JP2000286743A - 移動通信端末装置 - Google Patents

移動通信端末装置

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JP2000286743A
JP2000286743A JP11093759A JP9375999A JP2000286743A JP 2000286743 A JP2000286743 A JP 2000286743A JP 11093759 A JP11093759 A JP 11093759A JP 9375999 A JP9375999 A JP 9375999A JP 2000286743 A JP2000286743 A JP 2000286743A
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antenna duplexer
circuit
communication
mode
transmission
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JP11093759A
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English (en)
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Masatoshi Ikeda
昌俊 池田
Satoshi Funayama
敏 船山
Takaharu Yano
隆治 矢野
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

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  • Superheterodyne Receivers (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通話時におけるアンテナ共用器の通信周波数
帯域を安定した状態に保持すると共に、待受け時におけ
るアンテナ共用器の消費電流を低減する。 【解決手段】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
ナ共用器2と、このアンテナ共用器2に接続されて同時
に動作する送信回路5及び受信回路3を備えた移動通信
端末装置において、制御部40から送信回路5に制御信
号Vc3を出力して動作モードを設定すると共に、通信帯
域切換制御手段40aから通信周波数帯域設定用の制御
信号Vc2をスイッチ・変換回路60に出力する。このス
イッチ・変換回路60は制御信号Vc3から送信回路5の
動作モードを判断し、通話モード時には通信周波数帯域
設定用の制御信号Vc2を所定の制御電圧Vc1に変換して
アンテナ共用器2に出力し、待受けモード時には前記ア
ンテナ共用器2への制御電圧の出力を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の異なる通信
周波数帯域を使用する移動通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々の移動通信システムが開発さ
れているが、その中でも特に符号分割多元接続(CDM
A:Code Division Multiple Access)方式を採用した
移動通信端末装置(携帯電話端末)が急速に普及してき
ている。
【0003】上記CDMA方式を採用した従来の移動通
信端末装置は、図12に示すように構成されている。同
図において、図示しない基地局から送信された無線周波
信号は、アンテナ1で受信されたのちアンテナ共用器
(DUP)2を介して受信回路(RX)3に入力され
る。上記アンテナ共用器2は、受信用フィルタ21と送
信用フィルタ22からなり、送受信信号を分波する。こ
れらのフィルタ21,22は、例えばそれぞれ2つのフ
ィルタ特性を有しており、後述の制御部40からの制御
電圧Vc1に応じて上記特性が制御される。受信回路3で
は、上記無線周波信号が周波数シンセサイザ(SYN)
4から出力された受信局部発振信号とミキシングされて
中間周波信号に周波数変換される。なお、上記周波数シ
ンセサイザ4から発生される受信局部発振信号の周波数
は、制御部40からの制御信号SYCによって指示され
る。
【0004】そして、上記受信回路3にて得られた中間
周波信号は、CDMA信号処理部6において、直交復調
処理が施されたのち、逆拡散処理が施されて、データレ
ートに応じた所定のフォーマットのデータに変換され
る。この変換結果は、受信データとして音声符号処理部
7に入力され、また、上記受信データのうち、データレ
ートを示すデータについては、受信データレートとして
制御部40に入力される。
【0005】音声符号処理部7は、上記CDMA信号処
理部6にて得られた受信データに対して、制御部40か
ら通知される受信データレートに応じた伸長処理を施
し、この処理結果をPCM符号処理部8に入力する。こ
のPCM符号処理部8は、音声符号処理部7にて伸張さ
れた受信データを復号してアナログ受話信号を得る。こ
のアナログ受話信号は、増幅器9にて増幅された後スピ
ーカ10より拡声出力される。
【0006】一方、話者の入力音声は、マイクロホン1
1を通じてアナログ送話信号として入力され、増幅器1
2で適正レベルまで増幅された後、PCM符号処理部8
にてPCM符号化処理が施され、送信データとして音声
