JP2000295149A - 波形等化装置 - Google Patents

波形等化装置

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JP2000295149A
JP2000295149A JP11102252A JP10225299A JP2000295149A JP 2000295149 A JP2000295149 A JP 2000295149A JP 11102252 A JP11102252 A JP 11102252A JP 10225299 A JP10225299 A JP 10225299A JP 2000295149 A JP2000295149 A JP 2000295149A
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distortion
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signal
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Kazuya Ueda
和也 上田
Takaaki Konishi
孝明 小西
Naoya Tokunaga
尚哉 徳永
Yasushi Azagami
裕史 阿座上
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 波形等化処理において、入力信号の状態に応
じて最適な処理が行える波形等化装置を提供する。 【解決手段】 前記歪み変動量検出器10の出力に応じ
て、係数更新器93の係数更新量を変化させることによ
って、通常のDTV信号の歪みの時間的変動がなく安定
している場合には係数更新量を小さくし、波形等化処理
の安定化を行い、フェージング等のように歪みが時間的
に変動し高速な波形等化処理が必要な場合には係数更新
量を増やすことで高速な波形等化処理が行えるというこ
とが可能になるという効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明に属する技術分野】本発明は、地上波ディジタル
放送に用いられるディジタル信号の伝送路歪みを除去す
る波形等化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル放送は、当初衛星を主体に行
われてきたが、近年では地上波放送もディジタル化の流
れが押し寄せている。この地上波ディジタル放送におい
て伝送路歪を除去する波形等化技術は必須なものであ
る。以下、地上波ディジタル放送における従来の波形等
化装置について、米国で採用されている8値VSB(V
estigial Side Band:残留側波帯)
変調方式を用いたDTV(Digital TeleV
ision)方式を例に説明する。図6はDTV方式の
復調回路の構成図を示す。図6において、100は入力
端子、180はAD変換部、181は同期検出部、18
2は波形等化部、183は誤り訂正部、110は出力端
子である。DTV方式の信号フォーマットは、図7の構
成図に示すように、映像や音声などのデータ信号80を
含む領域と、フィールド同期信号70を含む領域と、セ
グメント同期信号60を含む領域からなる。フィールド
同期信号70は、図8の構成図に示すように、PN51
1信号71と、3つのPN63信号72と、コントロー
ル信号73とを含む。なお、同期#2はフィールド同期
#1に対してPN63信号72の2番目の値が逆になっ
ているだけの違いである。また、図7において、左側に
記入している数値(+7、+5、+3、+1、−1、−
3、−5,−7)は8値VSB変調方式の取る8通りの
数値を示したものである。このDTV信号は、1フィー
ルドが832シンボル、313セグメントで構成され、
さらに1フレームが2フィールドによって構成される。
また、PN511信号71は、PN511=X9 +X7
+X6 +X4 +X3 +X+1で、Pre−load 0
10000000で表される。PN63信号72は、P
N63=X6+X+1で、Pre−load 1001
11で表される。PN511信号71は511シンボ
ル、PN63信号72はそれぞれ63シンボル、コント
ロール信号73は128シンボルであり、フィールド同
期信号70全体で828シンボルである。DTV方式の
復調回路は、図6に示すように、8値VSB変調された
DTV信号が入力端子100から入力され、AD変換器
180でディジタルデータに変換された後、同期検出部
181および波形等化部182にそれぞれ入力される。
同期検出部181は入力されたDTV信号からセグメン
ト同期信号60、フィールド同期信号70を検出し波形
等化部182へタイミング信号を供給する。波形等化部
182は同期検出回路181からのタイミング信号をも
とにAD変換器180から入力されたDTV信号に対し
波形等化処理を施し誤り訂正部183に出力する。誤り
