JP2000292429A - ノズル - Google Patents
ノズルInfo
- Publication number
- JP2000292429A JP2000292429A JP11100400A JP10040099A JP2000292429A JP 2000292429 A JP2000292429 A JP 2000292429A JP 11100400 A JP11100400 A JP 11100400A JP 10040099 A JP10040099 A JP 10040099A JP 2000292429 A JP2000292429 A JP 2000292429A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- tip
- connection
- chip
- chips
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- Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 一つのノズルで連結側開口径が異なる複数サ
イズのチップを装着することを可能とし、分注量を変更
する際の分注作業の円滑化を図る。 【解決手段】 先端10A側に二種の大小チップ12,
13をそれぞれ装着可能とする連結部15を含んでノズ
ル10が構成されている。連結部15は、ノズル10の
先端10A側における外周に沿って設けられた段部28
によって形成され、この段部28を境界として段階的に
形成された第1及び第2のテーパ面30,31からなっ
ている。第1のテーパ面30は、大チップ12の連結側
開口部22の上下一定領域の内面形状に応じた外面形状
に形成される一方、第2のテーパ面31は、小チップ1
3の連結側開口部23の上下一定領域の内面形状に応じ
た外面形状に形成される。これにより、大小チップ1
2,13はテーパ嵌合によってノズル10に脱落不能に
保持される。
イズのチップを装着することを可能とし、分注量を変更
する際の分注作業の円滑化を図る。 【解決手段】 先端10A側に二種の大小チップ12,
13をそれぞれ装着可能とする連結部15を含んでノズ
ル10が構成されている。連結部15は、ノズル10の
先端10A側における外周に沿って設けられた段部28
によって形成され、この段部28を境界として段階的に
形成された第1及び第2のテーパ面30,31からなっ
ている。第1のテーパ面30は、大チップ12の連結側
開口部22の上下一定領域の内面形状に応じた外面形状
に形成される一方、第2のテーパ面31は、小チップ1
3の連結側開口部23の上下一定領域の内面形状に応じ
た外面形状に形成される。これにより、大小チップ1
2,13はテーパ嵌合によってノズル10に脱落不能に
保持される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はノズルに係り、更に
詳しくは、種々のサイズのチップを装着可能なノズルに
関する。
詳しくは、種々のサイズのチップを装着可能なノズルに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、医療現場では、試験管状の検
体容器に血液等の検体を採取して各種の検査項目が実行
されている。この際、人体等から採取された血液等の検
体は、一旦親検体容器に保存された後、検査項目の数に
応じて複数の子検体容器に分注されて、子検体容器毎に
所定の検査装置に付される。ここで、親検体容器から子
検体容器への分注は、例えば、図3(A),(B)に示
されるように、スポイト状の分注用ノズル50によって
自動的或いは手動的に行われる。その際、ノズル50を
複数種の検体に繰り返し使用する場合には、その先端側
を検体毎に洗浄する必要があるが、洗浄前の検体を完全
に除去することは困難で、洗浄後に残存した検体が次な
る検体に混合し(キャリーオーバー)、正確な検査精度
が得られ難くなる。そこで、近時においては、ノズル5
0の洗浄を回避するために、その先端側に、検体毎に使
い捨て可能なチップ51(ディスポチップ)が装着され
て検体の分注作業が行われている。
体容器に血液等の検体を採取して各種の検査項目が実行
されている。この際、人体等から採取された血液等の検
体は、一旦親検体容器に保存された後、検査項目の数に
応じて複数の子検体容器に分注されて、子検体容器毎に
所定の検査装置に付される。ここで、親検体容器から子
検体容器への分注は、例えば、図3(A),(B)に示
されるように、スポイト状の分注用ノズル50によって
自動的或いは手動的に行われる。その際、ノズル50を
複数種の検体に繰り返し使用する場合には、その先端側
を検体毎に洗浄する必要があるが、洗浄前の検体を完全
に除去することは困難で、洗浄後に残存した検体が次な
る検体に混合し(キャリーオーバー)、正確な検査精度
が得られ難くなる。そこで、近時においては、ノズル5
0の洗浄を回避するために、その先端側に、検体毎に使
い捨て可能なチップ51(ディスポチップ)が装着され
て検体の分注作業が行われている。
