JP2000294517A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2000294517A JP11095421A JP9542199A JP2000294517A JP 2000294517 A JP2000294517 A JP 2000294517A JP 11095421 A JP11095421 A JP 11095421A JP 9542199 A JP9542199 A JP 9542199A JP 2000294517 A JP2000294517 A JP 2000294517A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下地膜の上にバリアメタルを介して導電膜を形
成する工程を含む半導体装置の製造方法に関し、窒化金
属及び窒化珪化金属を有機金属材料を用いてCVD法に
より形成された下側導電膜とその上に形成される上側導
電体膜との密着性を向上し、且つ上側導電膜に対する下
側導電膜のバリア性を向上させること。 【解決手段】窒化金属又は窒化珪化金属よりなる第1の
導電膜16を有機金属材料を用いてCVD法により形成
する工程と、第1の導電膜16の形成を終えた後に、第
1の導電膜16を窒素水素化合物ガスの第1のプラズマ
に曝す工程と、第1のプラズマに曝された第1の導電膜
16の上に第2の導電膜17を形成する工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
方法に関し、より詳しくは、下地膜の上にバリアメタル
を介して導電膜を形成する工程を含む半導体装置の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】配線となる金属膜を形成する技術として
は、物理的な方法と化学的な方法がある。物理的な金属
膜形成方法としては例えばスパッタ法がある。スパッタ
法は、グロー放電中でイオン化したガスを金属配線材料
からなるターゲットに衝突させて粒子を叩き出し、その
粒子を基板上に付着させる方法である。
【0003】化学的な金属膜形成方法の代表的なものと
してCVD法がある。CVD法は、形成されるべき薄膜
を構成する元素の化合物をガス化して高温炉の中に導入
してその元素を基板表面に堆積させて膜にする方法であ
り、基板表面上に平衡状態で成膜されるためによりよい
結晶膜が得られる。近年の半導体デバイスにおいては、
高集積化、三次元キャパシタの採用に伴ってカバレッジ
の良子な成膜方法が要求されるために、膜の形成方法と
してCVD法の採用が一般化している。CVD法の成膜
方法は金属ハロゲン化ガスを用いる無機系のものと、有
機系ガスを用いる有機系のものに大別される。
【0004】無機系のCVD法によれば、成膜時に発生
する副生成物が腐食性を有する不純物として膜中に混入
され、膜と下地との密着性を低下させるなどの悪影響を
与える。また、無機系ガスを使用する場合には、有機系
ガスを使用する場合に比べて成膜温度が高いので、耐熱
性が低いlow-k 膜との組み合わせが難しい。一方、有機
系のCVD法により成膜した導電膜は成膜温度が低い
が、そのままの状態だと、有機原料を構成する炭素
(C)や炭化水素基(CH)などの不純物が膜中に取り
込まれてその比抵抗が大きく増加し、しかも、その膜質
が経時変化を起こし易い。その問題の解決法としては、
窒素(N2 )又は水素(H2 )のプラズマ処理と成膜と
を交互に行って膜中の不純物を取り除く方法が特開平8-
337875号公報や特開平10-144626 号公報に記載されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのような水
素又は窒素のプラズマ処理を入れながら形成された下側
導電膜の上に銅(Cu)などの上側導電膜をCVD法で形
成したところ、下側導電膜と上側導電膜の密着性がかな
り悪くなり、しかも下側導電膜をバリアメタル膜として
使用する場合にそのバリア性がよくない。そのような密
着性とバリア性の劣化は、本発明者等によって見い出さ
れた。
【0006】本発明の目的は、窒化金属及び窒化珪化金
属を有機金属材料を用いてCVD法により形成された下
側導電膜とその上に形成される上側導電体膜との密着性
を向上するとともに、上側導電膜に対する下側導電膜の
バリア性を向上させることcができる成膜工程を含む半
導体装置の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題は、図3、
