JP2000286680A - 選局装置 - Google Patents

選局装置

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JP2000286680A
JP2000286680A JP11089618A JP8961899A JP2000286680A JP 2000286680 A JP2000286680 A JP 2000286680A JP 11089618 A JP11089618 A JP 11089618A JP 8961899 A JP8961899 A JP 8961899A JP 2000286680 A JP2000286680 A JP 2000286680A
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JP
Japan
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channel
tuning
signal
key
preset
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JP11089618A
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English (en)
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Shigeto Sakakibara
茂人 榊原
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電波の受信地域が変わったときに面倒なプリ
セット操作等を要せず容易に放送電波の選局を行うこと
ができる選局装置を提供する。 【解決手段】 選局装置に供給する交流または直流電圧
の種別を検出する電源種別検出手段5と、チャンネル受
信のアップ・ダウン指令信号を出力するアップ・ダウン
キー7aと、前記電源種別検出手段5から交流検出信号
が送出されている場合に、前記アップ・ダウンキー7a
よりアップ・ダウン開始指令信号が送出されてくると、
プリセットメモリ9に予め記憶されたチャンネル番号の
ディジタル信号を読み出してチューナ部2に出力する一
方、前記電源種別検出手段5から直流検出信号が送出さ
れている場合に、前記アップ・ダウンキー7aよりアッ
プ・ダウン開始指令信号が送出されてきたときは、チャ
ンネルのアップ・ダウン動作を開始させて、チャンネル
が受信された時点で以後のアップ・ダウン動作を停止さ
せる制御を行う制御手段10と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭および自
動車の何れでも使用可能なテレビジョン受像機等の受信
機に内蔵される選局装置に係り、特に、車載時の選局操
作を容易にし得る選局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】受信機には、用途に応じた選局方式が採
用されるが、車載用受信装置のチューナの一例として、
シンセサイザチューナを用いたものが知られている(特
公平7−61028号公報参照)。このシンセサイザチ
ューナは、アップ制御キーまたはダウン制御キーが共に
押下されたことを検出する押下検出手段と、この押下検
出手段で共に押下が検出される毎に繰り返す少なくとも
3状態に対応してマニュアルチューニングモード、シー
クチューニングモードまたはプリセットチューニングモ
ードを選択させるモード選択手段と、を備えている。こ
のシンセサイザチューナによれば、少ないキーの組み合
わせによって複数のチューニングモードが選択可能であ
り、また、それぞれのチューニングモードにおいて、ア
ップ・ダウンキーによりチューニング操作がなされると
共に、必要な操作キーを少なくできる。よって、車載用
チューナに採用した場合、従来のように各種キーを操作
する必要がないから、安全運転上で好ましいというもの
である。
【0003】また、テレビジョン受像機(TV)やテレ
ビ一体型ビデオテープレコーダ(TVCR)において、
一般家庭および自動車の何れでも使用可能な小インチ画
面のタイプが利用されている。このタイプは、テレビ電
波を自動的に探局してプリセットできることから、通
常、電圧シンセサイザー方式またはPLLシンセサイザ
ー方式を採用している。この電圧シンセサイザー方式
は、チャンネル番号によって異なる同調電圧をディジタ
ル化して選局用メモリに記憶し、このメモリから取り出
したディジタル信号を直流電圧にD/A変換して電子チ
ューナに与えるようになっている。この電圧シンセサイ
ザー方式において、希望のチャンネルをセットする場
合、チャンネルキーを押圧操作してバンド切替スイッチ
