JP2000285673A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP2000285673A
JP2000285673A JP11084691A JP8469199A JP2000285673A JP 2000285673 A JP2000285673 A JP 2000285673A JP 11084691 A JP11084691 A JP 11084691A JP 8469199 A JP8469199 A JP 8469199A JP 2000285673 A JP2000285673 A JP 2000285673A
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voltage
pulse signal
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Ayako Kitamoto
綾子 北本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ポンピング動作により所定の電圧
を発生する電圧発生回路を備えた半導体集積回路に関
し、電源ノイズの発生を抑えて誤動作を防止し、かつ十
分な電圧供給能力を有する電圧発生回路を備えた半導体
集積回路を提供することを目的とする。 【解決手段】 制御信号ENの活性化期間中にパルス信号
OSCを発生する発振回路23と、パルス信号OSCを受けて
ポンピング動作し、所定の電圧Vを発生する複数の電圧
発生回路21とを備え、各電圧発生回路21は、それぞ
れ異なるポンピングタイミングで電圧Vを発生すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンピング動作に
より所定の電圧を発生する電圧発生回路を備えた半導体
集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路に搭載される電圧発生回
路は、主に外部から供給される電源電圧および接地電圧
を用いて、特定の回路に供給される電圧を発生する回路
である。電圧発生回路は、分圧を利用した回路とポンピ
ング動作を利用した回路とに大別される。分圧を利用し
た電圧発生回路は、外部から供給される電源電圧を抵抗
等で分圧することで所定の電圧を発生させる回路であ
る。ポンピング動作を利用した電圧発生回路は、電源電
圧より高い電圧または接地電圧より低い電圧(負電圧)
を発生する回路である。電圧発生回路は、半導体集積回
路の高速化、信頼性の向上、あるいは低消費電力化に貢
献する回路である。
【0003】近時、半導体集積回路の多くは、電源電圧
を降圧して内部電源電圧を発生する電圧発生回路を備え
ている。また、DRAM等の半導体集積回路は、nMOSの基板
に負電圧を供給する電圧発生回路を備えている。基板電
圧を負にすることで、基板効果によるメモリセルの閾値
の変動が小さくなる等の効果が得られるので、メモリセ
ルの特性が向上する。
【0004】また、DRAM等のメモリは、メモリセルに接
続されたワード線の高レベル電圧を電源電圧より高いブ
ースト電圧にする電圧発生回路を備えている。ワード線
の高レベルをブースト電圧にすることで、メモリセルの
パストランジスタのオン時の抵抗が下がり、メモリセル
の読み書きが確実に行われる。さらに、一部のDRAMは、
ワード線の低レベル電圧(リセット電圧)を負にする電
圧発生回路を備えている。ワード線のリセット電圧を負
にすることで、パストランジスタのオフ時の抵抗が上が
り、メモリセルのデータ保持特性が向上される。
【0005】図19は、ワード線のリセット電圧VNを発
生させる電圧発生回路を示している。この電圧発生回路
は、DRAM等の半導体集積回路内に複数配置されている。
基板電圧発生回路1は、発振回路2と、ポンピング回路
3とを有している。発振回路2は、3つのインバータを
縦続接続したインバータ列4と、2つのインバータを縦
続接続したインバータ列5と、4つのインバータを縦続
接続したインバータ列6と、2つの2入力のNANDゲート
7、8とで構成されている。インバータ列4の出力は、
NANDゲート7の一方の入力に接続されている。NANDゲー
ト7の出力は、インバータ列5の入力に接続されてい
る。インバータ列5の出力は、NANDゲート8の一方の入
力に接続されている。NANDゲート8の出力は、インバー
タ列6の入力に接続されている。
【0006】NANDゲート7の他方の入力には、制御信号
ENが供給されている。制御信号ENは、リセット電圧VNの
検出回路(図示せず)から出力される信号であり、リセ
ット電圧VNが所定の電圧以上になったときに高レベルに
なる信号である。
【0007】NANDゲート8の他方の入力には、停止信号
STOPBが供給されている。停止信号STOPBは、外部からリ
セット電圧VNを供給するときに低レベルにする信号であ
る。すなわち、停止信号STOPBは、半導体集積回路の評
価時あるいは試験時に必要に応じて低レベルにされ、通
常の動作時に高レベルにされている。インバータ列5の
初段のインバータ5aの出力は、ノードN1に接続されて
いる。NANDゲート8の出力は、ノードN2に接続されてい
る。インバータ列6の第3段目のインバータ6cの出力
は、ノードN3に接続されている。そして、インバータ列
6の出力が、インバータ列4の入力に帰還され、発振回
路2が形成されている。
【0008】ポンピング回路3は、3個のインバータを
縦続接続したインバータ列9と、直列に接続された3つ
のpMOSトランジスタ10a、10b、10cと、キャパ
シタ11と、4つのnMOSトランジスタ12、13、1
4、15とを有している。pMOSトランジスタ、nMOSトラ
ンジスタは、以下pMOS、nMOSと称する。キャパシタ11
は、pMOSのソースとドレインと基板とを相互に接続して
形成されている。キャパシタ11は、ポンピング回路3
の能力に合わせて容量を大きくするため、サイズが大き
くされている。
【0009】インバータ列9の入力は、ノードN1に接続
されている。インバータ列9の第2段目のインバータ9
bの出力は、ノードN4を介してpMOS10cのゲートおよ
びnMOS12のゲートに接続されている。インバータ列9
の出力は、ノードN5を介してキャパシタ11のソース、
ドレインに接続されている。インバータ列9は、容量の
大きいキャパシタ11を充放電するために、各インバー
タのサイズを順次大きくして形成されている。
【0010】pMOS10aのソースには、内部電源電圧Vi
iが供給されている。内部電源電圧Viiは、外部から供給
される電源電圧VCCを降圧した電圧である。pMOS10a
のゲートは、ノードN2に接続されている。pMOS10bの
ゲートは、ノードN3に接続されている。pMOS10cのド
レインは、nMOS12のドレインに接続されている。キャ
パシタ11のゲートは、ノードN6に接続されている。ノ
ードN6には、nMOS12のソース、nMOS13のドレイン、
およびnMOS14のドレインが接続されている。nMOS13
のゲートは、pMOS10cのドレインに接続されれてい
る。nMOS13のソースは接地(VSS)されている。nMOS
14のゲート、ソースとnMOS15のドレインとは相互に
