JP2000285335A - 警報器 - Google Patents

警報器

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JP2000285335A
JP2000285335A JP11090860A JP9086099A JP2000285335A JP 2000285335 A JP2000285335 A JP 2000285335A JP 11090860 A JP11090860 A JP 11090860A JP 9086099 A JP9086099 A JP 9086099A JP 2000285335 A JP2000285335 A JP 2000285335A
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JP
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alarm
sensor
fire
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alarm according
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JP11090860A
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Inventor
Mitsushige Nishino
光重 西野
Hiroshi Nakae
浩史 中江
Taeko Honjo
妙子 本荘
Akira Machino
彰 町野
Yasuhiro Kobayashi
安弘 小林
Junichi Akiyama
順一 秋山
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Tokyo Gas Co Ltd
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Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 実際の火災発生時に発生するガスを検知する
ことで、誤報が少なく、正確に作動する火災警報器を提
供する。 【解決手段】 本発明の警報器1は、雰囲気中に存在す
る特定の分子構造に酸素を含む有機化合物を検出する有
機化合物センサ2と、センサからの信号を入力されて火
災を判定する判定部3と、その判定に応じて警報を発す
る警報部4、5と、を具備する。特定の化合物は、メチ
ルフラン、グリコールアルデヒド、ヒドロキシアセト
ン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ギ酸、酢酸
のいずれかである。実際の火災時に発生する主なガスを
検知するため、正確な警報発令が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、火災警報器に関す
る。特には、火災時に発生する特定の有機化合物を検出
して作動することで、誤報を少なくした警報器に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の火災警報器は、主に火災初期に発
生する一酸化炭素や炭素数の少ない炭化水素等の低沸点
化合物を検知するガスセンサが使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一酸化炭素や
炭素数の少ない炭化水素類を対象としたガスセンサは、
不完全燃焼時や調理の際の煙にも反応し、誤作動を起こ
す場合があった。したがって、このようなガスセンサを
用いた場合、本格的な火災の発生時のみに発生するガス
を判定することは難しく、実際に火災が起こったときに
も認知が遅れるおそれがある。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、実際の火災発生時に発生するガスを検知する
ことで、誤報が少なく、正確に作動する火災警報器を提
供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明の第1態様の警報器は、 雰囲気中に存在する特定
の分子構造に酸素を含む有機化合物を検出する有機化合
物センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を
判定する判定部と、 その判定に応じて警報を発する警
報部と、を具備することを特徴とする。なお、特定の分
子構造に酸素を含む有機化合物とは、フラン類、アルコ
ール類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸を示す。
この態様においては、上記特定の分子構造に酸素を含む
有機化合物の例としては、メチルフラン、グリコールア
ルデヒド、ヒドロキシアセトン、ホルムアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ギ酸、酢酸を挙げることができる。実
際の火災時に発生する主なガスを検知するため、正確な
警報発令が可能となる。
【0006】本発明の第2態様の警報器は、 雰囲気中
に存在する分子構造に酸素を含む有機化合物のなかの異
なる2つ以上の化合物を検出する有機化合物センサと、
該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定
部と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具
