JP2000296906A - バケットエレベータ及びそれを用いた梅実前処理装置 - Google Patents

バケットエレベータ及びそれを用いた梅実前処理装置

Info

Publication number
JP2000296906A
JP2000296906A JP11106102A JP10610299A JP2000296906A JP 2000296906 A JP2000296906 A JP 2000296906A JP 11106102 A JP11106102 A JP 11106102A JP 10610299 A JP10610299 A JP 10610299A JP 2000296906 A JP2000296906 A JP 2000296906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bucket
bucket elevator
chute
elevator
sorting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11106102A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4324270B2 (ja
Inventor
Isamu Fukuda
勇 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10610299A priority Critical patent/JP4324270B2/ja
Publication of JP2000296906A publication Critical patent/JP2000296906A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4324270B2 publication Critical patent/JP4324270B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chain Conveyers (AREA)
  • Sorting Of Articles (AREA)
  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 被搬送物に与える衝撃を小さくし、被搬送物
の傷みを防止できるバケットエレベータ。また、コンパ
クトに構成でき省スペース性に優れた梅実前処理装置。 【解決手段】 バケットエレベータ10に、エレベータ
本体13の上昇搬送側の下部に投入シュート26を、上
昇搬送側の上部に排出シュート27を、それぞれ接続
し、上昇移動するチェーン18に上部スプロケット1
4,15直下の位置で外方から係合してチェーンを内方
へ湾曲させる傾動用スプロケット25を設け、バケット
19が傾動用スプロケット25まわりを移動時に、その
先端側が下に傾いてバケット内の被搬送物を排出シュー
ト27上に落下させる。梅実前処理装置1は、梅実の洗
浄部30から送出された梅実を投入シュート26を介し
て受け入れ上昇搬送するバケットエレベータ10の排出
シュート27から排出された梅実を受け入れ、粒径で選
別する選別部40が洗浄部30上層に重ねて配設され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に梅,桃,蜜柑
等の略球状の果実を上昇搬送するのに好適なバケットエ
レベータ及びそれを用いた梅実前処理装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、前記のような果実を搬送するため
のバケットエレベータとしては、上部スプロケットと下
部スプロケットとの間に掛け渡された無端環状のチェー
ンに、多数のバケットを適宜の間隔で取り付けてなるも
のがあった。こうしたバケットエレベータでは、通常、
果実(被搬送物)の投入シュートはチェーンが上昇移動
する側の下部に設けられる一方、排出シュートはチェー
ンが下降移動する側の上部に設けられており、バケット
に入れられて上昇搬送されてきた果実は、そのバケット
が上部スプロケットのまわりを回って反転し、下降姿勢
に入ったときに、バケットから放出されるようになって
いる。したがって、放出されてから排出シュート上に落
下するまでの落下距離が長く、その際に果実が受ける衝
撃も大きくなり、衝撃によって果実が傷みやすいという
欠点を有していた。
【0003】また、投入シュートと排出シュートとが互
いに反対側に設けられていることに起因して、以下のよ
うな不都合を有していた。すなわち、一般に梅干しを製
