JP2000299341A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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Abstract
分な膜厚をもって封止することができるとともに、封止
樹脂内へのボイドの残存を抑制できる半導体装置の製造
方法を提供する。 【解決手段】 回路素子およびこれに導通する電極パッ
ド20が形成され領域が複数設けられたウエハWfを用いて
半導体装置を製造する方法において、各電極パッド20に
導通するポストメタル4を形成する工程と、各ポストメ
タル4が埋設されるようにして樹脂層40Aを形成する工
程と、ウエハWfを、各領域A毎に分画して個々の半導体
装置とする工程と、を含み、樹脂層40Aを形成する工程
を、真空下における印刷法により、各ポストメタル4の
周囲を粘液状化された樹脂40aで埋めた後、これを硬化
させることによって行なう。
Description
置となるべき領域が複数設けられ、かつ各領域のそれぞ
れに、回路素子およびこれに導通する複数の端子パッド
が設けられたウエハを用いて半導体装置を製造する方法
に関する。
ジプロセスを実施するウエハレベルCSP(Chip Size P
ackage) が注目されている。ウエハレベルCSPは、そ
の構造によって封止樹脂型、再配線型および配線基板型
の3種類に大別される。封止樹脂型は、回路素子に導通
する柱状の端子(ポストメタル)を表面に複数形成し、
これらのポストメタルの周囲を封止樹脂で固める構造と
されている。
ハレベルCSPの製造プロセスは、通常、ウエハに回路
素子や配線を形成する工程、パシベーションおよび複数
の電極パッドを形成する工程、パシベーション上に再配
線や複数の電極部を形成する工程、各電極部上にポスト
メタルを形成する工程、これらのポストメタルの周囲を
封止樹脂で固める工程、および各ポストメタル上にハン
ダ端子を形成する工程からなる。そして、ポストメタル
の周囲を封止樹脂で固める工程には、金型を用いたトラ
ンスファーモールド法やスピンコート法が一般的に採用
されている。
スファーモールド法は、金型を必要とするためコスト的
に不利であるばかりか、幾種類かの半導体装置を製造す
る場合には、ポストメタルの配置に応じた異なる金型が
必要となり、複数種類の金型を準備しておく必要があ
る。
低い樹脂を用い、ウエハの回転による遠心力を利用して
ウエハの表面をコーティングする方法であるため、比較
的に膜厚の大きな樹脂層を形成するのは困難である。ま
た、多数のポストメタルが形成されたウエハ表面では、
ポストメタルが障害となって樹脂を十分に流動させるこ
とは困難であり、とくに、粘度の高い樹脂には不向きな
方法である。
気や水分が含まれており、封止樹脂としての熱硬化性樹
脂を用いてポストメタルの周囲を固める場合には、樹脂
を加熱硬化させる際に、樹脂内の水分が気化・膨張し、
あるいは空気が膨張して気泡が形成され、これが製造過
程において樹脂層内に残存し、最終的にはボイドとして
残存してしまうといった問題がある。
されたものであって、コスト的に有利に、ポストメタル
の周囲を十分な膜厚をもって封止することができるとと
もに、封止樹脂内へのボイドの残存を抑制できる半導体
装置の製造方法を提供することをその課題としている。
は、次の技術的手段を講じている。すなわち、本願発明
により提供される半導体装置の製造方法は、個々の半導
体装置となるべき領域が複数設けられ、かつ上記各領域
のそれぞれに、回路素子およびこれに導通する複数の電
極パッドが設けられたウエハを用いて半導体装置を製造
する方法であって、上記各電極パッドに導通するポスト
メタルを複数形成する工程と、上記各ポストメタルが埋
設されるようにして樹脂層を形成する工程と、上記ウエ
ハを、上記各領域毎に分画して個々の半導体装置とする
工程と、を含み、かつ、上記樹脂層を形成する工程は、
真空下における印刷法により、上記各ポストメタルの周
囲を粘液状化された樹脂で埋めた後、この樹脂を硬化さ
せることによって行なわれることを特徴としている。
ストメタルが形成されたウエハ上に、ポストメタルの配
置に対応してパターン形成されたマスクを被せ、この状
態において、各ポストメタルによって形成される隙間に
粘液状化された樹脂を刷り込むことによって行なわれ
る、いわゆるスクリーン印刷法が挙げられる。もちろ
ん、スクリーン印刷法以外の方法によって各ポストメタ
ルの周囲に樹脂を刷り込んでもよい。
樹脂層が形成されることから、上述したトランスファー
モールド法やスピンコート法を用いて樹脂層を形成する
場合のような問題は生じない。すなわち、金型が不要な
ためコスト的に有利であるばかりか、比較的に膜厚の大
きな樹脂層を形成するのも容易であり、また多数のポス
トメタルが形成されたウエハ表面でも、ポストメタルに
さほど阻害されることもなくウエハ全体に対して均一厚
みに、樹脂層を形成することができる。
