JP2000294351A - 圧接ジョイントコネクタ - Google Patents

圧接ジョイントコネクタ

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JP2000294351A
JP2000294351A JP11098058A JP9805899A JP2000294351A JP 2000294351 A JP2000294351 A JP 2000294351A JP 11098058 A JP11098058 A JP 11098058A JP 9805899 A JP9805899 A JP 9805899A JP 2000294351 A JP2000294351 A JP 2000294351A
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慶 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端子が端子収容室内で位置ずれを起こしても
タブ部とタブ接触部との接触不良が生じない。 【解決手段】 各コネクタハウジング1の端子収容室5
に端子6を挿入によって収容し、双方のコネクタハウジ
ング1の連結面1a、1b同士を互いに近接させる方向
に移動することによってコネクタハウジング1が多段状
に連結されると共に、この双方のコネクタハウジング1
の連結位置では上下で相対向する端子6同士のタブ部6
cとタブ接触部6dとが接触される圧接ジョイントコネ
クタにおいて、タブ部6cには端子6の端子挿入・引出
し方向Sに延びる接触面20を構成し、タブ接触部6d
を端子挿入・引出し方向の直交方向Tに弾性変形可能に
構成し、タブ接触部6dが端子挿入・引出し方向の直交
方向Tに弾性変形してタブ部6cの接触面20に接触さ
せた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタハウジン
グを多段状に連結して構成される圧接ジョイントコネク
タに関する。
【0002】
【従来の技術】この種の圧接ジョイントコネクタとして
は、図7〜図15に示すものがある。図7はコネクタハ
ウジングの斜視図、図8は端子集合構成体の斜視図、図
9は端子集合構成体を組み付けた状態のコネクタハウジ
ングの斜視図、図10はコネクタハウジングの平面図、
図11はコネクタハウジングの断面図、図12は端子装
着時における図11のA−A線断面図、図13は端子を
装着した状態のコネクタハウジングの断面図、図14は
コネクタハウジングの連結状態を示す断面図、図15
(A)、(B)はそれぞれ双方の端子間の位置ずれによ
るタブ部とタブ接触部との接触状態を示す断面図であ
る。
【0003】図7〜図13において、コネクタハウジン
グ1は、その上面と下面とが共に連結面1a、1bとし
て構成され、上方の連結面1aの両側部の前方側と前面
部の略全体とにはハウジングロック突起2が、これに対
応する下方の連結面1bにはハウジングロック溝部3
(図11等に示す)がそれぞれ設けられている。
【0004】コネクタハウジング1には各キャビティ壁
4によってそれぞれ仕切られた複数の端子収容室5が設
けられ、この各端子収容室5には被係止部1cがそれぞ
れ設けられている。この各端子収容室5に端子6が挿入
によってそれぞれ収容されている。複数の端子6はコネ
クタハウジング1への組み付け前の段階では、図8に示
す端子集合構成体7として構成され、この端子集合構成
体7は、並列状態で配置された複数の端子6と複数の端
子6間を連結するキャリア部8とから構成されている。
この端子集合構成体7は、板状の導電性金属を所定形状
で打ち抜き、これを折曲して複数の端子6を形成し、次
に、複数の端子6間を連結するキャリア部8を山谷の連
続形状に折曲することによって形成される。つまり、キ
ャリア部8を折曲することによって端子間のピッチを狭
ピッチの端子集合構成体7とされている。
【0005】電気的接続が必要ない端子6間は、コネク
タハウジング1の組み付け過程で、その端子6間に位置
するキャリア部8の箇所がカットされ、この箇所にはカ
ットスペース9が構成されている。
【0006】端子6は電線Wが圧接される電線圧接部6
aと、コネクタハウジング1に係止し、バネ性を有する
係止部6bと、上方の連結面1a側に突出し、端子挿入
・引出し方向の直交方向に接触面を有するタブ部6c
と、下方の連結面1bから挿入されるタブ部6cが接触
され、バネ性を有するタブ接触部6d(図13等に示
す)と、このタブ接触部6dに接触されるタブ部の反対
面を支持するタブ受け部6e(図13等に示す)とを有
する。端子6は、図12に示すように、装着位置にあっ
