JP2000291068A - 可動式通路を有する建設機械 - Google Patents

可動式通路を有する建設機械

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JP2000291068A
JP2000291068A JP11102982A JP10298299A JP2000291068A JP 2000291068 A JP2000291068 A JP 2000291068A JP 11102982 A JP11102982 A JP 11102982A JP 10298299 A JP10298299 A JP 10298299A JP 2000291068 A JP2000291068 A JP 2000291068A
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JP
Japan
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passage
frontward
handrail
cab
cabin
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Application number
JP11102982A
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English (en)
Inventor
Norihito Hata
典仁 畑
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Construction Machinery Co Ltd filed Critical Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 前方通路の手摺りが運転室からの前方視界を
遮らないようにする。 【解決手段】 運転室の前方にメンテナンス作業等で用
いる通路20が設けられるとともに、通路20の前側縁
部に手摺り4が設けられた建設機械において、手摺り4
が運転室1の前方視界を遮る通常位置と、手摺り4が運
転室1の視界から退避する退避位置との間で通路を移動
可能に構成する。例えば、油圧シリンダ12により通路
20を昇降できるよう構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転室の前方に作
業用の通路を設けた建設機械に関する。
【0002】
【従来の技術とその問題点】図4は従来の超大型ショベ
ルの運転室近傍を示す正面図である。キャブベッド6に
載置された運転室1の前方および側方には、通路2,3
がそれぞれ張り出すように設けられ、オペレータは側方
の通路3から運転室1に乗り込むとともに、側方通路3
を通って前方通路2に至り、ここで運転室1のフロント
ガラス1aの清掃やその他のメンテナンス作業を行う。
通路2,3の縁部にはそれぞれ落下防止用の手摺り4,
5が設けられるが、前側の手摺り4は運転室1からの前
方視界を遮る位置にあるため、機械の運転時に支障を来
すことがあった。
【0003】本発明の目的は、前方通路の手摺りが運転
室からの前方視界を遮らないようにすることが可能な可
動式通路を有する建設機械を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】一実施の形態を示す図1
および図2に対応づけて説明すると、本発明は、運転室
の前方にメンテナンス作業等で用いる通路20が設けら
れるとともに、通路20の前側縁部に手摺り4Aが設け
られた建設機械に適用される。そして、手摺り4Aが運
転室1の前方視界を遮る通常位置と、手摺り4Aが運転
室1の視界から退避する退避位置との間で通路を移動可
能に構成し、これにより上記問題点を解決する。請求項
2の発明は、退避位置を通常位置よりも下方の位置と
し、両位置の間で通路20を昇降可能に構成したもので
ある。請求項3の発明は、通路20を通常位置と退避位
置との間で駆動する駆動手段12を備えたものである。
【0005】なお、本発明の構成を説明する上記課題を
解決するための手段の項では、本発明を分かり易くする
ために実施の形態の図を用いたが、これにより本発明が
実施の形態に限定されるものではない。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図3により本発明の一実施
の形態を説明する。図1は大型油圧ショベルの運転室近
傍を示す正面図、図2はその側面部分断面図であり、図
4と同様の構成要素には同一の符号を付してある。運転
室1の前方および側方には、前方通路20および側方通
路3がそれぞれ張り出すように設けられ、各通路20,
3の縁部に手摺り4’,5が設けられる。前方通路20
の手摺り4’は、通路20の前側縁部、つまりフロント
ガラス1aの前方に設けられる手摺り4Aと、前方通路
20の側縁部に設けられる手摺り4Bとから成る。
【0007】本実施の形態の前方通路20は、従来と異
なりキャブベッド6に対して昇降可能に構成されてい
る。すなわち、前方通路20の下部両端に連結された一
対のブラケット21は、キャブベッド6に形成されたス
リット状開口6aを介してベッド6内に挿通され、その
先端が一対の油圧シリンダ12(一方のみ図示)のピス
トンロッド12aにそれぞれ連結されている。油圧シリ
ンダ12は駆動手段を構成し、そのチューブ下端がキャ
ブベッド6内に固定され、運転室1に設けられた不図示
のレバー等の操作により駆動される。シリンダ12の駆
動源は、油圧ショベルの走行や作業に用いる油圧ポンプ
を兼用すればよい。各ブラケット21には、上下一対の
ガイドローラ22が回転可能に軸支され、これらのロー
ラ22がキャブベッド6内に設けられたガイドレール1
3に係合している。
【0008】前方通路20で運転室1のフロントガラス
1aの清掃やその他のメンテナンス作業を行う際には、
図1,2に示すように前方通路20を通常位置に位置さ
せる。このとき、前方通路20は側方通路3とほぼ同一
高さにあり、側方通路3から前方通路20に出て作業を
行える。ここで、前方通路20の手摺り4Aは、従来の
手摺り4(図4)に縦方向および横方向のステー4a,
4bを追加したもので、従来のものと比べて剛性が高
く、かつ安全性が高い構造となっている。また通路20
の前側縁部には足止め23が設けられており、安全性が
より一層向上する。因みに従来の手摺り4には、運転室
1からの前方視界を少しでも良くするために上述のよう
なステーは設けられておらず、また同様の理由で足止め
も設けられていない。
【0009】油圧ショベルの運転の際には、前方通路2
0を退避位置まで下降すべくレバー操作により左右の油
圧シリンダ12を同時に収縮駆動する。これによりブラ
ケット21を介して前方通路20が下降し、図3に示す
退避位置に駆動されたことが不図示の検出手段(例え
ば、シリンダ12に設けたリミットスイッチ)により検
出されると、油圧シリンダ12が停止される。なお前方
通路20は、ローラ22がガイドレール13に沿って転
動することによりその下降が案内される。退避位置で
は、前方通路20の前側手摺り4Aが運転室1からの前
方視界を妨げない位置まで下降しているので、視界不良
による不都合はない。なお、オペレータが降車する際に
は油圧シリンダ12を伸張し、上述と逆の要領で前方通
路20を通常位置に復帰させる。
【0010】なお以上では、前方通路を昇降可能に構成
したが、手摺りが前方視界を妨げない位置をとり得るの
であれば、その移動方向は側方でもよいし、また回動式
に移動させる構成でもよい。さらに油圧シリンダにて通
路を移動させる例を示したが、その他のアクチュエータ
で移動させてもよいし、また建設機械自体は駆動手段を
持たず、外部の機械を用いて移動させるようにしてもよ
い。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、運転室の前方通路を移
動させることにより手摺りを運転室の前方視界から退避
させることができるようにしたので、建設機械の運転時
に支障を来すことがなくなる。また手摺りの構造そのも
のに関しては前方視認性を考慮する必要がないので、従
来と比べて安全性の高い構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における建設機械の運転
室近傍を示す正面図。
【図2】前方通路の移動機構を示す上記建設機械の側面
図であり、前方通路が通常位置にある状態を示す。
【図3】図2と同様の図であり、前方通路が退避位置に
ある状態を示す。
【図4】従来の建設機械の運転室近傍を示す正面図。
【符号の説明】
1 運転室 3 側方通路 4,4A,4B,5 手摺り 4a,4b ステー 6 キャブベッド 12 油圧シリンダ 12a ピストンロッド 13 ガイドレール 20 前方通路 21 ブラケット 22 ローラ 23 足止め