をセットすると、2〜25Vの同調電圧とバンド切替電
圧とがディジタル信号に変換されて、前記選局用メモリ
に記憶される。
【0004】このような操作をチャンネル番号毎にセッ
トし終えた後、選局に際してこのチャンネルキーを押す
と、各チャンネル番号に対応したディジタル信号が選局
用メモリから読み出され、前記電子チューナに接続され
た選局信号生成部で同調電圧とバンド切替電圧とにアナ
ログ変換される。そして、このアナログの信号電圧が、
電子チューナに加えられることにより、希望のテレビ電
波が選局されるものである。また、この電子選局回路
は、工場からの出荷時や家庭での使用時に、その地域で
受信できるテレビ電波のチャンネル番号の小さい順で自
動的にプリセットしておくことのできるプリセット機能
も備えている。
【0005】このプリセット装置においては、プリセッ
トを行うプリセットキーとともに、フルオートでチャン
ネルをサーチさせるサーチキーを備えている。まず、こ
のサーチキーを押圧操作すると、受信可能な全チャンネ
ルのサーチが開始され、日本ではVHFの1チャンネル
から12チャンネルに続き、UHFの13チャンネルか
ら62チャンネルまでが表示部に順次表示されてゆく。
この表示中に、ユーザーがプリセットキーを操作して、
例えば、1チャンネルを基準に希望のチャンネル番号を
順次選択すると、このチャンネル番号のデータが前記選
局用メモリから読み出されてプリセットメモリに記憶さ
れる。このようなプリセットをチャンネル番号毎に行っ
た後、前記チャンネルキーで選局操作すると、プリセッ
トメモリのディジタルデータが前述の如くアナログに変
換されて、信号電圧が電子チューナに与えられることに
より、希望のテレビ電波を選局することができるもので
ある。PLL方式の場合はサーチキーにより1〜62を
順次選局させ放送局の有ったチャンネルを自動的にプリ
セットする。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この電圧シ
ンセサイザー方式は、商用交流電源を用いる一般家庭に
おいては前述のようなプリセットを行うことで自動選局
を行えるが、TVを自動車に載せて各地へ移動する際に
面倒な操作を要するという欠点があった。すなわち、予
め家庭でプリセットしたTVを自動車に持ち込むと、こ
のプリセットのチャンネルと異なる地域に移動したと
き、チャンネルアップ・ダウンキーで選局操作してもそ
のテレビ電波を選局することができない事態が生じる。
このため、再度プリセットキーを操作して受信可能なチ
ャンネルをプリセットメモリに記憶させるプリセット操
作を行わなければならず、この繰り返し操作が甚だ煩わ
しいものであった。PLL方式の場合には再度オートサ
ーチを行わなければならなかった。また、特公平7−6
1028号公報に記載のシンセサイザチューナは、車載
用として走行中の安全性を考慮するものであるが、受信
可能なテレビ電波のチャンネルをプリセットするタイプ
ではないから、やはり、異なる地域に移動したときはプ
リセットをし直さねばならないという問題が残されてい
た。
【0007】本発明は、上記課題に鑑みて創案されたも
ので、電波の受信地域が変わったときに面倒なプリセッ
ト操作等を要せず容易に放送電波の選局を行うことがで
きる選局装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のうち請求項1に記載の発明は、チャンネル
毎に異なる同調電圧をディジタル化して記憶した選局用
メモリと、チャンネル番号をディジタル信号で記憶する
プリセットメモリとを備え、プリセット時に前記選局用
メモリからディジタル信号を読み出して選択されたチャ
ンネル番号のディジタル信号を前記プリセットメモリに
記憶し、選局時には選択されたチャンネル番号のディジ
タル信号を前記プリセットメモリから読み出してチュー
ナ部に出力する選局装置において、この選局装置に供給
する交流または直流電圧の種別を検出する電源種別検出
手段と、チャンネル受信のアップ・ダウン指令信号を出
力するチャンネルアップ・ダウンキーと、前記電源種別
検出手段から交流検出信号が送出されている場合に、前
記チャンネルアップ・ダウンキーよりチャンネルアップ
・ダウン開始指令信号が送出されてくると、前記プリセ
ットメモリに予め記憶されたチャンネル番号のディジタ
ル信号を読み出して前記チューナ部に出力する一方、前
記電源種別検出手段から直流検出信号が送出されている
場合に、前記チャンネルアップ・ダウンキーよりアップ
・ダウン開始指令信号が送出されてきたときは、チャン
ネルのアップ・ダウン動作を開始させて、チャンネルが
受信された時点で以後のアップ・ダウン動作を停止させ
る制御を行う制御手段と、を設けたことを特徴としてい
る。
【0009】また、請求項2項の本発明は、前記制御手
