JP2000295539A - テレビジョン信号受信チューナー - Google Patents
テレビジョン信号受信チューナーInfo
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Abstract
なテレビジョン信号受信用チューナを実現する。 【解決手段】 UHF混合器15と、VHF混合器16
と、局部発振器17と、局部発振器17の発振信号を入
力し、それより低い周波数に変換する第一の分周器18
と、第一の分周器18から出力された発振信号を更に低
い周波数に変換する第二の分周器19と、第二の分周器
19から出力された発振信号を更に低い周波数に変換す
る第三の分周器20とを備え、1つの局部発振器17と
複数の分周器18,19,20によって幅広い周波数帯
域の発振信号を出力できるようにした。
Description
受信チューナに関し、小型化、及び、低コスト化に適し
たテレビジョン信号受信チューナに関する。
て、UHF(米国の場合は890〜470MHz)とV
HFハイバンド(米国の場合は216〜174MHz)
とVHFローバンド(米国の場合は88〜54MHz)
とに分けて受信するようになっている。
部53、VHF回路部54、集積回路55、PLL5
6、フィルタ57、UHF共振回路58、VHF共振回
路59から構成されている。
されている入力端子52からUHF用アンテナ回路6
0、UHF用高周波増幅回路61、UHF同調回路62
の順に直列接続されている。ここで、UHF用アンテナ
回路60は入力された高周波信号のうち、必要なUHF
信号をUHF用高周波増幅回路61へ出力する回路、U
HF用高周波増幅回路61は入力された高周波信号を増
幅する回路、UHF同調回路62は、入力された信号を
同調させる回路である。
53と並列に構成されており、アンテナ51が接続され
ている入力端子52からVHF用アンテナ回路63、V
HF用高周波増幅回路64、VHF用同調回路65の順
に接続されている、ここで、VHF回路部54内の各回
路の動作は、対応するUHF回路部53の各回路と同様
であるため、その説明を省略する。
F混合器67、UHF局部発振器68、VHF局部発振
器69、局部発振器切替器70、バンド切替器71、中
間周波増幅器72とを有している。
F回路部53の出力端に接続されており、890MHz
〜470MHzの高周波信号が入力され、他方の入力端
は、UHF局部発振器68に接続されており、高周波信
号よりも44MHz高い局部発振信号が入力され、UH
F回路部53から入力された高周波信号を44MHzの
中間周波信号に周波数変換し、バンド切替器71へ出力
する。VHF混合器67の一方の入力端はVHF回路部
54の出力端に接続されており、216MHz〜54M
Hzの高周波信号が入力され、他方の入力端は、VHF
局部発振器69に接続されており、高周波信号よりも4
4MHz高い局部発振信号が入力され、VHF回路部5
4から入力された高周波信号を44MHzの中間周波信
号に周波数変換し、バンド切替器71へ出力する。
してフィルタ57へ入力される。フィルタ57は、急峻
な特性を持つバンドパスフィルタであって、その出力端
は集積回路55内の中間周波増幅器72の入力端と接続
されている。中間周波増幅器72の出力端はチューナの
出力端子73を構成している。
ための回路であって、UHFバンドを選択するUHFバ
ンド切替電圧Vuと選局されたチャンネルに対応した同
調電圧VtとをUHF回路部53へ印加し、VHFのハ
イバンドを選択するVHFハイバンド切替電圧Vhiと
VHFのローバンドを選択するVHFローバンド切替電
圧Vloと同調電圧VtとをVHF回路部54へ印加
し、VHFハイバンド切替電圧VhiとVHFローバン
ド切替電圧VloとをVHF共振回路59へ印加する。
また、PLL56は集積回路55内の局部発振器切替器
70とバンド切替器71とに制御電圧を印加する。ま
た、PLL56には局部発振器切替器70を介して、U
HF局部発振器68またはVHF局部発振器69から発
振信号が入力され、その発振信号の周波数に応じてUH
