JP2000295178A - 赤外線インタフェース付き移動通信端末装置 - Google Patents

赤外線インタフェース付き移動通信端末装置

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JP2000295178A
JP2000295178A JP11101323A JP10132399A JP2000295178A JP 2000295178 A JP2000295178 A JP 2000295178A JP 11101323 A JP11101323 A JP 11101323A JP 10132399 A JP10132399 A JP 10132399A JP 2000295178 A JP2000295178 A JP 2000295178A
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Hamami Igura
浜美 井倉
Michiaki Okano
道商 岡野
Katsuhiko Kuma
勝彦 熊
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Toshiba Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】簡単な操作で赤外線通信を起動して外部端末と
接続することができ、また、赤外線通信が不要な場合に
自動的にオフして消費電力を抑える。 【解決手段】移動通信端末10と外部端末20との間で
赤外線通信を行う場合に、外部端末20側で赤外線通信
を起動後(A11)、移動通信端末10側でオフフック
ボタンを押下するなどの通常の発信操作を行うと(A1
2)、赤外線接続処理が実行される(A13)。この赤
外線接続処理により赤外線リンクが確立され、所定時間
内に外部端末20から発信情報の入力があれば(A1
4)、外部端末20からの呼制御で通信網40へ発信し
(A15)、外部端末20を用いた通信を行う(A1
6)。また、所定時間内に外部端末20から発信情報の
入力がない場合には、赤外線リンクを遮断して移動通信
端末10単体で通常の電話通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PDC(Pers
onal Digital Cellular)方式に
よる携帯電話機やPHS(Personal Hand
y phoneSystem)方式による簡易型携帯電
話機等からなる移動通信端末装置に係り、特に外部端末
を用いて赤外線インタフェースを介して音声またはデー
タの通信を行う赤外線インタフェース付き移動通信端末
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDC方式による携帯電話機やP
HS方式による簡易型携帯電話機が急速に普及している
ことは周知の通りである。これらの移動通信端末は、R
S−252C相当の呼制御用シリアル信号線と、通信チ
ャネル上で音声/データを転送する通信CH信号線等か
らなる有線式外部インタフェースを備え、外部端末から
の音声やデータの通信を可能としている。また、通信速
度の向上、ケーブルレス化、ユーザの利便性向上などの
観点から、移動通信端末と外部端末間のインタフェース
に赤外線通信を導入した無線化が進められており、既に
パソコン(パーソナルコンピュータ)やPDA(Per
sonal Digital Assistant)等
に標準搭載している装置もある。
【0003】現在、IrDA(Infrared Da
ta Assosiation:赤外線データ通信協
会)による赤外線通信技術の標準化や、通信事業者によ
る移動通信端末との発着信手順や音声/データの転送手
順などの標準規格化が進められており、PDCやPHS
等の移動通信端末の外部インタフェースとして赤外線イ
ンタフェースが導入される傾向にある。
【0004】赤外線通信では、一般に同じ波長帯を用い
る場合、同時に送受信できないため、どちらか一方が1
次局、他方が2次局となり、全て1次局からのポーリン
グに2次局がレスポンスする形態で、制御信号や音声/
データ情報を交互に送受信する。
【0005】すなわち、赤外線通信を起動すると、ま
ず、接続要求(コマンド)を送信している端末があるか
否かを検索し、接続要求(コマンド)を送信している端
末があれば、自分は2次局となり、接続確認(レスポン
ス)を送信する。接続要求(コマンド)を送信している
端末がなければ、自分が1次局になり、接続要求(コマ
ンド)を一定周期で送信して通信相手を検索する。接続
要求・確認フレームを送受し、通信条件に関する情報を
ネゴシエーションして、赤外線リンクが確立する。リン
ク確立後は、双方に制御信号も通信情報もないアイドル
期間は、1次局から2次局に所定周期で問合せを送出
し、確認信号を受信することで、双方が赤外線リンクが
正常であることを監視する。通信中、双方に音声/デー
タなどの通信情報がある場合は所定周期で情報交換のフ
レームを送受信する。
【0006】ところで、上述したような赤外線インタフ
ェース機能を内蔵したPCやPDAなどの端末では、別
の端末と赤外線通信を行う際に、その都度、赤外線通信
のアプリケーションソフトを起動し、通信が終了した