備することを特徴とする。なお、特定の分子構造に酸素
を含む有機化合物とは、フラン類、アルコール類、ケト
ン類、アルデヒド類、カルボン酸を示す。この態様にお
いては、上記2つ以上の化合物の例として、メチルフラ
ン及びグリコールアルデヒド、あるいは、グリコールア
ルデヒド及びヒドロキシアセトン、あるいは、ヒドロキ
シアセトン及びメチルフランを挙げることができる。こ
の態様では、分子構造に酸素を含む有機化合物のうち2
つ以上の化合物を検出して火災発生の判定を行うので、
正確な警報発令が可能となる。
【0007】本発明の第3態様の警報器は、 雰囲気中
に存在する高沸点の炭化水素を検出する炭化水素センサ
と、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する
判定部と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、
を具備することを特徴とする。この態様においては、上
記高沸点の炭化水素はC6 類、あるいは、C7 類、ある
いは、C8 類としてよい。実際の火災時に発生するガス
を検知するため、正確な警報発令が可能となる。
【0008】本発明の第4態様の警報器は、 炭化水素
の濃度を検出するセンサと、 COガス濃度を検出する
センサと、 特定の分子構造に酸素を含む有機化合物又
は高沸点の炭化水素を検出するセンサと、 上記各セン
サからの信号を入力され、ガス洩れ、不完全燃焼、及び
火災を判定する判定部と、 その判定に応じて警報を発
する警報部と、を具備することを特徴とする。なお、特
定の分子構造に酸素を含む有機化合物とは、フラン類、
アルコール類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸を
示し、高沸点の炭化水素はC6 類、C7 類、C8 類を示
す。
【0009】この態様においては、 炭化水素ガス濃度
が第1のしきい値を越えたことをもってガス洩れと判定
し、 COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでも
って不完全燃焼と判定し、 特定のフラン類、アルコー
ル類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸、又は高沸
点の炭化水素が検出されたことで火災発生と判定するこ
とができる。また、 炭化水素ガス濃度が第1のしきい
値を越えたことをもってガス洩れと判定し、 COガス
濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不完全燃焼
と判定し、 炭化水素ガス濃度が第2のしきい値を越え
かつ特定のフラン類、アルコール類、ケトン類、アルデ
ヒド類、カルボン酸、又は高沸点の炭化水素が検出され
たことで火災発生と判定することができる。ガス洩れ、
不完全燃焼、火災を各状況に応じて発生するガスを検知
することで適切に判定して、誤報のない警報器を提供す
ることができる。
【00010】実際に火災が起こったときに発生するガ
スを特定するために、以下の実験を行った。BS544
5(英国規格:火災試験の種類と方法)に規定されたT
F2(燃焼材;木片、燃焼形態;くん焼(煙火災))、
TF3(燃焼材;綿灯芯、燃焼形態;くん焼(煙火
災))に基づいて火災試験を行い、発生したガスの分析
を行った。
【0011】火災試験方法 (1)TF2 電気コンロの上に厚さ2.2mmの鉄板を載せ、その上に
木片(ブナチップ10mm×20mm×35mm)4個を置
く。木片の直上に円筒ガラス管(φ95×200mm)を
吊るし、木片が加熱されたときに発生する煙の拡散を防
いだ。鉄板の表面を加熱し、表面が300℃を越えて発
生した煙を円筒ガラス管を介してテドラバックに採取し
た。また、円筒ガラス管に取り付けたステンレス管を4
方に分岐し、各々にニードルバルブを設けた。このバル
ブでガス量を1リットル/min に調整し、分岐された管
の末端のアセトニトリル−DNPH溶液に、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒドを、また、管の末端の純水
に、ギ酸、酢酸を吸収させた。これを分析用の試料とし
た。
【0012】(2)TF3 綿灯芯(長さ400mm)4本の中央部を針金で縛り、束
にしてH型スタンドに吊した。綿灯芯の束の外側に円筒
ガラス管(φ95×300mm)を設置し、束の先端に点
火した。2分経過後、円筒ガラス管の上部にガラス製フ
ードを取り付け、煙の採取及びホルムアルデヒド、アセ
トアルデヒド、ギ酸、酢酸の採取をTF2と同様の方法
で行った。
【0013】分析方法 (1)酸素、窒素、一酸化炭素、二酸化炭素、炭化水素
類の定量分析はガスクロマトグラフ(GC)法により行
った。 (2)C6 〜C15類の高沸点化合物の定性分析はガスク
ロマトグラフ−質量分析(GC−MS)法で行った。一
部の物質についてはその後GC法で定量分析を行った。
なお、GC−MS法による分析においては、試料中の有
機物質を有機系ポリマ(テナックスTA)に吸着させて
濃縮した後、加熱脱着して装置に注入した。 (3)ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドの定量分析
は液体クロマトグラフ(LC)法により行った。 (4)酢酸、ギ酸の定量分析はイオンクロマトグラフ
(IC)法により行った。
【0014】分析結果 定量分析結果を表1に示す。
【表1】
【0015】上述(2)のGC−MS法の分析チャート