訂正部183は波形等化部182によって歪みの除去さ
れたDTV信号に対して誤り訂正処理を行い出力端子1
10へ出力する。図6に示したAD変換器180によっ
てディジタル信号に変換されたDTV信号は伝送路の影
響をうけて歪み成分を含んでおり、この歪みは前記波形
等化部182によって除去される。以下に、波形等化部
182の動作について説明する。図9に波形等化部の構
成例を示す。図9において、90は入力端子、91はト
ランスバーサルフィルタ、92は歪み検出器、93は係
数更新器、99は出力端子である。まず、入力端子90
に入力されたDTV信号は、一方はトランスバーサルフ
ィルタ91に、他方は係数更新器93に入力される。ト
ランスバーサルフィルタ91は波形等化処理開始時にお
いては、入力された信号がそのまま出力されるようなフ
ィルタ係数が設定されている。トランスバーサルフィル
タ91の出力信号は、一方は出力端子99へ、他方は歪
み検出器92へそれぞれ入力される。歪み検出器92
は、入力されたトランスバーサルフィルタ91の出力信
号から伝送路による入力信号の歪みを検出する。歪み検
出器92による歪みの検出方法は2通りある。一方は、
DTV信号におけるフィールド同期信号70に含まれて
いるPN511信号71とPN63信号72を取り込
み、前記PN511信号71とPN63信号72の理想
値と比較し、その誤差を歪みとする方法である。また他
方は、DTV信号のデータ期間に挿入されているデータ
信号80と最も値の近い8値VSB変調の固定値とを比
較し、その誤差を歪みとする方法である。DTV信号
は、8値VSB変調方式を用いているため、図8に示さ
れるように8通りの値(+7,+5,+3,+1,−
1,−3,−5,−7)を持つが、一般的に8値VSB
変調されたDTV信号を受信する場合、図6に示される
AD変換器180は10ビット程度の量子化を行う。例
えば10ビットに量子化されたDTV信号は歪みが全く
ない場合において、10ビットで表現できる値0から1
023に対して8通りの固定値しか取りえない。歪み検
出器92は、入力されたDTV信号に対して、フィール
ド同期70からは、PN511信号71とPN63信号
72の理想値から、データ信号80からは前記8通りの
固定値からもっとも近い値との誤差を算出し、この誤差
を歪み量と判断する。歪み検出器92の出力は、係数更
新器93に入力される。係数更新器は93、入力された
歪み量からトランスバーサルフィルタ91の係数算出と
更新を行う。なお、トランスバーサルフィルタの係数を
算出する手法としては、例えば式1に示されるようなL
MS(Least Mean Square)等があ
る。式1において、Ci(n)はトランスバーサルフィル
タのi番目のタップにおけるn回目の係数、eiは誤
差、Xiは入力信号、αは係数更新の修正量を示す固定
値である。
【0003】 Ci(n+1)=Ci(n)+α・ei・Xi(n) …式1 以上の動作を繰り返しトランスバーサルフィルタ91の
係数を更新していくことによって波形等化部182は、
入力されたDTV信号の波形等化を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通常の波形
等化装置においては、(式1)に示される前記波形等化
部182の係数更新器93の係数更新修正量αは固定値
になっている。このαの値は、DTV信号が伝送路にお
いて受ける伝送路ノイズや瞬間的な信号欠落等による入
力信号の変動を、伝送路による歪みと間違って波形等化
処理してしまい、波形等化が正確に行われなくなること
を防止するため、かなり小さい値が設定されている。こ
の為、伝送路ノイズが殆どない伝送路においても波形等
化処理にかかる時間が長くなる場合や、高速に信号が変
動するフェージング等に対して、係数更新がおいついて
いかない等の問題があった。本発明は、前記問題点を解
決するためになされたものであり、波形等化処理におい
て、入力信号の状態に応じて最適な処理が行える波形等
化装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の波形等化装置
(請求項1)は地上波ディジタル放送に用いられるディ
ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
であって、前記入力信号に対して等化処理を行う波形等
化手段と、前記入力信号の状態に応じて前記波形等化手
段を適応的に動作させる波形等化制御手段とを備えるこ
とを特徴としたものである。また、本発明の波形等化装
置(請求項2)は、地上波ディジタル放送に用いられる
ディジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化
装置であって、入力信号に対して等化処理を行うフィル
タ手段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を