造する梅栽培農家等では、梅干しの原料とする梅実を梅
実前処理装置で洗浄及び粒径選別したのち、塩漬け用の
タンクに投入して漬け込んでいる。ところが、前記梅実
前処理装置は、梅実の洗浄部と選別部とを前記バケット
エレベータによって接続した構成であったので、洗浄部
と選別部とがバケットエレベータをはさんで反対側に位
置しており、そのため設置面積が大きくなって、狭い倉
庫等には収容できないという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点に鑑みてなされたものであって、被搬送物に与え
る衝撃を小さくして、被搬送物の傷みを防止できるバケ
ットエレベータの提供を目的とするものである。また、
前記目的に加え、コンパクトに構成できて省スペース性
に優れた梅実前処理装置の提供を目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るバケットエレベータは、エレベータ本
体に上部スプロケットと下部スプロケットとを枢支し、
前記両スプロケット間に掛け渡した無端環状のチェーン
に、多数のバケットを適宜の間隔で取り付けてなるバケ
ットエレベータにおいて、エレベータ本体の上昇搬送側
の下部に投入シュートを、上昇搬送側の上部に排出シュ
ートを、それぞれ接続するとともに、上昇移動するチェ
ーンに上部スプロケット直下の位置で外方から係合して
当該チェーンを内方へ湾曲させる傾動用スプロケットを
設け、バケットが前記傾動用スプロケットのまわりを移
動するときに、その先端側が下になるように傾いて、当
該バケット内の被搬送物を排出シュート上に落下させる
ように構成したものである。
【0006】また、本発明に係る梅実前処理装置は、梅
実を洗浄する洗浄部と、この洗浄部から送出された梅実
を投入シュートを介して受け入れ上昇搬送する前記バケ
ットエレベータと、このバケットエレベータの排出シュ
ートから排出された梅実を受け入れ、粒径によって選別
する選別部とを備え、前記選別部が前記洗浄部の上層に
重ねて配設されているものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。図中、符号1は本実施形態に係る
梅実前処理装置を、符号10は本実施形態に係るバケッ
トエレベータを、それぞれ示している。先ずバケットエ
レベータについて説明する。このバケットエレベータ1
0は、左右の側板12及びフレーム(不図示)等から構
成されたエレベータ本体13を有している。エレベータ
本体13の側板12部分を除いた周面(前面、背面、上
面)は開放されている。符号14,15は上部スプロケ
ットを、16は下部スプロケットをそれぞれ示してお
り、これらは回転軸14a,15a,16aを介してエ
レベータ本体13に回転自在に枢支されている。なお、
前記スプロケット14,15,16は、それぞれが左右
一対ずつ備えられており、それぞれ回転軸14a,15
a,16aの両端部に固着されて、所定間隔に保持され
ている。符号17はエレベータ駆動用のモータであり、
詳細な図示は省略するが、このモータ17が駆動用のス
プロケット及びチェーンを介して回転軸16aと連結さ
れている。
【0008】上部スプロケット14,15と下部スプロ
ケット16との間には左右一対の無端環状のチェーン1
8が掛け渡されている。そして、チェーン18には多数
のバケット19が適宜間隔で取り付けられている。図2
及び図3からわかるように、各バケット19は、左右に
細長い形状の基板20と、この基板20の下端に斜め前
上がりに取り付けられた底板21と、この底板21の左
右両端に取り付けられた側板22と、基板20の前面に
沿って取り付けられた薄い矩形状の部材である背板23
とから構成されている。そして、図3に示すように基板
20の左右両端部がネジ24により、それぞれチェーン
18に固定されている。これにより、バケット19は左
右のチェーン18間に挟まれたような状態で支持されて
いる。
【0009】符号25は、上部スプロケット14,15
の直下の位置(すなわち上部スプロケット近傍下方の位
置)に設けられた、左右一対の傾動用スプロケットを示
している。図3に示すように、両傾動用スプロケット2
5はそれぞれ、エレベータ本体13(図3では図示省
略)から対向状に内向きに延設された支持杆25aの先
端部に回動自在に枢支されている。そして、左右の傾動
用スプロケット25は前記の位置で左右のチェーン18
に外方から係合して、両チェーン18を内方へ湾曲させ
ている(図1,図2参照)。なお、左右の傾動用スプロ
ケット25は回転軸で連結されていないので、両傾動用
