JP2000296307A - ジェット噴射流式塵埃および排煙除去方法とその装置 - Google Patents

ジェット噴射流式塵埃および排煙除去方法とその装置

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JP2000296307A
JP2000296307A JP11139009A JP13900999A JP2000296307A JP 2000296307 A JP2000296307 A JP 2000296307A JP 11139009 A JP11139009 A JP 11139009A JP 13900999 A JP13900999 A JP 13900999A JP 2000296307 A JP2000296307 A JP 2000296307A
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dust
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武雄 野口
Ryoji Tsunoda
良二 角田
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Abstract

(57)【要約】 本発明はジェット噴射流式塵埃および排煙除去方法とそ
の装置に関するもので、フィルター、イオン等による集
塵方式を使用することなく、放散を制限され、限られた
スペースの筒状体内で汚れた空気を清浄することを目的
とする。 【構成】円筒状または多面体筒状等のケーシング(1)
内に溶液(5)を細かい霧状にして急速に噴出するノズ
ル(2)を配置し、そのノズルから溶液を霧状に噴射す
る噴射エネルギーによって粉塵、煙、気体分子等(6)
を含んだ汚れた空気を取り入れる吸入口(3)と、ケー
シング内に供給された汚れた空気を、ノズル(2)から
の噴射流溶液(5)によって粉塵、煙、気体分子等
(6)を捕捉して溶液と共に排出するための排出口
(4)を形成した構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はジェット噴射流式塵埃お
よび排煙除去方法及びその装置に関するもので、フィル
タ、イオン等による集塵方式を使用することなく、且つ
放散が制限されている筒状体内において、噴射流溶液で
粉塵、煙、気体分子等を捕捉しながら排出して汚れた空
気を清浄することを目的とする。
【0002】
【発明の背景】近年、世界的に地域環境の問題が大きな
関心を集めている。すなわち、公害問題の大きな原因と
なる工場及び焼却炉等から排出される有害な排気ガス等
によって生じるダイオキシンの被害、光化学スモッグ、
各種アレルギー体質への影響など様々な被害が広がって
いる。これらの有害な排煙は、環境汚染の大きな原因で
ある。このように物質を燃焼し、焼却処理しようとした
場合、必然的に有害な煙が発生する。この発生物を除去
することは地球環境をクリーンにすることであり、地球
環境汚染防止を達成するための大きな第一歩と考えられ
る。
【0003】
【従来の技術】従来は、粉塵および排煙等を除去するた
めには、メッシュ状のフィルターによる集塵方式または
高電圧イオン集塵方式等によって行われているのが通常
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、工場及び焼
却炉等から排出される有害な排煙や、車から排出される
有害な排気ガス等は、発生物を極力少なくするための対
策はいろいろなされているが、発生したものを完全に近
い形で除去するための良いフィルター、イオン等は商品
化されていない状況である。また、自然や日常生活から
排出される塵埃および煙、食堂の厨房からの排煙、さら
に部屋の中で発生する浮遊粉塵(ハウスダスト)、ダ
ニ、ペット動物からの排泄浮遊物、植物の花粉等、また
病院内における院内感染の原因である浮遊雑菌等の除去