【0003】前記ノズル50は、その先端に開口部53
が設けられるとともに、先端側にテーパ部54が形成さ
れ、このテーパ部54に前記チップ51が装着される。
チップ51は、軸方向両端側に開口部を有する概略円錐
形の筒状に形成されており、開口部のうち開口径の大き
い方が、テーパ部54に装着される連結側開口部55と
なっており、開口径の小さい方が、検体の吸引吐出口5
6となっている。チップ51をノズル50に装着する際
には、連結側開口部55をノズル50の先端から中央側
に向って押し入れ、テーパ嵌合作用によってチップ51
がノズル50に脱落不能に保持される。このように、チ
ップ51が装着されたノズル50は、吸引吐出口56よ
り検体の吐出や吸引が行われる。
が設けられるとともに、先端側にテーパ部54が形成さ
れ、このテーパ部54に前記チップ51が装着される。
チップ51は、軸方向両端側に開口部を有する概略円錐
形の筒状に形成されており、開口部のうち開口径の大き
い方が、テーパ部54に装着される連結側開口部55と
なっており、開口径の小さい方が、検体の吸引吐出口5
6となっている。チップ51をノズル50に装着する際
には、連結側開口部55をノズル50の先端から中央側
に向って押し入れ、テーパ嵌合作用によってチップ51
がノズル50に脱落不能に保持される。このように、チ
ップ51が装着されたノズル50は、吸引吐出口56よ
り検体の吐出や吸引が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなノズル50にあっては、子検体容器に検体を分注す
る際に、大まかな分注量が判ればよいとする粗分注を行
った後で精密な分注量が要求される精密分注を行う場合
に、図3(A)に示される粗分注用のチップ51から、
同図(B)に示される精密分注用のチップ51に交換す
ることが必要となる。すなわち、検体の分注量を変える
場合には、チップ51をノズル50に装着して分注した
後、吸引吐出口56の開口径が異なる別異のチップ51
に交換しなければならない。その際、多くの場合、チッ
プ51は、吸引吐出口56の開口部が異なれば、それに
応じて連結側開口部55の開口径も異なるようになって
いるため、異種のチップ51に交換する場合には、必然
的にノズル50も、径の異なる別異のものと交換しなけ
ればならない。そのため、分注量を変える場合には、ノ
ズル50の交換が必要となって、分注作業の円滑化を図
ることができないという不都合がある。また、チップ5
1の連結側開口径の大きさに合う多数種のノズル50が
必要となって、ノズル50の効率的利用を図ることがで
きないという不都合もある。
うなノズル50にあっては、子検体容器に検体を分注す
る際に、大まかな分注量が判ればよいとする粗分注を行
った後で精密な分注量が要求される精密分注を行う場合
に、図3(A)に示される粗分注用のチップ51から、
同図(B)に示される精密分注用のチップ51に交換す
ることが必要となる。すなわち、検体の分注量を変える
場合には、チップ51をノズル50に装着して分注した
後、吸引吐出口56の開口径が異なる別異のチップ51
に交換しなければならない。その際、多くの場合、チッ
プ51は、吸引吐出口56の開口部が異なれば、それに
応じて連結側開口部55の開口径も異なるようになって
いるため、異種のチップ51に交換する場合には、必然
的にノズル50も、径の異なる別異のものと交換しなけ
ればならない。そのため、分注量を変える場合には、ノ
ズル50の交換が必要となって、分注作業の円滑化を図
ることができないという不都合がある。また、チップ5
1の連結側開口径の大きさに合う多数種のノズル50が
必要となって、ノズル50の効率的利用を図ることがで
きないという不都合もある。
【0005】
【発明の目的】本発明は、このような不都合に着目して
案出されたものであり、その目的は、一つのノズルで連
結側開口径が異なる複数サイズのチップを装着すること
ができ、分注量を変更する際の分注作業の円滑化を図る
ことができる効率的なノズルを提供することにある。
案出されたものであり、その目的は、一つのノズルで連
結側開口径が異なる複数サイズのチップを装着すること
ができ、分注量を変更する際の分注作業の円滑化を図る
ことができる効率的なノズルを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、一端側に吸引吐出口を備えているととも
に他端側を連結側開口部として当該開口径が異なる二種
以上のチップを装着可能なノズルであって、前記ノズル
は、その先端側の外周に前記各チップの前記開口径に応
じた連結部を備える、という構成を採っている。このよ
うな構成によれば、連結側開口径の大きさが異なる種々
のチップを一つのノズルに装着させることができ、吸引
吐出口の大きさの異なるチップを交換する際に、ノズル
の径の異なる別種のものと交換する必要がなく、分注量
を変更する際の分注作業の円滑化を図ることができると
ともに、同一のノズルで複数種のチップを装着可能とな
って、ノズルの効率的利用を図ることができる。
め、本発明は、一端側に吸引吐出口を備えているととも