分に硬化しておらず粘度がさほど大きくない状態におい
ては、樹脂層内において発生した気泡は、通常、その成
長にともなって雰囲気側(樹脂層外)に移動しようとす
る。そして、雰囲気が真空状態、すなわち低圧雰囲気
(たとえば1×10-6〜1×10-3mmHgの圧力範
囲)とされていれば、樹脂層から雰囲気側への気泡の移
動が助長されるため、真空下における樹脂層の形成過程
では、非硬化状態の樹脂層内から雰囲気中にどんどん気
泡が移動し、放出されていく。したがって、本願発明の
製造方法では、樹脂層内に気泡が残存することが抑制さ
れる。
エハ段階を行なった後に、これを分画(ダイシング)し
て個々の半導体チップとせずに、さらにウエハ状態でポ
ストメタルおよび樹脂層の形成を行なうようになされて
おり、この状態のウエハ(通常はハンダなどによって外
部端子を形成した後のウエハ)を分画することによっ
て、個々の半導体装置が得られるようになされている。
このように本願発明では、半導体装置ができあがるまで
のプロセスの全てがウエハ状態で行なわれ、半導体チッ
プ状態で作業を行なうことがない。このため、本願発明
の製造方法では、製造工程が簡略化されるとともに作業
効率が著しく改善され、コスト的に有利である。しか
も、本願発明では、ウエハを分画した状態で半導体装置
とされていることから、提供される半導体装置のサイズ
が半導体チップのそれと略同一であり、半導体装置の小
型化が達成されている。
層を形成する工程は、加熱雰囲気下で行なわれる。
熱溶融させられたエポキシ樹脂やポリイミド樹脂などの
ような熱硬化性樹脂の他、有機溶媒に溶解されて粘液状
化された樹脂が用いられる。このため、適当な温度に調
整された加熱雰囲気下で樹脂層を形成すれば、樹脂層の
粘度や硬化速度などを調整することが容易であり、便利
である。
などとの接続用の端子として用いてもよいし、ポストメ
タル上にハンダなどによって外部端子を形成し、これを
接続用の端子としてもよい。
通するようにして設ければよく、たとえば電極パッド上
に直接形成しても、電極パッド上にバンプ端子を形成
し、このバンプ端子上に形成しても、また、電極パッド
に導通する再配線パターンを形成し、この再配線パター
ン上に形成してもよい。そして、これらのポストメタル
を形成する方法としては、無電解メッキ、電解メッキ、
あるいは印刷法などが挙げられる。ここで、「印刷法」
とは、上記した樹脂層を形成する方法における印刷法と
同様な方法である。この方法では、まず、適宜の貫通孔
が形成されたレジスト層(マスク)をウエハ上に設ける
とともに、このレジスト層に対して金属ペーストが塗布
される。そして、塗布された金属ペーストをスキージな
どによって広げて貫通孔内にペーストを刷り込むととも
に、このペーストを硬化させた後にレジスト層を除去す
ることによってポストメタルが形成される。
は、真空を達成するための装置コストと樹脂層における
気泡残存の抑制の程度とを考慮して、圧力が1×10-6
〜1×10-3mmHg程度の範囲である高真空とするの
が好ましい。
付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より
明らかとなろう。
形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、図1
は、本願発明に係る製造方法によって得られた半導体装
置の一例を表す断面図であり、図2ないし図7は、本願
発明に係る半導体装置の製造方法を説明するため図であ
るが、本実施形態においては、本願発明に係る製造方法
によって得られる半導体装置について先に説明した後、
この半導体装置の製造方法について説明していく。
路素子(図示略)が一体的に造り込まれた半導体チップ
2を有しており、この半導体チップ2には、回路素子に
導通する複数の電極パッド20が、その周縁部に並ぶよ
うにして形成されている。そして、半導体チップ2の一
面側においてはさらに、各電極パッド20が露出するよ
うにして、かつ回路素子を覆うようにして保護膜21が
形成されている。
に導通し、かつ端子部30aを有する再配線パターン3
0が複数形成されている。上記したように、電極パッド
20は半導体チップ2の周縁部に配置されていたが、再
配線パターン30の端子部30aは、たとえば格子状に
配列形成される。すなわち、半導体チップ2の電極パッ
ド20の配置が、再配線パターン30によって、保護膜
21上において所望のパターンに変換される。
(ポストメタル)4が形成されており、これらのポスト
メタル4を囲むようにして樹脂層40が形成されてい
る。この樹脂層40は、その表面が各ポストメタル4の
先端面と面一となるような厚みに形成されており、各ポ
ストメタル4の先端面上には、ボール状とされたハンダ
端子5が形成されている。このような構成の半導体装置
1は、ハンダ端子5を再溶融・固化させることによっ
て、回路基板などに面実装可能である。
について、図2ないし図7を参照して具体的に説明して
いく。
は、図2および図3に示したようなウエハWfが用いら