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転室の前方にメンテナンス作業等で用
    いる通路が設けられるとともに、該通路の前側縁部に手
    摺りが設けられた建設機械において、 前記手摺りが前記運転室の前方視界を遮る通常位置と、
    前記手摺りが前記運転室の視界から退避する退避位置と
    の間で前記通路を移動可能に構成したことを特徴とする
    可動式通路を有する建設機械。
  2. 【請求項2】 前記退避位置は前記通常位置よりも下方
    の位置であり、両位置の間で前記通路を昇降可能に構成
    したことを特徴とする請求項1に記載の可動式通路を有
    する建設機械。
  3. 【請求項3】 前記通路を前記通常位置と前記退避位置
    との間で駆動する駆動手段を備えたことを特徴とする請
    求項1または2に記載の可動式通路を有する建設機械。
JP11102982A 1999-04-09 1999-04-09 可動式通路を有する建設機械 Pending JP2000291068A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245507A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Yanmar Co Ltd 旋回作業車
JP2014145181A (ja) * 2013-01-29 2014-08-14 Sumitomo (Shi) Construction Machinery Co Ltd 建設機械の干渉防止装置
US10583866B2 (en) 2017-07-20 2020-03-10 Komatsu Ltd. Work vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013245507A (ja) * 2012-05-28 2013-12-09 Yanmar Co Ltd 旋回作業車
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