JP2000285185A - ホームバンキングシステム - Google Patents

ホームバンキングシステム

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JP2000285185A JP8836399A JP8836399A JP2000285185A JP 2000285185 A JP2000285185 A JP 2000285185A JP 8836399 A JP8836399 A JP 8836399A JP 8836399 A JP8836399 A JP 8836399A JP 2000285185 A JP2000285185 A JP 2000285185A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザ端末におけるホームバンキングシステ
ムを利用するため維持作業、操作を容易にする。 【解決手段】 ユーザ端末54と金融機関センタ50の
ホストコンピュータ52との間にバンキングセンタ58
が設けられる。バンキングセンタ58は、ホームバンキ
ングサービスにおける各種取引サービスの内容情報を有
し、ユーザ端末54に各種取引サービスに応じたユーザ
インターフェースを提供する。取引サービスの追加、変
更に伴う作業はバンキングセンタ58のみで行えば、そ
の効果がバンキングセンタ58に接続された個々のユー
ザ端末54に及ぶ。つまりユーザ端末54にて個別にバ
ージョンアップ作業を行う必要がない。また、利用する
銀行を切り替える動作もバンキングセンタ58が行うの
で、ユーザ端末54側では異なるホストコンピュータ5
2へ電話をかけ直す必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭等に設置され
る情報端末機を利用して金融機関のホストコンピュータ
と接続し、残高確認や振込等の取引サービスを提供する
ホームバンキングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、銀行口座への振込や口座残高照会
といった取引サービスは、顧客が金融機関の店舗におい
てATM(automatic teller machine:自動取引装置)
を操作して利用するのが一般的であった。しかし、近年
においては、家庭等に設置される情報端末機(ユーザ端
末)と金融機関のホストコンピュータとを接続し、上記
取引サービスを一般の家庭にいるユーザに提供するホー
ムバンキングサービスが普及している。
【0003】図7は、従来のホームバンキングシステム
の概略の構成図である。この従来のシステムは、金融機
関センタ2に設置されたホストコンピュータ4と、ユー
ザの家庭、オフィス等に設置されたユーザ端末6とが、
ANSERセンタ8及び公衆回線10を介して接続され
る。×××××××××××××××××××××××
×××××××××××××××(“ANSER”は株
式会社NTTデータ通信の登録商標である)×××××
××××××その最も代表的なものが銀行ANSERで
あり、これがここで用いられている。ユーザ端末6はA
NSERセンタ8と公衆回線10を介して接続され、A
NSERセンタ8とホストコンピュータ4とは専用線1
2を用いて接続される。
【0004】ユーザ端末6の記憶装置は、ANSERセ
ンタ8に対応したプロトコルの通信プログラム14や金
融機関の取引サービスに応じた処理を行うユーザ側バン
キング処理プログラム16を格納し、これらプログラム
がホームバンキングサービス利用時に起動される。そし
て当該プロトコルでユーザ端末6とANSERセンタ8
との間の通信が行われる。ANSERセンタ8は、プロ
トコル変換を行って、ユーザ端末6上で動作するユーザ
側バンキング処理プログラム16とホストコンピュータ
4上で動作する金融機関側バンキング処理プログラム1
8との間での通信を実現する。
【0005】具体的には、ホームバンキングサービスを
利用する際には、ユーザ端末6からANSERセンタ8
を呼び出して、取引に必要なデータ、例えば認証デー
タ、銀行の振込口座、決済金額などを送信し、ANSE
Rセンタ8から金融機関のホストコンピュータ4にそれ
らデータが送信される。
【0006】ホストコンピュータ4では、受信したデー
タを処理してその処理結果がANSERセンタ8経由で
