JP2000285009A - 携帯情報機器及びメモリアドレッシング方式 - Google Patents
携帯情報機器及びメモリアドレッシング方式Info
- Publication number
- JP2000285009A JP2000285009A JP11090002A JP9000299A JP2000285009A JP 2000285009 A JP2000285009 A JP 2000285009A JP 11090002 A JP11090002 A JP 11090002A JP 9000299 A JP9000299 A JP 9000299A JP 2000285009 A JP2000285009 A JP 2000285009A
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- JP
- Japan
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- memory
- address
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- data
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】MMUを介して記憶装置を制御することで、プ
ログラム制御装置が直接、記憶装置を制御するときよ
り、大容量の記憶装置を制御させる。また、記憶装置を
複数のメモリブロックに分割し管理することで、メモリ
使用効率を向上させる。 【解決手段】プログラム制御装置とMMU(メモリ管理
ユニット)とMAT(メモリアロケーションテーブル)
とMCT(メモリブロックチェーンテーブル)とアドレ
ス生成手段とRAMとデータ書込み回路と書込みデータ
保持回路と外部データ転送手段を用いて回路を構成す
る。
ログラム制御装置が直接、記憶装置を制御するときよ
り、大容量の記憶装置を制御させる。また、記憶装置を
複数のメモリブロックに分割し管理することで、メモリ
使用効率を向上させる。 【解決手段】プログラム制御装置とMMU(メモリ管理
ユニット)とMAT(メモリアロケーションテーブル)
とMCT(メモリブロックチェーンテーブル)とアドレ
ス生成手段とRAMとデータ書込み回路と書込みデータ
保持回路と外部データ転送手段を用いて回路を構成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のアプリケー
ションプログラムをインストールし、動作できる携帯情
報機器に関する。
ションプログラムをインストールし、動作できる携帯情
報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチタスク可能な携帯情報機器
では、メモリの一定領域をあらかじめ確保しなければ、
アプリケーションプログラムをインストールすることが
できなかった。
では、メモリの一定領域をあらかじめ確保しなければ、
アプリケーションプログラムをインストールすることが
できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の複数のアプリケーションが動作する携帯情報機器に
おいては、使用できるメモリの領域は演算装置の制御で
きるメモリ容量に依存し、拡張はできなかった。また、
メモリの容量を大きくしても、アプリケーションをイン
ストールする毎に一定領域をデータ領域として確保する
ため、アプリケーションの使用するデータが少ない場合
は未使用領域が発生したり、反対にデータが大きくなる
場合はデータ領域の不足が起こるなど非常にメモリの使
用効率がわるかった。また、既存アプリケーションの削
除を行い、空き領域が発生しても、その空き領域以上の
アプリケーションはインストールできず、余りの領域は
使用不可能な領域となるという問題点があった。
来の複数のアプリケーションが動作する携帯情報機器に
おいては、使用できるメモリの領域は演算装置の制御で
きるメモリ容量に依存し、拡張はできなかった。また、
メモリの容量を大きくしても、アプリケーションをイン
ストールする毎に一定領域をデータ領域として確保する
ため、アプリケーションの使用するデータが少ない場合
は未使用領域が発生したり、反対にデータが大きくなる
場合はデータ領域の不足が起こるなど非常にメモリの使
用効率がわるかった。また、既存アプリケーションの削
除を行い、空き領域が発生しても、その空き領域以上の
アプリケーションはインストールできず、余りの領域は
使用不可能な領域となるという問題点があった。
【0004】そこで、本発明は、演算装置のメモリ管理
能力に関わらずメモリ領域を大きく取れ、かつ、メモリ
の使用効率が良く、複数のアプリケーションが動作可能
な携帯情報機器を提供することを目的とする。