段が前記電源種別検出手段より直流検出信号が送出され
てきた後、再び交流検出信号が送出されてきたときは、
チャンネルのアップ・ダウン時に前記プリセットメモリ
に予め記憶されたチャンネル番号のディジタル信号を読
み出して前記チューナ部に出力することを特徴としてい
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図示例を参照しながら説明する。図1は、本発明に
係る選局装置を示す電気的ブロック線図である。この選
局装置は、電子選局回路に電圧シンセサイザー方式を採
用したテレビジョン受像機に内蔵されるもので、主要部
として選局信号生成部1、キー操作部7および選局用マ
イクロコンピュータ10(以下、選局用マイコン)等を
備えて構成されている。選局信号生成部1は、チューナ
部2、選局信号生成回路3、電源回路4、電圧種別検出
部5および選局情報用メモリ6等を備えている。また、
チューナ部2には、選局信号生成回路3からの選局電圧
信号と、選局用マイコン10より出力されるディジタル
のバンド切替電圧とが導かれており、希望するチャンネ
ルの周波数信号を選択し中間周波数に変換して出力す
る。
【0011】そして、選局信号生成回路3には、選局用
マイコン10からのディジタル信号が導かれ、電源回路
4より直流定電圧が供給されている。この選局信号生成
回路3は、選局用マイコン10から出力されるディジタ
ル信号に基づいて選局電圧信号を生成し、前記チューナ
部2の入力端子に送出する。前記電源回路4は、安定化
回路と端子部とからなり、電圧種別検出部5を備えてい
る。安定化回路は、整流回路や平滑回路等で構成されて
おり、入力側に差込プラグ付きのコードが接続され、出
力側は端子部と接続されている。この安定化回路は、差
込プラグがコンセントに差込接続されたとき、商用電源
より供給される交流100Vを直流5Vに変換し、端子
部の入力端子に供給するようになっている。
【0012】この端子部は、2つの入力端子と1つの出
力端子とでなり、一方の入力端子に前記安定化回路の直
流電圧が導入されている。また、他方の入力端子には、
差込ジャック付きのコードが接続されており、差込ジャ
ックを自動車のシガーソケットに差込接続すると、直流
電源部11からの直流5Vが導入されるようになってい
る。さらに、この端子部の出力端子は、選局信号生成回
路3の入力側に接続されており、安定化回路または直流
電源部11の何れか一方の直流5Vを選局信号生成回路
3に供給する。電圧種別検出部5は、交流または直流電
圧の種別を検出するもので、入力側が前記端子部の1対
の入力端子に接続されており、出力側が選局用マイコン
10の入力ポートに接続されている。
【0013】この電圧種別検出部5は、前記入力端子の
一方が充電状態になると、交流電源を示す“H”レベル
の検出信号を、入力端子の他方が充電状態になると、直
流電源を示す“L”レベルの検出信号を入力ポートにそ
れぞれ出力する。なお、自動車の直流電源部11は、車
載用のバッテリ12と、このバッテリ12に接続された
配電部13とからなり、この配電部13が備える直流1
2Vや5V端子のうち、5V端子に前記シガーソケット
が接続されている。前記選局情報用メモリ6は、日本に
おいては、1チャンネルから12チャンネルまでのVH
Fに関する選局電圧情報とともに、13チャンネルから
62チャンネルまでのUHFに関する選局電圧情報とを
記憶している。この選局電圧情報用メモリ6に記憶され
た全チャンネルに関するデータは、選局時に選択された
チャンネル番号に従って選局用マイコン10により読み
出され、前記選局信号生成回路3に送出される。
【0014】キー操作部7は、アップ・ダウンキー(U
P/DOWNキーまたはUP/DNキー)7a、チャン
ネルキー7b、プリセットキー7cおよびサーチキー7
d等を備えている。アップ・ダウンキー7aは、アップ
側またはダウン側の押圧操作によりチャンネル選択のア
ップ・ダウン指令信号を出力し、チャンネルキー7b
は、テンキーであって、何れかのキーの押圧操作により
チャンネル番号の指令信号を出力する。また、プリセッ
トキー7cは、押圧操作によりプリセットを開始させる
指令信号を出力し、サーチキー7dは、押圧操作によっ
て受信電波のサーチを開始させる指令信号をそれぞれ出
力するようになっている。なお、8はチャンネル番号を
表示するLCD表示部であり、9はサーチされたチャン
ネル番号のデータを記憶しておくプリセットメモリであ
る。
【0015】選局用マイコン10は、選局に伴うTV電
波の受信に関連した動作制御を行うもので、CPU,R
OM,RAMにて構成されており、前記選局情報用メモ
リ6から読み出されたディジタルの選局電圧情報をパル
ス巾変調信号に変換するためのDAC部10aを備えて