接続されている。nMOS15のゲートには、停止信号STOP
Bが供給されている。nMOS15のソースは、リセット電
圧VNを各ワード線に供給する電極であり、配線パターン
(図示せず)に接続されている。
【0011】配線パターンは、半導体集積回路内に多数
配置される各ワード線の全てにリセット電圧VNを供給し
なくてはならないため長大である。また、配線パターン
は、配線抵抗を下げるために配線幅を大きくメッシュ状
に配線しており、負荷容量が大きい。なお、図中論理記
号で示した回路には内部電源電圧Viiが供給されてい
る。
【0012】上述した基板電圧発生部1では、発振回路
2がパルス信号を出力し、ポンピング回路3がパルス信
号を受けてポンピング動作し、リセット電圧VNが発生す
る。発振回路2は、制御信号ENが高レベルかつ停止信号
STOPBが高レベルのときに発振する。制御信号ENは、ワ
ード線の活性化信号と同じ論理の信号である。図20
は、制御信号ENが高レベルになったときに、各ノードN
1、N2、N3、N4、N5にそれぞれ出力されるパルス信号OSC
1、OSC2、OSC3、OSC4、OSC5のタイミングを示してい
る。期間P1は、図19に示したpMOS10a、10b、1
0cのゲートが全て低レベルになる期間である。期間P1
の間、nMOS13のゲートには内部電源電圧Viiが供給さ
れる。nMOS13はオンし、ノードN6は接地電圧になる。
【0013】また、期間P1の間に、ノードN5が低レベル
から高レベルになり、キャパシタ11は充電される。充
電に伴い、nMOS13を介してノードN6から接地に電流が流
れ、ノードN6は接地電圧になる。ノードN3が高レベルに
なることで、期間P1は終了し、nMOS13のゲートへの内
部電源電圧Viiの供給が遮断される。ノードN4の高レベ
ルにより、nMOS12がオンする。nMOS13のゲートは接
地電圧VSSになり、nMOS13はオフする。
【0014】この後、ノードN5が高レベルから低レベル
に変化すると、ノードN6は負電圧(−Vii)になる。こ
のため、nMOS14のゲート・ソース間電圧が大きくな
り、nMOS14はオンする。nMOS14、15を介してワード
線にリセット電圧VNを供給する配線パターンからノード
N6に電流が流れ、リセット電圧VNは、−Vii に対してnM
OS14の閾値だけ上昇した負電圧になる。
【0015】リセット電圧VNを各ワード線に供給する配
線パターンは、大きな容量を有しているため、実際に
は、リセット電圧VNは、図20に示したように、パルス
信号OSC5の発振によるポンピング動作の都度徐々に深く
なっていく。そして、ワード線の活性化期間が終了し、
制御信号ENが低レベルになると、発振回路2の発振が停
止し、ポンピング回路3のポンピング動作が停止する。
【0016】また、発振回路2は、制御信号ENの制御に
より、リセット電圧VNが所定の電圧V1以上になったとき
に発振し、リセット電圧VNが所定の電圧V2より低くなっ
たときに発振を停止する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した電
圧発生回路1は、半導体集積回路内に複数配置されてお
り、制御信号ENの活性化時には、複数の電圧発生回路1
が同時にポンピング動作を開始する。このため、ポンピ
ング回路3に接続された電源配線、接地配線には、パル
ス信号OSC5の変化に伴い多大な電流が流れていた。この
ため、電源ノイズが発生しやすくなり、近接した他の回
路が電源ノイズにより誤動作するおそれがあった。
【0018】また、電源配線および接地配線に多大な電
流が流れることで電源の電圧降下が大きくなると、イン
バータ列9の出力の振幅が小さくなり、キャパシタ11
の充放電が十分に行われなくなる。この結果、リセット
電圧VNの供給能力が低下するという問題があった。
【0019】さらに、半導体集積回路の開発において、
新たな電圧発生回路を搭載する場合、集積回路内に電圧
発生回路用の配線を新たに設けることは、チップサイズ
が増大し、チップコストが上昇するため困難になってき
ている。このため、電圧発生回路用の配線の確保は、電
源配線の幅および接地配線の幅を小さくすることで行っ
ている。この結果、電源配線および接地配線の抵抗がま
すます高くなり、誤動作が起きやすくなるという問題が
あった。また、配線抵抗が高くなることで、電圧降下が
発生しやすくなり、リセット電圧VNの供給能力が低下す
るという問題があった。
【0020】また、素子寸法を小さくし、チップサイズ
の縮小と高速化を図るシュリンク製品を開発する際、一
般に、レイアウト上の制約が発生した場合には、素子の
レイアウトは、電源配線、接地配線のレイアウトより優
先される。この結果、電源配線および接地配線の抵抗が
高くなった場合には、電源ノイズによる誤動作のおそれ
があった。
【0021】本発明の目的は、電源ノイズの発生を抑え
て誤動作を防止し、かつ十分な電圧供給能力を有する電
圧発生回路を備えた半導体集積回路を提供することにあ
る。本発明の別の目的は、複数のポンピング回路に供給
されるパルス信号の位相を容易にずらすことにある。本
発明の別の目的は、複数のポンピング回路に供給される
パルス信号が途中で途切れることを防止し、ポンピング
回路の誤動作を防止することにある。
【0022】本発明の別の目的は、集積回路内のメモリ
セルへのデータの読み書きを確実に行い、メモリセルに
記憶されたデータを確実に保持することにある。本発明
の別の目的は、集積回路の基板に確実に基板電圧を供給
することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1に記載
の発明の基本原理を示すブロック図である。
【0024】請求項1の半導体集積回路は、発振回路2
3と複数の電圧発生回路21とを備えている。発振回路
23は、制御信号ENが活性化期間中にパルス信号OSCを
発生する。電圧発生回路21は、パルス信号OSCを受け
て所定の電圧Vを発生する。この際、各電圧発生回路2
1は、それぞれ異なるポンピングタイミングで動作する
ため、各電圧発生回路21のピーク電流の発生時期が相
互にずれる。この結果、電源ノイズの発生が軽減され、
集積回路の誤動作が防止される。
【0025】また、ピーク電流の発生時期がずれること
で、電源の電圧降下が軽減されるため、パルス信号の振
幅OSCが小さくなることが防止される。したがって、各
電圧発生回路21の電圧供給能力が低下することはな
い。この結果、電圧Vが供給される回路は確実に動作す
る。また、回路の高速化が可能になる。図2は、請求項
2ないし請求項6に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【0026】請求項2の半導体集積回路は、複数の電圧
発生回路21を備えている。各電圧発生回路21は、発
振回路23およびポンピング回路25を備えている。発
振回路23は、制御信号ENが活性化期間中にパルス信号
OSCを発生する。ポンピング回路25は、パルス信号OSC
を受けて所定の電圧Vを発生する。この際、各ポンピン
グ回路25は、それぞれ異なるポンピングタイミングで
動作するため、各ポンピング回路25のピーク電流の発
生時期が相互にずれる。この結果、電源ノイズの発生が
