JP2000295252A - 通信システムにおける主局と従局の切換方法 - Google Patents

通信システムにおける主局と従局の切換方法

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JP2000295252A
JP2000295252A JP11096318A JP9631899A JP2000295252A JP 2000295252 A JP2000295252 A JP 2000295252A JP 11096318 A JP11096318 A JP 11096318A JP 9631899 A JP9631899 A JP 9631899A JP 2000295252 A JP2000295252 A JP 2000295252A
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JP
Japan
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station
master station
master
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slave
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Withdrawn
Application number
JP11096318A
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English (en)
Inventor
Shinji Okamoto
伸二 岡本
Yasuhiro Tsujii
康浩 辻井
Tomonori Ouchiyama
智則 大内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同一伝送媒体に接続された複数の機器が相互
に通信を行い、主局が複数の従局を管理する通信システ
ムにおいて、主局に障害が発生した場合に、自動的に主
局と従局を切り換える、主局/従局切換方法を提供す
る。 【解決手段】 本実施例の主局/従局2は、主局切換優
先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を解析する主
局状態アナウンス解析手段5、主局切換優先順位を記憶
する主局切換優先順位記憶手段6、自局の主局切換優先
順位を示す主局登録要求(個別)や主局登録確認(個
別)を生成,解析する主局切換登録確認手段7、自局を
主局に切り換える主局起動手段8、主局切換優先順位を
含む主局状態アナウンス(同報)を生成する主局状態ア
ナウンス通知手段9を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一伝送媒体に接
続された複数の機器が相互に通信を行い、主局が複数の
従局を管理する通信システムにおいて、主局に障害が発
生した場合に、複数の従局の中から1つの従局を主局に
切り換える、主局/従局切換方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一伝送媒体に接続された複数の機器が
相互に通信を行い、主局が複数の従局を管理する通信シ
ステムにおいて、主局は通常1つであり、主局に障害が
発生した場合に、通信システムは機能停止してしまう。
【0003】そこで、主局に障害が発生した場合にも、
通信システムが機能停止しないように、複数の従局の中
から1つの従局を主局に切り換える、主局/従局切換方
法が多数提案されているが、その一例として、特開平8
−251208号公報で示された方法が公開されてい
る。
【0004】特開平8−251208号公報に示された
ものは、他局,自局共にポーリング動作未実行と認識
時、ポーリング動作の起動を行い、自局がポーリング権
を得る。また、他局,自局共にポーリング動作実行中と
認識時、優先度を比較し、優先度が低いと認識時、ポー
リング動作の停止を行い、自局がポーリング権を失うと
いうものである。
【0005】図15に上記従来例の通信システムのブロ
ック図を示す。各局は、ポーリング信号を送信するポー
リング制御手段と、他局のポーリング信号を受信する受
信手段と、他局のポーリング動作実行中を認識する他局
ポーリング認識手段と、自局のポーリング動作実行中を
認識する自局ポーリング認識手段と、他局,自局の優先
度を設定する設定手段と、他局,自局の優先度を認識す
る優先度認識手段と、ポーリング動作の起動を行うポー
リング起動手段と、ポーリング動作の停止を行うポーリ
ング停止手段から構成されている。
【0006】そして、他局,自局共にポーリング動作未
実行と認識時、ポーリング動作の起動を行い、自局がポ
ーリング権を得る一方、他局,自局共にポーリング動作
実行中と認識時、優先度を比較し、優先度が低いと認識
時、ポーリング動作の停止を行い、自局がポーリング権
を失うことにより、主局に障害が発生した場合に、他の
従局を主局とすることが可能となり、通信システムの耐
故障性の向上を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法では、他局,自局共にポーリング動作未実行と認識
時、ポーリング動作の起動を行い、自局がポーリング権
を得るようにしているため、通信システムに複数の主局
が存在し、複数のポーリング信号の衝突が発生する可能
性があった。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するため
のもので、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数
の従局の中から1つの従局を主局に切り換える、また、
主局が障害から復旧した場合に、自動的に主局を復帰さ
せ、主局として動作していた従局を元の従局に切り換え
ることができる通信システムにおける主局と従局の切換
方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の通信システムにおける主局と従局の切換方法
は、主局は、現在の主局が故障し、従局の中から1つの
従局を主局に切り換える際の各従局間の優先順位を示す
主局切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段から読み
出し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先
順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信
手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップ
と、従局は、受信手段にて、主局が一定周期にて送信す
る主局状態アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナ
ウンス解析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解
析し、主局切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段へ
書き込むステップと、主局に障害が発生し、主局が一定
周期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不可となっ
た場合、従局は、主局状態アナウンス解析手段にて、所
定の時間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信と
なり、主局に障害が発生したと判断し、主局切換優先順
位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、自局の主
局切換優先順位が最も高いか否かを判断するステップ
と、主局切換優先順位が最も高い従局は、主局切換登録
確認手段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登録
要求(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順
位の低い他の従局宛に送信し、主局切換優先順位の低い
他の従局は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高
い従局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局
切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が
低いと判断した場合、自局の主局切換優先順位を示す主
局登録確認(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換
優先順位の最も高い従局宛に返送し、主局切換優先順位
が最も高い従局は、受信手段にて、主局切換優先順位の
低い他の従局が送信した主局登録確認(個別)を受信
し、主局切換登録確認手段にて、全ての主局登録確認
(個別)を受信したことを確認した場合、主局切換優先
順位を更新し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、
主局起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップ
と、自局を主局に切り換えた従局は、主局切換優先順位
記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態ア
ナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状
態アナウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路
上へ一定周期にて送信するステップを備えている。
【0010】また、自局を主局に切り換えた従局は、ポ
ーリングスケジュール記憶手段から複数の従局に送信権
を付与する順序やタイミングを規定したポーリングスケ
ジュールを読み出し、ポーリング制御手段にて、ポーリ
ングスケジュールに従い、ポーリング(個別)を生成
し、送信手段にて、伝送路上へ送信するステップを備え
ている。
【0011】また、自局を主局に切り換えた従局は、主
局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出
し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順
位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手
段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、
障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に接続した従
局は、受信手段にて、自局を主局に切り換えた従局が一
定周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信