能力に関わらずメモリ領域を大きく取れ、かつ、メモリ
の使用効率が良く、複数のアプリケーションが動作可能
な携帯情報機器を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の携帯情報機器は、複数のアプリケ
ーションプログラムを制御できる携帯情報機器におい
て、 プログラムの実行を行うプログラム制御装置と、
プログラム等のデータを格納する記憶装置と、前記プロ
グラム制御装置から出力されるプログラムカウンタの値
に任意のオフセット値を加算して前記記憶装置のアドレ
スバスとするメモリ管理ユニットと、前記記憶装置を一
定領域毎のメモリブロックに分割して該メモリブロック
がどのようにつながってファイルを構成しているかを管
理するために前記記憶装置上に置かれたメモリアロケー
ションテーブルと、前記メモリ管理ユニットのアドレス
を生成するアドレス生成手段と、前記メモリアロケーシ
ョンテーブル上のメモリブロック情報をつなぎあわせ保
持し前記プログラム制御装置の出力するプログラムカウ
ンタの値によって前記アドレス生成手段にメモリブロッ
ク番号を引き渡すメモリブロックチェーンテーブルを有
していることを特徴とする。
め、請求項1に記載の携帯情報機器は、複数のアプリケ
ーションプログラムを制御できる携帯情報機器におい
て、 プログラムの実行を行うプログラム制御装置と、
プログラム等のデータを格納する記憶装置と、前記プロ
グラム制御装置から出力されるプログラムカウンタの値
に任意のオフセット値を加算して前記記憶装置のアドレ
スバスとするメモリ管理ユニットと、前記記憶装置を一
定領域毎のメモリブロックに分割して該メモリブロック
がどのようにつながってファイルを構成しているかを管
理するために前記記憶装置上に置かれたメモリアロケー
ションテーブルと、前記メモリ管理ユニットのアドレス
を生成するアドレス生成手段と、前記メモリアロケーシ
ョンテーブル上のメモリブロック情報をつなぎあわせ保
持し前記プログラム制御装置の出力するプログラムカウ
ンタの値によって前記アドレス生成手段にメモリブロッ
ク番号を引き渡すメモリブロックチェーンテーブルを有
していることを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の携帯情報機器は、請求項
1において、前記記憶装置をRAMで構成したことを特
徴とする。
1において、前記記憶装置をRAMで構成したことを特
徴とする。
【0007】請求項3に記載の携帯情報機器は、請求項
1において、前記アドレス生成手段により、前記メモリ
ブロックチェーンテーブルのデータに所定のアドレス値
が乗算され、さらに前記メモリ管理ユニットによってプ
ログラムカウンタの値と任意の値が加算されたアドレス
値が前記記憶装置に引き渡されるメモリアドレッシング
方式を備えたことを特徴とする。
1において、前記アドレス生成手段により、前記メモリ
ブロックチェーンテーブルのデータに所定のアドレス値
が乗算され、さらに前記メモリ管理ユニットによってプ
ログラムカウンタの値と任意の値が加算されたアドレス
値が前記記憶装置に引き渡されるメモリアドレッシング
方式を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項4に記載の携帯情報機器は、請求項
1において、前記アドレス生成手段はプログラムされた
媒体によって行われることを特徴とする。
1において、前記アドレス生成手段はプログラムされた
媒体によって行われることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の携帯情報機器は、請求項
1において、前記メモリブロックチェーンテーブルが、
前記メモリアロケーションテーブル上のメモリブロック
情報をつなぎあわせて保持し、かつ前記メモリアロケー
ションテーブル上の空きメモリブロックの番号を続けて
保持していることを特徴とする。
1において、前記メモリブロックチェーンテーブルが、
前記メモリアロケーションテーブル上のメモリブロック
情報をつなぎあわせて保持し、かつ前記メモリアロケー
ションテーブル上の空きメモリブロックの番号を続けて
保持していることを特徴とする。
【0010】上記構成によれば、RAMをメモリブロッ
クごとに分離して管理でき、なおかつ不連続なメモリブ
ロックを見かけ上連続的に管理できるため、従来のよう
にアプリケーションを削除して発生したメモリの空き領
域がいくつかあっても、それぞれの空き領域が新たにイ
ンストールしたいアプリケーションのサイズより小さい
ためアプリケーションが書き込めないということや、ア
プリケーションの使用するデータ領域をあらかじめ確保
しておく必要も無くなる。このためにメモリの必要なプ
ログラムにはその都度メモリ領域を追加し、無駄なメモ