F共振回路58及びVHF共振回路59に制御電圧を印
加し、UHF局部発振器68とVHF局部発振器69と
の発振周波数を調整する。
発振する周波数の精度を高めるためには、発振周波数の
最高発振周波数と最低発振周波数との比率を3:1以
内、好ましくは2:1以内にする必要がある。このた
め、上述したチューナにおいては、局部発振器及び共振
回路がUHF用とVHF用との2つ必要であって、チュ
ーナが大型で、コストも高くなるという問題点があっ
た。また、VHF帯域の幅広い周波数に対応した発振信
号(257〜101MHz)を1つの局部発振器で出力
しなければならず、局部発振器の最高発振周波数と最低
発振周波数の比が約2.5:1と大きくなるため発振信
号の精度を上げることが困難であった。本案は、上述し
た事情に鑑みてなされたもので、小型で安価なチューナ
を提供することを目的とする。
め、本発明のテレビジョンチューナーは、テレビジョン
信号を複数の帯域に分割して受信するテレビジョン信号
受信チューナーであって、受信したテレビジョン信号を
所定周波数の中間周波信号に周波数変換する混合器と、
所定の帯域のテレビジョン信号に対応する周波数の範囲
で発振する局部発振器と、前記の局部発振器の発振信号
を入力し、それより低い周波数に変換する第一の分周器
とを備えており、前記所定の帯域のテレビジョン信号を
受信する場合には、前記局部発振器から直接出力された
発振信号を前記混合器へ入力し、前記所定の帯域より周
波数の低い帯域のテレビジョン信号を受信する場合に
は、前記第一の分周器から出力された発振信号を前記混
合器へ入力する。
は、UHF帯の最高周波数からVHF帯の最低周波数と
の間に配列されたテレビジョン信号を4つの帯域に分割
して受信するテレビジョン信号受信チューナーであっ
て、受信したUHF帯のテレビジョン信号を所定周波数
の中間周波信号に周波数変換するUHF混合器と、受信
したVHF帯のテレビジョン信号を所定周波数の中間周
波信号に周波数変換するVHF混合器と、前記UHF帯
の最高周波数を含む第一の帯域のテレビジョン信号に対
応する周波数の範囲で発振する局部発振器と、前記局部
発振器の発振信号を入力し、それより低い周波数に変換
する第一の分周器と、前記第一の分周器から出力された
発振信号を更に低い周波数に変換する第二の分周器と、
前記第二の分周器から出力された発振信号を更に低い周
波数に変換する第三の分周器とを備え、最も周波数の高
い第一の帯域では、前記局部発振器の発振信号を直接U
HF混合器に入力し、次に周波数の高い第二の帯域で
は、前記局部発振器の発振信号を前記第一の分周器で前
記第二の帯域に対応する周波数に変換してから前記UH
F混合器に入力し、三番目に周波数の高い第三の帯域で
は、前記局部発振器の発振信号を前記第一の分周器と前
記第二の分周器とで前記第三の帯域に対応する周波数に
変換してから前記VHF混合器に入力し、四番目に周波
数の高い第四の帯域では、前記局部発振器の発振信号を
前記第一の分周器と前記第二の分周器と前記第三の分周
器とで前記第四の帯域に対応する周波数に変換してから
前記VHF混合器に入力する。
テレビジョン信号を複数の帯域に分割して受信するテレ
ビジョン信号受信チューナーであって、受信したテレビ
ジョン信号を所定周波数の中間周波信号に周波数変換す
る混合器と、所定の帯域のテレビジョン信号に対応する
周波数の範囲で発振する局部発振器と、前記局部発振器
の発振信号を入力し、それより高い周波数に変換する第
一の逓倍器とを備えており、前記所定の帯域のテレビジ
ョン信号を受信する場合には、前記局部発振器から直接
出力された発振信号を前記混合器へ入力し、前記所定の
帯域よりも高い周波数の帯域のテレビジョン信号を受信
する場合には、前記第一の逓倍器から出力された発振信
号を前記混合器へ入力する。
UHF帯の最高周波数とVHF帯の最低周波数との間に
配列されたテレビジョン信号を4つの帯域に分割して受
信するテレビジョン信号受信チューナーであって、受信
したUHF帯のテレビジョン信号を所定周波数の中間周