し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナウ
ンス(同報)を解析し、主局切換優先順位を主局切換優
先順位記憶手段へ書き込むステップと、障害から復旧し
た主局や、新規に伝送路上に接続した従局は、主局切換
優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主
局状態アナウンス解析手段にて、自局の主局切換優先順
位が最も高いか否かを判断するステップと、障害から復
旧した主局や、新規に伝送路上に接続した従局の中で、
主局切換優先順位が最も高い局は、主局切換登録確認手
段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求
(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の
低い他の局宛に送信し、主局切換優先順位の低い他の局
は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い局が送
信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登録確
認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断
した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登録確認
(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の
最も高い局宛に返送し、特に、自局を主局に切り換えて
いた従局は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高
い局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切
換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低
いと判断した場合、主局停止手段にて、自局を主局から
従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手段にて、
主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を
生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信す
ることを中止し、障害から復旧した主局や、新規に伝送
路上に接続した従局の中で、主局切換優先順位が最も高
い局は、受信手段にて、主局切換優先順位の低い他の局
が送信した主局登録確認(個別)を受信し、主局切換登
録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)を受信し
たことを確認した場合、主局切換優先順位を更新し、主
局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局起動手段に
て、自局を主局に切り換えるステップと、障害から復旧
した主局や、新規に伝送路上に接続した従局の中で、自
局を主局に切り換えた局は、主局切換優先順位記憶手段
から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス
通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウ
ンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定
周期にて送信するステップを備えている。
【0012】また、自局を主局に切り換えていた従局
は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い局が送
信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登録確
認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断
した場合、主局停止手段にて、自局を主局から従局に切
り換えて、ポーリングスケジュール記憶手段からポーリ
ングスケジュールを読み出し、ポーリング制御手段に
て、ポーリングスケジュールに従い、ポーリング(個
別)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ送信すること
を中止するステップと、障害から復旧した主局は、自局
を主局に切り換えた後、ポーリングスケジュール記憶手
段からポーリングスケジュールを読み出し、ポーリング
制御手段にて、ポーリングスケジュールに従い、ポーリ
ング(個別)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ送信
するステップを備えている。
【0013】また、現在の主局が故障した時、従局の中
において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、主
局に障害が発生し、主局が一定周期にて主局状態アナウ
ンス(同報)を送信不可となった場合、従局は、主局状
態アナウンス解析手段にて、所定の時間以上、主局状態
アナウンス(同報)を未受信となり、主局に障害が発生
したと判断し、主局切換優先順位記憶手段から主局切換
優先順位を読み出し、主局切換優先順位に自局が存在す
るか否かを判断するステップと、主局切換優先順位に自
局が存在する従局は、主局切換優先順位を故障した主局
に更新し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局
起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップを備え
ている。
【0014】また、現在の主局が故障した時、従局の中
において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、自
局を主局に切り換えた従局は、主局切換優先順位記憶手
段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウン
ス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナ
ウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一
定周期にて送信するステップと、障害から復旧した主局
は、受信手段にて、自局を主局に切り換えた従局が一定
周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信
し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナウ
ンス(同報)を解析し、主局切換優先順位を主局切換優
先順位記憶手段へ書き込むステップと、障害から復旧し
た主局は、主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先
順位を読み出し、主局状態アナウンス解析手段にて、主
局切換優先順位に自局が存在するか否かを判断するステ
ップと、障害から復旧した主局は、主局切換優先順位に
自局が存在すると判断した場合、主局切換優先順位を自
局を主局に切り換えていた従局に更新し、主局切換優先
順位記憶手段へ書き込み、主局起動手段にて、自局を主
局に切り換えるステップと、障害から復旧した主局は、
自局を主局に切り換えた場合、主局切換優先順位記憶手
段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウン
ス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナ
ウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一
定周期にて送信するステップと、自局を主局に切り換え
ていた従局は、受信手段にて、障害から復旧した主局が
一定周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受
信し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナ
ウンス(同報)を解析し、主局停止手段にて、自局を主
局から従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手段
にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同
報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて
送信することを中止するステップを備えている。
【0015】これにより、主局に障害が発生した場合
に、自動的に複数の従局の中から1つの従局を主局に切
り換える、また、主局が障害から復旧した場合に、自動
的に主局を復帰させ、主局として動作していた従局を元
の従局に切り換えることができる、主局/従局切換方法
を提供することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
主局は、現在の主局が故障し、従局の中から1つの従局
を主局に切り換える際の各従局間の優先順位を示す主局
切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段から読み出
し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順
位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手
段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、
従局は、受信手段にて、主局が一定周期にて送信する主
局状態アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウン
ス解析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析
し、主局切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段へ書
き込むステップと、主局に障害が発生し、主局が一定周
期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不可となった
場合、従局は、主局状態アナウンス解析手段にて、所定
の時間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信とな
り、主局に障害が発生したと判断し、主局切換優先順位
記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、自局の主局
切換優先順位が最も高いか否かを判断するステップと、
主局切換優先順位が最も高い従局は、主局切換登録確認