リ空き領域をつくることがない。そのため、全メモリを
使い切るまではアプリケーションを任意のままにインス
トールでき、また、既にインストールされているアプリ
ケーションプログラムも必要に応じてデータ領域を増加
できるという効果を有する。
クごとに分離して管理でき、なおかつ不連続なメモリブ
ロックを見かけ上連続的に管理できるため、従来のよう
にアプリケーションを削除して発生したメモリの空き領
域がいくつかあっても、それぞれの空き領域が新たにイ
ンストールしたいアプリケーションのサイズより小さい
ためアプリケーションが書き込めないということや、ア
プリケーションの使用するデータ領域をあらかじめ確保
しておく必要も無くなる。このためにメモリの必要なプ
ログラムにはその都度メモリ領域を追加し、無駄なメモ
リ空き領域をつくることがない。そのため、全メモリを
使い切るまではアプリケーションを任意のままにインス
トールでき、また、既にインストールされているアプリ
ケーションプログラムも必要に応じてデータ領域を増加
できるという効果を有する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
もとづいて説明する。
もとづいて説明する。
【0012】(実施の形態)図1は、本発明を適用した
マルチタスク可能な携帯情報機器の機能を示すブロック
図である。また、図2、3、4は図1に示されるRAM
103の構成を示すメモリマップである。図5はデータ
の書き込み、読み出し、削除の手順を示すフローチャー
トである。
マルチタスク可能な携帯情報機器の機能を示すブロック
図である。また、図2、3、4は図1に示されるRAM
103の構成を示すメモリマップである。図5はデータ
の書き込み、読み出し、削除の手順を示すフローチャー
トである。
【0013】その構成を説明すると、プログラムの実行
を行うCPU101は、アドレスバスを16本、データ
バスを8本有し、64kバイトのメモリ制御を行うこと
ができる。
を行うCPU101は、アドレスバスを16本、データ
バスを8本有し、64kバイトのメモリ制御を行うこと
ができる。
【0014】OS201はRAM103上に格納された
プログラムであり、複数のアプリケーションプログラム
を管理しアプリケーションプログラムとCPU101の
命令のやり取りをおこない、必要に応じてアドレス生成
手段102にオフセットアドレスを書き込む。メモリマ
ネジメントユニット(以下、MMU)105は、CPU
101から出力されるアドレスバスの値(プログラムカ
ウンタの値)にアドレス生成手段102の値と、あらか
じめOS201によって設定された、4200Hを加算
し20本のアドレスバスを生成する。
プログラムであり、複数のアプリケーションプログラム
を管理しアプリケーションプログラムとCPU101の
命令のやり取りをおこない、必要に応じてアドレス生成
手段102にオフセットアドレスを書き込む。メモリマ
ネジメントユニット(以下、MMU)105は、CPU
101から出力されるアドレスバスの値(プログラムカ
ウンタの値)にアドレス生成手段102の値と、あらか
じめOS201によって設定された、4200Hを加算
し20本のアドレスバスを生成する。
【0015】OS201及びアプリケーションを格納す
るRAM103は1Mバイトの容量をもち、MMU10
5から出力される、アドレスバスと、CPU101から
出力されるRD/WR信号によりデータの入出力を行
う。図2および3に示すように、RAM103は1kハ
゛イトの一定領域−メモリブロック(以下、MB)ごと
に分割され、それぞれのMBはシリアル番号で01〜4
0Hまで割りつけられている。
るRAM103は1Mバイトの容量をもち、MMU10
5から出力される、アドレスバスと、CPU101から
出力されるRD/WR信号によりデータの入出力を行
う。図2および3に示すように、RAM103は1kハ
゛イトの一定領域−メモリブロック(以下、MB)ごと
に分割され、それぞれのMBはシリアル番号で01〜4
0Hまで割りつけられている。
【0016】図3に示すように、MAT202はRAM
103の4000番地から40ff番地のアドレスを占
有し、4000番地がシリアル番号01HのMB(1k
バイト)に対応する。MAT202のデータはMBのシ
リアル番号を示している。
103の4000番地から40ff番地のアドレスを占
有し、4000番地がシリアル番号01HのMB(1k
バイト)に対応する。MAT202のデータはMBのシ
リアル番号を示している。
【0017】図2に示すように、OS201は登録され
た各アプリケーションの開始MBアドレスをデータとし
て保持しており、アドレス3F00H(204)はアプ
リケーション1の開始MB番号を保持し、アドレス3F
01H(205)はアプリケーション2、アドレス3F
