JP2000289445A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JP2000289445A JP2000289445A JP11100314A JP10031499A JP2000289445A JP 2000289445 A JP2000289445 A JP 2000289445A JP 11100314 A JP11100314 A JP 11100314A JP 10031499 A JP10031499 A JP 10031499A JP 2000289445 A JP2000289445 A JP 2000289445A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用空調装置において、車室外へ排出する
内気の冷熱を回収することができ、かつ、車両への搭載
性を向上させる。 【解決手段】 内気を排出する内気排出口21に補助冷
却器7を配置し、この補助冷却器7を冷凍サイクルRの
受液器4の冷媒出口側に配置することにより、受液器4
出口から補助冷却器7に流入する液冷媒を、内気排出口
21から排出される低温内気と熱交換して過冷却する。
内気の冷熱を回収することができ、かつ、車両への搭載
性を向上させる。 【解決手段】 内気を排出する内気排出口21に補助冷
却器7を配置し、この補助冷却器7を冷凍サイクルRの
受液器4の冷媒出口側に配置することにより、受液器4
出口から補助冷却器7に流入する液冷媒を、内気排出口
21から排出される低温内気と熱交換して過冷却する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外気導入による車
室内の冷房時に、車室外へ排出される内気の冷熱を回収
する車両用空調装置に関するものである。
室内の冷房時に、車室外へ排出される内気の冷熱を回収
する車両用空調装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用空調装置では外気導入によ
る車室内の冷房時に、車両後方に配置される内気排出口
から冷却された内気をそのまま車室外へ排出していた。
ところで、特開昭62−237231号公報には、家屋
用の空調装置において、外気を室外から導入する外気導
入口と、この外気導入口と隣接して内気を室外へ排出す
る内気排出口と、導入される外気と熱交換する全熱交換
器とを備え、これらを1つのユニットとして一体に構成
し、室外へ排出する内気を導入される外気と全熱交換器
により熱交換して、内気の排熱を回収することができる
空調装置が記載されている。
る車室内の冷房時に、車両後方に配置される内気排出口
から冷却された内気をそのまま車室外へ排出していた。
ところで、特開昭62−237231号公報には、家屋
用の空調装置において、外気を室外から導入する外気導
入口と、この外気導入口と隣接して内気を室外へ排出す
る内気排出口と、導入される外気と熱交換する全熱交換
器とを備え、これらを1つのユニットとして一体に構成
し、室外へ排出する内気を導入される外気と全熱交換器
により熱交換して、内気の排熱を回収することができる
空調装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、車両用の空調
装置においては、一般に、外気導入口は車両前方に配置
され、内気排出口は車両後方に配置されることが多く、
外気導入口と内気排出口との車両搭載位置は離れてい
る。従って、前記公報の空調装置を車両に適用しようと
すると、車両前後にわたって非常に長く、かつ、太い空
気ダクトが必要となり搭載が困難である。
装置においては、一般に、外気導入口は車両前方に配置
され、内気排出口は車両後方に配置されることが多く、
外気導入口と内気排出口との車両搭載位置は離れてい
る。従って、前記公報の空調装置を車両に適用しようと
すると、車両前後にわたって非常に長く、かつ、太い空
気ダクトが必要となり搭載が困難である。
【0004】本発明は上記点に鑑み、車両用の空調装置
において、車室外へ排出する内気の冷熱を回収すること
ができ、かつ、車両への搭載性を向上させることを目的
とする。
において、車室外へ排出する内気の冷熱を回収すること
ができ、かつ、車両への搭載性を向上させることを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、内気排出口(21)
に、冷凍サイクル(R)の高圧側冷媒を内気と熱交換し
て冷却する補助冷却器(7)を配置することを特徴とし
ている。これによると、補助冷却器(7)において内気
の冷熱を回収して高圧側冷媒を冷却できるので、冷房能