符号処理部7に出力される。この音声符号処理部7は、
PCM符号処理部8から入力される送信データより入力
音声のエネルギー量を検出し、この検出結果に基づいて
データレートを決定し、制御部40に通知する共に、上
記送信データをデータレートに応じたフォーマットのバ
ースト信号に圧縮してCDMA信号処理部6に入力す
る。
【0007】上記CDMA信号処理部6は、音声符号処
理部7にて圧縮されたバースト信号に対して、送信チャ
ネルに応じたPN符号を用いて拡散処理を施す。そして
この処理結果に対して、直交変調処理を施し、直交変調
信号として送信回路(TX)5に入力する。
【0008】送信回路5は、上記直交変調信号を送信局
部発振信号と合成して無線周波信号に変換し、制御部4
0により通知される送信データレートに基づいて、上記
無線周波信号の有効部分だけを高周波増幅して、アンテ
ナ共用器2に入力する。なお上記送信局部発振信号は、
周波数シンセサイザ4にて生成されるもので、制御部4
0からの制御信号SYCに応じた周波数の発振信号であ
る。
【0009】アンテナ共用器2に入力された送信回路5
からの無線周波信号は、送信用フィルタ22により、送
信帯域の無線周波信号のみがアンテナ1に入力されて、
上記基地局に向けて空間に放射される。31は電源回路
であり、バッテリ30の出力を基に所定の動作電源電圧
Vccを生成して各回路に供給する。
【0010】制御部40は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御部とし、各部を統括して制御している。その
制御内容としては、図示しない基地局と通信リンクを開
設して通信を行なう通常の通信制御の他に、複数例えば
2つのシステム通信帯域から通信に用いるシステム通信
帯域を選択する帯域選択制御を行なう。この帯域選択制
御を行なうために、制御部40は通信帯域切換制御手段
40aを備えている。
【0011】通信帯域切換制御手段40aは、基地局か
らのシステム通信帯域の切換指示を検出した場合に、こ
の指示に応じたシステム通信帯域で通信が行なえるよう
に、上記制御信号SYCを可変制御して周波数シンセサ
イザ4にて生成される局部発振信号の周波数を制御する
と共に、上記制御電圧Vc1によりアンテナ共用器2のフ
ィルタ特性を切換制御する。
【0012】記憶部41は、例えばROMやRAMなど
の半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体
には制御部40の制御プログラム、種々の制御データ、
ユーザによる各種設定データ、短縮ダイヤル等に対応さ
せたダイヤルデータを記憶する。
【0013】コンソールユニット(CU)42にはダイ
ヤルキー、発信キー、電源キー、終了キー、音量調節キ
ーおよびモード指定キーなどのキー群と、通話相手端末
の電話番号や装置の動作状態などを表示するためのLC
D表示器、バッテリ30のDischarge 状態を示すLED
ランプが設けられている。
【0014】そして、上記アンテナ共用器2は、図13
に示すように構成されている。なお、この図13は、ア
ンテナ共用器2における送信用フィルタ22の等価回路
を示したものである。同図において、51は送信波(T
X POEWER)が入力される入力端子で、コンデン
サC1を介して内部の信号ライン52に接続される。こ
の信号ライン52と接地間には、コンデンサC2及び共
振素子53からなる直列回路が設けられる。更に、上記
共振素子52には、コンデンサC3とダイオードD1か
らなる直列回路が並列に設けられる。この場合、ダイオ
ードD1は、カソード側が接地され、アノード側が抵抗
R1を介して制御端子54に接続される。
【0015】上記の構成において、制御端子54に正あ
るいは負の制御電圧Vc1を入力することによってダイオ
ードD1をオン/オフ制御し、周波数帯域を切換えてい
る。すなわち、制御端子54に正の制御電圧Vc1を入力
した場合は、ダイオードD1がオンし、コンデンサC3
が共振素子53に並列に接続される。また、制御端子5
4に負の制御電圧Vc1を入力した場合は、ダイオードD
1がオフし、コンデンサC3が共振素子53から切り離
される。上記のように共振素子53に対してコンデンサ
C3が接続あるいは分離することによって回路の共振周
波数が変化し、送信用フィルタ22の周波数帯域が切換
えられる。アンテナ共用器2は、上記図13に示した回
路を複数段組み合わせて構成することにより所望の特性
を得ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上記のように複数の通
信周波数帯域を選択的に使用して通信を行なう場合、従
来の移動通信端末装置では、制御電圧Vc1の正負を切換
えることによって通信周波数帯域を切換えている。制御
電圧Vc1として負電圧を使用する周波数帯での通信で
は、入力端子51に送信波が入力されたとき、ダイオー
ドD1のオフ状態を安定した状態に保つためには充分に
大きい負電圧を制御端子54に印加する必要がある。す
なわち、制御端子54に印加する負電圧が小さい場合、
入力端子51に入力される送信波によってダイオードD
1がオンする場合があり、良好な特性が得られない。こ
のため所望のフィルタ特性を得るためには、送信波によ
りダイオードD1に印加される正電圧分を考慮した負電
圧を制御端子54に印加する必要がある。
【0017】また、制御電圧Vc1として正電圧を使用す
る周波数帯での通信においても、送信波によってダイオ
ードD1がオフする場合があるので、送信波による負電
