JP2000286019A - 電気コネクタのコンタクト - Google Patents
電気コネクタのコンタクトInfo
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- JP2000286019A JP2000286019A JP9050399A JP9050399A JP2000286019A JP 2000286019 A JP2000286019 A JP 2000286019A JP 9050399 A JP9050399 A JP 9050399A JP 9050399 A JP9050399 A JP 9050399A JP 2000286019 A JP2000286019 A JP 2000286019A
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- Japan
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- tail
- connectors
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 多導体ケーブルのプラグを電子機器の電線接
続器ジャックに対して挿脱自在にした電気コネクタのコ
ンタクトの配列の伝送特性を改良する。 【解決手段】 電気コネクタの嵌合側が複数列ある場
合、コネクタのテール配列は、嵌合側上列の隣接するS
−Gコネクタが1ペアになり、次のS−Gコネクタの1
ペアとの間に嵌合側下列のS−Gコネクタの1ペアが配
置され、このようなS−Gのペアからなる端子が等間隔
で一列に並ぶようにする。テール側配列において、S−
G配列のペアを崩すことなく、一直線上に等間隔に並べ
ることができるので、信号伝送のロスが少なくなり、高
速伝送の可能なコネクタを供給することが出来る。
続器ジャックに対して挿脱自在にした電気コネクタのコ
ンタクトの配列の伝送特性を改良する。 【解決手段】 電気コネクタの嵌合側が複数列ある場
合、コネクタのテール配列は、嵌合側上列の隣接するS
−Gコネクタが1ペアになり、次のS−Gコネクタの1
ペアとの間に嵌合側下列のS−Gコネクタの1ペアが配
置され、このようなS−Gのペアからなる端子が等間隔
で一列に並ぶようにする。テール側配列において、S−
G配列のペアを崩すことなく、一直線上に等間隔に並べ
ることができるので、信号伝送のロスが少なくなり、高
速伝送の可能なコネクタを供給することが出来る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、多導体ケーブル
のプラグを電子機器の電線接続器ジャックに対して挿脱
自在にした電気コネクタに関し、特にそのコンタクトの
配列に関する。
のプラグを電子機器の電線接続器ジャックに対して挿脱
自在にした電気コネクタに関し、特にそのコンタクトの
配列に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の電気コネクタは、ケーブル
部分に同軸線等の特性インピーダンスの安定したケーブ
ルを使用すると、伝送特性が向上することが知られてい
る。従って伝送ケーブルは、S−G配列を1ペアとして
多導体ケーブルが構成されている。
部分に同軸線等の特性インピーダンスの安定したケーブ
ルを使用すると、伝送特性が向上することが知られてい
る。従って伝送ケーブルは、S−G配列を1ペアとして
多導体ケーブルが構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなS−G配
列は、その配列が崩れると、特性インピーダンスがずれ
て、信号伝送にロスが生じ易い。特に、コネクタが基板
と平行になるような取付け方法をとった場合、コネクタ
の内側列と外側列とでは電気長にも差が出来て、伝送ロ
スにつながり易い。また、コネクタの基板接続部分にお
いて、表面実装(SMT)形式にする場合、嵌合側が2
列以上であっても、コネクタの基板接続部(テール)で
はケーブルとの接続を容易にするために、端子は一列に
する場合が多い。この時、コネクタのテール配列も同一
のコンタクトを列ごとに使用するので、嵌合側で隣接同
士のS−Gとペアで配置した場合、基板接続部(テー
ル)ではこのS−G配列が崩れる。これを基板側のパタ
ーン配線で補正しようとすると、バイアホール等で隣の
パターンをくぐることになるので、伝送特性が悪くな
る。
列は、その配列が崩れると、特性インピーダンスがずれ
て、信号伝送にロスが生じ易い。特に、コネクタが基板
と平行になるような取付け方法をとった場合、コネクタ
の内側列と外側列とでは電気長にも差が出来て、伝送ロ
スにつながり易い。また、コネクタの基板接続部分にお
いて、表面実装(SMT)形式にする場合、嵌合側が2
列以上であっても、コネクタの基板接続部(テール)で
はケーブルとの接続を容易にするために、端子は一列に
する場合が多い。この時、コネクタのテール配列も同一
のコンタクトを列ごとに使用するので、嵌合側で隣接同
士のS−Gとペアで配置した場合、基板接続部(テー
ル)ではこのS−G配列が崩れる。これを基板側のパタ
ーン配線で補正しようとすると、バイアホール等で隣の
パターンをくぐることになるので、伝送特性が悪くな
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、電気コネク
タの嵌合側が複数列ある場合、コネクタのテール配列
は、嵌合側上列の隣接するS−Gコネクタが1ペアにな
り、次のS−Gコネクタの1ペアとの間に嵌合側下列の
S−Gコネクタの1ペアが配置され、このようなS−G
のペアからなる端子が等間隔で一列に並ぶようにしたこ
とを特徴とする。嵌合側各列のS−Gのペアからなる端
子は、テール側では互いに湾曲し接近して前記列数分の
1の間隔を取り、、順次上列のペアから下列のペアへと
一直線状に並び、この順列を繰返す。また、各列のコネ