に他端側を連結側開口部として当該開口径が異なる二種
以上のチップを装着可能なノズルであって、前記ノズル
は、その先端側の外周に前記各チップの前記開口径に応
じた連結部を備える、という構成を採っている。このよ
うな構成によれば、連結側開口径の大きさが異なる種々
のチップを一つのノズルに装着させることができ、吸引
吐出口の大きさの異なるチップを交換する際に、ノズル
の径の異なる別種のものと交換する必要がなく、分注量
を変更する際の分注作業の円滑化を図ることができると
ともに、同一のノズルで複数種のチップを装着可能とな
って、ノズルの効率的利用を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、前記連結部は、
その周方向に沿う段部によって形成される、という構成
も併せて採用することができる。これにより、ノズルの
本体径よりも小径となる連結側開口径を備えたチップを
装着可能とすることもでき、ノズルを一層効率的に利用
することができる。ここで、前記連結部は、前記先端側
に向って縮径するテーパ状に形成するとよい。このよう
な構成によれば、テーパ嵌合によってチップを連結部に
保持させることができるため、連結部の外周及びチップ
の内周に特別な係合手段を設けなくてもよいばかりか、
スムースなるチップの装着が可能となる。
その周方向に沿う段部によって形成される、という構成
も併せて採用することができる。これにより、ノズルの
本体径よりも小径となる連結側開口径を備えたチップを
装着可能とすることもでき、ノズルを一層効率的に利用
することができる。ここで、前記連結部は、前記先端側
に向って縮径するテーパ状に形成するとよい。このよう
な構成によれば、テーパ嵌合によってチップを連結部に
保持させることができるため、連結部の外周及びチップ
の内周に特別な係合手段を設けなくてもよいばかりか、
スムースなるチップの装着が可能となる。
【0008】
【実施例】以下、本発明に係る実施例を図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
【0009】図1には、本実施例に係るノズルの先端領
域の概略断面図が示され、図2には、ノズルの先端にチ
ップが装着された状態の断面図が示されている。これら
の図において、ノズル10は、その先端10A側で二種
の大小チップ12,13をそれぞれ装着可能とする連結
部15と、先端10Aに形成された開口部17と、この
開口部17に連なる通路18とを含んで構成されてい
る。ここで、ノズル10は、特に限定されるものではな
いが、医療現場で、人体から採取した血液等の検体を親
検体容器から子検体容器に分注する際に用いられるもの
であり、検体の分注を自動的に行う小分け分注機のノズ
ルとして適用される他、マイクロピペッター等の手作業
による分注装置のノズルとしても適用可能である。
域の概略断面図が示され、図2には、ノズルの先端にチ
ップが装着された状態の断面図が示されている。これら
の図において、ノズル10は、その先端10A側で二種
の大小チップ12,13をそれぞれ装着可能とする連結
部15と、先端10Aに形成された開口部17と、この
開口部17に連なる通路18とを含んで構成されてい
る。ここで、ノズル10は、特に限定されるものではな
いが、医療現場で、人体から採取した血液等の検体を親
検体容器から子検体容器に分注する際に用いられるもの
であり、検体の分注を自動的に行う小分け分注機のノズ
ルとして適用される他、マイクロピペッター等の手作業
による分注装置のノズルとしても適用可能である。
【0010】前記大小チップ12,13は、軸方向両端
側に開通する概略円錐筒状に形成され、その一端側にフ
ランジ部20が設けられている。フランジ部20側に位
置する開口部は、連結部15に装着される連結側開口部
22,23となっている一方、その反対側の開口部は、
検体の吸引吐出口25,26となっている。ここで、連
結側開口部22,23は、吸引吐出口25,26よりも
開口径が大きくなるように形成されている。
側に開通する概略円錐筒状に形成され、その一端側にフ
ランジ部20が設けられている。フランジ部20側に位
置する開口部は、連結部15に装着される連結側開口部
22,23となっている一方、その反対側の開口部は、
検体の吸引吐出口25,26となっている。ここで、連
結側開口部22,23は、吸引吐出口25,26よりも
開口径が大きくなるように形成されている。
【0011】前記連結部15は、ノズル10の先端10
A側における外周に沿って設けられた段部28によって
形成され、この段部28を境界として段階的に形成され
た第1及び第2のテーパ面30,31からなっている。
これら第1及び第2のテーパ面30,31は、ノズル1
0の先端10A側に向って次第に縮径する形状に設けら
れ、図中上側に位置する第1のテーパ面30には、大チ
ップ12が装着されるようになっており、図中下側に位
置する第2のテーパ面31には、小チップ13が装着さ
れるようになっている。すなわち、第1のテーパ面30
は、大チップ12の連結側開口部22の上下一定領域の