波信号に周波数変換するUHF混合器と、受信したVH
F帯のテレビジョン信号を所定周波数の中間周波信号に
周波数変換するVHF混合器と、前記VHF帯の最低周
波数を含む第四の帯域のテレビジョン信号に対応する周
波数の範囲で発振する局部発振器と、前記局部発振器の
発振信号を入力し、それより高い周波数に変換する第一
の逓倍器と、前記第一の逓倍器から出力された発振信号
を更に高い周波数に変換する第二の逓倍器と、前記第二
の逓倍器から出力された発振信号を更に高い周波数に変
換する第三の逓倍器とを備え、最も周波数の低い第四の
帯域では、前記局部発振器の発振信号を直接VHF混合
器に入力し、次に周波数の低い第三の帯域では、前記局
部発振器の発振信号を前記第一の逓倍器で前記第三の帯
域に対応する周波数に変換してから前記VHF混合器に
入力し、三番目に周波数の低い帯域では、前記局部発振
器の発振信号を前記第一の逓倍器と前記第二の逓倍器と
で前記第二の帯域に対応する周波数に変換してから前記
UHF混合器に入力し、一番目に周波数の高い帯域で
は、前記局部発振器の発振信号を前記第一の逓倍器と前
記第二の逓倍器と前記第三の逓倍器とで前記第一の帯域
に対応する周波数に変換してから前記UHF混合器に入
力する。
び図2を用いて説明する。図1に示すようにこのチュー
ナは、UHF回路部3、VHF回路部4、集積回路5、
PLL6,フィルタ7、共振回路8から構成されてお
り、受信可能な周波数帯域を4つの帯域に分けて受信す
るようになっている。
606MHz)から二番目に周波数の高い第二の帯域
(606〜281MHz)までの範囲にUHF帯域(米
国の場合は890〜470MHz)を含み、三番目に周
波数の高い第三の帯域(281〜119MHz)にVH
Fハイバンド(米国の場合は216〜174MHz)を
含み、四番目に周波数の高い第四の帯域(119〜38
MHz)VHFローバンド(米国の場合は88〜54M
Hz)を含むようになっている。
ている入力端子2からUHFアンテナ回路9、UHF高
周波増幅回路10、UHF同調回路11の順に直列接続
されている。ここで、UHFアンテナ回路9は入力され
た高周波信号のうち、必要なUHF信号をUHF高周波
増幅回路10へ出力する回路、UHF高周波増幅回路1
0は入力された高周波信号を増幅する回路、UHF同調
回路11は、入力された高周波信号を同調させる回路で
ある。
と並列に構成されており、アンテナ1が接続されている
入力端子2からVHFアンテナ回路12、VHF高周波
増幅回路13、VHF同調回路14の順に接続されてい
る、ここで、それぞれのVHF回路部4の動作は、対応
するUHF回路部3の各回路と同様であるため、その説
明を省略する。
混合器16、局部発振器17、第一の分周器18、第二
の分周器19、第三の分周器20、第一の分周器切替器
21、第二の分周器切替器22、バンド切替器23、中
間周波増幅器24とを有している。
の発振信号を出力するようになっており、局部発振器1
7の出力端は、第一の分周器18の入力端と第一の分周
器切替器21とに接続されている。第一の分周器18
は、局部発振器17の発振信号(1300〜650MH
z)を2分の1(650〜325MHz)にして、第二
の分周器19と第一の分周器切替器21とに出力する。
第二の分周器19は、第一の分周器18から出力された
発振信号を更に2分の1(325〜163MHz)にし
て、第三の分周器20と第二の分周器切替器22とに出
力する。第三の分周器20は、第二の分周器19から出
力された発振信号を更に2分の1(163〜81MH
z)にして、第二の分周器切替器22に出力する。
テレビジョン信号を受信する際には、第一の分周器切替
器21が、UHF混合器15の入力端と局部発振器17
の出力端とを接続する。従って、UHF混合器15の一
方の入力端から、UHF回路部3を通過した高周波信号
が入力され、他方の入力端から、周波数が高周波信号よ
り44MHz高い局部発振器17の発振信号(1300
〜650MHz)が入力され、UHF回路部3から入力
された高周波信号を44MHzの中間周波信号に周波数