検出する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の
出力に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する
係数更新手段と、前記残留歪み検出手段から出力される
残留歪みの時間的な変動量を監視する残留歪み変動量監
視手段を備え、前記残留歪み変動量監視手段の出力に応
じて前記係数更新手段の係数更新量を制御することを特
徴としたものである。また、本発明の波形等化装置(請
求項3)は、地上波ディジタル放送に用いられるディジ
タルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置で
あって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手段
と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出す
る残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力に
応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数更
新手段と、前記入力信号からノイズ量を検出するノイズ
量検出手段を備え、前記ノイズ量検出手段の出力に応じ
て前記係数更新手段の係数更新量を制御することを特徴
としたものである。また、本発明の波形等化装置(請求
項4)は、地上波ディジタル放送に用いられるディジタ
ルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置であ
って、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手段
と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出す
る残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力に
応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数更
新手段と、前記残留歪み検出手段の出力から残留歪みの
時間方向の範囲を検出する残留歪み範囲検出手段を備
え、前記入力信号の残留歪みの時間方向範囲に応じて前
記フィルタ手段の等化範囲を制御することを特徴とした
ものである。また、本発明の波形等化装置(請求項5)
は、地上波ディジタル放送に用いられるディジタルの入
力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置であって、
入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手段と、前記
フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出する残留歪
み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力に応じて前
記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数更新手段
と、前記入力信号のレベルの時間的な変動量を監視する
信号レベル監視手段を備え、前記入力信号の時間的な変
動量に応じて前記係数更新手段の係数更新量を制御する
ことを特徴としたものである。また、本発明の波形等化
装置(請求項6)は、地上波ディジタル放送に用いられ
るディジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等
化装置であって、入力信号に対して等化処理を行うフィ
ルタ手段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量
を検出する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段
の出力に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新す
る係数更新手段と、前記係数更新手段による前記フィル
タ手段のタップ係数の変化量を監視する係数監視手段を
備え、前記フィルタ手段のタップ係数の変化量に応じて
前記係数更新手段の係数更新量を制御することを特徴と
したものである。
【0006】また、本発明の波形等化装置(請求項7)
は、入力信号は多値VSB変調信号であることを特徴と
した前記記載(請求項1から請求項6)記載の波形等化
装置である。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0008】(実施の形態1)本実施の形態1による波
形等化装置は、図6に示すDTV復調回路における波形
等化部182に相当するものである。DTV方式の復調
回路は、図6に示すように、8値VSB変調されたDT