内面形状に応じた外面形状に形成される一方、第2のテ
ーパ面31は、小チップ13の連結側開口部23の上下
一定領域の内面形状に応じた外面形状に形成され、大小
チップ12,13は、それぞれテーパ嵌合によってノズ
ル10に脱落不能に保持される。具体的に、第1のテー
パ面30には、大チップ12の連結側開口部23の開口
径D1よりも大径及び小径となる領域が形成されるとと
もに、全領域に亘って小チップ13の連結側開口部23
の開口径D2よりも大径となっており、小チップ13が
第1のテーパ面30の領域に侵入することを阻止する。
また、第2のテーパ面31には、小チップ13の開口径
D2よりも大径及び小径となる領域が形成されるととも
に、全領域に亘って大チップ12の開口径D1よりも小
径となっており、大チップ12の連結側開口部22が第
2のテーパ面31の領域上を通過可能となっている。更
に、第1及び第2のテーパ面30,31は、大小チップ
12,13がそれぞれ装着されたときに、その先端高さ
位置すなわちノズル10の先端10Aから各チップ1
2,13の吸引吐出口25,26までの距離がチップ1
2,13の種類に拘らず略同一となるような外径を有す
るとともに、チップ12,13の装着に支障のない傾斜
角となっている。
A側における外周に沿って設けられた段部28によって
形成され、この段部28を境界として段階的に形成され
た第1及び第2のテーパ面30,31からなっている。
これら第1及び第2のテーパ面30,31は、ノズル1
0の先端10A側に向って次第に縮径する形状に設けら
れ、図中上側に位置する第1のテーパ面30には、大チ
ップ12が装着されるようになっており、図中下側に位
置する第2のテーパ面31には、小チップ13が装着さ
れるようになっている。すなわち、第1のテーパ面30
は、大チップ12の連結側開口部22の上下一定領域の
内面形状に応じた外面形状に形成される一方、第2のテ
ーパ面31は、小チップ13の連結側開口部23の上下
一定領域の内面形状に応じた外面形状に形成され、大小
チップ12,13は、それぞれテーパ嵌合によってノズ
ル10に脱落不能に保持される。具体的に、第1のテー
パ面30には、大チップ12の連結側開口部23の開口
径D1よりも大径及び小径となる領域が形成されるとと
もに、全領域に亘って小チップ13の連結側開口部23
の開口径D2よりも大径となっており、小チップ13が
第1のテーパ面30の領域に侵入することを阻止する。
また、第2のテーパ面31には、小チップ13の開口径
D2よりも大径及び小径となる領域が形成されるととも
に、全領域に亘って大チップ12の開口径D1よりも小
径となっており、大チップ12の連結側開口部22が第
2のテーパ面31の領域上を通過可能となっている。更
に、第1及び第2のテーパ面30,31は、大小チップ
12,13がそれぞれ装着されたときに、その先端高さ
位置すなわちノズル10の先端10Aから各チップ1
2,13の吸引吐出口25,26までの距離がチップ1
2,13の種類に拘らず略同一となるような外径を有す
るとともに、チップ12,13の装着に支障のない傾斜
角となっている。
【0012】従って、このような実施例によれば、一つ
のノズル10で、大小二種類のチップ12,13を装着
することができ、親検体容器から子検体容器に検体を分
注する際に、大チップ12を用いて検体を粗分注した
後、その大チップ12を取り外して、同じノズル10に
小チップ13を装着して精密分注を行うことができ、ノ
ズル10を有効的に活用することができるとともに、そ
の際のノズル10の交換作業も不要となって、分注作業
の円滑化を促進することができる。
のノズル10で、大小二種類のチップ12,13を装着
することができ、親検体容器から子検体容器に検体を分
注する際に、大チップ12を用いて検体を粗分注した
後、その大チップ12を取り外して、同じノズル10に
小チップ13を装着して精密分注を行うことができ、ノ
ズル10を有効的に活用することができるとともに、そ
の際のノズル10の交換作業も不要となって、分注作業
の円滑化を促進することができる。
【0013】なお、前記実施例においては、ノズル10
は、二種のチップ12,13を装着可能に設けたが、本
発明はこれに限らず、段部28を更に複数設けた多段式
とし、更に多種のチップを装着可能としてもよい。
は、二種のチップ12,13を装着可能に設けたが、本
発明はこれに限らず、段部28を更に複数設けた多段式
とし、更に多種のチップを装着可能としてもよい。
【0014】また、ノズル10の先端10A側の外周及
び各チップ12,13に、例えば凹凸部のような係合手
段を設けた連結部としてもよく、要するに、連結部とし
ては、前記実施例に限らず、前記先端10A側の外周に
種々の大きさのチップを装着可能な構造であれば他の構
成を採用することもできる。
び各チップ12,13に、例えば凹凸部のような係合手
段を設けた連結部としてもよく、要するに、連結部とし
ては、前記実施例に限らず、前記先端10A側の外周に
種々の大きさのチップを装着可能な構造であれば他の構