手段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求
(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の
低い他の従局宛に送信し、主局切換優先順位の低い他の
従局は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い従
局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換
登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低い
と判断した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登
録確認(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先
順位の最も高い従局宛に返送し、主局切換優先順位が最
も高い従局は、受信手段にて、主局切換優先順位の低い
他の従局が送信した主局登録確認(個別)を受信し、主
局切換登録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)
を受信したことを確認した場合、主局切換優先順位を更
新し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局起動
手段にて、自局を主局に切り換えるステップと、自局を
主局に切り換えた従局は、主局切換優先順位記憶手段か
ら主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス通
知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウン
ス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周
期にて送信するステップを備えた主局/従局切換方法で
あり、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従
局の中から1つの従局を主局に切り換えることができる
という作用を有する。
【0017】本発明の請求項2記載の発明は、自局を主
局に切り換えた従局は、ポーリングスケジュール記憶手
段から複数の従局に送信権を付与する順序やタイミング
を規定したポーリングスケジュールを読み出し、ポーリ
ング制御手段にて、ポーリングスケジュールに従い、ポ
ーリング(個別)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ
送信するステップを備えた主局/従局切換方法であり、
主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従局の中
から1つの従局を主局に切り換えた後、主局へ切り換え
た従局が、ポーリングスケジュールに従い、ポーリング
動作ができるという作用を有する。
【0018】本発明の請求項3記載の発明は、自局を主
局に切り換えた従局は、主局切換優先順位記憶手段から
主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス通知
手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期
にて送信するステップと、障害から復旧した主局や、新
規に伝送路上に接続した従局は、受信手段にて、自局を
主局に切り換えた従局が一定周期にて送信する主局状態
アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析
手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局
切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段へ書き込むス
テップと、障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に
接続した従局は、主局切換優先順位記憶手段から主局切
換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス解析手段に
て、自局の主局切換優先順位が最も高いか否かを判断す
るステップと、障害から復旧した主局や、新規に伝送路
上に接続した従局の中で、主局切換優先順位が最も高い
局は、主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先
順位を示す主局登録要求(個別)を生成し、送信手段に
て、主局切換優先順位の低い他の局宛に送信し、主局切
換優先順位の低い他の局は、受信手段にて、主局切換優
先順位が最も高い局が送信した主局登録要求(個別)を
受信し、主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優
先順位の方が低いと判断した場合、自局の主局切換優先
順位を示す主局登録確認(個別)を生成し、送信手段に
て、主局切換優先順位の最も高い局宛に返送し、特に、
自局を主局に切り換えていた従局は、受信手段にて、主
局切換優先順位が最も高い局が送信した主局登録要求
(個別)を受信し、主局切換登録確認手段にて、自局の
主局切換優先順位の方が低いと判断した場合、主局停止
手段にて、自局を主局から従局に切り換えて、主局状態
アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局
状態アナウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送
路上へ一定周期にて送信することを中止し、障害から復
旧した主局や、新規に伝送路上に接続した従局の中で、
主局切換優先順位が最も高い局は、受信手段にて、主局
切換優先順位の低い他の局が送信した主局登録確認(個
別)を受信し、主局切換登録確認手段にて、全ての主局
登録確認(個別)を受信したことを確認した場合、主局
切換優先順位を更新し、主局切換優先順位記憶手段へ書
き込み、主局起動手段にて、自局を主局に切り換えるス
テップと、障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に
接続した従局の中で、自局を主局に切り換えた局は、主
局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出
し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順
位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手
段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップを備
えた主局/従局切換方法であり、主局が障害から復旧し
た場合に、自動的に主局を復帰させ、主局として動作し
ていた従局を元の従局に切り換えることができるという
作用を有する。
【0019】本発明の請求項4記載の発明は、自局を主
局に切り換えていた従局は、受信手段にて、主局切換優
先順位が最も高い局が送信した主局登録要求(個別)を
受信し、主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優
先順位の方が低いと判断した場合、主局停止手段にて、
自局を主局から従局に切り換えて、ポーリングスケジュ
ール記憶手段からポーリングスケジュールを読み出し、
ポーリング制御手段にて、ポーリングスケジュールに従
い、ポーリング(個別)を生成し、送信手段にて、伝送
路上へ送信することを中止するステップと、障害から復
旧した主局は、自局を主局に切り換えた後、ポーリング
スケジュール記憶手段からポーリングスケジュールを読
み出し、ポーリング制御手段にて、ポーリングスケジュ
ールに従い、ポーリング(個別)を生成し、送信手段に
て、伝送路上へ送信するステップを備えた主局/従局切
換方法であり、主局が障害から復旧した場合に、自動的
に主局を復帰させ、主局として動作していた従局を元の
従局に切り換えた後、障害から復旧した主局が、ポーリ
ングスケジュールに従い、ポーリング動作ができるとい
う作用を有する。
【0020】本発明の請求項5記載の発明は、現在の主
局が故障した時、従局の中において、特定の1つの従局
のみ主局に切り換えることができる場合、主局切換優先
順位には、主局に切り換えることができる特定の1つの
従局のみ存在しており、主局に障害が発生し、主局が一
定周期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不可とな
った場合、従局は、主局状態アナウンス解析手段にて、
所定の時間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信
となり、主局に障害が発生したと判断し、主局切換優先
順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主局切
換優先順位に自局が存在するか否かを判断するステップ
と、主局切換優先順位に自局が存在する従局は、主局切
換優先順位を故障した主局に更新し、主局切換優先順位
記憶手段へ書き込み、主局起動手段にて、自局を主局に
切り換えるステップを備えた主局/従局切換方法であ
り、現在の主局が故障した時、従局の中において、特定
の1つの従局のみ主局に切り換えることができる場合
に、簡便な手順にて、特定の1つの従局を主局に切り換
えることができるという作用を有する。
【0021】本発明の請求項6記載の発明は、現在の主
局が故障した時、従局の中において、特定の1つの従局
のみ主局に切り換えることができる場合、主局切換優先
順位には、主局に切り換えることができる特定の1つの
従局のみ存在しており、自局を主局に切り換えた従局
は、主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を
読み出し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換
優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、
送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステッ
プと、障害から復旧した主局は、受信手段にて、自局を
主局に切り換えた従局が一定周期にて送信する主局状態
アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析
手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局
切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段へ書き込むス
テップと、障害から復旧した主局は、主局切換優先順位
記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態ア
ナウンス解析手段にて、主局切換優先順位に自局が存在