ら、そのソフトを停止させるといった操作がバッテリの
消費を抑える観点から一般的に行われている。PDCや
PHS等の移動通信端末においても同様であり、赤外線
インタフェース機能を内蔵している場合には、赤外線通
信が必要な時のみ起動することが、バッテリ消費を抑え
るために必要となる。
【0007】しかし、PCやPDAに比べて携帯電話等
の移動通信端末では、キーボードやLCD等のマンマシ
ンインタフェース機能が著しく制限されているため、赤
外線通信の起動/停止の操作性が悪いことが問題とな
る。従来、発着信に常時必要な機能以外は、ファンクシ
ョンキーの操作によりユーザが設定している。赤外線通
信のオン/オフ設定についても同様であり、ファンクシ
ョンキーの操作で設定する方法が採用される。この場
合、移動通信端末の機能設定は多岐に亘っており、目的
とする機能を探すのに非常に苦労することがある。ま
た、機能選択時のボタン操作はワンタッチでは済まず、
ツリー状の選択肢を選んで何度かボタンを押さねばなら
ず、非常に煩わしい。このように、移動通信端末では、
ユーザ操作が煩雑であり、赤外線通信を自由に使いこな
すには難があった。
【0008】また、外部端末側の赤外線通信を設定後、
直ぐに発信する場合はよいが、先に移動通信端末側の設
定を行ってから外部端末の準備にかかるため、通信する
までに時間がかかる。
【0009】さらに、赤外線通信を起動すると、常時赤
外線リンクの確立・確認手順が動き続けているため、再
度ファンクション設定でオフにしないと、無駄な電力を
消費してしまうことになる。この場合、赤外線通信を常
時オンしておくことも考えられるが、これではバッテリ
消費が大きく、待ち時間での大幅低下を招くことにな
る。
【0010】以下に、従来の赤外線通信手順について説
明する。
【0011】図10は従来の赤外線通信手順を示すシー
ケンス図である。ここでは、PDCやPHS等からなる
移動通信端末Aとパソコン等からなる外部端末Bとの間
で赤外線通信を行う場合を想定している。
【0012】図10に示すように、ユーザが外部端末B
の赤外線通信を起動すると(ステップG11)、外部端
末Bが1次局となり、接続要求信号を所定時間毎に繰り
返し送信する。移動通信端末A側でも赤外線通信を起動
する必要があるため、ユーザ操作により赤外線通信をオ
ンに設定する(ステップG12)。その際、移動通信端
末Aの機能は多種多様化しており、赤外線通信の設定は
ワンタッチでは済まず、いくつかの選択ボタンの押下が
必要であり面倒である。また、設定番号を暗記していな
い場合には、その設定を探すのに手間取る。赤外線通信
を設定後、互いの赤外線信号が届く範囲に移動通信端末
Aの赤外線窓口を外部端末Bの赤外線窓口に近づけてお
く。
【0013】1次局の接続要求信号を2次局の移動通信
端末Aが受信すると、移動通信端末Aからその要求に対
する接続確認信号を返して、外部端末Bとの赤外線リン
クを確立する(ステップG13)。
【0014】赤外線リンクが確立されると、以後、双方
に制御信号も通信情報もないアイドル期間は、1次局の
外部端末Bから2次局の移動通信端末Aに所定周期で問
合せ信号を送出し、確認信号を受信することで、双方が
赤外線リンクが正常であることを監視する。
【0015】次に、外部端末Bから発信要求信号(オフ
フック信号)、ダイヤル信号を送出する(ステップG1
4)。これを受けた移動通信端末Aは、エアインタフェ
ースの制御チャネルを介して通信網(基地局)に対する
呼設定、呼設定受付メッセージなどの呼制御信号を送受
信する。通信チャネルが割り当てられると、通信中に移
行する(ステップG15)。通信中双方に音声/データ
などの通信情報がある場合は所定周期で情報を送受信
し、ない場合は1次局から2次局に所定周期で問合せを
送出し、確認信号を受信する。
【0016】ここで、通信終了時に赤外線通信が自動的
にオフにならない移動通信端末においては、赤外線リン
ク監視手順に電力が無駄に消費されないようにするた
め、再度ファンクションキーの操作による赤外線通信オ
フの設定が必要になる。また、通信終了時に赤外線通信
が自動的にオフになる移動通信端末では、赤外線を使う
外部端末通信を繰り返したい時には、通信が終了する毎
に設定操作が必要であり、非常に面倒で使い勝手が悪
い。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、赤外
線インタフェース付き移動通信端末において、外部端末
を用いて音声またはデータの通信を行う場合には、ユー
ザは当該移動通信端末が持つ数多くの機能設定の中から
赤外線通信機能を探し出し、予め設定しておくといった
特別な操作が必要であり、非常に使い勝手が悪かった。
【0018】また、赤外線インタフェースは、有線イン
タフェースのように外部端末に直接接続するわけではな
いため、待機中にも常に赤外線の射程内に通信可能な相
手がいるかどうかを確認しているのが一般的である。赤
外線通信を設定後、外部端末の準備をしたり、外部端末
での通信をやめたり、外部端末での通信終了後に赤外線
通信をオフしなかった場合は、赤外線のリンク確立/確
認のための処理が動き続ける。しかし、小型化、低消費
電力化が著しい移動通信端末においては、このような常