て係止部6bがコネクタハウジング1の被係止部1cに
係止されている。
【0007】また、各端子収容室5の下面にはタブ挿入
孔10が開口され、このタブ挿入孔10は装着位置の端
子6のタブ接触部6dの位置に一致するよう構成されて
いる。
【0008】次に、上記コネクタハウジング1への端子
装着作業、及び、コネクタハウジング1間の連結作業に
ついて説明する。コネクタハウジング1の複数の端子収
容室5の後面から端子集合構成体7を図9に示すように
装着位置まで挿入する。各端子6の装着位置の手前の位
置では突出している係止部6bがバネ性によって退出し
て端子6の挿入が許容され、各端子6が装着位置まで挿
入されると、図12に示すように、各端子6の係止部6
bがバネ復帰性によって突出位置に復帰してコネクタハ
ウジング1の被係止部1cに係止される。次に、隣接す
る端子6間の内で、電気的接続が必要ない端子6間は、
その端子6間に位置するキャリア部8の箇所をキャリア
カット治具装置(図示せず)を用いてカットする。
【0009】次に、各電線Wを各端子6の電線圧接部6
aに圧接する等の処理を施し、各電線Wと各端子6とを
接続する。
【0010】次に、双方のコネクタハウジング1の連結
面1a、1b同士を互いに近接させる方向に移動し、ハ
ウジングロック突起2とハウジングロック溝部3との位
置合わせを行う。双方の位置合わせがなされると、さら
に双方のコネクタハウジング1の連結面1a、1b同士
を互いに近接させる方向に移動し、連結面1a、1b同
士が接合されると、ハウジングロックがなされて図14
に示すごとく連結が完了する。
【0011】又、双方のコネクタハウジング1の連結位
置への移動に伴って下方のコネクタハウジング1の各端
子6のタブ部6cが上方のコネクタハウジング1のタブ
挿入孔10内に進入し、図14で示す連結位置では下方
のコネクタハウジング1の各端子6のタブ部6cが上方
のコネクタハウジング1の各端子6のタブ接触部6dに
接触される。尚、上下の端子6同士を電気的に接続させ
たくない場合には、予めタブ部6cを折曲する折曲処理
をしておく。
【0012】つまり、この圧接ジョイントコネクタは、
必要に応じて隣接する上下の端子6間と、隣接する左右
の端子6間を電気的に接続させることができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の圧接ジョイントコネクタでは、端子収容室5内にお
ける端子6の位置決めは、コネクタハウジング1の被係
止部1cに端子6の係止部6bが係止されることによっ
て行っているが、被係止部1cと係止部6bとの位置関
係は部品寸法公差等のために余裕を持って構成せざるを
得ない。詳しくは、図12に示すように、端子収容室5
の先端面5aと被係止部1cとの間隔d1より端子6の
挿入先端面6fと係止部6bとの間隔d2が小さく設定
される。
【0014】従って、端子6は挿入方向及びこの反対の
引出し方向に位置ずれ可能となり、電線Wからの外力に
より下方の端子6が右側にシフトしたり、上方の端子6
が左側にシフトしたりすると、タブ部6cとタブ接触部
6dやタブ受け部6eとの接触が、図15(A)に示す
ような点接触となり、又、電線Wからの外力により下方
の端子6が左側にシフトしたり、上方の端子6が右側に
シフトしたりすると、タブ部6cとタブ接触部6dやタ
ブ受け部6eとの接触が、図15(B)に示すような点
接触となり、これが繰り返されるとタブ部6c、タブ接
触部6d、タブ受け部6eが劣化して接触不良になると
いう問題がある。
【0015】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、端子が端子収容室内で位置ず
れを起こしてもタブ部とタブ接触部との接触不良が生じ
ない圧接ジョイントコネクタを提供することを目的とす
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、コネ
クタハウジングの上面と下面とを共に連結面として構成
されたコネクタハウジングを複数有し、この各コネクタ
ハウジングには複数の端子収容室を設け、この各端子収
容室には一方の連結面側に突出するタブ部と当該連結面
とは反対の連結面側から挿入されるタブ部が接触される
タブ接触部を有する端子をそれぞれ収容し、双方のコネ
クタハウジングの連結面同士を互いに近接させる方向に
移動することによってコネクタハウジングが多段状に連
結されると共に、この双方のコネクタハウジングの連結
位置では上下で相対向する端子同士のタブ部とタブ接触
部とが接触される圧接ジョイントコネクタにおいて、前
記タブ部には少なくとも前記端子の端子挿入・引出し方
向に延びる接触面を構成し、前記タブ接触部を端子挿入