するか否かを判断するステップと、障害から復旧した主
局は、主局切換優先順位に自局が存在すると判断した場
合、主局切換優先順位を自局を主局に切り換えていた従
局に更新し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主
局起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップと、
障害から復旧した主局は、自局を主局に切り換えた場
合、主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を
読み出し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換
優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、
送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステッ
プと、自局を主局に切り換えていた従局は、受信手段に
て、障害から復旧した主局が一定周期にて送信する主局
状態アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス
解析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、
主局停止手段にて、自局を主局から従局に切り換えて、
主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を
含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手段に
て、伝送路上へ一定周期にて送信することを中止するス
テップを備えた主局/従局切換方法であり、現在の主局
が故障した時、従局の中において、特定の1つの従局の
み主局に切り換えることができる場合に、簡便な手順に
て、主局が障害から復旧した時に、自動的に主局を復帰
させ、主局として動作していた特定の1つの従局を元の
従局に切り換えることができるという作用を有する。
【0022】以下、本発明の実施例について図1から図
14を用いて説明する。
【0023】(実施の形態1)図1は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。
【0024】図1において、主局/従局2は伝送媒体1
に接続され、相互に通信を行っている。本実施例の主局
/従局2は、伝送路上に通信データを送信する送信手段
3、伝送路上の通信データを受信する受信手段4、主局
切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を解析
する主局状態アナウンス解析手段5、主局切換優先順位
を記憶する主局切換優先順位記憶手段6、自局の主局切
換優先順位を示す主局登録要求(個別)や主局登録確認
(個別)を生成、解析する主局切換登録確認手段7、自
局を主局に切り換える主局起動手段8、主局切換優先順
位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成する主局状
態アナウンス通知手段9で構成されている。
【0025】図7は本実施例の通信システムにおけるシ
ステム構成を示すブロック図である。図7において、主
局13,従局14,15,16は、伝送媒体1に接続さ
れ、相互に通信を行っている。ここで主局13は従局1
4,15,16を一括管理しているものとする。
【0026】図14は本実施例の通信システムにおいて
使用するフレーム構成図である。
【0027】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0028】図8は、本実施例の通信システムにおい
て、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従局
の中から1つの従局を主局に切り換える時の動作を示す
通信シーケンス図である。
【0029】主局13は、現在の主局13が故障し、従
局14,15,16の中から1つの従局を主局に切り換
える際の各従局間の優先順位を示す主局切換優先順位を
主局切換優先順位記憶手段6から読み出し、主局状態ア
ナウンス通知手段9にて、主局切換優先順位を含む主局
状態アナウンス(同報)を生成し、送信手段3にて、伝
送路上へ一定周期にて送信する。
【0030】従局14,15,16は、受信手段4に
て、主局13が一定周期にて送信する主局状態アナウン
ス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析手段5に
て、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局切換優
先順位を主局切換優先順位記憶手段6へ書き込む(ステ
ップ1−1)。
【0031】主局13に障害が発生し、主局13が一定
周期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不可となっ
た場合、従局14,15,16は、主局状態アナウンス
解析手段5にて、所定の時間以上、主局状態アナウンス
(同報)を未受信となり、主局13に障害が発生したと
判断し、主局切換優先順位記憶手段6から主局切換優先
順位を読み出し、自局の主局切換優先順位が最も高いか
否かを判断する(ステップ1−2)。
【0032】主局切換優先順位が最も高い従局14は、
主局切換登録確認手段7にて、自局の主局切換優先順位
を示す主局登録要求(個別)を生成し、送信手段3に
て、主局切換優先順位の低い他の従局15,16宛に送
信し、主局切換優先順位の低い他の従局15,16は、
受信手段4にて、主局切換優先順位が最も高い従局14
が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登
録確認手段7にて、自局の主局切換優先順位の方が低い
と判断した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登
録確認(個別)を生成し、送信手段3にて、主局切換優
先順位の最も高い従局14宛に返送し、主局切換優先順
位が最も高い従局14は、受信手段4にて、主局切換優
先順位の低い他の従局15,16が送信した主局登録確
認(個別)を受信し、主局切換登録確認手段7にて、全
ての主局登録確認(個別)を受信したことを確認した場
合、主局切換優先順位を更新し、主局切換優先順位記憶
手段6へ書き込み、主局起動手段8にて、自局を主局に
切り換える(ステップ1−3)。
【0033】自局を主局に切り換えた従局14は、主局
切換優先順位記憶手段6から主局切換優先順位を読み出
し、主局状態アナウンス通知手段9にて、主局切換優先
順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信
手段3にて、伝送路上へ一定周期にて送信する(ステッ
プ1−4)。
【0034】このことにより、主局に障害が発生した場
合に、自動的に複数の従局の中から1つの従局を主局に
切り換えることができる通信システムにおける主局と従
局の切換方法を提供することができる。
【0035】(実施の形態2)図2は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。実施の形態1と同様のものについては同符号を付
け、説明を割愛する。
【0036】本実施例の主局と従局は、複数の従局に送
信権を付与する順序やタイミングを規定したポーリング
スケジュールに従い、ポーリング(個別)を生成するポ
ーリング制御手段10、ポーリングスケジュールを記憶
するポーリングスケジュール記憶手段11で構成されて
いる。
【0037】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0038】図9は、本実施例の通信システムにおい
て、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従局
の中から1つの従局を主局に切り換えた後、主局へ切り
換えた従局が、ポーリングスケジュールに従い、ポーリ
ング動作する時の動作を示す通信シーケンス図である。
【0039】(ステップ2−1),(ステップ2−
2),(ステップ2−3)は、実施の形態1の(ステッ
プ1−1),(ステップ1−2),(ステップ1−3)
と同様のため、説明を割愛する。
【0040】自局を主局に切り換えた従局14は、ポー
リングスケジュール記憶手段11から複数の従局15,
16に送信権を付与する順序やタイミングを規定したポ
ーリングスケジュールを読み出し、ポーリング制御手段
10にて、ポーリングスケジュールに従い、ポーリング
(個別)を生成し、送信手段3にて、伝送路上へ送信す
る(ステップ2−4)。
【0041】このことにより、主局に障害が発生した場
合に、自動的に複数の従局の中から1つの従局を主局に
切り換えた後、主局へ切り換えた従局が、ポーリングス
ケジュールに従い、ポーリング動作することができる主
局/従局切換方法を提供することができる。
【0042】(実施の形態3)図3は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。実施の形態1と同様のものについては同符号を付
け、説明を割愛する。
【0043】本実施例の主局と従局は、自局を主局から
従局に切り換える主局停止手段12で構成されている。
【0044】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0045】図10は、本実施例の通信システムにおい
て、主局が障害から復旧した場合に、自動的に主局を復
帰させ、主局として動作していた従局を元の従局に切り
換える時の動作を示す通信シーケンス図である。
【0046】自局を主局に切り換えた従局14は、主局
切換優先順位記憶手段6から主局切換優先順位を読み出
し、主局状態アナウンス通知手段9にて、主局切換優先
順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信
手段3にて、伝送路上へ一定周期にて送信する。障害か
ら復旧した主局13は、受信手段4にて、自局を主局に
切り換えた従局14が一定周期にて送信する主局状態ア
ナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析手
段5にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局
切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段6へ書き込む
(ステップ3−1)。
【0047】障害から復旧した主局13は、主局切換優
先順位記憶手段6から主局切換優先順位を読み出し、主
局状態アナウンス解析手段5にて、自局の主局切換優先
順位が最も高いか否かを判断する。障害から復旧した主
局13は、主局切換優先順位が最も高い局であり、主局
切換登録確認手段7にて、自局の主局切換優先順位を示
す主局登録要求(個別)を生成し、送信手段3にて、主
局切換優先順位の低い他の局14,15,16宛に送信
