JP2000299306A - 誘導結合型プラズマエッチング装置 - Google Patents

誘導結合型プラズマエッチング装置

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JP2000299306A
JP2000299306A JP11104756A JP10475699A JP2000299306A JP 2000299306 A JP2000299306 A JP 2000299306A JP 11104756 A JP11104756 A JP 11104756A JP 10475699 A JP10475699 A JP 10475699A JP 2000299306 A JP2000299306 A JP 2000299306A
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frequency power
coupled plasma
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Atsushi Nishizawa
厚 西沢
Hidenobu Miyamoto
秀信 宮本
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 酸化膜等をエッチングする際にエッチングマ
スクの有機系フォトレジスト膜に対する酸化膜の選択性
を向上させる構造を備えた誘導結合型プラズマエッチン
グ装置を提供する。 【解決手段】 本誘導結合型プラズマエッチング装置の
プロセスチャンバ30は、従来の装置の構成に加えて、
天井壁32から僅かに離隔して平行に延在するSi又は
SiCからなるプレート34と、プレート34に400
KHzから800KHzの範囲の低周波数電圧を印加す
る低周波電源36とを備えている。天井壁32上に設け
られたスパイラル状の誘電コイルは、コイル形状、コイ
ル巻線の巻線数及び断面積が、従来の装置に設けた誘電
コイル16と同じコイル形状及び巻線数であるものの、
幅Wが高さHより長い断面形状を備えている。エッチン
グ中、プレート36に低周波電圧を印加することによ
り、フロロカーボン系のガスをエッチングガスとして酸
化膜をエッチングする際にも、有機系フォトレジスト膜
に対する酸化膜の選択性が向上し、所望のパターンで精
度高く酸化膜をパターニングすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、誘導結合型プラズ
マ(ICP)エッチング装置に関し、更に詳細には、酸
化膜をエッチングする際に、有機系フォトレジスト膜に
対する酸化膜の選択性を向上させる構成を備えた誘導結
合型プラズマエッチング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エッチング装置は、半導体装置の製造過
程で、最も頻繁に使用される装置の一つであって、例え
ば配線層、絶縁膜等のパターニングを行うために多用さ
れている。エッチング装置には、種々の型式があるもの
の、近年、低い高周波出力で高密度の大口径プラズマを
比較的容易に生成できる誘導結合型プラズマ(ICP)
エッチング装置が、注目されている。誘導結合型プラズ
マエッチング装置とは、アンテナ(誘電コイル)を流れ
る電流により生じるインダクティブな近接場によって放
電させ、チャンバ内にプラズマを生成する方式のエッチ
ング装置である。
【0003】ここで、図4及び図5を参照して、従来の
誘導結合型プラズマエッチング装置の構成を説明する。
図4は従来の誘導結合型プラズマエッチング装置の構成
を示す模式的断面図、図5(a)は誘電コイルの平面
図、及び図5(b)は図5(a)の線I−Iでの断面図
である。誘導結合型プラズマエッチング装置(以下、エ
ッチング装置と言う)10は、図4に示すように、ウエ
ハWを収容した内部にプラズマを生成させるプロセスチ
ャンバ12と、プロセスチャンバ12の天井壁14上に
配置されているスパイラル・アンテナ状の誘電コイル1
6と、誘電コイル16に13.56MHzの高周波電圧
を印加する第1の高周波電源18とを備えている。
【0004】プラズマチャンバ12の天井壁14は、誘
電体、例えば石英のプレートで形成され、側壁15は表
面がアルマイト処理されたアルミニウム壁で形成されて
いる。誘電コイル16は、銅(Cu)で、図5(a)に
示すように、円形渦巻き状、又は矩形渦巻き状(図示せ