軽減され、集積回路の誤動作が防止される。
【0027】また、ピーク電流の発生時期がずれること
で、電源の電圧降下が軽減されるため、各ポンピング回
路25の電圧供給能力が低下することはない。この結
果、電圧Vが供給される回路は、確実に動作する。ま
た、回路の高速化が可能になる。請求項3の半導体集積
回路では、各発振回路23に位相調整回路27が備えら
れている。位相調整回路27により、各発振回路23か
ら出力されるパルス信号OSCは位相を相互にずらして出
力される。このため、各ポンピング回路25は、異なる
ポンピングタイミングで動作する。また、ポンピング回
路25は同一のものが使用可能であり、レイアウト設計
等の設計工数が低減される。
【0028】請求項4の半導体集積回路では、各発振回
路23に出力保持回路29が備えられている。出力保持
回路29により、発振回路23は、制御信号ENの非活性
化時に、パルス信号OSCをエッジまで出力した後、発振
を停止する。したがって、制御信号ENがどのようなタイ
ミングで非活性化されても、発振回路23から出力され
るパルス信号OSCが途中で途切れることが防止される。
この結果ポンピング回路25のポンピング動作が中途半
端で終わることが防止される。
【0029】各発振回路23のパルス信号OSCは、位相
調整回路27により位相が相互にずれており、制御信号
ENの非活性時において、パルス信号OSCの位相は様々で
ある。しかし、出力保持回路29により、全てのパルス
信号OSCが、常にエッジまで出力される。請求項5の半
導体集積回路では、発振回路23のパルス信号OSCを出
力する段に、このパルス信号OSCの振幅を大きくする別
電源V2が供給されている。振幅の大きいパルス信号OSC
をポンピング回路25に供給することで、ポンピング回
路25の電圧発生能力が向上する。各ポンピング回路2
5は、それぞれ異なるポンピングタイミングで動作し、
ピーク電流の発生時期が相互にずれている。このため、
ポンピング回路25に振幅の大きいパルス信号OSCを供
給しても、電源ノイズは十分に軽減される。
【0030】請求項6の半導体集積回路では、電圧発生
回路21により発生した電圧Vは、メモリセルMCに接続
されたワード線WLの低レベル電圧として使用される。ワ
ード線WLは、半導体集積回路のほぼ全体に配線される信
号であり、ワード線WLに電圧Vを供給するための配線
は、長大なものになる。さらに、メモリセルMCをアクセ
スしている以外のワード線WLは、全て低レベルになって
いる。このため、電圧発生回路21は、多数のワード線
WLに低レベル電圧を供給する必要がある。各ポンピング
回路25は、非常に大きい駆動能力が必要になり、総駆
動電流はかなり大きくなる。しかし、各ポンピング回路
25のピーク電流の発生時期がずれているため、電源の
電圧降下が軽減される。したがって、電圧V(低レベル
電圧)が確実に発生し、ワード線WLに供給される。この
結果、メモリセルMCに記憶されたデータの保持特性が向
上する。
【0031】図3は、請求項7に記載の発明の基本原理
を示すブロック図である。請求項7の半導体集積回路で
は、電圧発生回路21により発生した電圧Vが、メモリ
セルMCに接続されたワード線WLの高レベル電圧として使
用される。ワード線WLは、半導体集積回路のほぼ全体に
配線される信号であり、ワード線WLに電圧Vを供給する
ための配線は、長大なものになる。このため、各ポンピ
ング回路25は、非常に大きい駆動能力が必要になり、
総駆動電流はかなり大きくなる。しかし、ポンピング回
路25のポンピングタイミングをずらすことで、ピーク
電流の発生時期を相互にずらしているため、電源ノイズ
の発生が軽減される。
【0032】また、ピーク電流の発生時期がずれること
で、電源の電圧降下が軽減されるため、電圧V(高レベ
ル電圧)がワード線WLに確実に供給され、メモリセルMC
へのデータの読み書きが確実に行われる。図4は、請求
項8に記載の発明の基本原理を示すブロック図である。
請求項8の半導体集積回路では、電圧発生回路21によ
り発生した電圧Vが、集積回路の基板電圧として使用さ
れる。各ポンピング回路25は、ポンピングタイミング
を相互にずらし、ピーク電流の発生時期をずらしている
ため、電流値が低減され、電源ノイズの発生が軽減され
る。
【0033】図5は、請求項9および請求項10に記載
の発明の基本原理を示すブロック図である。請求項9の
半導体集積回路は、発振回路23およびポンピング回路
25を有する電圧発生回路21を備えている。発振回路
23は、出力保持回路29を備えている。出力保持回路
29により、発振回路23は、制御信号ENの非活性化時
に、パルス信号OSCをエッジまで出力した後、発振を停
止する。したがって、制御信号ENがどのようなタイミン
グで非活性化されても、発振回路23から出力されるパ
ルス信号OSCが途中で途切れることが防止され、ポンピ
ング回路25の誤動作が防止される。この結果、ポンピ
ング回路25のポンピング動作が中途半端で終わること
が防止される。
【0034】請求項10の半導体集積回路は、発振回路
23およびポンピング回路25を有する電圧発生回路2
1を備えている。発振回路23のパルス信号OSCを出力
する段には、このパルス信号OSCの振幅を大きくする別
電源V2が供給されている。振幅の大きいパルス信号OSC
をポンピング回路25に供給することで、ポンピング回
路25の電圧発生能力が高められる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
用いて説明する。図6は、本発明の半導体集積回路の第
1の実施形態の全体構成を示している。本実施形態は、
請求項1、請求項3、請求項7に対応している。この実
施形態の半導体集積回路は、p形シリコン基板上にDRAM
31として形成されている。DRAM31は、CMOSプロセス
を使用して形成されている。
【0036】DRAM31には、4つのメモリセルアレイ3
3が配置されている。メモリセルアレイ33は、図7に
示すように、縦横に配置された複数のメモリセルMCを有
している。メモリセルアレイ33には、図の横方向に沿
ってワード線WLが配線され、このワード線WLに複数のメ
モリセルMCが接続されている。また、メモリセルアレイ
33には、ワード線WLに直交する複数のビット線BLが配
線されている。各ビット線BLの配線方向の端には、それ
ぞれセンスアンプ(図示せず)が配置されている。
【0037】図6に示したDRAM31の中央には、図の横
方向に、周辺回路部35が2箇所に形成されている。周
辺回路部35には、図示しないパッド、入力バッファ、
出力バッファ等が配置されている。DRAMの中央には、図
の縦方向に、制御回路部37が2箇所に形成されてい
る。各制御回路部37には、高電圧発生回路39a、3
9bが交互に2つずつ配置されている。高電圧発生回路
39a、39bは、ワード線WLの高レベル電圧であるブ
ースト電圧VPPを発生する回路である。図の上側の制御
回路部37には、発振回路41および制御信号発生回路
43が配置されている。また、制御回路部37には、図
示しない基板電圧発生回路等が配置されている。
【0038】ワード線WLは、DRAMのほぼ全体に配線され
ている。このため、これ等ワード線WLにブースト電圧VP