スプロケット25間をバケット19が通過できることに
なっている。
【0010】符号26は投入シュートを、27は排出シ
ュートを、それぞれ示している。投入シュート26は後
述する洗浄部30とエレベータ本体13の上昇搬送側
(チェーン18及びバケット19が上昇移動する側:以
下同様)の下部とを接続して設けられている。投入シュ
ート26の底板部分は洗浄部30とエレベータ本体13
とを結ぶ方向に延びる多数のパイプ材26aを適宜の間
隔をおいて並べることにより構成されている(図4参
照)。他方、排出シュート27はエレベータ本体13の
上昇搬送側の上部と後述する選別部40とを接続して設
けられている。図2に示すように、排出シュート27底
板のエレベータ本体13側の端部には、案内部材27a
が取り付けられている。案内部材27aはゴムや軟質合
成樹脂等の弾性材からなる板状の部材であり、その先端
はバケット19の先端縁の移動軌跡の内方へ突き出して
いる。
【0011】次いで、梅実前処理装置について説明す
る。梅実前処理装置1は、洗浄部30と、前記バケット
エレベータ10と、選別部40とから構成されている。
洗浄部30は、周面に多数のブラシ毛が植設された複数
のブラシロール31を備えている。これらのブラシロー
ル31は下方に水受けホッパを有する枠体32の内側に
並列状に枢支されるとともに、図示を省略した駆動機構
により同一方向に回転駆動できるように構成されてい
る。また、ブラシロール31に上方から適宜に給水可能
なノズル体33が設けられている。
【0012】符号41は、前記洗浄部30の上方に架設
されて選別部40を支持する架台を示している。これに
より、洗浄部30及び選別部40は、洗浄部30を下層
に配し、その上層に重ねて選別部40を配した2段構造
に構成されている。また、前記バケットエレベータ10
は架台41の側方に支持されている。
【0013】選別部40は、架台41の上部に回動自在
に支持された複数の選別ドラム42と、選別ドラム42
前後に配置された梅実移送用のガイド板43と、各選別
ドラム42に挿入して設けられ、選別された梅実を受け
止めて搬出するための樋状の搬出シュート44とを備え
ている。各選別ドラム42は、金属板材を曲げて円筒状
に形成されるとともに、その周壁全体に多数の選別孔4
5が穿設されている。選別孔45の直径は、選別ドラム
42ごとに異なる設定となっている。すなわち、バケッ
トエレベータ10に最も近い選別ドラム42の選別孔4
5が最も小さく、その次の選別ドラム42がやや大き
く、その次の選別ドラム42ではさらに大きくというよ
うに、バケットエレベータ10から遠くなるにしたがっ
て選別孔45の直径が大きくなるように構成されてい
る。
【0014】また、各選別ドラム42には、ドラム内周
面に摺接する駆動ローラ46が挿設されている。各駆動
ローラ46は図示を省略した駆動機構により回転駆動さ
れ、その回転を選別ドラム42に伝達して、各選別ドラ
ム42を同一方向に回転させるように構成されている。
さらに、バケットエレベータ10から最も遠い選別ドラ
ム42の外側には搬出シュート44aが設けられてい
る。
【0015】なお、図1の符号50は洗浄部30の手前
に設けられた選果台を示している。また、図示を省略す
るが、この梅実前処理装置1の近傍には選別部40の搬
出シュート44,44aと同数の塩漬け用タンクが配設
されるとともに、搬出シュート44,44aと前記塩漬
け用タンクが1対1の対応関係となるように、各塩漬け
用タンクと搬出シュートとの間が傾斜状の連結シュート
(不図示)によって連結されている。
【0016】次いで、動作を説明する。収穫された梅実
を梅実前処理装置1で処理するにあたっては、先ず、コ
ンテナ等に収容されていた梅実を選果台50の上に載せ
る。そして、傷の入った梅実や粗ゴミ等を人手により選
別・除去しながら、梅実を梅実前処理装置1の洗浄部3
0に向けて適宜分量ずつ送り込んでゆく。図6に示すよ
うに、枠体32の一端側から洗浄部30に送り込まれた
梅実pは、回転するブラシロール31の搬送作用によっ
て枠体32の他端側に向かって搬送されるとともに、そ
の途中で梅実pにはノズル体33からの水がかけられ
る。よって、梅実pの表面に付着していた土,砂,塵
埃,汚れ等が水とブラシとの洗浄作用により洗い流され
る。
【0017】洗浄された梅実pは、順次枠体32の他端
側から投入シュート26上に送出され、洗浄部30で梅
実pに付着した水を、投入シュート26を構成するパイ
プ材26a相互の隙間から落下させることで、梅実pの
水切りが行われる。そして、水切りをしつつ投入シュー
ト26の傾斜に沿って転動した梅実pは、図4に示すよ