いる。この選局用マイコン10には、前記キー操作部
7、表示部8およびプリセットメモリ9等が接続されて
おり、アップ・ダウンキー7aまたはチャンネルキー7
bの操作によって選択されたチャンネル番号の入力に基
づき、チャンネル毎に異なる同調電圧をディジタル化し
て選局情報用メモリ6に記憶させ、このメモリ6から取
り出したディジタル信号を選局信号生成回路3に送出し
て直流の選局電圧信号を前記チューナ部2に与える動作
制御を行う。また、サーチキー7dが操作されたとき
は、VHFおよびUHFの全チャンネルのうち、VHF
の小さいチャンネル番号を基準として、以後順次チャン
ネル番号をサーチして表示部8に表示させるとともに、
この際にプリセットキー7cの操作で選択されるチャン
ネル番号のデータをプリセットメモリ9に記憶させるプ
リセット制御を行う。ここでオートサーチは放送局が有
れば自動的にプリセットするので”プリセットキー”は
必要ない。
【0016】さらに、前記電圧種別検出部6から“H”
レベルの検出信号が入力した場合に、サーチキー7dよ
りサーチ開始指令信号が送出されてくると、プリセット
メモリ9に予め記憶されたチャンネル番号のディジタル
信号を読み出してチューナ部2に出力する。なお、前記
アップ・ダウンキー7aまたはチャンネルキー7bの操
作によりチャンネルが選択される場合も、同様にプリセ
ットメモリ9から対応するチャンネル番号のディジタル
データを読み出してチューナ部2に送出する制御を行
う。一方、“L”レベルの検出信号が入力した場合に、
アップ・ダウンキー7aよりアップ・ダウン開始指令信
号が送出されてきたときは、現在の選択チャンネルを基
準にアップ・ダウン動作を開始させて、あるチャンネル
が受信された時点で以後のアップ・ダウン動作を停止さ
せる制御をも行う構成となっている。
【0017】次に、上記選局装置の動作について、図2
のフローチャートを参照しつつ説明する。但し、このT
Vは、ユーザーの居住する地域で受信可能な放送電波の
チャンネルをプリセットメモリ9に記憶し、既にプリセ
ットがなされているものとする。まず、このTVに電源
が投入されると、選局用マイコン10は入力電圧が交流
か直流かを判別する(ステップS11)。ユーザーが家
庭でTVを使用するため、コンセントに差込プラグを差
し込んでパワーキーをオンにしていた場合、電圧種別検
出部6から“H”レベルの検出信号が送出されてくるの
で、選局用マイコン10は使用電源が交流であることを
判別する。この後、選局用マイコン10は、チャンネル
アップまたはダウンの指令信号が入力したか否かを判別
し(ステップS12)、ユーザーがチャンネルの選択を
操作をしなければ動作を終了する。ここで、ユーザーが
アップ・ダウンキー7a、チャンネルキー7bもしくは
サーチキー7dの何れかを操作すると、選局用マイコン
10はその指令信号に応じてプリセットメモリ9に記憶
されているチャンネル番号のデータを読み出し、チュー
ナ部2に出力する(ステップS13)。これにより、ア
ンテナで受信された放送電波が導入されて、ユーザーの
選局したチャンネルの番組が画面に映し出される。
【0018】一方、ユーザーがTVを自動車で使用する
ため、TVを載せて車室のシガーソケットに差込ジャッ
クを差し込んだ後、パワーキーをオンにした場合、電圧
種別検出部6から“L”レベルの検出信号が出力され
る。すると、選局用マイコン10は、使用電源が直流で
あることを認識し、続いて、チャンネルアップまたはダ
ウンの指令信号が入力したか否かを判別する(ステップ
S14)。この際、ユーザーがチャンネルの選択操作を
しなければ動作を終了する。ここで、ユーザーがアップ
・ダウンキー7aを操作すると、選局用マイコン10は
現在の受信チャンネルを基準にアップ・ダウン動作を開
始させて、1チャンネルづつアップまたはダウン側にサ
ーチを進める(ステップS15)。
【0019】例えば、現在1チャンネルが選択されてい
て、アップ側にサーチするときは2チャンネル、3チャ
ンネルと順次サーチし、ダウン側にサーチするときはU
HFの62チャンネル、61チャンネルと順次サーチし
てゆく。そして、選局用マイコン10は、このサーチ時
に放送電波が受信されたか否かを判別し(ステップS1
6)、放送電波が受信されなければステップS15に戻
りチャンネルのサーチを続行する。このようなサーチ動
作により、あるチャンネルの放送電波が受信されると、
以後のアップ・ダウンサーチ動作を停止させて、受信チ
ャンネルの番組を画面に映し出させる。これにより、ユ
ーザーは、自動車の運転によってプリセットしたチャン
ネルの受信圏外に移動しても、その地域で放送されてい
るTV番組を容易に聴視することができる。
【0020】ところで、ユーザーが自動車の運転を終え
て自宅に戻り、再びコンセントに差込プラグを差し込ん