などは、メッシュ状のフィルターによる集塵方式、高電
圧イオン集塵方式等により除去することが通常であった
が、これらは除去する対象物により、それぞれに応じた
集塵用フィルター構造を持つ装置を作らなければならず
清浄効果も満足できるものではなかった。イオン方式に
ついても同様なことがいえる。さらに、特に細かい粒子
の除去については、装置の構成上、集塵用フィルター、
イオン方式の選定およびメンテナンス等の配慮等が必要
となり困難な問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の従来の課
題を解決し、且つフィルター、イオン等による集塵方式
を使用することなく、発明の目的を達成する空気清浄化
に係る方法及びその装置を提供するものである。
【0006】本発明の第1は、ジェット噴射流式塵埃お
よび排煙除去方法において、筒状のケーシング内に取り
入れた溶液をノズルによって細かい霧状にして急速に噴
射させると共に、当該噴射エネルギーによって粉塵、
煙、気体分子等を含んだ汚れた空気の取り入れを促進
し、且つノズルから噴射された霧状の溶液によって粉
塵、煙、気体分子等を捕捉して排出するようにしたもの
である。
【0007】本発明の第2は、ジェット噴射流式塵埃お
よび排煙除去装置において、円筒状または多面体筒状等
のケーシング内に溶液を細かい霧状にして急速に噴出す
るノズルを配置し、そのノズルから溶液を霧状に噴射す
る噴射エネルギーによって粉塵、煙、気体分子等を含ん
だ汚れた空気を取り入れる吸入口と、ケーシング内に供
給された汚れた空気を、ノズルから噴出された霧状の溶
液によって粉塵、煙、気体分子等を捕捉して溶液と共に
排出するための排出口をケーシングの端部に形成したも
のである。
【0008】本発明の第3は、第2の発明に係るジェッ
ト噴射流式塵埃および排煙除去装置において、吸入口側
に粉塵や煙等を含んだ汚れた空気の取り入れを促進する
ためのファンを当該吸入口内の近傍に設けたものであ
る。
【0009】本発明の第4は、第2の発明または第3の
発明に係るジェット噴射流式塵埃および排煙除去装置に
おいて、ケーシングの排出口の下方に溶液貯留タンクを
設置し、且つ溶液タンクとノズルにポンプを介して溶液
を送給するための給液管を接続し、且つ溶液貯留タンク
の排気側に湿度管理装置・脱臭装置・除菌装置を配置し
たものである。
【0010】
【実施例】次に本発明の実施例を図面を以て説明する。
1は円筒状または多面体筒状等のケーシング、2はケー
シング内に設けた溶液噴射用のノズル、3はケーシング
の吸入口、4はケーシング下部に形成した排出口、5は
ノズルから噴射される溶液、6は空気中に含まれている
粉塵、煙、気体分子等であり、気体分子には、窒素酸化
物、硫黄酸化物、炭酸ガス等がある。7は吸入口3側に
粉塵、煙、気体分子等6を含んだ汚れた空気を吸入口3
から取り入れるのを促進するためのファンである。8は
ケーシングの排出口4の下方に配置した溶液の貯留タン
クであり、図2および図6にあっては、カセット式にし
て貯留した溶液が一定の汚濁状態になったときに交換で
きる構成にしてある。9はポンプであり、タンク8内の
溶液5を給液管10を介してノズル2に供給するように
なっている。11は溶液制御装置、12は湿度管理(制
御)装置、13は脱臭装置、14は除菌装置、15は本
発明装置に係るユニットU(図2に示す)を2基以上の
複数を直列に設けた場合において、隣り合うユニット同
士を連結するダクトであり、図6、図7及び図9におい
て、第1のユニットUの排気口4′と第2のユニット
U′の吸入口3に連通してある。16は排液管、17は
室内と室外を分ける隔壁、18はケーシング1および溶
液貯留タンク8を覆うボックス型のカバーである。
【0011】上記の粉塵、煙、気体分子等6を含む汚れ
た空気を清浄する方式には、次の3通りがある。 (a)ノズル噴射流液方式 図1は粉塵、煙、気体分子等6を、ノズル2による噴射