P等を供給する配線は長大であり、大きな配線容量を有
している。発振回路41は、図8に示すように、パルス
信号OSCを発生する発振器45と、パルス信号OSCを位相
の異なるパルス信号に変換する2つの出力回路47a、
47bと、2つのインバータを縦続接続した遅延回路4
9(位相調整回路に対応する)とで構成されている。
【0039】発振器45は、3つのインバータを縦続接
続したインバータ列51と、NANDゲート53と、インバ
ータ55とで構成されている。インバータ列51の出力
は、NANDゲート53の一方の入力に接続されている。NA
NDゲート53の他方の入力には、制御信号ENが供給され
ている。NANDゲート53の出力には、インバータ55の
入力が接続されている。インバータ55の出力は、ノー
ドN7に接続されている。ノードN7は、インバータ列51
の入力および遅延回路49の入力に接続されている。ノ
ードN7からは、パルス信号OSCが出力される。
【0040】出力回路47aは、2入力のNORゲートと
4つのインバータとを縦続接続した回路57a、57b
と、2つのインバータ59、61と、2つの2入力のNO
Rゲート63a、63bとで構成されている。回路57
aの一方の入力には、インバータ59を介してノードN7
が接続されている。回路57aの他方の入力には、回路
57bの3段目のインバータの出力が接続されている。
回路57bの一方の入力には、インバータ61を介し
て、インバータ59の出力が接続されている。回路57
bの他方の入力には、回路57aの3段目のインバータ
の出力が接続されている。NORゲート63aの一方の入
力には、回路57aの2段目のインバータの出力が接続
されている。NORゲート63aの他方の入力には、テス
ト信号TST1が接続されている。NORゲート63bの一方
の入力には、回路57bの2段目のインバータの出力が
接続されている。NORゲート63bの他方の入力には、
テスト信号TST1が接続されている。NORゲート63aの
出力はノードN00に接続され、回路57aの出力はノー
ドN01に接続され、回路57bの出力はノードN02に接続
され、NORゲート63bの出力はノードN03に接続されて
いる。
【0041】出力回路47bは、出力回路47aと同一
の回路で構成されている。出力回路47bのインバータ
59の入力には、遅延回路49の出力が接続されてい
る。出力回路47bには、パルス信号OSCを遅延回路4
9の遅延時間だけ遅らせたパルス信号が入力される。出
力回路47bでは、NORゲート63aの出力はノードN10
に接続され、回路57aの出力はノードN11に接続さ
れ、回路57bの出力はノードN12に接続され、NORゲー
ト63bの出力はノードN13に接続されている。
【0042】高電圧発生回路39aは、図9に示すよう
に、nMOSからなる4つのキャパシタ65a、65b、6
5c、65dと、11個のnMOSと、2つのpMOS69a、
69bとで構成されている。キャパシタ65a、65
b、65c、65dのソースとドレインと基板とには、
それぞれ、ノードN03、N00、N02、N01に接続されてい
る。キャパシタ65bのゲートには、nMOS67aのゲー
トおよびソースと、nMOS67b、67cのソースと、nM
OS67d、67gのゲートとが接続されている。キャパ
シタ65aのゲートには、nMOS67eのゲートおよびソ
ースと、nMOS67f、67gのソースと、nMOS67h、
67cのゲートとが接続されている。nMOS67b、67
fのゲートには、テスト信号TST2が接続されている。キ
ャパシタ65cのゲートには、nMOS67j、67dのソ
ースと、pMOS69aのソースと、pMOS69bのゲートと
が接続されている。キャパシタ65dのゲートには、nM
OS67k、67hのソースと、pMOS69bのソースと、
pMOS69aのゲートとが接続されている。nMOS67j、
67k、67mのゲートは電源電圧VCCに接続されてい
る。pMOS69a、69bのドレインには、nMOS67mの
ソースが接続されている。pMOS69a、69bのドレイ
ンからはブースト電圧VPPが出力されている。nMOS67
a〜67mのドレインには、電源電圧VCCが供給されて
いる。この実施形態では、電源電圧VCCは2.5Vにさ
れ、ブースト電圧VPPは2.9Vにされている。
【0043】高電圧発生回路39bは、高電圧発生回路
39aと同一の回路で構成されている。キャパシタ65
a、65b、65c、65dのソースおよびドレイン
は、それぞれ、ノードN13、N10、N12、N11に接続されて
いる。テスト信号TST2は、通常動作時に電源電圧VCCに
され、バーンイン試験時にブースト電圧VPPにされる信
号である。テスト信号TST2に外部からブースト電圧VPP
を供給することで、高電圧発生回路39a、39bの電
圧発生能力が低減される。この結果、キャパシタ65
a、65b、65c、65dのゲート電圧が過剰に昇圧
されることが防止され、nMOS67k、67jのゲート酸
化膜の劣化あるいは破壊が防止される。
【0044】図8の発振器45に供給される制御信号EN
は、図10に示すように、制御信号発生回路43から出
力されている。制御信号発生回路43は、ブースト電圧
VPPの電圧検知回路71と、インバータ73とで形成さ
れている。電圧検知回路71は、直列に接続された抵抗
R1、R2と、pMOS75a、77a、と、nMOS75b、77
bと、nMOS79とで構成されている。抵抗R1の一端は接
地され、抵抗R2の一端には、ブースト電圧VPPが供給さ
れている。
【0045】pMOS75a、77aのソースには、内部電
源電圧Viiが供給されている。内部電源電圧Viiは、外部
から供給される電源電圧VCC(3.3Vあるいは2.5V)を2V
に降圧することで生成されている。pMOS75aのドレイ
ンは、nMOS75bのドレインに接続されている。pMOS7
7aのドレインは、nMOS77bのドレインに接続されて
おり、検出信号DCTBとして出力されている。pMOS75
a、77aのゲートとpMOS75aのドレインは相互に接
続されており、カレントミラー回路を構成している。nM
OS79のソースは接地され、nMOS79のドレインはnMOS
75b、77bのソースに接続されている。nMOS75b
のゲートには、抵抗R1、R2により分圧されたノードN8が
接続されている。nMOS77b、79のゲートには、参照
電圧VREFが供給されている。
【0046】検知信号DCTBは、インバータ73の入力に
接続されている。インバータ73の出力は、制御信号EN
として出力されている。上述した高電圧発生回路39
a、39bは、制御信号ENが高レベルときにそれぞれ動
作する。図10に示した制御信号発生回路43では、制
御信号ENは、ブースト電圧VPPが所定以下の電圧になっ
たときに高レベルになる。
【0047】すなわち、ブースト電圧VPPが所定以下の
電圧の場合、電圧検知回路71のノードN8の電圧が参照
電圧VREFより低くなり、pMOS75a、77aのオン抵抗
が上がる。このため、検出信号DCTBは低レベルになり、
制御信号ENは高レベルになる。ブースト電圧VPPが所定
の電圧より高く、電圧検知回路71のノードN8の電圧が
参照電圧VREFより高いときには、pMOS75a、77aの