V信号が入力端子100から入力され、AD変換器18
0でディジタルデータに変換された後、同期検出部18
1および波形等化部182にそれぞれ入力される。同期
検出部181は入力されたDTV信号からセグメント同
期信号60、フィールド同期信号70を検出し波形等化
部182へタイミング信号を供給する。波形等化部18
2は同期検出回路181からのタイミング信号をもとに
AD変換器180から入力されたDTV信号に対し波形
等化処理を施し誤り訂正部183に出力する。誤り訂正
部183は波形等化部182によって歪みの除去された
DTV信号に対して誤り訂正処理を行い出力端子110
へ出力する。図6に示したAD変換器180によってデ
ィジタル信号に変換されたDTV信号は伝送路の影響を
うけて歪み成分を含んでおり、この歪みは前記波形等化
部182によって除去される。このDTV方式の信号フ
ォーマットは、図7の構成図に示すように、映像や音声
などのデータ信号80を含む領域と、フィールド同期信
号70を含む領域と、セグメント同期信号60を含む領
域からなる。フィールド同期信号70は、図8の構成図
に示すように、PN511信号71と、3つのPN63
信号72と、コントロール信号73とを含む。なお、同
期#2はフィールド同期#1に対してPN63信号72
の2番目の値が逆になっているだけの違いである。ま
た、図7において、左側に記入している数値(+7、+
5、+3、+1、−1、−3、−5,−7)は8値VS
B変調方式の取る8通りの数値を示したものである。こ
のDTV信号は、1フィールドが832シンボル、31
3セグメントで構成され、更に1フレームが2フィール
ドのデータによって構成される。また、PN511信号
71は、PN511=X9 +X7 +X6 +X4 +X3
X+1で、Pre−load 010000000で表
される。PN63信号72は、PN63=X6 +X+1
で、Pre−load 100111で表される。PN
511信号71は511シンボル、PN63信号72は
それぞれ63シンボル、コントロール信号73は128
シンボルであり、フィールド同期信号70全体で828
シンボルである。
【0009】図1は、本発明の実施の形態1による波形
等化装置の構成図を示したものである。図1において、
10は歪み変動量検出器、90は入力端子、91はトラ
ンスバーサルフィルタ、92は歪み検出器、93は係数
更新器、99は出力端子である。実施の形態1による波
形等化装置は、請求項2に記載のものと対応しており、
図1に示すように、歪み変動量検出器10,トランスバ
ーサルフィルタ91、歪み検出器92、係数更新器93
を備えるものである。次に本実施の形態1による波形等
化装置の動作を説明する。入力端子90に入力されたD
TV信号は、一方はトランスバーサルフィルタ91、他
方は係数更新器93に各々入力される。トランスバーサ
ルフィルタ91は波形等化処理開始時においては、入力
された信号がそのまま出力されるようなフィルタ係数が
設定されている。トランスバーサルフィルタ91の出力
信号は、一方は出力端子99へ、他方は歪み検出器92
へそれぞれ入力される。歪み検出器92は、入力された
トランスバーサルフィルタ91の出力信号から伝送路の
歪みを検出する。歪み検出器92による伝送路の歪みの
検出方法は2通りある。一方は、DTV信号におけるフ
ィールド同期信号70に含まれているPN511信号7
1とPN63信号72を取り込み、前記PN511信号
71とPN63信号72の理想値と比較し、その誤差を
歪みとする方法である。また他方は、DTV信号のデー
タ期間に挿入されているデータ信号80と最も値の近い
8値VSB変調の固定値とを比較し、その誤差を歪みと
する方法である。DTV信号は、8値VSB変調方式を
用いているため、図8に示されるように8通りの値(+
7,+5,+3,+1,−1,−3,−5,−7)を持
つが、一般的に8値VSB変調されたDTV信号を受信
する場合、図6に示されるAD変換器180は10ビッ
ト程度の量子化を行う。例えば10ビットに量子化され
たDTV信号は歪みが全くない場合において、10ビッ
トで表現できる値0から1023に対して8通りの固定
値しか取りえない。歪み検出器92は、入力されたDT
V信号に対して、フィールド同期70からは、PN51
1信号71とPN63信号72の理想値から、データ信
号80からは前記8通りの固定値からもっとも近い値と
の誤差を算出し、この誤差を歪み量と判断する。歪み検
出器92の出力は、一方は係数更新器93に、他方は歪
み変動量検出器10へ入力される。係数更新器は93、
入力された歪み量から従来の技術で述べた式1記載のL
MS等の手法を用いてトランスバーサルフィルタ91の
係数算出と更新を行い、この処理を繰り返すことで波形
等化処理が行われる。この波形等化処理において、本発
明では、係数更新器93による係数算出、更新において
式1のαを歪み変動量検出器10の出力に応じて変化さ