ユーザ端末6に返される。
【0007】また、図8は、他の従来のホームバンキン
グシステムの概略の構成図であり、特開平10−214
305号公報に開示されるシステムである。図において
図7と同様の構成要素には同一の符号を付している。こ
の従来のシステムが、上記従来システムと異なる点は、
ユーザ端末6とホストコンピュータ4とを中継するパソ
コン通信網基地20が、ユーザ端末6の利用する電話回
線の発信者識別番号(ID番号)が予め登録されたもの
であるかチェックすることにより、セキュリティを向上
させる点にある。また、ユーザ端末6は複数の金融機関
のうちのいずれかをユーザに選択させる画面表示を行う
処理プログラムを取引金融機関の接続切替手段として記
憶装置に格納し、ホームバンキングサービス開始ととも
に当該プログラムを起動する。ユーザが画面上でカーソ
ルを移動させ金融機関を指定すると、その指定金融機関
を表すデータがパソコン通信網基地20に送られ、その
データに基づいてパソコン通信網基地20が当該指定金
融機関のホストコンピュータ4を選択し、ユーザ端末6
とホストコンピュータ4との間のプロトコル変換を実施
する。これにより、複数の金融機関を利用する場合にユ
ーザ端末6側において生じていた逐一、電話を切ってつ
なぎ直すという煩雑さを解消することが提案されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のホームバンキングシステムでは、ユーザ端末6で
は、銀行毎の通信プログラム14やユーザ側バンキング
処理プログラム16が必要とされ、それらはユーザ端末
6の記憶装置に格納されていた。つまり、例えばA銀行
とB銀行とで順次、取引サービスを利用する場合には、
ユーザ端末6はまず、A銀行用のプログラムを記憶装置
からメモりに読み出して、ANSERセンタ8と接続
し、A銀行の取引サービスを利用し、その後、B銀行用
のプログラムを記憶装置からメモリに読み出して、B銀
行の取引サービスを利用するという一連の動作が必要と
されていた。
【0009】このような従来の構成では、金融機関毎に
ユーザ端末6側の処理プログラムを切り替える必要があ
り、切り替え操作が煩雑であったり、記憶装置からの読
み出しに時間を要したりするという問題があった。ま
た、新たな金融機関の取引サービスを利用する場合には
当該金融機関に対応したユーザ端末用処理プログラムを
入手しなければならず、面倒であるといった問題や、取
引金融機関が新たな取引サービスをリリースした場合に
は、ユーザ端末用処理プログラムをバージョンアップし
なければならないといった問題がある。特に近年は新た
なサービスの開発が盛んであるので処理プログラムのバ
ージョンアップ作業はユーザにとって負担となるであろ
う。また、金融機関の選択を行うユーザ端末側処理プロ
グラムも、金融機関や店舗の統廃合や外国金融機関の進
出や規制緩和に伴う証券業と銀行業との相互参入などの
状況の変化に応じて変更する必要があり、同様の問題を
有している。
【0010】また、金融機関毎に処理プログラムが異な
ることにより、金融機関毎にユーザ端末に表示される取
引画面の形式が異なる。つまり、ユーザにとっては、表
示内容の確認や画面上のボタン操作といったユーザイン
ターフェースが金融機関毎に相違するので、使いづらい
という問題もあった。
【0011】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたもので、ユーザにとって複数の金融機関との取引が
容易であり、また取引サービスの変更への対応が容易な
ホームバンキングシステムを提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係るホームバン
キングシステムは、ユーザ端末と金融機関のホストコン
ピュータとが中継センタを介して通信網により接続さ
れ、前記ホストコンピュータからユーザに取引サービス
が提供されるホームバンキングシステムであって、前記
中継センタは、前記取引サービスの内容情報を登録され
る記憶手段と、前記取引サービスに応じたユーザインタ
ーフェースを前記ユーザ端末に提供するインターフェー
ス提供手段と、前記ユーザインターフェースに対応して
前記ユーザ端末から入力される取引情報と前記内容情報
とに基づいて、前記ホストコンピュータに対するユーザ
側処理を行うユーザ側処理代行手段とを有するものであ