力を向上させることができる。特に夏期のように外気温
度が高いときには内気の低い温度で冷媒を冷却するため
より一層効果がある。また、補助冷却器(7)に配管さ
れる冷媒配管は、空気ダクトに比してはるかに細径であ
るから、補助冷却器(7)を容易に車両へ搭載できる。
め、請求項1に記載の発明では、内気排出口(21)
に、冷凍サイクル(R)の高圧側冷媒を内気と熱交換し
て冷却する補助冷却器(7)を配置することを特徴とし
ている。これによると、補助冷却器(7)において内気
の冷熱を回収して高圧側冷媒を冷却できるので、冷房能
力を向上させることができる。特に夏期のように外気温
度が高いときには内気の低い温度で冷媒を冷却するため
より一層効果がある。また、補助冷却器(7)に配管さ
れる冷媒配管は、空気ダクトに比してはるかに細径であ
るから、補助冷却器(7)を容易に車両へ搭載できる。
【0006】また、請求項2に記載の発明では、補助冷
却器(7)は、受液器(4)の冷媒出口からの液冷媒を
冷却するため、液冷媒の過冷却度を増大させることがで
きる。また、請求項3に記載の発明では、補助冷却器
(7)は、凝縮器(3)の冷媒出口からの冷媒を冷却し
て凝縮機能を発揮するため、凝縮器(3)の必要凝縮能
力を低減させることができる。
却器(7)は、受液器(4)の冷媒出口からの液冷媒を
冷却するため、液冷媒の過冷却度を増大させることがで
きる。また、請求項3に記載の発明では、補助冷却器
(7)は、凝縮器(3)の冷媒出口からの冷媒を冷却し
て凝縮機能を発揮するため、凝縮器(3)の必要凝縮能
力を低減させることができる。
【0007】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1実施形態)図1、2は本発明の第1実施形態を示
すものであり、はじめに、第1実施形態の冷凍サイクル
Rについて図1により説明すると、冷凍サイクルRには
冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機1が備えられてお
り、この圧縮機1は動力断続用の電磁クラッチ2を介し
てエンジン(図示せず)により駆動される。
づいて説明する。 (第1実施形態)図1、2は本発明の第1実施形態を示
すものであり、はじめに、第1実施形態の冷凍サイクル
Rについて図1により説明すると、冷凍サイクルRには
冷媒を吸入、圧縮、吐出する圧縮機1が備えられてお
り、この圧縮機1は動力断続用の電磁クラッチ2を介し
てエンジン(図示せず)により駆動される。
【0009】圧縮機1から吐出された高温、高圧の加熱
ガス冷媒は凝縮器3に流入し、ここで、図示しない冷却
ファンより送風される外気と熱交換して冷媒は冷却され
て凝縮する。この凝縮器3で凝縮した冷媒は次に受液器
4に流入し、受液器4の内部で冷媒の気液が分離され、
冷凍サイクルR内の余剰冷媒(液冷媒)が受液器4内に
蓄えられる。
ガス冷媒は凝縮器3に流入し、ここで、図示しない冷却
ファンより送風される外気と熱交換して冷媒は冷却され
て凝縮する。この凝縮器3で凝縮した冷媒は次に受液器
4に流入し、受液器4の内部で冷媒の気液が分離され、
冷凍サイクルR内の余剰冷媒(液冷媒)が受液器4内に
蓄えられる。
【0010】この受液器4出口からの液冷媒は2つの流
路に分岐され、1つは流路を開閉する電磁弁5を通過し
て膨張弁(減圧手段)6へ流入する流路Aであり、もう
1つは液冷媒を過冷却する後述の補助冷却器7へ流入
し、その後逆止弁8を通過して膨張弁6へ流入する流路
Bである。流路A、Bから膨張弁6に流入する液冷媒
は、膨張弁6によって低圧に減圧され、低圧の気液2相
状態となる。この膨張弁6からの低圧冷媒は蒸発器9に
流入し、蒸発器9出口からのガス冷媒は圧縮機1の吸入
側に吸入される。
路に分岐され、1つは流路を開閉する電磁弁5を通過し
て膨張弁(減圧手段)6へ流入する流路Aであり、もう
1つは液冷媒を過冷却する後述の補助冷却器7へ流入
し、その後逆止弁8を通過して膨張弁6へ流入する流路
Bである。流路A、Bから膨張弁6に流入する液冷媒
は、膨張弁6によって低圧に減圧され、低圧の気液2相
状態となる。この膨張弁6からの低圧冷媒は蒸発器9に
流入し、蒸発器9出口からのガス冷媒は圧縮機1の吸入
側に吸入される。
【0011】次に、内外気を導入し、温度制御して車室
10に送風する空調ユニット部について図2により説明
すると、空調ユニット部は車室10の計器盤10aの内
側に配置されており、この空調ユニットは内外気切替ケ
ース11、送風機12、蒸発器9およびヒータコア(図
示せず)により構成されている。そして、内外気切替ケ
ース11の上面には外気導入口13が開口し、側面には