圧分を考慮した正電圧を制御端子54に印加する必要が
ある。
【0018】上記制御電圧Vc1は、送信動作をしていな
い待受け時でも常に制御端子54に供給される。上記の
ように従来では通信周波数帯域を切換えるための制御電
圧Vc1を常に制御端子54に供給しており、送信動作を
行なわない待受け時においても大きな消費電流が流れる
という問題があった。特に携帯電話端末等の移動通信端
末装置では、電源として小型の電池を用いているので、
待受け時に大きな動作電流が流れると、電池寿命に大き
く影響する。
【0019】本発明は上記の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、通話時における
アンテナ共用器の通信周波数帯域を安定した状態に保持
し得ると共に、待受け時におけるアンテナ共用器の消費
電流を低減して待受け時間性能を改善し得る移動通信端
末装置を提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、複数の異なる通信周波数帯域を使用すると
共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテナ
共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動作
する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置に
おいて、制御部の動作モード設定手段から送信回路に制
御信号を出力して通話モードと待受けモードを設定する
と共に、通信帯域切換制御手段から前記アンテナ共用器
に対する通信周波数帯域設定用の制御信号を変換回路に
出力する。この変換回路は前記送信回路の動作モードを
判断し、通話モード時に前記通信周波数帯域設定用の制
御信号を所定の制御電圧に変換して前記アンテナ共用器
に出力し、待受けモード時に前記アンテナ共用器への制
御電圧の出力を停止する。
【0021】上記の構成とすることにより、送信回路が
通話モードであれば変換回路から出力される制御電圧が
アンテナ共用器に供給されるので、送信波が入力されて
も通信周波数帯域を安定した状態に保持することができ
る。また、送信回路が待受けモードの場合、変換回路の
出力がオフされるので、アンテナ共用器には制御電圧が
供給されず、その消費電力が低減される。この場合、待
受け時にはアンテナ共用器に入力される信号の電力が小
さいので、制御電圧を供給しなくても通信周波数帯域は
安定した状態に保持される。
【0022】前記送信回路における動作モードの判断
は、動作モード設定手段から出力される動作モード制御
信号により通話モードであるか待受けモードであるかを
判断する。
【0023】また、本発明は、送信回路に対して通話モ
ード時に電源電圧を供給し、待受けモード時に電源電圧
の供給を停止する送信回路電源を設け、この送信回路電
源から送信回路に供給される電源電圧を検出して送信回
路が動作モードを判断することを特徴とする。
【0024】更に本発明は、送信回路からアンテナ共用
器に出力される送信波の出力を検出する送信出力検出手
段を設け、この検出手段から出力される検出信号により
前記送信回路の動作モードを判断することを特徴とす
る。
【0025】上記のように送信回路に供給される電源電
圧、あるいは送信回路からアンテナ共用器に出力される
送信波の出力を検出することによっても送信回路の動作
モードを判断することができる。
【0026】また、本発明は、複数の異なる通信周波数
帯域を使用すると共に周波数の相違により送受信信号を
分割するアンテナ共用器と、このアンテナ共用器に接続
されて同時に動作する送信回路及び受信回路を備えた移
動通信端末装置において、制御部の動作モード設定手段
から送信回路に制御信号を出力して通話モードと待受け
モードを設定すると共に、通信帯域切換制御手段から前
記アンテナ共用器に対する通信周波数帯域設定用の制御
電圧を変換回路に出力する。この変換回路は前記送信回
路の動作モードを判断し、通話モード時には前記通信周
波数帯域設定用の制御電圧をそのまま前記アンテナ共用
器に出力し、待受けモード時には前記制御電圧を低電圧
に変換してアンテナ共用器へ供給する。
【0027】上記の構成とすることにより、送信回路が
通話モードであれば通信帯域切換制御手段から出力され
る制御電圧がそのままアンテナ共用器に供給されるの
で、アンテナ共用器に送信波が入力されても通信周波数
帯域を安定した状態に保持することができる。また、送
信回路が待受けモードの場合には、通信帯域切換制御手
段から出力される制御電圧が変換回路により低電圧に変
換されてアンテナ共用器に供給されるので、アンテナ共
用器の消費電力を低減することができる。
【0028】また、本発明は、上記変換回路の機能を制
御部に設けたことを特徴とする。このように制御部に変
換回路の機能を設けることにより、変換回路を独立して
設ける必要がなく、回路構成を簡易化することができ
る。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。 (第1実施形態)図1は、本発明に係わるCDMA方式
による移動通信端末装置の第1実施形態を示す回路ブロ
ック図である。なお、図12に示した従来の移動通信端
末装置と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省
略する。
【0030】図1において、図示しない基地局から送信
された無線周波信号は、アンテナ1で受信されたのちア