に通信相手を検索、監視する動作は有効ではない。
【0019】本発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、簡単な操作で赤外線通信を起動して外部端末と接
続することができ、また、赤外線通信が不要な場合に自
動的にオフして消費電力を抑えることのできる赤外線イ
ンタフェース付き移動通信端末装置を提供することを目
的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、音声またはデ
ータの通信を赤外線インタフェースを介して外部端末か
ら制御可能な赤外線インタフェース付き移動通信端末装
置において、発信操作を行うための操作手段と、この操
作手段によって発信操作が行われたときに、上記外部端
末に対して赤外線による接続処理を実行する赤外線リン
ク制御手段と、この赤外線リンク制御手段によって上記
外部端末との間に赤外線リンクが確立された場合に、所
定時間内に上記外部端末から発信情報があれば、上記外
部端末からの呼制御で通信網へ発信して外部端末通信を
行い、所定時間内に上記外部端末から発信情報がなけれ
ば、当該赤外線リンクを遮断し、移動通信端末単体で通
信網へ発信して通常の電話通信を行う通信制御手段とを
具備して構成される。
【0021】このような構成によれば、移動通信端末側
での発信操作に伴い、外部端末に対して赤外線による接
続処理が実行される。そして、所定時間内に外部端末と
の間に赤外線リンクが確立され、その赤外線リンクを通
じて外部端末からの発信情報があれば、外部端末を用い
た音声またはデータの通信が行われる。一方、所定時間
内に外部端末からの発信情報がなければ、当該赤外線リ
ンクが遮断され、移動通信端末単体による通常の電話通
信が行われる。
【0022】このように、通常の電話機で使われる発信
操作によって赤外線通信を起動することができ、不要な
場合には赤外線通信を自動的にオフして電力消費を抑え
ることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0024】(第1の実施形態)図1は本発明の赤外線
インタフェース付き移動通信端末装置を用いたシステム
構成図である。
【0025】赤外線インタフェース付き移動通信端末1
0は、例えばPDCやPHS等の携帯電話機からなり、
図1に示すように赤外線送信/受信窓口11を備え、同
じく赤外線送信/受信窓口21,31を備えたパソコン
や車載装置などの外部端末20,30を互いに向き合わ
せることで、移動通信端末と外部端末間の通信を11
5.2Kbps等の高速な赤外線通信により行うことが
できる。
【0026】移動通信端末10には、ダイヤル情報等を
入力するためのダイヤルボタン12の他、発信操作の開
始または終了を指示するためのオフフックボタン13
a、電話帳、発信履歴、着信履歴のメモリに蓄積された
ダイヤル情報を呼び出すためのダイヤル呼出しボタン1
3b、音声による発信操作の開始を指示するための音声
認識発信ボタン13c、音声による発信操作の終了(確
定)を指示するための音声認識確認ボタン13d、リダ
イヤルを指示するためのリダイヤルボタン13eなど、
通常の電話機で使われる各種操作ボタンが設けられてい
る。
【0027】また、移動通信端末10には、入力された
データの表示や各種機能に応じたメニュー画面等を表示
するためのLCD等からなる表示装置14、音声通話の
ためのマイク15及びスピーカ16、通信網40との間
で無線電波を送受信するためのアンテナ17等が設けら
れている。通信網40には、所定の無線エリアを構成
し、その無線エリア内に存在する各端末(移動局)との
間で無線通信を行う図示せぬ基地局が接続されている。
【0028】図2は上記移動通信端末10の機能構成を
示すブロック図である。
【0029】移動通信端末10は、音声またはデータの
通信を赤外線インタフェースを介して外部端末から制御
することができ、図2に示すように、マイクロコンピュ
ータからなるCPU50を主制御部として備えている。
このCPU50は、各機能全体の制御を行うものであ
り、ここでは赤外線インタフェースを介して外部端末と
の接続を探索して赤外線リンクを確立する赤外線制御処
理、赤外線リンク上で呼制御信号や音声/データ信号の
転送制御を行う通信制御処理、エアインタフェースを介
して呼制御信号や音声/データ信号の転送制御を行う無
線制御処理等を実行する。
【0030】CPU50には、システムバスを介してR
OM/RAM51、ベースバンド部52、無線部53、
マンマシンインタフェース(MMI)54、音声コーデ
ック(音声CODEC)55、赤外線コントローラ5
6、タイマ59が接続されている。
【0031】ROM/RAM51は、システム全体の制
御を行うためのプログラムを記憶したROMと、電話
帳、発信履歴、着信履歴など、各機能に関するデータを
記憶したRAMである。ベースバンド部52は、CPU
50からの発着制御や音声符号の多重/分離・速度・信
号変換を行う。無線部53は、所定のエアインタフェー
スを介して通信網40(基地局)との間で無線信号を送
受信処理する。マンマシンインタフェース54は、表示
装置(LCD)14や各操作ボタン12、13a〜13