図4に例示するように、第1の反応室内において、半導
体基板1の上方に窒化金属又は窒化珪化金属よりなる第
1の導電膜16(23)を有機金属材料を用いてCVD
法により形成する工程と、前記第1の導電膜16の形成
を終えた後に、前記第1の導電膜16を窒素水素化合物
ガスの第1のプラズマに曝す工程と、前記第1のプラズ
マに曝された前記第1の導電膜16の上に第2の導電膜
17を形成する工程とを有することを特徴とする半導体
装置の製造方法により解決する。
【0008】上記した半導体装置の製造方法において、
前記第1の導電膜16と前記第2の導電膜17は、絶縁
膜13の上と該絶縁膜13の溝15a又はホールの中に
形成されるようにしてもよい。この場合、前記絶縁膜1
3の上の前記第1の導電膜16と前記第2の導電膜17
は、研磨によって前記絶縁膜13の上面から除去される
ようにしてもよい。
【0009】上記した半導体装置の製造方法において、
図11に例示するように、前記窒化金属よりなる前記第
1の導電膜23が成長する過程においては、前記第1の
導電膜23は水素又は窒素の少なくとも一方の第2のプ
ラズマに曝されるようにしてもよい。上記した半導体装
置の製造方法において、前記第1のプラズマに前記第1
の導電膜16を曝す処理は、前記第1の反応室内で連続
的に行われるか、前記半導体基板1を前記第1の反応室
から大気に曝さずに第2の反応室内に移されて行われる
か、または、前記半導体基板を前記第1の反応室から大
気に曝して第2の反応室内に移されて行われるかのいず
れかであってもよい。
【0010】上記した半導体装置の製造方法において、
前記第2の導電膜17は、物理的方法又は化学的方法又
は電気化学的堆積方法のいずれかによって形成される。
この場合、前記第2の導電膜17は、前記第1のプラズ
マの処理の後にその場において連続的に形成されるか、
別の場所で非連続的に形成される。上記した半導体装置
の製造方法において、前記第1の導電膜16は窒化チタ
ン膜であり、前記第2の導電膜17は銅膜であってもよ
い。
【0011】上記した半導体装置の製造方法において、
前記CVD法における前記有機金属材料は、熱、光又は
プラズマのうちの1つかそれらの組み合わせにより励起
される。上記した半導体装置の製造方法において、前記
有機金属材料は、テトラジメチルアミノチタン等のメチ
ルアミノ基、テトラジエチルアミノチタン等のエチルア
ミノ基、又はジシクロペンタジェニルタイタニウムジア
ジル等のシクロペンタ基のいずれかを含むものを使用し
てもよい。
【0012】上記した半導体装置の製造方法において、
前記窒素水素化合物ガスは、アンモニアガス又はヒドラ
ジンのいずれかを選択してもよい。なお、上記した図
番、符号は、発明の理解を容易にするために引用された
ものであって、発明を限定するものではない。本発明に
よれば、窒化チタンのような窒化金属、又は、窒化珪化
チタン(TiSiN) 、窒化珪化タングステン(WSiN)のような
窒化珪化金属からなる第1の導電膜を形成した後に、そ
の第1の導電膜をアンモニア、ヒドラジンのような窒素
水素化合物ガスのプラズマに曝し、その後に第1の導電
膜の上に銅のような第2の導電膜を形成している。
【0013】これによれば、第1の導電膜と第2の導電
膜の密着性が従来よりも向上することが実験により明ら
かになったので、第2の導電膜を形成した後に化学機械
研磨(CMP)によって第1の導電膜と第2の導電膜の
一部を除去しても、第1の導電膜と第2の導電膜に膜剥
がれが生じることはない。また、そのような第1の導電
膜は、第2の導電膜を構成する金属元素が下方に拡散す
ることを防止することが実験により明らかになった。
【0014】
【発明の実施の形態】そこで、以下に本発明の実施形態
を図面に基づいて説明する。 (第1の実施の形態)図1〜図4は、本発明の第1の実
施形態を示す半導体装置の製造工程を示す断面図であ
る。また、図5は、本発明の第1実施形態の配線形成を
示すフローチャートである。
【0015】まず、図1(a) に示すような状態になるま
での工程を説明する。図1(a) において、シリコン基板
(半導体基板)1のうちフィールド酸化膜2で囲まれた
領域にMOSトランジスタ3を形成する。MOSトラン
ジスタ3は、シリコン基板1の上にゲート酸化膜3aを
介して形成されたゲート電極3bと、ゲート電極3bの
両側方のシリコン基板1内に形成された第1及び第2の
不純物拡散層3d、3sを有している。また、MOSト