オン抵抗が下がる。このため、検出信号DCTBは高レベル
になり、制御信号ENは低レベルになる。
【0048】制御信号ENが高レベルになると、図8に示
した発振器45は、発振を開始し、ノードN7にパルス信
号OSCを出力する。出力回路47aは、パルス信号OSCを
受け、ノードN00、N01、N02、N03からパルス信号を出力
する。出力回路47bは、遅延回路49により遅延され
たパルス信号OSCを受け、ノードN10、N11、N12、N13か
らパルス信号を出力する。
【0049】位相のずれた各パルス信号は、図9に示し
た高電圧発生回路39a、39bに供給される。この
際、高電圧発生回路39a、39bのnMOS67c、67
d、67g、67hは、パルス信号の入力に応じて動作
し、キャパシタ65c、65dのゲート側のノードに、
交互に電源電圧VCCを供給する。キャパシタ65c、6
5dは、交互に充放電され、供給された電源電圧VCCか
らブースト電圧VPPを発生する。
【0050】pMOS69a、69bは、キャパシタ65
c、65dの充放電により発生したブースト電圧VPPを
交互に出力する。そして、出力されたブースト電圧VPP
が、ワード線WLの高レベル電圧として使用される。高電
圧発生回路39a、39bは、それぞれ異なるタイミン
グでポンピング動作するため、ピーク電流の発生時期が
相互にずれる。したがって、電源ノイズの発生が軽減さ
れ、誤動作が防止される。
【0051】なお、nMOS67a、67eは、ソース側の
ノードが所定の電圧以上にならないようにするためのク
ランプ回路である。nMOS67j、67k、67mは、ソ
ース側のノードが所定の電圧以下にならないようにする
ためのクランプ回路である。以上のように構成された半
導体集積回路では、電圧発生回路39a、39bに供給
されるパルス信号の発振タイミングをずらした。このた
め、ピーク電流の発生時期を相互にずらすことができ、
電源ノイズの発生を軽減することができる。したがっ
て、電源ノイズにより回路が誤動作することを防止する
ことができる。
【0052】ピーク電流の発生時期を相互にずらしたの
で、電源の電圧降下を低減することができる。この結
果、ワード線WLを確実にブーストすることができ、メモ
リセルMCへのデータの読み書きを確実に行うことができ
る。ワード線WLのブースト動作を高速に行うことがで
き、メモリセルMCへのデータの読み書きを高速に行うこ
とができる。
【0053】図11は、本発明の半導体集積回路の第2
の実施形態を示している。本実施形態は、請求項2ない
し請求項4、請求項6に対応している。なお、従来技術
で説明した回路と同一の回路および第1の実施形態と同
一の回路については、同一の符号を付し、これ等の回路
については、詳細な説明を省略する。
【0054】この実施形態では、DRAM31の各制御回路
部37には、負電圧発生回路81a、81bが交互に2
つずつ配置されている。図の上側の制御回路部37に
は、制御信号発生回路83が配置されている。負電圧発
生回路81aは、図12に示すように、発振回路85
と、ポンピング回路3とで構成されている。
【0055】発振回路85は、図19に示した発振回路
2のNANDゲート7がRSフリップフロップ回路87(出力
保持回路に対応する)に置き換わったこと、入力に制御
信号ENを接続したインバータ89が追加されたこと、お
よび、遅延回路91(位相調整回路に対応する)が追加
されたことを除き、発振回路2と同一である。すなわ
ち、RSフリップフロップ回路87(以下F/F回路と称す
る)の一方のNANDゲート87aの入力には、インバータ
89の出力が接続されている。F/F回路87の他方のNAN
Dゲート87bの入力には、インバータ列4の出力が接
続されている。NANDゲート87bの出力は、インバータ
列5の入力に接続されている。遅延回路91は、縦続接
続された2つのインバータから構成されている。この発
振回路85では、遅延回路91は使用しないため、遅延
回路91の入力は接地されている。
【0056】そして、図19に示した発振回路2と同様
に、インバータ列6の出力が、インバータ列4の入力に
帰還され、発振回路85が形成されている。また、発振
回路85と負電圧発生回路81aの接続関係は、図19
と同一にされている。制御信号ENは、図13に示すよう
に、制御信号発生回路83から出力されている。制御信
号発生回路83は、リセット電圧VNの電圧を検知する電
圧検知回路93a、93bと、2入力のNANDゲート95
a、95b、95cと、インバータ95dとで構成され
ている。
【0057】電圧検知回路93aは、pMOS97a、99
a、nMOS97b、99b、およびインバータ101aで
構成されている。pMOS97a、99aおよびnMOS97b
のゲートは、接地されている。pMOS97a、99aのソ
ースには、内部電源電圧Viiが供給されている。nMOS9
7bのソースには、リセット電圧VNが供給されている。
pMOS97aおよびnMOS97bのドレインは、ノードN10a
を介してnMOS99bのゲートに接続されている。nMOS9
9bのソースは接地されている。pMOS99aおよびnMOS
99bのドレインは、インバータ101aの入力に接続
されている。インバータ101aからは検知信号DCT1が
出力され、NANDゲート95aの一方の入力に供給されて
いる。NANDゲート95aの他方の入力には、ワード線WL
の活性化信号を生成するための信号BACTをインバータ9
5dで反転した信号が供給されている。
【0058】電圧検知回路93bは、電圧検知回路93
aと同一の論理の回路で構成されており、pMOS97a、
99a、nMOS97c、99b、およびインバータ101
bで構成されている。電圧発生回路93a、93bは、
nMOS97bおよびnMOS97cの素子サイズが異なる以
外、同一の回路である。pMOS97aおよびnMOS97bの
ドレインは、ノードN10bを介してnMOS99bのゲートに
接続されている。電圧検知回路93bのインバータ10
1bからは検知信号DCT2が出力され、NANDゲート95b
の一方の入力に供給されている。NANDゲート95bの他
方の入力には、信号BACTが供給されている。
【0059】NANDゲート95a、95bの出力は、NAND
ゲート95cの一方および他方の入力にそれぞれ接続さ
れている。NANDゲート95cからは制御信号ENが出力さ
れている。電圧検知回路93aでは、リセット電圧VNが
所定の電圧V1より高いとき、nMOS97bのゲート・ソー
ス間電圧は小さくなり、ノードN10は高レベルになる。
このため、nMOS99bはオンし、検出信号DCT1は高レベ
ルになる。また、リセット電圧VNが所定の電圧V1より低
いとき、nMOS97bのゲート・ソース間電圧は大きくな
り、ノードN10は低レベルになる。このため、nMOS99
bはオフし、検出信号DCT1は低レベルになる。pMOS97
a、99aは定電流源として動作している。
【0060】電圧検知回路93bでも同様に、リセット
電圧VNが所定の電圧V2より高いとき、検出信号DCT2は高
レベルになり、リセット電圧VNが所定の電圧V1より低い
とき、検出信号DCT2は低レベルになる。ここで、V1>V2
である。電圧V1、V2は、nMOS97bおよびnMOS97cの