ンテナ共用器(DUP)2を介して受信回路(RX)3
に入力される。上記アンテナ共用器2は、受信用フィル
タ21と送信用フィルタ22からなり、送受信信号を分
波する。受信回路3は、上記無線周波信号と周波数シン
セサイザ(SYN)4から出力された受信局部発振信号
とをミキシングし、中間周波信号に変換してCDMA信
号処理部6へ出力する。
【0031】送信回路5は、CDMA信号処理部6から
送られてくる直交変調信号を送信局部発振信号と合成し
て無線周波信号に変換し、制御部40により通知される
送信データレートに基づいて、上記無線周波信号の有効
部分だけを高周波増幅して、アンテナ共用器2に入力す
る。アンテナ共用器2に入力された送信回路5からの無
線周波信号は、送信用フィルタ22により、送信帯域の
無線周波信号のみがアンテナ1に入力されて、基地局に
向けて空間に放射される。
【0032】制御部40は、例えばマイクロコンピュー
タを主制御部とし、各部を統括して制御している。その
制御内容としては、図示しない基地局と通信リンクを開
設して通信を行なう通常の通信制御の他に、複数例えば
2つのシステム通信帯域から通信に用いるシステム通信
帯域を選択する帯域選択制御を行なう。この帯域選択制
御を行なうために、制御部40は通信帯域切換制御手段
40aを備えると共に、送信回路5の動作モードを設定
する動作モード設定手段を備えている。
【0033】上記通信帯域切換制御手段40aは、基地
局からのシステム通信帯域の切換指示を検出した場合
に、その指示に応じた制御信号Vc2をスイッチ・変換回
路60に出力する。また、上記制御部40に設けられた
動作モード設定手段からは送信回路5を通話モードある
いは待受けモードに設定する制御信号が送信回路5へ出
力される。また、上記送信回路5の動作モードを設定す
る制御信号は、スイッチ・変換回路60へ制御信号Vc3
として入力される。スイッチ・変換回路60は、図2に
示すように上記制御部40から入力される制御信号Vc2
を例えば負の制御電圧Vc1に変換する変換回路61及び
上記制御信号Vc3により切換え動作するスイッチ回路6
2からなっている。上記スイッチ回路62は、制御信号
Vc3により送信回路5が通話モードか待受けモードかを
判別し、通話モードであれば変換回路61から出力され
る制御電圧Vc1をアンテナ共用器2に出力し、待受けモ
ードであれば変換回路61の出力をオフする。上記のよ
うに送信回路5が通話モードであるか待受けモードであ
るかによってアンテナ共用器2の通信周波数帯域を切換
えるための制御電圧Vc1がオン/オフ制御される。
【0034】次に上記実施形態の動作を図3に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。無線通信装置の電源を
オンすると(ステップA1)、アンテナ共用器2は待受
けモードとなる(ステップA2)。次いで、無線通信装
置の位置登録を開始するか否かを判断し(ステップA
3)、位置登録を行なわない場合は、アンテナ共用器2
への制御電圧Vc1をオフし(ステップA4)、ステップ
A2の待受けモードに戻る。上記位置登録は、電源をオ
ンしたときに行ない、その後は所定の周期で実行する。
【0035】上記無線通信装置の位置登録を開始する場
合は、制御部40から通話モードを指定する制御信号V
c3を出力し(ステップA5)、送信回路5をオン動作、
すなわち、通話モードに設定する(ステップA6)。ま
た、上記制御信号Vc3によってスイッチ・変換回路60
のスイッチ回路62がオンし、変換回路61から出力さ
れる制御電圧Vc1をアンテナ共用器2に供給する(ステ
ップA7)。この状態で通話が開始されたか否かを判断
し(ステップA8)、通話が開始されれば通話を継続し
(ステップA9)、その後、通話が終了したか否かを判
断し(ステップA10)、通話終了でなければステップ
A9に戻る。
【0036】そして、上記ステップA8で通話を開始し
ないと判断された場合、あるいはステップA10で通話
を終了したと判断されると、制御部40は制御信号Vc3
により送信回路5へ送信オフを指令する(ステップA1
1)。この送信オフを示す制御信号Vc3によってスイッ
チ・変換回路60のスイッチ回路62がオフ動作し、ア
ンテナ共用器2への設定電圧Vc1をオフする(ステップ
A12)。その後、電源がオフされたか否かを判断し
(ステップA13)、オフされていなければステップA
2の待機モードに戻り、電源がオフされた場合には処理
を終了する。
【0037】上記のようにアンテナ共用器2には、送信
回路5が通話モードであれば、変換回路61から出力さ
れる制御電圧Vc1が供給され、送信波が入力されても通
信帯域を安定した状態に保持する。また、送信回路5が
待受けモードの場合、送信用フィルタ22には電圧Vc1
が供給されず、消費電力が低減される。待受け時にはア
ンテナ共用器2に入力される信号の電力が小さいので、
制御電圧Vc1を供給しなくても特に問題はない。
【0038】(第2実施形態)次に本発明の第2実施形
態に係る移動通信端末装置について説明する。図4は、
その構成を示すもので、前述の第1実施形態に係る移動
通信端末装置の構成を示す図1と同一部分には同一符号
を付して示し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
【0039】図4に示す移動通信端末装置は、図1に示
した移動通信端末装置に対し、送信回路電源65から出
力される電源電圧Vccを制御信号Vc3としてスイッチ・