せることを特徴としている。歪み変動量検出器は歪み検
出器92から入力されたDTV信号の歪み量の時間変化
を検出し係数更新器93に出力している、係数更新器9
3は歪み変動量検出器10の出力が大きい(すなわち単
位時間あたりの歪み量変動が大きい)場合、式1におけ
るαの値を大きくし、波形等化処理における係数更新量
を増やすことで波形等化の時間を速くする。また、歪み
変動量検出器10の出力が小さい(すなわち単位時間あ
たりの歪み量変動が小さい)場合、式1におけるαの値
を小さくし、係数更新量を小さくすることで波形等化処
理の安定性を高くする。以上のように、本実施の形態1
の波形等化装置によれば、前記歪み変動量検出器10の
出力に応じて、係数更新器93の係数更新量を変化させ
ることによって、通常のDTV信号の歪みの時間的変動
がなく安定している場合には係数更新量を小さくし、波
形等化処理の安定化を行い、フェージング等のように歪
みが時間的に変動し高速な波形等化処理が必要な場合に
は係数更新量を増やすことで高速な波形等化処理が行え
るということが可能になるという効果がある。
【0010】(実施の形態2)本実施の形態2による波
形等化装置は、請求項3に記載のものと対応しており、
図2に示すように、ノイズ量検出器20,トランスバー
サルフィルタ91、歪み検出器92、係数更新器93を
備えるものである。次に本実施の形態2による波形等化
装置の動作を説明する。入力端子90に入力されたDT
V信号は、トランスバーサルフィルタ91、ノイズ量検
出器20、及び係数更新器93に各々入力される。トラ
ンスバーサルフィルタ91は波形等化処理開始時におい
ては、入力された信号がそのまま出力されるようなフィ
ルタ係数が設定されている。トランスバーサルフィルタ
91の出力信号は、一方は出力端子99へ、他方は歪み
検出器92へそれぞれ入力される。歪み検出器92は、
入力されたトランスバーサルフィルタ91の出力信号か
ら伝送路の歪みを検出する。歪み検出器92の出力は、
係数更新器93に入力される。係数更新器は93、入力
された歪み量から従来の技術で述べた式1記載のLMS
等の手法を用いてトランスバーサルフィルタ91の係数
算出と更新を行い、この処理を繰り返すことで波形等化
処理が行われる。この一連の波形等化処理において、本
発明では、係数更新器93による係数算出、更新におい
て式1のαをノイズ量検出器20の出力に応じて変化さ
せることを特徴としている。ノイズ量検出器20は入力
端子90から入力されたDTV信号のノイズ量を検出
し、係数更新器93に出力している、係数更新器93は
ノイズ量検出器20の出力が小さい(すなわちノイズが
少ない)場合、式1におけるαの値を大きくし、波形等
化処理における係数更新量を増やすことで波形等化の時
間を速くする。また、ノイズ量検出器20の出力が大き
い(すなわちノイズが多い)場合、式1におけるαの値
を小さくし、係数更新量を小さくすることで波形等化処
理の安定性を高くする。以上のように、本実施の形態2
の波形等化装置によれば、前記ノイズ量検出器20の出
力に応じて、係数更新器93の係数更新量を変化させる
ことによって、DTV信号にノイズが多く、ノイズを歪
みと間違えて係数更新を誤る可能性がある場合には係数
更新量αを小さくすることで安定な波形等化処理を行
い、ノイズが少なく歪みを安定して検出できる場合は係
数更新α増やすことで高速な波形等化処理が行えるとい
うことが可能になるという効果がある。
【0011】(実施の形態3)本実施の形態3による波
形等化装置は、請求項4に記載のものと対応しており、
図3に示すように、歪み範囲検出器30,トランスバー
サルフィルタ91、歪み検出器92、係数更新器93を
備えるものである。次に本実施の形態3による波形等化
装置の動作を説明する。入力端子90に入力されたDT
V信号は、一方はトランスバーサルフィルタ91に、他
方は係数更新器93に入力される。トランスバーサルフ
ィルタ91は波形等化処理開始時においては、入力され
た信号がそのまま出力されるようなフィルタ係数が設定
されている。トランスバーサルフィルタ91の出力信号
は、一方は出力端子99へ、他方は歪み検出器92へそ
れぞれ入力される。歪み検出器92は、入力されたトラ
ンスバーサルフィルタ91の出力信号から伝送路の歪み
を検出する。歪み検出器92の出力は、一方は係数更新
器93に、他方は歪み範囲検出器30に入力される。係
数更新器は93、入力された歪み量から従来の技術で述
べた式1記載のLMS等の手法を用いてトランスバーサ
ルフィルタ91の係数算出と更新を行い、この処理を繰
り返すことで波形等化処理が行われる。この一連の波形
等化処理において、本発明では、係数更新器93による
係数算出、更新において、トランスバーサルフィルタ9
1による波形等化時間の範囲を歪み範囲検出器30の出
力に応じて変化させることを特徴としている。歪み範囲
検出器30は歪み範囲検出器30から入力されたDTV