素子サイズにより所定の電圧に設定される。リセット電
圧VNが電圧V1より高いときには、検知信号DCT1、DCT2は
共に高レベルになる。リセット電圧VNが電圧V1と電圧V2
との間のときには、検知信号DCT1が低レベル、検知信号
DCT2が高レベルになる。リセット電圧VNが電圧V2より低
いときには、検知信号DCT1、DCT2は共に低レベルにな
る。
【0061】一方、電圧発生回路81bは、図9に示し
た電圧発生回路81aと同一の発振回路85、ポンピン
グ回路3を有している。負電圧発生回路81bでは、制
御信号ENは、遅延回路91の入力に供給されている。遅
延回路91の出力は、インバータ89の入力に接続され
ている。すなわち、電圧発生回路81a、81bは、遅
延回路91の接続のみ相違している。
【0062】なお、遅延回路91は、最上層の配線のレ
イアウトを変更することで、接続を切り替えることがで
きる。したがって、負電圧発生回路81a、81bは、
最上層の配線以外、レイアウトデータは同一である。上
述した負電圧発生回路81a、81bは、制御信号ENが
高レベル、停止信号STOPBが高レベルのときにそれぞれ
動作する。
【0063】制御信号ENは、リセット電圧VNが電圧V1よ
り高いときには、信号BACTの論理によらず高レベルにな
っている。制御信号ENは、リセット電圧VNが電圧V1と電
圧V2との間のときには、信号BACTが高レベルになったと
きのみ、すなわち、ワード線WLが活性化されるときのみ
高レベルになる。制御信号ENは、リセット電圧VNが電圧
V2より低いときには、信号BACTの論理によらず低レベル
になっている。
【0064】停止信号STOPBは、DRAM31を試験あるい
は評価する際に、必要に応じて外部からリセット電圧VN
を供給するための信号である。以下、停止信号STOPB
は、高レベルを保持しているとして説明する。
【0065】制御信号ENが低レベルのとき、図12およ
び図14に示した発振回路85は発振を停止しており、
ノードN5は高レベルになっている。このとき、F/F回路
87の入力87a、87bおよび出力87c、87dの
レベルは、それぞれ、高レベル、高レベル、低レベル、
高レベルになっている。制御信号ENが高レベルになる
と、F/F回路87の入力87aは低レベルになり、出力
87cは高レベルになる。
【0066】図15は、制御信号ENが高レベルになった
ときの電圧発生回路81a、81bの動作タイミングを
示している。制御信号ENが高レベルになると、電圧発生
回路81a、81bの発振回路85は発振を開始し、パ
ルス信号OSC5a、OSC5b等が生成される。パルス信号
OSC5a、OSC5bは、ポンピング回路3をポンピング動
作しリセット電圧VNを発生させる。この実施形態では、
リセット電圧VNを−0.5Vにするように、ポンピング回路
3が動作する。
【0067】電圧発生回路81bの発振回路85では、
制御信号ENのF/F回路87への伝搬が、電圧発生回路8
1aの発振回路85に比べて、遅延回路91の遅延時間
だけ遅れる。このため、発振回路85の発振開始タイミ
ングが相互にずれる。すなわち、電圧発生回路81a、
電圧発生回路81bのパルス信号OSC5a、5bは、位
相差を有する。この結果、ポンピング回路3のポンピン
グタイミングがずれ、ポンピング回路3のピーク電流に
時間的なずれが生じる。したがって、電圧発生回路81
a、81bを流れる電流が平均化され、電源ノイズが軽
減される。この結果、集積回路が電源ノイズにより誤動
作することが防止される。
【0068】また、電源の電圧降下が軽減されるため、
パルス信号OSC5a、5bの振幅が小さくなることはな
い。したがって、各ポンピング回路3の電圧供給能力が
低下することはなく、所定のリセット電圧VNが確実に発
生する。この結果、各ワード線WLには、所定のリセット
電圧VNが供給されるため、メモリセルMCに記憶されたデ
ータの保持特性が向上する。
【0069】ここで、ポンピング回路3は、ワード線WL
の活性化期間中(制御信号ENの活性化期間中)に動作
し、リセット電圧VNを発生している。このため、ワード
線WLの活性化/非活性化に必要な電流を所定時間内に供
給することができる。さらに、電源配線のピーク電流密
度が低減されるため、耐エレクトロマイグレーション特
性が向上する。
【0070】一方、制御信号ENが低レベルになると、F/
F回路87の入力87aが高レベルになる。このときF/F
回路87の出力87dが高レベルのときは、この高レベ
ルがそのまま保持され、発振回路85の発振が停止す
る。F/F回路87の出力87dが低レベルのときは、入
力87bが高レベルから低レベルになるのを待って、出
力87dが高レベルになる。すなわち、F/F回路87に
より、F/F回路87の出力87dの低レベルが、制御信
号ENの低レベルへの変化によって急に高レベルになるこ
とが防止される。このため、図15に破線で示したよう
に、パルス信号OSC5a、OSC5b等の低レベルが途中で
途切れることが防止される。この結果、ポンピング回路
3のポンピング動作が中途半端で終わることが防止され
る。また、パルス信号OSC5a、OSC5b等は、順次発振
を停止していく。したがって、ポンピングの瞬時停止に
よる供給能力の低下を防止できる。
【0071】この実施形態においても、上述した第1の
実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、こ
の実施形態では、ピーク電流の発生時期を相互にずらし
たので、電源の電圧降下を低減することができる。この
結果、ワード線WLのリセット動作を高速に行うことがで
きる。メモリセルMCに記憶されたデータの保持特性を向
上することができる。
【0072】発振回路85に遅延回路91を形成し、最
上層の配線のレイアウトを変更することで、遅延回路9
1の接続を変更できるようにした。このため、容易に遅
延時間の調整を行うことができ、レイアウト設計の工数
を低減することができる。
【0073】発振回路85にF/F回路87を形成し、制
御信号ENの非活性化時に、パルス信号OSC5a、OSC5b等
が途中で途切れることなく、所定のエッジまで出力する
ようにした。このため、ポンピング回路3の誤動作を防
止することができ、電源電流が増大することを防止する
ことができる。図16は、本発明の半導体集積回路の第
3の実施形態を示している。本実施形態は、請求項5に
対応している。なお、従来技術で説明した回路と同一の
回路および第1の実施形態と同一の回路については、同
一の符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明
を省略する。
【0074】この実施形態では、電圧発生回路81a、
81bは、第2の実施形態のポンピング回路3の代わり
に、ポンピング回路103を備えている。電圧発生回路
81a、81bは、第1の実施形態と同様に、異なるタ
イミングで各ポンピング回路103を動作する。ポンピ
ング回路103は、レベルシフタ105と、3つのイン
バータを縦続接続したインバータ列107とを有してい
る。
【0075】レベルシフタ105は、直列に接続された
pMOS109a、nMOS109bと、直列に接続されたpMOS