れる。このウエハWfは、シリコンなどによって全体が
切欠円板状に形成されているとともに、個々の半導体装
置となるべき領域Aが複数設けられている。各領域Aの
それぞれには、回路素子(図示略)が形成されていると
ともに、この回路素子に導通する複数の電極パッド20
が各領域Aの周縁部に並ぶようにして設けられている。
0が臨むようにして保護膜21Aが形成されている。こ
の保護膜21Aは、たとえばCVD法によって、ウエハ
Wf上にSiO2 などを成長させて所定の膜厚とした後
に、各電極パッド20に対応する部位をエッチング除去
するなどして形成されている。
ように保護膜21A上に再配線パターン30が形成され
る。再配線パターン30は、端子部30aを有するたと
えばアルミニウム配線として得られ、フォトエッチング
などによって形成される。なお、上述したように、各再
配線パターン30は、端子部30aが格子状に配列形成
されるとともに、対応する電極パッド20と導通してい
る。
a上に、ポストメタル4を形成する。図5(a)に示し
たように、再配線パターン30を覆うレジスト層6を、
たとえば感光性物質によって形成するとともに、端子部
30aに対応する部位を、露光・現像することによって
貫通孔60を形成し、各端子部30aを露出させる。次
に、図5(b)に示したように、各貫通孔60内を、ハ
ンダや金などの導体によって充填して、ポストメタル4
となるべき導体部4Aを形成する。貫通孔60内への導
体の充填は、メッキあるいは印刷法などによって行なわ
れる。メッキは、無電解メッキおよび電解メッキのいず
れの方法であってもよい。印刷法では、たとえばレジス
ト層6上に、ペースト状とされた導体を比較的に多量に
塗布し、これをスキージを用いて広げつつ、貫通孔60
内へ充填することによって行なわれる。最後に、レジス
ト層6をエッチングにより除去することによって、図5
(c)に示したように複数のポストメタル4が同時に形
成される。
ル4を封止するようにして樹脂層40Aを形成する。こ
の樹脂層40Aは、真空下における、たとえばスクリー
ン印刷法などによって形成される。すなわち、まず、図
6(a)に示したように、ウエハWf上に、ポストメタ
ル4の配置に対応してパターン形成されたマスクMを載
置する。次に、図6(b)に示したように、熱溶融ない
し溶媒溶解により粘液状化された比較的に多量の樹脂4
0aをウエハWf上に塗布した後、スキージSkによっ
て塗布樹脂40aを平坦化しつつ各ポストメタル4の周
囲に樹脂を刷り込む。そして、マスクMを除去するとと
もに塗布樹脂40aを硬化させることによって、図6
(c)に示したように、各ポストメタル4が埋設され、
各ポストメタル4の先端面とその表面が面一とされた樹
脂層40Aが形成される。なお、樹脂層40A形成時に
おける真空の程度は、1×10-6〜1×10-3mmHg
の圧力範囲の高真空とされる。
Aが形成されていることから、トランスファーモールド
法やスピンコート法を用いて樹脂層40Aを形成する場
合のような問題は生じない。すなわち、金型が不要なた
めコスト的に有利であるばかりか、比較的に膜厚の大き
な樹脂層40Aを形成するのも容易であり、また多数の
ポストメタル4が形成されたウエハWfも、ポストメタ
ル4にさほど阻害されることもなくウエハWfの全体に
対して均一厚みに、樹脂層40Aを形成することができ
る。
おらず粘度がさほど大きくない状態においては、樹脂層
40A内において発生した気泡は、通常、その成長にと
もなって雰囲気側(樹脂層40A外)に移動しようとす
る。そして、雰囲気が真空状態、すなわち低圧雰囲気と
されていれば、樹脂層40Aから雰囲気側への気泡の移
動が助長されるため、真空下における樹脂層40Aの形
成過程では、非硬化状態の樹脂層40A内から雰囲気中
にどんどん気泡が移動し、放出されていく。したがっ
て、樹脂層40Aの形成が真空下で行なわれる本実施形
態の製造方法では、樹脂層40A内に気泡が残存するこ
とが抑制される。
ル4に対応させてハンダ端子5を形成する。この工程
は、たとえばハンダボールをポストメタル4の先端面上
に固着することによって、あるいはポストメタル4の先
端面上に溶融ハンダを塗布するなどして形成される。
ン、すなわち半導体装置を形成すべき領域Aを規定して
いたラインに沿ってダイシングすることによって図1に
示したような個々の半導体装置1が得られる。
方法は、従来と同様にしてウエハ段階を行なった後に、
これを分画(ダイシング)して個々の半導体チップとせ
ずに、さらにウエハ状態でポストメタル4、樹脂層40
Aおよびハンダ端子5の形成し、この状態のウエハWf
を分画することによって、個々の半導体装置1が得られ
るようになされている。すなわち、半導体装置1ができ
あがるまでのプロセスの全てがウエハ状態で行なわれ、
半導体チップ状態で作業を行なうことがないため、本実
施形態の製造方法では、製造工程が簡略化されるととも
に作業効率が著しく改善され、コスト的に有利である。
しかも、本実施形態の製造方法では、ウエハWfを分画