クタは嵌合側からテール側に至る長さが略等しくなるよ
うに湾曲部を大きく又は小さく調節して成形するように
して、その間の伝送ロスを可及的に少なくしている。
タの嵌合側が複数列ある場合、コネクタのテール配列
は、嵌合側上列の隣接するS−Gコネクタが1ペアにな
り、次のS−Gコネクタの1ペアとの間に嵌合側下列の
S−Gコネクタの1ペアが配置され、このようなS−G
のペアからなる端子が等間隔で一列に並ぶようにしたこ
とを特徴とする。嵌合側各列のS−Gのペアからなる端
子は、テール側では互いに湾曲し接近して前記列数分の
1の間隔を取り、、順次上列のペアから下列のペアへと
一直線状に並び、この順列を繰返す。また、各列のコネ
クタは嵌合側からテール側に至る長さが略等しくなるよ
うに湾曲部を大きく又は小さく調節して成形するように
して、その間の伝送ロスを可及的に少なくしている。
【0005】
【発明の実施の態様】この発明の電気コネクタの一実施
例を、図1に示す。嵌合側はコネクタが上下2列になって
おり、上列のコネクタ1は左から右に順次S1、G1、
S2、G2、S3、G3、S4、G4、S5、G5、・
・・とペアを組みながら等間隔で1列に並んでいる。ま
た下列のコネクタ2も上列と同様に、左から右に順次
S'1、G'1、S'2、G'2、S'3、G'3、S'4、
G'4、S'5、G'5、・・・とペアを組みながら等間
隔で1列に並んでいる。
例を、図1に示す。嵌合側はコネクタが上下2列になって
おり、上列のコネクタ1は左から右に順次S1、G1、
S2、G2、S3、G3、S4、G4、S5、G5、・
・・とペアを組みながら等間隔で1列に並んでいる。ま
た下列のコネクタ2も上列と同様に、左から右に順次
S'1、G'1、S'2、G'2、S'3、G'3、S'4、
G'4、S'5、G'5、・・・とペアを組みながら等間
隔で1列に並んでいる。
【0006】嵌合側が2列になったコネクタを、そのま
ま平行延長してテール側端子3を1列に構成しようとす
ると、図2に示すように上列のS1−G1テール配列の
間に下列の テールG'1が入ってくることになり、そ
の結果テール側端子は、左から右に順次S'1、S1、
G'1、G1、S'2、S2、G'2、G2、S'3、
S 3、G'3、G3、S'4、S4、G'4、G4、
S'5、S5、G'5、G5・・・となり、S−G配列は
崩れてしまって、伝送特性は悪くなる。
ま平行延長してテール側端子3を1列に構成しようとす
ると、図2に示すように上列のS1−G1テール配列の
間に下列の テールG'1が入ってくることになり、そ
の結果テール側端子は、左から右に順次S'1、S1、
G'1、G1、S'2、S2、G'2、G2、S'3、
S 3、G'3、G3、S'4、S4、G'4、G4、
S'5、S5、G'5、G5・・・となり、S−G配列は
崩れてしまって、伝送特性は悪くなる。
【0007】そこでこの発明においては、図1に示した
ように、テール側端子3において、上列のS1−G1テ
ール配列のペア4と、S2−G2テール配列のペア5と
の間に、下列のS'1−G'1テール配列のペア6を配列
して、これらを一直線上に並べるようにする。このよう
にして各S−G配列はテール側でも崩されることなく、
且つ次のS'−G'配列との間も、S−G配列関係が保た
れて行くことになる。
ように、テール側端子3において、上列のS1−G1テ
ール配列のペア4と、S2−G2テール配列のペア5と
の間に、下列のS'1−G'1テール配列のペア6を配列
して、これらを一直線上に並べるようにする。このよう
にして各S−G配列はテール側でも崩されることなく、
且つ次のS'−G'配列との間も、S−G配列関係が保た
れて行くことになる。
【0008】コネクタの嵌合側の全長とテール側の全長
とは略同一であるので、本実施例のように嵌合側が二列
配置である場合、一列にされたテール側の端子は嵌合側
のコネクタの間隔の列数分の一、すなはち1/2の間隔
で配列されることになる。そのために、嵌合側からテー
ル側に至る各コネクタは、嵌合側各列のS−Gのペアか
らなる端子がテール側では互いに湾曲し接近するように
成形される。この場合各列のコネクタは嵌合側からテー
ル側に至る長さが略等しくなるように湾曲部を大きく又
は小さく調節しながら成形するようにして、長さの不揃
いによる伝送ロスを可及的に少なくしている。
とは略同一であるので、本実施例のように嵌合側が二列
配置である場合、一列にされたテール側の端子は嵌合側
のコネクタの間隔の列数分の一、すなはち1/2の間隔
で配列されることになる。そのために、嵌合側からテー
ル側に至る各コネクタは、嵌合側各列のS−Gのペアか
らなる端子がテール側では互いに湾曲し接近するように
成形される。この場合各列のコネクタは嵌合側からテー
ル側に至る長さが略等しくなるように湾曲部を大きく又
は小さく調節しながら成形するようにして、長さの不揃
いによる伝送ロスを可及的に少なくしている。
【0009】
【発明の効果】このようにこの発明の電気コネクタは、
嵌合側が複数列のコンタクト配列になっていても、テー
ル側配列において、S−G配列のペアを崩すことなく、
一直線上に等間隔に並べることができるので、信号伝送
のロスが少なくなり、高速伝送の可能なコネクタを供給
することが出来る。
嵌合側が複数列のコンタクト配列になっていても、テー
ル側配列において、S−G配列のペアを崩すことなく、
一直線上に等間隔に並べることができるので、信号伝送
のロスが少なくなり、高速伝送の可能なコネクタを供給
することが出来る。
【図1】この発明の電気コネクタの一実施例で、特にコ
ネクタの配列を示す見取り図である。
ネクタの配列を示す見取り図である。
【図2】従来の電気コネクタの配列を示す見取り図であ
る。
る。