うに投入シュート26の他端側から、バケットエレベー
タ10の上昇移動するバケット19に乗り移り、上昇搬
送されてゆく。
【0018】梅実pを載せたまま上昇移動するバケット
19は、傾動用スプロケット25の近傍を通過する際、
図5のように梅実pを排出シュート27上に落下させ
る。すなわち、先ず図5(a)のようにバケット19は
底板21の先端で排出シュート27の案内部材27aを
上方に押し曲げつつ、排出シュート27の延長線よりも
上方に進出する。次いで、バケット19が、当該バケッ
ト19を支持している部分のチェーン18とともに傾動
用スプロケット25の周囲に差しかかると、図5(b)
のようにバケット19は徐々に前下がりに傾いてゆき、
それまで斜め上向きであったバケット19の底板21が
水平に近づいてゆく。そして、バケット19が傾動用ス
プロケット25のまわりを回ってさらに上方に移動する
と、図5(c)のように底板21はその先端側が下にな
る状態に傾斜するので、バケット19に載っていた梅実
pは排出シュート27上に転がり落ちる。
【0019】バケット19から落下した梅実は、重力に
より排出シュート27上を転動して選別部40に至る。
そして、最もバケットエレベータ10寄りの選別ドラム
42の外周面に載り、この選別ドラム42の選別孔45
を通過できる粒径の梅実だけが、選別孔45を選別ドラ
ム42の内側に向かって通過し、搬出シュート44上に
落下する。一方、最初の選別ドラム42の選別孔45よ
りも大径の梅実は、回転する選別ドラム42によって移
送され、ガイド板43を経て2番目の選別ドラム42の
外周面に達し、この選別ドラム42の選別孔45を通過
できる粒径の梅実だけが、前記と同様に、当該ドラム4
2内の搬出シュート44上に落下する。このようにし
て、バケットエレベータ10側を最も小径とし順次大き
な径の選別孔45を穿設してある複数の選別ドラム42
により、梅実が段階的に粒径選別されてゆく。また、バ
ケットエレベータ10から最も離れた選別ドラム42の
選別孔45さえ通過しなかった極めて大径の梅実は、そ
の外側の搬出シュート44a上に落下する。
【0020】各搬出シュート44,44a上に落下した
梅実は搬出シュートの傾斜によって転動し、次いで各搬
出シュートと接続された前記連結シュート上を転動し
て、それぞれの搬出シュートと対応した前記塩漬け用タ
ンクに投入される。よって、梅実は、粒径(サイズ)の
近いもの同士が集められ、例えば小さいSサイズから、
M,L,2L,3Lのサイズに至る、各サイズのグルー
プごとに塩漬け用タンクに投入されて、梅干しに加工さ
れることとなる。
【0021】以上の説明からわかるように、この実施形
態によれば以下の効果が奏される。すなわち、バケット
エレベータ10にあっては、梅実をバケット19から排
出シュート27上に落下させる際の落下距離を極めて小
さくすることができるので、その際に梅実が受ける衝撃
も小さくできて、衝撃により梅実が傷むことを防止する
ことができる。また、投入シュート26と排出シュート
27とがエレベータ本体13の同じ側(上昇搬送側)に
設けられているので、バケットエレベータ10上流側の
機器とバケットエレベータ10下流側の機器とを上下に
重ねて配置することが容易にできて、省スペース化を図
れる。
【0022】また、梅実前処理装置1にあっては、前記
バケットエレベータ10を用いることにより、選別部4
0を洗浄部30の上方に重ねて配設したので、洗浄部と
選別部とにそれぞれ別の設置スペースを要していた従来
に比べて、設置面積を小さくできて、例えば梅栽培農家
が所有している狭い倉庫内にも設置することが可能とな
る。
【0023】また、洗浄部30が下層に設けられている
ので、洗浄部30からこぼれた水が広範囲に飛散するこ
とを防止できる。さらに、選別部40が上層に設けられ
ているので、選別部40の搬出シュート44,44aと
塩漬け用タンクとの高低差を大きくして連結シュートの
傾斜角度を確保することができ、梅実前処理装置1と各
塩漬け用タンクとが水平方向に離間した場所に設置され
ている場合でも、連結シュートを用いて梅実を塩漬け用
タンクに投入することが可能となる。
【0024】なお、本発明が前記実施形態によって限定
されないことは言うまでもなく、例えば前記ではバケッ
トエレベータ10が2対の上部スプロケット14,15
を備えていたが、より大径の上部スプロケットを用いる
ことにより、左右一対のみの上部スプロケットで前記と
同様の動作を実現することも可能である。また、洗浄部
や選別部の構成も前記に限られず任意である。さらに、
前記では梅実について説明したが、本発明に係るバケッ
