JP2000291125A - グリース阻集器の施工方法及び同装置 - Google Patents

グリース阻集器の施工方法及び同装置

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JP2000291125A
JP2000291125A JP11102934A JP10293499A JP2000291125A JP 2000291125 A JP2000291125 A JP 2000291125A JP 11102934 A JP11102934 A JP 11102934A JP 10293499 A JP10293499 A JP 10293499A JP 2000291125 A JP2000291125 A JP 2000291125A
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JP
Japan
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tank
grease
circular hole
circular
concrete
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JP11102934A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Uneda
雅道 畝田
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Horkos Corp
Original Assignee
Horkos Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 グリース阻集器の設置にさいし、その大きさ
に合わせた寸法の型枠取りをしてコンクリートの打ち込
みを行ったり、或いはコンクリートの打ち込み後に大掛
りなコンクリート切断してグリース阻集器の設置を行う
従来の作業方式を変えてコストの低減化を図る。 【解決手段】 コアドリルを使用しコンクリート床面に
30cm〜70cm程度の円形孔を穿設し、該円形孔内
へ同様の円形状となしたグリース阻集器装置を取付け
る。具体例では、床面に30cm〜70cm程度となし
た複数個の円形孔を近接状態に複数個穿設し、各円形孔
に阻集や油脂分離などをこの順序で単独或いは適宜な組
合わせで実施する外形を円形状となしたグリース阻集器
装置を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はグリース阻集器の施
工方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のグリース阻集器は四角い長方形状
となしたものであって、施工にさいしては設置する位置
の床面をコンクリートの打ち込み前に同形状の型枠を作
成しておくことにより、所定大きさの開口部に作成す
る。或いはコンクリート打ち込み後は、ダイヤモンドカ
ッター等でコンクリートを切断して開口を作成するので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来工法は事前
にグリース阻集器の大きさに合わせた寸法の型枠取りを
してコンクリートの打ち込みを行ったり、或いはコンク
リートの打ち込み後は設置箇所のコンクリート切断を大
掛りに行うのであり、何れも面倒な作業や費用の掛るも
のとなっている。本発明は上記の問題点を解決せんとす
るものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はコアドリルを使
用しコンクリート床面に対し、30cm〜70cm程度
となした円形孔を穿設し、該円形孔内へ同様の円形状と
なしたグリース阻集器装置を取付けるようになすのであ
り、このさい円形状のグリース阻集器装置は阻集槽、油
脂分離槽、トラップ槽などが備えられたものとなすので
あり、また上記円形孔は近接状態となして複数個を穿設
するものとなし、各円形孔に対し阻集槽、油脂分離槽、
トラップ槽などをこの順序で単独或いは適宜な組合わせ
下で実施する外径を円形としたグリース阻集器装置を取
付けるようになすのである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明実施の一例を示すも
のであって、1は建築物のスラブコンクリート、2は該
スラブコンクリート1の適所にコアドリルを使用して穿
設した円形孔である。該円形孔2はコアドリルの寸法径
により、30cm〜70cm程度の範囲を選定して穿設
する。
【0006】3は上記の穿設孔2に対し上方から嵌入さ
せて取付けしめてなるグリース阻集器装置であって、内
部に適宜仕切板pを設けて阻集槽3a、油脂分離槽3
b、トラップ槽3cを設けしめた構成とする。このさ
い、径が比較的小さいものでは図1の如く仕切板pを1
枚となし、汚濁液の流入側となる上方部に阻集槽3a
を、下方部に油脂分離槽3bを設けるようにすると良
く、比較的大きいものでは図2の如く仕切板pを2枚使
用した従来品通りの構成とすることができる。なお、図
面で4は蓋板4aを備えた上記グリース阻集器装置の上
置き体であって、防水シート5を敷いた上へシンダーコ
ンクリート6を流して固定する。7は汚水流入溝であ
る。
【0007】図3は他の実施例を示すものであって、ス
ラブコンクリート1に対し近接状態となして複数個(図
示例では3個)の透孔2a,2b,2cをコアドリルの
使用で穿設するようになす。而して、該透孔径よりやや
小なる大きさの円形状をなしたグリース阻集器装置を上
方から嵌入させて取付けしめてなるのであって、このさ
いグリース阻集器装置は1つのタンクに夫々れ単独に阻
集槽3a、油脂分離槽3b、トラップ槽3cを作成した
ものとなし、上記の順序に配列すると共に相互間の下部
を連結管8で連結した構成とする。なお、図面で9は浄