ず)の平面コイルとして形成されている。また、誘電コ
イル16のコイル巻線は、図5(b)に示すように、高
さHが幅Wより高い断面形状を有する。本例では、誘電
コイル16の各コイル巻線の幅Wが異なっているが、同
じ幅のコイル巻線を有するものもある。
【0005】また、プロセスチャンバ12内には、ウエ
ハWを載置させると共に電極としても機能するウエハス
テージ20が設けられている。ウエハステージ20に
は、2〜4MHzの高周波電圧を印加する第2の高周波
電源22が設けてある。また、プロセスチャンバ12の
側周は、天井壁14に平行な方向の磁界を生成する多数
個の電磁石24によって取り囲まれていて、電磁石24
により生成する磁界により、プロセスチャンバ12内に
生成したプラズマを所定の空間に閉じ込める。
【0006】反応ガスは、ガス導入管26から環状の導
入口27を介してプロセスチャンバ12内に導入され
る。反応ガスは、プロセスチャンバ12内で誘電コイル
16の電界によってプラズマに転化し、プラズマ処理に
寄与する。次いで、反応ガスは、プロセスチャンバ12
を取り囲むように設けられた排気ダクト29に環状の排
気口28を介して流出し、排気ダクト29に接続された
真空排気装置(図示せず)により外部に排気される。プ
ロセスチャンバ12は真空排気装置によって排気され、
プロセスチャンバ12内の圧力は、通常、5mTorrから
50mTorr程度で使われることが多い。
【0007】誘導結合型プラズマエッチング装置10を
使って、例えばウエハW上に形成されている、SiO2
膜、BPSG膜、TEOS膜等のシリコン系の酸化膜を
エッチングし、コンタクトホールを開口する際には、通
常、有機系フォトレジスト膜でエッチングマスクを形成
し、フロロカーボン系のガスをエッチングガスとして使
用している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の誘導結合型エッチング装置には、以下のような問題が
あった。第1の問題は、従来の誘導結合型エッチング装
置を使用し、フロロカーボン系のガスを反応ガスとして
使って、基板上に形成されたシリコン系酸化膜にコンタ
クトホールを開口する際、エッチングマスク材として最
も一般的な有機系フォトレジスト材を使用すると、有機
系フォトレジスト膜に対する酸化膜の選択性が、他の形
式のエッチング装置、例えば平行平板型エッチング、E
CR型エッチング装置等の場合に比べて悪いということ
である。これは、フォトレジスト膜自体の材質の問題で
はなく、誘導結合型エッチング装置に特有の問題と思わ
れる。酸化膜の選択性が悪いために、エッチングマスク
のパターン開口がエッチングされて拡大し、所望のパタ
ーンで精度良くコンタクトホールを酸化膜に開口するこ
とが難しかった。
【0009】第2の問題は、酸化膜の選択性が悪いの
は、特にウエハ周辺部であって、しかも、フォトレジス
ト膜又は絶縁膜と反応ガスとの反応生成物が、プロセス
チャンバの側壁にデポジションとなって堆積し易いとい
う問題である。そのために、多数枚のウエハのエッチン
グ加工を重ねるうちに、堆積した反応生成物は、エッチ
ング中に側壁から剥離してパーティクルとなってウエハ
上に落下し、後の工程の支障となっている。
【0010】第3の問題は、プロセスチャンバの側壁の
温度が高くなり、例えば150℃以上に上昇し、アルマ
イト処理したプロセスチャンバ側壁に亀裂が入ったり、
更にはエッチング終了後に、ウエハをプロセスチャンバ
から取り出す際、プロセスチャンバの降温に時間を要す
るという問題である。
【0011】そこで、本発明の目的は、第1には、シリ
コン系酸化膜、例えばSiO2 膜、BPSG膜等をエッ
チングする際にエッチングマスクの有機系フォトレジス
ト膜に対する酸化膜の選択性を向上させる構造を備え、
第2には、プロセスチャンバ側壁に反応生成物の堆積を
抑制し、更に、第3には、プロセスチャンバ側壁の温度
上昇を抑制するようにした、誘導結合型エッチング装置
を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は、第1の問題
の発生原因を調べて、次のような解決策を見い出した。
即ち、第1の問題の発生原因は、エッチングガスとして
導入されたフロロカーボン系のガスが、プラズマ中でラ
ジカルやイオンに解離する際、F成分が多いCFX ラジ
カル、例えばCF4 ラジカル、及びCF Xイオン、例え