でパワーキーをオンにすると、電圧種別検出部6から
“H”レベルの検出信号が送出される。これに伴って、
選局用マイコン10は、使用電源が交流であることを認
識し、続いて、チャンネルアップまたはダウンの指令信
号が入力したか否かを判別する。そして、ユーザーのチ
ャンネルの操作に応じてプリセットメモリ9のデータを
読み出し、チューナ部2に出力する。このため、前述と
同様にユーザーの選局したチャンネルの番組が画面に映
し出される。なお、上記実施の形態においては、日本の
TVに選局装置を内蔵した場合について説明したが、U
SA等外国仕様のTVに採用する場合はその国のチャン
ネルのサーチ制御がなされることは勿論である。また、
選局装置をTVに適用する例について説明したが、TV
CRをはじめ各種AV機器にも広く採用することが可能
である。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1に記載の発明は、電源種別検出手段から直流検出信
号が送出されている場合に、アップ・ダウン開始指令信
号が送出されてきたとき、チャンネルのアップ・ダウン
動作を開始させ、チャンネルが受信された時点で以後の
アップ・ダウン動作を停止させる構成になっているか
ら、ユーザーが日常家庭で使用していた受信機を自動車
に載せて車載バッテリの電源で使用するようなとき、運
転によりプリセットしたチャンネルの受信圏外に移動し
ても、従来のように面倒なプリセット操作を行う必要な
く、その地域で放送されているTV番組等を容易に聴視
することができる効果がある。また、請求項2項の本発
明は、電源種別検出手段より直流検出信号が送出されて
きた後、再び交流検出信号が送出されてくると、チャン
ネルのアップ・ダウン時にプリセットメモリに予め記憶
されたチャンネル番号のディジタル信号を読み出してチ
ューナ部に出力する構成となっているので、自動車に載
せていた受信機を再び家庭で使用する際は、通常の選択
操作により所望のチャンネルを受信できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る選局装置を示す電気
的ブロック線図である。
【図2】同選局装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
2 チューナ部 5 電源種別検出手段 7d サーチキー 9 プリセットメモリ 10 制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンネル毎に異なる同調電圧をディジ
    タル化して記憶した選局用メモリと、チャンネル番号を
    ディジタル信号で記憶するプリセットメモリとを備え、
    プリセット時に前記選局用メモリからディジタル信号を
    読み出して選択されたチャンネル番号のディジタル信号
    を前記プリセットメモリに記憶し、選局時には選択され
    たチャンネル番号のディジタル信号を前記プリセットメ
    モリから読み出してチューナ部に出力する選局装置にお
    いて、 この選局装置に供給する交流または直流電圧の種別を検
    出する電源種別検出手段と、チャンネル受信のアップ・
    ダウン指令信号を出力するチャンネルアップ・ダウンキ
    ーと、前記電源種別検出手段から交流検出信号が送出さ
    れている場合に、前記チャンネルアップ・ダウンキーよ
    りアップ・ダウン開始指令信号が送出されてくると、前
    記プリセットメモリに予め記憶されたチャンネル番号の
    ディジタル信号を読み出して前記チューナ部に出力する
    一方、前記電源種別検出手段から直流検出信号が送出さ
    れている場合に、前記チャンネルアップ・ダウンキーよ
    りアップ・ダウン開始指令信号が送出されてきたとき
    は、チャンネルのアップ・ダウン動作を開始させて、チ
    ャンネルが受信された時点で以後のアップ・ダウン動作
    を停止させる制御を行う制御手段と、を設けたことを特
    徴とする選局装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段が、前記電源種別検出手段
    より直流検出信号が送出されてきた後、再び交流検出信
    号が送出されてきたときは、チャンネルのアップ・ダウ
    ン時に前記プリセットメモリに予め記憶されたチャンネ
    ル番号のディジタル信号を読み出して前記チューナ部に
    出力することを特徴とする請求項1に記載の選局装置。
JP11089618A 1999-03-30 1999-03-30 選局装置 Pending JP2000286680A (ja)

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