信号の歪みが存在する時間範囲を検出し係数更新器93
に出力する。係数更新器93は歪み範囲検出器30の出
力により、歪みが存在する範囲のみ、係数更新を行
う。。以上のように、本実施の形態3の波形等化装置に
よれば、歪み範囲検出器30の出力により、歪みが存在
する範囲のみ、係数更新を行うことによって、係数更新
の周期を速めることが出来、高速な波形等化処理が可能
になるという効果がある。
【0012】(実施の形態4)本実施の形態4による波
形等化装置は、請求項5に記載のものと対応しており、
図4に示すように、入力レベル変動検出器40、レベル
補正器41,トランスバーサルフィルタ91、歪み検出
器92、係数更新器93を備えるものである。次に本実
施の形態4による波形等化装置の動作を説明する。入力
端子90に入力されたDTV信号は、レベル補正器4
1、入力レベル変動検出器40、及び係数更新器93に
各々入力される。レベル補正器41は波形等化処理開始
時においては、入力された信号がそのままのレベルで出
力されるように設定されている。レベル補正器41の出
力はトランスバーサルフィルタ91へ出力される。レベ
ル補正器41は波形等化処理開始時においては、入力さ
れた信号がそのままのレベルで出力されるようなフィル
タ係数が設定されている。トランスバーサルフィルタ9
1の出力信号は、一方は出力端子99へ、他方は歪み検
出器92へそれぞれ入力される。歪み検出器92は、入
力されたトランスバーサルフィルタ91の出力信号から
伝送路の歪みを検出する。歪み検出器92の出力は、係
数更新器93に入力される。係数更新器は93、入力さ
れた歪み量から従来の技術で述べた式1記載のLMS等
の手法を用いてトランスバーサルフィルタ91の係数算
出と更新を行い、この処理を繰り返すことで波形等化処
理が行われる。この一連の波形等化処理において、本発
明では、レベル補正器41は入力レベル変動検出器40
の出力に応じて、入力されたDTV信号のレベルを変化
させることを特徴としている。従来例で説明した波形等
化装置においては、入力信号のレベルが変動した場合、
歪み検出器は信号レベルの変化を歪み量として検出して
しまう。本発明における波形等化装置では、入力レベル
変動検出器40は入力端子90から入力されたDTV信
号の信号レベルの変化を周期的に検出し、入力信号のレ
ベルが変化した場合、レベル補正器41の出力が変化前
のレベルになるようにレベル補正器41を制御すること
によって入力信号が変動した場合においても歪み検出器
92は歪み検出を誤ることがない。。以上のように、本
実施の形態4の波形等化装置によれば、入力レベル変動
検出器40によって、入力端子90から入力されたDT
V信号の信号レベルの変化を周期的に検出し、入力信号
のレベルが変化した場合、レベル補正器41の出力が変
化前のレベルになるようにレベル補正器41を制御する
ことによって入力信号が変動した場合においても安定し
た波形等化処理が行えるということが可能になるという
効果がある。
【0013】(実施の形態5)本実施の形態5による波
形等化装置は、請求項6に記載のものと対応しており、
図5に示すように、係数変動量検出器50,トランスバ
ーサルフィルタ91、歪み検出器92、係数更新器93
を備えるものである。次に本実施の形態5による波形等
化装置の動作を説明する。入力端子90に入力されたD
TV信号は、トランスバーサルフィルタ91、ノイズ量
検出器20、及び係数更新器93に各々入力される。ト
ランスバーサルフィルタ91は波形等化処理開始時にお
いては、入力された信号がそのまま出力されるようなフ
ィルタ係数が設定されている。トランスバーサルフィル
タ91の出力信号は、一方は出力端子99へ、他方は歪
み検出器92へそれぞれ入力される。歪み検出器92
は、入力されたトランスバーサルフィルタ91の出力信
号から伝送路の歪みを検出する。歪み検出器92の出力
は、係数更新器93に入力される。係数更新器は93、
入力された歪み量から従来の技術で述べた式1記載のL
MS等の手法を用いてトランスバーサルフィルタ91の
係数算出と更新を行い、他方で係数変動量検出器50に
更新された係数を出力する。この処理を繰り返すことで
波形等化処理が行われる。この一連の波形等化処理にお
いて、本発明では、係数更新器93による係数算出、更
新において式1のαを係数変動量検出器50の出力に応
じて変化させることを特徴としている。係数変動量検出
器50、は係数更新器93から入力されたトランスバー
サルフィルタ91の係数の変動量を検出し、変動量が大
きい場合は入力信号の歪み量が大きいと判断し、係数更
新器93のαを大きくする(すなわち係数更新量を大き
くする)ように制御し、波形等化処理を高速にする。一
方、トランスバーサルフィルタ91の係数の変動量が小
さい場合は入力信号の歪み量が小さい判断し、係数更新
器93のαを小さくする(すなわち係数更新量を大小さ
くする)ように制御し波形等化処理の安定性を高くす
る。
【0014】以上のように、本実施の形態5の波形等化