eとのインタフェース処理を行う。
【0032】音声コーデック55は、音声信号処理を行
うものであり、マイク15から入力されたアナログ音声
信号をA/D変換したり、スピーカ16に出力するディ
ジタル音声信号をD/A変換する。赤外線コントローラ
56は、赤外線受信素子57及び赤外線送信素子58を
介して外部端末との間で赤外線信号の送受信制御を行
う。また、タイマ59は、予め設定された時間をカウン
トするためのものであり、ここでは通信網40への呼設
定処理を開始するまでの待機時間をカウントするために
用いられる。
【0033】次に、図1に示す移動通信端末10とパソ
コンからなる外部端末20との間で赤外線通信を行う場
合を想定し、本発明の第1の実施形態としての赤外線通
信手順について説明する。第1の実施形態では、移動通
信端末10側で通常の電話機で使用される発信操作が行
われた際に赤外線接続処理を行い、その赤外線接続処理
による赤外線リンク確立後に所定時間内に外部端末20
から発信情報の入力があった場合には外部端末通信モー
ド(赤外線インタフェースを介した外部端末による通信
モード)で動作し、当該移動通信端末10から発信情報
の入力があった場合には移動通信端末単体モード(通常
の電話通信モード)で動作することを特徴とする。
【0034】図3及び図4に第1の実施形態としての赤
外線通信手順を示す。図3は外部端末通信モードで動作
する場合の赤外線通信手順、図4は移動通信端末単体モ
ードで動作する場合の赤外線通信手順を示している。
【0035】まず、図3に示すように、外部端末20側
の赤外線通信をユーザ操作により起動したとする(ステ
ップA11)。これにより、外部端末20が1次局とな
り、接続要求信号を所定時間毎に繰り返し送信する。
【0036】この状態で、2次局である移動通信端末1
0に対し、ユーザが例えばオフフックボタン13aを押
下するなどの通常の電話機で使用される発信操作を行う
と(ステップA12)、移動通信端末10は自動的に赤
外線接続処理を開始する。そして、外部端末20から送
信された接続要求信号を受信すると、その接続要求に対
する確認信号を外部端末20に返すことで、移動通信端
末10−外部端末20間の赤外線リンクを確立する(ス
テップA13)。
【0037】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に赤外線リンクを通
じて外部端末20から通信相手へのダイヤル入力(発信
情報の入力)があったか否かを監視している(ステップ
A14)。その結果、図3に示すように、所定時間内に
外部端末20から通信相手へのダイヤル入力があると
(ステップA15)、移動通信端末10はその確認信号
を外部端末20に返した後、外部端末通信モードで動作
する(ステップA16)。
【0038】外部端末通信モードでは、移動通信端末1
0はエアインタフェースの制御チャネルを介して通信網
40(基地局)に対する呼設定、呼設定受付メッセージ
などの呼制御信号を送受信し、通信チャネルが割り当て
られると、通信可能なことを外部端末20へ通知し、外
部端末20を介して音声/データの通信を行うことにな
る。
【0039】一方、所定時間内に外部端末20から通信
相手へのダイヤル入力(発信情報の入力)がない場合に
は、移動通信端末10は移動通信端末単体モードで動作
する。このときの処理を図4に示す。
【0040】すなわち、図4に示すように、外部端末2
0の赤外線通信をユーザ操作により起動したとする(ス
テップB11)。これにより、外部端末20が1次局と
なり、接続要求信号を所定時間毎に繰り返し送信する。
【0041】この状態で、2次局である移動通信端末1
0に対し、ユーザが例えばオフフックボタン13aを押
下するなどの通常の電話機で使用される発信操作を行う
と(ステップB12)、移動通信端末10は自動的に赤
外線接続処理を開始する。そして、外部端末20から送
信される接続要求信号を受信すると、その接続要求に対
する確認信号を外部端末20に返すことで、移動通信端
末10−外部端末20間の赤外線リンクを確立する(ス
テップB13)。
【0042】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に赤外線リンクを通
じて外部端末20から通信相手へのダイヤル入力(発信
情報の入力)があったか否かを監視する。その結果、図
4に示すように、所定時間内に外部端末20側で通信相
手へのダイヤル入力がなく、移動通信端末10側にてダ
イヤル入力があったことを確認した場合には(ステップ
B15)、移動通信端末10は外部端末20との間の赤
外線リンクを切断した後、移動通信端末単体モードで動
作する(ステップB16)。
【0043】移動通信端末単体モードでは、移動通信端
末10はエアインタフェースの制御チャネルを介して通
信網40(基地局)に対する呼設定、呼設定受付メッセ
ージなどの呼制御信号を送受信し、通信チャネルが割り
当てられると、端末単体で通常の電話通信を行うことに
なる。
【0044】このように、複雑な操作を必要せずに、通
常の電話機で用いられるオフフックボタン13aを押下
するだけの簡単な操作で赤外線通信を起動して外部端末
20と接続することができる。また、赤外線リンクが確