する。
【0048】主局切換優先順位の低い他の局14,1
5,16は、受信手段4にて、主局切換優先順位が最も
高い主局13が送信した主局登録要求(個別)を受信
し、主局切換登録確認手段7にて、自局の主局切換優先
順位の方が低いと判断した場合、自局の主局切換優先順
位を示す主局登録確認(個別)を生成し、送信手段3に
て、主局切換優先順位の最も高い主局13宛に返送す
る。
【0049】特に、自局を主局に切り換えていた従局1
4は、受信手段4にて、主局切換優先順位が最も高い主
局13が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局
切換登録確認手段7にて、自局の主局切換優先順位の方
が低いと判断した場合、主局停止手段12にて、自局を
主局から従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手
段9にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
(同報)を生成し、送信手段3にて、伝送路上へ一定周
期にて送信することを中止する。
【0050】障害から復旧した主局13は、主局切換優
先順位が最も高い局であり、受信手段4にて、主局切換
優先順位の低い他の局14,15,16が送信した主局
登録確認(個別)を受信し、主局切換登録確認手段7に
て、全ての主局登録確認(個別)を受信したことを確認
した場合、主局切換優先順位を更新し、主局切換優先順
位記憶手段6へ書き込み、主局起動手段8にて、自局を
主局に切り換える(ステップ3−2)。
【0051】障害から復旧した主局13は、自局を主局
に切り換えた後、主局切換優先順位記憶手段6から主局
切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス通知手段
9にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
(同報)を生成し、送信手段3にて、伝送路上へ一定周
期にて送信する(ステップ3−3)。
【0052】このことにより、主局が障害から復旧した
場合に、自動的に主局を復帰させ、主局として動作して
いた従局を元の従局に切り換えることができる主局/従
局切換方法を提供することができる。
【0053】(実施の形態4)図4は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。実施の形態1と同様のものについては同符号を付
け、説明を割愛する。
【0054】本実施例の主局と従局は、ポーリングスケ
ジュールに従い、ポーリング(個別)を生成するポーリ
ング制御手段10、ポーリングスケジュールを記憶する
ポーリングスケジュール記憶手段11、自局を主局から
従局に切り換える主局停止手段12で構成されている。
【0055】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0056】図11は、本実施例の通信システムにおい
て、主局が障害から復旧した場合に、自動的に主局を復
帰させ、主局として動作していた従局を元の従局に切り
換えた後、障害から復旧した主局が、ポーリングスケジ
ュールに従い、ポーリング動作する時の動作を示す通信
シーケンス図である。
【0057】(ステップ4−1)は、実施の形態3の
(ステップ3−1)と同様のため、説明を割愛する。
【0058】自局を主局に切り換えていた従局14は、
受信手段4にて、主局切換優先順位が最も高い主局13
が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登
録確認手段7にて、自局の主局切換優先順位の方が低い
と判断した場合、主局停止手段12にて、自局を主局か
ら従局に切り換えて、ポーリングスケジュール記憶手段
11からポーリングスケジュールを読み出し、ポーリン
グ制御手段10にて、ポーリングスケジュールに従い、
ポーリング(個別)を生成し、送信手段3にて、伝送路
上へ送信することを中止する(ステップ4−2)。
【0059】障害から復旧した主局13は、自局を主局
に切り換えた後、ポーリングスケジュール記憶手段11
から複数の従局14,15,16に送信権を付与する順
序やタイミングを規定したポーリングスケジュールを読
み出し、ポーリング制御手段10にて、ポーリングスケ
ジュールに従い、ポーリング(個別)を生成し、送信手
段3にて、伝送路上へ送信する(ステップ4−3)。
【0060】このことにより、主局が障害から復旧した
場合に、自動的に主局を復帰させ、主局として動作して
いた従局を元の従局に切り換えた後、障害から復旧した
主局が、ポーリングスケジュールに従い、ポーリング動
作することができる主局と従局切換方法を提供すること
ができる。
【0061】(実施の形態5)図5は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。実施の形態1と同様のものについては同符号を付
け、説明を割愛する。
【0062】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0063】図12は、本実施例の通信システムにおい
て、現在の主局が故障した時、従局の中において、特定
の1つの従局のみ主局に切り換えることができる場合
に、特定の1つの従局を主局に切り換える時の動作を示
す通信シーケンス図である。
【0064】(ステップ5−1),(ステップ5−3)
は、実施の形態1の(ステップ1−1),(ステップ1
−4)と同様のため、説明を割愛する。
【0065】現在の主局13が故障した時、従局14,
15,16の中において、特定の1つの従局14のみ主
局に切り換えることができる場合、主局切換優先順位に
は、主局に切り換えることができる特定の1つの従局1
4のみ存在しており、主局13に障害が発生し、主局1
3が一定周期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不
可となった場合、従局14,15,16は、主局状態ア
ナウンス解析手段にて、所定の時間以上、主局状態アナ
ウンス(同報)を未受信となり、主局13に障害が発生
したと判断し、主局切換優先順位記憶手段6から主局切
換優先順位を読み出し、主局切換優先順位に自局が存在
するか否かを判断する。
【0066】主局切換優先順位に自局が存在する従局1
4は、主局切換優先順位を故障した主局13に更新し、
主局切換優先順位記憶手段6へ書き込み、主局起動手段
8にて、自局を主局に切り換える(ステップ5−2)。
【0067】このことにより、現在の主局が故障した
時、従局の中において、特定の1つの従局のみ主局に切
り換えることができる場合に、簡便な手順にて、特定の
1つの従局を主局に切り換えることができる主局/従局
切換方法を提供することができる。
【0068】(実施の形態6)図6は本実施例の通信シ
ステムにおける主局および従局の機能ブロック図であ
る。実施の形態1と同様のものについては同符号を付
け、説明を割愛する。
【0069】以上の構成の通信システムの動作例につい
て図面を基に説明する。
【0070】本実施例の主局と従局は、自局を主局から
従局に切り換える主局停止手段12で構成されている。
【0071】図13は、現在の主局が故障した時、従局
の中において、特定の1つの従局のみ主局に切り換える
ことができる場合に、主局が障害から復旧した時に、自
動的に主局を復帰させ、主局として動作していた特定の
1つの従局を元の従局に切り換える時の動作を示す通信
シ−ケンス図である。
【0072】現在の主局13が故障した時、従局14,
15,16の中において、特定の1つの従局14のみ主
局に切り換えることができる場合、従局14を主局に切
り換えた時、主局切換優先順位には、主局に切り換える
ことができる故障した主局13のみ存在しており、自局
を主局に切り換えた従局14は、主局切換優先順位記憶
手段6から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナ
ウンス通知手段9にて、主局切換優先順位を含む主局状
態アナウンス(同報)を生成し、送信手段3にて、伝送
路上へ一定周期にて送信する。
【0073】障害から復旧した主局13は、受信手段4
にて、自局を主局に切り換えた従局14が一定周期にて
送信する主局状態アナウンス(同報)を受信し、主局状
態アナウンス解析手段5にて、主局状態アナウンス(同
報)を解析し、主局切換優先順位を主局切換優先順位記
憶手段6へ書き込む。
【0074】障害から復旧した主局13は、主局切換優
先順位記憶手段6から主局切換優先順位を読み出し、主
局状態アナウンス解析手段5にて、主局切換優先順位に
自局が存在するか否かを判断する。障害から復旧した主
局13は、主局切換優先順位に自局が存在すると判断し
た場合、主局切換優先順位を自局を主局に切り換えてい
た従局14に更新し、主局切換優先順位記憶手段6へ書
き込み、主局起動手段8にて、自局を主局に切り換える
(ステップ6−1)。
【0075】障害から復旧した主局13は、自局を主局
に切り換えた場合、主局切換優先順位記憶手段6から主
局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス通知手
段9にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
(同報)を生成し、送信手段3にて、伝送路上へ一定周
期にて送信する。
【0076】自局を主局に切り換えていた従局14は、
受信手段4にて、障害から復旧した主局13が一定周期
にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信し、主
局状態アナウンス解析手段5にて、主局状態アナウンス
(同報)を解析し、主局停止手段12にて、自局を主局
から従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手段9
にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同
報)を生成し、送信手段3にて、伝送路上へ一定周期に
て送信することを中止する(ステップ6−2)。
【0077】このことにより、現在の主局が故障した
時、従局の中において、特定の1つの従局のみ主局に切
り換えることができる場合に、簡便な手順にて、主局が
障害から復旧した時に、自動的に主局を復帰させ、主局
として動作していた特定の1つの従局を元の従局に切り
換えることができる主局/従局切換方法を提供すること
ができる。
【0078】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、主局は、
現在の主局が故障し、従局の中から1つの従局を主局に
切り換える際の各従局間の優先順位を示す主局切換優先
順位を主局切換優先順位記憶手段から読み出し、主局状
態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主
局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝
送路上へ一定周期にて送信するステップと、従局は、受