トエレベータで梅実以外の果実を搬送してもよく、ま
た、果実以外の被搬送物にも適用可能であることは言う
までもない。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るバケ
ットエレベータにあっては、排出シュートのエレベータ
本体側の端部を、被搬送物を落下させる時点におけるバ
ケット先端の位置に極力接近させることができて、被搬
送物がバケットから排出シュート上に落下する際の落下
距離を小さくすることができる。よって、その際に被搬
送物が受ける衝撃も小さくできて、衝撃により被搬送物
が損傷することを防止できる。また、投入シュートと排
出シュートとがエレベータ本体の同じ上昇搬送側に配設
されているので、バケットエレベータ上流側の機器とバ
ケットエレベータ下流側の機器とを上下に重ねて配置す
ることも容易にできて、省スペース化が図れる。
【0026】また、本発明に係る梅実処理装置にあって
は、選別部を洗浄部の上方に重ねて配設したので、洗浄
部と選別部とにそれぞれ別の設置スペースを要していた
従来に比べて省スペース化が図れ、例えば梅栽培農家が
所有している狭い倉庫内にも設置することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る梅実前処理装置の側
面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るバケットエレベータ
の上部の縦断面図である。
【図3】図2のA−A矢視における要部平面図である。
【図4】バケットエレベータの下部の縦断面図である。
【図5】バケットからの梅実の落下状態を説明する説明
図である。
【図6】洗浄部の要部断面図である。
【図7】選別部の概略斜視図である。
【符号の説明】
1 梅実前処理装置 10 バケットエレベータ 13 エレベータ本体 14,15 上部スプロケット 16 下部スプロケット 18 チェーン 19 バケット 25 傾動用スプロケット 26 投入シュート 27 排出シュート 30 洗浄部 40 選別部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エレベータ本体に上部スプロケットと下
    部スプロケットとを枢支し、前記両スプロケット間に掛
    け渡した無端環状のチェーンに、多数のバケットを適宜
    の間隔で取り付けてなるバケットエレベータにおいて、 エレベータ本体の上昇搬送側の下部に投入シュートを、
    上昇搬送側の上部に排出シュートを、それぞれ接続する
    とともに、上昇移動するチェーンに上部スプロケット直
    下の位置で外方から係合して当該チェーンを内方へ湾曲
    させる傾動用スプロケットを設け、バケットが前記傾動
    用スプロケットのまわりを移動するときに、その先端側
    が下になるように傾いて、当該バケット内の被搬送物を
    排出シュート上に落下させるように構成したことを特徴
    とするバケットエレベータ。
  2. 【請求項2】 梅実を洗浄する洗浄部と、この洗浄部か
    ら送出された梅実を投入シュートを介して受け入れ上昇
    搬送する請求項1記載のバケットエレベータと、このバ
    ケットエレベータの排出シュートから排出された梅実を
    受け入れ、粒径によって選別する選別部とを備え、前記
    選別部が前記洗浄部の上層に重ねて配設されている梅実
    前処理装置。
JP10610299A 1999-04-14 1999-04-14 バケットエレベータを用いた梅実前処理装置 Expired - Lifetime JP4324270B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10610299A JP4324270B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 バケットエレベータを用いた梅実前処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10610299A JP4324270B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 バケットエレベータを用いた梅実前処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000296906A true JP2000296906A (ja) 2000-10-24
JP4324270B2 JP4324270B2 (ja) 2009-09-02