1 上列コネクタ 2 下列コネクタ 3 テール側端子 4、5 上列テール配列のペア 6 下列テール配列のペア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 盛夫 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピユータ事業所内 (72)発明者 尾野 孝之 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所汎用コンピユータ事業所内 (72)発明者 古口 康之 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 第 一電子工業株式会社内 (72)発明者 上原 靖 東京都品川区西五反田2丁目11番20号 第 一電子工業株式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA05 FB02 FB11 FC23 LA06 5E023 AA04 AA16 BB02 BB22 CC23 CC26 EE12 EE40 HH07 HH11 HH12 HH16
Claims (3)
- 【請求項1】 電気コネクタの嵌合側が複数列あり、コ
ネクタのテール配列は、嵌合側上列の隣接するS−Gコ
ネクタが1ペアになり、次のS−Gコネクタの1ペアと
の間に嵌合側下列のS−Gコネクタの1ペアが配置さ
れ、このようなS−Gのペアからなる端子が等間隔で一
列に並ぶようにしたことを特徴とする、電気コネクタの
コンタクト。 - 【請求項2】 嵌合側各列のS−Gのペアからなる端子
は、テール側では互いに湾曲し接近して前記列数分の1
の間隔を取り、、順次上列のペアから下列のペアへと一
直線状に並び、この順列を繰返すことを特徴とする、請
求項1に記載の電気コネクタのコンタクト。 - 【請求項3】 各列のコネクタは嵌合側からテール側に
至る長さが略等しくなるように湾曲部を大きく又は小さ
く調節して成形するようにした、請求項1又は2に記載
の、電気コネクタのコンタクト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050399A JP2000286019A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 電気コネクタのコンタクト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9050399A JP2000286019A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 電気コネクタのコンタクト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000286019A true JP2000286019A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=14000313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9050399A Withdrawn JP2000286019A (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | 電気コネクタのコンタクト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000286019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7497704B2 (en) | 2005-09-16 | 2009-03-03 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Electrical connector capable of suppressing crosstalk |
WO2017104310A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタ |
CN112290262A (zh) * | 2015-09-08 | 2021-01-29 | 安费诺富加宜(亚洲)私人有限公司 | 电力连接器 |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP9050399A patent/JP2000286019A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7497704B2 (en) | 2005-09-16 | 2009-03-03 | Japan Aviation Electronics Industry, Limited | Electrical connector capable of suppressing crosstalk |
CN112290262A (zh) * | 2015-09-08 | 2021-01-29 | 安费诺富加宜(亚洲)私人有限公司 | 电力连接器 |
US11621511B2 (en) | 2015-09-08 | 2023-04-04 | Fci Usa Llc | Electrical power connector configured for high current density |
WO2017104310A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2017-06-22 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタ |
JPWO2017104310A1 (ja) * | 2015-12-18 | 2018-10-04 | ヒロセ電機株式会社 | コネクタ |
US10707625B2 (en) | 2015-12-18 | 2020-07-07 | Hirose Electric Co., Ltd. | Connector |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060606 |