・引出し方向の直交方向に弾性変形可能に構成し、前記
タブ接触部が端子挿入・引出し方向の直交方向に弾性変
形して前記タブ部の接触面に接触することを特徴とす
る。
【0017】この圧接ジョイントコネクタでは、双方の
コネクタハウジングを連結させると、一方の端子のタブ
部と他方の端子のタブ接触部との接触方向が端子挿入・
引出し方向の直交方向であるため、例えば電線からの外
力によって端子が位置ずれしてもタブ接触部が接触する
タブ部の接触面の位置がずれるだけでタブ部とタブ接触
部との接触状態が適正に保たれる。
【0018】請求項2の発明は、請求項1記載の圧接ジ
ョイントコネクタであって、前記タブ部は、端子挿入・
引出し方向の直交方向に延びる基部と、この基部に固定
され、端子挿入・引出し方向に延びる前記接触面を有す
る接触部とから構成されたことを特徴とする。
【0019】この圧接ジョイントコネクタでは、請求項
1の発明の作用に加え、タブ部の部材としての強度が向
上する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0021】図1及び図2は本発明の第1実施形態を示
し、図1(A)は双方のコネクタハウジングの連結状態
を示す断面図、図1(B)は上下で相対向する端子同士
のタブ部とタブ接触部との接触状態を示す断面図、図2
(A)はタブ接触部周囲の斜視図、図2(B)はタブ部
の斜視図である。この第1実施形態にあって前記従来例
と同一構成箇所については重複説明を回避するため、そ
の説明を省略し異なる構成箇所のみを説明する。又、従
来例と同一構成箇所については図面に従来例と同一の符
号を付してある。
【0022】即ち、この第1実施形態にあっては、図1
及び図2に示すように、端子6のタブ部6cは、平板状
のものを中央で折曲し、この内の一方の外面が端子6の
挿入方向・引出し方向Sに延びる接触面20として構成
されている。又、タブ接触部6dとタブ受け部6eは、
端子6の両側の側面部の一部をそれぞれ内側に打ち抜
き、且つ、折曲して構成されている。タブ接触部6d
は、基端側が端子6の側面部に一体に接続され、自由端
部21が端子挿入方向・引出し方向Sに延びている。そ
して、自由端部21が端子挿入方向・引出し方向の直交
方向Tに弾性変形によって変位可能に構成されている。
タブ受け部6eは両方の基端部が端子6の側面部に一体
に接続され、その中央面部22が端子挿入方向・引出し
方向Sに延びている。
【0023】又、タブ部6cの自由端部21とタブ接触
部6dの中央面部22との下端部には下方に行くに従っ
て双方の間隔を広げる方向に傾斜するテーパ面部23が
設けられている。この双方のテーパ面部23によって下
方から進入するタブ部6cがスムーズにタブ接触部6d
とタブ受け部6eとの間に挿入されるよう構成されてい
る。更に、端子6の底面部にはタブ挿入口24が形成さ
れており、このタブ挿入口24はタブ接触部6dとタブ
受け部6eとの下方位置に位置している。
【0024】尚、端子6が装着位置にあって端子6のタ
ブ挿入口24が位置するコネクタハウジング1の箇所に
は従来例と同様にタブ挿入口10が設けられているが、
その形状・寸法は第1実施形態のタブ部6cが挿入され
るものとなっている。
【0025】上記構成において、双方のコネクタハウジ
ング1の連結面1a、1b同士を互いに近接させる方向
に移動し、連結面1a、1b同士が接合されると、ハウ
ジングロックがなされて図1に示すごとく連結が完了す
る。この双方のコネクタハウジング1の連結位置への移
動に伴って下方のコネクタハウジング1の各端子6のタ
ブ部6cが上方のコネクタハウジング1及び端子6の各
タブ挿入孔10、24内に進入する。タブ部6cがタブ
接触部6d及びタブ受け部6eに当接されると、タブ接
触部6dが端子挿入方向・引出し方向の直交方向Tに弾
性変形によって変位してタブ部6cのタブ接触部6dと
タブ受け部6e間への挿入が許容される。そして、図1
で示す連結位置では下方のコネクタハウジング1の各端
子6のタブ部6cが上方のコネクタハウジング1の各端
子6のタブ接触部6dとタブ受け部6e間に進入し、タ
ブ接触部6dからの弾性力によってタブ部6cはタブ接
触部6dとタブ受け部6eとに接触状態になる。
【0026】例えば電線Wからの外力が端子6に伝達さ
れると、従来例で説明した理由により端子6が端子収容
室5内を端子挿入・引出し方向Sに若干移動するが、タ
ブ部6cとタブ接触部6dとの接触方向が端子挿入・引
出し方向の直交方向Tであるため、端子6が位置ずれし
てもタブ部6cの接触面20とタブ接触部6dとの接触
位置がずれるだけでタブ部6cとタブ接触部6dとの接