内気導入口14が開口している。そして、内気導入口1
4を閉じて外気導入口13を開く外気導入モードと、外
気導入口13を閉じて内気導入口14を開く内気循環モ
ードとを切り替える内外気切替ダンパ15が内外気切替
ケース11内に配置されている。
10に送風する空調ユニット部について図2により説明
すると、空調ユニット部は車室10の計器盤10aの内
側に配置されており、この空調ユニットは内外気切替ケ
ース11、送風機12、蒸発器9およびヒータコア(図
示せず)により構成されている。そして、内外気切替ケ
ース11の上面には外気導入口13が開口し、側面には
内気導入口14が開口している。そして、内気導入口1
4を閉じて外気導入口13を開く外気導入モードと、外
気導入口13を閉じて内気導入口14を開く内気循環モ
ードとを切り替える内外気切替ダンパ15が内外気切替
ケース11内に配置されている。
【0012】また、内外気切替ダンパ15はサーボモー
タ16により駆動され、図1に示すように、サーボモー
タ16および電磁弁5は電子制御装置17により制御さ
れており、電磁弁5は内外気切替ダンパ15と連動して
開閉する。そして、計器盤10aに設けられた空調制御
パネル(図示せず)に配置されるスイッチ部材18か
ら、外気導入モードか内気循環モードかを選択する内外
気モード信号が、電子制御装置17に入力される。
タ16により駆動され、図1に示すように、サーボモー
タ16および電磁弁5は電子制御装置17により制御さ
れており、電磁弁5は内外気切替ダンパ15と連動して
開閉する。そして、計器盤10aに設けられた空調制御
パネル(図示せず)に配置されるスイッチ部材18か
ら、外気導入モードか内気循環モードかを選択する内外
気モード信号が、電子制御装置17に入力される。
【0013】ところで、図2に示すように、車室10と
トランクルーム19は隙間10bにより連通され、さら
に、トランクルーム19と車外を連通する内気排出口2
1が車体20側面の後方に開口している。また、内気排
出口21の入口に隣接し、内気排出口21へ流れる空気
が通過するように補助冷却器7が配置されている。以上
の構成において、本実施形態の作動を説明すると、冷房
時には電磁クラッチ2が通電されて接続状態になり、エ
ンジンにより圧縮機1が駆動され、冷凍サイクルRを冷
媒が循環する。
トランクルーム19は隙間10bにより連通され、さら
に、トランクルーム19と車外を連通する内気排出口2
1が車体20側面の後方に開口している。また、内気排
出口21の入口に隣接し、内気排出口21へ流れる空気
が通過するように補助冷却器7が配置されている。以上
の構成において、本実施形態の作動を説明すると、冷房
時には電磁クラッチ2が通電されて接続状態になり、エ
ンジンにより圧縮機1が駆動され、冷凍サイクルRを冷
媒が循環する。
【0014】また、スイッチ部材18により外気導入モ
ードの信号が電子制御装置17に入力されるときは、サ
ーボモータ16が内外気切替ダンパ15を外気導入位置
にするように駆動すると同時に、電磁弁5が冷媒流路A
を閉じるように作動して冷媒は流路Bを流れる。そし
て、送風機12により導入される外気は蒸発器9に送風
され、蒸発器9内の気液2相冷媒は送風された外気から
蒸発潜熱を吸熱して蒸発することにより外気を冷却し、
冷却された外気は温度調整された後に車室10へ送風さ
れる。この送風圧により車室10の空気は隙間10bを
通過してトランクルーム19へ流出し、補助冷却器7を
通過して、内気排出口21より車外へ排出される。ここ
で、受液器4出口から補助冷却器7へ流入した液冷媒
は、内気排出口21から排出される低温内気と熱交換し
て過冷却される。
ードの信号が電子制御装置17に入力されるときは、サ
ーボモータ16が内外気切替ダンパ15を外気導入位置
にするように駆動すると同時に、電磁弁5が冷媒流路A
を閉じるように作動して冷媒は流路Bを流れる。そし
て、送風機12により導入される外気は蒸発器9に送風
され、蒸発器9内の気液2相冷媒は送風された外気から
蒸発潜熱を吸熱して蒸発することにより外気を冷却し、
冷却された外気は温度調整された後に車室10へ送風さ
れる。この送風圧により車室10の空気は隙間10bを
通過してトランクルーム19へ流出し、補助冷却器7を
通過して、内気排出口21より車外へ排出される。ここ
で、受液器4出口から補助冷却器7へ流入した液冷媒
は、内気排出口21から排出される低温内気と熱交換し
て過冷却される。
【0015】このように、本実施形態によれば、補助冷
却器7に流入する液冷媒と、内気排出口21から排出さ
れる低温内気とを補助冷却器7が熱交換するため、液冷
媒の過冷却度を増大させることができる。特に夏期のよ