変換回路60に供給するようにした点で異なる。上記送
信回路電源65の動作は、制御部40からの動作信号V
aによって決定されるもので、送信回路5がオン動作す
る場合に送信回路電源65から電源電圧Vccが送信回路
5に供給される。制御部40からの動作信号Vaによっ
て送信回路電源65がオン動作すると、送信回路電源6
5から一定の電源電圧Vccが出力され、送信回路5に供
給される。図2に示したスイッチ・変換回路60のスイ
ッチ回路62は、上記送信回路電源65から出力される
電源電圧Vccが制御信号Vc3として入力されるとオン動
作し、変換回路61から出力される負の制御電圧Vc1を
アンテナ共用器2に供給する。また、送信回路5が待受
けモードとなる場合には、制御部40からの動作信号V
aによって送信回路電源65がオフし、制御信号Vc3が
“L”(ロウ)レベルとなるので、スイッチ・変換回路
60のスイッチ回路62は変換回路61から出力される
制御電圧Vc1をオフする。
【0040】この結果、上記第1実施形態と同様に、ア
ンテナ共用器2には、送信回路5が通話モードであれ
ば、変換回路61から出力される制御電圧Vc1が供給さ
れ、送信波が入力されても通信帯域を安定した状態に保
持する。また、送信回路5が待受けモードの場合、送信
用フィルタ22には制御電圧Vc1が供給されず、消費電
力が低減される。
【0041】(第3実施形態)次に本発明の第3実施形
態に係る移動通信端末装置について説明する。図5は、
その構成を示すもので、前述の第1実施形態に係る移動
通信端末装置の構成を示す図1と同一部分には同一符号
を付して示し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
【0042】図5に示す移動通信端末装置は、図1に示
した移動通信端末装置に対し、送信回路5からアンテナ
共用器2の送信用フィルタ22へ送られる送信波の出力
を検出する送信出力検出回路67を設け、送信出力検出
回路67の検出信号を制御信号Vc3としてスイッチ・変
換回路60に供給するようにした点で異なる。
【0043】上記送信出力検出回路67は、送信回路5
からアンテナ共用器2の送信用フィルタ22へ送られる
送信出力を検出し、その出力レベルに合わせた制御信号
Vc3をスイッチ・変換回路60に出力する。図2に示す
スイッチ・変換回路60のスイッチ回路62は、上記制
御信号Vc3のレベルを判定し、送信オン(通話モード)
とみなせるある一定レベル以上のときにオン動作し、変
換回路61から出力される負の制御電圧Vc1をアンテナ
共用器2へ出力し、送信オフ(待受けモード)とみなせ
る一定レベル以下では変換回路61の出力をオフする。
【0044】上記のようにスイッチ・変換回路60は、
送信回路5が通話モードであれば、変換回路61から出
力される制御電圧Vc1をアンテナ共用器2に供給し、送
信回路5が待受けモードの場合には、変換回路61の出
力をオフする。従って、第1実施形態と同様に送信回路
5が通話モードであれば、アンテナ共用器2に送信波が
入力されても通信帯域を安定した状態に保持し、また、
送信回路5が待受けモードの場合には消費電力を低減す
ることができる。
【0045】(第4実施形態)次に本発明の第4実施形
態に係る移動通信端末装置について説明する。図6は、
その構成を示すもので、前述の第1実施形態に係る移動
通信端末装置の構成を示す図1と同一部分には同一符号
を付して示し、ここでは異なる部分を中心に説明する。
【0046】図6に示す移動通信端末装置は、図1に示
した移動通信端末装置に対し、制御部40から通信周波
数帯域を設定する制御電圧Vc1を変換回路70に出力す
ると共に、送信回路5の動作を通話モードと待受けモー
ドとに設定する制御信号Vc3を送信回路5及び変換回路
70に出力し、制御信号Vc3により変換回路70の変換
動作を制御するようにした点で異なる。
【0047】上記制御部40から出力される制御信号V
c3は、例えば送信回路5を通話モードに設定する場合は
“H”レベル、待受けモードに設定する場合は“L”レ
ベルとなる。変換回路70は、制御信号Vc3が通話モー
ドを示す“H”レベルの場合、制御部40から入力され
る制御電圧Vc1をそのままアンテナ共用器2へ出力し、
制御信号Vc3が待受けモードを示す“L”レベルの場
合、制御部40から入力される制御電圧Vc1を低電圧に
変換してアンテナ共用器2へ出力する。すなわち、送信
回路5が待受けモードとなった場合にアンテナ共用器2
への周波数帯域設定用の制御電圧Vc1を低電圧に変換す
ることにより、アンテナ共用器2の消費電力を低減して
いる。
【0048】次に上記第4実施形態の動作を図7に示す
フローチャートを参照して説明する。電源を投入すると
(ステップB1)、制御部40の制御により待受け処理
が開始され(ステップB2)、基地局とのやりとりが行
なわれ、その後、待受けモードとなる(ステップB
3)。この待受けモードでは、通話に入る指示があるか
否かを判断し(ステップB4)、通話に入る指示がなけ
れば、変換回路70が変換動作を実行するように制御し
(ステップB5)、その後、ステップB3に戻る。上記
ステップB5において、変換回路70は、制御部40か
ら供給される制御電圧Vc1をある低い電圧に変換してア
ンテナ共用器2に供給し、アンテナ共用器2の消費電力
を低減する。
【0049】上記ステップB4で、通話に入る指示があ
った場合は、変換回路70の電圧変換動作を停止し(ス
テップB6)、制御部40から出力される制御電圧Vc1
をそのままアンテナ共用器2へ供給し、通話状態に入る