流溶液5で除去する原理図である。図2において、ポン
プ9により高圧状態になって送られた溶液5は給液管1
0を通ってノズル2に送られ、そこで噴射流状態(噴霧
状)となって噴出される。一方、噴射流溶液5の噴射エ
ネルギーにより、吸入口3より吸入された粉塵、煙、気
体分子等6は、抵抗を受けずにノズル2から噴出する噴
射流溶液5と衝突し、霧状の液体に吸着または付着して
排出口4に運ばれる。吸入口側にある粉塵、煙、気体分
子等6は噴射流溶液による噴射エネルギーによって吸入
を促進するが、ファン7を吸入口3側に設けると、前記
の粉塵、煙、気体分子等6を強制的にノズル2側に送ら
れて吸入効率を促進する。また、除去すべき対象物の粒
子サイズは特に限定されることなく、数ミリメートル以
上〜数ミクロン以下(ナノレベルの粒子も対象)の粒子
も対象となる。 (b)スチーム方式 同じく図1において、溶液5の代わりにスチーム等を噴
出して粉塵、煙、気体分子等6を除去することも可能で
ある。但し、この場合ノズル2の形状はスチームを効果
的に噴射できるような構造とする必要がある。 (c)加湿方式 同じく図1において、溶液5の代わりに加湿状液体を噴
出して粉塵、煙、気体分子等6を除去することも可能で
ある。但し、この場合もノズル2の形状は加湿状液体を
効果的に噴射できるような構造とする必要がある。
【0012】図2及び図3は、塵埃および排煙除去装置
の単体ユニットを示す。溶液貯留タンク8内の溶液5は
ポンプ9により圧力を加えられ給液管10を通ってノズ
ル2に送られ、特殊なノズルから噴霧状の噴射流溶液5
となって勢いよく噴出される。一方、吸入口3にある粉
塵、煙、気体分子等6はファン7及び噴射流溶液5によ
る噴射エネルギーによりケーシング1内の下方へ向かっ
て運ばれる。なお、能力が小さい場合はファン7を設け
る必要は無く噴射流溶液5の噴射エネルギーのみでも充
分である。また、噴射流溶液5による噴射エネルギーを
大きくするためにはノズル1個の能力を高める(高噴射
流速化、大流量化、微細噴霧化)か、ノズル2の個数を
増やして設置すればよい。図2及び図6の場合、ノズル
は2個であるが、これを3個、4個、それ以上に増やす
ことも可能である。因みに図4及び図5は縦方向に3段
で、1段宛に4個を配置し、合計で12個が設けられて
いるものを示している。また、図2ではケーシング1の
配置は垂直になっているが、使用する場所や目的に応じ
てケーシング部を0゜〜360゜の範囲(任意の角度に
配置して)で使用できる。
【0013】ケーシング1の内部に導入された空気中の
粉塵、煙、気体分子等6は、筒状体で囲まれているた
め、空気の放散を防止して噴射流溶液5で確実に捕捉さ
れる。そして、ノズル2からの噴射流溶液5に吸着、溶
解または付着してケーシング1の内壁等に衝突したりし
た後、溶液タンク8内に落下して貯留される。粉塵、
煙、気体分子等6が除去された清浄な空気は、必要に応
じて湿度管理(制御)装置12、脱臭装置13、除菌装
置14等を通過し、その間それぞれの装置で処理された
後、排気口4′より排出される。溶液5は多くの場合
は、常温の水で良いが、除去する対象物により高温に制
御された溶液、特殊な溶液等を使用する。なお、水、高
温溶液および特殊溶液の場合は溶液制御装置11等によ
り必要とする条件にタンク8内の溶液5を制御する。
【0014】また、水道水を直接溶液として使用する場
合には、ポンプ9は省略することができる。なお、図1
0及び図11において室内の空気清浄化に使用する場
合、隔離壁17を境にしてユニットを室内側Uと室外
側Uに分割して使用することもできる。すなわち、タ
ンク8、ポンプ9及び溶液制御装置11の部分を室外に
設置してある。
【0015】なお、前記の溶液5が化学溶剤の場合は、
アルコール系化学溶剤、石油系溶剤(パークロロエチレ
ン、その他)、潤滑オイル(低粘性)、その他化学、石
油系溶剤がある。