111a、nMOS111bと、インバータ113とで構成
されている。pMOS109a、111aのソースには、外
部からの電源電圧VCC(3.3Vあるいは2.5V)が供給され
ている。nMOS109b、111bのソースは接地されて
いる。nMOS109bのゲートには、ノードN1が接続さ
れ、nMOS111bのゲートには、ノードN1をインバータ
113で反転した信号が接続されている。pMOS109a
のゲートには、pMOS111aのドレインが接続され、pM
OS111bのゲートには、pMOS109aのドレインが接
続されている。pMOS111aのドレインは、ノードN11
を介してインバータ列107の入力に接続されている。
【0076】インバータ列107は、図12に示したイ
ンバータ列9と同一の大きさに形成されている。インバ
ータ列107の各インバータのpMOSには電源電圧VCCが
供給されている。上述したDRAMでは、ノードN1から供給
されるパルス信号OSC5a、OSC5bは、レベルシフタ1
05により、高レベルが内部電源電圧Viiから電源電圧V
CCに変換され、ノードN11に出力される。
【0077】インバータ列017では、ノードN11に出
力されたパルス信号を駆動能力を増大しながらノードN5
に伝搬する。そして、ノードN5には、高レベルが電源電
圧VCCのパルス信号OSC5a(またはOSC5b)が発生す
る。そして、ポンピング回路103は、パルス信号OSC
5a(またはOSC5b)を受けてキャパシタ11を充放
電し、リセット電圧VNを発生する。
【0078】この実施形態においても、上述した第2の
実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、こ
の実施形態では、キャパシタ11に供給されるパルス信
号OSC5a、OSC5bの高レベルを電源電圧VCCして、パ
ルス信号OSC5a、OSC5bの振幅を大きくした。このた
め、ポンピング回路103のリセット電圧VNの発生能力
を高めることができる。
【0079】各ポンピング回路103は、異なるタイミ
ングでポンピング動作するため、振幅の大きいパルス信
号OSC5a、OSC5bをキャパシタ11に与えても、電源
ノイズが増大することを防止することができる。図17
は、本発明の半導体集積回路の第4の実施形態を示して
いる。本実施形態は、請求項8ないし請求項10に対応
している。なお、従来技術で説明した回路と同一の回路
および第1の実施形態と同一の回路については、同一の
符号を付し、これ等の回路については、詳細な説明を省
略する。
【0080】この実施形態では、DRAM等の半導体集積回
路内に、基板電圧VBBを発生するための負電圧発生回路
115が形成されている。負電圧発生回路115は、発
振回路85とポンピング回路117とで構成されてい
る。ポンピング回路117は、第2の実施形態のポンピ
ング回路3に、第3の実施形態のレベルシフタ105を
備えて構成されている。また、ポンピング回路117の
出力は、基板電圧VBBに供給されている。インバータ列
107の各インバータのpMOSには電源電圧VCCが供給さ
れている。
【0081】この実施形態においても、上述した第2お
よび第3の実施形態と同様の効果を得ることができる。
なお、第1の実施形態では、DRAM31にワード線WLのブ
ースト電圧VPPを発生する高電圧発生回路39a、39
bを配置した例について述べた。高電圧発生回路の適用
は、ワード線WLのブースト電圧VPPの発生だけに限られ
ない。例えば、電流供給用のnMOSのゲートに印加される
高電圧信号の発生回路に適用してもよい。また、p形シ
リコン基板の基板電圧の発生回路に適用してもよい。
【0082】第2の実施形態では、DRAMに負電圧発生回
路81a、81bを配置した例について述べた。本発明
はかかる実施形態に限定されるものではない。例えば、
接地電圧より低い内部電圧を発生する必要がある全ての
半導体集積回路に適用することができる。また、システ
ムLSIにDRAMが搭載される場合、このDRAMのリセット電
圧VNを発生するために適用してもよい。
【0083】負電圧発生回路の適用は、ワード線WLのリ
セット電圧VN、基板電圧VBBの発生回路だけに限られな
い。例えば、電流供給用のpMOSのゲートに印加される負
電圧信号の発生回路に適用してもよい。また、半導体集
積回路に、負電圧発生回路と高電圧発生回路とを両方配
置してもよい。
【0084】さらに、第1の実施形態では、CMOSプロセ
スを使用した例を述べたが、バイポーラプロセスを使用
して、高電圧発生回路を形成してもよい。図18に示す
ように、1つの発振回路85に対して、複数のポンピン
グ回路3を構成してもよい。
【0085】
【発明の効果】請求項1および請求項2の半導体集積回
路では、電圧発生回路のピーク電流の発生時期を相互に
ずらすことで、電源ノイズの発生を軽減することがで
き、集積回路の誤動作を防止することができる。また、
電圧発生回路のピーク電流の発生時期を相互にずらすこ
とで、電源の電圧降下を軽減することができ、電圧発生
回路の電圧供給能力が低下することを防止することがで
きる。
【0086】請求項3の半導体集積回路では、パルス信
号の位相を容易にずらすことができる。請求項4の半導
体集積回路では、パルス信号が途中で途切れることを防
止することができ、電圧発生回路の誤動作を防止するこ
とができる。請求項5の半導体集積回路では、パルス信
号の振幅を大きくすることができ、電圧発生回路の電圧
発生能力を向上することができる。
【0087】請求項6の半導体集積回路では、ワード線
に低レベル電圧を確実に供給することができ、メモリセ
ルに記憶されたデータの保持特性を向上することができ
る。請求項7の半導体集積回路では、ワード線に高レベ
ル電圧を確実に供給することができ、メモリセルMCへの
データの読み書きを確実に行うことができる。請求項8
の半導体集積回路では、集積回路に基板に基板電圧を確
実に供給することができる。
【0088】請求項9の半導体集積回路では、パルス信
号が途中で途切れることを防止することができ、電圧発
生回路の誤動作を防止することができる。請求項10の
半導体集積回路では、パルス信号の振幅を大きくするこ
とができ、電圧発生回路の電圧発生能力を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【図2】請求項2ないし請求項6に記載の発明の基本原
理を示すブロック図である。
【図3】請求項7に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【図4】請求項8に記載の発明の基本原理を示すブロッ
ク図である。
【図5】請求項9および請求項10に記載の発明の基本
原理を示すブロック図である。
【図6】本発明の半導体集積回路の第1の実施形態を示
す全体図である。
【図7】図6のメモリセルアレイを示す回路図である。
【図8】図6の発振回路の詳細を示す回路図である。
【図9】図6の高電圧発生回路を示す回路図である。
【図10】図6の制御信号発生回路を示す回路図であ
る。
【図11】本発明の半導体集積回路の第2の実施形態を
示す全体図である。
【図12】図11の負電圧発生回路を示す回路図であ
る。
【図13】図11の制御信号発生回路を示す回路図であ