る。
【0013】本発明によれば、ユーザ端末には取引サー
ビスの利用の度に、中継センタから取引サービスに応じ
たユーザインターフェースが提供され、ユーザはそのユ
ーザインターフェースを利用して取引サービスの提供を
受ける。つまり、ユーザ端末では、ユーザインターフェ
ースを提供する処理プログラムを保持する必要がなく、
よってそれを更新する必要もない。各種変更への対応
は、記憶手段に登録される取引サービスの内容情報と中
継センタから提供されるユーザインターフェースとを変
更することによりなされ、それにより従来、複数のユー
ザ端末で個別に行われてきた作業が不要となる。ユーザ
端末は送られたユーザインターフェースのデータを画面
表示し、ユーザはそれに対応して取引情報を入力する。
入力された取引情報は中継センタに送られる。中継セン
タのユーザ側処理代行手段は、受信した取引情報をホス
トコンピュータに送信する等のユーザ側処理を、記憶手
段に格納された内容情報に基づいて行う。中継センタ
は、取引サービスに応じて予め登録された所定形式のユ
ーザインターフェースを読み出して、これをユーザ端末
に提供する構成であってもよいが、本発明の好適な態様
は、前記インターフェース提供手段が、前記内容情報に
基づいて前記取引サービスに応じた前記ユーザインター
フェースを生成するものである。この態様においては、
取引サービスの追加・変更に応じてユーザインターフェ
ースも自動的に変更される。
【0014】本発明に係るホームバンキングシステム
は、前記中継センタが、複数の金融機関それぞれの前記
ホストコンピュータに接続され、前記インターフェース
提供手段は、前記ユーザに当該複数の金融機関のうちか
ら前記取引サービスを利用する金融機関を指定させるユ
ーザインターフェースを前記ユーザ端末に提供する手段
を有するものである。
【0015】本発明によれば、金融機関の選択を行うユ
ーザインターフェースの変更が中継センタにて行われ、
個別のユーザ端末での変更作業が不要となる。
【0016】本発明に係るホームバンキングシステム
は、前記インターフェース提供手段が、前記ホストコン
ピュータから受信した取引結果情報を所定の画面表示形
式に変換して前記ユーザ端末に送信するものである。
【0017】本発明によれば、中継センタがユーザ端末
に表示すべき取引結果情報の画面表示形式を変換するの
で、複数の金融機関のサービスの結果が統一されたユー
ザインターフェースで提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係るホームバンキ
ングシステムの好適な実施形態について図面を参照して
説明する。
【0019】図1は、本発明に係るホームバンキングシ
ステムの概略の構成図である。本システムは、金融機関
センタ50に設置されたホストコンピュータ52と、ユ
ーザ端末54との間にANSERセンタ56が介在する
点は、上記従来システムと同様である。本システムの特
徴は、ユーザ端末54が直接、ANSERセンタ56に
接続されるのではなく、両者が、中継センタであるバン
キングセンタ58を介して接続される点にある。すなわ
ち、ユーザ端末54は例えば公衆回線60によりバンキ
ングセンタ58に接続され、バンキングセンタ58は例
えば高速デジタル専用回線62によりANSERセンタ
56に接続され、ANSERセンタ56は専用線64に
より金融機関センタ50のホストコンピュータ52に接
続される。なお、図には、ホストコンピュータ52は1
つのみを示しているが、ANSERセンタ56には一般
には例えば金融機関毎の複数のホストコンピュータ52
がそれぞれ専用線64で接続される。また、バンキング
センタ58にも一般には複数のユーザ端末54が公衆回
線60を介して接続される。
【0020】ユーザ端末54は、ホームバンキングサー
ビスを利用するユーザの家庭やオフィス等に設置され
た、例えばいわゆるパソコン等の小型計算機やその他の
携帯情報端末であり、通信装置、表示部、操作部等から
構成される。ユーザはこのユーザ端末54を操作して、
ホームバンキングの取引サービスを利用する。
【0021】バンキングセンタ58は、その磁気ディス
ク装置等の記憶装置にユーザ及びユーザ端末54の認証
情報を登録・保持している。また、バンキングセンタ5
8の記憶装置にはこの他、ANSERセンタ56を利用