ばCF4 イオン等に解離するために、プラズマ中で、F
成分が多いCFX ラジカル及びCF Xイオンの割合が多
くなるからである。逆に、F成分の比較的少ないラジカ
ル及びイオンがプラズマ中で増加すると、フォトレジス
ト膜の酸化膜に対する選択性が向上することを判った。
そこで、本発明者は、F成分が多いラジカル及びイオン
をフォトレジスト膜とは別のもの、例えばSiと積極的
に反応させることを着想し、研究して本発明を完成する
に到った。
【0013】上記目的を達成するために、上述の知見に
基づいて、本発明に係る誘導結合型プラズマエッチング
装置は、プラズマが発生するエッチングチャンバと、エ
ッチングチャンバの天井壁上に設けられたスパイラル状
の誘電コイルと、誘電コイルに高周波電圧を印加する高
周波電源とを備え、エッチングチャンバ内に収容したウ
エハにプラズマエッチングを施す誘導結合型プラズマエ
ッチング装置において、Si又はSiCからなるプレー
トを天井壁の直下に備えるか、又は天井壁の少なくとも
一部ををSi又はSiCからなるプレートで形成し、か
つ誘電コイルのコイル巻線の断面の幅が、断面の高さよ
り広いことを特徴としている。
【0014】本発明では、天井壁の少なくとも一部をS
i又はSiCで形成し、又は天井壁の下にSi又はSi
Cからなるプレートを設けている。そして、誘電コイル
のコイル巻線の断面の幅を断面の高さより広くして、誘
電コイル中の電荷によって生じる静電場を介して放電す
る機能を高めることにより、プラズマ中の容量結合プラ
ズマ成分を増大させている。容量結合プラズマ成分の増
大により、F成分が多いラジカル及びイオン中のFがS
iと反応し易くなり、F成分が多いラジカル及びイオン
が天井壁又はプレートのSiとの反応により消費され、
減少するので、結果的にF成分の少ないラジカル及びイ
オンが相対的に増加し、有機系フォトレジスト膜に対す
る酸化膜の選択性が向上する。Siは、単結晶シリコン
でも、多結晶シリコンでも良い。また、誘電コイルのコ
イル巻線の所要断面積とコイル巻線の巻数とは、所望の
プラズマ密度とプラズマ分布により決めればよい。
【0015】本発明の好適な実施態様では、前記高周波
電源より周波数の低い低周波電源、例えば600KHz
から800KHz程度の低周波電源を備え、低周波電圧
を天井壁に印加する。前記高周波電源より周波数の低い
低周波電源を備え、低周波電圧をSi又はSiCで形成
された天井壁又はプレートに印加することにより、一
層、F成分が多いラジカル及びイオン中のFと、天井壁
又はプレート中のSiとの反応を促進することができ
る。
【0016】更に、本発明者は、第2の問題の発生原因
を調べ、次のことを見い出した。即ち、ウエハの周辺部
では、反応ガスがフォトレジスト膜又は絶縁膜と反応し
て生成する反応生成物の存在時間(レジデンスタイム)
が、ウエハ中央領域に比べて、短く、プロセスチャンバ
の側壁に付着し易いことが判った。そこで、第1の問題
と同様に、側壁の少なくとも一部をSi又はSiCで形
成して、F成分が多いラジカル及びイオンを積極的にS
iと反応させることにより、反応生成物の生成量を減少
させ、側壁への付着量を少なくすることを着想し、更に
研究して、第2の問題を解決するに到った。
【0017】上述の知見に基づいて、本発明に係る誘導
結合型プラズマエッチング装置の好適な実施態様は、エ
ッチングチャンバの側壁の少なくとも一部がSi又はS
iCで形成されている。更に好適には、エッチングチャ
ンバのSi又はSiCで形成されている側壁に前記低周
波電源から低周波電圧を印加するか、又は前記低周波電
源とは別に、前記高周波電源より周波数の低い第2の低
周波電源を備え、エッチングチャンバのSi又はSiC
で形成されている側壁に第2の低周波電源から低周波電
圧を印加する。天井壁と同様に側壁にバイアス電圧を印
加することにより、一層、F成分が多いラジカル及びイ
オン中のFと、側壁中のSiとの反応を促進することが
でき、側壁に付着する反応生成物の量を減少させること
ができる。
【0018】第3の問題を解決するために、本発明に係
る誘導結合型プラズマエッチング装置の好適な実施態様
は、エッチングチャンバの側壁を100℃より低い温度
に冷却する冷却手段を備えている。冷却手段は、例えば
プロセスチャンバを取り巻くジャケットを設け、冷却水
又は冷却空気をジャケット内に送ってプロセスチャンバ