うに外気温度が高いときには低温内気で冷媒を冷却する
ためより一層効果がある。さらに、本実施形態では太い
空気ダクトは不要であるが、内気排出口21に補助冷却
器7を搭載し、内気排出口21から計器盤10aの内側
までを冷媒配管する必要がある。しかし、この冷媒配管
は、空気ダクトに比してはるかに細径であるから、補助
冷却器7を容易に車両へ搭載できる。
却器7に流入する液冷媒と、内気排出口21から排出さ
れる低温内気とを補助冷却器7が熱交換するため、液冷
媒の過冷却度を増大させることができる。特に夏期のよ
うに外気温度が高いときには低温内気で冷媒を冷却する
ためより一層効果がある。さらに、本実施形態では太い
空気ダクトは不要であるが、内気排出口21に補助冷却
器7を搭載し、内気排出口21から計器盤10aの内側
までを冷媒配管する必要がある。しかし、この冷媒配管
は、空気ダクトに比してはるかに細径であるから、補助
冷却器7を容易に車両へ搭載できる。
【0016】一方、内気循環モードの信号が電子制御装
置17に入力されるときは、サーボモータ16が内外気
切替ダンパ15を内気導入位置にするので、送風機12
に導入される車室10の内気は、蒸発器9を通過して再
び車室10へ送風されて循環する。同時に、電磁弁5が
冷媒流路Aを開くように作動して冷媒は流路Aを流れる
ので、受液器4出口からの液冷媒は、補助冷却器7をバ
イパスして膨張弁6へ流入する。なお、流路Bは流路A
に比べて配管抵抗が非常に大きいため、流路Bには冷媒
は流れない。また、逆止弁8により流路Aを流れる冷媒
が補助冷却器7へ流入することを防止している。
置17に入力されるときは、サーボモータ16が内外気
切替ダンパ15を内気導入位置にするので、送風機12
に導入される車室10の内気は、蒸発器9を通過して再
び車室10へ送風されて循環する。同時に、電磁弁5が
冷媒流路Aを開くように作動して冷媒は流路Aを流れる
ので、受液器4出口からの液冷媒は、補助冷却器7をバ
イパスして膨張弁6へ流入する。なお、流路Bは流路A
に比べて配管抵抗が非常に大きいため、流路Bには冷媒
は流れない。また、逆止弁8により流路Aを流れる冷媒
が補助冷却器7へ流入することを防止している。
【0017】このように、内気循環モードのときは、流
路Bには冷媒は流れないので、流路Bの配管抵抗による
冷媒圧力損失を防止することができる。 (第2実施形態)図3に示す第2実施形態では、冷凍サ
イクルRにおいて、受液器4の冷媒出口側に補助冷却器
7が配置され、補助冷却器7の冷媒出口側には膨張弁6
が配置されている。従って、受液器4出口からの液冷媒
は、常に補助冷却器7を通過して膨張弁6に流入し、こ
の液冷媒は外気導入による冷房時のときのみ、低温内気
と熱交換され、液冷媒の過冷却度を増大させることがで
きる。また、第1実施形態における電磁弁5、逆止弁
8、および補助冷却器7をバイパスする流路Aの冷媒配
管が不要となるため、部品点数を減少させてコストダウ
ンを図ることができ、かつ、部品点数の減少により、補
助冷却器7の搭載性をより一層向上できる。
路Bには冷媒は流れないので、流路Bの配管抵抗による
冷媒圧力損失を防止することができる。 (第2実施形態)図3に示す第2実施形態では、冷凍サ
イクルRにおいて、受液器4の冷媒出口側に補助冷却器
7が配置され、補助冷却器7の冷媒出口側には膨張弁6
が配置されている。従って、受液器4出口からの液冷媒
は、常に補助冷却器7を通過して膨張弁6に流入し、こ
の液冷媒は外気導入による冷房時のときのみ、低温内気
と熱交換され、液冷媒の過冷却度を増大させることがで
きる。また、第1実施形態における電磁弁5、逆止弁
8、および補助冷却器7をバイパスする流路Aの冷媒配
管が不要となるため、部品点数を減少させてコストダウ
ンを図ることができ、かつ、部品点数の減少により、補
助冷却器7の搭載性をより一層向上できる。
【0018】(他の実施形態)なお、上記の各実施形態
では、補助冷却器7は受液器4の冷媒出口側に配置さ
れ、過冷却器として作用するが、補助冷却器7を凝縮器
3の冷媒出口側と受液器4の冷媒入口側との間に配置
し、補助冷却器7が凝縮器3の冷媒出口からの冷媒を冷
却する凝縮器として作用し、凝縮器3の必要凝縮能力を
低減させるようにしてもよい。
では、補助冷却器7は受液器4の冷媒出口側に配置さ
れ、過冷却器として作用するが、補助冷却器7を凝縮器
3の冷媒出口側と受液器4の冷媒入口側との間に配置
し、補助冷却器7が凝縮器3の冷媒出口からの冷媒を冷
却する凝縮器として作用し、凝縮器3の必要凝縮能力を
低減させるようにしてもよい。
【0019】また、上記の各実施形態では、冷凍サイク