信手段にて、主局が一定周期にて送信する主局状態アナ
ウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析手段
にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局切換
優先順位を主局切換優先順位記憶手段へ書き込むステッ
プと、主局に障害が発生し、主局が一定周期にて主局状
態アナウンス(同報)を送信不可となった場合、従局
は、主局状態アナウンス解析手段にて、所定の時間以
上、主局状態アナウンス(同報)を未受信となり、主局
に障害が発生したと判断し、主局切換優先順位記憶手段
から主局切換優先順位を読み出し、自局の主局切換優先
順位が最も高いか否かを判断するステップと、主局切換
優先順位が最も高い従局は、主局切換登録確認手段に
て、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求(個
別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の低い
他の従局宛に送信し、主局切換優先順位の低い他の従局
は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い従局が
送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登録
確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判
断した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登録確
認(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位
の最も高い従局宛に返送し、主局切換優先順位が最も高
い従局は、受信手段にて、主局切換優先順位の低い他の
従局が送信した主局登録確認(個別)を受信し、主局切
換登録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)を受
信したことを確認した場合、主局切換優先順位を更新
し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局起動手
段にて、自局を主局に切り換えるステップと、自局を主
局に切り換えた従局は、主局切換優先順位記憶手段から
主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス通知
手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期
にて送信するステップを備えることにより、主局に障害
が発生した場合に、自動的に複数の従局の中から1つの
従局を主局に切り換えることができる。
【0079】また、自局を主局に切り換えた従局は、ポ
ーリングスケジュール記憶手段から複数の従局に送信権
を付与する順序やタイミングを規定したポーリングスケ
ジュールを読み出し、ポーリング制御手段にて、ポーリ
ングスケジュールに従い、ポーリング(個別)を生成
し、送信手段にて、伝送路上へ送信するステップを備え
ることにより、主局に障害が発生した場合に、自動的に
複数の従局の中から1つの従局を主局に切り換えた後、
主局へ切り換えた従局が、ポーリングスケジュールに従
い、ポーリング動作ができる。
【0080】また、自局を主局に切り換えた従局は、主
局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出
し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順
位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手
段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、
障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に接続した従
局は、受信手段にて、自局を主局に切り換えた従局が一
定周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信
し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナウ
ンス(同報)を解析し、主局切換優先順位を主局切換優
先順位記憶手段へ書き込むステップと、障害から復旧し
た主局や、新規に伝送路上に接続した従局は、主局切換
優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主
局状態アナウンス解析手段にて、自局の主局切換優先順
位が最も高いか否かを判断するステップと、障害から復
旧した主局や、新規に伝送路上に接続した従局の中で、
主局切換優先順位が最も高い局は、主局切換登録確認手
段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求
(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の
低い他の局宛に送信し、主局切換優先順位の低い他の局
は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い局が送
信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登録確
認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断
した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登録確認
(個別)を生成し、送信手段にて、主局切換優先順位の
最も高い局宛に返送し、特に、自局を主局に切り換えて
いた従局は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高
い局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切
換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低
いと判断した場合、主局停止手段にて、自局を主局から
従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手段にて、
主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を
生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信す
ることを中止し、障害から復旧した主局や、新規に伝送
路上へ接続した従局の中で、主局切換優先順位が最も高
い局は、受信手段にて、主局切換優先順位の低い他の局
が送信した主局登録確認(個別)を受信し、主局切換登
録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)を受信し
たことを確認した場合、主局切換優先順位を更新し、主
局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局起動手段に
て、自局を主局に切り換えるステップと、障害から復旧
した主局や、新規に伝送路上に接続した従局の中で、自
局を主局に切り換えた局は、主局切換優先順位記憶手段
から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウンス
通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウ
ンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定
周期にて送信するステップを備えることにより、主局が
障害から復旧した場合に、自動的に主局を復帰させ、主
局として動作していた従局を元の従局に切り換えること
ができる。
【0081】また、自局を主局に切り換えていた従局
は、受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い局が送
信した主局登録要求(個別)を受信し、主局切換登録確
認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断
した場合、主局停止手段にて、自局を主局から従局に切
り換えて、ポーリングスケジュール記憶手段からポーリ
ングスケジュールを読み出し、ポーリング制御手段に
て、ポーリングスケジュールに従い、ポーリング(個
別)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ送信すること
を中止するステップと、障害から復旧した主局は、自局
を主局に切り換えた後、ポーリングスケジュール記憶手
段からポーリングスケジュールを読み出し、ポーリング
制御手段にて、ポーリングスケジュールに従い、ポーリ
ング(個別)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ送信
するステップを備えることにより、主局が障害から復旧
した場合に、自動的に主局を復帰させ、主局として動作
していた従局を元の従局に切り換えた後、障害から復旧
した主局が、ポーリングスケジュールに従い、ポーリン
グ動作ができる。
【0082】また、現在の主局が故障した時、従局の中
において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、主
局に障害が発生し、主局が一定周期にて主局状態アナウ
ンス(同報)を送信不可となった場合、従局は、主局状
態アナウンス解析手段にて、所定の時間以上、主局状態
アナウンス(同報)を未受信となり、主局に障害が発生
したと判断し、主局切換優先順位記憶手段から主局切換
優先順位を読み出し、主局切換優先順位に自局が存在す
るか否かを判断するステップと、主局切換優先順位に自
局が存在する従局は、主局切換優先順位を故障した主局
に更新し、主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局
起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップを備え
ることにより、現在の主局が故障した時、従局の中にお
いて、特定の1つの従局のみ主局に切り換えることがで
きる場合に、簡便な手順にて、特定の1つの従局を主局
に切り換えることができる。
【0083】また、現在の主局が故障した時、従局の中
において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、自
局を主局に切り換えた従局は、主局切換優先順位記憶手
段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウン
ス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナ
ウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一
定周期にて送信するステップと、障害から復旧した主局
は、受信手段にて、自局を主局に切り換えた従局が一定
周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信
し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナウ
ンス(同報)を解析し、主局切換優先順位を主局切換優
先順位記憶手段へ書き込むステップと、障害から復旧し
た主局は、主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先
順位を読み出し、主局状態アナウンス解析手段にて、主
局切換優先順位に自局が存在するか否かを判断するステ
ップと、障害から復旧した主局は、主局切換優先順位に
自局が存在すると判断した場合、主局切換優先順位を自
局を主局に切り換えていた従局に更新し、主局切換優先
順位記憶手段へ書き込み、主局起動手段にて、自局を主
局に切り換えるステップと、障害から復旧した主局は、
自局を主局に切り換えた場合、主局切換優先順位記憶手
段から主局切換優先順位を読み出し、主局状態アナウン
ス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナ
ウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一
定周期にて送信するステップと、自局を主局に切り換え
ていた従局は、受信手段にて、障害から復旧した主局が
一定周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受
信し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナ
ウンス(同報)を解析し、主局停止手段にて、自局を主
局から従局に切り換えて、主局状態アナウンス通知手段
にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同
報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて
送信することを中止するステップを備えることにより、
現在の主局が故障した時、従局の中において、特定の1
つの従局のみ主局に切り換えることができる場合に、簡
便な手順にて、主局が障害から復旧した時に、自動的に
主局を復帰させ、主局として動作していた特定の1つの
従局を元の従局に切り換えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図2】本発明の実施の形態2による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図3】本発明の実施の形態3による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図4】本発明の実施の形態4による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図5】本発明の実施の形態5による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図6】本発明の実施の形態6による通信システムにお
ける主局および従局の機能ブロック図
【図7】本発明の実施の形態1〜6による通信システム
におけるシステム構成ブロック図
【図8】本発明の実施の形態1による通信システムにお
いて、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従
局の中から1つの従局を主局に切り換える時の動作を示
す通信シーケンス図
【図9】本発明の実施の形態2による通信システムにお
いて、主局に障害が発生した場合に、自動的に複数の従
局の中から1つの従局を主局に切り換えた後、主局へ切
り換えた従局が、ポーリングスケジュールに従い、ポー
リング動作する時の動作を示す通信シーケンス図
【図10】本発明の実施の形態3による通信システムに
おいて、主局が障害から復旧した場合に、自動的に主局
を復帰させ、主局として動作していた従局を元の従局に
切り換える時の動作を示す通信シーケンス図
【図11】本発明の実施の形態4による通信システムに
おいて、主局が障害から復旧した場合に、自動的に主局
を復帰させ、主局として動作していた従局を元の従局に
切り換えた後、障害から復旧した主局が、ポ−リングス
ケジュールに従い、ポーリング動作する時の動作を示す
通信シーケンス図
【図12】本発明の実施の形態5による通信システムに
おいて、現在の主局が故障した時、従局の中において、
特定の1つの従局のみ主局に切り換えることができる場
合に、特定の1つの従局を主局に切り換える時の動作を
示す通信シーケンス図
【図13】本発明の実施の形態6による通信システムに
おいて、現在の主局が故障した時、従局の中において、
特定の1つの従局のみ主局に切り換えることができる場
合に、主局が障害から復旧した時に、自動的に主局を復
帰させ、主局として動作していた特定の1つの従局を元
の従局に切り換える時の動作を示す通信シーケンス図
【図14】本発明の実施の形態1〜6による通信システ
ムにおいて使用するフレーム構成図
【図15】従来例の通信システムのブロック図
【符号の説明】
1 伝送媒体 2 主局/従局 3 送信手段 4 受信手段 5 主局状態アナウンス解析手段 6 主局切換優先順位記憶手段 7 主局切換登録確認手段 8 主局起動手段 9 主局状態アナウンス通知手段 10 ポーリング制御手段 11 ポーリングスケジュール記憶手段 12 主局停止手段 13 主局 14,15,16 従局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大内山 智則 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 5K032 AA06 CA01 CC10 DA02 DB19 EB03 EB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一伝送媒体に接続された複数の機器が
    相互に通信を行い、主局が複数の従局を管理する通信シ
    ステムにおいて、前記主局は、現在の主局が故障し、前
    記従局の中から1つの従局を主局に切り換える際の各従
    局間の優先順位を示す主局切換優先順位を主局切換優先
    順位記憶手段から読み出し、主局状態アナウンス通知手
    段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス
    (同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期
    にて送信するステップと、前記従局は、受信手段にて、
    前記主局が一定周期にて送信する主局状態アナウンス
    (同報)を受信し、主局状態アナウンス解析手段にて、
    主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局切換優先順
    位を前記主局切換優先順位記憶手段へ書き込むステップ
    と、前記主局に障害が発生し、前記主局が一定周期にて
    主局状態アナウンス(同報)を送信不可となった場合、
    前記従局は、前記主局状態アナウンス解析手段にて、所
    定の時間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信と
    なり、前記主局に障害が発生したと判断し、前記主局切
    換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、
    自局の主局切換優先順位が最も高いか否かを判断するス
    テップと、主局切換優先順位が最も高い前記従局は、主
    局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位を示
    す主局登録要求(個別)を生成し、前記送信手段にて、
    主局切換優先順位の低い他の前記従局宛に送信し、主局
    切換優先順位の低い他の前記従局は、前記受信手段に
    て、主局切換優先順位が最も高い前記従局が送信した主
    局登録要求(個別)を受信し、前記主局切換登録確認手
    段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断した
    場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登録確認(個
    別)を生成し、前記送信手段にて、主局切換優先順位の
    最も高い前記従局宛に返送し、主局切換優先順位が最も
    高い前記従局は、前記受信手段にて、主局切換優先順位
    の低い他の前記従局が送信した主局登録確認(個別)を
    受信し、前記主局切換登録確認手段にて、全ての主局登
    録確認(個別)を受信したことを確認した場合、主局切
    換優先順位を更新し、前記主局切換優先順位記憶手段へ
    書き込み、主局起動手段にて、自局を主局に切り換える
    ステップと、自局を主局に切り換えた前記従局は、前記
    主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み
    出し、前記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換
    優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、
    前記送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するス
    テップを有することを特徴とする通信システムにおける
    主局と従局の切換方法。
  2. 【請求項2】 自局を主局に切り換えた前記従局は、ポ
    ーリングスケジュール記憶手段から複数の従局に送信権
    を付与する順序やタイミングを規定したポーリングスケ
    ジュールを読み出し、ポーリング制御手段にて、ポーリ
    ングスケジュールに従い、ポーリング(個別)を生成
    し、前記通信手段にて、伝送路上へ送信するステップを
    有することを特徴とする請求項1記載の通信システムに
    おける主局と従局の切換方法。
  3. 【請求項3】 自局を主局に切り換えた前記従局は、前
    記主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読
    み出し、前記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切
    換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成
    し、前記送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信す