触状態が適正に保たれる。又、端子6の位置ずれ等の理
由によりタブ部6cが垂直方向に対し傾斜しても同様に
タブ部6cの接触面20とタブ接触部6dとの接触位置
(接触角度を含む)がずれるだけでタブ部6cとタブ接
触部6dとの接触状態が適正に保たれる。従って、従来
例のように端子6の位置ずれによってタブ部6cとタブ
接触部6dやタブ受け部6eとに無理が負荷が作用し、
タブ部6cとタブ接触部6dやタブ受け部6eとが点接
触状態となることがないため、タブ部6c、タブ接触部
6d、タブ受け部6eが劣化せず、接触不良が防止され
る。
【0027】図3〜図5は本発明の第2実施形態を示
し、図3は端子の一部斜視図、図4は端子の一部底面
図、図5(A)、(B)はそれぞれ垂直方向に対し傾斜
したタブ部とタブ接触部との接触状態を示す斜視図であ
る。この第2実施形態にあって前記第1実施形態と同一
構成箇所については重複説明を回避するため、その説明
を省略し異なる構成箇所のみを説明する。又、第1実施
形態と同一構成箇所については図面に従来例と同一の符
号を付してある。
【0028】即ち、この第2実施形態にあっては、図3
及び図4に示すように、端子6のタブ部6cは、端子挿
入・引出し方向の直交方向Tに延びる基部25と、この
基部25に固定され、端子挿入・引出し方向Sに延びる
接触面20を有する接触部26とからL字状に構成され
ている。又、タブ接触部6dは下端部が端子6の側面部
に一体に接続され、その上端側が自由端部21として構
成されている。又、端子6の底面部にはL字状のタブ挿
入口24が形成されている。
【0029】この第2実施形態においても前記第1実施
形態と同様の作用・効果を有し、図5(A)、(B)に
示すように、端子6の位置ずれ等の理由によりタブ部6
cが垂直方向に対し傾斜してもタブ部6cの接触面20
とタブ接触部6dとの接触位置(接触角度を含む)がず
れるだけでタブ部6cとタブ接触部6dとの接触状態が
適正に保たれる。又、この第2実施形態ではタブ部6c
がL字状であり、タブ部6cの部材としての強度が高く
耐久性等に優れている。更に、タブ部6cの強度が高い
ため、タブ受け部を設けなくてもタブ部6cとタブ接触
部6dとの接触を十分に確保できるが、タブ受け部を設
ければよりタブ部6cとタブ接触部6dとの接触が確
実、且つ、安定したものになる。
【0030】図6は本発明の第3実施形態を示し、図6
は端子のタブ部の斜視図である。この第3実施形態と前
記第2実施形態とを比較するにタブ部とタブ挿入口の構
成が相違するのみであり、他の構成は前記第2実施形態
と同一であり重複説明を回避するため、その説明を省略
し異なる構成箇所のみを説明する。
【0031】即ち、この第3実施形態にあっては、タブ
部6cは、端子挿入・引出し方向の直交方向Tに延びる
基部25と、この基部25の一方の側部に固定され、端
子挿入・引出し方向Sに延びる接触面20を有する接触
部26と、基部25の他方の側部に固定され、端子挿入
・引出し方向Sに延びる接触面を有する接触部27とか
らコ字状に構成されている。又、端子6の底面部には、
図4にて仮想線で不足範囲を付加してあるように、コ字
状のタブ挿入口24が形成される。
【0032】この第3実施形態においても前記第1実施
形態と同様の作用・効果が得られると共に、前記第2実
施形態と同様にタブ部6cの部材としての強度が高く耐
久性等に優れている。又、他の接触部27にも接触する
タブ接触部を設け、2カ所で接触させればより電気的接
続の信頼性が増す。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、タブ部には少なくとも前記端子の端子挿入・引
出し方向に延びる接触面を構成し、前記タブ接触部を端
子挿入・引出し方向の直交方向に弾性変形可能に構成
し、前記タブ接触部が端子挿入・引出し方向の直交方向
に弾性変形して前記タブ部の接触面に接触するよう構成
したので、双方のコネクタハウジングを連結させると、
一方の端子のタブ部と他方の端子のタブ接触部との接触
方向が端子挿入・引出し方向の直交方向であるため、例
えば電線からの外力によって端子が位置ずれしてもタブ
接触部が接触するタブ部の接触面の位置がずれるだけで
タブ部とタブ接触部との接触状態が適正に保たれ、タブ
部とタブ接触部との接触不良が生じない。
【0034】請求項2の発明によれば、請求項1記載の
圧接ジョイントコネクタであって、前記タブ部は、端子
挿入・引出し方向の直交方向に延びる基部と、この基部
に固定され、端子挿入・引出し方向に延びる前記接触面
を有する接触部とから構成されたので、請求項1の発明
の効果に加え、タブ部の部材としての強度が向上し、耐