(ステップB7)。この結果、アンテナ共用器2は、送
信用フィルタ22に送信波が入力されても通信周波数帯
域が安定して保たれる。次いで、通話を終了したか否か
を判断し(ステップB8)、通話を終了していなければ
ステップB7の通話状態を保持する。
【0050】そして、上記ステップB8で、通話を終了
したと判断されると、終話処理を行ない(ステップB
9)、その後、電源がオフされたか否かを判断し(ステ
ップB10)、電源がオフされていなければ、ステップ
B3の待受けモードに戻る。上記ステップB10で電源
がオフされると、全ての処理を終了する。
【0051】上記のように送信回路5が通話モードであ
れば、制御部40から出力される制御電圧Vc1が変換回
路70からそのままアンテナ共用器2へ出力されるの
で、アンテナ共用器2の送信用フィルタ22に送信波が
入力されても通信周波数帯域が安定した状態に保持され
る。また、送信回路5が待受けモードの場合には、制御
部40から出力される制御電圧Vc1が変換回路70によ
り低い電圧に変換されてアンテナ共用器2に供給される
ので、アンテナ共用器2の消費電力が低減される。
【0052】次に上記変換回路70の構成例について説
明する。
【0053】図8は、上記変換回路70の第1の構成例
を示したものである。同図に示すように、制御部40か
ら与えられる制御電圧Vc1は、入力端子t1より抵抗R
1を介して例えばPNP型の増幅用トランジスタTr1
のベースに入力される。また、この増幅用トランジスタ
Tr1には、電源電圧Vccがエミッタに供給されると共
に、バイアス抵抗R2を介してベースに供給される。上
記増幅用トランジスタTr1のコレクタは、抵抗R3を
介して電源電圧Veeのラインに接続される。この電源電
圧Veeは、上記電源電圧Vccより一定レベル低い値に設
定されている。
【0054】上記増幅用トランジスタTr1のコレクタ
は、抵抗Rxを介して出力端子t2に接続されると共
に、例えばPNP型のSW(スイッチング)トランジス
タTr2のエミッタ・コレクタ間を介して出力端子t2
に接続される。上記SWトランジスタTr2のエミッタ
・ベース間には、バイアス抵抗R4が接続される。ま
た、制御部40から与えられる制御信号Vc3は、制御端
子t3に入力され、インバータIC1で信号レベル
(“H”または“L”レベル)が変換され、抵抗R5を
介してSWトランジスタTr2のベースに入力される。
【0055】上記の構成において、制御端子t3に入力
される制御信号Vc3が通話モードを示す“H”レベルで
ある場合、この制御信号Vc3はインバータIC1で
“L”レベルに変換され、SWトランジスタTr2のベ
ースに準方向バイアスを与える。このためSWトランジ
スタTr2がオン状態となり、入力端子t1に入力され
る制御電圧Vc1が増幅用トランジスタTr1及びSWト
ランジスタTr2を介してそのまま出力端子t2へ出力
される。
【0056】また、制御端子t3に入力される制御信号
Vc3が待受けモードを示す“L”レベルである場合、こ
の制御信号Vc3はインバータIC1で“H”レベルに変
換され、SWトランジスタTr2のベースに逆バイアス
電圧を与える。このためSWトランジスタTr2がオフ
状態となり、入力端子t1に入力された制御電圧Vc1は
増幅用トランジスタTr1から抵抗Rxを介して出力端
子t2へ出力される。この結果、待受けモードでは、制
御電圧Vc1は抵抗Rxにより電流が制限されてアンテナ
共用器2に供給され、アンテナ共用器2の消費電力が低
減される。
【0057】図9は、上記変換回路70の第2の構成例
を示したものである。この図9に示す変換回路70は、
図8におけるSWトランジスタTr2に代えてFETに
よるSWトランジスタTr3を用いたものである。この
FETによるSWトランジスタTr3は、ソース・ドレ
イン間を抵抗Rxの両端に接続し、制御端子t3に供給
される制御信号Vc3をゲートに入力している。
【0058】この図9に示す変換回路70においても、
制御信号Vc3によってSWトランジスタTr3がオン/
オフ制御され、図8に示した回路と同様の動作が行なわ
れる。
【0059】図10は、上記変換回路70の第3の構成
例を示したものである。この図10に示す変換回路70
は、図8におけるSWトランジスタTr2に代えてFE
TによるSWトランジスタTr3及びオペアンプIC2
を用いたものである。すなわち、増幅用トランジスタT
r1のコレクタとアース間に分圧用の抵抗R4、R5及
びSWトランジスタTr3のソース・ドレイン間を直列
に設け、制御端子t3に供給される制御信号Vc3をSW
トランジスタTr3のベースに入力している。そして、
抵抗R4と抵抗R5との間に生じる電圧をオペアンプI
C2に入力し、その出力電圧を出力端子t2に出力して
いる。
【0060】上記の構成において、制御端子t3に通話
モードを示す制御信号Vc3が入力されると、SWトラン
ジスタTr3がオフし、抵抗R4、R5による分圧動作
は行なわれない。このため入力端子t1に入力された制
御電圧Vc1は、増幅用トランジスタTr1及び抵抗R1
を介してオペアンプIC2に入力され、そのまま出力端
子t2に出力される。また、制御端子t3に待受けモー
ドを示す制御信号Vc3が入力されると、SWトランジス
タTr3がオンし、抵抗R4、R5に電流が流れ得る状
態となる。このため入力端子t1に入力された制御電圧
Vc1は、増幅用トランジスタTr1から出力された後、
抵抗R4、R5で分圧され、オペアンプIC2を介して