(マスクロマトグラム)を解析した結果を表2に示す。
【表2】
【0016】以上の結果より、木片と綿灯芯の燃焼によ
って発生するガスは主にCOであるが、他に、ホルムア
ルデヒド、アセトアルデヒド、酢酸、ギ酸、メチルフラ
ン、グリコールアルデヒド、ヒドロキシアセトン等の分
子構造に酸素を含む有機化合物、CH4 、C2 4 、C
2 6 、C3 8 、C6 、C7 、C8 類の炭化水素が存
在することが確認された。ここで、CH4 は多量に発生
するが、都市ガス中にも含まれており、ガス洩れ時にも
検出されるため、火災を特定するガスとしては不十分で
ある。また、C24 、C2 6 、C3 8 も同様に火
災の特定には不十分である。
【0017】そこで、木片と綿灯芯の燃焼、すなわち火
災によってのみ発生するガスは主に、ホルムアルデヒ
ド、アセトアルデヒド、酢酸、ギ酸、メチルフラン、グ
リコールアルデヒド、ヒドロキシアセトン等の分子構造
に酸素を含む有機化合物、C6、C7 、C8 類の高沸点
の炭化水素である。木片と綿灯芯のいずれの場合にも同
定できた物質は、メチルフラン、グリコールアルデヒ
ド、ヒドロキシアセトンである。したがって、これらの
物質を検出することとすれば、木材のような物が燃えた
ときも、繊維製品が燃えたときも、火災発生を検出でき
る。
【0018】以下、図面を参照しつつ説明する。図1
は、本発明の1実施例に係る最も基本的な警報器の構成
を示すブロック図である。この警報器1は、有機化合物
センサ2を備えており、このガスセンサ2で検知された
信号はマイコン等で構成される判定部3に送られる。判
定部3はこの信号を処理して火災発生を判定し、結果を
音声警報部4で発令したり、液晶表示部5に表示する。
【0019】有機化合物センサ2は、メチルフラン、グ
リコールアルデヒド、ヒドロキシアセトン、ホルムアル
デヒド、アセトアルデヒド、ギ酸、酢酸等の分子構造に
酸素を含む有機化合物、あるいはC6 類、C7 類、C8
類の高沸点の炭化水素を検知するものである。酢酸の検
出には半導体式や接触燃焼式センサを、ヒドロキシアセ
トンの検出には半導体式センサを使用する。
【0020】図2は、本発明の他の実施例に係る警報器
の構成を示すブロック図である。この警報器はセンサ1
0として有機化合物センサ11、炭化水素センサ12、
COガスセンサ13を備えている。各センサの信号は、
マイコン等で構成される判定部14に送られる。判定部
14は各センサの信号を処理して、ガス洩れ、不完全燃
焼、火災を判定する。その結果は音声警報部15で発令
されたり、液晶表示部16に表示される。
【0021】有機化合物センサは、主に火災によって発
生するメチルフラン、グリコールアルデヒド、ヒドロキ
シアセトン、ホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、ギ
酸、酢酸等の分子構造に酸素を含む有機化合物を検知す
る。あるいはC6 類、C7 類、C8 類の高沸点の炭化水
素ガスを検知するものであってもよい。この実施例の検
出器における炭化水素センサは、都市ガスの主成分であ
るメタンを検知してガス洩れを検出する。COガスセン
サは、燃焼ガスの不完全燃焼及び火災初期のCOガスの
発生を検出する。
【0022】図3は、図2の警報器の判定パターンを示
すフローチャートである。まず、S10で炭化水素セン
サで検知された炭化水素の濃度を第一しきい値と比較す
る。第一しきい値以上であれば、S11に進み、ガス洩
れと判定し、ガス洩れ警報を発令する。次にS12でC
Oガスセンサで検知されたCO濃度を第一しきい値と比
較する。第一しきい値以上であれば、S13に進み、不
完全燃焼と判定する。
【0023】次に、S14で炭化水素センサで検知され
た炭化水素濃度を第二しきい値と比較する。第二しきい
値より高ければS15に進み、有機化合物センサで所定
の化合物(ガス状)が検知されたかを判定する。ここで
分子構造に酸素を含む有機化合物(ガス状)が検知され
ていれば、S16で火災発生と判定する。
【0024】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、実際の火災発生時に発生するガスを検知する
ことで、誤報が少なく、正確に作動する火災警報器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例に係る最も基本的な警報器の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の他の実施例に係る警報器の構成を示す
ブロック図である。
【図3】図2の警報器の判定パターンを示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1、10 警報器 2、11 有機化
合物センサ 3、14 判定部 4、15 音声警
報部 5、16 液晶表示部 12 炭化水素セン
サ 13 COガスセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 安弘 神奈川県横浜市緑区三保町1729−13 (72)発明者 秋山 順一 東京都豊島区東池袋1−48−6 東京ガス 池袋社宅1405 Fターム(参考) 5C085 AA05 AA06 DA16

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雰囲気中に存在する特定のフラン類を検
    出するフラン類センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  2. 【請求項2】 上記特定のフラン類がメチルフランであ