【0016】本発明に係る装置にあって、第1ユニット
のケーシング1の吸入口3からファン7等により強制的
に導入した粉塵、煙、気体分子等6はノズル2からの噴
射流溶液5によってタンク8側へ運ばれるが、噴射流溶
液5に吸着または付着されないまま通過してしまった粉
塵、煙、気体分子等6は排出口4より排出され、さらに
湿度管理(制御)装置12、脱臭装置13、除菌装置1
4等を通過して排気口4′から排出した後、ダクト15
を通過し、さらに第2ユニットのケーシング1に供給し
て第1ユニットと同じ作用を経て残留している粉塵、
煙、気体分子等6を除去するようになっている。なお、
図6では本発明装置の単体ユニットを2基直列に連結構
成したものである。そして、第1ユニットUのケーシン
グ1と、第2ユニットU′のケーシング1にポンプ9を
それぞれ設けているが、これを溶液貯留タンク8を共用
すると共に1個で共用できるように構成することも可能
である。
【0017】図8は、本発明装置のユニットUを2個並
列に構成した平面図を示すものである。これは、ユニッ
ト1個では能力が不足している場合にユニットを複数個
並列に設置することにより能力を数倍に上げることがで
きる。同図では各ユニットのケーシング1にポンプ9を
それぞれ設けてあるが、これを溶液貯留タンク8を共用
すると共に1個で共用できるように構成することも可能
である。
【0018】図9は、図6〜図8の組み合わせたもの
で、本発明装置のユニットUを2基直列及び2基並列に
構成したものを示す。これは、より大きな能力(大処
理、高清浄化)を必要とする場合には、ユニットを複数
個直列に配置したものを、さらに複数個並列に構成する
ことにより要求する目的を達成するためのものである。
【0019】図12は本発明装置の室内の設置例を示
し、左右に縦置き型の本発明装置のユニットUをボック
ス型のカバーで覆ってあり、これを単一段または複数段
に設置したものである。
【0020】図13は通常のルームエアコンRに本発明
装置の室内側のユニットUを付加したものを示し、室
外側のユニットUにポンプ付きの溶液貯留タンク8を
設置してある。図14は図13に示す室内側の付加ユニ
ットUの機能概略を示すものである。図15は図13
の付加ユニットU(U・U)の断面構造を示したも
のであり、事務所や一般家庭での使用に適し、この場
合、窓用ユニットにも適用できる。また、カーエアコン
へのユニット付加にも適用できる。図16は本発明装置
のユニットを複数直列に連結構成したものを示す。図1
7〜図19は、図16のユニットをガソリンエンジン、
ディーゼルエンジンの自動車の排気ガスの排気部位に設
置した例を示し、図17はバスBへ適用したもの、図1
8はトラックTに適用したもの、図19は乗用車Cに適
用したものである。図20〜図23は本発明装置に係る
ユニットを複数直列に連結構成したものを示す。図24
は部屋や事務所等で空気清浄器として使用する場合の設
置例を示す。図25は専らハイテク分野に使うクリーン
ルームや医療施設等の無菌クリーンルームに適用する設
置例を示す。図26は本発明装置のユニットを工場、火
力発電所において、工業用炉や焼却炉等に設置した例を
示す。図27は本発明装置の単体ユニットの構造例を示
す。図28は工場、焼却炉、溶鉱炉等からの排煙構造を
示す。この場合は、約10m〜数100mの長さに設定
した前記のユニットを複数並べ、全体を直線的のほか、
U字型またはS字型等に配置すると共に焼却炉の排煙出
口19に配置し、清浄化された空気を煙突20から排出
するようになっている。図29は食堂の厨房や家庭の台
所等から排出される煙の除去に設置した例を示し、本発
明装置のユニットを付加して煙をクリーンな状態にして
排煙するようになっている。
【0021】
【具体的な工程例】上記の構成に基づく工程例を説明す
る。図2において、汚れた空気がケーシング1内のノズ
ル2から噴射される噴射エネルギーやファン7の回転力