02H(206)はアプリケーション3の開始MB番号
を保持している。
た各アプリケーションの開始MBアドレスをデータとし
て保持しており、アドレス3F00H(204)はアプ
リケーション1の開始MB番号を保持し、アドレス3F
01H(205)はアプリケーション2、アドレス3F
02H(206)はアプリケーション3の開始MB番号
を保持している。
【0018】ここで図4に示すように、アプリケーショ
ン1を読み出す場合、メモリブロックチェーンテーブル
(以下、MCT)203はOS201が指定するアドレ
ス3F00H(204)のデータ、つまり、アプリケー
ション1の開始MB番号01HをMCT203のアドレ
ス00H(401)のデータとする。
ン1を読み出す場合、メモリブロックチェーンテーブル
(以下、MCT)203はOS201が指定するアドレ
ス3F00H(204)のデータ、つまり、アプリケー
ション1の開始MB番号01HをMCT203のアドレ
ス00H(401)のデータとする。
【0019】さらに、OS201はメモリアロケーショ
ンテーブル(以下、MAT)202のアドレス00H
(301)のMB番号05HをMCT203のアドレス
01H(402)のデータ、MAT202のアドレス0
5H(305)のMB番号02HをMCT203のアド
レス02H(403)のデータというように、MAT2
02のデータを順次MCT203へ書き込んでいき、M
AT202のデータがFFH(304)となったところ
で、MCT203へのデータの書き込みを終了する。
ンテーブル(以下、MAT)202のアドレス00H
(301)のMB番号05HをMCT203のアドレス
01H(402)のデータ、MAT202のアドレス0
5H(305)のMB番号02HをMCT203のアド
レス02H(403)のデータというように、MAT2
02のデータを順次MCT203へ書き込んでいき、M
AT202のデータがFFH(304)となったところ
で、MCT203へのデータの書き込みを終了する。
【0020】データ書き込みが終了した時点で、MCT
203の残りのアドレスのデータには、MAT202の
00Hのデータ(未使用領域)のMB番号を順次OS20
1によって書き込んでいく。
203の残りのアドレスのデータには、MAT202の
00Hのデータ(未使用領域)のMB番号を順次OS20
1によって書き込んでいく。
【0021】アプリケーションが実行中にデータ領域を
増やしたい時には、あらかじめ書き込まれている未使用
領域のMB番号に対応したRAMの領域にデータを書き
込む。
増やしたい時には、あらかじめ書き込まれている未使用
領域のMB番号に対応したRAMの領域にデータを書き
込む。
【0022】アプリケーションを終了するときに、追加
したMB番号をMAT202のアドレス03H(30
4)に書込み、追加したMB番号のアドレス05H(3
06)のデータをFFHにすることで、簡単に追加する
ことができる。
したMB番号をMAT202のアドレス03H(30
4)に書込み、追加したMB番号のアドレス05H(3
06)のデータをFFHにすることで、簡単に追加する
ことができる。
【0023】アドレス生成手段102はCPU101の
出力するプログラムカウンタの値が000Hから3FF
Hまでであれば、MCT203のアドレス00H(40
1)のデータを選択し、データに400Hを乗算したも
のを、MMU105にオフセットアドレス値としてひき
わたす。同様にプログラムカウンタが400Hから7F
FHであれば、MCT203のアドレス01H(40
2)、800Hであれば、アドレス02H(403)と
いうように、プログラムカウンタの400H刻みでMC
T203のアドレスを選択していく。
出力するプログラムカウンタの値が000Hから3FF
Hまでであれば、MCT203のアドレス00H(40
1)のデータを選択し、データに400Hを乗算したも
のを、MMU105にオフセットアドレス値としてひき
わたす。同様にプログラムカウンタが400Hから7F
FHであれば、MCT203のアドレス01H(40
2)、800Hであれば、アドレス02H(403)と
いうように、プログラムカウンタの400H刻みでMC
T203のアドレスを選択していく。
【0024】MMU105はアドレス生成手段102か
ら出力されたオフセットアドレス値とプログラムカウン
タの値とあらかじめOS201によって書き込まれた4
200Hを加算しRAM103のアドレス値とする。
ら出力されたオフセットアドレス値とプログラムカウン
タの値とあらかじめOS201によって書き込まれた4
200Hを加算しRAM103のアドレス値とする。
【0025】また、OS201はデータの削除、書き込
みを管理する。
みを管理する。
【0026】削除を行う場合、OS201は削除するデ
ータ(S515)のMAT202の先頭アドレスを指定