ランジスタ3はSiO2よりなる第1の層間絶縁膜4によっ
て覆われている。
【0016】第1の層間絶縁膜4のうち第1の不純物拡
散層3dの上にはコンタクトホール5が形成され、その
コンタクトホール5内には、第1の窒化チタン(TiN) 膜
6を介してタングステン(W)膜7が充填されている。
次に、SiO2含有絶縁材又はSiO2よりなる第2の層間絶縁
膜8を形成した後に、フォトリソグラフィー法により第
2の層間絶縁膜8をパターニングしてコンタクトホール
5の上をを通る第1の溝9を形成する。そして、第1の
溝9の中と第2の層間絶縁膜8の上面に沿って第2の窒
化チタン膜10を形成した後に、第2の窒化チタン膜1
0の上に第1の銅(Cu)膜11を形成する。その銅膜1
1の成長ガスとして無機系を使用してもよいし有機系を
使用してもよい。
【0017】第2の窒化チタン膜10は、第1の銅膜1
1を構成する銅元素が第2の層間絶縁膜8の中に拡散す
ることを防止するために形成される。その後に、第1の
銅膜11と第2の窒化チタン膜10を研磨して第2の層
間絶縁膜8の上面から除去し、第1の溝9内に残った第
1の銅膜11と第2の窒化チタン膜10を第1の配線1
1aとして使用する。
【0018】次に、図1(b) に示すように、第2の層間
絶縁膜8と第1の配線11aの上に窒化シリコン膜12
をCVD法により約50nmの厚さに形成し、これを銅拡
散防止用バリア膜として使用する。続いて、図1(c) に
示すように、窒化シリコン膜12の上にSiO2よりなる第
3の層間絶縁膜13をCVD法により1μmの厚さに形
成する。
【0019】次に、図5のフローチャートに沿ってバリ
アメタルと第2の配線を形成する工程に移る。まず、第
3の層間絶縁膜13の上にフォトレジスト14を塗布
し、これを露光、現像して第1の配線11aの上方に配
線用窓14a,14bを形成する。さらに、配線用窓1
4a,14bを通して第3の層間絶縁膜13を反応性イ
オンエッチング(RIE)法によりエッチングすること
により、図5の(1) に示すように第2の溝15a、15
bを第3の層間絶縁膜13に形成する。そのエッチング
の際には、反応ガスとしてC4F8、CH2F2 、Arを使用す
る。
【0020】続いて、第2の溝15a、15bを通して
窒化シリコン膜12をRIE法によりエッチングして第
1の配線11aの少なくとも一部を露出させる。そのエ
ッチンの際には反応ガスとしてCF4 、CHF3、Arを使用す
る。その後に、フォトレジスト14を除去すると、図2
(a) に示すような断面形状が得られる。なお、第2の溝
15a、15bから露出した第1の配線11aのうには
酸化銅が形成されるので、その酸化銅を水素還元法など
によって除去するのが好ましい。
【0021】その後に、シリコン基板1を大気に曝すこ
となく例えば図6に示すようなCVD装置の反応チャン
バに移す。図6に示したCVD装置の反応チャンバ31
内にはヒータを内蔵した基板載置台32と、基板載置台
32に間隔を置いて対向するガスシャワー33が配置さ
れている。ガスシャワー33は、第1のガス拡散室34
と第2のガス拡散室35を有し、第1のガス拡散室34
の下面の複数のガス放出孔と第2のガス拡散室35の下
面の複数のガス放出孔はそれぞれガスシャワー33の底
部から別々に露出している。さらに、反応チャンバ31
の底部の排気口には開閉弁36、ターボ分子ポンプ(T
MP)37、ドライポンプ38が接続され、これらによ
って反応チャンバ1内を所定の圧力まで減圧するように
なっている。
【0022】ガスシャワー33の第1のガス拡散室34
には、マニュアルバルブ39a,39d、エアオペレー
ションバルブ39b,39c、マスフローメータ(MF
M)40、第1のガス導入管41を介して有機金属ソー
スガス源42が接続されている。MFM40の排気側の
切換弁39bには排気管43を介してドライポンプ38
が接続され、これにより第1のガス導入管41内のガス
を外部に排出するようになっている。また、有機金属ソ
ースガス源42には、マスフローコントローラ(MF
C)44と複数のマニュアルバルブ45a,45dと複
数のエアオペレーションバルブ45b,45cを介して
キャリアガス供給源(例えば、ヘリウムガス)46が接
続されているガスシャワー33の第2のガス拡散室35
にはマニュアルバルブ47a,47b、第2のガス導入
管48を介して窒化水素化合物ガス供給源(例えばアン
モニア供給源)49が接続されている。
【0023】上記した複数のエアオペレーションバルブ