    るステップと、障害から復旧した主局や、新規に伝送路
    上に接続した前記従局は、前記受信手段にて、自局を主
    局に切り換えた前記従局が一定周期にて送信する主局状
    態アナウンス(同報)を受信し、前記主局状態アナウン
    ス解析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析
    し、主局切換優先順位を前記主局切換優先順位記憶手段
    へ書き込むステップと、障害から復旧した主局や、新規
    に伝送路上に接続した前記従局は、前記主局切換優先順
    位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、前記主局
    状態アナウンス解析手段にて、自局の主局切換優先順位
    が最も高いか否かを判断するステップと、障害から復旧
    した主局や、新規に伝送路上に接続した前記従局の中
    で、主局切換優先順位が最も高い局は、前記主局切換登
    録確認手段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登
    録要求(個別)を生成し、前記送信手段にて、主局切換
    優先順位の低い他の局宛に送信し、主局切換優先順位の
    低い他の局は、前記受信手段にて、主局切換優先順位が
    最も高い局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、
    前記主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順
    位の方が低いと判断した場合、自局の主局切換優先順位
    を示す主局登録確認(個別)を生成し、前記送信手段に
    て、主局切換優先順位の最も高い局宛に返送し、特に、
    自局を主局に切り換えていた前記従局は、前記受信手段
    にて、主局切換優先順位が最も高い局が送信した主局登
    録要求(個別)を受信し、前記主局切換登録確認手段に
    て、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断した場
    合、主局停止手段にて、自局を主局から従局に切り換え
    て、前記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優
    先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、前
    記送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信すること
    を中止し、障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に
    接続した前記従局の中で、主局切換優先順位が最も高い
    局は、前記受信手段にて、主局切換優先順位の低い他の
    局が送信した主局登録確認(個別)を受信し、前記主局
    切換登録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)を
    受信したことを確認した場合、主局切換優先順位を更新
    し、前記主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、前記主
    局起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップと、
    障害から復旧した主局や、新規に伝送路上に接続した前
    記従局の中で、自局を主局に切り換えた局は、前記主局
    切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出
    し、前記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優
    先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、前
    記送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステ
    ップを有することを特徴とする請求項1記載の通信シス
    テムにおける主局と従局の切換方法。
  4. 【請求項4】 自局を主局に切り換えていた前記従局
    は、前記受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い局
    が送信した主局登録要求(個別)を受信し、前記主局切
    換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低
    いと判断した場合、前記主局停止手段にて、自局を主局
    から従局に切り換えて、前記ポーリングスケジュール記
    憶手段からポーリングスケジュールを読み出し、前記ポ
    ーリング制御手段にて、ポーリングスケジュールに従
    い、ポーリング(個別)を生成し、前記送信手段にて、
    伝送路上へ送信することを中止するステップと、障害か
    ら復旧した前記主局は、自局を主局に切り換えた後、前
    記ポーリングスケジュール記憶手段からポーリングスケ
    ジュールを読み出し、前記ポーリング制御手段にて、ポ
    ーリングスケジュールに従い、ポーリング(個別)を生
    成し、前記送信手段にて、伝送路上へ送信するステップ
    を有することを特徴とする請求項1記載の通信システム
    における主局と従局の切換方法。
  5. 【請求項5】 現在の主局が故障した時、前記従局の中
    において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
    ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
    ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、前
    記主局に障害が発生し、前記主局が一定周期にて主局状
    態アナウンス(同報)を送信不可となった場合、前記従
    局は、前記主局状態アナウンス解析手段にて、所定の時
    間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信となり、
    前記主局に障害が発生したと判断し、前記主局切換優先
    順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、主局切
    換優先順位に自局が存在するか否かを判断するステップ
    と、主局切換優先順位に自局が存在する前記従局は、主
    局切換優先順位を故障した前記主局に更新し、前記主局
    切換優先順位記憶手段へ書き込み、前記主局起動手段に
    て、自局を主局に切り換えるステップを有することを特
    徴とする請求項1記載の通信システムにおける主局と従
    局の切換方法。
  6. 【請求項6】 現在の主局が故障した時、前記従局の中
    において、特定の1つの従局のみ主局に切り換えること
    ができる場合、主局切換優先順位には、主局に切り換え
    ることができる特定の1つの従局のみ存在しており、自
    局を主局に切り換えた前記従局は、前記主局切換優先順
    位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、前記主局
    状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む
    主局状態アナウンス(同報)を生成し、前記送信手段に
    て、伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、障害
    から復旧した主局は、前記受信手段にて、自局を主局に
    切り換えた前記従局が一定周期にて送信する主局状態ア
    ナウンス(同報)を受信し、前記主局状態アナウンス解
    析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主
    局切換優先順位を前記主局切換優先順位記憶手段へ書き
    込むステップと、障害から復旧した主局は、前記主局切
    換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、
    前記主局状態アナウンス解析手段にて、主局切換優先順
    位に自局が存在するか否かを判断するステップと、障害
    から復旧した主局は、主局切換優先順位に自局が存在す
    ると判断した場合、主局切換優先順位を自局を主局に切
    り換えていた前記従局に更新し、前記主局切換優先順位
    記憶手段へ書き込み、前記主局起動手段にて、自局を主
    局に切り換えるステップと、障害から復旧した主局は、
    自局を主局に切り換えた場合、前記主局切換優先順位記
    憶手段から主局切換優先順位を読み出し、前記主局状態
    アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局
    状態アナウンス(同報)を生成し、前記送信手段にて、
    伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、自局を主
    局に切り換えていた前記従局は、前記受信手段にて、障
    害から復旧した主局が一定周期にて送信する主局状態ア
    ナウンス(同報)を受信し、前記主局状態アナウンス解
    析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主
    局停止手段にて、自局を主局から従局に切り換えて、前
    記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位
    を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、前記送信
    手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信することを中止
    するステップを有することを特徴とする請求項1記載の
    通信システムにおける主局と従局の切換方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7359950B2 (en) 2000-07-25 2008-04-15 Samsung Electronics Co., Ltd. Method for managing network when master disappears
CN115022156A (zh) * 2022-07-22 2022-09-06 武汉烽火技术服务有限公司 一种网络管理方法和系统

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