する(S516)。先頭アドレス(301)のデータに
は次のMAT202のアドレスが書き込まれている(S
517)ためさらに次のMAT202のアドレス(30
5)に移動する。このとき、OS201はMAT202
の先頭アドレス(301)のデータを00Hに書き換え
る(S518)。MAT202が示すアドレス順にこれ
を繰り返し(S519)、MAT202のデータがFF
H(S520)となったところで、FFHを00Hとし
(S521)、データの削除は終了する。
ータ(S515)のMAT202の先頭アドレスを指定
する(S516)。先頭アドレス(301)のデータに
は次のMAT202のアドレスが書き込まれている(S
517)ためさらに次のMAT202のアドレス(30
5)に移動する。このとき、OS201はMAT202
の先頭アドレス(301)のデータを00Hに書き換え
る(S518)。MAT202が示すアドレス順にこれ
を繰り返し(S519)、MAT202のデータがFF
H(S520)となったところで、FFHを00Hとし
(S521)、データの削除は終了する。
【0027】データの書き込みは、まず、書き込みデー
タ保持回路106に外部データ転送手段107からデー
タが書き込まれたのち(S502)、データ書き込み回
路104によって行われる。OS201は、MAT20
2を参照し、データが00Hになるまで、MAT202
のアドレスを送っていく(S503)。MAT202の
データが00Hとなったところで、そのMAT202の
アドレスに対応したRAM103のMBに書き込みデー
タ保持回路106のデータを書き込む(S504)。こ
れで、まだ書き込みデータ保持回路106にデータが残
っていた場合は(S506)、さらにMAT202のア
ドレスを送り、00Hのデータを探した上で(S52
2)、データの書き込みを行う。
タ保持回路106に外部データ転送手段107からデー
タが書き込まれたのち(S502)、データ書き込み回
路104によって行われる。OS201は、MAT20
2を参照し、データが00Hになるまで、MAT202
のアドレスを送っていく(S503)。MAT202の
データが00Hとなったところで、そのMAT202の
アドレスに対応したRAM103のMBに書き込みデー
タ保持回路106のデータを書き込む(S504)。こ
れで、まだ書き込みデータ保持回路106にデータが残
っていた場合は(S506)、さらにMAT202のア
ドレスを送り、00Hのデータを探した上で(S52
2)、データの書き込みを行う。
【0028】このとき、MCT203には順次書き込ん
だMB番号を書き込んでおき、すべてのデータが書き込
まれた時点で、MAT202にデータを書き込む(S5
07)。すべてのMAT202のデータに00Hが存在
しない場合は、書き込みエラーとなる(S523)。
だMB番号を書き込んでおき、すべてのデータが書き込
まれた時点で、MAT202にデータを書き込む(S5
07)。すべてのMAT202のデータに00Hが存在
しない場合は、書き込みエラーとなる(S523)。
【0029】このような処理により、データの読み出
し、書き込み、削除が頻繁に行われた場合でもメモリの
未使用領域が増えていくことはない。したがって、メモ
リを効率的に使用できる。
し、書き込み、削除が頻繁に行われた場合でもメモリの
未使用領域が増えていくことはない。したがって、メモ
リを効率的に使用できる。
【0030】本実施形態では、アドレス生成手段102
をハードウェアにより構成したが、プログラムを搭載し
た媒体に置き換えることもできる。
をハードウェアにより構成したが、プログラムを搭載し
た媒体に置き換えることもできる。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の携帯情報機
器によれば、MMUを用い、アドレスのオフセット値を
任意に設定できるため、CPUの制御できるメモリ容量
に関係なく、大容量のメモリを制御できる。また、MA
T及びMCTを用いたことにより、アプリケーションや
データの必要とするメモリ領域を自由に設定できるた
め、メモリの不足や、過剰なメモリ領域の確保が発生し
ないため、メモリの使用効率を上げることができる。
器によれば、MMUを用い、アドレスのオフセット値を
任意に設定できるため、CPUの制御できるメモリ容量
に関係なく、大容量のメモリを制御できる。また、MA
T及びMCTを用いたことにより、アプリケーションや
データの必要とするメモリ領域を自由に設定できるた
め、メモリの不足や、過剰なメモリ領域の確保が発生し
ないため、メモリの使用効率を上げることができる。
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図2】図1におけるOSの構成を説明するための図。
【図3】図1における、MCTの構成を説明するための