する各金融機関の取引サービスのメニュー(例えば、残
高照会、入出金照会、振込・振替といった資金移動取
引、案内情報など)やその各取引サービス毎の入出力デ
ータ種別・属性を含んで構成される取引サービスの内容
情報も格納される。バンキングセンタ58は、これら情
報を用いて、自身のアクセスしてきたユーザやユーザ端
末54の認証や、ANSERセンタ56を経由したホス
トコンピュータ52との通信を行うといった機能を有し
ている。その詳細については後述する。
【0022】ANSERセンタ56、ホストコンピュー
タ52は、従来技術において述べたものであるので説明
を省略する。
【0023】図2は、バンキングセンタ58の概略の機
能構成図である。バンキングセンタ58は、図示しない
ターミナルアダプタ及びサーバを有し、ID認証システ
ム70、契約コード認証システム72、金融機関選択シ
ステム74、取引画面提供システム76、ANSERセ
ンタ56との通信を行うANSERセンタ接続インター
フェース78、ユーザ端末54との通信を行うための公
衆回線接続インターフェース80を含んで構成されてい
る。
【0024】図3及び図4は、このバンキングセンタ5
8の動作を説明するためのフロー図である。図3、図4
は1つのフロー図を都合により2つに分割して表したも
のであり、同一のノードA同士、B同士で互いに処理の
流れがつながる。
【0025】ユーザがホームバンキングサービスを利用
したい場合は、ユーザ端末54からバンキングセンタ5
8への発呼を行う。この発呼に対応して、公衆回線60
の交換機から呼出信号がバンキングセンタ58に送られ
る。バンキングセンタ58では公衆回線接続インターフ
ェース80が、この呼出信号に対し着信応答し、ユーザ
端末54との通信回線の接続が行われる(ステップS1
00)。
【0026】次に、バンキングセンタ58はID認証シ
ステム70からユーザ端末54に向けて、IDパスワー
ドを要求するメッセージを送信する(S102)。この
IDパスワードはPPP(Point-to-Point Protocol)
接続を許可するか否かを認証するためのパスワードであ
り、ユーザ端末54内部に当該端末毎に予め設定されて
いる。ユーザ端末54はバンキングセンタ58からの要
求メッセージを受信すると、記憶している当該パスワー
ドをバンキングセンタ58へ送信する。バンキングセン
タ58のID認証システム70は、データベースを検索
し、ユーザ端末54から受信したIDパスワードが登録
されているかどうかを照合しチェックする(S10
4)。ここで、IDパスワードの当該パスワードを受信
できなかった場合や照合結果が不一致であった場合に
は、認証に失敗したとしてホームバンキングサービス開
始処理を中止し、回線を切断する(S106)。
【0027】この認証はユーザ端末54自体が登録され
たものであるかの認証であるので、ユーザ端末54の画
面上への表示やユーザの操作は基本的に行われない。
【0028】以上の処理において、ネットワークレベル
での認証に成功した場合には、バンキングセンタ58は
契約コード認証システム72からユーザ端末54に向け
て、契約認証情報を要求する画面データを送信する(S
108)。この契約認証情報は例えば、契約コードとユ
ーザパスワードであり、ユーザが登録された者であるか
否かをチェックするためのものであり、予めユーザに知
らされている。
【0029】画面データは、例えばHTML(Hyper Te
xt Markup Language)で記述されたファイルであり、ユ
ーザ端末54にはそのような画面データを表示するため
のアプリケーションソフトウェアであるビューアが搭載
されている。ユーザ端末54はこの契約認証情報要求画
面を表示し、ユーザはその画面上に指定された入力欄に
契約コードとユーザパスワードとをそれぞれ入力し、バ
ンキングセンタ58へ送る。バンキングセンタ58の契
約コード認証システム72は、データベースを検索し、
送られた契約コードとユーザパスワードが登録されてい
るかどうかをチェックする(S110)。ここで、検索
した結果、該当するエントリがデータベースになかった
場合、契約コード認証システム72はエラーメッセージ
をユーザ端末54に表示させ(S112)、再入力を促
す。
【0030】なお、このフロー図には示されていない
が、再入力されても契約認証情報の照合に連続して所定