によって吸入口3からケーシング1の内部に取り入れら
れると、空気中に含まれている粉塵、煙、気体分子等6
はノズル2からの噴射流溶液5に吸着し、または溶解も
しくは付着すると共にケーシング1の内壁等に衝突した
りした後、ケーシング下部の排出口4の下方に落下して
タンク8内に貯留する。タンク8に運ばれた空気は、既
に粉塵、煙、気体分子等6を除去して清浄された状態に
ある。そして、清浄された空気は、湿度管理(制御)装
置12、脱臭装置13、除菌装置14等を通過してそれ
ぞれで処理した後、排気口4′から外部に排出される。
なお、タンク8内に貯留した溶液5は、ポンプ9の駆動
によって汲み上げられて給液管10を通ってノズル2に
供給して繰り返し使用される。なお、溶液貯留タンク8
内に溜まった溶液5は、粉塵、煙、気体分子等6によっ
て汚濁度が一定基準に到達したら、そのタンク8を交換
する。
【0022】図13及び図15にあっては、タンク8が
ケーシングから離れている場合や第1のタンク8とは別
に第2のタンク8が離れて設けられている場合にあって
は、ノズル2によって粉塵、煙、気体分子等6を捕捉し
た噴射流溶液5は、排液管16を通って排出されてタン
ク8に貯留する。
【0023】そして、図6のように図2のユニットを直
列に並べ、ダクト15で両ユニットU・U′に連通して
構成にあっては、前記図2の排気口4′から排出された
空気は、第2のユニットの吸入口3からケーシング1内
に吸入され、あとは第1のユニットの作用と同じ作用で
処理され、より清浄の空気が第2のユニットの排気口
4′から排出される。
【0024】
【発明の効果】本発明は上記の構成であるから、ノズル
から噴出する噴射流溶液によって放散が制限され、限ら
れたスペースの筒状ケーシング内において、粉塵、煙、
気体分子等を確実に捕捉して吸着、溶解または付着して
排出されるため、粒子の大きさには関係なくすべての粒
子の除去が可能である。また、ファンを設けたことによ
って、吸入口側からよこれた空気の取り入れを促進する
ことができる。また、噴射ノズルはケーシングのセンタ
ーに配置しているが、その他にもケーシングの内側壁面
に設置して、単一または複数個のノズルを任意の角度を
付けて、下方に溶液を噴射する方式も同様な効果を持
つ。さらに、粉塵、煙、気体分子等が除去された清浄な
空気は、湿度管理、脱臭、除菌をされてから排気される
ので、外部に放出しても環境衛生を損なう恐れは全くな
くなる。そして、例えば室内の湿度管理を行いたい場合
は、湿度(加湿)制御も併せて行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るジェット噴射流式塵埃および排煙
除去装置の原理図である。
【図2】本発明に係るジェット噴射流式塵埃および排煙
除去装置の単体ユニットの縦断正面図である。
【図3】図2の平面図である。
【図4】図1の原理図において、溶液噴射ノズルの他の
実施例を示す原理図である。
【図5】図4の平面図である。
【図6】図2の単体ユニットを直列に連結した縦断正面
図である。
【図7】図6の平面図である。
【図8】図2の単体ユニットを並列に並べた平面図であ
る。
【図9】図6及び図7の直列に連結したユニットを並列
に並べた平面図である。
【図10】単体ユニットを室内と室外に分割構成した縦
断正面図である。
【図11】図10の平面図である。
【図12】本発明装置に係るユニットを室内に配置した
状態の斜視図である。
【図13】通常のルームエアコンに本発明装置に係るユ
ニットを付加した斜視図である。
【図14】本発明装置に係る付加ユニットの機能概略を
示す断面図である。
【図15】図14の側面図である。
【図16】本発明装置に係るユニットを複数直列に連結
構成した斜視図である。
【図17】図17〜図19はガソリンエンジン、ディー
ゼルエンジンの自動車の排気ガスの排気部位に設置した
例であり、図17はバスへ適用した概略側面図である。
【図18】トラックに適用した概略側面図である。