立された状態で、所定時間内に外部端末20からダイヤ
ル入力がなければ、その赤外線リンクが切断されて通常
の電話通信に切り替えられる。したがって、ユーザが特
に意識して操作しなくとも、赤外線通信が不要な場合に
はそれを自動的にオフにして消費電力を抑えることがで
きる。
【0045】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態としての赤外線通信手順について説明する。
【0046】第2の実施形態では、移動通信端末10側
で通常の電話機で使用される発信操作が行われた際に、
所定時間だけ発信呼設定を通信網40に送信するのを遅
延して、その間に外部端末20に対する赤外線接続処理
を行い、その赤外線接続処理により外線リンクを確立で
きた場合には外部端末通信モード(赤外線インタフェー
スを介した外部端末による通信モード)で動作し、赤外
線リンクを確立できなかった場合には移動通信端末単体
モード(通常の電話通信モード)で動作することを特徴
とする。
【0047】図5及び図6に第2の実施形態としての赤
外線通信手順を示す。図5は外部端末通信モードで動作
する場合の赤外線通信手順、図6は移動通信端末単体モ
ードで動作する場合の赤外線通信手順を示している。
【0048】まず、図5に示すように、外部端末20側
の赤外線通信をユーザ操作により起動したとする(ステ
ップC11)。これにより、外部端末20が1次局とな
り、接続要求信号を所定時間毎に繰り返し送信する。
【0049】この状態で、2次局である移動通信端末1
0に対し、ユーザが例えばオフフックボタン13aを押
下した後、ダイヤルボタン12を通じて通信先のダイヤ
ルを入力するといった通常の発信操作を行うと(ステッ
プC12,C13)、移動通信端末10は発信呼設定を
通信網40に送信するのを遅延して、その間に赤外線接
続処理を行う(ステップC14)。
【0050】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に外部端末20との
間の赤外線リンクが確立されたか否かを監視している
(ステップC15)。その結果、図5に示すように、所
定時間内に外部端末20との間の赤外線リンクが確立さ
れたことを確認すると、移動通信端末10は確認信号を
外部端末20に返した後、送信を遅延していた呼設定を
通信網40(基地局)に送り、エアインタフェースの制
御チャネルを介して基地局との間で呼制御信号を送受信
することで、外部端末通信モードで動作する(ステップ
C16)。
【0051】一方、所定時間内に赤外線リンクが確立さ
れなかった場合には、移動通信端末10は移動通信端末
単体モードで動作する。このときの処理を図6に示す。
【0052】すなわち、図6に示すように、移動通信端
末10に対し、ユーザが例えばオフフックボタン13a
を押下した後、ダイヤルボタン12を通じて通信先のダ
イヤルを入力するといった通常の発信操作を行うと(ス
テップD11,D12)、移動通信端末10は発信呼設
定を通信網40に送信するのを遅延して、その間に赤外
線接続処理を行う(ステップD13)。
【0053】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に外部端末20との
赤外線リンクが確立されたか否かを判断する(ステップ
D14)。その結果、図6に示すように、所定時間内に
外部端末20との赤外線リンクが確立されなかった場合
には、移動通信端末10は移動通信端末単体モードで動
作する(ステップD15)。
【0054】詳しくは、通常の電話機で使用される発信
操作が行われると、移動通信端末10は所定時間発信呼
設定を遅延し、自動的に赤外線接続処理を開始する。そ
して、1次局からの接続要求信号がない場合には、移動
通信端末が1次局となり所定周期で接続要求を送信す
る。所定時間内に赤外線リンクが確立しない場合、赤外
線接続する外部端末20が存在しないか、または、ユー
ザが赤外線送信/受信窓口21を近づける行為をしてい
ないとものと判断し、赤外線接続処理を停止し、送信を
遅延していた呼設定を通信網40に送信し、エアインタ
フェースの制御チャネルを介して基地局との間で呼制御
信号を送受信し、移動通信端末単体モードで動作する。
【0055】このように、移動通信端末10側での発信
操作があったときに通信網40への呼設定の送信を遅延
し、その間に赤外線接続処理を行って外部端末20との
間の赤外線リンクを確立することでも、上記第1の実施
形態と同様に、ユーザは複雑な操作を必要せずに赤外線
通信を起動して外部端末20と接続することができる。
また、外部端末20との赤外線リンクが確立しない場合
には、通常の電話通信に切り替えられるため、ユーザが
特に意識して操作しなくとも、赤外線通信が不要な場合
にはそれを自動的にオフにして消費電力を抑えることが
できる。
【0056】なお、赤外線リンクの確立判断のために移
動通信端末10から通信網40に対する呼設定の送信を
遅延させると、移動通信端末単体で使う場合に発信まで
に時間がかかる問題がある。これを防ぐために、例えば
呼設定を遅延せずに通信網40に送信し、基地局からの
呼接続の応答を受けて通信状態になるまでの間に外部端
末20との間の赤外線リンクが確立した否かを判断し、