した状態で半導体装置1とされていることから、半導体
装置1のサイズが半導体チップ2のそれと略同一であ
り、半導体装置1の小型化が達成されている。
に導通するようにしてポストメタルが複数形成され、こ
れらのポストメタルの周囲を囲むようにして樹脂層が形
成された形態の半導体装置全般に適用可能である。すな
わち、本実施形態では、保護膜上に再配線パターンが形
成され、この再配線パターン上にポストメタルが形成さ
れた形態の半導体装置の製造方法について説明したが、
保護膜上に、いわゆる層間絶縁膜を形成し、この層間絶
縁膜上に再配線パターンを形成するとともに、この再配
線パターン上にポストメタルが形成された形態の半導体
装置の製造方法としても適用可能である。もちろん、電
極パッド上に直接的にポストメタルが形成され、あるい
は電極パッド上に設けられたバンプ端子を介して電極パ
ッドに対して間接的に接続されるようにしてポストメタ
ルが形成された形態の半導体装置の製造方法としても適
用可能である。
導体装置の一例を表す断面図である。
ハおよびその要部拡大図である。
ハ断面図である。
ハ断面図である。
ハ断面図である。
ハ断面図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 個々の半導体装置となるべき領域が複数
設けられ、かつ上記各領域のそれぞれに、回路素子およ
びこれに導通する複数の電極パッドが設けられたウエハ
を用いて半導体装置を製造する方法であって、 上記各電極パッドに導通するポストメタルを複数形成す
る工程と、 上記各ポストメタルが埋設されるようにして樹脂層を形
成する工程と、 上記ウエハを、上記各領域毎に分画して個々の半導体装
置とする工程と、 を含み、かつ、 上記樹脂層を形成する工程は、真空下における印刷法に
より、上記各ポストメタルの周囲を粘液状化された樹脂
で埋めた後、この樹脂を硬化させることによって行なわ
れることを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項2】 上記樹脂層を形成する工程は、加熱雰囲
気下で行なわれる、請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項3】 上記各ポストメタル上に、外部端子を形
成する工程をさらに含んでいる、請求項1または2に記
載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 上記樹脂層を形成する工程における真空
の程度は、1×10 -6〜1×10-3mmHgの圧力範囲
の高真空である、請求項1ないし3のいずれかに記載の
半導体装置の製造方法。
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JP10785099A JP3848012B2 (ja) | 1999-04-15 | 1999-04-15 | 半導体装置の製造方法、および半導体装置 |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
WO2003060999A1 (de) * | 2002-01-17 | 2003-07-24 | Infineon Technologies Ag | Elektronisches bauteil und nutzen sowie verfahren zur herstellung derselben |
JP2006147528A (ja) * | 2004-10-22 | 2006-06-08 | Seiko Epson Corp | 有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、及び有機エレクトロルミネッセンス装置 |
JP2008226859A (ja) * | 2004-10-22 | 2008-09-25 | Seiko Epson Corp | 有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、及び有機エレクトロルミネッセンス装置 |
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1999
- 1999-04-15 JP JP10785099A patent/JP3848012B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US7956355B2 (en) | 2004-10-22 | 2011-06-07 | Seiko Epson Corporation | Method of manufacturing organic electroluminescent device and organic electroluminescent device |
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