39b,39c,45b,45cとMFC44、MFM
40は、それぞれ制御回路50によって開閉、切換え及
び流量調整がなされる。また、反応チャンバ31、ガス
シャワー33、ガス導入管41,48、排気管43、マ
スフローメータ40、ガスソース源42はヒータ51に
よって加熱されている。
【0024】そのようなCVD装置を使用して、図3
(a) と図5の(2) に示すように、第2の溝15a,15
bの内面と第3の層間絶縁膜13の上面の上に第3の窒
化チタン膜16を10nmの厚さに形成する。第3の窒化
チタン膜16は次のような条件で形成される。即ち、ヘ
リウムガスによりバブリングされた有機金属ソースガス
源42内のTi[N(CH3)2]4(TDMAT( テトラジメチル
アミノチタン))を第1のガス拡散室34から反応チャン
バ31内に導入する。この場合、反応チャンバ31内に
導入されるTDMATとヘリウムガスの総流量を100
sccmに設定するとともに、反応チャンバ31内の成膜圧
力を100mTorr 、基板温度を350℃に設定する。
【0025】そのような第3の窒化チタン膜16の形成
に続いて、チャンバ31内のガスを一掃した後に、図示
しないソース源から水素と酸素を100sccm、300sc
cmずつチャンバ31内に導入するとともに、そのガス圧
力を1.0mTorr に設定し、基板温度を350℃に設定
する。また、シャワー33に500Wの高周波電力Rf
を供給することにより水素と酸素のプラズマを発生さ
せ、そのプラズマに第3の窒化チタン膜16を曝して膜
中の不純物を取り除く。
【0026】次に、図5の(4) に示すように、シリコン
基板1を反応チャンバ31から取り出して大気に解放し
た後にプラズマ室(不図示)内に搬送する。そして、図
3(b) と図5の(5) に示すように、第3の窒化チタン膜
16をアンモニア(NH3 )プラズマに曝した。そのプラ
ズマ室には平行平板形を用いて、一方の電極にはシリコ
ン基板1を載置し、他方の電極には13.56MHzで
300Wの高周波電力を印加する。また、プラズマ室内
の圧力を100mTorr とし、基板温度を300℃として
5分間のアンモニアプラズマ処理を行った。
【0027】なお、図6に示したガスシャワー33を導
電材から形成し、これを電極として用いて高周波電力R
fを印可するような装置を用いれば、その場処理により
連続的にアンモニアプラズマ処理が可能になる。その後
に、図5の(6) に示すようにシリコン基板1を大気に取
り出す。ついで、図4(a) と図5の(7) に示すように、
ロングスローのスパッタ法により第3の窒化チタン膜1
6の上に第2の銅膜17を1.5mmの厚さに形成する。
ロングスロースパッタの条件は、スパッタ室内にアルゴ
ンガスを35sccmの流量で導入し、その内部圧力を1.
5mTorr に設定し、基板温度を室温にするとともに、タ
ーゲットに周波数13.56MHzでパワーを5kWの
高周波電力を印加する。
【0028】続いて、図5の(8) に示すように、水素
(H2 )を流量500sccmで導入した圧力100mTorr
の雰囲気中で基板温度を350℃に加熱して第2の銅膜
17を5分間リフローする。その後に、図4(b) と図5
の(9) に示すように、第2の銅膜17と窒化チタン膜1
6をCMP法により連続して研磨することにより、第3
の層間絶縁膜13上面の上のそれらの膜16,17を除
去する。その研磨の際には、第2の銅膜17とその下の
窒化チタン膜16との間に剥がれは観測されなかった。
【0029】そして、第2の溝15a,15bの中に残
した第2の銅膜を第2の配線17aとして使用する。 (第2の実施の形態)以下に、第1の実施の形態と異な
る第2の配線の形成方法を図7に示すフローチャートと
図8、図9に示す断面図に基づいて説明する。
【0030】まず、図2(b) と図7の(1) に示すよう
に、第3の層間絶縁膜13に第2の溝15a,15bを
形成するまでは第1の実施の形態と同じ工程に従って行
う。続いて、図7の(2) と図8(a) に示すように、第3
の層間絶縁膜13の上面と第2の溝15a、15bの内
面の上に第3の窒化チタン膜21を形成する。第3の窒
化チタン膜21は次のような条件によりプラズマCVD
法により形成する。
【0031】即ち、窒化チタン形成用のソースガスとし
てTi[N(C2H5)2]4 (TDEAT( テトラ時エチルアミノ
チタン))を使用し、成膜温度を300℃、成膜圧力を5
0mTorr に設定するとともに、上部電極に周波数13.