出力端子t2に出力される。この結果、送信回路5が待
受けモードとなった場合には、制御電圧Vc1が抵抗R
4、R5で分圧されてアンテナ共用器2へ送られ、アン
テナ共用器2の消費電力が削減される。
【0061】次に本発明の第5実施形態に係る移動通信
端末装置について説明する。図11は、その構成を示す
もので、上記第4実施形態における変換回路70を制御
部40内に制御電圧変換手段40bとして設けたもので
ある。この制御電圧変換手段40bは、送信回路5が通
話モードのときには制御電圧Vc1をそのままアンテナ共
用器2に出力し、送信回路5が待受けモードのときには
制御電圧Vc1を低い電圧に変換してアンテナ共用器2に
出力する。これにより待受けモード時におけるアンテナ
共用器2の消費電力を低減することができる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明では、複数の
異なる周波数帯域を利用する移動通信端末装置におい
て、アンテナ共用器とこのアンテナ共用器の使用周波数
帯域を設定する制御部との間にスイッチ・変換回路を設
け、このスイッチ・変換回路にて、上記制御部から送信
回路に出力される動作制御信号により送信回路が通話モ
ードであるか待受けモードであるかを判断し、通話モー
ドである場合には通信周波数帯域を設定する制御電圧を
アンテナ共用器に出力し、待受けモードの場合には上記
通信周波数帯域設定用の制御電圧をオフするようにした
ので、通話モード時におけるアンテナ共用器の通信周波
数帯域を安定して保持でき、かつ待受けモード時の消費
電力を低減することができる。
【0063】また本発明は、アンテナ共用器とこのアン
テナ共用器の使用周波数帯域を設定する制御部との間に
変換回路を設け、この変換回路にて、送信回路が通話モ
ードであるか待受けモードであるかを判断し、通話モー
ドである場合には制御部から出力される通信周波数帯域
設定用の制御電圧をアンテナ共用器に出力し、待受けモ
ードの場合には上記通信周波数帯域設定用の制御電圧を
所定の低電圧に変換して出力するようにしたので、通話
モード時におけるアンテナ共用器の通信周波数帯域を安
定して保持でき、かつ待受けモード時の消費電力を低減
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動通信端末装置本発明に係わるCDMA方式
による移動通信端末装置の第1実施形態を示す回路ブロ
ック図。
【図2】同実施形態におけるスイッチ・変換回路の構成
図。
【図3】同実施形態に係わる移動通信端末装置の動作を
説明するフローチャート。
【図4】本発明に係わる移動通信端末装置の第2実施形
態を示す回路ブロック図。
【図5】本発明に係わる移動通信端末装置の第3実施形
態を示す回路ブロック図。
【図6】本発明に係わる移動通信端末装置の第4実施形
態を示す回路ブロック図。
【図7】同実施形態に係わる移動通信端末装置の動作を
説明するフローチャート。
【図8】同実施形態における変換回路の第1の構成例を
示す回路図。
【図9】同実施形態における変換回路の第2の構成例を
示す回路図。
【図10】同実施形態における変換回路の第3の構成例
を示す回路図。
【図11】本発明に係わる移動通信端末装置の第5実施
形態を示す回路ブロック図。
【図12】従来のCDMA方式による移動通信端末装置
の第1実施形態を示す回路ブロック図。
【図13】従来の移動通信端末装置におけるアンテナ共
用器の構成を等価回路図。
【符号の説明】
1…アンテナ 2…アンテナ共用器 3…受信回路(RX) 4…周波数シンセサイザ 5…送信回路(TX) 6…CDMA信号処理部 7…音声符号処理部 8…PCM符号処理部 9…受話増幅器 10…スピーカ 11…マイクロホン 12…送話増幅器 21…受信用フィルタ 22…送信用フィルタ 30…バッテリ 31…電源回路 40…制御部 41…記憶部 42…コンソールユニット(CU) 60…スイッチ・変換回路 61…変換回路 62…スイッチ回路 65…送信回路電源 67…送信出力検出回路 70…変換回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 7/26 X (72)発明者 矢野 隆治 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 Fターム(参考) 5K011 AA06 AA08 BA03 DA22 GA01 JA01 KA03 5K020 DD13 KK09 NN10 5K062 AA01 AB14 AE05 BA03 BD01 BE12 5K067 AA43 BB04 CC10 EE02 KK05 KK17

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
    と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
    ナ共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動
    作する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置
    において、 前記送信回路に対して通話モードと待受けモードを設定
    する動作モード設定手段と、前記アンテナ共用器に対す
    る通信周波数帯域設定用の制御信号を出力する通信帯域
    切換制御手段と、前記送信回路の動作モードを判断する
    動作モード判断手段を備え、通話モード時に前記通信周