回数(例えば3回)失敗した場合には、通信を切断して
ホームバンキングサービスの処理を終了するように構成
することができる。
【0031】以上の処理S108〜112によりアプリ
ケーションレベルでの認証も完了すると、金融機関選択
システム74が、認証されたユーザに関して登録されて
いる取引可能な銀行を一覧表示した金融機関選択画面デ
ータを生成して、ユーザ端末54へ送信する。つまり、
金融機関選択システム74は、ユーザ毎に登録されてい
る取引可能銀行の情報に応じて、一覧表示される銀行が
増減、変更された画面データを生成する。ユーザ端末5
4はビューアにより金融機関を指定されるユーザインタ
ーフェースである金融機関選択画面を表示する(S11
4)。
【0032】図5は、金融機関選択画面の一例を示す模
式図である。当該画面には取引可能な銀行の名称の一覧
120が表示される。ユーザは、この一覧の中から取引
を行いたい銀行として例えば“A銀行”を選択する。選
択はマウス等のポインティングデバイスを用いて、カー
ソルを一覧の“A銀行”の表示位置に移動させ、マウス
クリックする等の方法で行われ、選択された銀行名に対
応した選択金融機関情報が金融機関選択システム74へ
送信される(S132)。選択がなされた場合の動作の
指示は、金融機関選択システム74により生成される金
融機関選択画面データに造り込まれており、ビューアは
その指示に従って動作するのみで、ユーザ端末54側で
は、取引可能銀行の増減・変更に対してプログラムやデ
ータの変更は必要ない。
【0033】バンキングセンタ58で受信された選択金
融機関情報は取引画面提供システム76に渡される。取
引画面提供システム76は、取引情報の一種である選択
金融機関情報を受け取ると、記憶装置に格納された該当
銀行の取引サービスの内容情報に基づいて、選択された
銀行が提供するサービス項目の一覧が示される画面デー
タ(取引選択メニュー画面データ)を生成し、ユーザ端
末54へ送信する(S134)。
【0034】図6は、取引選択メニュー画面の一例を示
す模式図である。当該画面には取引可能なサービスの一
覧が表示される。ユーザが一覧の項目の中から希望する
取引サービスを選択すると、選択された取引サービスの
種別を意味する取引情報が取引画面提供システム76へ
送信される(S136)。例えば、預金残高照会サービ
スが選択された場合を説明する。取引画面提供システム
76は選択された取引サービスに応じた入力画面データ
をユーザ端末54へ送信する(S138)。この入力画
面データはユーザに応じて変わることはない固定的なも
のであるのが通常であるので、取引サービス毎、銀行毎
に予め生成された入力画面データをバンキングセンタ5
8の記憶装置に格納しておき、取引画面提供システム7
6はそれを読み出してユーザ端末54へ送信する。ま
た、入力画面データに表示する項目の種類、属性を取引
サービスの内容情報として記憶装置に格納しておき、取
引画面提供システム76はこの内容情報と所定の生成規
則とに基づいて入力画面データを自動生成するように構
成することもできる。
【0035】さて、ここで選択した預金残高照会サービ
スに対しては、例えば、A銀行からは、当該銀行の支店
名、預金の種類、口座番号、暗証番号の入力を求めら
れ、ユーザ端末54へ送信され表示される入力画面には
それらの入力欄が設けられる。ユーザはこれらの入力欄
にデータを入力し、例えば画面上に設けられる「確認」
ボタンをクリックする。すると、入力欄に入力されたデ
ータが取引情報として取引画面提供システム76へ送信
される(S140)。
【0036】取引画面提供システム76はユーザ端末5
4から受信した取引情報を、ホストコンピュータ52が
要求する形式に適合させ、ホストコンピュータ52に対
してユーザ端末54に成り代わって送信する。このホス
トコンピュータ52への送信はANSERセンタ接続イ
ンターフェース78を介して、ANSERセンタ56経
由で行われる(S142)。
【0037】金融機関センタ50のホストコンピュータ
52は、暗証番号の認証を行った上で、取引結果情報と
して預金残高照会結果をANSERセンタ56経由でバ
ンキングセンタ58へ返す(S144)。バンキングセ
ンタ58は、ホストコンピュータ52からの取引結果情
報をユーザ端末54へ通知する。このとき、取引画面提
供システム76はこの取引結果情報を表示させる画面デ