変換し、バンド切替器23へ出力する。
レビジョン信号を受信する際には、第一の分周器切替器
21が、UHF混合器15の入力端と第一の分周器18
の出力端とを接続する。従って、UHF混合器15の一
方の入力端から、UHF回路部3を通過した高周波信号
が入力され、他方の入力端から、第一の分周器18で局
部発振器17の発振信号の2分の1の周波数になった発
振信号(650〜325MHz)が入力され、UHF回
路部3から入力された高周波信号を44MHzの中間周
波信号に周波数変換し、バンド切替器23へ出力する。
レビジョン信号を受信する際には、第二の分周器切替器
22が、VHF混合器16の入力端と第二の分周器19
の出力端とを接続する。従って、VHF混合器16の一
方の入力端から、VHF回路部4を通過した高周波信号
が入力され、他方の入力端から、第一の分周器18と第
二の分周器19とで局部発振器17の発振信号の4分の
1の周波数になった発振信号(325〜163MHz)
が入力され、VHF回路部4から入力された高周波信号
を44MHzの中間周波信号に周波数変換し、バンド切
替器23へ出力する。
ビジョン信号を受信する際には、第二の分周器切替器2
2が、VHF混合器16の入力端と第三の分周器20の
出力端とを接続する。従って、VHF混合器16の一方
の入力端から、VHF回路部4を通過した高周波信号が
入力され、他方の入力端から、第一の分周器18と第二
の分周器19と第三の分周器20とで局部発振器17の
発振信号の8分の1の周波数になった発振信号(163
〜81MHz)が入力され、VHF回路部4から入力さ
れた高周波信号を44MHzの中間周波信号に周波数変
換し、バンド切替器23へ出力する。
してフィルタ7へ入力される。フィルタ7は、急峻な特
性を持つバンドパスフィルタであって、その出力端は集
積回路5内の中間周波増幅器24の入力端と接続されて
いる。中間周波増幅器24の出力端はチューナの出力端
子25を構成している。
めの回路であって、UHFバンドを選択するUHFバン
ド切替電圧Vuと選局されたチャンネルに対応した同調
電圧VtをUHF回路部3へ印加し、VHFのハイバン
ドを選択するVHFハイバンド切替電圧VhiとVHF
のローバンドを選択するVHFローバンド切替電圧Vl
oと同調電圧VtとをVHF回路部4へ印加する。ま
た、PLL6は集積回路5内の第一の分周器切替器21
と第二の分周器切替器22とバンド切替器23とに制御
電圧を印加する。また、PLL6には、局部発振器17
から発振信号が入力され、その発振信号の周波数に応じ
て共振回路8に制御電圧を印加し、局部発振器17の発
振周波数を調整する。
を示す。このチューナは1つの局部発振器と3つの逓倍
器とで幅広い範囲の周波数にわたって発振信号を出力で
きるようになっている。
26の入力端と第一の逓倍器切替器29とに接続されて
いる。第一の逓倍器26は、局部発振器17の発振信号
の周波数(163〜81MHz)を2倍(325〜16
3MHz)にして、第二の逓倍器27と第一の逓倍器切
替器29とに出力する。第二の逓倍器27は、第一の逓
倍器26から出力された発振信号を更に2倍の周波数
(650〜325MHz)にして、第三の逓倍器28と
第二の逓倍器切替器30とに出力する。第三の逓倍器2
8は、第二の逓倍器27から出力された発振信号を更に
2倍の周波数(1300〜650MHz)にして、第二
の逓倍器切替器30に出力する。
テレビジョン信号を受信する際には、第二の逓倍器切替
器30が、UHF混合器15の入力端と第三の逓倍器2
8の出力端とを接続する。従って、UHF混合器15の
一方の入力端から、UHF回路部3を通過した高周波信
号が入力され、他方の入力端から、第一の逓倍器26と
第二の逓倍器27と第三の逓倍器28とで局部発振器1
7の発振信号の8倍の周波数になった発振信号(130
0〜650MHz)が入力され、UHF回路部3から入
力された高周波信号を44MHzの中間周波信号に周波
数変換し、バンド切替器23へ出力する。
レビジョン信号を受信する際には、第二の逓倍器切替器
30が、UHF混合器15の入力端と第二の逓倍器27