赤外線リンクが確立した場合に外部端末通信モード、赤
外線リンクが確立しなかった場合に移動通信端末単体モ
ードで動作することでも良い。
【0057】また、上記第1及び第2の実施形態におい
て、発信操作の開始や終了は以下のようなものがある。
【0058】(1)発信操作の開始が移動通信端末10
のオフフックボタン13aの押下であり、発信操作の終
了がダイヤルボタン12の押下によるダイヤル操作終了
である。ダイヤル操作終了とは、複数桁からなるダイヤ
ル番号を入力する場合に各桁毎の入力間隔を監視し、所
定時間(例えば5秒)以上、次の桁が投入されない場合
に操作終了と判定するものである。 (2)発信操作の開始が移動通信端末10のダイヤルボ
タン12の押下によるダイヤル操作開始であり、発信操
作の終了がダイヤル操作終了である。 (3)移動通信端末10のダイヤル呼出しボタン13b
の押下による電話帳、発信履歴、着信履歴のメモリに蓄
積されたダイヤル情報の呼出操作をダイヤル操作である
とする。 (4)音声入力による発信機能を備えている場合に、発
信操作の開始が移動通信端末10の音声認識発信ボタン
13cの押下であり、発信操作の終了が音声認識確認ボ
タン13dの押下である。音声認識確認ボタン13dの
押下とは、ユーザがダイヤル番号を音声入力したとき
に、最後にその入力信号を確定するときに操作する行為
である。 (5)発信操作の開始および終了が移動通信端末10の
リダイヤルボタン13eの押下である。リダイヤルボタ
ン13eは、直前にかけたダイヤル番号を自動的に発信
するためのボタンである。
【0059】これら一般的な発信操作をきっかけに、自
動的に赤外線通信を開始する。他の発信操作手順でも同
様に動作するのは言うまでもない。
【0060】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態としての赤外線通信手順について説明する。
【0061】第3の実施形態では、例えば移動通信端末
10が持つ電話機能の1つである電話帳メモリに着番号
と通信属性とを対応付けて登録しておき、移動通信端末
10側で通常の発信操作があったときに、そのとき入力
された着番号(ダイヤル)の通信属性に応じて外部端末
通信モード(赤外線インタフェースを介した外部端末に
よる通信モード)で動作することを特徴とする。
【0062】図7に第3の実施形態における電話帳メモ
リの構成を示す。例えば、着番号「111222」に対
して「移動機単体」といった通信属性を付けて電話帳メ
モリ(図1に示すROM/RAM51)に登録してお
き、着番号「5554444」に対して「赤外線I/
F」といった通信属性を付けて電話帳メモリに登録して
おく。これにより、移動通信端末10は発信操作として
着番号「111222」が選択された場合には、その通
信属性「赤外線I/F」に基づいて移動通信端末単体モ
ード(通常の電話通信モード)で動作し、着番号「55
54444」が選択された場合には、その通信属性「移
動機単体」に基づいて外部端末通信モードで動作する。
【0063】図8及び図9に第3の実施形態としての赤
外線通信手順を示す。図8は外部端末通信モードで動作
する場合の赤外線通信手順、図9は移動通信端末単体モ
ードで動作する場合の赤外線通信手順を示している。
【0064】まず、図8に示すように、外部端末20側
の赤外線通信をユーザ操作により起動したとする(ステ
ップE11)。これにより、外部端末20が1次局とな
り、接続要求信号を所定時間毎に繰り返し送信する。
【0065】この状態で、2次局である移動通信端末1
0に対し、ユーザがダイヤル呼出しボタン13bを押下
して電話帳メモリに登録された着番号の中から「333
444」といった着番号を選択するといった発信操作を
行ったとする(ステップE12)。これにより、移動通
信端末10は当該着番号に付加された通信属性をチェッ
クし、その通信属性に応じて赤外線接続処理を開始す
る。この場合、図7に示すように着番号「33344
4」の通信属性は「赤外線I/F」であるので、移動通
信端末10は発信呼設定を通信網40に送信するのを遅
延して、その間に赤外線接続処理を開始し、1次局であ
る外部端末20からの接続要求信号を受信すると、その
接続要求に対する接続確認信号を返して、外部端末20
との間に赤外線リンクを確立する(ステップE13)。
【0066】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に外部端末20との
赤外線リンクが確立されたことを確認すると(ステップ
E14)、確認信号を外部端末20に返した後、遅延し
ていた呼設定を通信網40(基地局)に送信し、エアイ
ンタフェースの制御チャネルを介して基地局との間で呼
制御信号を送受信し、外部端末通信モードで動作する
(ステップE15)。
【0067】一方、所定時間内に赤外線リンクが確立さ
れなかった場合には、移動通信端末10は移動通信端末
単体モードで動作する。このときの処理を図9に示す。
【0068】すなわち、図9に示すように、発信操作時
に選択された着番号の通信属性が「赤外線I/F」であ
る場合(ステップF11)、移動通信端末10は発信呼
設定を通信網40に送信するのを遅延して、その間に赤
外線接続処理を開始する(ステップF12)。
