記第2の凹部に起因して前記半導体層の主面内
    に形成される第3の凹部を掘り下げることにより、第4
    の凹部を形成する工程と、 (d)前記第1の凹部に起因して前記半導体層の前記主
    面内に形成される第5の凹部が無くなり、かつ、前記第
    4の凹部の一部が残るように、前記半導体層の前記主面
    を薄膜化する工程とを備える、半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 (a)第1導電型を有する基板のフォト
    ダイオード形成領域における主面内に第1の凹部を選択
    的に形成する工程と、 (b)前記基板の前記主面上に、前記第1導電型とは異
    なる第2導電型を有する半導体層を形成する工程と、 (c)前記第1の凹部に起因して前記半導体層の主面内
    に形成される第2の凹部の側壁部の上方に、フォトダイ
    オードへの入射光に対して不透明な第1の膜を形成する
    工程とを備える、半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(c)においては、周縁部に傾
    斜部を有する前記第1の膜が形成される、請求項2に記
    載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 (d)前記半導体層の前記主面に選択的
    に接触する配線を形成する工程をさらに備え、 前記工程(c)及び(d)は同時に実行されることを特
    徴とする、請求項2又は3に記載の半導体装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 (d)前記半導体層の前記主面に選択的
    に接触する配線を形成する工程をさらに備え、 前記工程(c)と前記工程(d)とは別々に実行され、 前記工程(c)は、 (c−1)前記半導体層の前記主面上に絶縁膜を形成す
    る工程と、 (c−2)前記配線の膜厚よりも厚く、前記フォトダイ
    オードへの前記入射光に対して不透明な第2の膜を、前
    記絶縁膜上に形成する工程と、 (c−3)少なくとも前記第2の凹部の前記側壁部の上
    方部分を残して前記第2の膜を除去することにより、前
    記第1の膜を形成する工程とを有する、請求項3に記載
    の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 第1導電型を有する基板と、 フォトダイオード形成領域における前記基板の主面内に
    選択的に形成された、前記第1導電型とは異なる第2導
    電型を有する不純物領域と、 前記基板の前記主面上に形成された、前記第2導電型を
    有する半導体層と、 アライメントマーク形成領域における前記半導体層の主
    面内に選択的に形成された、アライメントマークとして
    機能する凹部とを備えた半導体装置であって、 前記不純物領域の側端部上方における前記半導体層の主
    面は平坦であることを特徴とする半導体装置。
  7. 【請求項7】 第1導電型を有する基板と、 フォトダイオード形成領域における前記基板の主面内に
    選択的に形成された、 前記第1導電型とは異なる第2導電型を有する不純物領
    域と、 前記基板の前記主面上に形成された、前記第2導電型を
    有する半導体層と、 前記不純物領域の上方における前記半導体層の主面内に
    形成された凹部と、 前記凹部の側壁部の上方に形成された、フォトダイオー
    ドへの入射光に対して不透明な膜とを備える半導体装
    置。
  8. 【請求項8】 前記膜は、周縁部に傾斜部を有すること
    を特徴とする、請求項7に記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記半導体層の前記主面上に形成された
    第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され、前記半導体層の前記主
    面に選択的に接触する配線とをさらに備え、 前記膜は、前記第1の絶縁膜上において、前記配線の膜
    厚と同じ膜厚を以て形成されていることを特徴とする、
    請求項7又は8に記載の半導体装置。
  10. 【請求項10】 前記半導体層の前記主面上に形成され
    た第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成され、前記半導体層の前記主
    面に選択的に接触する配線と、 前記第1の絶縁膜上に形成された第2の絶縁膜とをさら
    に備え、 前記膜は、前記第2の絶縁膜上において、前記配線の膜
    厚よりも厚い膜厚を以て形成されていることを特徴とす
    る、請求項8に記載の半導体装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026245B1 (ko) 2007-09-04 2011-03-31 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 세그먼트 포토다이오드
CN102456540A (zh) * 2010-10-19 2012-05-16 上海华虹Nec电子有限公司 应用于外延工艺中的光刻套刻标记的制备方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101026245B1 (ko) 2007-09-04 2011-03-31 르네사스 일렉트로닉스 가부시키가이샤 세그먼트 포토다이오드
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