の出力端とを接続する。従って、UHF混合器15の一
方の入力端から、UHF回路部3を通過した高周波信号
が入力され、他方の入力端から、第一の逓倍器26と第
二の逓倍器27とで局部発振器17の発振信号の4倍の
周波数になった発振信号(650〜325MHz)が入
力され、UHF回路部3から入力された高周波信号を4
4MHzの中間周波信号に周波数変換し、バンド切替器
23へ出力する。
レビジョン信号を受信する際には、第一の逓倍器切替器
29が、VHF混合器16の入力端と第一の逓倍器26
の出力端とを接続する。従って、VHF混合器16の一
方の入力端から、VHF回路部4を通過した高周波信号
が入力され、他方の入力端から、第一の逓倍器27で局
部発振器17の発振信号の2倍の周波数になった発振信
号(325〜163MHz)が入力され、VHF回路部
4から入力された高周波信号を44MHzの中間周波信
号に周波数変換し、バンド切替器23へ出力する。
ビジョン信号をを受信する際には、第一の逓倍器切替器
29が、VHF混合器16の入力端と局部発振器17の
出力端とを接続する。従って、VHF混合器16の一方
の入力端から、VHF回路部4を通過した高周波信号が
入力され、他方の入力端から、局部発振器17の発振信
号(163〜81MHz)が入力され、VHF回路部4
から入力された高周波信号を44MHzの中間周波信号
に周波数変換し、バンド切替器23へ出力する。
してフィルタ7へ入力される。フィルタ7は、急峻な特
性を持つバンドパスフィルタであって、その出力端は集
積回路5内の中間周波増幅器24の入力端と接続されて
いる。中間周波増幅器24の出力端はチューナの出力端
子25を構成している。
チューナは、1つ又は複数の分周器を使うことにより、
1つの局部発振器で、幅広い周波数帯域の発振信号を出
力でき、チューナを小型で、しかも、安価にすることが
できる。
はUHF帯の最高周波数とVHF帯の最低周波数との間
に配列されたテレビジョン信号を4つの帯域に分割して
受信し、各帯域のテレビジョン信号を中間周波信号に変
換するための局部発振信号を、1つの局部発振器と3つ
の分周器とを用いて出力しているので、局部発振器の発
振周波数の最高発振周波数(1300MHz)と最低発
振周波数(650MHz)との比が2:1に抑えられ、
発振周波数の精度を高めることが容易で、UHF帯から
VHF帯までの幅広い帯域のテレビジョン信号を精確に
受信できる。
は、1つ又は複数の逓倍器を使うことにより、1つの局
部発振器で、幅広い周波数帯域の発振信号を出力でき、
チューナを小型で、しかも、安価にすることができる。
はUHF帯の最高周波数とVHF帯の最低周波数との間
に配列されたテレビジョン信号を4つの帯域に分割して
受信し、各帯域のテレビジョン信号を中間周波信号に変
換するための局部発振信号を、1つの局部発振器と3つ
の逓倍器とを用いて出力しているので、局部発振器の発
振周波数の最高発振周波数(163MHz)と最低発振
周波数(81MHz)との比が2:1程度に抑えられ、
発振周波数の精度を高めることが容易で、UHF帯から
VHF帯までの幅広い帯域のテレビジョン信号を精確に
受信できる。
ロック構成図である。
の構成を示すブロック構成図である。
ック図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 テレビジョン信号を複数の帯域に分割し
て受信するテレビジョン信号受信チューナーであって、
受信したテレビジョン信号を所定周波数の中間周波信号
に周波数変換する混合器と、所定の帯域のテレビジョン
信号に対応する周波数の範囲で発振する局部発振器と、
前記の局部発振器の発振信号を入力し、それより低い周
波数に変換する第一の分周器とを備えており、前記所定
の帯域のテレビジョン信号を受信する場合には、前記局
部発振器から直接出力された発振信号を前記混合器へ入
力し、前記所定の帯域より周波数の低い帯域のテレビジ
ョン信号を受信する場合には、前記第一の分周器から出
力された発振信号を前記混合器へ入力することを特徴と