装置によれば、前記係数変動量検出器50の出力に応じ
て、係数更新器93の係数更新量を変化させることによ
って、DTV信号の歪みが大きく高速に波形等化処理を
行いたい場合にはαを大きくする。一方でDTV信号の
歪みが小さい場合は係数更新量αを小さくすることで安
定な波形等化処理を行うことが可能になるという効果が
ある。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明の波形等化装置
(請求項1)によれば、地上波ディジタル放送に用いら
れるディジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形
等化装置であって、前記入力信号に対して等化処理を行
う波形等化手段と、前記入力信号の状態に応じて前記波
形等化手段を適応的に動作させる波形等化制御手段とを
備えることによって、性能の良い波形等化装置を実現す
ることを可能とするものである。また、本発明の波形等
化(請求項2)によれば、歪み変動量検出器10の出力
に応じて、係数更新器93の係数更新量を変化させるこ
とによって、通常のDTV信号の歪みの時間的変動がな
く安定している場合には係数更新量を小さくし、安定な
波形等化処理を行い、歪みが時間的に変動し高速な波形
等化処理が必要な場合でも係数更新量を増やすことで高
速な波形等化処理が行えるものが実現できるという効果
がある。また、本発明の波形等化装置(請求項3)によ
れば、ノイズ量検出器20の出力に応じて、係数更新器
93の係数更新量を変化させることによって、DTV信
号にノイズが多く、ノイズを歪みと間違えて係数更新を
誤る可能性がある場合には係数更新量αを小さくするこ
とで安定な波形等化処理を行い、ノイズが少なく歪みを
安定して検出できる場合は係数更新α増やすことで高速
な波形等化処理が行えるということが可能になるという
効果がある。また、本発明の波形等化装置(請求項4)
によれば、歪み範囲検出器30の出力により、歪みが存
在する範囲のみ、係数更新を行うことによって、係数更
新の周期を速めることが出来、高速な波形等化処理が可
能になるという効果がある。また、本発明の波形等化装
置(請求項5)によれば、入力レベル変動検出器40に
よって、入力端子90から入力されたDTV信号の信号
レベルの変化を周期的に検出し、入力信号のレベルが変
化した場合、レベル補正器41の出力が変化前のレベル
になるようにレベル補正器41を制御することによって
入力信号が変動した場合においても安定した波形等化処
理が行えるということが可能になるという効果がある。
また、本発明の波形等化装置(請求項6)によれば、係
数変動量検出器50の出力に応じて、係数更新器93の
係数更新量を変化させることによって、DTV信号の歪
みが大きく高速に波形等化処理を行いたい場合にはαを
大きくする。一方でDTV信号の歪みが小さい場合は係
数更新量αを小さくすることで安定な波形等化処理を行
うことが可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における請求項2記載の
波形等化装置の構成図
【図2】本発明の実施の形態2における請求項3記載の
波形等化装置の構成図
【図3】本発明の実施の形態3における請求項4記載の
波形等化装置の構成図
【図4】本発明の実施の形態4における請求項5記載の
波形等化装置の構成図
【図5】本発明の実施の形態5における請求項6記載の
波形等化装置の構成図
【図6】DTV復調装置一例を示すの構成図
【図7】DTV信号形式を示す構成図
【図8】DTV信号形式を示す構成図
【図9】従来の波形等化装置の一例を示す装置の構成図
【符号の説明】
10 歪み変動量検出器 20 ノイズ量検出手段 30 歪み範囲検出手段 40 入力レベル変動量検出器 50 係数変動量検出器 90 入力端子 91 トランスバーサルフィルタ 92 歪み検出器 93 係数更新器 99 出力端子 100 入力端子 110 出力端子 180 AD変換部 181 波形等化部 182 同期検出部 183 誤り訂正部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 徳永 尚哉 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 阿座上 裕史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5C021 RB00 RB07 XB13 YA34 ZA00 5K046 AA05 BB03 EE06 EE16 EE42 EE51 EE56 EF13 EF20 EF21 EF34 EF40 EF46 EF56

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、前記入力信号に対して等化処理を行う波形等
    化手段と、前記入力信号の状態に応じて前記波形等化手