56MHz、パワー100Wの高周波電力を供給する。
TDEATガスは、気化器を用いて液状のTDEATを
気化させたものを用い、アルゴンのようなキャリアガス
によって総流量250sccmで反応室内に導入する。ま
た、膜質の向上と比抵抗の低減化のためにアンモニアを
10sccmの流量で反応室内に導入する。
【0032】続いて、反応室内のガスを一掃した後に、
図7の(3) に示すように、水素と酸素を100sccm、3
00sccmずつ反応室内に導入するとともに、そのガス圧
力を1.0mTorr に設定し、基板温度を350℃に設定
する。また、反応室内に1kWの高周波電力を供給する
ことにより水素と酸素のプラズマを発生させ、そのプラ
ズマに第3の窒化チタン膜21を曝して膜中の不純物を
取り除く。
【0033】そのような方法によって第3の窒化シリコ
ン膜21を形成した後に、図7の(4),(5) に示すよう
に、シリコン基板1を大気中に解放せずに減圧雰囲気に
置いた状態でプラズマ処理装置に搬送する。そのプラズ
マ処理装置としては平行平板電極型を用い、アンモニア
の流量を500sccm、基板温度を400℃、処理室内の
圧力を10Torrに設定し、さらに平行平板電極に13.
56MHzで500Wの高周波電力を供給する。
【0034】そのような条件により発生させたアンモニ
アプラズマに、図9(b) に示すように、第3の窒化シリ
コン膜21を10分間曝す。その後に、図9(a) と図7
の(6),(7) に示すように、シリコン基板1を大気に取り
出さずに、窒化チタン膜の上に第2の銅膜22をCVD
法により1.5μmの厚さに形成する。
【0035】CVD法による第2の銅膜22の成長条件
は、水素をキャリアガスとしてCu(hfac)・TMVSガス
をCVD装置の反応室内に100sccmの流量で導入し、
成膜温度150℃、成膜圧力を1.0Torrに設定する。
その後に、図9(b) と図7の(8) に示すように、第2の
銅膜22と第3の窒化チタン膜21をCMP法により研
磨して第3の層間絶縁膜13の上から除去して第2の溝
15a,15b内にのみ残す。第2の溝15a,15b
内に残った第2の銅膜22を第2の配線22aとして使
用する。
【0036】ところで、上記した条件で形成された第3
の窒化チタン膜21と第2の銅膜22の密着性は良く、
それらの膜21,22は研磨により加わる600kgf/cm
2 程度の引っ張り力によって剥がれることはなかった。 (第3の実施の形態)以下に、第1及び第2の実施の形
態と異なる第2の配線の形成方法を図10に示すフロー
チャートと図11、図12に示す断面図に基づいて説明
する。
【0037】まず、図2(b) と図10の(1) に示すよう
に、第3の層間絶縁膜13に第2の溝15a,15bを
形成するまでは第1の実施の形態と同じ工程に従って行
う。その後に、図10の(2) に示すように、第3の層間
絶縁膜13の上面と第2の溝15a,15bの内周面の
上に第3の窒化チタン膜23を形成する。その窒化チタ
ン膜23は次のような条件により光CVD法により20
nmの厚さに形成する。
【0038】例えば、窒化チタン形成用のソースガスと
してCp2Ti(N3)2を使用する。Cp2Ti(N3)2は、400nm以
下の波長の紫外光を用いて分解し、分解した元素をさら
にアンモニアと反応させて第3の窒化チタン膜23を形
成する。そのソースガスは、昇華法によって直接に反応
室内に100sccmの流量で導入し、アンモニアと合わせ
て500sccmの流量で反応室内に導入する。そして、反
応室内の圧力を1Torrとし、基板温度を400℃に設定
して窒化チタン膜23を成長する。
【0039】また、窒化チタン膜23の形成の最中に図
11(a) に示すように膜厚が5nmに1回の割合で、水素
(H2)と窒素(N2)の少なくとも一方のプラズマを窒化
チタン膜に供給する。その水素プラズマ処理、窒素プラ
ズマ処理は、反応室を変えずに、第3の窒化チタン膜2
3の成長を中断して行う。そして、第3の窒化チタン膜
23が20nmの厚さになった時点で、膜の形成を終了す
る。続いて、シリコン基板1を大気中に解放するか、或
いは大気に曝さずにシリコン基板を平行平板型プラズマ
装置に移動する。
【0040】そして、図11(b) に示すように、第3の
窒化シリコン膜23をアンモニアプラズマに曝す。その
アンモニアプラズマ処理の条件としては、アンモニアガ
スを反応室に400Sccmの流量で導入し、反応室内の圧
力を1.0Torrとし、さらに、基板温度を400℃に設
定するとともに、周波数13.56MHzの高周波電力
を平行平板電極に300Wで供給する。
【0041】そのような条件で第3の窒化シリコン膜2