するテレビジョン信号受信チューナー。 - 【請求項2】 UHF帯の最高周波数からVHF帯の最
低周波数との間に配列されたテレビジョン信号を4つの
帯域に分割して受信するテレビジョン信号受信チューナ
ーであって、受信したUHF帯のテレビジョン信号を所
定周波数の中間周波信号に周波数変換するUHF混合器
と、受信したVHF帯のテレビジョン信号を所定周波数
の中間周波信号に周波数変換するVHF混合器と、前記
UHF帯の最高周波数を含む第一の帯域のテレビジョン
信号に対応する周波数の範囲で発振する局部発振器と、
前記局部発振器の発振信号を入力し、それより低い周波
数に変換する第一の分周器と、前記第一の分周器から出
力された発振信号を更に低い周波数に変換する第二の分
周器と、前記第二の分周器から出力された発振信号を更
に低い周波数に変換する第三の分周器とを備え、最も周
波数の高い第一の帯域では、前記局部発振器の発振信号
を直接UHF混合器に入力し、次に周波数の高い第二の
帯域では、前記局部発振器の発振信号を前記第一の分周
器で前記第二の帯域に対応する周波数に変換してから前
記UHF混合器に入力し、三番目に周波数の高い第三の
帯域では、前記局部発振器の発振信号を前記第一の分周
器と前記第二の分周器とで前記第三の帯域に対応する周
波数に変換してから前記VHF混合器に入力し、四番目
に周波数の高い第四の帯域では、前記局部発振器の発振
信号を前記第一の分周器と前記第二の分周器と前記第三
の分周器とで前記第四の帯域に対応する周波数に変換し
てから前記VHF混合器に入力することを特徴とするテ
レビジョン信号受信チューナ。 - 【請求項3】 テレビジョン信号を複数の帯域に分割し
て受信するテレビジョン信号受信チューナーであって、
受信したテレビジョン信号を所定周波数の中間周波信号
に周波数変換する混合器と、所定の帯域のテレビジョン
信号に対応する周波数の範囲で発振する局部発振器と、
前記局部発振器の発振信号を入力し、それより高い周波
数に変換する第一の逓倍器とを備えており、前記所定の
帯域のテレビジョン信号を受信する場合には、前記局部
発振器から直接出力された発振信号を前記混合器へ入力
し、前記所定の帯域よりも高い周波数の帯域のテレビジ
ョン信号を受信する場合には、前記第一の逓倍器から出
力された発振信号を前記混合器へ入力することを特徴と
するテレビジョン信号受信チューナー。 - 【請求項4】 UHF帯の最高周波数とVHF帯の最低
周波数との間に配列されたテレビジョン信号を4つの帯
域に分割して受信するテレビジョン信号受信チューナー
であって、受信したUHF帯のテレビジョン信号を所定
周波数の中間周波信号に周波数変換するUHF混合器
と、受信したVHF帯のテレビジョン信号を所定周波数
の中間周波信号に周波数変換するVHF混合器と、前記
VHF帯の最低周波数を含む第四の帯域のテレビジョン
信号に対応する周波数の範囲で発振する局部発振器と、
前記局部発振器の発振信号を入力し、それより高い周波
数に変換する第一の逓倍器と、前記第一の逓倍器から出
力された発振信号を更に高い周波数に変換する第二の逓
倍器と、前記第二の逓倍器から出力された発振信号を更
に高い周波数に変換する第三の逓倍器とを備え、前記V
HF帯の最低周波数を含む第四の帯域では、前記局部発
振器の発振信号を直接VHF混合器に入力し、次に周波
数の低い第三の帯域では、前記局部発振器の発振信号を
前記第一の逓倍器で前記第三の帯域に対応する周波数に
変換してから前記VHF混合器に入力し、三番目に周波
数の低い第二の帯域では、前記局部発振器の発振信号を
前記第一の逓倍器と前記第二の逓倍器とで前記第二の帯
域に対応する周波数に変換してから前記UHF混合器に
入力し、四番目に周波数の低い第一の帯域では、前記局
部発振器の発振信号を前記第一の逓倍器と前記第二の逓
倍器と前記第三の逓倍器とで前記第一の帯域に対応する
周波数に変換してから前記UHF混合器に入力すること
を特徴とするテレビジョン信号受信チューナ。
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