を冷却する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面を参照し、実施
例を挙げて本発明の実施の形態を具体的かつ詳細に説明
する。実施形態例1 本実施形態例は、本発明に係る誘導結合型プラズマエッ
チング装置の実施形態の一例であって、図1は本実施形
態例の誘導結合型プラズマエッチング装置の要部の構成
を示す模式図、図2は誘電コイルの拡大断面図である。
図1、図2、及び図3に示す部位、部品のうち、図4及
び図5と同じものには、同じ符号を付して、その説明を
省略する。本実施形態例の誘導結合型プラズマエッチン
グ装置(以下、簡単にエッチング装置という)のプロセ
スチャンバ30は、図4に示す従来の誘導結合型プラズ
マエッチング装置10の構成に加えて、図1に示すよう
に、天井壁32から僅かに離隔して平行に延在するSi
又はSiCからなるプレート34と、プレート34に4
00KHzから800KHzの範囲の低周波数電圧を印
加する低周波電源36とを備えている。プレート34を
設ける代わりに、天井壁32自体をSi又はSiCで形
成して良い。
【0020】また、天井壁32上に設けられたスパイラ
ル状の誘電コイル38は、コイル形状、コイル巻線の巻
線数及び断面積が、従来のエッチング装置10に設けた
誘電コイル16と同じコイル形状及び巻線数であるもの
の、幅Wが高さHより広い断面形状を備えている。本実
施形態例では、コイルの巻線数は3、コイル巻線の断面
積は1.5cm2 、幅Wは1.5cmで、高さHは1.0cm
である。
【0021】本実施形態例では、以上の構成を備え、エ
ッチング中、プレート36に低周波電圧を印加すること
により、フロロカーボン系のガスをエッチングガスとし
てSiO2 膜、BOSG膜、TEOS膜等の酸化膜をエ
ッチングする際にも、有機系フォトレジスト膜に対する
酸化膜の選択性が向上し、所望のパターンで精度高く酸
化膜をパターニングすることができる。
【0022】実施形態例2 本実施形態例は、本発明に係るエッチング装置の実施形
態の別の例であって、図3は本実施形態例のエッチング
装置の要部の構成を示す模式図である。本実施形態例の
エッチング装置のプロセスチャンバ40は、実施形態例
1の構成に加えて、更に、側壁42がSi又はSiCで
形成されている。また、側壁42に400KHzから8
00KHzの範囲の低周波数電圧を印加する第2の低周
波電源44と、側壁42を常温に冷却するための空冷式
の冷却器46とを備えている。冷却器46は、側壁42
の周りに設けられたジャケット内に冷却空気を流すこと
により、プロセスチャンバ40を冷却するようになって
いる。尚、第2の低周波電源44を設ける代わりに、低
周波電源36から側壁42に低周波電圧を印加しても良
い。
【0023】本実施形態例は、以上の構成を備え、エッ
チング中、側壁42に低周波電圧を印加し、かつ冷却器
46を作動させることにより、実施形態例1の効果に加
えて、以下の効果を奏する。 1)側壁42に付着する反応生成物の量が減少する。 2)側壁42の温度が常温に維持されているので、側壁
42の温度上昇による損傷が防止される。 3)側壁42の温度が常温に維持されているので、エッ
チング終了後のウエハの取り出しに当たり、冷却時間が
短くなるので、エッチング作業の能率が向上する。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、Si又はSiCからな
るプレートを天井壁の直下に備えるか、又は天井壁をS
i又はSiCからなるプレートで形成し、かつ誘電コイ
ルのコイル巻線の断面の幅を断面の高さより大きくする
ことにより、F成分が多いラジカル及びイオン中のF
が、天井壁又はプレート中のSiと反応し易くなり、F
成分が多いラジカル及びイオンが反応により消費され、
減少するので、結果的にF成分の少ないラジカル及びイ
オンが相対的に増加し、有機系フォトレジスト膜に対す
る酸化膜の選択性が向上する。更には、エッチングチャ
ンバの側壁の少なくとも一部をSi又はSiCで形成
し、側壁に低周波電圧を印加することにより、F成分が
多いラジカル及びイオン中のFと、側壁中のSiとの反
応を促進することができ、側壁に付着する反応生成物の
量を減少させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の誘導結合型プラズマエッチング
装置の要部の構成を示す模式図である。
【図2】誘電コイルの拡大断面図である。