3をアンモニアプラズマに曝した後に、図10の(3) に
示すように、シリコン基板1を大気中に解放する。続い
て、図10の(4) に示すように、スパッタ装置(不図
示)を用いて第3の窒化シリコン膜23の上に銅のシー
ド(seed)膜24を150nmの厚さに形成する。そのスパ
ッタは、ロングスローのスパッタ装置を用い、チャンバ
内に50sccmの流量で導入し、電極に供給する高周波電
力を5kWとするとともに、基板温度を室温に設定す
る。
【0042】次に、図10の(5) に示すようにシリコン
基板1を大気中に解放した後に、図12(b) と図10の
(6) に示すように、電解メッキのような電気化学的堆積
法(ECD(electro-chemical deposition))により第2
の銅膜25をシード膜24の上に1.5μmの厚さに形
成する。その後に、図10の(7) に示すように、第2の
銅膜25と第3の窒化チタン膜23をCMP法により研
磨して第3の層間絶縁膜13の上から除去し、第2の溝
15a,15b内にのみ残し、これを第2の配線として
使用する。
【0043】なお、上記した条件で形成された第3の窒
化チタン膜23と第2の銅膜25の膜の密着性は良く、
それらの膜は研磨時において剥がれなかった。次に、上
記した第1〜第3の実施の形態に代表されるような本発
明の効果を従来技術との比較において説明する。まず、
図13(a) に示すように、シリコン基板26の上に熱酸
化膜27を形成した後に、熱酸化膜27の上に窒化チタ
ン膜27を20nmの厚さに形成した。そして、その窒化
チタン膜28を図13(b) に示すように種々のプラズマ
に曝すことによって、窒化チタン膜28とその上に形成
される銅膜の密着性がどのように相違するかを確認し
た。
【0044】その窒化チタン膜28は図6に示すような
熱CVD装置を用いて熱酸化膜27上に20nmの厚さに
形成する。その窒化チタン膜28は、ヘリウムガスを用
いたバブリング方式で気化したTDMATガスを反応チ
ャンバ31内に導入して形成した。この場合、TDMA
Tガスとヘリウムを合わせたガス流量を100sccmと
し、反応チャンバ31内の成膜圧力を100mTorr とし
た。また、窒化チタン膜28の成長の際の成膜温度を3
50℃とした。
【0045】その後に、装置を変えて窒化チタン膜28
を各種のプラズマに曝した後に、図13(c) に示すよう
に、窒化チタン膜28の上にCVD法により銅膜29を
30nmの厚さに形成し、その銅膜29の引張り耐性試験
を行った。銅膜29を形成するためのソースガスとして
は、Cu(hfac)・TMVSを使用し、そのソースガスをキャリ
アガス(水素)ガスによって反応室内に導入し、成膜温
度を150℃、成膜圧力を1.0Torrとした。
【0046】図13(b) に示すプラズマ処理としては、
水素・窒素プラズマ処理、水素プラズマ処理、窒素プラ
ズマ処理、アルゴンプラズマ処理のそれぞれについてサ
ンプルを変えて行った。それらのプラズマ条件を表1に
示す。なお、プラズマ処理は、成膜とは別な場所で行わ
れる。
【0047】
【表1】
【0048】図14に、各サンプルの引張り試験の結果
を度数分布で示す。アンモニアプラズマ処理以外のプラ
ズマ処理が行われた窒化チタン膜の上の銅膜は、プラズ
マ処理が行われない窒化チタン膜の上の銅膜に比べて、
窒化チタン膜に対する密着性は劣化した。これに対し
て、窒化水素化合物であるアンモニアプラズマに曝され
た窒化チタン膜上の銅膜の窒化チタン膜に対する密着性
は飛躍的に向上する。
【0049】次に、本発明を用いた窒化チタン膜のバリ
ア性を図15に示すサンプルを用いて評価した。そのサ
ンプルは次のような構造を有している。なお、バリア性
は、銅の拡散の防止能力を意味している。図15におい
て、p型シリコン基板61の表面の39600個の活性
領域をLOCOS層62によって囲んだ後に、それらの
活性領域にイオン注入法で砒素を導入し、それらの活性
領域にn型の不純物拡散層63を形成する。その後に、
不純物拡散層63とLOCOS層62の上にプラズマC
VD法によりBPSG膜64を1.0μmの厚さに形成
する。その後に、BPSG膜64をフォトリソグラフィ
ー法によりエッチングして各不純物拡散層63の上に直
径0.4μm、0.5μm又は1.0μmのコンタクト
ホール65を形成する。続いて、TDMATガスを用い
て熱CVD法により窒化チタン膜66を図13(a) と同
じ成長条件でBPSG膜64の上とコンタクトホール6
5の内面に形成する。
【0050】さらに、窒化チタン膜66をアンモニアプ
ラズマに曝した後に、その上に銅のシード膜を150nm
の厚さに形成した後に、電解メッキ法によりシード膜の
上に銅膜67を形成した。さらに、銅膜67を形成した