ータを生成して、これをユーザ端末54へ送信する(S
146)。この画面データは、記憶装置に格納された該
当取引サービスの内容情報に基づいた所定の画面表示形
式で取引結果情報がユーザ端末54で表示されるように
構成される。例えば、この所定形式は、取引サービスの
種類が同じであれば、選択された銀行によらず同一に構
成される。このように各銀行からの取引結果情報をバン
キングセンタ58にて一旦、銀行に依らない共通の形式
に変換してユーザ端末54へ提供することにより、ユー
ザ側においてはユーザインターフェースが統一されるこ
とによる操作性の向上が図られる。
【0038】選択したA銀行の取引サービスの利用が終
了すると、バンキングセンタ58はA銀行との接続を終
了する(S148)。このとき、バンキングセンタ58
はユーザ端末54との接続は維持したままであり、ユー
ザ端末54に対して、他銀行の取引サービスを引き続い
て利用するかどうかを確認する(S150)。
【0039】ユーザ端末54に表示されるビューア画面
には、取引終了を指示するボタンが設けられ、ユーザは
取引を終了したい場合には、そのボタンを操作する。こ
の操作はバンキングセンタ58へ通知され、ユーザ端末
54との回線切断処理が行われる(S152)。一方、
ユーザが引き続いて他銀行の取引サービスを利用したい
旨を選択した場合には、バンキングセンタ58は再び金
融機関選択画面をユーザ端末54に表示させる(S11
4)。
【0040】なお、金融機関が選択された後の処理S1
34〜146は図3、4のフロー図では簡単な場合を示
したが、一つの取引の中でユーザ端末54に、より多数
回の取引情報の入力が要求されたり、より多数回の取引
結果情報が送られたりする場合においても同様である。
すなわち、そのような場合には、バンキングセンタ58
はユーザ端末54とホストコンピュータ52との間を中
継して、ユーザ端末54への入力画面データというユー
ザインターフェースの提供、及びユーザ端末54からの
取引情報のホストコンピュータ52への送信というユー
ザ側処理の代行を随時行う。なお、ここで、金融機関選
択システム74及び取引画面提供システム76が、取引
サービスに応じたユーザインターフェースをユーザ端末
54へ提供するインターフェース提供手段として機能し
ている。また取引画面提供システム76、ANSERセ
ンタ接続インターフェース78がホストコンピュータ5
2の金融機関側バンキング処理プログラム18に対する
ユーザ側処理を行うユーザ側処理代行手段として機能す
るので、ユーザ端末54には従来のホームバンキングシ
ステムでは必要とされたユーザ側バンキング処理プログ
ラム16は不要である。
【0041】
【発明の効果】本発明に係るホームバンキングシステム
によれば、金融機関から提供される取引サービスに応じ
たユーザインターフェースが中継センタであるバンキン
グセンタからユーザ端末に送られる。ユーザ端末では基
本的にこれを表示し、これに対して操作を行う機能があ
ればよい。すなわち、ユーザ端末は、各種の取引サービ
スに対応したユーザインターフェースを提供するための
データ、プログラムを自分自身で保持する必要がない。
本発明の効果はこの点に起因する。すなわち、本発明に
係るホームバンキングシステムは、取引サービスの追
加、変更に対応したユーザインターフェース、処理のバ
ージョンアップは中継センタで一括して行われ、それに
複数接続されうるユーザ端末で個別に行う必要がないの
で、ユーザ端末のメンテナンスのためのユーザ負担が少
なくてすむという効果が得られる。
【0042】また、サービスの提供を受ける金融機関を
切り替える場合に、その処理は中継センタが行うので、
ユーザ端末は中継センタとの通信を維持したままでよ
く、電話回線を一旦切断して改めてつなぎ直すといった
煩雑さからユーザが解放されるという効果も得られる。
【0043】さらに中継センタは複数の金融機関の同種
の取引サービスに対して、その取引結果情報を共通した
画面表示形式に変換してユーザ端末に提供することがで
き、これによりユーザの使いやすさが向上する効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るホームバンキングシステムの概
略の構成図である。
【図2】 バンキングセンタの概略の機能構成図であ
る。