【0069】その際、移動通信端末10は上記発信操作
が行われたときにタイマ59を起動し、そのタイマ59
によってカウントされる所定時間内に外部端末20との
赤外線リンクが確立されなかったことを確認すると(ス
テップF13)、赤外線接続する外部端末20が存在し
ないないと判断し、赤外線接続処理を停止すると共に、
送信を遅延していた呼設定を破棄して、ユーザに外部端
末モードでは動作不可であることをメッセージ表示等に
より通知する(ステップF14)。
【0070】また、発信操作時に選択された着番号に対
応する通信属性が「移動機単体」であれば、赤外線接続
処理を行うことなく、呼設定を発信して移動通信端末単
体モードで動作する。
【0071】このように、着番号に対応付けられた通信
属性に基づき、移動通信端末10の赤外線通信が自動的
に起動され、赤外線リンクが確立できない場合には通信
網40側への発信を停止する。これにより、例えば電話
で通信を始めてから赤外線リンクがはられてないことに
気付き、ファンクションキーなどで赤外線通信を立ち上
げたり、外部端末側の赤外線通信を立ち上げたりするよ
うな無駄な操作を防げる。
【0072】また、赤外線通信が必要な時のみ赤外線の
フレームの送受信が行われるので、無駄な電力消費や待
ち時間をなくすことができる。
【0073】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、外線通信
のインタフェースを持つ移動通信端末において、多岐に
亘ったファンクション設定を行うなどの複雑な操作を必
要とせず、通常の電話機の発信操作だけで赤外線通信を
起動して外部端末と接続することができ、また、赤外線
通信を必要としない場合には自動的にオフして消費電力
を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の赤外線インタフェース付き移動通信端
末装置を用いたシステム構成図。
【図2】上記移動通信端末装置の機能構成を示すブロッ
ク図。
【図3】本発明の第1の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、外部端末通信モードで動
作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図4】本発明の第1の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、移動通信端末単体モード
で動作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図5】本発明の第2の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、外部端末通信モードで動
作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図6】本発明の第2の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、移動通信端末単体モード
で動作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図7】本発明の第3の実施形態における電話帳メモリ
の構成を示す図。
【図8】本発明の第3の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、移動通信端末単体モード
で動作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図9】本発明の第3の実施形態としての赤外線通信手
順を示すシーケンス図であり、移動通信端末単体モード
で動作する場合の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【図10】従来の赤外線通信手順を示すシーケンス図。
【符号の説明】
10…移動通信端末 11…赤外線送信/受信窓口 12…ダイヤルボタン 13a…オフフックボタン 13b…ダイヤル呼出しボタン 13c…音声認識発信ボタン 13d…音声認識確認ボタン 13e…リダイヤルボタン 14…表示装置 15…マイク 16…スピーカ 17…アンテナ 20,30…外部端末 21,31…赤外線送信/受信窓口 40…通信網 50…CPU 51…ROM/RAM 52…ベースバンド部 53…無線部 54…マンマシンインタフェース 55…音声コーデック 56…赤外線コントローラ 57…赤外線受信素子 58…赤外線送信素子 59…タイマ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 7/38 (72)発明者 熊 勝彦 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5B089 GA25 HA11 HA14 KA03 KC26 5K002 AA05 FA03 GA02 GA05 5K011 CA11 CA12 FA05 GA01 GA03 JA01 JA12 KA03 5K067 AA34 AA43 BB04 BB21 CC12 DD13 DD23 DD24 DD51 EE02 EE10 EE37 GG11 GG21