成を採用することもできる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ノズルの先端側の外周に前記各チップの連結側開口部の
開口径に応じた連結部を備えたから、前記開口径の大き
さが異なる種々のチップを一つのノズルに装着させるこ
とができ、分注量を変更する際の分注作業の円滑化を図
ることができる他、ノズルの有効利用も可能となる。
ノズルの先端側の外周に前記各チップの連結側開口部の
開口径に応じた連結部を備えたから、前記開口径の大き
さが異なる種々のチップを一つのノズルに装着させるこ
とができ、分注量を変更する際の分注作業の円滑化を図
ることができる他、ノズルの有効利用も可能となる。
【0016】また、前記連結部を、その周方向に沿う段
部によって形成したから、ノズルの本体径よりも小径と
なる連結側開口径を備えたチップを装着可能とすること
ができ、ノズルを一層効率的に利用することができる。
部によって形成したから、ノズルの本体径よりも小径と
なる連結側開口径を備えたチップを装着可能とすること
ができ、ノズルを一層効率的に利用することができる。
【0017】更に、前記連結部を、前記先端側に向って
縮径とするテーパ状に形成したから、テーパ嵌合によっ
てチップを連結部に保持させることができ、連結部の外
周及びチップの内周に特別な係合手段を設けなくてもよ
く、また、チップの装着も一層スムースに行うことがで
きる。
縮径とするテーパ状に形成したから、テーパ嵌合によっ
てチップを連結部に保持させることができ、連結部の外
周及びチップの内周に特別な係合手段を設けなくてもよ
く、また、チップの装着も一層スムースに行うことがで
きる。
【図1】本実施例に係るノズルの先端領域を示す概略断
面図。
面図。
【図2】(A)は、図1のノズルに大チップを装着した
状態を示す概略断面図であり、(B)は、図2のノズル
に小チップを装着した状態を示す概略断面図である。
状態を示す概略断面図であり、(B)は、図2のノズル
に小チップを装着した状態を示す概略断面図である。
【図3】従来のノズルに大小二種類のチップが装着され
た状態を示す概略断面図。
た状態を示す概略断面図。
10 ノズル 10A 先端 12 大チップ 13 小チップ 15 連結部 22 連結側開口部 23 連結側開口部 25 吸引吐出口 26 吸引吐出口 28 段部 D1 開口径 D2 開口径
フロントページの続き (72)発明者 山田 倫久 東京都多摩市聖ケ丘2丁目18番地6−501 Fターム(参考) 2G058 EA01 ED10 ED36 4C038 TA10 4G057 AB21 AB34 AB36
Claims (3)
- 【請求項1】 一端側に吸引吐出口を備えているととも
に他端側を連結側開口部として当該開口径が異なる二種
以上のチップを装着可能なノズルであって、前記ノズル
は、その先端側の外周に前記各チップの前記開口径に応
じた連結部を備えていることを特徴とするノズル。 - 【請求項2】 前記連結部は、その周方向に沿う段部に
よって形成されていることを特徴とする請求項1記載の
ノズル。 - 【請求項3】 前記連結部は、前記先端側に向って縮径
するテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項
2記載のノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100400A JP2000292429A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100400A JP2000292429A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000292429A true JP2000292429A (ja) | 2000-10-20 |
Family
ID=14272945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100400A Withdrawn JP2000292429A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000292429A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075418A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | メディカテック株式会社 | 分注装置 |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP11100400A patent/JP2000292429A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015075418A (ja) * | 2013-10-10 | 2015-04-20 | メディカテック株式会社 | 分注装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060704 |