る。
【図14】図11の別の負電圧発生回路を示す回路図で
ある。
【図15】第2の実施形態におけるパルス信号の波形を
示すタイミング図である。
【図16】本発明の半導体集積回路の第3の実施形態に
おける負電圧発生回路を示す回路図である。
【図17】本発明の半導体集積回路の第4の実施形態に
おける負電圧発生回路を示す回路図である。
【図18】第2の実施形態において、発振回路に複数の
ポンピング回路を接続した例を示す回路図である。
【図19】従来の負電圧発生回路を示す回路図である。
【図20】従来の負電圧発生回路におけるパルス信号の
波形を示すタイミング図である。
【符号の説明】
3 ポンピング回路 4 インバータ列 5 インバータ列 31 DRAM 33 メモリセルアレイ 35 周辺回路部 37 制御回路部 39a、39b 高電圧発生回路 41 発振回路 43 制御信号発生回路 45 発振器 47a、47b 出力回路 49 遅延回路 51 インバータ列 53 NANDゲート 55 インバータ 57a、57b 回路 59、61 インバータ 63a、63b NORゲート 65a、65b、65c、65d キャパシタ 67a、67b、67c、67d、67e nMOS 67f、67g、67h、67j、67k、67m nM
OS 69a、69b pMOS 71 電圧検知回路 73 インバータ 75a、77a pMOS 75b、77b nMOS 79 nMOS 81a、81b 負電圧発生回路 83 制御信号発生回路 85 発振回路 87 RSフリップフロップ回路(F/F回路) 87a、87b NANDゲート 89 インバータ 91 遅延回路 93 電圧検知回路 95a、95b、95c NANDゲート 95d インバータ 97a、99a pMOS 97b、97c、99b nMOS 101 インバータ 103 ポンピング回路 105 レベルシフタ 107 インバータ列 109a、111a pMOS 109b、111b nMOS 113 インバータ 115 負電圧発生回路 117 ポンピング回路 BACT 信号 BL ビット線 DCT1、DCT2 検知信号 DCTB 検知信号 EN 制御信号 MC メモリセル N00、N01、N02、N03、N10、N11、N12、N13 ノード N7、N8、N5、N12、N13 ノード OSC、OSC5a、OSC5b パルス信号 R1、R2 抵抗 STOPB 停止信号 TST1、TST2 テスト信号 VCC 電源電圧 V1、V2 電圧 Vii 内部電源電圧 VN リセット電圧 VPP ブースト電圧 VREF 参照電圧
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/8242 Fターム(参考) 5B024 AA03 BA13 BA27 CA16 CA27 5F038 BB05 BG02 BG03 BG05 BG06 BG07 BG09 BH01 BH19 CA02 CA03 CA06 CD15 DF05 DF07 DF14 EZ20 5F083 GA11 GA12 HA04 HA05 LA05 LA30 ZA08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御信号の活性化期間中にパルス信号を
    発生する発振回路と、前記パルス信号を受けてポンピン
    グ動作し、所定の電圧を発生する複数の電圧発生回路と
    を備え、 前記各電圧発生回路は、それぞれ異なるポンピングタイ
    ミングで前記電圧を発生することを特徴とする半導体集
    積回路。
  2. 【請求項2】 制御信号の活性化期間中にパルス信号を
    発生する発振回路と、前記パルス信号を受けて所定の電
    圧を発生するポンピング回路とを有する電圧発生回路を
    複数備え、 前記各ポンピング回路は、それぞれ異なるポンピングタ
    イミングで前記電圧を発生することを特徴とする半導体
    集積回路。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の半導体集
    積回路において、 前記各発振回路は、前記各パルス信号の位相を相互にず
    らす位相調整回路を備えたことを特徴とする半導体集積
    回路。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の半導体集積回路におい
    て、 前記各発振回路は、前記制御信号の非活性化による該発
    振回路の停止時に、前記パルス信号をエッジまで出力す
    る出力保持回路を備えたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載の半導体集
    積回路において、 前記各発振回路の前記パルス信号を出力する段には、前
    記パルス信号の振幅を大きくする別電源が供給されたこ
    とを特徴とする半導体集積回路。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載の半導体集
    積回路において、 メモリセルと、該メモリセルに接続されたワード線とを
    備え、 前記電圧発生回路により発生する電圧は、前記ワード線
    の低レベル電圧に使用されることを特徴とする半導体集
    積回路。
  7. 【請求項7】 請求項1または請求項2記載の半導体集
    積回路において、 メモリセルと、該メモリセルに接続されたワード線とを
    備え、 前記電圧発生回路により発生する電圧は、前記ワード線
    の高レベル電圧に使用されることを特徴とする半導体集
    積回路。
  8. 【請求項8】 請求項1または請求項2記載の半導体集
    積回路において、 前記電圧発生回路により発生する電圧は、基板電圧に使
    用されることを特徴とする半導体集積回路。
  9. 【請求項9】 制御信号の活性化期間中にパルス信号を
    発生する発振回路と、前記パルス信号を受けて所定の電
    圧を発生するポンピング回路とを有する電圧発生回路を
    備え、 前記発振回路は、前記制御信号の非活性化による該発振
    回路の停止時に、前記パルス信号をエッジまで出力する
    出力保持回路を備えたことを特徴とする半導体集積回
    路。
  10. 【請求項10】 制御信号の活性化期間中にパルス信号
    を発生する発振回路と、前記パルス信号を受けて所定の
    電圧を発生するポンピング回路とを有する電圧発生回路
    を備え、 前記パルス信号を出力する回路には、前記パルス信号の
    振幅を大きくする別電源が供給されたことを特徴とする
    半導体集積回路。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20040047173A (ko) * 2002-11-29 2004-06-05 주식회사 하이닉스반도체 노이즈를 감소시킨 전압 발생장치
JP2005276408A (ja) * 2004-03-22 2005-10-06 Hynix Semiconductor Inc 半導体素子における高電圧の発生回路及びその方法
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