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声またはデータの通信を赤外線インタ
    フェースを介して外部端末から制御可能な赤外線インタ
    フェース付き移動通信端末装置において、 発信操作を行うための操作手段と、 この操作手段によって発信操作が行われたときに、上記
    外部端末に対して赤外線による接続処理を実行する赤外
    線リンク制御手段と、 この赤外線リンク制御手段によって上記外部端末との間
    に赤外線リンクが確立された場合に、所定時間内に上記
    外部端末から発信情報があれば、上記外部端末からの呼
    制御で通信網へ発信して外部端末通信を行い、所定時間
    内に上記外部端末から発信情報がなければ、当該赤外線
    リンクを遮断し、移動通信端末単体で通信網へ発信して
    通常の電話通信を行う通信制御手段とを具備したことを
    特徴とする赤外線インタフェース付き移動通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 音声またはデータの通信を赤外線インタ
    フェースを介して外部端末から制御可能な赤外線インタ
    フェース付き移動通信端末装置において、 発信操作を行うための操作手段と、 この操作手段によって発信操作が行われたときに、上記
    外部端末に対して赤外線による接続処理を実行する赤外
    線リンク制御手段と、 上記発信操作が行われてから所定時間経過したときに通
    信網への発信動作を行い、その間に上記赤外線リンク制
    御手段によって上記外部端末との間に赤外線リンクが確
    立された場合に外部端末通信を行い、赤外線リンクが確
    立されなかった場合に上記赤外線リンク制御手段による
    接続処理を停止し、移動通信端末単体で通常の電話通信
    を行う通信制御手段とを具備したことを特徴とする赤外
    線インタフェース付き移動通信端末装置。
  3. 【請求項3】 上記通信制御手段は、上記発信操作によ
    り通信網への発信動作を行い、上記通信網からの呼接続
    の応答を受信して通信中になるまでの間に上記赤外線リ
    ンク制御手段によって上記外部端末との間に赤外線リン
    クが確立された場合に外部端末通信を行い、赤外線リン
    クが確立されなかった場合に上記赤外線リンク制御手段
    による接続処理を停止し、移動通信端末単体で通常の電
    話通信を行うことを特徴とする請求項2記載の赤外線イ
    ンタフェース付き移動通信端末装置。
  4. 【請求項4】 上記操作手段による発信操作の開始はオ
    フフックボタンの押下であり、発信操作の終了はダイヤ
    ル操作の終了であることを特徴する請求項1または請求
    項2に記載の赤外線インタフェース付き移動通信端末装
    置。
  5. 【請求項5】 上記操作手段による発信操作の開始はダ
    イヤル操作の開始であり、発信操作の終了はオフフック
    ボタンの押下であることを特徴する請求項1または請求
    項2に記載の赤外線インタフェース付き移動通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】 上記操作手段によるダイヤル操作は、電
    話帳、発信履歴、着信履歴のメモリに蓄積されたダイヤ
    ル情報の呼出操作であることを特徴とする請求項1また
    は請求項2に記載の赤外線インタフェース付き移動通信
    端末装置。
  7. 【請求項7】 上記操作手段による発信操作の開始は音
    声認識開始ボタンの押下であり、発信操作の終了は音声
    認識確認ボタンの押下であることを特徴する請求項1ま
    たは請求項2に記載の赤外線インタフェース付き移動通
    信端末装置。
  8. 【請求項8】 上記操作手段による発信操作の開始及び
    終了はリダイヤルボタンの押下であることを特徴する請
    求項1または請求項2に記載の赤外線インタフェース付
    き移動通信端末装置。
  9. 【請求項9】 音声またはデータの通信を赤外線インタ
    フェースを介して外部端末から制御可能な赤外線インタ
    フェース付き移動通信端末装置において、 着番号に移動通信端末単体による通信モードまたは上記
    赤外線インタフェースを用いた通信モードを示す通信属
    性を付けて登録する電話帳手段と、 この電話帳手段に登録された着番号の選択により発信操
    作が行われたとき、当該着番号の通信属性を判断し、そ
    の通信属性が上記赤外線インタフェースを用いた通信モ
    ードである場合に上記外部端末に対して赤外線による接
    続処理を実行する赤外線リンク制御手段と、 この赤外線リンク制御手段によって所定時間内に上記外
    部端末との間に赤外線リンクが確立された場合にのみ通
    信網への発信動作を行って外部端末通信を行う通信制御
    手段とを具備したことを特徴とする赤外線インタフェー
    ス付き移動通信端末装置。
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