Family

ID=14425161

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10610299A Expired - Lifetime JP4324270B2 (ja) 1999-04-14 1999-04-14 バケットエレベータを用いた梅実前処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4324270B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014050381A (ja) * 2012-08-07 2014-03-20 Isamu Fukuda 果実選別装置
CN104921272A (zh) * 2015-06-23 2015-09-23 钱尉茂 一种水果清洗分选机
CN109156840A (zh) * 2018-07-24 2019-01-08 芜湖晋诚农业科技有限公司 一种大批量黄桃清洗设备
CN113068853A (zh) * 2018-06-21 2021-07-06 林泽和 基于滚动作用而达到初步震荡的冰糖雪梨烘烤装置及方法
CN117617522A (zh) * 2023-12-28 2024-03-01 山东七十二度制冷设备有限公司 一种果蔬速冻前处理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014050381A (ja) * 2012-08-07 2014-03-20 Isamu Fukuda 果実選別装置
CN104921272A (zh) * 2015-06-23 2015-09-23 钱尉茂 一种水果清洗分选机
CN113068853A (zh) * 2018-06-21 2021-07-06 林泽和 基于滚动作用而达到初步震荡的冰糖雪梨烘烤装置及方法
CN113068853B (zh) * 2018-06-21 2022-07-12 滕州道智盛智能科技有限公司 基于滚动作用而达到初步震荡的冰糖雪梨烘烤装置及方法
CN109156840A (zh) * 2018-07-24 2019-01-08 芜湖晋诚农业科技有限公司 一种大批量黄桃清洗设备
CN117617522A (zh) * 2023-12-28 2024-03-01 山东七十二度制冷设备有限公司 一种果蔬速冻前处理装置
CN117617522B (zh) * 2023-12-28 2024-04-30 山东七十二度制冷设备有限公司 一种果蔬速冻前处理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP4324270B2 (ja) 2009-09-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9295194B2 (en) Apparatus for cleaning field crops
CN109953355A (zh) 收获后农产品的异物剔除与分选装备
US11406123B2 (en) Nut sizer
JP2000296906A (ja) バケットエレベータ及びそれを用いた梅実前処理装置
US2578808A (en) Potato cleaning and separating device
US2315091A (en) Loadfr
JP5663553B2 (ja) 果実選別装置
GB1581060A (en) Cleaner suitable for cleaning root crops such as beets
US2828012A (en) Mechanism for separating stones and other debris from potatoes in a potato harvester
US2587604A (en) Traveling mesh cluster picker, leaf and stem separator
US1641492A (en) Potato picker, cleaner, sorter, and bagger
CA2684270A1 (en) Particle separator and system for sorting particles of matter from a mixture
KR100552598B1 (ko) 참깨 탈곡장치
JP5272372B2 (ja) 作物選別装置
US2189678A (en) Nut cracking, grading, and kernel separating machine
KR200370809Y1 (ko) 교반 충격식 참깨 탈립기계
JP3311217B2 (ja) 果菜自動選別装置
JP2542354Y2 (ja) 選別装置の供給装置
JP5780667B2 (ja) 作物選別装置
US3459301A (en) Cleaning,sorting,and grading apparatus
US3151742A (en) Fruit sizer, sorter and bin filler
JPH07157038A (ja) 球状部材の搬送装置
JP4313252B2 (ja) 農作物順次供給装置
JP2001062334A (ja) 選別洗浄装置
JP2005046766A (ja) 作物洗浄選別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060221

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090519

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090608

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120612

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130612

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term