図。
図。
【図4】図1におけるMATの構成を説明するための
図。
図。
【図5】本発明の一実施形態におけるデータの書き込
み、読み出し、削除の動作概要を示すフローチャート。
み、読み出し、削除の動作概要を示すフローチャート。
101…CPU 102…アドレス生成手段 103…RAM 104…データ書き込み回路 105…MMU 106…書き込みデータ保持回路 107…外部データ転送手段 201…OS 202…MAT 203…MCT 204…アプリケーション1開始アドレス保持バッファ 205…アプリケーション2開始アドレス保持バッファ 206…アプリケーション3開始アドレス保持バッファ 301…MATバッファ1 302…MATバッファ2 303…MATバッファ3 304…MATバッファ4 305…MATバッファ5 306…MATバッファ6 401…MCTバッファ1 402…MCTバッファ2 403…MCTバッファ3
Claims (5)
- 【請求項1】 複数のアプリケーションプログラムを制
御できる携帯情報機器において、 プログラムの実行を行うプログラム制御装置と、 プログラム等のデータを格納する記憶装置と、 前記プログラム制御装置から出力されるプログラムカウ
ンタの値に任意のオフセット値を加算して前記記憶装置
のアドレスバスとするメモリ管理ユニットと、 前記記憶装置を一定領域毎のメモリブロックに分割して
該メモリブロックがどのようにつながってファイルを構
成しているかを管理するために前記記憶装置上に置かれ
たメモリアロケーションテーブルと、 前記メモリ管理ユニットのアドレスを生成するアドレス
生成手段と、 前記メモリアロケーションテーブル上のメモリブロック
情報をつなぎあわせ保持し前記プログラム制御装置の出
力するプログラムカウンタの値によって前記アドレス生
成手段にメモリブロック番号を引き渡すメモリブロック
チェーンテーブルを有していることを特徴とする携帯情
報機器。 - 【請求項2】 前記記憶装置をRAMで構成したことを
特徴とする請求項1に記載の携帯情報機器。 - 【請求項3】 前記アドレス生成手段により、前記メモ
リブロックチェーンテーブルのデータに所定のアドレス
値が乗算され、さらに前記メモリ管理ユニットによって
プログラムカウンタの値と任意の値が加算されたアドレ
ス値が前記記憶装置に引き渡されるメモリアドレッシン
グ方式を備えたことを特徴とする請求項1に記載の携帯
情報機器。 - 【請求項4】 前記アドレス生成手段はプログラムされ
た媒体によって行われることを特徴とする請求項1に記
載の携帯情報機器。 - 【請求項5】 前記メモリブロックチェーンテーブル
が、前記メモリアロケーションテーブル上のメモリブロ
ック情報をつなぎあわせて保持し、かつ前記メモリアロ
ケーションテーブル上の空きメモリブロックの番号を続
けて保持していることを特徴とする請求項1に記載の携
帯情報機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090002A JP2000285009A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 携帯情報機器及びメモリアドレッシング方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11090002A JP2000285009A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 携帯情報機器及びメモリアドレッシング方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000285009A true JP2000285009A (ja) | 2000-10-13 |
Family
ID=13986409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11090002A Withdrawn JP2000285009A (ja) | 1999-03-30 | 1999-03-30 | 携帯情報機器及びメモリアドレッシング方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000285009A (ja) |
-
1999
- 1999-03-30 JP JP11090002A patent/JP2000285009A/ja not_active Withdrawn
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Date | Code | Title | Description |
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