久性等に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示し、(A)は双方の
コネクタハウジングの連結状態を示す断面図、(B)は
上下で相対向する端子同士のタブ部とタブ接触部との接
触状態を示す断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示し、(A)はタブ接
触部周囲の斜視図、(B)はタブ部の斜視図である。
【図3】本発明の第2実施形態を示し、端子の一部斜視
図である。
【図4】本発明の第2実施形態を示し、端子の一部底面
図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示し、(A)、(B)
はそれぞれ垂直方向に対し傾斜したタブ部とタブ接触部
との接触状態を示す斜視図である。
【図6】本発明の第3実施形態を示し、端子のタブ部の
斜視図である。
【図7】従来例のコネクタハウジングの斜視図である
【図8】従来例の端子集合構成体の斜視図である。
【図9】従来例の端子集合構成体を組み付けた状態のコ
ネクタハウジングの斜視図である。
【図10】従来例のコネクタハウジングの平面図であ
る。
【図11】従来例のコネクタハウジングの断面図であ
る。
【図12】従来例の端子装着時における図11のA−A
線断面図である。
【図13】従来例の端子を装着した状態のコネクタハウ
ジングの断面図である。
【図14】従来例のコネクタハウジングの連結状態を示
す断面図である。
【図15】従来例を示し、(A)、(B)はそれぞれ双
方の端子間の位置ずれによるタブ部とタブ接触部との接
触状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 コネクタハウジング 1a、1b 連結面 5 端子収容室 6 端子 6c タブ部 6d タブ接触部 20 接触面 S 端子挿入・引出し方向 T 端子挿入・引出し方向の直交方向
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E021 FA05 FA11 FB07 FC07 FC32 JA07 JA11 5E087 EE02 EE14 FF06 FF12 FF27 HH01 HH04 JJ08 RR02 RR06 RR26 RR36

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタハウジングの上面と下面とを共
    に連結面として構成されたコネクタハウジングを複数有
    し、この各コネクタハウジングには複数の端子収容室を
    設け、この各端子収容室には一方の連結面側に突出する
    タブ部と当該連結面とは反対の連結面側から挿入される
    タブ部が接触されるタブ接触部を有する端子をそれぞれ
    挿入によって収容し、双方のコネクタハウジングの連結
    面同士を互いに近接させる方向に移動することによって
    コネクタハウジングが多段状に連結されると共に、この
    双方のコネクタハウジングの連結位置では上下で相対向
    する端子同士のタブ部とタブ接触部とが接触される圧接
    ジョイントコネクタにおいて、 前記タブ部には少なくとも前記端子の端子挿入・引出し
    方向に延びる接触面を構成し、前記タブ接触部を端子挿
    入・引出し方向の直交方向に弾性変形可能に構成し、前
    記タブ接触部が端子挿入・引出し方向の直交方向に弾性
    変形して前記タブ部の接触面に接触することを特徴とす
    る圧接ジョイントコネクタ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の圧接ジョイントコネクタ
    であって、 前記タブ部は、端子挿入・引出し方向の直交方向に延び
    る基部と、この基部に固定され、端子挿入・引出し方向
    に延びる前記接触面を有する接触部とから構成されたこ
    とを特徴とする圧接ジョイントコネクタ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023042620A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子金具の接続構造及びジョイントコネクタ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2023042620A1 (ja) * 2021-09-15 2023-03-23 株式会社オートネットワーク技術研究所 端子金具の接続構造及びジョイントコネクタ
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