【図19】乗用車に適用した概略側面図である。
【図20】図20〜図23は本発明装置に係るユニット
の多数基を直列に連結構成した例を示すもので、図20
は直線状に連結した概略平面図である。
【図21】凹凸状の波形に連結した概略平面図である。
【図22】図20の直線状に連結したユニットを並列に
並べた概略平面図である。
【図23】図21の凹凸状の波形に連結したユニットを
並列に並べた概略平面図である。
【図24】部屋や事務所等で空気清浄器として使用する
場合の設置例を示す斜視図である。
【図25】ハイテク分野に使うクリーンルームや医療施
設等の無菌クリーンルームに設置した例を示す斜視図で
ある。
【図26】本発明装置に係るユニットを工場、火力発電
所において、工業用炉や焼却炉等に設置した例を示す斜
視図である。
【図27】本発明装置に係る単体ユニットを横型にした
構造例を示す縦断正面図である。
【図28】工場、焼却炉、溶鉱炉等からの排煙構造例を
分割して示す斜視図である。
【図29】食堂の厨房や家庭の台所等から排出される煙
の除去に設置した例の斜視図である。
【符号の説明】
1……ケーシング 2……ノズル 3……吸入口 4……排出口 5……噴射流溶液(=溶液) 6……粉塵、煙、気体分子等 7……ファン 8……溶液貯留タンク 9……ポンプ 10……給液管 11……溶液制御装置 12……湿度管理(制御)装置 13……脱臭装置 14……除菌装置 15……連通ダクト 16……排液管 17……隔離壁 18……ボックス型カバー 19……焼却炉の出口 20……煙突
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 角田 良二 埼玉県入間市大字野田1129−14 Fターム(参考) 4D032 AA01 AC08 AC10 AC39 BA06 CA01 CA10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のケーシング内に取り入れた溶液を
    ノズルによって細かい霧状にして急速に噴射させると共
    に、当該噴射エネルギーによって粉塵、煙、気体分子等
    を含んだ汚れた空気の取り入れを促進し、且つノズルか
    ら噴射された霧状の溶液によって粉塵、煙、気体分子等
    を捕捉して排出することを特徴とするジェット噴射流式
    塵埃および排煙除去方法。
  2. 【請求項2】 円筒状または多面体筒状等のケーシング
    内に溶液(5)を細かい霧状にして急速に噴出するノズ
    ル(2)を配置し、そのノズルから溶液を霧状に噴射す
    る噴射エネルギーによって粉塵、煙、気体分子等(6)
    を含んだ汚れた空気を取り入れる吸入口(3)と、ケー
    シング内に供給された汚れた空気を、ノズル(2)から
    の噴射流溶液(5)によって粉塵、煙、気体分子等
    (6)を捕捉して溶液と共に排出するための排出口
    (4)をケーシングの端部に形成したことを特徴とする
    ジェット噴射流式塵埃および排煙除去装置。
  3. 【請求項3】 吸入口(3)側に粉塵、煙、気体分子等
    (6)を含んだ汚れた空気の取り入れを促進するための
    ファン(7)を当該吸入口内の近傍に設けた請求項2記
    載のジェット噴射流式塵埃および排煙除去装置。
  4. 【請求項4】 ケーシング(1)の排出口(4)の下方
    に溶液貯留タンク(8)を設置し、且つ溶液タンク
    (8)とノズル(2)にポンプ(9)を介して送液する
    ための給液管(10)を接続し、且つ溶液貯留タンク
    (8)の排気側に湿度管理装置(12)・脱臭装置(1
    3)・除菌装置(14)を配置した請求項2また請求項
    3記載のジェット噴射流式塵埃および排煙除去装置。
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