【図3】実施形態例2の誘導結合型プラズマエッチング
装置の要部の構成を示す模式図である。
【図4】従来の誘導結合型プラズマエッチング装置の構
成を示す模式的断面図である。
【図5】図5(a)は誘電コイルの平面図、及び図5
(b)は図5(a)の線I−Iでの断面図である。
【符号の説明】
10 従来の誘導結合型プラズマエッチング装置 12 プロセスチャンバ 14 天井壁 15 側壁 16 誘電コイル 18 第1の高周波電源 20 ウエハステージ 22 第2の高周波電源 24 電磁石 26 ガス導入管 27 導入口 28 排気口 29 排気ダク 30 実施形態例1のエッチング装置のプロセスチャン
バ 32 天井壁 34 Si又はSiCからなるプレート 36 低周波電源 40 実施形態例2のエッチング装置のプロセスチャン
バ 42 側壁 44 第2の低周波電源 46 空冷式の冷却器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4K057 DA13 DB06 DD01 DE06 DM17 DM18 DM39 DM40 5F004 AA02 BA20 BB11 BB13 BB29 BB32 CA03 DA00 DB00 DB01 DB03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラズマが発生するエッチングチャンバ
    と、エッチングチャンバの天井壁上に設けられたスパイ
    ラル状の誘電コイルと、誘電コイルに高周波電圧を印加
    する高周波電源とを備え、エッチングチャンバ内に収容
    したウエハにプラズマエッチングを施す誘導結合型プラ
    ズマエッチング装置において、 Si又はSiCからなるプレートを天井壁の直下に備え
    るか、又は天井壁の少なくとも一部ををSi又はSiC
    からなるプレートで形成し、かつ誘電コイルのコイル巻
    線の断面の幅が、断面の高さより広いことを特徴とする
    誘導結合型プラズマエッチング装置。
  2. 【請求項2】 前記高周波電源より周波数の低い低周波
    電源を備え、低周波電圧をSi又はSiCで形成された
    天井壁又はプレートに印加することを特徴とする請求項
    1に記載の誘導結合型プラズマエッチング装置。
  3. 【請求項3】 エッチングチャンバの側壁の少なくとも
    一部がSi又はSiCで形成されていることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載の誘導結合型プラズマエッチン
    グ装置。
  4. 【請求項4】 エッチングチャンバのSi又はSiCで
    形成されている側壁に前記低周波電源から低周波電圧を
    印加するか、又は前記低周波電源とは別に、前記高周波
    電源より周波数の低い第2の低周波電源を備え、エッチ
    ングチャンバのSi又はSiCで形成されている側壁に
    第2の低周波電源から低周波電圧を印加するようにした
    ことを特徴とする請求項3に記載の誘導結合型プラズマ
    エッチング装置。
  5. 【請求項5】 エッチングチャンバの側壁を100℃よ
    り低い温度に冷却する冷却手段を備えていることを特徴
    とする請求項1から4のいずれか1項に記載の誘導結合
    型プラズマエッチング装置。
JP11104756A 1999-04-13 1999-04-13 誘導結合型プラズマエッチング装置 Pending JP2000299306A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100433032B1 (ko) * 2000-08-04 2004-05-24 주식회사 선익시스템 포토레지스터 애싱 장치
JP2007520047A (ja) * 2004-01-28 2007-07-19 東京エレクトロン株式会社 大規模誘導結合プラズマ源用の小型な分布型誘導素子
JP2010532565A (ja) * 2007-06-29 2010-10-07 ラム リサーチ コーポレーション 単一の平面アンテナを備えた誘導結合二重ゾーン処理チャンバ
KR101500995B1 (ko) 2008-11-06 2015-03-18 삼성전자 주식회사 플라즈마 식각장치

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