後にCMP法によりBPSG膜64の上の銅膜67及び
窒化チタン膜66を除去するとともに、そらの膜をコン
タクトホール65内に残す。さらに、BPSG膜64と
コンタクトホール65の上に、アルミニウム銅を窒化チ
タン膜で挟んでなる引出配線68を形成する。
【0051】そのようなサンプルを熱処理した後に、シ
リコン基板61と引出配線68の間に電圧を印可し、こ
れにより不純物拡散層63に流れるリーク電流を観察す
ることによりバリア性を評価したところ、図16に示す
ような結果が得られた。図16は、引出配線68の形成
後に450℃の熱処理を3回行った後のリーク電流の度
数分布を示す。
【0052】さらに、窒化チタン膜66をアンモニアプ
ラズマに曝さない場合について不純物拡散層63に流れ
るリーク電流を観察することによりバリア性を評価した
ところ、図17に示すような結果が得られた。図17
は、引出配線68の形成後に450℃の熱処理を3回行
った後のリーク電流の度数分布を示す。図16、図17
に基づいて、窒化チタン膜66をアンモニア処理したも
のとしなかったものについて、それぞれ銅に対する窒化
チタン膜のバリア性を評価したところ、窒化チタンシリ
コン膜66をアンモニアプラズマ処理した方がアンモニ
アプラズマ処理をしない場合に比べてリーク電流が流れ
にくいことがわかる。
【0053】なお、第2及び第3の実施形態で示した方
法で形成された窒化チタン膜であっても、窒素水素化合
物プラズマに曝すことにより、その上に形成される銅膜
との密着性は向上し、しかも、バリア性も向上すること
がわかる。また、アンモニアプラズマの代わりにヒドラ
ジンプラズマなどの窒素水素化合物プラズマに窒化チタ
ン膜を曝しても、窒化チタン膜と銅膜との密着性を向上
したり、バリア性を向上することができる。
【0054】さらに、上記した例では、窒化シリコン膜
のような窒化金属膜を窒素水素化合物プラズマに曝した
後に銅のような導電膜を形成しているが、TiSiN 、WSiN
のような窒化珪化金属膜を窒素水素化合物プラズマに曝
した後に導電膜を形成しても窒化珪化金属膜と導電膜の
密着性が向上する。上記した例では、窒化シリコン膜を
層間絶縁膜の上と配線用溝の中に形成しているがこれに
限定されるものではない。例えば、層間絶縁膜にビアホ
ールを形成する工程を含む場合にあっては、層間絶縁膜
の上とビアホールの中に窒化チタン膜を形成し、その後
に窒化チタン膜をアンモニアプラズマに曝し、その後に
窒化チタン膜の上に銅膜を形成してもよい。そのホール
の中に残される窒化シリコン膜と銅膜は、ビア(プラ
グ)として使用される。
【0055】また、上記した窒素珪素化合物プラズマに
曝された窒化シリコン膜と銅膜は、ビアと配線を同時に
形成する、いわゆるデュアルダマシン技術に適用しても
良いし、通常の配線用の導電膜として適用しても良い。
【0056】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、窒化
金属又は窒化珪化金属からなる第1の導電膜を形成した
後に、その第1の導電膜を窒素水素化合物ガスのプラズ
マに曝し、その後に第1の導電膜の上に銅のような第2
の導電膜を形成しているので、第1の導電膜と第2の導
電膜の密着性を従来よりも向上することができる。
【0057】また、そのような第1の導電膜は、第2の
導電膜を構成する金属元素が下方に拡散することを防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a) 〜(c) は、本発明の第1の実施形態の
半導体装置の製造工程を示す断面図(その1)である。
【図2】図2(a),(b) は、本発明の第1の実施形態の半
導体装置の製造工程を示す断面図(その2)である。
【図3】図3(a),(b) は、本発明の第1の実施形態の半
導体装置の製造工程を示す断面図(その3)である。
【図4】図4(a),(b) は、本発明の第1の実施形態の半
導体装置の製造工程を示す断面図(その4)である。
【図5】図5は、本発明の第1の実施形態の半導体装置
の製造工程のうちの配線の形成工程を示すフローチャー
トである。
【図6】図6は、本発明の第1の実施形態の半導体装置
の製造工程に使用されるCVD装置の一例を示す構成図
である。
【図7】図7は、本発明の第2の実施形態の半導体装置
の製造工程のうちの配線の形成工程を示すフローチャー
トである。
【図8】図8(a),(b) は、本発明の第2の実施形態の半
導体装置の製造工程のうちの配線の形成工程を示す断面
図(その1)である。
【図9】図9(a),(b) は、本発明の第2の実施形態の半
導体装置の製造工程のうちの配線の形成工程を示す断面
図(その2)である。