【図3】 バンキングセンタの動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図4】 バンキングセンタの動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図5】 金融機関選択画面の一例を示す模式図であ
る。
【図6】 取引選択メニュー画面の一例を示す模式図で
ある。
【図7】 従来のホームバンキングシステムの概略の構
成図である。
【図8】 他の従来のホームバンキングシステムの概略
の構成図である。
【符号の説明】
50 金融機関センタ、52 ホストコンピュータ、5
4 ユーザ端末、56ANSERセンタ、58 バンキ
ングセンタ、60 公衆回線、62 高速デジタル専用
回線、64 専用線、70 ID認証システム、72
契約コード認証システム、74 金融機関選択システ
ム、76 取引画面提供システム、78ANSERセン
タ接続インターフェース、80 公衆回線接続インター
フェース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 BA18 CB04 DA03 FJ06 5B055 BB12 CB08 CB09 EE02 EE03 EE04 EE12 EE18 EE27 HA01 JJ01 MM19 MM20 NA07 PA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザ端末と金融機関のホストコンピュ
    ータとが中継センタを介して通信網により接続され、前
    記ホストコンピュータからユーザに取引サービスが提供
    されるホームバンキングシステムであって、 前記中継センタは、 前記取引サービスの内容情報を登録される記憶手段と、 前記取引サービスに応じたユーザインターフェースを前
    記ユーザ端末に提供するインターフェース提供手段と、 前記ユーザインターフェースに対応して前記ユーザ端末
    から入力される取引情報と前記内容情報とに基づいて、
    前記ホストコンピュータに対するユーザ側処理を行うユ
    ーザ側処理代行手段と、 を有することを特徴とするホームバンキングシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のホームバンキングシステ
    ムにおいて、 前記インターフェース提供手段は、前記内容情報に基づ
    いて前記取引サービスに応じた前記ユーザインターフェ
    ースを生成すること、 を特徴とするホームバンキングシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のホームバ
    ンキングシステムにおいて、 前記中継センタは、複数の金融機関それぞれの前記ホス
    トコンピュータに接続され、 前記インターフェース提供手段は、前記ユーザに当該複
    数の金融機関のうちから前記取引サービスを利用する金
    融機関を指定させるユーザインターフェースを前記ユー
    ザ端末に提供する手段を有すること、 を特徴とするホームバンキングシステム。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    のホームバンキングシステムにおいて、 前記インターフェース提供手段は、前記ホストコンピュ
    ータから受信した取引結果情報を所定の画面表示形式に
    変換して前記ユーザ端末に送信すること、を特徴とする
    ホームバンキングシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002342588A (ja) * 2001-05-16 2002-11-29 Daiichi Bussan:Kk 振込照会プログラム、振込照会方法及び該振込照会方法を採用した振込照会システム並びに振込照会サーバ
KR100388774B1 (ko) * 2001-06-22 2003-06-25 (주)디지스테이션 네트워크 시스템 서버의 프로그램 구동 방법
JP2015212851A (ja) * 2014-05-01 2015-11-26 株式会社オービックビジネスコンサルタント 伝票処理装置、端末装置、伝票処理方法、およびプログラム

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