ルRを有する車両用空調装置は車室10より車両前方側
の位置に配置されているが、この他の位置に配置されて
いる車両(例えばリアエンジンの車両)に対しても本発
明は適用できる。また、第1実施形態の電磁弁5は2ポ
ートであるが、3ポートの三方電磁弁を使用して、冷媒
流路A、Bを切り替えてもよい。
ルRを有する車両用空調装置は車室10より車両前方側
の位置に配置されているが、この他の位置に配置されて
いる車両(例えばリアエンジンの車両)に対しても本発
明は適用できる。また、第1実施形態の電磁弁5は2ポ
ートであるが、3ポートの三方電磁弁を使用して、冷媒
流路A、Bを切り替えてもよい。
【図1】本発明の第1実施形態の冷凍サイクル図であ
る。
る。
【図2】第1実施形態の車両用空調装置の車両搭載位置
を示す車両側面図である。
を示す車両側面図である。
【図3】本発明の第2実施形態の冷凍サイクル図であ
る。
る。
3…凝縮器、4…受液器、7…補助冷却器、21…内気
排出口。
排出口。
Claims (3)
- 【請求項1】 冷凍サイクル(R)を有する車両用空調
装置において、内気を排出する内気排出口(21)に、
前記冷凍サイクル(R)の高圧側冷媒を内気と熱交換し
て冷却する補助冷却器(7)を配置することを特徴とす
る車両用空調装置。 - 【請求項2】 前記補助冷却器(7)は、前記冷凍サイ
クル(R)の受液器(4)の冷媒出口側に配置され、前
記受液器(4)から流出する液冷媒を冷却することを特
徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。 - 【請求項3】 前記補助冷却器(7)は、前記冷凍サイ
クル(R)の凝縮器(3)の冷媒出口側に配置され、前
記凝縮器(3)から流出する冷媒を冷却することを特徴
とする請求項1に記載の車両用空調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100314A JP2000289445A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 車両用空調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11100314A JP2000289445A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 車両用空調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000289445A true JP2000289445A (ja) | 2000-10-17 |
Family
ID=14270729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11100314A Pending JP2000289445A (ja) | 1999-04-07 | 1999-04-07 | 車両用空調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000289445A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003106685A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍空調装置 |
WO2011122295A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 株式会社豊田自動織機 | 廃熱回生システム |
-
1999
- 1999-04-07 JP JP11100314A patent/JP2000289445A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003106685A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-09 | Mitsubishi Electric Corp | 冷凍空調装置 |
WO2011122295A1 (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-06 | 株式会社豊田自動織機 | 廃熱回生システム |
JP2011208525A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toyota Industries Corp | 廃熱回生システム |
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