【図10】図10は、本発明の第3の実施形態の半導体
装置の製造工程のうちの配線の形成工程を示すフローチ
ャートである。
【図11】図11(a),(b) は、本発明の第3の実施形態
の半導体装置の製造工程のうちの配線の形成工程を示す
断面図(その1)である。
【図12】図12(a),(b) は、本発明の第3の実施形態
の半導体装置の製造工程のうちの配線の形成工程を示す
断面図(その2)である。
【図13】図13(a) 〜(c) は、本発明の実施形態にお
ける多層金属膜の引っ張り試験用サンプルを形成する固
定を示す断面図である。
【図14】図14は、図13(c) に示す試験用サンプル
を使用して得られた引っ張り試験の引っ張り力と膜剥が
れ確率を示す図である。
【図15】図15は、本発明の実施形態における配線の
バリア性試験用サンプルを示す断面図である。
【図16】図16は、本発明の実施形態における配線の
バリア性試験の結果を示すリーク電流発生率を示す図で
ある。
【図17】図17は、従来の配線のバリア性試験の結果
を示すリーク電流発生率を示す図である。
【符号の説明】 1…シリコン基板(半導体基板)、2…フィールド酸化
膜、3…MOSトランジスタ、4…第1の層間絶縁膜、
5…コンタクトホール、6…第1の窒化チタン(TiN)
膜、7…タングステン膜、8…第2の層間絶縁膜、9…
第1の溝、10…第2の窒化チタン膜、11…第1の銅
膜、12…窒化シリコン膜、13…第3の層間絶縁膜、
14…フォトレジスト、15a、15b…第2の溝、1
6,21,23…第3の窒化シリコン膜、17,22,
25…銅膜、24…シード膜。
フロントページの続き Fターム(参考) 4M104 BB04 BB18 BB30 BB36 DD07 DD23 DD43 FF16 FF22 HH08 HH20 5F033 HH11 HH31 HH33 JJ19 JJ31 JJ33 KK01 KK11 KK19 KK33 NN06 NN07 PP02 PP03 PP12 PP15 PP27 QQ10 QQ13 QQ37 QQ48 QQ78 QQ90 QQ98 RR04 RR06 RR09 RR25 SS11 TT02 XX00 XX13 XX28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の反応室内において、半導体基板の上
    方に窒化金属又は窒化珪化金属よりなる第1の導電膜を
    有機金属材料を用いてCVD法により形成する工程と、 前記第1の導電膜の形成を終えた後に、前記第1の導電
    膜を窒素水素化合物ガスの第1のプラズマに曝す工程
    と、 前記第1のプラズマに曝された前記第1の導電膜の上に
    第2の導電膜を形成する工程とを有することを特徴とす
    る半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】前記第1の導電膜と前記第2の導電膜は、
    絶縁膜の上と該絶縁膜の溝又はホールの中に形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  3. 【請求項3】前記絶縁膜の上の前記第1の導電膜と前記
    第2の導電膜は、研磨によって前記絶縁膜の上面から除
    去されることを特徴とする請求項2に記載の半導体装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】前記窒化金属よりなる前記第1の導電膜が
    成長する過程においては、前記第1の導電膜は水素又は
    窒素の少なくとも一方の第2のプラズマに曝されること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記第1の導電膜は窒化チタン膜であり、
    前記第2の導電膜は銅膜であることを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記有機金属材料は、メチルアミノ基、エ
    チルアミノ基、又はシクロペンタ基のいずれかを含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方
    法。
  7. 【請求項7】前記窒素水素化合物ガスは、アンモニアガ
    ス又はヒドラジンであることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN111261574A (zh) * 2018-12-03 2020-06-09 长鑫存储技术有限公司 一种半导体结构及其制作方法

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