水の取出し管である。
【0008】上記実施例では油脂分離槽を1個配設した
ものを示したが、必要に応じ二個、三個と配設する設計
にして能力向上の図れるものとすることができる。
【0009】図4は上記に於ける連結管8の取付け構造
例を示すものであって、槽(タンク)下部に逆L字状の
切欠部10を作成することにより、槽内へ少し入り込ん
だ垂直平面hを形成し、該壁面hを利用して連結管8を
取付けるようになすのであり、Aはフランジ8aを槽内
側にして取付けたものを、Bは外方部から取付けた断面
説明図である。該図面で8bはパッキン、8dは止着ボ
ルトである。
【0010】上記例は連結管8を使用したものである
が、コアドリルによる複数個の円形孔2の穿設にさい
し、図5の平面図で示す通り隣接する円形孔相互を周縁
の一部で接触する連鎖輪状体に穿設し、これに繭型とな
した阻集槽3’を上方から嵌入させて取付けるようにす
ることができる。図示例では二輪鎖で阻集槽は小径のも
のを、油脂分浮遊槽とトラップ槽は大径のものを中で区
切って使用する構成であるが、共に同径或いは三輪鎖の
異型或いは同径などとしたものを適宜に設計して使用可
能である。
【0011】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成するものであっ
て、コンクリート打ち込み後であっても適宜必要径の円
孔を適宜希望箇所に対して簡便に穿設することができる
のであり、またこの孔の複数個を適当に穿設して連結管
でつなぐようにできることから、状況変化に即座に対応
できる位置変更は勿論のこと、能力アップやダウンなど
の設計変更も自由になし得られ、作業性や設置コストの
低減化に寄与すること大ならしめるものである。また、
本方法で使用される装置は構成の単純化が図られると共
に製作容易であり、且つ必要な能力アップを省資、省ス
ペース下で効率良く図れると言う特徴がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法実施の一例を示す断面説明図であ
る。
【図2】他の例の断面説明図である。
【図3】他の例の断面説明図である。
【図4】連結管の取付け構造例を示すものである。
【図5】他の例の平面説明図である。
【符号の説明】
1 スラブコンクリート 2 円形孔 3 グリース阻集槽装置 3a 阻集槽 3b 油脂分離槽 3c トラップ槽 8 連結管
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年4月12日(1999.4.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】上記例は連結管8を使用したものである
が、コアドリルによる複数個の円形孔2の穿設にさい
し、図5の平面図で示す通り隣接する円形孔相互を周縁
の一部で接触する連鎖輪状体に穿設し、これに繭型とな
した阻集槽3’を上方から嵌入させて取付けるようにす
ることができる。図示例では三輪鎖で阻集槽は小径のも
のを、油脂分浮遊槽とトラップ槽は大径のものを中で区
切って使用する構成であるが、共に同径或いは四輪鎖の
異型或いは同径などとしたものを適宜に設計して使用可
能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアドリルを使用しコンクリート床面に
    30cm〜70cm程度の円形孔を穿設し、該円形孔内
    へ同様の円形状となしたグリース阻集器装置を取付ける
    ようになすことを特徴としたグリース阻集器の施工方
    法。
  2. 【請求項2】 床面に30cm〜70cm程度となした
    複数個の円形孔を近接状態に複数個穿設し、各円形孔に
    阻集や油脂分離などをこの順序で単独或いは適宜な組合
    わせ下で実施する外形を円形状としたグリース阻集器装
    置を取付けるようになすことを特徴とする請求項1記載
    のグリース阻集器の施工方法。
  3. 【請求項3】 対向するグリース阻集器装置の下方部分
    に断面を逆L字状となした垂直壁面を形成し、外壁面間
    をパイプで連通させたことを特徴とする請求項2記載の
    グリース阻集器装置の施工方法。
  4. 【請求項4】 30cm〜70cm程度となした円筒体
    を作成し、内部に阻集槽、油脂分離槽、トラップ槽など
    を備えたものとなしたことを特徴とする請求項1記載の
    施工方法で使用するグリース阻集器装置。
  5. 【請求項5】 30cm〜70cm程度となした円筒体
    の複数個を作成し、各々を阻集槽、油脂分離槽、トラッ
    プ槽の順序で単独構成とするか、或いは少なくとも1個
    の槽を上記順序における2個を備えた構成となしたこと
    を特徴とする請求項2又は3記載の施工方法で使用する
    グリース阻集装置。
JP11102934A 1999-04-09 1999-04-09 グリース阻集器の施工方法及び同装置 Pending JP2000291125A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025240A (ja) * 2012-07-26 2014-02-06 Kyoritsu Seiyaku Kk 臭気トラップ、グリース阻集システム及びグリース阻集システムの施工方法
CN105113624A (zh) * 2015-09-16 2015-12-02 江苏河马井股份有限公司 雨水隔油沉沙装置
CN105735461A (zh) * 2016-04-14 2016-07-06 日照市东兴城市配套设备有限公司 一种井及集水井
CN106110754A (zh) * 2016-08-15 2016-11-16 武汉金牛经济发展有限公司 一种雨水油污分离及过滤装置

Cited By (5)

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