    波数帯域設定用の制御信号を所定の制御電圧に変換して
    前記アンテナ共用器に出力し、待受けモード時に前記ア
    ンテナ共用器への制御電圧の出力を停止する変換回路と
    を具備したことを特徴とする移動通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記送信回路の動作モード判断手段は、
    動作モード設定手段から出力される動作モード制御信号
    により通話モードであるか待受けモードであるかを判断
    することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
    と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
    ナ共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動
    作する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置
    において、 前記送信回路に対して通話モードと待受けモードを設定
    する動作モード設定手段と、前記アンテナ共用器に対す
    る通信周波数帯域設定用の制御信号を出力する通信帯域
    切換制御手段と、前記送信回路に対し通話モード時に電
    源電圧を供給し、待受けモード時に電源電圧の供給を停
    止する送信回路電源と、この送信回路電源から送信回路
    に供給される電源電圧を検出して送信回路の動作モード
    を判断し、通話モード時に前記通信周波数帯域設定用の
    制御信号を所定の制御電圧に変換して前記アンテナ共用
    器に出力し、待受けモード時に前記アンテナ共用器への
    制御電圧の出力を停止する変換回路とを具備したことを
    特徴とする移動通信端末装置。
  4. 【請求項4】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
    と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
    ナ共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動
    作する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置
    において、 前記送信回路に対して通話モードと待受けモードを設定
    する動作モード設定手段と、前記アンテナ共用器に対す
    る通信周波数帯域設定用の制御信号を出力する通信帯域
    切換制御手段と、前記送信回路からアンテナ共用器に出
    力される送信波の出力を検出する送信出力検出手段と、
    この送信出力検出手段から出力される検出信号により前
    記送信回路の動作モードを判断し、通話モード時に前記
    通信周波数帯域設定用の制御信号を所定の制御電圧に変
    換して前記アンテナ共用器に出力し、待受けモード時に
    前記アンテナ共用器への制御電圧の出力を停止する変換
    回路とを具備したことを特徴とする移動通信端末装置。
  5. 【請求項5】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
    と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
    ナ共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動
    作する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置
    において、 前記送信回路に対して通話モードと待受けモードを設定
    する動作モード設定手段と、前記アンテナ共用器に対す
    る通信周波数帯域設定用の制御電圧を出力する通信帯域
    切換制御手段と、前記送信回路の動作モードを判断し、
    通話モード時に前記通信周波数帯域設定用の制御電圧を
    そのまま前記アンテナ共用器に出力し、待受けモード時
    に前記通信周波数帯域設定用の制御電圧を低電圧に変換
    してアンテナ共用器へ出力する変換回路とを具備したこ
    とを特徴とする移動通信端末装置。
  6. 【請求項6】 複数の異なる通信周波数帯域を使用する
    と共に周波数の相違により送受信信号を分割するアンテ
    ナ共用器と、このアンテナ共用器に接続されて同時に動
    作する送信回路及び受信回路を備えた移動通信端末装置
    において、 前記送信回路に対して通話モードと待受けモードを設定
    する動作モード設定手段と、前記アンテナ共用器に対す
    る通信周波数帯域設定用の制御電圧を出力する通信帯域
    切換制御手段と、前記送信回路の動作モードを判断し、
    通話モード時に前記通信周波数帯域設定用の制御電圧を
    そのまま前記アンテナ共用器に出力し、待受けモード時
    に前記通信周波数帯域設定用の制御電圧を低電圧に変換
    してアンテナ共用器へ出力する変換手段とを具備し、前
    記変換手段を前記動作モード設定手段及び通信帯域切換
    制御手段と共に制御部内に設けたことを特徴とする移動
    通信端末装置。
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