    ることを特徴とする請求項1記載の警報器。
  3. 【請求項3】 雰囲気中に存在する特定のアルコール類
    を検出するアルコール類センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  4. 【請求項4】 上記特定のアルコール類がグリコールア
    ルデヒドであることを特徴とする請求項3記載の警報
    器。
  5. 【請求項5】 雰囲気中に存在する特定のケトン類を検
    出するケトン類センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  6. 【請求項6】 上記特定のケトン類がヒドロキシアセト
    ンであることを特徴とする請求項5記載の警報器。
  7. 【請求項7】 雰囲気中に存在する特定のアルデヒド類
    を検出するアルデヒド類センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  8. 【請求項8】 上記特定のアルデヒド類がホルムアルデ
    ヒドであることを特徴とする請求項7記載の警報器。
  9. 【請求項9】 上記特定のアルデヒド類がアセトアルデ
    ヒドであることを特徴とする請求項7記載の警報器。
  10. 【請求項10】 雰囲気中に存在する特定のカルボン酸
    を検出するカルボン酸センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  11. 【請求項11】 上記特定のカルボン酸がギ酸であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の警報器。
  12. 【請求項12】 上記特定のカルボン酸が酢酸であるこ
    とを特徴とする請求項10記載の警報器。
  13. 【請求項13】 雰囲気中に存在するフラン類、アルコ
    ール類、ケトン類、アルデヒド類、カルボン酸のなかの
    異なる2つ以上の化合物を検出する有機化合物センサ
    と、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  14. 【請求項14】 上記2つ以上の化合物がメチルフラン
    及びグリコールアルデヒドであることを特徴とする請求
    項13記載の警報器。
  15. 【請求項15】 上記2つ以上の種類の化合物がグリコ
    ールアルデヒド及びヒドロキシアセトンであることを特
    徴とする請求項13記載の警報器。
  16. 【請求項16】 上記2つ以上の種類の化合物がヒドロ
    キシアセトン及びメチルフランであることを特徴とする
    請求項13記載の警報器。
  17. 【請求項17】 雰囲気中に存在する高沸点の炭化水素
    を検出する炭化水素センサと、 該センサからの信号を入力されて火災を判定する判定部
    と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  18. 【請求項18】 上記高沸点の炭化水素がC6 類である
    ことを特徴とする請求項17記載の警報器。
  19. 【請求項19】 上記高沸点の炭化水素がC7 類である
    ことを特徴とする請求項17記載の警報器。
  20. 【請求項20】 上記高沸点の炭化水素がC8 類である
    ことを特徴とする請求項17記載の警報器。
  21. 【請求項21】 炭化水素の濃度を検出するセンサと、 COガス濃度を検出するセンサと、 特定のフラン類、アルコール類、ケトン類、アルデヒド
    類、カルボン酸、又は高沸点の炭化水素を検出するセン
    サと、 上記各センサからの信号を入力され、ガス洩れ、不完全
    燃焼、及び火災を判定する判定部と、 その判定に応じて警報を発する警報部と、を具備するこ
    とを特徴とする警報器。
  22. 【請求項22】 上記各センサ及び各部が一体のケーシ
    ングに配置されていることを特徴とする請求項21記載
    の警報器。
  23. 【請求項23】 炭化水素ガス濃度が第1のしきい値を
    越えたことをもってガス洩れと判定し、 COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不
    完全燃焼と判定し、 特定のフラン類、アルコール類、ケトン類、アルデヒド
    類、カルボン酸、又は高沸点の炭化水素が検出されたこ
    とで火災発生と判定することを特徴とする請求項22記
    載の警報器。
  24. 【請求項24】 炭化水素ガス濃度が第1のしきい値を
    越えたことをもってガス洩れと判定し、 COガス濃度が第1のしきい値を越えたことでもって不
    完全燃焼と判定し、 炭化水素ガス濃度が第2のしきい値を越えかつ特定のフ
    ラン類、アルコール類、ケトン類、アルデヒド類、カル
    ボン酸、又は高沸点の炭化水素が検出されたことで火災
    発生と判定することを特徴とする請求項22記載の警報
    器。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003228778A (ja) * 2001-11-28 2003-08-15 Osaka Gas Co Ltd 油脂火災防止用ガス検知器及び油脂火災防止用ガス検知方法
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