    段を適応的に動作させる波形等化制御手段とを備えるこ
    とを特徴とした波形等化装置。
  2. 【請求項2】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手
    段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出
    する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力
    に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数
    更新手段と、前記残留歪み検出手段から出力される残留
    歪みの時間的な変動量を監視する残留歪み変動量監視手
    段を備え、前記残留歪み変動量監視手段の出力に応じて
    前記係数更新手段の係数更新量を制御することを特徴と
    した波形等化装置。
  3. 【請求項3】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手
    段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出
    する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力
    に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数
    更新手段と、前記入力信号からノイズ量を検出するノイ
    ズ量検出手段を備え、前記ノイズ量検出手段の出力に応
    じて前記係数更新手段の係数更新量を制御することを特
    徴とした波形等化装置。
  4. 【請求項4】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手
    段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出
    する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力
    に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数
    更新手段と、前記残留歪み検出手段の出力から残留歪み
    の時間方向の範囲を検出する残留歪み範囲検出手段を備
    え、前記入力信号の残留歪みの時間方向範囲に応じて前
    記フィルタ手段の等化範囲を制御することを特徴とした
    波形等化装置。
  5. 【請求項5】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手
    段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出
    する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力
    に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数
    更新手段と、前記入力信号のレベルの時間的な変動量を
    監視する信号レベル監視手段を備え、前記入力信号の時
    間的な変動量に応じて前記係数更新手段の係数更新量を
    制御することを特徴とした波形等化装置。
  6. 【請求項6】 地上波ディジタル放送に用いられるディ
    ジタルの入力信号の伝送路歪みを除去する波形等化装置
    であって、入力信号に対して等化処理を行うフィルタ手
    段と、前記フィルタ手段の出力信号の残留歪み量を検出
    する残留歪み検出手段と、前記残留歪み検出手段の出力
    に応じて前記フィルタ手段のタップ係数を更新する係数
    更新手段と、前記係数更新手段による前記フィルタ手段
    のタップ係数の変化量を監視する係数監視手段を備え、
    前記フィルタ手段のタップ係数の変化量に応じて前記係
    数更新手段の係数更新量を制御することを特徴とした波
    形等化装置。
  7. 【請求項7】 入力信号は多値VSB変調信号であるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項6に記載のいずれか
    の波形等化装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7739320B2 (en) 2004-05-19 2010-06-15 Panasonic Corporation Waveform equalizer, waveform equalization method, and integrated circuit

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